JP2002186950A - 有機廃棄物の炭化処理方法および装置 - Google Patents

有機廃棄物の炭化処理方法および装置

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    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産地や給食センター等で発生する農産物、
加工食料品等の有機廃棄物を、有効にかつ安価に処理す
ることにある。 【解決手段】 生産地や給食センター、豆腐店等で発生
する農産物、加工食料品等の寸法はずれや、残品等の野
菜、パンの切れ端、残飯、おから、その他の有機廃棄物
1を炭化室3に投入して加熱室5を介して加熱して炭化
処理するもので、炭化室3に投入して有機廃棄物1を加
熱するときに生じる乾留ガスを加熱室5を加熱する燃焼
室4に導入して高温燃焼して炭化室3を加熱するように
し、乾留ガスの導入により加熱室5の温度が設定値より
も高くなると炭化室3に投入した有機廃棄物1の撹拌を
少なくなるように減少して炭化室3を所定の温度に維持
して有機廃棄物1の炭化処理をするようにしている。特
に、燃焼室4に補助処理室を併設し、乾留ガスを高温燃
焼処理することによって、高蛋白質、高脂肪、高油脂分
の有機廃棄物1の炭化処理を行い易くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、廃棄物処理分野に
おける有機廃棄物の炭化処理方法および装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットでは大量の農産物や
食料品等が販売されているが、その農産物等の生産地で
は出荷時に形状、寸法、外観等によって選別されてお
り、たとえば玉ねぎの場合、所定の寸法より小さかった
り、傷があったら廃棄処分されている。
【0003】また、給食センターにおいても、食パン等
の端面処理が行われ、この切り取られた端面のパン切れ
は廃棄処分され、残飯についても廃棄処分される。
【0004】また、豆腐店においても、大豆から発生す
る、いわゆるおからの一部が家畜等の餌に利用されてい
るが、大量が残ってこれについても廃棄処分されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように食料の各分
野において大量の有機物の食べ物が廃棄処分されてい
て、この廃棄処分にも嵩が高く、コストもかかり、かつ
廃棄処理場も手狭になっており、資源の有効利用や処分
場の制限等から何とか有効に処理することが課題とな
り、昨今急務となっている。
【0006】
【議題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、生産
地や給食センター、豆腐店等で発生する農産物、加工食
料品等の寸法はずれや残品等の野菜、パンの切れ端、残
飯、おから、その他の有機廃棄物を炭化室に投入して加
熱室を介して加熱して炭化処理するとともに、炭化室に
投入して有機廃棄物を加熱するときに生じる乾留ガスを
加熱室を加熱する燃焼室に導入して高温燃焼して炭化室
を加熱するようにし、乾留ガスの導入により炭化室の温
度が設定値よりも高くなると炭化室に投入した有機廃棄
物の撹拌を少なくなるように制御して炭化室を所定の温
度に制御することを特徴とする有機廃棄物の炭化処理方
法を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の有機廃棄物の炭化処理方
法および装置は、生産地や給食センター、豆腐店等で発
生する農産物、加工食料品等の寸法はずれや残品等の野
菜、パンの切れ端、残飯、おから、その他の有機廃棄物
を炭化室に投入して加熱室を介して加熱して炭化処理す
るとともに、炭化室に投入して有機廃棄物を加熱すると
きに生じる乾留ガスを加熱室を加熱する燃焼室に導入し
て高温燃焼して炭化室を加熱するようにし、乾留ガスの
導入により炭化室の温度が設定値よりも高くなると炭化
室に投入した有機廃棄物の撹拌を少なくなるように制御
して炭化室を所定の温度に制御することを特徴としてい
る。
【0008】有機廃棄物1の炭化処理装置2は、図1〜
図4のように所定容量の炭化室3と燃焼室4、炭化室3
を加熱する加熱室5、制御部6等で基本的に形成してい
て、生産地や給食センター、豆腐店、飲食店等で発生す
る農産物、加工食料品等の寸法はずれや、残品等の野
菜、パンの切れ端、残飯、おから、その他の有機廃棄物
1を炭化室3へ投入し、燃焼室4で灯油やLPG等を燃
焼して発生した燃焼ガスを加熱室5を介して有機廃棄物
1を加熱して炭化し、有機廃棄物1を減容するととも
