JP2002190937A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

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JP2002190937A
JP2002190937A JP2000387129A JP2000387129A JP2002190937A JP 2002190937 A JP2002190937 A JP 2002190937A JP 2000387129 A JP2000387129 A JP 2000387129A JP 2000387129 A JP2000387129 A JP 2000387129A JP 2002190937 A JP2002190937 A JP 2002190937A
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JP2000387129A
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Jiro Senda
次郎 仙田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像情報に文字情報を併せて出力する場合の
文字情報の出力態様を最適に調整することを可能とした
システムを提供する。 【解決手段】 モダリティで撮影した画像を確認配送装
置からプリンタ、表示装置等の宛先装置に対して配送す
る処理において、確認配送装置が出力先としての宛先装
置情報、出力フォーマット情報、出力画像情報に従って
画像の拡大縮小率を算定し、算定された画像の拡大縮小
率に応じて出力文字情報のフォントサイズ、フォントタ
イプを選択し、選択したフォントサイズ、フォントタイ
プによる文字情報を出力する構成とした。本構成によ
り、患者情報などの付帯情報を出力態様に適応したフォ
ントサイズ、フォントタイプで出力することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば医療画像の撮
影画像などに様々な付帯情報を文字情報として併せて表
示してプリンタあるいはディスプレイなどにおいて出力
する際の画像処理を行なう画像処理装置および画像処理
方法に関する。さらに詳細には、出力画像の拡大または
縮小等に関わらず、所定領域に表示、またはプリントさ
れる文字のフォントサイズ、フォントタイプを制御して
最適な態様での出力を可能とした画像処理装置および画
像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療用診断装置として様々な画像
診断装置が使用されている。例えば、代表的な装置とし
ては、超音波診断装置、MR(Magnetic Resonance)装
置、CT(Computerized Tomography)装置、CR(Comp
uted Radiography)装置等がある。これら画像診断装置
はモダリティ機器と呼ばれる。これらの各種モダリティ
機器によって撮影された画像データは、フィルム・プリ
ンタによってプリントアウトされたり、ディスプレイに
おいて表示されたり、あるいは磁気ディスク、光磁気デ
ィスク等の記憶手段に格納されてデータ保管される等、
様々な態様で処理がなされる。
【0003】例えば、CT装置による診断においては、
検査技師により画像診断装置であるCT装置が操作さ
れ、患者の断層画像などが撮影される。この画像は装置
のコンソールにあるビデオディスプレイに表示すること
も可能である。さらに、モダリティ(CT装置)に接続
されたイメージャと呼ばれるフィルムレコーダを操作す
ることで、診断に必要な画像を指示し、指示された画像
がイメージャへ入力され、プリンタによって、例えば大
判のフィルムにプリントアウトされる。このフィルムが
診断画像として医師に渡され、患者の診断が行われる。
【0004】複数の各種モダリティ機器を扱う病院にお
いては、様々なモダリティ機器と、プリンタ、ディスプ
レイ、画像蓄積装置としての画像保管用アーカイブなど
が相互にネットワーク接続され、モダリティ機器の撮影
画像、また画像蓄積手段に蓄積された画像データが病院
内の様々な場所で必要に応じてディスプレイ表示、ある
いはプリンタ出力が可能な構成となっている。
【0005】ネットワーク接続されたシステム環境にお
いては、例えば超音波診断装置、MR(Magnetic Resona
nce)装置、CT(Computerized Tomography)装置、CR
(Computed Radiography)装置等によって撮影された画
像は、ユーザが、プリンタ、ディスプレイ、データベー
ス等の様々な宛先装置を指定して転送し、画像の表示、
