JP2002185764A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置および画像処理方法Info
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- JP2002185764A JP2002185764A JP2000376803A JP2000376803A JP2002185764A JP 2002185764 A JP2002185764 A JP 2002185764A JP 2000376803 A JP2000376803 A JP 2000376803A JP 2000376803 A JP2000376803 A JP 2000376803A JP 2002185764 A JP2002185764 A JP 2002185764A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 合成画像の生成、特に再合成処理を効率的に
実行する画像処理装置および画像処理方法を提供する。 【解決手段】 複数の部分画像をつなぎ合わせて1つの
合成画像を生成する場合、装置に依存する例えば解像度
などの処理パラメータは装置独自のものを使用するのが
良好な合成画像を得るために必要である。例えば他装置
から受信した合成画像が不適切な場合、再合成を行なう
ことが必要となる。本発明によれば画像の合成処理の際
に、合成処理に適用した元画像の識別子を合成画像の付
帯情報として設定する構成としたので、合成画像から元
画像の判別が効率的に実行可能となり、識別子に基づい
て元画像を取得することが容易となり、再合成処理の効
率化が図れる。
実行する画像処理装置および画像処理方法を提供する。 【解決手段】 複数の部分画像をつなぎ合わせて1つの
合成画像を生成する場合、装置に依存する例えば解像度
などの処理パラメータは装置独自のものを使用するのが
良好な合成画像を得るために必要である。例えば他装置
から受信した合成画像が不適切な場合、再合成を行なう
ことが必要となる。本発明によれば画像の合成処理の際
に、合成処理に適用した元画像の識別子を合成画像の付
帯情報として設定する構成としたので、合成画像から元
画像の判別が効率的に実行可能となり、識別子に基づい
て元画像を取得することが容易となり、再合成処理の効
率化が図れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像撮影装置の撮影
画像を複数つなぎあわせて合成画像を生成する画像処理
装置および画像処理方法に関し、特に、合成画像に基づ
いて異なる合成画像を生成する再合成処理を効率的に実
行可能とした画像処理装置および画像処理方法に関す
る。
画像を複数つなぎあわせて合成画像を生成する画像処理
装置および画像処理方法に関し、特に、合成画像に基づ
いて異なる合成画像を生成する再合成処理を効率的に実
行可能とした画像処理装置および画像処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、医療用診断装置として様々な画像
診断装置が使用されている。例えば、代表的な装置とし
ては、超音波診断装置、MR(Magnetic Resonance)装
置、CT(Computerized Tomography)装置、CR(Comp
uted Radiography)装置等がある。これら画像診断装置
はモダリティ機器と呼ばれる。これらの各種モダリティ
機器によって撮影された画像データは、フィルム・プリ
ンタによってプリントアウトされたり、ディスプレイに
おいて表示されたり、あるいは磁気ディスク、光磁気デ
ィスク等の記憶手段に格納されてデータ保管される等、
様々な態様で処理がなされる。
診断装置が使用されている。例えば、代表的な装置とし
ては、超音波診断装置、MR(Magnetic Resonance)装
置、CT(Computerized Tomography)装置、CR(Comp
uted Radiography)装置等がある。これら画像診断装置
はモダリティ機器と呼ばれる。これらの各種モダリティ
機器によって撮影された画像データは、フィルム・プリ
ンタによってプリントアウトされたり、ディスプレイに
おいて表示されたり、あるいは磁気ディスク、光磁気デ
ィスク等の記憶手段に格納されてデータ保管される等、
様々な態様で処理がなされる。
【0003】例えば、CT装置による診断においては、
検査技師により画像診断装置であるCT装置が操作さ
れ、患者の断層画像などが撮影される。この画像は装置
のコンソールにあるビデオディスプレイに表示すること
も可能である。さらに、モダリティ(CT装置)に接続
されたイメージャと呼ばれるフィルムレコーダを操作す
ることで、診断に必要な画像を指示し、指示された画像
がイメージャへ入力され、プリンタによって、例えば大
判のフィルムにプリントアウトされる。このフィルムが
診断画像として医師に渡され、患者の診断が行われる。
検査技師により画像診断装置であるCT装置が操作さ
れ、患者の断層画像などが撮影される。この画像は装置
のコンソールにあるビデオディスプレイに表示すること
も可能である。さらに、モダリティ(CT装置)に接続
されたイメージャと呼ばれるフィルムレコーダを操作す
ることで、診断に必要な画像を指示し、指示された画像
がイメージャへ入力され、プリンタによって、例えば大
判のフィルムにプリントアウトされる。このフィルムが
診断画像として医師に渡され、患者の診断が行われる。
【0004】複数の各種モダリティ機器を扱う病院にお
いては、様々なモダリティ機器と、プリンタ、ディスプ
レイ、画像蓄積装置としての画像保管用アーカイブなど
が相互にネットワーク接続され、モダリティ機器の撮影
画像、また画像蓄積手段に蓄積された画像データが病院
内の様々な場所で必要に応じてディスプレイ表示、ある
いはプリンタ出力が可能な構成となっている。
いては、様々なモダリティ機器と、プリンタ、ディスプ
レイ、画像蓄積装置としての画像保管用アーカイブなど
が相互にネットワーク接続され、モダリティ機器の撮影
画像、また画像蓄積手段に蓄積された画像データが病院
内の様々な場所で必要に応じてディスプレイ表示、ある
いはプリンタ出力が可能な構成となっている。
【0005】ネットワーク接続されたシステム環境にお
いては、例えば超音波診断装置、MR(Magnetic Resona
nce)装置、CT(Computerized Tomography)装置、CR
(Computed Radiography)装置等によって撮影された画
像は、ユーザが、プリンタ、ディスプレイ、データベー
ス等の様々な宛先装置を指定して転送し、画像の表示、
出力、保管が行われる。
いては、例えば超音波診断装置、MR(Magnetic Resona
nce)装置、CT(Computerized Tomography)装置、CR
(Computed Radiography)装置等によって撮影された画
像は、ユーザが、プリンタ、ディスプレイ、データベー
ス等の様々な宛先装置を指定して転送し、画像の表示、
出力、保管が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなネットワーク環境において、モダリティにおいて撮
影した画像が部分画像であり、部分画像をつなぎ合わせ
て1枚の合成画像を生成して、プリンタ、ディスプレ
イ、データベース等の様々な宛先装置を指定して転送す
る処理が実行される場合がある。
うなネットワーク環境において、モダリティにおいて撮
影した画像が部分画像であり、部分画像をつなぎ合わせ
て1枚の合成画像を生成して、プリンタ、ディスプレ
イ、データベース等の様々な宛先装置を指定して転送す
る処理が実行される場合がある。
【0007】通常、このような合成画像を配送する場
合、合成画像を生成する複数の元画像と、合成画像の双
方を宛先装置に送る処理が実行されている。これは、宛
先装置における画像の使用目的によって、必要な画像が
異なり、再合成処理等の場合には、元画像が必要となる
などの理由からである。
合、合成画像を生成する複数の元画像と、合成画像の双
方を宛先装置に送る処理が実行されている。これは、宛
先装置における画像の使用目的によって、必要な画像が
異なり、再合成処理等の場合には、元画像が必要となる
などの理由からである。
【0008】しかし、これら医療画像データはデータ量
が多く、複数毎の元画像と合成画像を併せて送付するこ
とは、ネットワークの負荷、受信装置における負荷の双
方とも大きくしてしまうことになり、ネットワークシス