に、炭化品を肥料等として再利用できるようにしてい
る。
【0009】上記炭化室3は、図1〜図4のように10
0〜200Kgの有機廃棄物1を収容可能な円筒体とし
ているとともに、その内周部にらせん状や捻じれ状とし
た撹拌羽根7を軸対称状に配設し、撹拌羽根7の回転軸
8を外部の軸受9に軸着して所定の減速比とした減速機
10に接続して、撹拌羽根7を1〜5r.p.mの所定
の回転速度で一定時間間隔で正逆自在に回転制御するよ
うにしている。11は有機廃棄物1の投入口、12は炭
化品の排出口である。
【0010】加熱室5は、図1〜図4のように上記炭化
室3を囲むように所定径の円筒状に形成していて、その
一端側の底部に灯油やLPG等の加熱バーナー13で加
熱するようにした燃焼室4を連通し、加熱バーナー13
で加熱した燃焼室4より加熱室5を所定の温度に加熱し
て炭化室3内を加熱し、有機廃棄物1を炭化するように
している。
【0011】加熱室5は、図1、図2のように仕切り1
4で適宜に仕切って加熱流を炭化室3のまわりを迂回し
て均一状に旋回するようにし、後部の排出筒15から放
出するようにしている。
【0012】また、炭化室3で有機廃棄物1が乾留する
際に発生する水蒸気や可燃性ガス等の乾留ガスは、図
1、図2のようにガス導入パイプ16を介して燃焼室4
へ供給するようにして公害が発生しない1200℃での
高温燃焼処理して、脱臭をはかるとともに炭化室3の加
熱効率を高められれるようにしている。
【0013】上記ガス導入パイプ16には、図1、図2
のように送風機17に接続した送風パイプ18を連結し
て、炭化室3で生じる乾留ガスを燃焼室4に積極的に導
入して十分に燃焼するようにしている。
【0014】炭化室3での有機廃棄物1の加熱の初期な
いし中期頃では、撹拌羽根7で有機廃棄物1をより撹拌
するとより多くの乾留ガスが発生して燃焼室4に導入さ
れて高温燃焼するので、後述するように所定の温度とな
るように撹拌羽根7の回転時間を短くしたり、回転時間
間隔を長くしたり、回転速度を遅くしたりするなど適宜
に有機廃棄物1の撹拌を少なくなるように制御するよう
にしている。もちろん、所定温度より低くなると、逆に
制御できるものである。
【0015】有機廃棄物1としては、生産地等で生じる
寸法はずれや、残品等の玉ねぎ、キャベツや大根、野菜
くず、果物、果物くず等の農産物や加工食料品、給食セ
ンター、飲食店等で生じるパンの切れ端、残飯、豆腐店
等で生じるおから、花屋、植木屋等で生じる切り花、木
切れ、葉っぱ、その他の公知の有機廃棄物が適用でき、
これらの含水率や寸法、形状等に対応して加熱時間、加
熱温度、焼成条件等を適正に採択して炭化処理すること
ができる。
【0016】たとえば、図1、図2のように燃焼室4の
温度T1 を公害が発生しなくできる1200℃、加熱室
5の入口側の温度T2 を800〜950℃、加熱室5の
出口側の温度T3 を450〜600℃、炭化室3の温度
4 を400〜650℃の範囲で加熱するようにしてい
るもので、各温度計T1 、T2 、T3、T4 を制御部6
に電気接続し、加熱バーナー13、減速機10、送風機
17を適正に制御するようにしている。
【0017】なお、撹拌羽根7の回転軸8の軸受9部に
は、上記送風機17の空気を送風パイプ19、20を介
して送風して冷却するようにしている。
【0018】上記排出筒15からは、高温の排気流が排
出するため、乾燥室等を設けて有機廃棄物1を予め乾燥
するように利用し、炭化室3での有機廃棄物1の炭化を
促進処理するようにもできる。
【0019】上記では、有機廃棄物1の蛋白質や脂肪、
油脂分等の燃焼分が過剰に含まれていないものに対して
有効であり、有機廃棄物1の蛋白質や、脂肪、油脂分等
の燃焼分が過剰に含まれているものについては、図5の
ように乾留ガスを補助処理室21で高温燃焼処理するよ
うにするのが好ましい。
【0020】すなわち、図5に示すように上記した燃焼
室4に補助処理室21を併設し、炭化室3からのガス導
入パイプ16に補助処理用パイプ22を分岐して補助処
理室21で乾留ガスを1200℃の高温燃焼処理し、排
出管23を介して補助排出筒24から放出するものであ
る。この補助排出筒24からも高温の排気流が排出する
ため、乾燥室等を設けて有機廃棄物1を予め乾燥するよ
うに利用して、炭化室3での有機廃棄物1の炭化を促進
処理するようにできる。
【0021】ガス導入パイプ16からの分岐管として
は、燃焼室4側と補助処理室21側との管流通断面積比
として30〜50%対70〜50%が好ましく、図5に
示すように絞り管25を交換可能に接続して加熱室4の
加熱温度を調節するようにできる。
【0022】また、燃焼室4の加熱バーナー13と補助
