JP2002185827A - 基板実装用カメラ - Google Patents

基板実装用カメラ

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JP2002185827A
JP2002185827A JP2000381887A JP2000381887A JP2002185827A JP 2002185827 A JP2002185827 A JP 2002185827A JP 2000381887 A JP2000381887 A JP 2000381887A JP 2000381887 A JP2000381887 A JP 2000381887A JP 2002185827 A JP2002185827 A JP 2002185827A
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JP
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circuit board
lens
mounting
camera
board
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JP2000381887A
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Toshihiro Matsuki
敏浩 松木
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板への実装作業を効率よく行うことが
できる基板実装用カメラを提供することを目的とする。 【解決手段】 携帯電話などの情報端末機器の回路基板
1に実装される基板実装用カメラにおいて、CCDエリ
アセンサ11を含む基板モジュール5とレンズ16を含
むレンズモジュール6とでカメラモジュール2を構成
し、レンズ16の材質を、回路基板1への電子部品の実
装工程における加熱温度よりも高い耐熱温度を有するパ
イレックスガラスなどの耐熱材質とする。これにより、
カメラモジュール2を他の電子部品と同一の実装工程で
回路基板に実装することができ、従来必要とされた手作
業によるカメラモジュールの半田接合作業を排して、生
産性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末機器
などの回路基板に直接実装される基板実装用カメラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話などの情報端末機器は近年高機
能化が進み、テレビ電話として使用できるよう撮像機能
を備えたものが用いられるようになっている。このよう
な機器においては、撮像を行うCCDカメラを小型モジ
ュール化して回路基板に直接実装する構成が採用される
場合が多い。このカメラモジュールは一般にCCDエリ
アセンサと撮像用のレンズを組み合わせた構成となって
おり、予め組み立てられたカメラモジュールを、他の電
子部品と同様に回路基板に半田接合や導電接着材などの
接合手段を用いて実装される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
モジュールを回路基板に実装する際には、撮像用のレン
ズの耐熱温度が一般の電子部品の接合過程の加熱温度
(例えば半田接合を用いる場合のリフロー温度、導電接
着材を用いる場合の熱硬化温度)よりも低いことから、
他の電子部品の実装を終えた後に、カメラモジュールを
単独で回路基板に実装する方法が採用されていた。
【0004】このカメラモジュールの実装作業は手作業
で行われ、小型部品を回路電極に位置合わせした後に、
カメラモジュールに熱ダメージを与えないように細心の
注意を払いながら接合部を半田付けするという複雑な作
業を必要としていた。このため従来のカメラモジュール
の実装作業は生産性が低く、生産性向上のための方策が
求められていた。
【0005】そこで本発明は、回路基板への実装作業を
効率よく行うことができる基板実装用カメラを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の基板実装
用カメラは、回路基板に実装され、光電変換を行う画素
が配列された受光部を備えこの受光部に撮像対象の光学
画像を結像させることにより画像信号を出力する基板実
装用カメラであって、前記受光部が形成された受光素子
を含み前記回路基板に実装される受光モジュールと、受
光部上に光学画像を結像させるレンズを保持するレンズ
保持部とを備え、前記レンズは前記回路基板への電子部
品の実装工程における加熱温度よりも高い耐熱温度を有
する材質より成る。
【0007】本発明によれば、受光部上に光学画像を結
像させるレンズの材質を、回路基板への電子部品の実装
過程における加熱温度よりも高い耐熱温度を有する材質
とすることにより、カメラモジュールを他の電子部品と
同一の実装工程で回路基板に実装することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の回路
基板の斜視図、図2は本発明の一実施の形態の基板実装
用カメラの断面図、図3は本発明の一実施の形態の基板
実装用カメラの実装方法の工程説明図である。
【0009】図1において、回路基板1は携帯電話など
の移動情報端末機器の電子回路を構成する電子部品が実
装される実装基板であり、回路基板1にはカメラモジュ
ール2が実装されている。カメラモジュール2はCCD
エリアセンサとレンズを組み合わせた小型の基板実装用
カメラであり、電子部品が実装された回路基板1をカバ
ーケース3内に組み込んだ完成状態では、カバーケース
3に設けられた撮像用開口4を介して撮像対象の画像取
込ができるようになっている。なお図1では、カメラモ
ジュール2以外の電子部品の図示を省略している。
【0010】図2に示すように、カメラモジュール2は
基板モジュール5(図3(a)参照)とレンズモジュー
ル6(図3(c)参照)より構成され、基板モジュール
5を回路基板1に実装することにより、カメラモジュー