出力、保管が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなネットワーク環境において、モダリティにおいて撮
影した画像を出力するプリンタ、あるいは出力するディ
スプレイは様々な仕様、すなわち出力サイズ、解像度な
どが各々異なるため、画像の送信元でのイメージとはず
れた態様で表示、あるいはプリントアウトされてしまう
ことがある。
【0007】すなわち、ネットワークに接続された複数
のプリンタ、ディスプレイはそれぞれ異なる解像度、出
力用紙サイズなどを有していると、画像送信元において
は、出力先での出力態様が把握できないという問題があ
る。
【0008】特に、医療画像の場合、患者の診断画像に
患者名、検査ID等各種の付帯情報を文字情報を併せて
出力することが多い。このような文字情報は、撮影画像
情報に対してオーバーレイ(上書き)処理されるか、あ
るいは文字情報を画像情報に埋め込むなどの処理によっ
て診断画像に併せて表示またはプリントされる。しか
し、ディスプレイ、プリンタの解像度、出力サイズに応
じて画像が拡大縮小され、この拡大縮小処理に伴い文字
が拡大または縮小されて出力されるため、出力文字が識
別が困難なほど小さくなったり、あるいは必要以上に大
きくなってしまう場合がある。
【0009】本発明は、上述のような従来の文書を含む
画像の出力における問題点を解決することを目的とする
ものであり、画像の出力態様、出力機器、出力フォーマ
ット等に応じて、予め指定された文字のフォントサイ
ズ、フォントタイプを選択して画像に併せて出力するこ
とにより、最適な態様での出力を可能とした画像処理装
置および画像処理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するためになされたものであり、その第1の側面
は、出力装置としてのプリンタまたは表示装置に対して
画像データを出力する画像処理装置において、画像処理
装置において出力宛先として指定された出力装置に関す
る宛先装置情報と、出力画像情報とに基づいて取得され
る画像の出力装置における拡大または縮小率に基づい
て、出力画像に併せて出力する文字態様を決定するフォ
ント選択処理手段、を有することを特徴とする画像処理
装置にある。
【0011】さらに、本発明の画像処理装置の一実施態
様において、前記画像処理装置は、画像処理装置におい
て出力宛先として指定された出力装置に関する宛先装置
情報と、出力画像情報とに基づいて画像の出力装置にお
ける拡大または縮小率を算定する画像拡大縮小率算定手
段を有し、前記フォント選択処理手段は、前記画像拡大
縮小率算定手段の算定結果に基づいて、出力画像に併せ
て出力する文字態様を決定する構成であることを特徴と
する。
【0012】さらに、本発明の画像処理装置の一実施態
様において、前記フォント選択処理手段は、入力手段に
よって入力された拡大または縮小率情報に基づいて、出
力画像に併せて出力する文字態様を決定する構成である
ことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の画像処理装置の一実施態
様において、前記画像拡大縮小率算定手段は、前記宛先
装置情報として出力サイズ、解像度情報の少なくともい
ずれかを取得し、前記出力画像情報としてオリジナル画
像サイズを取得し、取得した各情報に基づいて画像の出
力装置における拡大または縮小率を算定する処理を実行
する構成を有することを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の画像処理装置の一実施態
様において、前記画像拡大縮小率算定手段は、さらに、
出力フォーマット情報を取得し、取得した情報に基づい
て画像の出力装置における拡大または縮小率を算定する
処理を実行する構成を有することを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の画像処理装置の一実施態
様において、前記フォント選択処理手段は、出力対象と
なる画像の付帯情報各々についての個々のフォントサイ
ズを設定したフォントサイズ設定情報に従って、文字態
様を決定する処理を実行する構成を有することを特徴と
する。
【0016】さらに、本発明の画像処理装置の一実施態
様において、前記フォント選択処理手段は、出力対象と
なる画像の付帯情報各々についての個々のフォントタイ
プを設定したフォントタイプ設定情報に従って、文字態
様を決定する処理を実行する構成を有することを特徴と
する。
【0017】さらに、本発明の画像処理装置の一実施態
様において、前記フォント選択処理手段は、出力対象と
なる画像の付帯情報各々についての個々のフォントサイ