処理室21の加熱バーナー26の火力は供給ガスの管径
に対応したものにでき、加熱バーナー26は補助処理室
21への供給する乾留ガス量に対応して適宜に採択する
ことができる。
【0023】
【実施例】図1〜図4は、本発明の一実施例を示すもの
で、炭化室3を600mm径、1000mm長さの20
0Kg収容容量のものとし、灯油による加熱バーナー1
3の火力を44,000Kcal/Hのものとして上記
のように構成した。
【0024】そして、販売業者から仕入れた有機廃棄物
1の寸法はずれの玉ねぎ100Kgをそのまま投入口1
1から炭化室3に投入し、T1 =1200℃、T2 =8
00℃、T3 =450℃、T4=430℃、撹拌羽根7
の回転速度4r.p.mで1分間毎に正逆回転を10〜
15秒間繰り返し、設定温度より高くなると玉ねぎを撹
拌する正逆回転の時間間隔を長くして撹拌を少なくなる
ように減速機10を制御設定し、加熱バーナー13で加
熱した。
【0025】玉ねぎを投入してから約150分位過ぎる
と、加熱室4の入口、出口の温度は次第に上昇してT2
=800℃となったので、加熱バーナー13の火力を制
御し、800℃を60分持続して炭化処理した。
【0026】撹拌羽根7はらせん状としているので、減
速機10の正逆回転制御で、投入した有機廃棄物1が炭
化室3内を前進したり、後進したりして前後に移動させ
て撹拌できるとともに、撹拌羽根7によって有機廃棄物
1を破枠したり、炭化室3の底部から上方へかき上げて
天地返しするなど上下方向にも撹拌でき、均一状に加熱
できて炭化処理することができて好ましいものである。
【0027】3.5時間で運転停止し、排出口12から
炭化品を取り出した。炭化品は重量比でほぼ40分の
1、ほぼ容積比で25分の1に減容でき、その炭化品は
95%の炭化製品で、野菜や米等の土壌の肥料用に十分
に使用できるものであった。また、炭化処理中、有機廃
棄物の臭いは全く感じられず、乾留ガスを燃焼室に導入
して燃焼させることによって十分な脱臭効果を奏するこ
とができた。
【0028】また、残飯についても、同様に炭化処理を
した結果、ほぼ同様の結果が得られた。
【0029】図5は、本発明の他の実施例のもので、お
から、豆腐くず、パンくず等の高蛋白質や高脂肪、高油
脂含有等の有機廃棄物1の炭化処理を行うようにしたも
のである。炭化室3等は前実施例と同一の大きさとし、
燃焼室4の加熱バーナー13の火力を44,000Kc
al/H、補助処理室21の加熱バーナー26を20,
000Kcal/Hのものとし、乾留ガスの補助処理用
パイプ22は燃焼室4側に対して70:30%の管面積
として接続した。
【0030】そして、おから100Kgを投入口11か
ら炭化室3に投入し、T1 =1200℃、T2 =800
℃、T3 =600℃、T4 =650℃として、前実施例
と同様に撹拌羽根7の回転速度1r.p.mで5分間毎
に正逆回転10〜15秒繰り返し、設定温度より高くな
ると撹拌羽根7の正逆回転の時間間隔を長くして撹拌を
少なくするように減速機10を制御した。
【0031】おからを投入してから約140分位過ぎる
と、加熱室4の入口、出口の温度は次第に上昇してT2
=800℃のほぼ一定温度となったので、加熱バーナー
13の火力を低下し、800℃を60分間持続させて炭
化処理した。
【0032】このように炭化室の乾留ガスを補助処理室
へ導入して高温燃焼処理することによって、炭化室の加
熱温度を所望の範囲内に容易にコントロールすることが
でき、高蛋白質、高脂肪、高油脂の有機廃棄物について
も炭化処理することができ、公害発生することなく脱臭
処理もできたものである。
【0033】上記のものでは有機廃棄物を予め乾燥処理
したり、圧搾処理や粉砕、スライス処理せずにそのまま
投入するので、そのための設備費や人件費をコストダウ
ンできるが、必要によりこれらの処理を行うようにもで
きる。
【0034】また、上記したように有機廃棄物の乾留ガ
スの発生量に対応して自動的に有機廃棄物の撹拌量を制
御して乾留ガスの発生量をコントロールでき、炭化室の
加熱温度を所定の範囲に制御して炭化処理できるもので
ある。必要により、加熱室での温度が異常に上昇した
り、図1のように圧力計27を炭化室3に設置して、炭
化室内の圧力が異常に上昇したときに警報を発するよう
に安全対策を行うこともできる。
【0035】本実施例のものは、200Kg収容容量位
の小型なので安価にでき、そのため処理量に対応して容
易に複数台設置して処理することができて、万一の一台
の故障に対しても炭化処理を続けるようにできる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、農産物
