JP2002185928A - サウンド同期画像再生方法、サウンド同期画像再生機能付きのコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体、及び、サウンド同期画像作成方法 - Google Patents

サウンド同期画像再生方法、サウンド同期画像再生機能付きのコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体、及び、サウンド同期画像作成方法

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JP2002185928A
JP2002185928A JP2000375188A JP2000375188A JP2002185928A JP 2002185928 A JP2002185928 A JP 2002185928A JP 2000375188 A JP2000375188 A JP 2000375188A JP 2000375188 A JP2000375188 A JP 2000375188A JP 2002185928 A JP2002185928 A JP 2002185928A
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Tomoaki Mori
知明 森
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BAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、画像毎に、BGM用音楽と
多言語から選択された言語によるナレーションとを合成
し、その合成したサウンドの開始と画像の表示を同期さ
せる多言語対応のサウンド同期画像再生方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 本発明の課題は、サウンドと表示画像と
を同期させて再生するサウンド同期画像再生方法におい
て、音楽を示す音楽データと、ナレーションを示す音声
データとを同時に再生することによってナレーションを
伴うサウンドを生成するサウンド生成手順と、サウンド
生成時に、画像を示す画像データと、文字を示す文字デ
ータとを合成して表示画像を生成する表示画像生成手順
と、生成した表示画像を表示ユニットに表示させる表示
手順と、上記表示画像の表示時間が経過したか否かを判
断する判断手順とを有し、上記判断手順による判断結果
に基づいて、次の表示画像について再生するようにした
同期画像再生方法によって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像と画像に対応
したサウンドとを同時に再生するサウンド同期画像再生
方法を提供するものである。
【0002】また、本発明は、そのようなサウンド同期
画像再生機能付きのコンピュータによって読み取り可能
な記憶媒体に関する。
【0003】更に、本発明は、画像と画像に対応したサ
ウンドとを同期させて表示するサウンド同期画像を作成
するサウンド同期画像作成方法に関する。
【0004】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ(以
下、PCと言う)で行なわれるスライドショーは、ピッ
トマップ等で複数の映像(スライド)を作成し、必要に
応じて映像上にテキストで文字を作成し、WAVファイ
ルでスライドを上映中のナレーションを含むBGM(Ba
ck Ground Music)を作成していた。
【0005】従来のスライドショー作成方法では、各ス
ライドは、所定の時間に表示されるようにタイマ設定が
され、また、スライドが表示されるその所定の時間に応
じてナレーションがなされるようなタイミングで、スラ
イドショー全体のナレーションをBGMと同時に1つの
WAVファイルに記録していた。
【0006】よって、従来のスライドショー再生方法
は、最初のスライドの表示に同期して、ナレーションが
入っているBGMをスタートさせ、以後、設定されたタ
イマに同期して各スライドを表示させることによって、
スライドショーをPCで実現していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスライドショー再生方法においては、以下に述べる
問題点がある。
【0008】PCのCPU時間と実時間との間には、僅
かな(およそ2/100秒の)ズレがあり、スライドの
表示タイマはCPU時間で設定され、かつ、ナレーショ
ンは実時間でWAVファイルに記録されるため、スライ
ドショーの上映時間によっては、図1に示すように、ス
ライド表示を制御するためのCPU時間Tが累積される
と、実時間tによるナレーションとのタイミングにズレ
が生じるという問題があった。つまり、スライド1から
5の表示を制御するCPU時間Tにおける時間T1から
T5は、ナレーション1から5が録音された実時間tに
おける時間t1からt5と同じ時間でなければならない
が、時間が累積されることによって、例えば、CPU時
間Tが実時間tより僅かに速い場合、スライド5の表示
がスライド5のナレーション5より速く開始されてしま
う。更に、PCのCPU時間と実時間とのズレは、CP
U時間を制御するOS(Operating System)のバージョ
ンによって、ズレの差が異なるため、CPU時間に影響
されないスライドショーを実現することが困難であっ
た。
【0009】また、上記従来のスライドショー作成方法
では、以下に述べる問題点がある。
【0010】複数の言語から選択してスライドショーを
行なう場合、言語毎のナレーションが入っているBGM
を作成する必要があるため、言語毎にBGM分の記憶領
域を必要としていた。また、言語によってナレーション
の長さが異なるため、最長のナレーションに応じた時間
管理を行なっているため、ナレーションの短い言語によ
るスライドショーの場合、次のスライドへの移行時間に
間延びが起こり、スムーズなスライド表示を行なうこと