テム全体のスループット低下を招いている。
が多く、複数毎の元画像と合成画像を併せて送付するこ
とは、ネットワークの負荷、受信装置における負荷の双
方とも大きくしてしまうことになり、ネットワークシス
テム全体のスループット低下を招いている。
【0009】しかしながら、送信画像を合成画像のみと
すると、各装置毎に最適なパラメータが異なるため、各
装置に最適な態様での表示、解像度、プリント出力がで
きない場合がある。このような場合、装置に適合した処
理による再合成処理が必要となるが、再合成処理には、
元画像が必要となる。このような場合、合成画像に付与
された患者情報などから元画像を探し出す処理が必要に
なり、再合成処理の負担となっている。
すると、各装置毎に最適なパラメータが異なるため、各
装置に最適な態様での表示、解像度、プリント出力がで
きない場合がある。このような場合、装置に適合した処
理による再合成処理が必要となるが、再合成処理には、
元画像が必要となる。このような場合、合成画像に付与
された患者情報などから元画像を探し出す処理が必要に
なり、再合成処理の負担となっている。
【0010】本発明は、上述のような従来の合成画像の
画像の再合成処理における問題点を解決することを目的
とするものであり、合成画像から元画像を即座に取得す
ることを可能とし、再合成処理を効率的に実行可能とし
た画像処理装置および画像処理方法を提供することを目
的とする。
画像の再合成処理における問題点を解決することを目的
とするものであり、合成画像から元画像を即座に取得す
ることを可能とし、再合成処理を効率的に実行可能とし
た画像処理装置および画像処理方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するためになされたものであり、その第1の側面
は、複数の元画像をつなぎ合わせて合成画像を生成する
画像処理装置において、合成画像の構成元となる元画像
の識別子を生成合成画像の付帯情報として設定する処理
を実行するとともに、付帯情報に基づいて合成画像の元
画像を検索して元画像を取得し、取得した元画像に基づ
く再合成処理を実行する合成処理手段と、前記合成処理
手段において生成した合成画像と、前記付帯情報とを対
応付けて記憶する記憶手段と、を有することを特徴とす
る画像処理装置にある。
達成するためになされたものであり、その第1の側面
は、複数の元画像をつなぎ合わせて合成画像を生成する
画像処理装置において、合成画像の構成元となる元画像
の識別子を生成合成画像の付帯情報として設定する処理
を実行するとともに、付帯情報に基づいて合成画像の元
画像を検索して元画像を取得し、取得した元画像に基づ
く再合成処理を実行する合成処理手段と、前記合成処理
手段において生成した合成画像と、前記付帯情報とを対
応付けて記憶する記憶手段と、を有することを特徴とす
る画像処理装置にある。
【0012】さらに、本発明の画像処理装置の一実施態
様において、前記画像処理装置は、ネットワーク接続さ
れ、ネットワーク接続された他の装置とのデータ送受信
可能な構成を有し、前記合成処理手段は、ネットワーク
接続された他の装置から前記付帯情報に基づいて取得さ
れる元画像に基づく再合成処理を実行する構成を有する
ことを特徴とする。
様において、前記画像処理装置は、ネットワーク接続さ
れ、ネットワーク接続された他の装置とのデータ送受信
可能な構成を有し、前記合成処理手段は、ネットワーク
接続された他の装置から前記付帯情報に基づいて取得さ
れる元画像に基づく再合成処理を実行する構成を有する
ことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の画像処理装置の一実施態
様において、前記合成処理手段は、前記付帯情報に基づ
いて、合成画像の元画像を検索して元画像を取得し、取
得した元画像に基づく再合成処理を実行する構成を有
し、前記再合成処理は、画像処理装置に設定済みの処理
パラメータを取得して実行する構成であることを特徴と
する。
様において、前記合成処理手段は、前記付帯情報に基づ
いて、合成画像の元画像を検索して元画像を取得し、取
得した元画像に基づく再合成処理を実行する構成を有
し、前記再合成処理は、画像処理装置に設定済みの処理
パラメータを取得して実行する構成であることを特徴と
する。
【0014】さらに、本発明の画像処理装置の一実施態
様において、前記合成処理手段は、前記付帯情報に基づ
いて、合成画像の元画像を検索して元画像を取得し、取
得した元画像に基づく再合成処理を実行する構成を有
し、前記再合成処理は、画像処理装置の表示手段に表示
されるパラメータ設定画面において設定されたパラメー
タに基づいて実行する構成であることを特徴とする。
様において、前記合成処理手段は、前記付帯情報に基づ
いて、合成画像の元画像を検索して元画像を取得し、取
得した元画像に基づく再合成処理を実行する構成を有
し、前記再合成処理は、画像処理装置の表示手段に表示
されるパラメータ設定画面において設定されたパラメー
タに基づいて実行する構成であることを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の画像処理装置の一実施態
様において、前記合成処理手段は、取得した元画像に基
づく再合成処理を、元画像の画像データに基づいて自動
的に位置合わせを行なって再合成を実行する自動合成モ
ード、および表示画像を観察しながら位置合わせを行な
って再合成を実行するマニュアル合成モードのいずれか
のモードを選択的に実行可能な構成を有することを特徴
とする。
様において、前記合成処理手段は、取得した元画像に基
づく再合成処理を、元画像の画像データに基づいて自動
的に位置合わせを行なって再合成を実行する自動合成モ
ード、および表示画像を観察しながら位置合わせを行な
って再合成を実行するマニュアル合成モードのいずれか
のモードを選択的に実行可能な構成を有することを特徴
とする。
【0016】さらに、本発明の第2の側面は、複数の元
画像をつなぎ合わせて合成画像を生成する画像処理方法
において、合成画像の構成元となる元画像の識別子を生
成合成画像の付帯情報として設定する処理を実行する付
帯情報設定ステップと、前記生成合成画像と、前記付帯
情報とを対応付けて記憶する記憶ステップと、前記付帯
情報に基づいて、合成画像の元画像を検索して元画像を
取得し、取得した元画像に基づく再合成処理を実行する
再合成処理ステップを有することを特徴とする画像処理
方法にある。
画像をつなぎ合わせて合成画像を生成する画像処理方法
において、合成画像の構成元となる元画像の識別子を生
成合成画像の付帯情報として設定する処理を実行する付
帯情報設定ステップと、前記生成合成画像と、前記付帯
情報とを対応付けて記憶する記憶ステップと、前記付帯
情報に基づいて、合成画像の元画像を検索して元画像を
取得し、取得した元画像に基づく再合成処理を実行する
再合成処理ステップを有することを特徴とする画像処理
方法にある。
【0017】さらに、本発明の画像処理方法の一実施態
様において、前記再合成処理ステップは、ネットワーク
接続された他の装置から前記付帯情報に基づいて取得さ
れる元画像に基づく再合成処理を実行するステップを含
むことを特徴とする。
様において、前記再合成処理ステップは、ネットワーク
接続された他の装置から前記付帯情報に基づいて取得さ
れる元画像に基づく再合成処理を実行するステップを含
むことを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の画像処理方法の一実施態
様において、前記再合成処理ステップは、前記付帯情報
に基づいて、合成画像の元画像を検索して元画像を取得
し、取得した元画像に基づく再合成処理を実行するステ
ップを有し、前記再合成処理ステップは、画像処理装置
に設定済みの処理パラメータを取得して実行することを
特徴とする。
様において、前記再合成処理ステップは、前記付帯情報
に基づいて、合成画像の元画像を検索して元画像を取得
し、取得した元画像に基づく再合成処理を実行するステ
ップを有し、前記再合成処理ステップは、画像処理装置
に設定済みの処理パラメータを取得して実行することを
特徴とする。
【0019】さらに、本発明の画像処理方法の一実施態
様において、前記再合成処理ステップは、前記付帯情報
に基づいて、合成画像の元画像を検索して元画像を取得
し、取得した元画像に基づく再合成処理を実行するステ
ップを有し、前記再合成処理ステップは、画像処理装置
の表示手段に表示されるパラメータ設定画面において設
定されたパラメータに基づいて実行することを特徴とす
る。