ル2全体が回路基板1に実装される。基板モジュール5
は、撮像用の受光素子であるCCDエリアセンサ11を
サブ基板10上に実装した受光モジュールであり、CC
Dエリアセンサ11上面は樹脂12で封止されている。
【0011】CCDエリアセンサ11の上面には、光電
変換を行う画素が多数格子状に配列された受光部が形成
されており、この受光部に光学画像を結像させることに
より各画素に蓄電された電荷を画像信号として出力す
る。サブ基板10は回路基板1に導電性の樹脂接着材1
8によって実装され、これによりサブ基板10が回路基
板1に固定されるとともに、サブ基板10の接続用電極
(図示せず)と回路基板1上面の回路電極(図示せず)
とが電気的に導通する。
【0012】レンズモジュール6はレンズ保持部として
のレンズケース15を備えている。レンズケース15の
上部はレンズ16を保持するホルダ部15aとなってお
り、下部はサブ基板10に設けられた装着孔10a内に
挿通してレンズモジュール6をサブ基板10に固定する
装着部15bとなっている。この固定には、装着部15
bを装着孔10aに圧入して固定する方法や、接着材に
よって接着する方法などが用いられる。
【0013】ここで、レンズ16の材質について説明す
る。レンズ16は、回路基板1への電子部品の実装工程
における加熱温度よりも高い耐熱温度を有する材質より
成る。電子部品の実装では、導電性の樹脂接着材によっ
て電子部品を接合する場合、または半田接合による場合
のいずれにおいても、電子部品を搭載した後の基板を所
定温度に加熱する加熱工程が存在する。
【0014】すなわち、樹脂接着材を用いる方法では、
部品搭載後の基板は、200℃程度まで加熱され、また
半田接合の場合には、230℃程度まで加熱される。と
ころが基板に直接実装される小型のカメラモジュールに
用いられるレンズは、一般に耐熱温度が上述の加熱温度
よりも低い樹脂で製作される場合が多い。
【0015】このためカメラモジュールを回路基板に直
接実装する必要がある場合には、従来は他の電子部品を
通常の方法で実装した後に、カメラモジュールのみを手
作業による半田接合など、レンズに過度の熱を与えない
別途方法によって実装しており、このことが生産性低下
の要因となっていた。
【0016】これに対し本実施の形態では、レンズ16
の材質として、硼珪酸ガラスなどの耐熱性ガラス(商品
名:パイレックスガラス、常用使用温度230℃、最高
使用温度500℃)を用いるようにしている。このた
め、前述の実装工程における加熱によってレンズ16が
熱ダメージを受けることがなく、他の電子部品と同様に
効率よく実装を行うことができる。もちろん、耐熱温度
について前述の条件を満たす材質で有れば、上記材質例
に示す以外の材質を用いてもよい。
【0017】レンズケース15をサブ基板10に装着す
る際には、レンズケース15内に予め装着されたカラー
部材17の下端部がサブ基板10の上面に当接した状態
で固定される。これにより、レンズ16とCCDライン
センサ11の下面までの距離hが、レンズ16による光
学画像を結像させるのに適正な高さに保たれ、レンズ1
6はCCDエリアセンサ11の受光部に対して正しく位
置合わせされる。
【0018】次に図3を参照して、カメラモジュール2
を回路基板1へ実装する実装方法について説明する。図
3(a)に示すように、基板モジュール5とレンズモジ
ュール6は、回路基板1への実装に先だって予め組み立
てられ、カメラモジュール2が形成される。
【0019】このカメラモジュール2は、図示しない他
の電子部品を回路基板1に実装する部品実装工程におい
て回路基板1に実装される。まず図3(b)に示すよう
に、カメラモジュール2は予め樹脂接着材18が塗布さ
れた回路基板1の所定の実装位置に搭載される。そして
全ての電子部品の搭載が完了したならば、回路基板1は
加熱工程に送られ、図3(c)に示すように、樹脂接着
材18の熱硬化温度(例えば200℃)まで加熱され、
所定時間加熱状態が保持される。
【0020】これにより、樹脂接着材18が熱硬化し、
他の電子部品とともにカメラモジュール2は回路基板1
に実装される。このとき、レンズ16の材質には、加熱
過程における加熱温度よりも耐熱温度が高い材質を用い
ていることから、加熱過程においてレンズ16が熱ダメ
ージを受けることがない。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、受光部上に光学画像を
結像させるレンズの材質を、回路基板への電子部品の実
装過程における加熱温度よりも高い耐熱温度を有する材
質としたので、カメラモジュールを他の電子部品と同一
の実装工程で回路基板に実装することができ、手作業に
よるカメラモジュールの実装作業を排除して、生産性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の回路基板の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態の基板実装用カメラの断
面図
【図3】本発明の一実施の形態の基板実装用カメラの実
装方法の工程説明図
【符号の説明】
1 回路基板 2 カメラモジュール 5 基板モジュール 6 レンズモジュール 10 サブ基板 11 CCDエリアセンサ 15 レンズケース 16 レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板に実装され、光電変換を行う画素
    が配列された受光部を備えこの受光部に撮像対象の光学
    画像を結像させることにより画像信号を出力する基板実
    装用カメラであって、前記受光部が形成された受光素子
    を含み前記回路基板に実装される受光モジュールと、受
    光部上に光学画像を結像させるレンズを保持するレンズ
    保持部とを備え、前記レンズは前記回路基板への電子部
    品の実装工程における加熱温度よりも高い耐熱温度を有
    する材質より成ることを特徴とする基板実装用カメラ。
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