ができなかった。又は、対応する言語が多くなると、そ
の最長となるナレーションに応じた時間管理が十分に行
なえず、ナレーションが終了する前に次のスライド表示
及び次のナレーションへ切り替わってしまう等の問題が
あった。
【0011】そこで、本発明の第一の課題は、画像毎
に、BGM用音楽と多言語から選択された言語によるナ
レーションとを合成し、その合成したサウンドの開始と
画像の表示を同期させる多言語対応のサウンド同期画像
再生方法を提供することである。
【0012】また、本発明の第二の課題は、上記方法に
よるサウンド同期画像再生機能付きのコンピュータによ
って読み取り可能な記憶媒体を提供することである。
【0013】さらに、本発明の第三の課題は、サウンド
と画像とを同期させて再生するサウンド同期画像を作成
するサウンド同期画像作成方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るため、本発明は、サウンドと表示画像とを同期させて
再生するサウンド同期画像再生方法において、音楽を示
す音楽データと、ナレーションを示す音声データとを同
時に再生することによってナレーションを伴うサウンド
を生成するサウンド生成手順と、サウンド生成時に、画
像を示す画像データと、文字を示す文字データとを合成
して表示画像を生成する表示画像生成手順と、生成した
表示画像を表示ユニットに表示させる表示手順と、上記
表示画像の表示時間が経過したか否かを判断する判断手
順とを有し、上記判断手順による判断結果に基づいて、
次の表示画像について再生するように構成される。
【0015】このようなサウンド同期画像再生方法で
は、サウンドの開始に同期させて表示画像を表示させ、
表示時間が経過するまでサウンド及び表示画像を再生し
続けることができる。
【0016】従って、表示画像が切り替わる毎に、サウ
ンドの開始に同期して表示画像が表示されるため、サウ
ンドの開始と表示画像の表示開始とが累積時間によるズ
レを防止することができる。
【0017】上記音楽データは、例えば、44.1kH
のステレオタイプのWAVファイルであり、効果音と
して再生可能なファイルであれば良い。
【0018】上記音声データは、例えば、22.050
kHのモノタイプのWAVファイルであり、ナレーシ
ョン等の音声として再生可能なファイルであれば良い。
【0019】上記画像データは、例えば、ビットマップ
形式ファイル等のイメージファイルである。また、2次
元画像、3次元画像、又は、動画等の再生可能なファイ
ルであれば良い。
【0020】上記第二の課題を解決するため、本発明
は、サウンドと画像とを同期させて再生するサウンド同
期画像再生機能付きのコンピュータによって読み取り可
能な記憶媒体において、サウンドの開始に同期させて画
像を表示ユニットに表示させる処理をコンピュータに行
なわせるためのプログラムと、画像の表示制御に関する
情報を管理する表示時間管理テーブルと、音楽情報を格
納した複数の音楽ファイルと、画像情報を格納した複数
の画像ファイルと、言語毎に、上記各画像ファイルに対
応する文字情報を格納した複数の文字ファイルと、言語
毎に、上記各画像ファイルに対応するナレーションの音
声情報を格納したナレーションファイルとを有するよう
に構成される。
【0021】このような記憶媒体は、上記プログラムが
インストールされたコンピュータによって、画像と画像
に対応したサウンドとを同時に再生することができる。
【0022】上記第三の課題を解決するため、本発明
は、サウンドと表示画像とを同期させて再生するサウン
ド同期画像を作成するサウンド同期画像作成方法におい
て、各表示画像に間する画像データを有する画像ファイ
ルを作成する画像ファイル作成手順と、各表示画像に間
する音楽データを有する音楽ファイルを作成する音楽フ
ァイル作成手順と、言語毎に、各表示画像に間するナレ
ーションを示す音声データを有する音声ファイル作成手
順と、表示画像の表示順に上記画像ファイルを特定する
インデックス番号を管理すると共に、各表示画像に対応
する上記音楽ファイル及び上記音声ファイルをそれぞれ
特定するインデックス番号と、各表示画像の表示時間と
を対応させた時間管理テーブルを作成する時間管理テー
ブル作成手順とを有するように構成される。
【0023】このようなサウンド同期画像作成方法は、
画像、音楽及びナレーションがそれぞれ別のファイルに
作成され、表示時間管理テーブルによって、表示画像の
表示順に従って、各ファイルを特定するインデックス番
号が管理されると共に、各表示画像の表示時間が対応付
けられて管理される。
【0024】従って、上記表示時間管理テーブルに基づ
いて、画像、音楽及びナレーションを再生する際には、
各表示画像毎に表示時間の管理を行なうことができるた
め、累積時間による表示画像の表示と、音楽及びナレー
ションの開始とのズレを防止することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0026】本発明の実施の一形態に係るサウンド同期
画像再生方法が適応されたスライドショー再生装置のハ
ードウェア構成は、例えば、図2に示すようになってい
る。
【0027】図2において、このコンピュータは、CP
U(中央演算処理ユニット)11、メモリユニット1
2、出力ユニット13、入力ユニット14、表示ユニッ
ト15、補助記憶装置16、CDRドライブユニット1
7及び通信ユニット18を有している。これらの各ユニ
ット11、12、13、14、15、16、17及び通
信ユニット18は、バスBに接続されている。
【0028】CPU11は、メモリユニット12に格納
されたプログラムに従って当該スライドショー再生装置
を制御すると共に、後述するようなスライドショー再生
装置での処理を行う。メモリユニット12は、RAM及
びROMにて構成され、CPU11にて実行されるプロ
グラム、CPU11での処理に必要なデータ、CPU1
1での処理にて得られたデータ等を格納する。また、メ
モリユニット12の一部の領域が、CPU11での処理
に利用されるワークエリアとして割り付けられている。
