JP4084115B2 - 番組編集方法 - Google Patents
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【発明の属する利用分野】
本発明は、テレビジョン放送番組制作やビデオ番組制作,番組シミュレータ,プレゼンテーション,デモンストレーションなどに用いられる番組編集装置、特にコンピュータを利用して番組を生成させるために、番組情報を記述し、記述した内容を再生実行して番組を制作する番組編集装置において、番組を編集するための番組編集方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、CG(Computer Graphics:コンピュータグラフィックス)アニメーション技術と音声合成技術、動画像再生技術等を融合し、CGアニメーション,動画像データ,静止画像データ,文字データ,オーディオデータ,音声合成データ等を用い、コンピュータを使って、映像データを編集する編集システムが開発されてきている。
【0003】
さらに、最近、テレビ番組をまるまる一本記述できる番組記述言語TVML(TV program Making Lanquage)が開発された(日本放送協会のホームページのなかの放送技術研究所http://www.strl.nhk.or.jp/TVML/indexj.html参照)。番組記述言語TVMLは、テレビ番組を作るために必要な要素をスクリプト(台本)として記述することが可能なテキストベースの言語である。
【0004】
番組を編集する場合、番組編集者は、モニタ画面を見ながら入力装置を使い、番組記述言語TVMLで、番組を構成する複数種類のイベント情報をシナリオに沿って、スクリプト(台本)を記述する。
【0005】
モニタ画面の一行に、ひとつのイベント情報を記述する。番組記述言語TVMLでは、イベント情報は、10種類のイベント名(英文字)〔character(CGキャラクタ),camera(CGカメラ),set(CGスタジオセット),prop(CG小道具)light(CG照明),movie(動画再生),title(静止文字情報,静止画像),super(スーパーインポーズ),sound(音声再生),narration(ナレーション)〕と、そのイベントに用意された特定のコマンド名(英文字)と、そのコマンドに与える各種のパラメータが用意されてある。
【0006】
番組編集者は、モニタ画面の一行に、まず上記10種類のイベント名(英文字)を記述し、イベント名の横に、そのイベントに用意された特定のコマンド名(英文字)を記述し、その次にカッコしてその中にそのコマンドに与える各種のパラメータを記述する。
【0007】
1つのイベント情報を記述したら次の一行に、次のイベント情報を記述する。
【0008】
したがって、モニタ画面には、画面の上から下に向かって、1つのイベント情報が一行に記述されたスクリプト(台本)が表示されるとともに、メモリに記憶される。番組を画面に映像として表示するためには、メモリに記憶された番組の内容を、専用のソフトウェアに読み込んで各イベント情報を実行し、リアルタイムで番組を順次生成して、画面に表示する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このような番組編集方法を用いた番組編集装置においては、モニタ画面を見ながら記述した番組のイベント情報の全ての複数種類のイベント情報が表示されるため、番組の内容を細かく理解することはできる。
【0010】
しかし、作成された番組から、タイトルとして使用する静止画像だけを変更して、他の番組で使いまわしたいとか、出来上がった番組のセリフをキャラクタに喋らせたいといった時には、番組内の特定のイベント情報だけが必要となる。
【0011】
しかしながら、全イベント情報から特定のイベント情報だけを探し出す場合は、イベント名、イベントを実行するキャラクタ(人)の名前をみて書き出す必要があり、時間がかかる。またメモリに一時蓄え検索して書き出すようにしてもよいが、メモリなどの用意と配線ならびに検索するための装置が別途必要とする。
【0012】
本発明の目的は、番組を構成する複数種類のイベント情報をシナリオに沿って一定方向に記述してなる番組スクリプト(台本)が表示される画面において、特定のイベント情報を簡単に抽出することが可能な番組編集方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、番組を構成する複数種類のイベント情報をシナリオに沿って一定方向に記述してなる番組スクリプトが表示される画面において、該画面のメニューに、前記複数種類のイベント情報のうちの少なくとも1つを選択する選択メニューを設け、該選択メニューで選択した種類のイベント情報を前記複数種類のイベント情報から抽出して表示することを特徴とする番組編集方法である。
【0014】