様において、前記再合成処理ステップは、前記付帯情報
に基づいて、合成画像の元画像を検索して元画像を取得
し、取得した元画像に基づく再合成処理を実行するステ
ップを有し、前記再合成処理ステップは、画像処理装置
の表示手段に表示されるパラメータ設定画面において設
定されたパラメータに基づいて実行することを特徴とす
る。
【0020】さらに、本発明の画像処理方法の一実施態
様において、前記再合成処理ステップは、取得した元画
像の画像データに基づいて自動的に位置合わせを行なっ
て再合成を実行する自動合成モードによる自動合成処理
ステップを含むことを特徴とする。
様において、前記再合成処理ステップは、取得した元画
像の画像データに基づいて自動的に位置合わせを行なっ
て再合成を実行する自動合成モードによる自動合成処理
ステップを含むことを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の画像処理方法の一実施態
様において、前記再合成処理ステップは、表示画像を観
察しながら位置合わせを行なって再合成を実行するマニ
ュアル合成モードによるマニュアル合成処理ステップを
含むことを特徴とする。
様において、前記再合成処理ステップは、表示画像を観
察しながら位置合わせを行なって再合成を実行するマニ
ュアル合成モードによるマニュアル合成処理ステップを
含むことを特徴とする。
【0022】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理装置およ
び画像処理方法について、図面を参照しながら詳細に説
明する。
び画像処理方法について、図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0024】[システム概要]図1に、本発明の画像処
理装置の適用可能なネットワーク構成例を模式的に示
す。ネットワーク上の超音波診断装置、MR(Magnetic
Resonance)装置、CT(Computerized Tomography)装
置、CR(Computed Radiography)装置等、様々なモダ
リティ機器50A,50B…において撮像された医療・
診断画像は、確認配送装置としてのワークステーション
70A,70B…において、画像の確認、転送宛先の確
認を実行し、ネットワークを介して画像表示、プリン
ト、保管を制御するワークステーション10A,10
B,10Cに転送され、ディスプレイ表示、プリント出
力、データベース保管等の各種処理が実行される。
理装置の適用可能なネットワーク構成例を模式的に示
す。ネットワーク上の超音波診断装置、MR(Magnetic
Resonance)装置、CT(Computerized Tomography)装
置、CR(Computed Radiography)装置等、様々なモダ
リティ機器50A,50B…において撮像された医療・
診断画像は、確認配送装置としてのワークステーション
70A,70B…において、画像の確認、転送宛先の確
認を実行し、ネットワークを介して画像表示、プリン
ト、保管を制御するワークステーション10A,10
B,10Cに転送され、ディスプレイ表示、プリント出
力、データベース保管等の各種処理が実行される。
【0025】ネットワーク接続された医療・診断画像を
電子的に取り扱うプリンタ、ビューワ、アーカイブを制
御するワークステーション10…、および各モダリティ
機器に接続され確認配送処理を行なうワークステーショ
ン70…は、通常、ネットワーク・インターフェース・
カード(NIC:Network Interface Card)によってネ
ットワーク接続される。
電子的に取り扱うプリンタ、ビューワ、アーカイブを制
御するワークステーション10…、および各モダリティ
機器に接続され確認配送処理を行なうワークステーショ
ン70…は、通常、ネットワーク・インターフェース・
カード(NIC:Network Interface Card)によってネ
ットワーク接続される。
【0026】図1において、ネットワークは、例えば単
一の病院内に敷設されたLAN(Local Area Network)
である。LANは、単一のLANセグメント20で構成
されても、ルータ(若しくはゲートウェイ)30経由で
相互接続された複数のLANセグメント20A,B…で
構成されてもよい。さらに、ネットワークは、専用線等
を介して遠隔の病院のLANどうしを接続して構成され
るWAN(Wide AreaNetwork)や、あるいはインターネ
ットのような広域ネットワークであってもよい。
一の病院内に敷設されたLAN(Local Area Network)
である。LANは、単一のLANセグメント20で構成
されても、ルータ(若しくはゲートウェイ)30経由で
相互接続された複数のLANセグメント20A,B…で
構成されてもよい。さらに、ネットワークは、専用線等
を介して遠隔の病院のLANどうしを接続して構成され
るWAN(Wide AreaNetwork)や、あるいはインターネ
ットのような広域ネットワークであってもよい。
【0027】ネットワーク上の各ワークステーション1
0…、ワークステーション70…は、所定の通信プロト
コルに従うことによって透過的に接続されている。例え
ばOSI(Open Systems Interconnection )参照標準
モデルで言えば、ネットワークの物理層及びデータリン
ク層はイーサネット(登録商標)で、トランスポート層
及びネットワーク層はTCP/IP(Transmission Con
trol Protocol/Internet Protocol)で構成することが
できる。また、セッション層以上の上位層は、医用製品
メーカ各社が専用のプロトコルを用意している。
0…、ワークステーション70…は、所定の通信プロト
コルに従うことによって透過的に接続されている。例え
ばOSI(Open Systems Interconnection )参照標準
モデルで言えば、ネットワークの物理層及びデータリン
ク層はイーサネット(登録商標)で、トランスポート層
及びネットワーク層はTCP/IP(Transmission Con
trol Protocol/Internet Protocol)で構成することが
できる。また、セッション層以上の上位層は、医用製品
メーカ各社が専用のプロトコルを用意している。
【0028】当業界における上位層プロトコルの代表例
の1つは、DICOM(Digital Imaging and Communic
ation for Machine)である。DICOMは、米国のA
CR(American College of Radiology)およびNEMA
(The National Electrical Manufacturers Associatio
n)により制定された医用画像の通信プロトコルである。
DICOM以外にもネットワークに接続されたモダリテ
ィ機器製品メーカー固有のプロトコルを用いた通信が行
われる。
の1つは、DICOM(Digital Imaging and Communic
ation for Machine)である。DICOMは、米国のA
CR(American College of Radiology)およびNEMA
(The National Electrical Manufacturers Associatio
n)により制定された医用画像の通信プロトコルである。
DICOM以外にもネットワークに接続されたモダリテ
ィ機器製品メーカー固有のプロトコルを用いた通信が行
われる。
【0029】ネットワーク上には、コンピュータ・トモ
グラフィ用の磁気共鳴用のMR(Magnetic Resonance)
装置50A,RI装置50B,US装置50C,デジタ
ル減法アンギオグラフィ用のDSA装置50D,CT
(Computed Tomography)装置50E,コンピュータ・
ラジオグラフィ用のCR(Computed Radiography)装置
50Fなどの医療・診断画像の撮影、供給源である複数
のモダリティ機器があり、これらのモダリティ機器にお
いて取得した画像は、ワークステーション70A,70
Bを介してネットワークから各宛先装置に出力される。
グラフィ用の磁気共鳴用のMR(Magnetic Resonance)
装置50A,RI装置50B,US装置50C,デジタ
ル減法アンギオグラフィ用のDSA装置50D,CT
(Computed Tomography)装置50E,コンピュータ・
ラジオグラフィ用のCR(Computed Radiography)装置
50Fなどの医療・診断画像の撮影、供給源である複数
のモダリティ機器があり、これらのモダリティ機器にお