【0029】出力ユニット13は、プリンター等を有
し、処理結果或いは指定された情報を出力する。入力ユ
ニット14は、マウス、キーボード等を有し、ユーザー
が後述するようなスライドショー再生処理を行なうため
の情報を入力するために用いられる。表示ユニット16
は、CPU11の制御のもとにユーザーに必要な情報を
表示する。
【0030】補助記憶装置16は、例えば、ハードディ
スクユニットにて構成され、各種ファイル、プログラム
等を格納する。
【0031】スライドショー再生処理に係るプログラム
及びデータは、例えば、CDR20によって当該システ
ムに提供される。即ち、スライドショー再生処理に係る
プログラムが保存されたCDR20がCDRドライブユ
ニット17にセットされると、CDRドライブユニット
17がCDR20から当該プログラムを読み出し、その
読み出されたプログラムがバスBを介してメモリユニッ
ト12又は補助記憶装置16にインストールされる。そ
して、このスライドショー再生処理が起動されると、メ
モリユニット12又補助記憶装置16にインストールさ
れた当該プログラムに従ってCPU11がその処理を開
始し、画像データと、ナレーション及びBGM(サウン
ド)データがCDR20から読み出されてスライドショ
ーを開始する。尚、当該プログラム及びスライドショー
に必要な各種ファイルを格納する媒体としてCDR20
に限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能
な媒体であればよい。
【0032】また、本発明の実施の一形態に係るスライ
ドショー作成方法が適応されたスライドショー作成装置
のハードウェア構成も、上記スライドショー再生装置の
ハードウェア構成と同様である。スライドショー作成装
置は、スライドショーに必要な各種ファイルを作成し、
当該スライドショー生成プログラムと共に、作成された
各種ファイルをCDR20に格納する。
【0033】上記CDR20は、例えば、図3に示すよ
うなファイル構成を有する。
【0034】図3より、CDR20は、上記スライドシ
ョー再生プログラムに対応するスライドショー再生アプ
リケーション21と、タイムコントロール1と、タイム
コントロール2と、音楽ファイル24と、画像ファイル
25と、文字ファイル26と、ナレーションファイル2
7とで構成される。
【0035】タイムコントロール1は、スライドショー
を最初から最後までの一連の時間管理を行なうための制
御テーブルである。有効フラグ22がオンの場合、有効
となる制御テーブルである。
【0036】タイムコントロール2は、例えば、BGM
のように、スライドショーの一部を繰り返し行なうため
の時間管理の制御テーブルである。有効フラグ23がオ
ンの場合、有効となる制御テーブルである。
【0037】音楽ファイル24は、スライドショーのB
GMとして実行され、例えば、44.1kHのステレ
オタイプのWAVファイル等である。トラック番号で指
定される。
【0038】画像ファイル25は、ユーザーのPCに表
示されるビットマップ又はビットマップに変換可能な画
像ファイルである。例えば、画像ファイル25のインデ
ックス番号は、先頭にブロックを識別するアルファベッ
トと4桁の数字で構成され、先頭番号「1」によって画
像ファイル25を指定する。
【0039】文字ファイル26は、ユーザーのPCに表
示されるスライド上に表示されるテキストであって、画
像ファイル25に対応させたテキストファイル又は文字
表現可能なイメージファイル等である。例えば、文字フ
ァイル26のインデックス番号は、同様に、先頭にブロ
ックを識別するアルファベットと4桁の数字で構成さ
れ、偶数の先頭番号「2」、「3」、「4」等によって
文字ファイル26を指定する。例えば、「A2」で始ま
るインデックス番号は日本語の文字ファイルを示し、
「A4」で始まるインデックス番号は英語の文字ファイ
ルを示し、「A6」で始まるインデックス番号は仏語の
文字ファイルを示す。
【0040】ナレーションファイル27は、例えば、2
2.050kHのモノタイプのWAVファイル等であ
る。例えば、ナレーションファイル27のインデックス
番号は、同様に、先頭にブロックを識別するアルファベ
ットと4桁の数字で構成され、奇数の先頭番号「3」、
「5」、「7」等によってナレーションファイル27を
指定する。例えば、「A3」で始まるインデックス番号
は日本語のナレーションファイルを示し、「A5」で始
まるインデックス番号は英語のナレーションファイルを
示し、「A7」で始まるインデックス番号は仏語のナレ
ーションファイルを示す。
【0041】図3に示すようなCDR20において、画
像ファイル25、文字ファイル26、及び、ナレーショ
ンファイル27のインデックス番号の先頭アルファベッ
トは、各ブロックに対応し、1ブロックは、例えば、メ
ニューから選択できる各コンテンツに対応する。例え
ば、6つのコンテンツが格納されている場合、各ファイ
ルは、6つのブロックで構成され、各ファイルのインデ
ックスの先頭は、「A」、「B」、「C」、「D」、
「E」、又は、「F」となる。
【0042】ユーザーのコンピュータにインストールさ
れたスライドショー再生アプリケーションが、有効フラ
グがオンのタイムコントロール1又は2によって指示さ
れる時間管理に基づいて、ユーザーがメニューから選択
したコンテンツを再生する。
【0043】図3のCDR20のファイル構成により、
多言語に対応する場合、ナレーションは音楽に比べて少
ない領域ですむため、ナレーションを音楽とは別のファ
イルに格納することによって、大幅に領域を削減するこ
とができる。
【0044】次に、図2のCPU11によって実行され
るスライドショー再生処理を図4で説明する。
【0045】図4は、スライドショー再生処理を説明す
るフローチャート図である。
【0046】図4より、スライドショー再生処理は、メ
ニュー前に画像を表示させるか否かを判断する(ステッ
プS11)。つまり、ユーザーの要望により、メニュー
を表示する前に、導入画面を表示させる場合がある。そ