本発明は、番組を構成する複数種類のイベント情報をシナリオに沿って一定方向に記述してなる番組スクリプトが表示される画面において、該画面のメニューに、前記複数種類のイベント情報のうちの少なくとも1つを選択する選択メニューを設け、該選択メニューで選択した種類のイベント情報を前記複数種類のイベント情報から抽出し、該抽出したイベント情報と該抽出したイベント情報から作成されたアイコンを表示することを特徴とする番組編集方法である。
【0015】
本発明は、番組を構成する複数種類のイベント情報をシナリオに沿って一定方向に記述してなる番組スクリプトが表示される画面において、該画面のメニューに、前記複数種類のイベント情報のうちの少なくとも1つおよびそのイベント情報がキャラクタの場合にそのコマンドを実行する特定キャラクタを選択する選択メニューを設け、該選択メニューで選択したイベント情報および特定キャラクタを、前記複数種類のイベント情報から抽出して表示することを特徴とする番組編集方法である。
【0016】
本発明は、番組を構成する複数種類のイベント情報をシナリオに沿って一定方向に記述してなる番組スクリプトが表示される画面において、該画面のメニューに、前記複数種類のイベント情報のうちの少なくとも1つおよびそのイベント情報がキャラクタの場合にそのコマンドを実行する特定キャラクタを選択する選択メニューを設け、該選択メニューで選択したイベント情報および特定キャラクタを、前記複数種類のイベント情報から抽出し、該抽出したイベント情報および特定キャラクタと、該抽出したキャラクタ情報から作成されたアイコンを表示することを特徴とする番組編集方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】
図5は番組編集装置のシステム構成の例を示すブロック図で、501はCPU(Central Processing Unit)、502はメモリ、503はCGアニメーション生成部、504は音声合成部、505はシーケンサ部、506は記録装置、507は動画像生成部、508はモニタ、509はマウスのようなポインティングデバイス,キーボード,専用操作パネル等の入力装置、510はバスである。
【0018】
CPU501は、バス510を介して、メモリ502,CGアニメーション生成部503,音声合成部504,シーケンサ部505,記録装置506,動画像生成部507,モニタ508,入力装置509と接続されている。
【0019】
図5において、入力装置509は、モニタ508への表示の指示,及びシーケンサ部505への再生の指示,及びメモリ502に記憶されている番組内容が記述されたイベント情報の編集を指示するためのもので、主としてGUI操作を行うためのマウス等のポインティングデバイス及びキーボードとからなっている。
【0020】
番組を編集する場合、番組編集者は、モニタ508の画面を見ながら入力装置509を使い、番組のイベント情報を記述する。記述されたイベント情報は、メモリ502に記憶される。その記憶されたイベント情報をモニタ508上に映像として表示するためには、シーケンサ部505がメモリ502に記憶された番組内容を1つ1つ解読し、解読された内容から、CGアニメーション生成部503,音声合成部504,動画像生成部507を制御し、番組を順次生成する。
【0021】
例えば、解読された内容が、CGキャラクタが歩く場合、シーケンサ部505は、CGアニメーション生成部503に指示して、CGキャラクタが歩くアニメーションを生成し、モニタ508に表示させる。CGアニメーション生成部503では、CGキャラクタだけでなく、CGスタジオセットやCG小道具(椅子やテーブル等)といったものも生成する。
【0022】
解読した内容が、CGキャラクタが喋る場合、シーケンサ部505は音声合成部504に指示して、CGキャラクタの喋る声(セリフ、鳴声、擬音等)を生成し、モニタ508から音を鳴らさせる。また、音声合成部504は国や民族で使用言語が複数に渡る場合はそれに対応して複数台存在する場合がある。
【0023】
解読した内容が、動画像を再生する場合、シーケンサ部505は動画像生成部507に指示して、編集済みの動画像を再生し、モニタ508に表示させる。
【0024】
生成した番組内容を、記録装置506で記録する。この記録装置506は、登場させるCGキャラクタのモデリングデータ,CGスタジオデータ,及び動画像の映像情報及びオーディオデータ(音楽,背景音,その他の音声データ)等のデータを記録し、かつ編集データの記録を行う。また、記録装置506は、ランダムアクセス可能な、例えばハードディスクや、光ディスクや光磁気ディスクなどの他に、伝送ネットワークを介したリモートファイルであってもよい。
【0025】
バス510は、これらの各構成要素を接続する。また、バス510を介して、他の装置への接続も可能である。
【0026】
CPU501は、バス510を介して接続されている他の構成要素と信号を送受し合い、各構成要素はCPU501からのアクセス信号により制御される。
【0027】
上記番組編集装置を用い、番組の複数種類のイベント情報をそのシナリオに沿って時系列に並べ、番組を作成、編集、出力することが可能となる。
【0028】
以下に説明する本発明の番組編集装置における番組編集方法の実施の形態は、図5のシステム構成によって行う。