いて取得した画像は、ワークステーション70A,70
Bを介してネットワークから各宛先装置に出力される。
【0030】ワークステーション70A,70B…は、
病院内の専用の診断室(図示しない)にそれぞれ配備さ
れている1以上のモダリティ機器と接続され、接続され
たモダリティ機器において取得した画像を確認するため
のモニタを有し、また画像を一時保管するための磁気デ
ィスク、DVD等の記憶媒体を備えている。モダリティ
機器は、患者の様々の部位の画像、様々な角度からの画
像を撮影する。これらの画像は、ワークステーション7
0A,70Bにおいて、テンプレートマッチングなどの
画像位置識別手法を適用したつなぎ合わせ処理により合
成画像を生成する。生成した合成画像、あるいは合成画
像の生成元の画像である元画像は、配送装置としてのワ
ークステーション70A,70Bを介してネットワーク
から各宛先装置に出力される。ユーザは、確認配送装置
としてのワークステーション70A,70Bにおいて、
画像の転送宛先として、例えば画像表示を実行する画像
ビューワ、プリント出力を実行するプリンタ、画像保管
を実行するアーカイブを指定して画像転送を実行する。
なお、転送される画像データには、画像データに関する
付帯情報、例えば、患者名、患者ID、検査日時、検査
条件、患者の生年月日や担当医師名などの属性情報が付
加されて画像(元画像、合成画像)とともに送信され
る。
病院内の専用の診断室(図示しない)にそれぞれ配備さ
れている1以上のモダリティ機器と接続され、接続され
たモダリティ機器において取得した画像を確認するため
のモニタを有し、また画像を一時保管するための磁気デ
ィスク、DVD等の記憶媒体を備えている。モダリティ
機器は、患者の様々の部位の画像、様々な角度からの画
像を撮影する。これらの画像は、ワークステーション7
0A,70Bにおいて、テンプレートマッチングなどの
画像位置識別手法を適用したつなぎ合わせ処理により合
成画像を生成する。生成した合成画像、あるいは合成画
像の生成元の画像である元画像は、配送装置としてのワ
ークステーション70A,70Bを介してネットワーク
から各宛先装置に出力される。ユーザは、確認配送装置
としてのワークステーション70A,70Bにおいて、
画像の転送宛先として、例えば画像表示を実行する画像
ビューワ、プリント出力を実行するプリンタ、画像保管
を実行するアーカイブを指定して画像転送を実行する。
なお、転送される画像データには、画像データに関する
付帯情報、例えば、患者名、患者ID、検査日時、検査
条件、患者の生年月日や担当医師名などの属性情報が付
加されて画像(元画像、合成画像)とともに送信され
る。
【0031】ワークステーション10Aは、画像ビュー
ワとして稼動し、例えばファイル・サーバに付設された
データベースから過去の診断画像を取り出してディスプ
レイ・スクリーン上で確認する等のために使用される。
ワとして稼動し、例えばファイル・サーバに付設された
データベースから過去の診断画像を取り出してディスプ
レイ・スクリーン上で確認する等のために使用される。
【0032】ワークステーション10Bは、プリント・
サーバとして機能する。ワークステーション10Bは、
ローカル接続された1以上のプリンタ、プリンタ#1,
112、プリンタ#2,113を有し、画像データのプ
リントを行なう。
サーバとして機能する。ワークステーション10Bは、
ローカル接続された1以上のプリンタ、プリンタ#1,
112、プリンタ#2,113を有し、画像データのプ
リントを行なう。
【0033】また、ワークステーション10Cはファイ
ル・サーバとして機能し、ファイル・サーバに接続され
たデータベースとしての画像保管用アーカイブ122に
画像データを蓄積する。画像データは、画像データに関
する付帯情報、例えば、患者名、患者ID、検査日時、
検査条件、患者の生年月日や担当医師名などの属性情報
に関連付けられて保管される。画像保管用アーカイブ1
22は、膨大量の診断画像ファイルを蓄積するための大
容量記憶装置であり、多くの場合、画像データは圧縮さ
れて格納される。
ル・サーバとして機能し、ファイル・サーバに接続され
たデータベースとしての画像保管用アーカイブ122に
画像データを蓄積する。画像データは、画像データに関
する付帯情報、例えば、患者名、患者ID、検査日時、
検査条件、患者の生年月日や担当医師名などの属性情報
に関連付けられて保管される。画像保管用アーカイブ1
22は、膨大量の診断画像ファイルを蓄積するための大
容量記憶装置であり、多くの場合、画像データは圧縮さ
れて格納される。
【0034】画像ビューワ、プリンタ、アーカイブは、
超音波診断装置、MR(Magnetic resonance)装置、CT
(Computerized Tomography)装置、CR(Computed Rad
iography)装置等の様々なモダリティ機器50A,50
B…において撮像された医用画像の出力先、あるいは保
管先として、すなわちネットワークを介した転送宛先と
してユーザによって指定可能である。ユーザはワークス
テーション70A,70Bにおいて、画像ビューワ、プ
リンタ、データベース等を画像転送宛先として指定し、
宛先として指定された装置に応じて合成画像、または元
画像、または元画像から合成画像を生成するために必要
なパラメータを含む合成情報を選択して送信する。これ
らの合成画像生成処理、送信画像選択処理について、以
下説明する。
超音波診断装置、MR(Magnetic resonance)装置、CT
(Computerized Tomography)装置、CR(Computed Rad
iography)装置等の様々なモダリティ機器50A,50
B…において撮像された医用画像の出力先、あるいは保
管先として、すなわちネットワークを介した転送宛先と
してユーザによって指定可能である。ユーザはワークス
テーション70A,70Bにおいて、画像ビューワ、プ
リンタ、データベース等を画像転送宛先として指定し、
宛先として指定された装置に応じて合成画像、または元
画像、または元画像から合成画像を生成するために必要
なパラメータを含む合成情報を選択して送信する。これ
らの合成画像生成処理、送信画像選択処理について、以
下説明する。
【0035】[確認配送装置構成]上述の図1を用いた
説明中で簡単に述べたように、モダリティ機器において
撮影された診断・医療画像は、モダリティ機器に接続さ
れた確認配送装置としてのワークステーション70…か
ら、プリント出力用のプリンタ、画像表示用の画像ビュ
ーワ、データ保管装置としてのアーカイブに転送し、出
力またはデータ保管することが可能である。
説明中で簡単に述べたように、モダリティ機器において
撮影された診断・医療画像は、モダリティ機器に接続さ
れた確認配送装置としてのワークステーション70…か
ら、プリント出力用のプリンタ、画像表示用の画像ビュ
ーワ、データ保管装置としてのアーカイブに転送し、出
力またはデータ保管することが可能である。
【0036】図2に各モダリティと確認配送装置(W/
S:ワークステーション)、表示装置、および画像デー
タ保管装置としてのアーカイブの接続構成を概略的に示
す。
S:ワークステーション)、表示装置、および画像デー
タ保管装置としてのアーカイブの接続構成を概略的に示
す。
【0037】確認配送装置(W/S:ワークステーショ
ン)202aは、2台のモダリティ201a,201b
に接続され、これら2台のモダリティ201a,201
bにおいて撮影した診断・医療画像を受信し、ユーザが
確認配送装置202aにおいて、画像転送先としての宛
先装置としてアーカイブ203、プリンタ204、表示
装置205を指定してネットワークを介した画像転送、
保管処理を実行する。
ン)202aは、2台のモダリティ201a,201b
に接続され、これら2台のモダリティ201a,201
bにおいて撮影した診断・医療画像を受信し、ユーザが
確認配送装置202aにおいて、画像転送先としての宛
先装置としてアーカイブ203、プリンタ204、表示
装置205を指定してネットワークを介した画像転送、
保管処理を実行する。
【0038】確認配送装置(W/S:ワークステーショ
ン)202bは、3台のモダリティ201c,201
d,201eに接続され、これら3台のモダリティ20
1c,201d,201eにおいて撮影した診断・医療
画像を受信し、ユーザが確認配送装置202bにおい
て、画像転送先としてアーカイブ203、プリンタ20
4、表示装置205を指定してネットワークを介した画
像転送、保管処理を実行する。
ン)202bは、3台のモダリティ201c,201