のような導入画面があるかを判断する。導入画面を表示
する場合、その導入画面に応じた画像を表示させる画像
表示処理を行なう(ステップS12)。そのような導入
画面がない場合、ステップS13を実行する。
【0047】メニューを表示させるため、CDを再生す
る(ステップS13)。ユーザーは、CDの再生によっ
て表示されたメニューから、所望の言語及びコンテンツ
を選択することができる。
【0048】ユーザー入力を監視する(ステップS1
5)。
【0049】ユーザーの入力が言語セレクトであったか
否かを判断する(ステップS16)。ユーザーが所望の
言語を選択した場合、言語を変更し(ステップS1
4)、ステップS13へ戻る。ユーザーが選択した言語
でメニューが表示される。一方、ユーザーの入力が言語
セレクトでなかった場合、ステップS17の判断を行な
う。
【0050】メニューからコンテンツが選択されたか否
かを判断する(ステップS17)。コンテンツが選択さ
れた場合、ステップS20を実行して、コンテンツの表
示を行なう(後述される)。一方、コンテンツが選択さ
れなかった場合、ステップS18を実行する。
【0051】終了コマンドか否かを判断する(ステップ
S18)。終了コマンドの場合、スライドショー再生処
理を終了する。一方、終了コマンドでなかった場合、ス
テップS19を実行する。
【0052】図2のCDRドライバ17からCDR20
が抜かれたか否かを判断する(ステップS19)。CD
R20が抜かれていない場合、ステップS15へ戻る。
一方、CDR20が抜かれた場合、スライドショー再生
処理を終了する。
【0053】次に、コンテンツ表示処理を図5及び図6
で説明する。
【0054】図5及び図7は、コンテンツ表示処理を説
明するフローチャート図である。
【0055】図5より、CDR20からインデックスで
指定されるファイルを、補助記憶装置16の作業領域へ
一時ファイルとして転送する(ステップS21)。
【0056】再生制御に必要となる再生制御ルーチンデ
ータを取得する(ステップS22)。つまり、CDR2
0に格納されている有効フラグがオンのタイムコントロ
ール1又はタイムコントロール2(以下、タイムコント
ロールと言う)を取得する。
【0057】ここで、タイムコントロールに格納された
音楽「1」、画像「1」、文字「1」、ナレーション
「1」、時間「なし」を示すレコード1について、フロ
ーチャートを説明する。
【0058】取得したタイムコントロールに表示時間が
設定されているか否かを判断する(ステップS23)。
【0059】ステップS23において、表示時間が設定
されていないと判断され、ステップS46が実行され
る。
【0060】ステップS46において、ナレーション
「1」で指定されるWAVファイルを開き、CDR20
に対して終了時イベントを発生する。WAVファイルを
開くことによってステップS47が実行されると共に、
イベントの発生によってCDデータの再生ルーティンが
平行して起動し、ステップS70が実行される。
【0061】ステップS70において、指定された音楽
のトラックナンバー(TRナンバー)が同じまま(前回
と同じ)であるか否かを判断する。このレコード1の場
合、TRナンバー「1」で音楽が開始されるため、TR
ナンバーが前回と同じでないので、ステップS72が実
行される。
【0062】ステップS72において、CDを停止す
る。
【0063】ステップS73において、再生トラックを
指定する。この場合、再生トラックは、「1」である。
【0064】ステップS74において、CDトラックを
開く。
【0065】ステップS75において、CDを再生す
る。
【0066】トラック「1」の再生が終了すると(ステ
ップS76)、イベント終了となりステップS22へ戻
る。
【0067】一方、ステップS46にて開かれたWAV
ファイルに対して、WAVファイルの再生命令の実行が
行なわれる(ステップS47)。このレコード1場合、
ナレーション「1」がスタートする。
【0068】画像ファイル名を取得して、該ファイルを
解凍する(ステップS50)。画像「1」のファイルが
解凍される。
【0069】文字ファイル名を取得して、該ファイルを
解凍する(ステップS51)。文字「1」のファイルが
解凍される。
【0070】画像ファイルと文字ファイルを合成する
(ステップS52)。画像「1」と文字「1」のファイ
ルに格納されているデータが合成される。
【0071】合成画像を表示する(ステップS53)。
つまり、合成された画像が1つのスライドとして、図2
の表示ユニット15に表示される。よって、スライドが
表示ユニット15に表示されると共に、ナレーションと
音楽(BGM)が再生し続けられる。
【0072】上記ステップS50からS53によって、
圧縮率の異なる画像ファイルと文字ファイルとの合成を
行なうことができる。
【0073】一方、ユーザーの指示があるか否かをチェ
ックする(ステップS54)。ユーザーの指示がない場
合、ステップS57へ進む。
【0074】ユーザーの指示がある場合、その指示が画
面切り替え指示であるか否かをチェックする(ステップ
S55)。画面切り替え指示である場合、ステップS2
4へ戻る。
【0075】一方、画面切り替え指示でない場合、終了
か否かを判断する(ステップS56)。終了の場合、ス
テップS80へ進む。
【0076】終了でない場合、WAVファイルが終了し
たか否かを判断する(ステップS57)。つまり、ナレ
ーションが終了したか否かを判断する。従って、このス
テップS57の処理によって、ナレーションの長さに応
じて表示時間を管理することができるため、各言語での
ナレーションの長さに応じてスライドショーを行なうこ
とが可能となる。
【0077】WAVファイルが終了した場合、ステップ
58へ進む。WAVファイルが終了していない場合、画
像がまだ続くか否かを判断する(ステップS59)。続
く画像がある場合、ステップS22へ戻る。
【0078】続く画像がない場合、ジャンプする先があ
るか否かを判断する(ステップS59)。つまり、タイ
マコントロール2が有効である場合、スライドショーの