や加工食料品等の有機廃棄物を炭化処理して減容できる
とともに、肥料等として再利用がはかれる。
【0037】そして、乾留ガスの導入により炭化室の温
度が設定値よりも高くなると炭化室に投入した有機廃棄
物の撹拌を少なくなるようにして炭化室を所定の温度に
することによって、脱臭できるとともに、乾留ガスを利
用できて燃焼効率を有効に高められ、炭化室を所定の温
度範囲で適切に加熱できて有機廃棄物を炭化処理するこ
とができる。
【0038】特に、有機廃棄物を乾燥や粉砕処理しない
でそのまま炭化室に投入して処理することによって、圧
搾処理や粉砕処理、スライス処理のための設備費や人件
費をコストダウンできて炭化処理できる。
【0039】そして、燃焼室に補助処理室を併設して炭
化室からの乾留ガスを分流させて補助処理室へ導入して
燃焼させることによって、おからや豆腐くず等の高蛋白
質、高脂肪、高油脂等の有機廃棄物についても、炭化室
の加熱温度を所望の範囲内に容易にコントロールするこ
とができ、公害発生することなく炭化処理することがで
きるものである。
【0040】また、燃焼室を介して加熱室で加熱するよ
うにした炭化室を水平状に配設するとともに、投入した
有機廃棄物を炭化室でその前後に移動して撹拌可能にら
せん状または捻じれ状の撹拌羽根を配設することによっ
て、炭化室内に有機廃棄物を均一状に撹拌でき、均一状
に加熱できて均質に炭化処理できる。
【0041】またさらに、撹拌羽根を炭化室の内周面に
そって平行状に、かつ炭化室の中心軸まわりに軸対象状
に配設するとともに、水平に配設した撹拌羽根をらせん
状に捻じることによって、上記の他に有機廃棄物を炭化
室の底部から上方へかき上げるようにして天地返してよ
り均一に撹拌できて均質に炭化処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概要説明図、
【図2】同上の炭化処理装置の一部省略した正面図、
【図3】同上の側面図、
【図4】同上の平面図、
【図5】本発明の他の実施例の概要説明図。
【符号の説明】
1…有機廃棄物 2…炭化処理装置 3…
炭化室 4…燃焼室 5…加熱室 6…
制御部 7…撹拌羽根 8…回転軸 10…
減速機 11…投入口 12…排出口 21
…補助処理室 22…補助処理用パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23G 5/16 ZAB F23G 7/00 ZABK 7/00 ZAB B09B 3/00 ZAB

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産地や給食センター、豆腐店等で発生
    する農産物、加工食料品等の寸法はずれや残品等の野
    菜、パンの切れ端、残飯、おから、その他の有機廃棄物
    を炭化室に投入して加熱室を介して加熱して炭化処理す
    るとともに、 炭化室に投入して有機廃棄物を加熱するときに生じる乾
    留ガスを加熱室を加熱する燃焼室に導入して高温燃焼し
    て炭化室を加熱するようにし、 乾留ガスの導入により炭化室の温度が設定値よりも高く
    なると炭化室に投入した有機廃棄物の撹拌を少なくなる
    ように制御して炭化室を所定の温度に制御することを特
    徴とする有機廃棄物の炭化処理方法。
  2. 【請求項2】 燃焼室に補助処理室を併設して炭化室か
    らの乾留ガスを分流させて補助処理室へ導入して高温燃
    焼処理する請求項1に記載の有機廃棄物の炭化処理方
    法。
  3. 【請求項3】 燃焼室を介して加熱室で加熱するように
    した炭化室を水平状に配設するとともに、投入した有機
    廃棄物を炭化室内でその前後に移動して撹拌可能にらせ
    ん状または捻じれ状に撹拌羽根を配設し、炭化室で生じ
    る有機廃棄物の乾留ガスを燃焼室に導入可能にガス導入
    パイプを配設するとともに、乾留ガスの導入により加熱
    室の温度が設定値よりも高くなると炭化室に投入した有
    機廃棄物の撹拌を少なくなるようにして炭化室を所定の
    温度にするように撹拌羽根をを可変に回転制御したこと
    を特徴とする有機廃棄物の炭化処理装置。
  4. 【請求項4】 撹拌羽根を炭化室の内周面にそって平行
    状に、かつ炭化室の中心軸まわりに軸対象状に配設する
    とともに、水平に配設した撹拌羽根をらせん状に捻じっ
    たものである請求項3に記載の有機廃棄物の炭化処理装
    置。
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