ズおよびフォントタイプを設定したフォーマットタイプ
テーブルに従って、文字態様を決定する処理を実行する
構成を有することを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の第2の側面は、出力装置
としてのプリンタまたは表示装置に対して画像データを
出力する画像処理方法において、出力宛先として指定さ
れた出力装置に関する宛先装置情報と、出力画像情報と
に基づいて取得される画像の出力装置における拡大また
は縮小率に基づいて、出力画像に併せて出力する文字態
様を決定するフォント選択処理ステップ、を有すること
を特徴とする画像処理方法にある。
【0019】さらに、本発明の画像処理方法の一実施態
様において、出力宛先として指定された出力装置に関す
る宛先装置情報と、出力画像情報とに基づいて画像の出
力装置における拡大または縮小率を算定する画像拡大縮
小率算定ステップを有し、前記フォント選択処理ステッ
プは、前記画像拡大縮小率算定ステップにおいて算定し
た拡大縮小率に基づいて、出力画像に併せて出力する文
字態様を決定することを特徴とする。
【0020】さらに、本発明の画像処理方法の一実施態
様において、前記フォント選択処理ステップは、入力手
段によって入力された拡大または縮小率情報に基づい
て、出力画像に併せて出力する文字態様を決定すること
を特徴とする。
【0021】さらに、本発明の画像処理方法の一実施態
様において、前記画像拡大縮小率算定ステップは、前記
宛先装置情報として出力サイズ、解像度情報の少なくと
もいずれかを取得し、前記出力画像情報としてオリジナ
ル画像サイズを取得し、取得した各情報に基づいて画像
の出力装置における拡大または縮小率を算定する処理を
実行するステップを含むことを特徴とする。
【0022】さらに、本発明の画像処理方法の一実施態
様において、前記画像拡大縮小率算定ステップは、さら
に、出力フォーマット情報を取得し、取得した情報に基
づいて画像の出力装置における拡大または縮小率を算定
する処理を実行するステップを含むことを特徴とする。
【0023】さらに、本発明の画像処理方法の一実施態
様において、前記フォント選択処理ステップは、出力対
象となる画像の付帯情報各々についての個々のフォント
サイズを設定したフォントサイズ設定情報に従って、文
字態様を決定する処理を実行するステップを含むことを
特徴とする。
【0024】さらに、本発明の画像処理方法の一実施態
様において、前記フォント選択処理ステップは、出力対
象となる画像の付帯情報各々についての個々のフォント
タイプを設定したフォントタイプ設定情報に従って、文
字態様を決定する処理を実行するステップを含むことを
特徴とする。
【0025】さらに、本発明の画像処理方法の一実施態
様において、前記フォント選択処理ステップは、出力対
象となる画像の付帯情報各々についての個々のフォント
サイズおよびフォントタイプを設定したフォーマットタ
イプテーブルに従って、文字態様を決定する処理を実行
するステップを含むことを特徴とする。
【0026】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理装置およ
び画像処理方法について、図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0028】[システム概要]図1に、本発明の画像処
理装置および画像処理方法の適用される環境の一例とし
て医療現場におけるネットワーク構成例を示す。ネット
ワーク上の超音波診断装置、MR(Magnetic Resonance)
装置、CT(Computerized Tomography)装置、CR(Co
mputed Radiography)装置等、様々なモダリティ機器5
0A,50B…において撮像された医療・診断画像は、
確認配送装置としてのワークステーション70A,70
B…において、画像の確認、転送宛先の確認を実行し、
ネットワークを介して画像表示、プリント、保管を制御
するワークステーション10A,10B,10Cに転送
され、ディスプレイ表示、プリント出力、データベース
保管等の各種処理が実行される。
【0029】ネットワーク接続された医療・診断画像を
電子的に取り扱うプリンタ、ビューワ、アーカイブを制
御するワークステーション10…、および各モダリティ
機器に接続され確認配送処理を行なうワークステーショ
ン70…は、通常、ネットワーク・インターフェース・
カード(NIC:Network Interface Card)によってネ
ットワーク接続される。
【0030】図1において、ネットワークは、例えば単
一の病院内に敷設されたLAN(Local Area Network)
である。LANは、単一のLANセグメント20で構成