【0029】
本発明の番組編集方法の第1の実施の形態を、図1から図4を用いて、以下に説明する。
【0030】
図1は、番組を構成する複数種類のイベント情報をシナリオに沿って一定方向に記述してなる番組スクリプト(台本)が表示される画面において、一例として、静止画像を表示するタイトルのイベント情報のみを抽出する処理手順を示すフローチャート図である。図2は、番組編集者が作成した番組を構成する複数種類のイベント情報を表示した画面例である。図3は、図2のメニュー202の中からタイトルを選択するときの図である。図4は、図3においてタイトルを選択した結果を示す画面図である。
【0031】
モニタ画面には抽出する処理を含んだTVMLのアイコンが設定され、そのアイコンをクリックして起動することで特定のイベント情報の抽出が開始される。
【0032】
TVMLのアイコンをクリックして起動すると、図2の画面が図5のモニタ508の画面に表示される。図2において、201は番組記述言語TVMLで記述されたスクリプト(台本)を表示するスクリプトウィンドウ、202はスクリプトウィンドウで番組編集者が編集するための機能を選択するためのメニュー、203は番組スクリプトの各イベントを表示するイベント表示部、204はプレビューした時に各イベントが実行始める時の時間を記述するタイムコード表示部、205はプレビューした時の映像を表示するプレビューウィンドウである。
【0033】
メニュー202は、スクリプトファイルの読み込みや書き込み等を行うファイル項目、イベントのコピー,貼り付け等を行う編集項目、プレビュー開始やプレビューウィンドウのサイズ変更等をする実行項目、番組を作成する上で最初に設定するイベントを設定する初期設定項目、番組のイベントを設定するコマンド項目、番組の各イベントが終了するまで待つイベントを設定する終了待ち項目、キャラクタのポーズを決めるポーズ項目、キャラクタの動きを決めるアニメーション項目、操作方法等番組作成の補助資料を表示するヘルプ項目からなっている。
【0034】
イベント表示部203には、番組記述言語TVMLで記述された番組のイベント情報が表示されている。イベント情報としては、イベント名:コマンドで、キャラクタが喋るを意味するcharacter:talkのイベント情報、タイトルとして使用する静止画像を表示するを意味するtitle:displayのイベント情報、カメラワークを設定するを意味するcamera:movementのイベント情報など、番組を制作する上で必要な複数種類のイベント情報が存在する。
【0035】
本発明の実施の形態では、図2のメニュー202に選択したイベントのみを抽出するための項目を追加する。
【0036】
まず、一例として、番組のタイトルとして使う静止画像を編集する場合を示す。この場合は、番組のイベントの中から、タイトルイベントのみを抽出する。
【0037】
操作手順は、図1のフローチャートに従い行う。先ず、図2のメニュー202から抽出するイベント情報を選択する(ステップ101)。本実施の形態では、図2のメニュー202の編集項目に、図3に示すように「抽出」301を追加し、「抽出」301を選択すると、抽出するイベント情報の一覧が記述されたサブメニュー302が表示される。その一覧の中から「タイトル」を選択する。
【0038】
なお、抽出するイベント情報の項目は、サブメニューとせずダイアログとして表示し、そのダイアログの中で抽出するイベント情報を選択してもよい。また、メニュー202の欄にアイコンとして表示してもよい。
【0039】
図2,図3のメニュー202からタイトルのイベント情報を選択すると、図2のイベント表示部203に記述されている、番組を構成する複数種類のイベント情報がシナリオに沿って記述された番組スクリプト(台本)の、頭からの1イベントを、図5のシーケンサ部505に読み込む(ステップ102)。
【0040】
次に、読み込まれたイベント情報が、メニュー202から選択したイベント情報かを図5のシーケンサ部505で判別する。番組記述言語TVMLでタイトルの表示はtitle:displayなので、同じ文字列か判別する(ステップ103)。
【0041】
判別した結果、タイトルの場合は、そのイベント情報を、内部データとして、図5のシーケンサ部505がメモリ502に書き込む(ステップ104)。
【0042】
次にタイトルのイベント情報には、表示する静止画像のファイル名が記述されていることから、そのデータを使い静止画像のアイコンを作成する(ステップ105)。
【0043】
次に作成された静止画像のアイコンを、内部データとして、図5のシーケンサ部505がメモリ502に書き込む(ステップ106)。
【0044】
ステップ103において、読み込まれたイベント情報がメニュー202から選択したイベント情報と異なる場合(タイトルのイベント情報ではない場合)は、何もせず、次の処理を行う。
【0045】
次に、読み込まれたイベント情報が終了のイベント情報かを図5のシーケンサ部505が判別する(ステップ107)。終了はendなので、同じ文字列か判別する。
【0046】