d,201eに接続され、これら3台のモダリティ20
1c,201d,201eにおいて撮影した診断・医療
画像を受信し、ユーザが確認配送装置202bにおい
て、画像転送先としてアーカイブ203、プリンタ20
4、表示装置205を指定してネットワークを介した画
像転送、保管処理を実行する。
【0039】確認配送装置(W/S:ワークステーショ
ン)202a,bは、各接続モダリティにおいて撮影さ
れた診断・医療画像の表示を行なうモニタと、各接続モ
ダリティにおいて撮影された診断・医療画像を一時保管
するためのハードディスク等のデータベースを有し、ま
た、モダリティにおいて撮影された画像を複数つなぎ合
わせて合成画像を生成する処理を実行する。複数の画像
のつなぎ合わせは、例えば各元画像の共通部分画像デー
タを識別するテンプレートマッチング処理などを適用し
て実行される。
ン)202a,bは、各接続モダリティにおいて撮影さ
れた診断・医療画像の表示を行なうモニタと、各接続モ
ダリティにおいて撮影された診断・医療画像を一時保管
するためのハードディスク等のデータベースを有し、ま
た、モダリティにおいて撮影された画像を複数つなぎ合
わせて合成画像を生成する処理を実行する。複数の画像
のつなぎ合わせは、例えば各元画像の共通部分画像デー
タを識別するテンプレートマッチング処理などを適用し
て実行される。
【0040】合成画像生成処理、送信画像選択処理を実
行する確認配送装置(W/S:ワークステーション)2
02の構成を図3に示す。確認配送装置(W/S:ワー
クステーション)202は、モダリティの撮影画像を受
信するインタフェース307、ネットワークを介した画
像転送宛先装置としてのプリンタ、画像ビューワ、アー
カイブ等への画像送信を行なうインタフェース308、
モダリティの撮影画像としての元画像、元画像のつなぎ
合わせによって生成される合成画像を保管する記憶手段
302、モダリティの撮影画像を表示したり、あるいは
合成画像を表示する表示手段304、画像の処理態様指
定、編集情報など、コマンド、あるいはデータ入力を実
行する入力手段303、画像合成処理を実行する画像合
成処理手段305、画像出力先、すなわち宛先装置に対
する画像の選択処理を実行する選択処理手段306を有
する。
行する確認配送装置(W/S:ワークステーション)2
02の構成を図3に示す。確認配送装置(W/S:ワー
クステーション)202は、モダリティの撮影画像を受
信するインタフェース307、ネットワークを介した画
像転送宛先装置としてのプリンタ、画像ビューワ、アー
カイブ等への画像送信を行なうインタフェース308、
モダリティの撮影画像としての元画像、元画像のつなぎ
合わせによって生成される合成画像を保管する記憶手段
302、モダリティの撮影画像を表示したり、あるいは
合成画像を表示する表示手段304、画像の処理態様指
定、編集情報など、コマンド、あるいはデータ入力を実
行する入力手段303、画像合成処理を実行する画像合
成処理手段305、画像出力先、すなわち宛先装置に対
する画像の選択処理を実行する選択処理手段306を有
する。
【0041】[画像合成処理]確認配送装置(W/S:
ワークステーション)における合成画像の生成処理、お
よび格納処理について説明する図を図4に示す。図4
(a)は、モダリティから複数の部分画像を入力する状
態を示している。部分画像としての合成元画像1と合成
元画像2が確認配送装置(W/S:ワークステーショ
ン)のインタフェース307を介して記憶手段305と
してのハードディスクに入力、格納される。ここでは、
2枚の部分画像の例を示すが、3枚以上の部分画像の場
合も同様である。
ワークステーション)における合成画像の生成処理、お
よび格納処理について説明する図を図4に示す。図4
(a)は、モダリティから複数の部分画像を入力する状
態を示している。部分画像としての合成元画像1と合成
元画像2が確認配送装置(W/S:ワークステーショ
ン)のインタフェース307を介して記憶手段305と
してのハードディスクに入力、格納される。ここでは、
2枚の部分画像の例を示すが、3枚以上の部分画像の場
合も同様である。
【0042】ここで格納される画像には、画像に関する
付帯情報、例えば、患者名、患者ID、検査日時、検査
条件、患者の生年月日や担当医師名などの属性情報が関
連付けられて保管される。
付帯情報、例えば、患者名、患者ID、検査日時、検査
条件、患者の生年月日や担当医師名などの属性情報が関
連付けられて保管される。
【0043】図4(a)は、記憶手段305としてのハ
ードディスクから部分画像としての元画像を取り出し
て、合成画像を生成する処理を示している。合成画像の
生成時には、元画像の付帯情報を元に複数の関連画像を
取り出す。画像合成処理は、合成処理手段305におい
て実行される。
ードディスクから部分画像としての元画像を取り出し
て、合成画像を生成する処理を示している。合成画像の
生成時には、元画像の付帯情報を元に複数の関連画像を
取り出す。画像合成処理は、合成処理手段305におい
て実行される。
【0044】合成処理手段305は、複数の元画像から
の画像合成をテンプレートマッチングなどの処理により
自動合成処理を実行する自動合成モードによる合成処
理、また、複数の元画像を表示手段に表示して、オペレ
ータがマニュアルで合成処理を実行するマニュアル合成
モードでの合成処理を選択的に実行可能な構成を持つ。
の画像合成をテンプレートマッチングなどの処理により
自動合成処理を実行する自動合成モードによる合成処
理、また、複数の元画像を表示手段に表示して、オペレ
ータがマニュアルで合成処理を実行するマニュアル合成
モードでの合成処理を選択的に実行可能な構成を持つ。
【0045】また、合成処理手段305は、合成画像生
成時に合成画像の付帯情報として元画像の識別情報を合
成画像に対応付けて設定する。設定される識別情報は、
例えば元画像の画像識別子としての画像IDである。こ
のように元画像の識別データが合成画像の付帯情報とし
て設定した構成によれば、データを扱うユーザは、合成
画像に基づいて元画像の画像IDを即座に取り出すこと
ができ、画像IDに基づくデータ抽出を、自装置の記憶
手段、あるいはネットワークを介した遠隔の記憶手段に
おいて実行することにより、元画像を取得することがで
きる。なお、元画像の検索に際しては、まず自装置の記
憶手段を検索し、自装置内に格納されていない場合にの
みネットワークを介した他装置の記憶手段を検索する構
成とすることが好ましい。
成時に合成画像の付帯情報として元画像の識別情報を合
成画像に対応付けて設定する。設定される識別情報は、
例えば元画像の画像識別子としての画像IDである。こ
のように元画像の識別データが合成画像の付帯情報とし
て設定した構成によれば、データを扱うユーザは、合成
画像に基づいて元画像の画像IDを即座に取り出すこと
ができ、画像IDに基づくデータ抽出を、自装置の記憶
手段、あるいはネットワークを介した遠隔の記憶手段に
おいて実行することにより、元画像を取得することがで
きる。なお、元画像の検索に際しては、まず自装置の記
憶手段を検索し、自装置内に格納されていない場合にの
みネットワークを介した他装置の記憶手段を検索する構
成とすることが好ましい。
【0046】合成画像は、ある一定の合成条件の下、す
なわち画像毎の位置合わせ条件、あるいは、各元画像の
解像度等のパラメータ等、各種条件が設定された画像と
して構成されている場合が多い。画像パラメータは、画
像を表示、またはプリントする装置に応じて設定される
ことが多く、ある1つの装置で設定した位置合わせ条
件、パラメータに基づく合成で生成された合成画像が、
他の装置において好ましくない合成画像データとなるこ
とがある。このような場合、自装置に最適な合成画像を
得るためには、再度、元画像から最適なパラメータを設
定して再合成する処理が必要となる。装置に依存する例
えば解像度などの処理パラメータは装置独自のものを使
用するのが良好な合成画像を得るために必要である。こ
のような再合成処理において、元画像の取得を効率的に
実行するためには、元画像の識別子が有効な検索手段と
なる。
なわち画像毎の位置合わせ条件、あるいは、各元画像の
解像度等のパラメータ等、各種条件が設定された画像と
して構成されている場合が多い。画像パラメータは、画
像を表示、またはプリントする装置に応じて設定される
ことが多く、ある1つの装置で設定した位置合わせ条
件、パラメータに基づく合成で生成された合成画像が、
他の装置において好ましくない合成画像データとなるこ
とがある。このような場合、自装置に最適な合成画像を