されても、ルータ(若しくはゲートウェイ)30経由で
相互接続された複数のLANセグメント20A,B…で
構成されてもよい。さらに、ネットワークは、専用線等
を介して遠隔の病院のLANどうしを接続して構成され
るWAN(Wide AreaNetwork)や、あるいはインターネ
ットのような広域ネットワークであってもよい。
【0031】ネットワーク上の各ワークステーション1
0…、ワークステーション70…は、所定の通信プロト
コルに従うことによって透過的に接続されている。例え
ばOSI(Open Systems Interconnection )参照標準
モデルで言えば、ネットワークの物理層及びデータリン
ク層はイーサネット(登録商標)で、トランスポート層
及びネットワーク層はTCP/IP(Transmission Con
trol Protocol/Internet Protocol)で構成することが
できる。また、セッション層以上の上位層は、医用製品
メーカ各社が専用のプロトコルを用意している。
【0032】当業界における上位層プロトコルの代表例
の1つは、DICOM(Digital Imaging and Communic
ation for Machine)である。DICOMは、米国のA
CR(American College of Radiology)およびNEMA
(The National Electrical Manufacturers Associatio
n)により制定された医用画像の通信プロトコルである。
DICOM以外にもネットワークに接続されたモダリテ
ィ機器製品メーカー固有のプロトコルを用いた通信が行
われる。
【0033】ネットワーク上には、コンピュータ・トモ
グラフィ用の磁気共鳴用のMR(Magnetic Resonance)
装置50A,RI装置50B,US装置50C,デジタ
ル減法アンギオグラフィ用のDSA装置50D,CT
(Computed Tomography)装置50E,コンピュータ・
ラジオグラフィ用のCR(Computed Radiography)装置
50Fなどの医療・診断画像の撮影、供給源である複数
のモダリティ機器があり、これらのモダリティ機器にお
いて取得した画像は、ワークステーション70A,70
Bを介してネットワークから各宛先装置に出力される。
【0034】ワークステーション70A,70B…は、
病院内の専用の診断室(図示しない)にそれぞれ配備さ
れている1以上のモダリティ機器と接続され、接続され
たモダリティ機器において取得した画像を確認するため
のモニタを有し、また画像を一時保管するための磁気デ
ィスク、DVD等の記憶媒体を備えている。モダリティ
機器は、患者の様々の部位の画像、様々な角度からの画
像を撮影する。画像は、配送装置としてのワークステー
ション70A,70Bを介してネットワークから各宛先
装置に出力される。ユーザは、確認配送装置としてのワ
ークステーション70A,70Bにおいて、画像の転送
宛先として、例えば画像表示を実行する画像ビューワ、
プリント出力を実行するプリンタ、画像保管を実行する
アーカイブを指定して画像転送を実行する。なお、転送
される画像データには、画像データに関する付帯情報、
例えば、患者名、患者ID、検査日時、検査条件、患者
の生年月日や担当医師名などの属性情報が付加されて画
像とともに送信される。
【0035】ワークステーション10Aは、画像ビュー
ワとして稼動し、例えばファイル・サーバに付設された
データベースから過去の診断画像を取り出してディスプ
レイ・スクリーン上で確認する等のために使用される。
【0036】ワークステーション10Bは、プリント・
サーバとして機能する。ワークステーション10Bは、
ローカル接続された1以上のプリンタ、プリンタ#1,
112、プリンタ#2,113を有し、画像データのプ
リントを行なう。
【0037】また、ワークステーション10Cはファイ
ル・サーバとして機能し、ファイル・サーバに接続され
たデータベースとしての画像保管用アーカイブ122に
画像データを蓄積する。画像データは、画像データに関
する付帯情報、例えば、患者名、患者ID、検査日時、
検査条件、患者の生年月日や担当医師名などの属性情報
に関連付けられて保管される。画像保管用アーカイブ1
22は、膨大量の診断画像ファイルを蓄積するための大
容量記憶装置であり、多くの場合、画像データは圧縮さ
れて格納される。
【0038】画像ビューワ、プリンタ、アーカイブは、
超音波診断装置、MR(Magnetic resonance)装置、CT
(Computerized Tomography)装置、CR(Computed Rad
iography)装置等の様々なモダリティ機器50A,50
B…において撮像された医用画像の出力先、あるいは保