判別した結果、終了イベント情報でない場合は、次の1イベント情報を読み込むため、ステップ102の処理に戻る。
【0047】
判別した結果、終了イベント情報の場合は、番組の全イベント情報を読み込んだことになるので、上記ステップ104,ステップ106で、内部データとして、図5のメモリ502に書き込んだ、イベント情報のデータとアイコンを読み出し、図5のモニタ508の画面のスクリプトウィンドウのイベント表示部とタイムコード表示部に書き出す(ステップ108)。
【0048】
この結果、図5のモニタ508の画面は図4となる。図4において、イベント表示部401は、抽出したタイトルのイベント情報が番組スクリプト(台本)の頭から順に並んで表示されたイベント表示部からなる。また、タイムコード表示部402は、タイトルのイベント情報に記述されている静止画像のアイコンが、タイトルのイベント情報と対になって表示されたタイムコード表示部からなる。
【0049】
これにより番組でタイトルとして表示される静止画像の一連の流れが分かり易く表示され、順番の並べ替えや静止画像のチェック,変更が容易に行えることになる。
【0050】
次に、ほかの例として、番組記述言語TVMLで作成された番組を基に、セリフを声優に話させる場合の台本や、俳優に渡すセリフの台本を作る場合を示す。
【0051】
図6は、図2のメニュー202からキャラクタセリフで且つセリフを喋るキャラクタのCharacterAを選択するときの図である。図7は、図6においてキャラクタセリフで且つセリフを喋るキャラクタのCharacterAを選択する際の、番組を構成する複数種類のイベント情報からキャラクタセリフで且つセリフを喋るキャラクタのCharacterAのみを抽出する処理手順を示すフローチャート図である。
【0052】
本実施の形態として、図2のメニュー202の編集項目に追加された図6の「抽出」601を選択すると、抽出するイベント情報の一覧が記述されたサブメニュー602が表示される。その一覧の中から「キャラクタセリフ」を選択する。選択すると、セリフを喋れるキャラクタの一覧が記述されたサブメニュー603が表示され、本例では、CharacterAのセリフイベントを選択する(ステップ701)。
【0053】
選択すると、図2のイベント表示部203に記述されている、番組を構成する複数種類のイベント情報がシナリオに沿って記述された番組スクリプト(台本)の、頭からの1イベントを、図5のシーケンサ部505に読み込む(ステップ702)。
【0054】
次に、読み込まれたイベント情報が、メニュー202から選択したイベントと同じか、また選択した人かを図5のシーケンサ部505で判別する(ステップ703)。番組記述言語TVMLでキャラクタのセリフを喋るはCharacter: talkなので、同じ文字列か判別する。またカッコしてその中に名前が記述されているので、CharacterAという文字列があるか判別する(ステップ703)。
【0055】
判別した結果、セリフのイベントでかつCharacterAのキャラクタの場合は、そのイベント情報を、内部データとして、図5の図5のシーケンサ部505がメモリ502に書き込む(ステップ704)。
【0056】
次にセリフイベントには、キャラクタの名前が記述されていることから、そのデータを使いキャラクタの顔のアイコンを作成する(ステップ705)。
【0057】
次に作成されたキャラクタの顔のアイコンを、内部データとして、図5のシーケンサ部505がメモリ502に書き込む(ステップ706)。
【0058】
ステップ703において、読み込まれたイベント情報がメニュー202から選択したイベント情報と異なる場合(セリフのイベント情報でない場合)は、何もせず、次の処理を行う。
【0059】
次に、読み込まれたイベント情報が終了のイベント情報かを図5のシーケンサ部505が判別する(ステップ707)。
【0060】
判別した結果、終了イベント情報でない場合は、次の1イベント情報を読み込むためステップ702の処理に戻る。
【0061】
判別した結果、終了イベント情報の場合は、番組の全イベント情報を読み込んだことになるので、上記ステップ704,ステップ706で、内部データとして、図5のメモリ502に書き込んだ、イベント情報のデータとアイコンを読み出し、図5のモニタ508の画面のスクリプトウィンドウのイベント表示部とタイムコード表示部に書き出す(ステップ708)。
【0062】
この結果のモニタ508の画面は図4と同じ画面であるが、イベント表示部301が、抽出したセリフのイベント情報が番組スクリプト(台本)の頭から順に並んで表示されたイベント表示部となる。また、タイムコード表示部302は、セリフを喋るキャラクタのイベント情報に記述されている静止画像のアイコンが、セリフのイベント情報と対になって表示されたタイムコード表示部となる。
【0063】
これにより番組スクリプト(台本)でキャラクタが喋るセリフだけを見ることができるので、声優や俳優がセリフを覚えやすくなる。
【0064】
また、セリフでもCharacterA,CharacterB,全員と、セリフを喋るキャラクタでメニューから選択するので、個人のセリフ覚えに使いやすくなり、番組に登場するキャラクタ全てのセリフを表示すれば、セリフを喋る順番等が容易に理解できるようになる。