一部を繰り返し行なうためのジャンプ先があるか否かを
判断する。ジャンプする先がない場合、コンテンツ表示
処理を終了する。
【0079】ジャンプする先がある場合、ブロック切り
替え処理を実行し(ステップS60)、各ファイルを取
得するためのインデックスを再設定し(ステップS6
1)、ステップS21へ戻り、CDR20からインデッ
クスで指定されるファイルを、補助記憶装置16の作業
領域へ一時ファイルとして再び転送する。
【0080】一方、ステップS56において、終了であ
った場合、CDR20から転送した一時ファイルを削除
し(ステップS80)、CDR20を停止し(ステップ
S81)、コンテンツ表示処理を終了する。
【0081】上記ステップS22において、取得したタ
イムコントロールに音楽「1」、画像「2」、文字
「2」、ナレーション「2」、時間「なし」を示すレコ
ード2が格納されていた場合について、フローチャート
を説明する。
【0082】時間「なし」であるため、ステップS23
の判断によって、ステップS46が実行される。
【0083】ステップS46において、ナレーション
「2」で指定されるWAVファイルを開き、CDR20
に対して終了時イベントを発生する。WAVファイルを
開くことによってステップS47が実行されると共に、
終了時イベントの発生によってCDデータの再生ルーテ
ィンが平行して起動し、ステップS70が実行される。
【0084】ステップS70において、指定された音楽
のTRナンバーが同じまま(前回と同じ)であるか否か
を判断する。このレコード2の場合、TRナンバー
「1」で音楽が前回と同じであるため、ステップS71
が実行される。
【0085】ステップS71において、再生中のトラッ
クをそのまま再生する。
【0086】一方、ステップS46にて開かれたWAV
ファイルに対して、WAVファイルの再生命令の実行が
行なわれる(ステップS47)。このレコード2場合、
ナレーション「2」がスタートする。ステップS50か
らS57まで、上述同様の処理が行なわれる。つまり、
レコード2の場合、画像「2」と文字「2」のファイル
に格納されているデータが合成することによって、1つ
のスライドが生成されて、表示ユニット15に表示され
ると共に、ナレーションと音楽(BGM)が再生し続け
られる。
【0087】ステップS57において、ナレーション
「2」が終了したか否かが判断され、終了している場
合、ステップS58の判断が実行される。
【0088】上述より、レコード1及びレコード2の場
合は、WAVファイルの終了にスライドショーの時間が
同期する。つまり、ナレーションが終了するまで、スラ
イドは切り替わらないようにすることができる。
【0089】上記ステップS22において、取得したタ
イムコントロールに音楽「2」、画像「3」、文字
「3」、ナレーション「なし」、時間「3」を示すレコ
ード3が格納されていた場合について、フローチャート
を説明する。
【0090】時間「3」であるため、ステップS23の
判断によって、ステップS24が実行される。
【0091】ステップS24において、WAVファイル
があるか否かが判断される。このレコード3の場合、ナ
レーション「なし」であるため、指定されるWAVファ
イルがない。よって、ステップS45が実行される。
【0092】ステップS45において、継続的なイベン
トを発生する。ステップS70へ進む。以下、ステップ
S70からS76は、上記同様の処理を行なう。
【0093】一方、画像を合成するためにステップS3
0へ進む。
【0094】画像ファイル名を取得して、該ファイルを
解凍する(ステップS30)。画像「3」のファイルが
解凍される。
【0095】文字ファイル名を取得して、該ファイルを
解凍する(ステップS31)。文字「3」のファイルが
解凍される。
【0096】画像ファイルと文字ファイルを合成する
(ステップS32)。画像「3」と文字「3」のファイ
ルに格納されているデータが合成される。
【0097】合成画像を表示する(ステップS33)。
つまり、合成された画像が1つのスライドとして、図2
の表示ユニット15に表示される。よって、レコード3
の場合、スライドが表示ユニット15に表示されると共
に、音楽(BGM)のみが再生し続けられる。
【0098】上記ステップS30からS33によって、
解凍方法の異なる画像ファイルと文字ファイルとの合成
を行なうことができる。
【0099】一方、ユーザーの指示があるか否かをチェ
ックする(ステップS34)。ユーザーの指示がない場
合、ステップS37へ進む。
【0100】ユーザーの指示がある場合、その指示が画
面切り替え指示であるか否かをチェックする(ステップ
S35)。画面切り替え指示である場合、ステップS2
4へ戻る。
【0101】一方、画面切り替え指示でない場合、終了
か否かを判断する(ステップS36)。終了の場合、ス
テップS80へ進む。
【0102】終了でない場合、規定の時間が経過したか
否かを判断する(ステップS37)。つまり、レコード
3で示される時間「3」(例えば、3秒)が経過したか
否かを判断する。規定の時間が経過した場合、ステップ
S38へ進む。
【0103】規定の時間が経過していない場合、画像が
まだ続くか否かを判断する(ステップS39)。続く画
像がある場合、ステップS22へ戻る。
【0104】続く画像がない場合、ジャンプする先があ
るか否かを判断する(ステップS39)。つまり、タイ
マコントロール2が有効である場合、スライドショーの
一部を繰り返し行なうためのジャンプ先があるか否かを
判断する。ジャンプする先がない場合、コンテンツ表示
処理を終了する。
【0105】この判断処理ステップS39によって、ス
ライドショーの一部を繰り返し実行することができる。
【0106】ジャンプする先がある場合、ブロック切り
替え処理を実行し(ステップS40)、各ファイルを取
得するためのインデックスを再設定し(ステップS4
1)、ステップS21へ戻り、CDR20からインデッ
クスで指定されるファイルを、補助記憶装置16の作業
領域へ一時ファイルとして再び転送する。