管先として、すなわちネットワークを介した転送宛先と
してユーザによって指定可能である。ユーザはワークス
テーション70A,70Bにおいて、画像ビューワ、プ
リンタ、データベース等を画像転送宛先として指定す
る。
【0039】さらに、指定宛先において出力する画像を
1以上指定し、さらに、その出力フォーマットを指定す
る。出力フォーマットとは、例えば1枚のフィルムに1
画像をプリントする、あるいは2枚の画像を並列配置し
てプリントするなどの出力形式のフォーマットである。
【0040】本発明の確認配送装置は、上述のように画
像転送先としての宛先装置情報、出力(表示、プリン
ト)フォーマット情報、出力画像指定情報の各情報に従
って、画像の出力時における拡大縮小率を算定し、その
算定情報に従って画像に併せて表示する患者名、患者I
D、検査IDなどの各種文字情報の表示文字のフォント
サイズ、フォントタイプを予め各表示情報ごとに設定さ
れた文字列設定フォーマットタイプから選択して画像情
報とともに出力宛先に送信する。
【0041】画像送信装置は、送信する文字情報のデー
タ形態、すなわち文字情報を画像情報のオーバレイデー
タとして送信するか、あるいは文字情報を画像情報に埋
め込んで送信するかなどを選択する機能を有する。この
ような文字情報に関するデータ形態の選択は宛先装置の
種類、すなわち宛先装置としてのプリンタ、ビューワな
どの出力先において文字情報のオーバレイ処理を実行可
能か否かに基づいて画像送信装置側で自動的に行なうよ
うにする。あるいはユーザがいずれの処理にするかを指
定する構成としてもよい。宛先装置においては、画像送
信装置側で選択された情報に従ってオーバレイ処理、あ
るいは埋め込み処理の文字情報を含む画像データを出力
する。
【0042】文字情報は、確認配送装置において文字列
設定フォーマットタイプに基づいて選択されたフォント
サイズ、フォントタイプであり、これらのフォントサイ
ズ、フォントタイプは、宛先装置情報、表示(プリン
ト)フォーマット情報、出力画像指定情報の各情報に従
って、画像の出力時における拡大縮小率を算定した上で
選択されたフォントサイズ、フォントタイプであり、出
力時に最適なサイズ、タイプとなる文字態様として設定
されている。従って、各出力装置における出力時には、
最適な態様で文字が表示またはプリントされる。
【0043】上述の図1を用いた説明中で簡単に述べた
ように、モダリティ機器において撮影された診断・医療
画像は、モダリティ機器に接続された確認配送装置とし
てのワークステーション70…から、プリント出力用の
プリンタ、画像表示用の画像ビューワ、データ保管装置
としてのアーカイブに転送し、出力またはデータ保管す
ることが可能である。
【0044】図2に各モダリティと確認配送装置(W/
S:ワークステーション)、表示装置、および画像デー
タ保管装置としてのアーカイブの接続構成を概略的に示
す。
【0045】確認配送装置(W/S:ワークステーショ
ン)202aは、2台のモダリティ201a,201b
に接続され、これら2台のモダリティ201a,201
bにおいて撮影した診断・医療画像を受信し、ユーザが
確認配送装置202aにおいて、画像転送先としての宛
先装置としてアーカイブ203、プリンタA204、プ
リンタB205、表示装置C206、表示装置D207
などの各出力装置を指定してネットワークを介した画像
転送、保管処理を実行する。なお、図2の構成は一例で
あり、モダリティ、確認配送装置、アーカイブ、プリン
タ、表示装置等の各装置の数は任意である。
【0046】確認配送装置(W/S:ワークステーショ
ン)202bは、3台のモダリティ201c,201
d,201eに接続され、これら3台のモダリティ20
1c,201d,201eにおいて撮影した診断・医療
画像を受信し、ユーザが確認配送装置202bにおい
て、画像転送先としてアーカイブ、プリンタ、表示装置
を指定してネットワークを介した画像転送、保管処理を
実行する。
【0047】[画像データの付帯情報構成]モダリティ
において撮影された画像には、各モダリティにおいて入
力された情報、あるいは自動的に設定される情報が付帯
情報として設定される。画像データの付帯情報の一例を
図3に示す。各モダリティで撮影された診断・医療画像
は、各画像毎の付帯情報には患者情報、検査情報、シリ
ーズ情報、画像情報がある。データ蓄積手段のアーカイ
ブでは、これらの各情報に基づいて階層化されて管理さ
れ、また、プリンタ、表示装置においては、各装置にお
ける出力態様に従って患者情報、検査情報など様々な情
報が画像に併せて文字情報として出力されることにな
る。
【0048】患者情報としては、例えば患者氏名、患者
識別子(ID)、性別、生年月日など、診断・医療画像