【0065】
以上の本実施の形態によれば、番組編集装置において番組を構成する複数種類のイベント情報がシナリオに沿って一定方向に記述してなる番組スクリプト(台本)の中から特定のイベント情報だけを必要としている場合、例えばタイトルで使用する静止画像だけを変更したいという時に、編集画面のメニューから必要としているイベント情報を選択できることにより、選択して抽出したイベント情報だけをスクリプトウィンドウとして表示し、さらに、静止画像の場合などは、その画像をアイコンとして表示するので、編集しようとしているイベント情報が探しやすく、編集が容易に行えるようになる。
【0066】
また、必要なイベント情報がキャラクタ(俳優)によるものやカメラマンによるものなど、特定のイベント情報の中でも、特定の人物まで定められるものについては、そのキャラクタまで選択できることにより、キャラクタA(俳優)のセリフだけを見たい時などには、キャラクタAのセリフが表示されるので、声優がセリフを吹き込む場合や、俳優が自分のセリフを覚える時など、必要なイベント情報を容易に取得できるようになる。
【0067】
【発明の効果】
本発明によれば、番組を構成する複数種類のイベント情報をシナリオに沿って一定方向に記述してなる番組スクリプト(台本)が表示される画面において、特定のイベント情報を簡単に抽出することが可能な番組編集方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】番組を構成する複数種類のイベント情報をシナリオに沿って一定方向に記述してなる番組スクリプト(台本)が表示される画面において、一例として、静止画像を表示するタイトルのイベント情報のみを抽出する処理手順を示すフローチャート図である。
【図2】番組制作者が作成した番組を構成する複数種類のイベント情報を表示した画面例である。
【図3】図2のメニュー202の中からタイトルを選択するときの図である。
【図4】図3においてタイトルを選択した結果を示す画面図である。
【図5】番組編集装置のシステム構成の例を示すブロック図である。
【図6】図2のメニュー202からキャラクタセリフで且つセリフを喋るキャラクタのCharacterAを選択するときの図である。
【図7】図6においてキャラクタセリフで且つセリフを喋るキャラクタのCharacterAを選択する際の、番組を構成する複数種類のイベント情報からキャラクタセリフで且つセリフを喋るキャラクタのCharacterAのみを抽出する処理手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
201:スクリプトウィンドウ、202:メニュー、203:番組スクリプトの各イベントを表示するイベント表示部、204:プレビューした時に各イベントが実行始める時の時間を記述するタイムコード表示部、205:プレビューウィンドウ、301:メニューの編集項目に追加された「抽出」、302:抽出するイベントの一覧が記述されたサブメニュー、401:抽出したタイトルのイベント情報が番組スクリプト(台本)の頭から順に並んで表示されたイベント表示部、402:タイトルのイベント情報に記述されている静止画像のアイコンが、タイトルのイベント情報と対になって表示されたタイムコード表示部、501:CPU(Central Processing Unit)、502:メモリ、503:CGアニメーション生成部、504:音声合成部、505:シーケンサ部、506:記録装置、507:動画像生成部、508:モニタ、509:入力装置、510:バス、601:メニューの編集項目に追加された「抽出」、602:抽出するイベント情報の一覧が記述されたサブメニュー、603:セリフを喋れるキャラクタの一覧が記述されたサブメニュー。
Claims (2)
- 番組を構成する複数種類のイベント情報をシナリオに沿って一定方向に記述してなる番組スクリプトが表示される画面において、該画面のメニューに、前記複数種類のイベント情報のうちの少なくとも1つを選択する選択メニューを設け、該選択メニューで選択した種類のイベント情報を前記複数種類のイベント情報から抽出し、該抽出したイベント情報と該抽出したイベント情報から作成されたアイコンを表示することを特徴とする番組編集方法。
- 番組を構成する複数種類のイベント情報をシナリオに沿って一定方向に記述してなる番組スクリプトが表示される画面において、該画面のメニューに、前記複数種類のイベント情報のうちの少なくとも1つおよびそのイベント情報がキャラクタの場合にそのコマンドを実行する特定キャラクタを選択する選択メニューを設け、該選択メニューで選択したイベント情報および特定キャラクタを、前記複数種類のイベント情報から抽出し、該抽出したイベント情報および特定キャラクタと、該抽出したキャラクタ情報から作成されたアイコンを表示することを特徴とする番組編集方法。
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