【0107】一方、ステップS36において、終了であ
った場合、CDR20から転送した一時ファイルを削除
し(ステップS80)、CDR20を停止し(ステップ
S81)、コンテンツ表示処理を終了する。
【0108】上記ステップS22において、取得したタ
イムコントロールに音楽「2」、画像「4」、文字
「4」、ナレーション「3」、時間「4」を示すレコー
ド4が格納されていた場合について、フローチャートを
説明する。
【0109】時間「4」であるため、ステップS23の
判断によって、ステップS24が実行される。
【0110】ステップS24において、WAVファイル
があるか否かが判断される。このレコード4の場合、W
AVファイルがナレーション「3」で指定されるため、
ステップS25が実行される。
【0111】ステップS25において、WAVファイル
が前回と同じであるか否かを判断する。つまり、前回の
WAVファイルがナレーション「3」で指定されるファ
イルと同じであるか否かをチェックする。このレコード
4の場合、前回のレコード3では、ナレーションが指定
されていなかったので、前回と同じWAVファイルでは
ないと判断され、ステップS26が実行される。
【0112】ステップS26において、WAVファイル
を開き、終了時イベントを発生する。終了時イベントの
発生によって、上記同様に、ステップS70からS76
が実行される。一方、ナレーション「3」で指定される
WAVファイルを開く。
【0113】ステップS27において、WAVファイル
の再生命令を実行する。ナレーション「3」が開始す
る。
【0114】以下、ステップS30からS33によっ
て、画像「4」と文字「4」で指定されるファイルが合
成されて、1つのスライドが生成される。生成されたス
ライドが表示ユニット15に表示されと共に、ナレーシ
ョンと音楽(BGM)とが同時に再生し続けられる。
【0115】以下、判断ステップS34からS36が上
記同様に実行され、ステップS37において、レコード
4の時間「4」(例えば、4秒)が経過したか否かが判
断される。判断結果に応じて、上記同様の処理を行な
う。
【0116】上記ステップS22において、取得したタ
イムコントロールに音楽「2」、画像「5」、文字
「5」、ナレーション「3」、時間「2」を示すレコー
ド5が格納されていた場合について、フローチャートを
説明する。
【0117】レコード4の場合と同様に、ステップS2
3及びS24が行なわれる。
【0118】ステップS25において、レコード5のナ
レーション「3」で指定されるWAVファイルは、前回
のレコード4のナレーション「3」と同じであるため、
ステップS28が実行される。
【0119】ステップS28において、強制的なイベン
トを発生させる。このイベントの発生によって、ステッ
プS70からS76が実行される。
【0120】ステップS29において、WAVファイル
が再生続行される。
【0121】以下、上記同様に、ステップS30からS
33によって、画像「5」と文字「5」で指定されるフ
ァイルが合成されて、1つのスライドが生成される。生
成されたスライドが表示ユニット15に表示されと共
に、ナレーションと音楽(BGM)とが同時に再生し続
けられる。
【0122】以下、判断ステップS34からS36が上
記同様に実行され、ステップS37において、レコード
5の時間「2」(例えば、2秒)が経過したか否かが判
断される。判断結果に応じて、上記同様の処理を行な
う。
【0123】レコード4とレコード5の上記処理によっ
て、スライドが切り替わってもナレーションが継続する
場合、規定の時間でスライドのみを切り換えることがで
きる。
【0124】更に、例えば、レコード5の音楽「2」
が、音楽「3」であるようなレコード6の場合、ステッ
プS70での判断処理によって、TRナンバーが同じで
ないと判断され、ステップS72からS75が実行され
るため、ナレーション「3」は、レコード5と同様に継
続して再生され、音楽(BGM)を切り替えることがで
きる。
【0125】上記コンテンツ処理によって、別ファイル
に格納されたBGM用音楽及びナレーションを同時に再
生することが可能となる。
【0126】また、ナレーションの長さに応じて表示時
間を管理することができるため、各言語でのナレーショ
ンの長さに応じてスライドショーを行なうことが可能と
なる。
【0127】更に、図3に示すCDR20に格納された
タイムコントロール1及び2が暗号化されている場合、
図4に示すスライドショー再生処理の起動時、又は、図
5に示すコンテンツ表示処理の開始時に復号するように
しても良い。
【0128】図8は、スライドショー作成方法を説明す
るフローチャート図である。
【0129】図8より、作成者は、作成者のコンピュー
タを使用して、画像(ビットマップファイル)を作成す
る(ステップS91)。画像は、例えば、自分史、会社
案内、商品説明、ブライダル記念、写真集等を表現する
画像である。
【0130】作成者は、作成した画像に応じた文章等の
文字(テキストファイル又は文字表現可能なイメージフ
ァイル)を言語毎に作成し(ステップS92)、スライ
ドのBGMとなる音楽(WAVファイル)を作成する
(ステップS93)。
【0131】更に、BGM用音楽のWAVファイルとは
別に、ナレーション(WAVファイル)を作成する。ナ
レーションは、言語毎に作成する(ステップS94)。
【0132】スライドショーの時間管理を示すタイムコ
ントロール1及び2(表計算ファイル)を作成する(ス
テップS95)。作成した表計算ファイルをCSV(Co
mmaSeparated Value)ファイルに変換し(ステップS9
6)、該CSVファイルを暗号化する(ステップS9
7)。
【0133】作成者は、作成した画像、文字、音楽、ナ
レーション、及び、暗号化したタイムコントロール1及
び2の各ファイルをCDRに記録する(ステップS9
8)。
【0134】上記スライドショー作成方法において、画
像、文字、音楽、ナレーション、及び、タイムコントロ
ール1及び2の作成で使用されるビットマップ等の画
像、テキスト、WAV、表計算等のアプリケーション