の撮影対象である患者情報が含まれる。検査情報として
は、例えば撮影日時、撮影方法、検査識別子(ID)、
検査室情報(検査室ID)などの情報が含まれる。シリ
ーズ情報は、撮影部位、例えば正面、側面などの情報で
ある。画像情報は、画像識別子、画像パラメータなどで
ある。
【0049】プリンタ、表示装置においては、各装置の
仕様として、出力プリントサイズ、解像度などがあり、
これらの仕様に応じて画像データの出力態様が設定さ
れ、また、出力される患者情報、検査情報などの文字情
報の配置についても設定される。確認配送装置側では、
例えば撮影画像データの拡大、縮小率の設定を実行して
プリンタ、あるいは表示装置に出力させる場合が多い。
このような場合、付帯情報についても、画像と同様の拡
縮率が適用されてしまうと、プリンタにおけるプリント
出力において、付帯情報を示す文字が認識困難なまでに
縮小されてしまったり、または、必要以上に大きく表示
されてしまうようなことがある。
【0050】ユーザが常に同一の出力機器を使用する場
合は、ユーザが画像送信側である確認配送装置側で出力
態様、文字情報の配置の予測が可能となるが、様々な出
力機器がネットワークに接続された環境においては、各
出力機器の仕様を把握することは困難であり、付帯情報
としての文字表示態様を予測することは困難となる。
【0051】本発明の確認配送装置では、出力する機
器、出力フォーマット、出力画像指定情報に基づいて、
オリジナル画像から出力画像に対する拡大、縮小率を算
定し、算定した拡大、縮小率に基づいて出力する文字情
報が最適なサイズ、タイプとなるフォントサイズ、フォ
ントタイプを決定する構成を持つ。従って、出力される
文字が認識困難なまでに小さくなったり、また必要以上
に大きくなってしまうことが防止される。
【0052】確認配送装置(W/S:ワークステーショ
ン)202a,bは、モダリティから画像を入力する
と、入力画像の付帯情報の設定、修正などの処理を行な
うことができる。なお、付帯情報はモダリティにおいて
撮影時に画像に付加される場合と、確認配送装置におい
て付加される場合の双方がある。
【0053】[画像送信装置構成]画像送信装置として
機能する確認配送装置(W/S:ワークステーション)
202a,bの構成図を図4に示す。確認配送装置(W
/S:ワークステーション)202は、モダリティの撮
影画像を受信するインタフェース305、ネットワーク
を介したアーカイブなどの装置等との画像送受信を行な
うインタフェース306、モダリティの撮影画像を一時
保管する記憶手段303、モダリティの撮影画像を表示
したり、前述の付帯情報を設定するための設定画面を表
示したり、あるいはネットワークを介した他装置からの
メッセージデータなどを表示する表示手段302、表示
手段302に表示した画像の処理態様の指定、付帯情報
の設定、変更など、コマンド、あるいはデータ入力を実
行する入力手段304、および制御手段301を有す
る。
【0054】制御手段301は、確認配送装置202に
入力され、ネットワークを介してプリンタ、表示装置に
出力する画像についての拡大率、縮小率を算定する画像
拡大縮小率算定手段307、画像拡大縮小率算定手段3
07の算定した拡大縮小率に基づいて出力フォントを選
択するフォント選択処理手段308を有する。フォント
選択処理手段308は、画像拡大縮小率算定手段307
の算定した拡大縮小率に基づいて各表示情報毎にフォン
トサイズ、フォントタイプを指定した複数のフォーマッ
トタイプからなるフォーマットタイプテーブル309
(図7参照)から、1つのフォーマットタイプを選択
し、画像に対応させて出力する文字情報を選択したフォ
ーマットタイプに従って生成して画像とともにネットワ
ークを介して出力する。
【0055】なお、フォント選択処理手段308は、入
力手段304によって入力された拡大または縮小率情報
に基づいて、出力画像に併せて出力する文字態様として
のフォントサイズ、フォントタイプをを決定することも
可能である。
【0056】図5に確認配送装置の画像拡大縮小率算定
手段307の処理を説明する図を示す。画像拡大縮小率
算定手段307は、モダリティから入力し、プリンタあ
るいは表示装置などの出力機器において出力する画像の
拡大率、縮小率を算定する。
【0057】拡大縮小率は、図5に示すように宛先装置
指定情報、出力フォーマット指定情報、出力画像指定情
報に基づいて算定される。宛先装置指定情報、出力フォ
ーマット指定情報、出力画像指定情報は、例えば確認配
送装置の入力装置からオペレータが指定する。
【0058】画像拡大縮小率算定手段307は、宛先装
置指定情報に従って、フィルム出力であるかあるいはC
RT表示であるか等の出力メディア種類、出力サイズ、