得るためには、再度、元画像から最適なパラメータを設
定して再合成する処理が必要となる。装置に依存する例
えば解像度などの処理パラメータは装置独自のものを使
用するのが良好な合成画像を得るために必要である。こ
のような再合成処理において、元画像の取得を効率的に
実行するためには、元画像の識別子が有効な検索手段と
なる。
【0047】合成条件は、プリンタ、画像ビューワ等、
各出力装置に固有の合成条件が設定されている場合に
は、元画像の識別子による元画像取得後に、その合成条
件を適用した合成処理を自動実行するように構成するこ
とができる。
各出力装置に固有の合成条件が設定されている場合に
は、元画像の識別子による元画像取得後に、その合成条
件を適用した合成処理を自動実行するように構成するこ
とができる。
【0048】図5に、合成画像の付帯情報として付与さ
れた合成元画像の識別子に基づいて元画像を取得して、
取得した元画像の合成条件を設定して、自装置に適合し
た新たな合成画像を得る再合成処理を実行する処理フロ
ーを示す。図5の処理は、例えば、図3に示す確認配送
装置において実行される。
れた合成元画像の識別子に基づいて元画像を取得して、
取得した元画像の合成条件を設定して、自装置に適合し
た新たな合成画像を得る再合成処理を実行する処理フロ
ーを示す。図5の処理は、例えば、図3に示す確認配送
装置において実行される。
【0049】まず、ステップS501において、既に合
成済み画像として取得した合成画像の付帯情報から元画
像の識別子(ex.画像ID)を取り出し、ステップS
502において、元画像の識別子による自装置の記憶手
段の検索を実行する。検索識別子を持つ元画像が自装置
の記憶手段にない(S503,No)場合は、ネットワ
ークに接続された大容量記憶手段としてのアーカイブ等
の他の記憶装置において識別子に基づく検索を実行(S
504)する。
成済み画像として取得した合成画像の付帯情報から元画
像の識別子(ex.画像ID)を取り出し、ステップS
502において、元画像の識別子による自装置の記憶手
段の検索を実行する。検索識別子を持つ元画像が自装置
の記憶手段にない(S503,No)場合は、ネットワ
ークに接続された大容量記憶手段としてのアーカイブ等
の他の記憶装置において識別子に基づく検索を実行(S
504)する。
【0050】元画像が自装置の記憶手段、または他装置
の記憶手段から取得された後、再合成処理に移行する。
まず、ステップS505において、再合成に必要な解像
度等の処理パラメータが自装置の合成処理手段に設定済
みであるか否かを検証する。処理パラメータは、例えば
つなぎ合わせのための位置合わせ用パラメータ、あるい
は解像度、画質設定パラメータ等である。これらのパラ
メータが設定済みである場合は、ステップS507に進
み、設定済みのパラメータに基づいて取得した元画像に
より合成画像を自動生成する。パラメータが設定されて
いない場合は、ステップS506においてパラメータを
マニュアルで設定し、パラメータ設定後に合成処理を実
行する。合成された画像は、自装置において出力、例え
ばモニターに表示されたり、あるいはプリント出力(S
508)などがなされる。
の記憶手段から取得された後、再合成処理に移行する。
まず、ステップS505において、再合成に必要な解像
度等の処理パラメータが自装置の合成処理手段に設定済
みであるか否かを検証する。処理パラメータは、例えば
つなぎ合わせのための位置合わせ用パラメータ、あるい
は解像度、画質設定パラメータ等である。これらのパラ
メータが設定済みである場合は、ステップS507に進
み、設定済みのパラメータに基づいて取得した元画像に
より合成画像を自動生成する。パラメータが設定されて
いない場合は、ステップS506においてパラメータを
マニュアルで設定し、パラメータ設定後に合成処理を実
行する。合成された画像は、自装置において出力、例え
ばモニターに表示されたり、あるいはプリント出力(S
508)などがなされる。
【0051】なお、ユーザは、ステップS501におい
てオリジナルの合成画像取得後、再合成処理実行コマン
ドを入力するのみで、その以後の処理としての、元画像
識別子取得、元画像取得、パラメータの有無判定、再合
成処理、画像出力をすべて自動実行する構成とする。再
合成に必要なパラメータがない場合にのみ、マニュアル
モードに移行してステップS506のパラメータ設定処
理を実行する。
てオリジナルの合成画像取得後、再合成処理実行コマン
ドを入力するのみで、その以後の処理としての、元画像
識別子取得、元画像取得、パラメータの有無判定、再合
成処理、画像出力をすべて自動実行する構成とする。再
合成に必要なパラメータがない場合にのみ、マニュアル
モードに移行してステップS506のパラメータ設定処
理を実行する。
【0052】このように、合成画像に元画像の識別子を
付与して合成画像の付帯情報として保存することで、合
成画像に基づいて元画像を即座に取得することが可能と
なり、再合成処理を効率的に実行することができる。
付与して合成画像の付帯情報として保存することで、合
成画像に基づいて元画像を即座に取得することが可能と
なり、再合成処理を効率的に実行することができる。
【0053】なお、上述のフローにおいては、マニュア
ルモードへの移行は、再合成に必要なパラメータがない
場合のみの処理として説明したが、本発明の確認配送装
置における合成処理手段305(図3参照)は、マニュ
アルモードでの合成処理、テンプレートマッチングなど
を適用した自動モードでの合成処理の各モードをオペレ
ータによって任意に切り換え可能であり、例えば自動モ
ードでの合成後、マニュアルモードに切り換えて合成画
像の位置合わせ状態をマニュアルで修正する処理が可能
である。
ルモードへの移行は、再合成に必要なパラメータがない
場合のみの処理として説明したが、本発明の確認配送装
置における合成処理手段305(図3参照)は、マニュ
アルモードでの合成処理、テンプレートマッチングなど
を適用した自動モードでの合成処理の各モードをオペレ
ータによって任意に切り換え可能であり、例えば自動モ
ードでの合成後、マニュアルモードに切り換えて合成画
像の位置合わせ状態をマニュアルで修正する処理が可能
である。
【0054】元画像をつなぎ合わせて合成画像を生成す
る際、一般には各元画像の間での位置合わせ(平行移
動、回転、拡大縮小など)処理が必要となる。通常、各
画像のつなぎ合わせ部分でテンプレートマッチングを行
なうなどして自動的に位置合わせ量を求めて自動的な位
置合わせを行なっている。これは、マニュアルでの処理
は時間、労力を要するからである。
る際、一般には各元画像の間での位置合わせ(平行移
動、回転、拡大縮小など)処理が必要となる。通常、各
画像のつなぎ合わせ部分でテンプレートマッチングを行
なうなどして自動的に位置合わせ量を求めて自動的な位
置合わせを行なっている。これは、マニュアルでの処理
は時間、労力を要するからである。
【0055】多くの場合は、自動位置合わせ処理のみで
良好な位置合わせが可能となるが、画像によっては、自
動位置合わせ処理のみでは、位置合わせが良好に実行さ
れない場合がある。この場合には、付帯情報に基づいて
元画像を検索し、表示手段に元画像を表示してオペレー
タが表示画像に基づいてマニュアルで元画像の位置合わ
せを行なって再合成処理を実行する。このように自動合
成と、マニュアル合成を適宜切り換えて実行することに
より良好な合成画像を得ることができる。
良好な位置合わせが可能となるが、画像によっては、自
動位置合わせ処理のみでは、位置合わせが良好に実行さ
れない場合がある。この場合には、付帯情報に基づいて
元画像を検索し、表示手段に元画像を表示してオペレー
タが表示画像に基づいてマニュアルで元画像の位置合わ
せを行なって再合成処理を実行する。このように自動合
成と、マニュアル合成を適宜切り換えて実行することに
より良好な合成画像を得ることができる。
【0056】[画像送信処理]次に合成画像を生成した
装置において、その生成した合成画像、あるいは元画
像、さらに合成処理に必要な位置合わせ情報等の合成情
報を出力する宛先装置に応じて、選択出力する処理につ
いて説明する。
装置において、その生成した合成画像、あるいは元画
像、さらに合成処理に必要な位置合わせ情報等の合成情
報を出力する宛先装置に応じて、選択出力する処理につ
いて説明する。
【0057】先に延べたように、画像情報、特にモダリ
ティによって撮影される診断・医療画像は、データ量が
多い。元画像を複数使用して生成する合成画像と、元画
像を併せて宛先装置としてのアーカイブ、プリンタ、画
像ビューワ等に送付する処理は、ネットワーク、宛先装