は、特別なアプリケーションを必要とせず、市販されて
いるアプリケーションで良い。
【0135】上記ステップS95にて作成されるタイム
コントロールについて、図9で説明する。
【0136】図9は、タイムコントロールの例を示す図
である。
【0137】図9において、タイムコントロール1は、
作成者によってコンテンツ毎に各表計算シート上に作成
される。例えば、コンテンツが6つの場合、6つのシー
トAからFが作成される。各シートAからFは、図3に
示すCDRに格納された画像ファイル25、文字ファイ
ル26及びナレーションファイル27のブロック1から
ブロック6に対応する。
【0138】各シートは、通し番号、音楽、画像、文
字、ナレーション、...、時間等の項目で構成され
る。各言語毎に、文字項目及びナレーション項目を構成
する。
【0139】音楽項目の値は、サウンドトラックの番号
を示す。このシートAの例では、3つの音楽をTRナン
バー1から3で指定していることを示している。
【0140】画像、文字及びナレーションの各項目の値
は、ファイルのインデックス番号の下3桁に対応させて
3桁以下の番号を示す。つまり、シートAの通し番号
「1」から「10」の画像項目の値「1」から「10」
はインデックス番号「A1001」から「A1010」
を示し、日文字項目の値「1」から「10」はインデッ
クス番号「A2001」から「A2010」を示し、日
ナレーション項目の値「1」から「6」はインデックス
番号「A3001」から「A3006」を示し、英文字
項目の値「1」から「10」はインデックス番号「A4
001」から「A4010」を示し、英ナレーション項
目の値「1」から「6」はインデックス番号「A500
1」から「A5006」を示し、仏文字項目の値「1」
から「10」はインデックス番号「A6001」から
「A6010」を示し、仏ナレーション項目の値「1」
から「6」はインデックス番号「A7001」から「A
7006」を示す。
【0141】時間項目の値は、スライドが表示される時
間の長さを秒単位で示す。
【0142】同様の構成にて、シートBからFが構成さ
れる。
【0143】図9において、レコード1から6は、図5
から図7で示されるフローチャートで説明される。
【0144】図8のステップS95において、図9に示
すようなタイムコントロール1が、作成者によって作成
される。また、ステップS96にて、作成されたタイム
コントロール1がCSVファイルに変換され、ステップ
S97にて、暗号化される。
【0145】タイムコントロール1を暗号化することに
よって、CDR等が違法に複写されたとしても、正確に
復号しないかぎりスライドショーを実行することができ
ないようにすることができる。
【0146】上記実施例より、スライド毎に、BGM用
音楽及びナレーションの開始と、スライドの表示の開始
とを同期させることができるため、利用者のPCのOS
(例えば、Windows)の時間と実時間とのズレに
よるBGM用音楽及びナレーションの開始と、スライド
の表示の開始とのズレを防止することができる。
【0147】また、BGM用音楽とナレーションとが別
ファイルで管理し、再生時に合成することによって、多
言語対応による記憶領域を大幅に削減することができ
る。
【0148】更に、ナレーションの長さに応じて、スラ
イドを表示させることができるため、最長のナレーショ
ンに他ナレーション及びBGM用音楽の長さを合わせる
必要がなく、自然なナレーション間隔で次のスライドへ
移行することが可能となる。
【0149】なお、上記例において、図6に示すステッ
プS29、47及びS70からS76までの処理がサウ
ンド生成手順に対応し、図6に示すステップS30から
S32及びS50からS52までの処理が表示画像生成
手順に対応し、図6に示すステップS33及びS53で
の処理が表示手順に対応し、図6に示すステップS37
及びS57での処理が判断手順に対応する。
【0150】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本願発明に
よれば、各画像の所定の表示時間に基づいて、サウンド
の開始に同期させて表示画面を表示させるため、表示画
面が切り替わる毎に、サウンドの開始に同期して表示画
面が表示されるため、サウンドの開始と表示画面の表示
開始とが累積時間によるズレを防止することができる。
【0151】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来のスライドショー再生方法におけ
る時間ズレを示す図である。
【図2】図2は、ハードウェア構成を示す図である。
【図3】図3は、CDRのファイル構成の例を示す図で
ある。
【図4】図4は、スライドショー再生処理を説明するフ
ローチャート図である。
【図5】図5は、コンテンツ表示処理を説明するフロー
チャート図である。
【図6】図6は、コンテンツ表示処理を説明するフロー
チャート図である。
【図7】図7は、コンテンツ表示処理を説明するフロー
チャート図である。
【図8】図8は、スライドショー作成方法を説明するフ
ローチャート図である。
【図9】図9は、タイムコントロールの例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 CPU 12 メモリユニット 13 出力ユニット 14 入力ユニット 15 表示ユニット 16 補助記憶装置 17 CDRドライバ 20 CDR B バス 21 スライドショー再生アプリケーション 24 音楽ファイル 25 スライドファイル 26 文字ファイル 27 ナレーションファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/00 G10L 3/00 E Fターム(参考) 5C053 FA10 FA23 FA27 HA27 JA01 JA16 5D044 AB05 AB07 BC03 CC06 DE02 DE22 DE29 DE54 FG18 FG21 FG23 GK12 5D045 AA01 AB11 5D108 CA04 CA07 CA29 5D110 AA15 AA27 AA29 BB02 DA11 DA17 DB03 DC03 DE01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サウンドと表示画像とを同期させて再生