解像度などの各種プリンタ、ディスプレイ情報を取得す
る。これらのプリンタ、ディスプレイ情報は、確認配送
装置の記憶手段303に各出力機器識別子(ID)とと
もに格納されており、画像拡大縮小率算定手段307
は、オペレータの指定した宛先装置情報に基づいてこれ
らのプリンタ、ディスプレイ情報を取得する。
【0059】出力フォーマット指定情報は、例えば、1
枚のフィルムに1つの画像を配置するとか、4つの画像
を配置するかなどの画像位置、画像配置フォーマットの
指定情報であり、オペレータによる指定によって決定さ
れる情報である。
【0060】出力画像指定情報は、プリンタまたは表示
装置において出力する画像の指定情報であり、例えば、
オペレータが確認配送装置の表示手段302に様々な画
像を表示し、入力手段304から画像選択指定を行なう
ことによって指定した画像から取得され、画像拡大縮小
率算定手段307は、選択画像の付帯情報からオリジナ
ル画像サイズ、オリジナル画像画素サイズなどを取得す
る。
【0061】画像拡大縮小率算定手段307は、宛先装
置指定情報に基づいて取得した出力メディア種類、出力
サイズ、解像度などの各種プリンタ、ディスプレイ情
報、出力フォーマット指定情報に基づいて取得した画像
位置、画像配置フォーマットの指定情報、さらに、出力
画像指定情報に基づいて取得したオリジナル画像サイ
ズ、オリジナル画像画素サイズに基づいてオリジナル画
像からの出力先における拡大率、縮小率を算定する。
【0062】なお、上述した宛先装置指定情報、出力フ
ォーマット指定情報、出力画像指定情報中、例えば出力
フォーマット情報は、例えば出力装置の指定により一義
的にフォーマットが決定されるような場合は必ずしも必
要な情報ではなく、画像拡大縮小率算定手段307は、
宛先装置指定情報と出力画像指定情報のみから拡大率、
縮小率を算定することも可能である。
【0063】次に図6を用いてフォント選択処理手段3
08の処理を説明する。フォント選択処理手段は、画像
拡大縮小率算定手段307から算定結果としての拡大、
縮小率情報を入力し、入力した拡大、縮小率情報に基づ
いてフォーマットタイプテーブルから1つのフォーマッ
トタイプを選択する。
【0064】フォーマットタイプテーブルの構成例を図
7に示す。フォーマットタイプテーブルは、図7に示す
ように、表示情報に応じてフォントサイズとフォントタ
イプを設定したテーブルである。プリンタあるいはディ
スプレイに表示される画像情報には、患者名、患者I
D、検査ID、検査日などの付帯情報が画像に併せて印
刷または、表示出力される。フォーマットタイプテーブ
ルは、これらの出力付帯情報の各情報毎にフォントサイ
ズとフォントタイプを設定したテーブルである。
【0065】プリンタまたは表示手段としてのディスプ
レイでの出力例を図8に示す。図8に示す出力例1は、
1画像を1つのフィルムまたはディスプレイに表示した
出力例であり、また、出力例2は、4つの画像データを
併せて出力した例である。これらの例において、付帯情
報として、患者名、患者ID、検査ID、検査日が文字
情報として出力される。文字の配置は出力フォーマッ
ト、出力機器によって異なり、例えば図8の出力例1,
2の態様となる。図8に示す以外にも、様々な態様にお
いて各対用に応じて文字情報が表示される。
【0066】例えば、図8の出力例2における患者名、
患者ID、検査ID、検査日などの付帯情報が、元々、
出力例1の場合と同じフォントサイズであったとする
と、画像の縮小に対応して文字も縮小され、認識が困難
になる。出力例1の画像が拡大縮小率100%であった
とすれば、出力例2は拡大縮小率25%となり、文字も
25%まで併せて縮小されてしまい解読困難になる可能
性がある。
【0067】フォント選択処理手段308は、各態様に
応じた最適な文字のフォントサイズ、フォントタイプを
フォーマットタイプテーブルから選択する。フォーマッ
トタイプテーブルは、各出力に応じたフォントサイズ、
フォントタイプを設定したテーブルである。例えば、図
8の出力例2のように拡大縮小率25%となる場合に
は、予め大きなサイズに設定したフォントサイズを選択
すれば、出力先における画像の縮小出力時の出力文字が
最適な大きさとなる。また、オリジナル画像を拡大出力
する場合には、小さいサイズの文字をネットワークに出
力して出力装置において画像の拡大出力を実行すること
により、最適な大きさの文字が表示またはプリントされ
る。このように、フォント選択処理手段308は、画像
拡大縮小率算定手段307から算定結果として得られる
拡大、縮小率情報を入力し、入力した拡大、縮小率情報
に基づいて出力時に最適な文字表示がなされる文字態様
をフォーマットタイプテーブルから選択する処理を実行
する。
【0068】フォント選択処理手段308は、画像拡大