置での負荷を増大させることになる。
ティによって撮影される診断・医療画像は、データ量が
多い。元画像を複数使用して生成する合成画像と、元画
像を併せて宛先装置としてのアーカイブ、プリンタ、画
像ビューワ等に送付する処理は、ネットワーク、宛先装
置での負荷を増大させることになる。
【0058】本発明のシステムでは、ネットワークを介
した画像転送処理において、宛先装置に応じた画像選択
を行なって選択された画像あるいは情報を宛先装置に送
付する処理を実行する。
した画像転送処理において、宛先装置に応じた画像選択
を行なって選択された画像あるいは情報を宛先装置に送
付する処理を実行する。
【0059】図3に示す確認配送装置を画像送信装置の
一例として説明する。図3の確認配送装置の選択処理手
段306がネットワークを介した画像転送時の画像また
は情報選択を実行する。選択処理手段306は、記憶手
段302に格納された宛先装置と出力画像情報を対応付
けた出力データ選択テーブルに基づいて、ユーザによっ
て指定された宛先装置に基づいて出力画像を選択する。
一例として説明する。図3の確認配送装置の選択処理手
段306がネットワークを介した画像転送時の画像また
は情報選択を実行する。選択処理手段306は、記憶手
段302に格納された宛先装置と出力画像情報を対応付
けた出力データ選択テーブルに基づいて、ユーザによっ
て指定された宛先装置に基づいて出力画像を選択する。
【0060】出力データ選択テーブルの構成例を図6に
示す。図6には、宛先装置として、例えばデータ保管装
置としてのアーカイブ#01、プリンタ#03,ビュー
ワ#02…等に対応付けられて出力すべきデータに
[1]が設定され、出力対象外のデータに[0]が設定
されている。
示す。図6には、宛先装置として、例えばデータ保管装
置としてのアーカイブ#01、プリンタ#03,ビュー
ワ#02…等に対応付けられて出力すべきデータに
[1]が設定され、出力対象外のデータに[0]が設定
されている。
【0061】例えばアーカイブ#01には、元画像、合
成画像、合成情報のすべてを出力し、プリンタ#03に
は、合成画像のみを出力し、ビューワ#02には元画像
と合成情報を出力し、ビューワ#05には元画像と合成
画像を出力する設定がなされている。なお、合成情報と
は、合成処理に必要なパラメータである。選択処理手段
306は、まず、ユーザが指定した宛先装置情報に基づ
いて図6の出力画像選択テーブルの対応宛先装置を検出
し、宛先装置に対応付けられた出力情報を検証する。
成画像、合成情報のすべてを出力し、プリンタ#03に
は、合成画像のみを出力し、ビューワ#02には元画像
と合成情報を出力し、ビューワ#05には元画像と合成
画像を出力する設定がなされている。なお、合成情報と
は、合成処理に必要なパラメータである。選択処理手段
306は、まず、ユーザが指定した宛先装置情報に基づ
いて図6の出力画像選択テーブルの対応宛先装置を検出
し、宛先装置に対応付けられた出力情報を検証する。
【0062】選択処理手段306は、出力データ選択テ
ーブルに[1]の設定されたデータのみを出力情報とし
てユーザの設定した宛先装置に対して送信する。このよ
うな自動選択処理により、不必要な画像が宛先装置に送
信されることがなくなり、ネットワークおよび宛先装置
における処理負荷を減少させることが可能となる。
ーブルに[1]の設定されたデータのみを出力情報とし
てユーザの設定した宛先装置に対して送信する。このよ
うな自動選択処理により、不必要な画像が宛先装置に送
信されることがなくなり、ネットワークおよび宛先装置
における処理負荷を減少させることが可能となる。
【0063】図6の出力画像選択テーブルは、個々の装
置毎に出力情報を設定してあるが、宛先装置の属性、す
なわち、プリンタであるか、表示装置であるか、記憶装
置であるか当の情報のみに基づいて出力情報を設定し、
ユーザの指定した宛先装置情報から判定される宛先装置
の属性に基づいて出力情報を選択するように構成しても
よい。
置毎に出力情報を設定してあるが、宛先装置の属性、す
なわち、プリンタであるか、表示装置であるか、記憶装
置であるか当の情報のみに基づいて出力情報を設定し、
ユーザの指定した宛先装置情報から判定される宛先装置
の属性に基づいて出力情報を選択するように構成しても
よい。
【0064】さらに、出力データを選択する選択画面を
表示手段304に表示して、ユーザが任意に選択するよ
うに構成してもよい。
表示手段304に表示して、ユーザが任意に選択するよ
うに構成してもよい。
【0065】図7に合成画像等の選択出力処理フローを
示す。まず、ステップS701において、ユーザが出力
宛先を指定する。出力宛先は、アーカイブ、プリンタ、
表示装置等である。
示す。まず、ステップS701において、ユーザが出力
宛先を指定する。出力宛先は、アーカイブ、プリンタ、
表示装置等である。
【0066】次に、ステップS702において、出力デ
ータの自動選択処理が設定されているか否かを判定す
る。画像送信装置としての例えば図3に示す確認配送装
置においては、出力データを自動的に選択する処理と、
ユーザが設定するマニュアル処理を選択的に実行するこ
とが可能な構成であり、画像の選択処理がジッド兎実行
する設定である場合は、ステップS703に進み、前述
の図6で説明した出力データ選択テーブルを記憶手段3
02から取り出し参照して、ユーザの設定した宛先装置
に応じて出力データを自動選択して、ステップS706
において、選択されたデータを宛先装置に対して選択出
力する。
ータの自動選択処理が設定されているか否かを判定す
る。画像送信装置としての例えば図3に示す確認配送装
置においては、出力データを自動的に選択する処理と、
ユーザが設定するマニュアル処理を選択的に実行するこ
とが可能な構成であり、画像の選択処理がジッド兎実行
する設定である場合は、ステップS703に進み、前述
の図6で説明した出力データ選択テーブルを記憶手段3
02から取り出し参照して、ユーザの設定した宛先装置
に応じて出力データを自動選択して、ステップS706
において、選択されたデータを宛先装置に対して選択出
力する。
【0067】設定がマニュアルモードである場合は、ス
テップS704に進み出力データ選択画面を表示手段3
04に表示(S704)して、ユーザによる出力データ
のマニュアル選択処理を実行(S705)して、ステッ
プS706において、選択されたデータを宛先装置に対
して選択出力する。
テップS704に進み出力データ選択画面を表示手段3
04に表示(S704)して、ユーザによる出力データ
のマニュアル選択処理を実行(S705)して、ステッ
プS706において、選択されたデータを宛先装置に対
して選択出力する。
【0068】このように、宛先装置に応じて画像データ
を選択出力することにより、宛先装置において不要な画
像がネットワークを介して転送されることがなくなるの
でネットワークトラフィックが軽減し、ネットワーク、
および宛先装置の負荷が軽減され、システムのスループ
ット低下を防止できる。
を選択出力することにより、宛先装置において不要な画
像がネットワークを介して転送されることがなくなるの
でネットワークトラフィックが軽減し、ネットワーク、
および宛先装置の負荷が軽減され、システムのスループ
ット低下を防止できる。
【0069】なお、上述した例では、画像処理装置とし
て、各モダリティに接続されたワークステーションとし
ての確認配送装置を例として説明したが、その他の画像
ビューワ、プリンタ、記憶装置などの各サーバとして設
定されたワークステーションから画像を他のネットワー
ク接続装置に対して送信する場合も同様の処理が実行可
能である。
て、各モダリティに接続されたワークステーションとし
ての確認配送装置を例として説明したが、その他の画像
ビューワ、プリンタ、記憶装置などの各サーバとして設
定されたワークステーションから画像を他のネットワー
ク接続装置に対して送信する場合も同様の処理が実行可
能である。
【0070】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置および画像処理方法によれば、部分画像に基づく画
像の合成処理の際に、合成処理に適用した元画像の識別
子を合成画像の付帯情報として付与し、合成画像に対応
付けて設定する構成としたので、合成画像から元画像の
判別が効率的に実行可能となり、識別子に基づいて元画
像を取得することが容易となり、再合成処理が効率的に
実行可能となる。
装置および画像処理方法によれば、部分画像に基づく画
像の合成処理の際に、合成処理に適用した元画像の識別