    するサウンド同期画像再生方法において、 音楽を示す音楽データと、ナレーションを示す音声デー
    タとを同時に再生することによってナレーションを伴う
    サウンドを生成するサウンド生成手順と、 サウンド生成時に、画像を示す画像データと、文字を示
    す文字データとを合成して表示画像を生成する表示画像
    生成手順と、 生成した表示画像を表示ユニットに表示させる表示手順
    と、 上記表示画像の表示時間が経過したか否かを判断する判
    断手順とを有し、 上記判断手順による判断結果に基づいて、次の表示画像
    について再生するようにした同期画像再生方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のサウンド同期画像再生方
    法において、 上記判断手順は、画像毎の表示時間を管理する時間管理
    テーブルに設定されている表示時間の有無を判断し、そ
    の判断結果に基づいて、上記ナレーションデータの再生
    終了時を表示時間の経過とするようにした同期画像再生
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のサウンド同期画像
    再生方法において、 上記サウンド生成手順は、上記音楽データと、利用者に
    よって選択された言語のナレーションファイルに格納さ
    れた音声データとを合成してサウンドを生成するように
    したサウンド同期画像再生方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のいずれか一項記載
    のサウンド同期画像再生方法において、 上記表示画像生成手順は、上記画像データと、利用者に
    よって選択された言語の文字ファイルに格納された文字
    データとを合成して表示画像を生成するようにしたサウ
    ンド同期画像再生方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のサウンド同期画像再生方
    法において、 暗号化された時間管理テーブルを復号する復号手順を有
    するようにしたサウンド同期画像再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項記載のサ
    ウンド同期画像再生方法において、 上記サウンド生成手順は、上記音声データが前回と異な
    る音声データであるかを判断する音声データ判断手順を
    有し、音声データ判断手順による判断結果に基づいて、
    上記音楽データと同時に再生するようにしたサウンド同
    期画像再生方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項記載のサ
    ウンド同期画像再生方法において、 上記サウンド生成手順は、上記音楽データが前回と異な
    る音楽データであるかを判断する音楽データ判断手順を
    有し、音楽データ判断手順による判断結果に基づいて、
    上記音声データと同時に再生するようにしたサウンド同
    期画像再生方法。
  8. 【請求項8】 サウンドと画像とを同期させて再生する
    サウンド同期画像再生機能付きのコンピュータによって
    読み取り可能な記憶媒体において、 サウンドの開始に同期させて画像を表示ユニットに表示
    させる処理をコンピュータに行なわせるためのプログラ
    ムと、 画像の表示制御に関する情報を管理する表示時間管理テ
    ーブルと、 音楽情報を格納した複数の音楽ファイルと、 画像情報を格納した複数の画像ファイルと、 言語毎に、上記各画像ファイルに対応する文字情報を格
    納した複数の文字ファイルと、 言語毎に、上記各画像ファイルに対応するナレーション
    の音声情報を格納したナレーションファイルとを格納し
    た記憶媒体。
  9. 【請求項9】 サウンドと表示画像とを同期させて再生
    するサウンド同期画像を作成するサウンド同期画像作成
    方法において、 各表示画像に間する画像データを有する画像ファイルを
    作成する画像ファイル作成手順と、 各表示画像に間する音楽データを有する音楽ファイルを
    作成する音楽ファイル作成手順と、 言語毎に、各表示画像に間するナレーションを示す音声
    データを有する音声ファイル作成手順と、 表示画像の表示順に上記画像ファイルを特定するインデ
    ックス番号を管理すると共に、各表示画像に対応する上
    記音楽ファイル及び上記音声ファイルをそれぞれ特定す
    るインデックス番号と、各表示画像の表示時間とを対応
    させた時間管理テーブルを作成する時間管理テーブル作
    成手順とを有するサウンド同期画像作成方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のサウンド同期画像作成
    方法において、 言語毎に、各表示画像に対応する文字データを有する文
    字ファイル作成手順とを有し、 上記時間管理テーブル手順は、更に、上記文字ファイル
    を特定するインデックス番号を各表示画像に対応させて
    上記時間管理テーブルにて管理するようにしたサウンド
    同期画像作成方法。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載のサウンド同期
    画像作成方法において、 上記時間管理テーブル作成手順によって作成された上記
    時間管理テーブルを暗号化する暗号化手順とを有するサ
    ウンド同期画像作成方法。
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