子を合成画像の付帯情報として付与し、合成画像に対応
付けて設定する構成としたので、合成画像から元画像の
判別が効率的に実行可能となり、識別子に基づいて元画
像を取得することが容易となり、再合成処理が効率的に
実行可能となる。
【図1】本発明のシステムを適用した診断・医療画像デ
ータの送受信ネットワーク構成例を示す図である。
ータの送受信ネットワーク構成例を示す図である。
【図2】本発明の画像処理装置である確認配送装置と、
モダリティおよび各種宛先装置との接続構成を示す図で
ある。
モダリティおよび各種宛先装置との接続構成を示す図で
ある。
【図3】本発明の画像処理装置である確認配送装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図4】本発明のシステムで適用する画像合成処理につ
いて説明する図である。
いて説明する図である。
【図5】本発明のシステムで適用する画像合成処理の処
理フローを示す図である。
理フローを示す図である。
【図6】本発明のシステムで適用する画像データ選択出
力処理に用いられる出力データ選択テーブルの構成例を
示す図である。
力処理に用いられる出力データ選択テーブルの構成例を
示す図である。
【図7】本発明のシステムにおいて実行される画像デー
タ選択出力処理フローを示す図である。
タ選択出力処理フローを示す図である。
10 ワークステーション 20 LAN 30 ルータ 50 モダリティ機器 70 確認配送装置 201 モダリティ 202 確認配送装置 203 アーカイブ 204 プリンタ 205 表示装置 301 制御手段 302 記憶手段 303 入力手段 304 表示手段 305 合成処理手段 306 選択処理手段 307,308 インタフェース
Claims (11)
- 【請求項1】複数の元画像をつなぎ合わせて合成画像を
生成する画像処理装置において、 合成画像の構成元となる元画像の識別子を生成合成画像
の付帯情報として設定する処理を実行するとともに、付
帯情報に基づいて合成画像の元画像を検索して元画像を
取得し、取得した元画像に基づく再合成処理を実行する
合成処理手段と、 前記合成処理手段において生成した合成画像と、前記付
帯情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、を有するこ
とを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】前記画像処理装置は、ネットワーク接続さ
れ、ネットワーク接続された他の装置とのデータ送受信
可能な構成を有し、 前記合成処理手段は、ネットワーク接続された他の装置
から前記付帯情報に基づいて取得される元画像に基づく
再合成処理を実行する構成を有することを特徴とする請
求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】前記合成処理手段は、 前記付帯情報に基づいて、合成画像の元画像を検索して
元画像を取得し、取得した元画像に基づく再合成処理を
実行する構成を有し、 前記再合成処理は、画像処理装置に設定済みの処理パラ
メータを取得して実行する構成であることを特徴とする
請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】前記合成処理手段は、 前記付帯情報に基づいて、合成画像の元画像を検索して
元画像を取得し、取得した元画像に基づく再合成処理を
実行する構成を有し、 前記再合成処理は、画像処理装置の表示手段に表示され
るパラメータ設定画面において設定されたパラメータに
基づいて実行する構成であることを特徴とする請求項1
に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】前記合成処理手段は、 取得した元画像に基づく再合成処理を、元画像の画像デ
ータに基づいて自動的に位置合わせを行なって再合成を
実行する自動合成モード、および表示画像を観察しなが
ら位置合わせを行なって再合成を実行するマニュアル合
成モードのいずれかのモードを選択的に実行可能な構成
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
置。 - 【請求項6】複数の元画像をつなぎ合わせて合成画像を
生成する画像処理方法において、 合成画像の構成元となる元画像の識別子を生成合成画像
の付帯情報として設定する処理を実行する付帯情報設定
ステップと、 前記生成合成画像と、前記付帯情報とを対応付けて記憶
する記憶ステップと、 前記付帯情報に基づいて、合成画像の元画像を検索して
元画像を取得し、取得した元画像に基づく再合成処理を
実行する再合成処理ステップと、を有することを特徴と
する画像処理方法。 - 【請求項7】前記再合成処理ステップは、 ネットワーク接続された他の装置から前記付帯情報に基
づいて取得される元画像に基づく再合成処理を実行する
ステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の画像
処理方法。 - 【請求項8】前記再合成処理ステップは、 前記付帯情報に基づいて、合成画像の元画像を検索して
元画像を取得し、取得した元画像に基づく再合成処理を
実行するステップを有し、 前記再合成処理ステップは、画像処理装置に設定済みの
処理パラメータを取得して実行することを特徴とする請
求項6に記載の画像処理方法。 - 【請求項9】前記再合成処理ステップは、 前記付帯情報に基づいて、合成画像の元画像を検索して
元画像を取得し、取得した元画像に基づく再合成処理を
実行するステップを有し、 前記再合成処理ステップは、画像処理装置の表示手段に
表示されるパラメータ設定画面において設定されたパラ
メータに基づいて実行することを特徴とする請求項6に
記載の画像処理方法。 - 【請求項10】前記再合成処理ステップは、 取得した元画像の画像データに基づいて自動的に位置合
わせを行なって再合成を実行する自動合成モードによる
自動合成処理ステップを含むことを特徴とする請求項6
に記載の画像処理方法。 - 【請求項11】前記再合成処理ステップは、 表示画像を観察しながら位置合わせを行なって再合成を
実行するマニュアル合成モードによるマニュアル合成処
理ステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の画
像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000376803A JP2002185764A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000376803A JP2002185764A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002185764A true JP2002185764A (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=18845615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000376803A Pending JP2002185764A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002185764A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006330834A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Noritsu Koki Co Ltd | 携帯端末、サーバ及びそれらを具備する写真プリント注文システム |
JP7487162B2 (ja) | 2021-11-25 | 2024-05-20 | キヤノン株式会社 | 医用情報処理装置、医用情報処理方法およびプログラム |
-
2000
- 2000-12-12 JP JP2000376803A patent/JP2002185764A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006330834A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Noritsu Koki Co Ltd | 携帯端末、サーバ及びそれらを具備する写真プリント注文システム |
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