縮小率算定手段307から算定結果として得られる拡
大、縮小率情報に基づいて選択するフォーマットタイプ
を予め設定情報として有しており、例えば図6に示すよ
うに、縮小率50%であれば出力フォーマットタイプA
を選択し、フォーマットタイプAに設定されているフォ
ントサイズ、フォントタイプを各表示情報に対応して選
択して、各文字情報の出力を行なう。縮小率80%であ
れば出力フォーマットタイプBを選択し、フォーマット
タイプBに設定されているフォントサイズ、フォントタ
イプを各表示情報に対応して選択して、各文字情報の出
力を行なう。
【0069】例えば、図7に示すようにフォーマットタ
イプAが選択された場合は、患者名には、フォントサイ
ズ021、フォントタイプ00aが選択され、患者ID
にはフォントサイズ032、フォントタイプ01aが選
択され、他の検査ID、検査日など他の表示情報につい
ても、それぞれフォーマットタイプAに設定されたサイ
ズ、タイプが選択され、各選択されたフォントサイズ、
フォントタイプに従って文字表示情報の生成が実行され
る。
【0070】各フォーマットタイプは拡大率、縮小率に
応じて、最終的な出力において最適なサイズ、タイプに
なるように設定されている。従って、出力された文字が
小さすぎたり大きすぎたりするようなことが防止され、
最適な出力文字が得られる。
【0071】なお、本実施例におけるフォント選択処理
手段308は各文字のフォントサイズ、フォントタイプ
の両者を設定する構成例として説明したが、いずれか一
方のみ、例えばフォントサイズのみを設定する構成とし
てフォントタイプについては固定的なものとして構成し
てもよい。
【0072】[画像出力装置における処理]図9に出力
装置としてのプリンタまたは表示装置における処理を説
明する図を示す。出力装置は、ネットワーク、インタフ
ェースを介して出力対象の画像情報と、出力対象の文字
情報を受信する。
【0073】出力機器は、画像情報と、文字情報を併せ
て出力するために、文字情報の画像情報に対する埋め込
み処理を実行するか、あるいは文字情報を画像情報に対
して上書きするオーバレイ処理のいずれかを実行する。
このいずれの処理態様とするかは、画像送信装置側で決
定される。画像送信装置は、文字情報を画像情報のオー
バレイデータとして送信するか、あるいは文字情報を画
像情報に埋め込んで送信するかを選択する機能を有す
る。このような文字情報に関するデータ形態の選択は宛
先装置の種類、すなわち宛先装置としてのプリンタ、ビ
ューワなどの出力先において文字情報のオーバレイ処理
を実行可能か否かに基づいて画像送信装置側で自動的に
行なうか、あるいはユーザがいずれの処理にするかを指
定する構成とする。宛先装置においては、画像送信装置
側で選択された情報に従ってオーバレイ処理、あるいは
埋め込み処理の文字情報を含む画像データを出力する。
【0074】さらに、文字の上書きあるいは合成した画
像データは、出力機器に応じたフィルムのサイズまたは
表示手段の解像度等、機器仕様に応じて拡大または縮小
されて出力される。出力例は図に示すように、指定画
像、指定フォーマットに従った様々な態様となる。
【0075】本発明の装置においては、予め出力形式に
応じて文字のフォントサイズ、フォントタイプが選択さ
れているので、出力時に最適なサイズ、タイプの文字が
プリントまたは表示される。
【0076】[画像送信装置における処理手順]次に、
図10を用いて、画像送信元である確認配送装置におけ
る画像拡大、縮小率の算定、フォント選択処理を含む画
像出力処理についての手順を説明する。
【0077】まず、画像転送装置である確認配送装置に
おいてステップS101で、出力画像を1以上選択し、
さらに出力フォーマットを指定する。ステップS102
において出力宛先装置としてネットワーク接続されたプ
リンタまたは表示装置を指定する。
【0078】次にステップS103において、画像拡大
縮小率算定手段307が宛先装置情報、出力画像情報、
フォーマット情報に基づいて拡大、縮小率を算出する。
さらに、ステップS104において、フォント選択処理
手段308が算出された拡大、縮小率に基づいて出力さ
れる各文字情報に対応するフォントサイズ、フォントタ
イプの選択を実行する。この処理は前述したように図7
に示すテーブルから1つのフォーマットタイプを選択す
る処理として実行される。
【0079】以上の処理が実行された後、ステップS1
05において、画像情報および選択されたフォントによ
って生成した文字情報をそれぞれ出力宛先装置に対して
ネットワークを介して出力する。
【0080】ネットワークから画像情報と、文字情報を
受信した出力機器としてのプリンタまたは表示装置は、
各出力機器の出力態様に従って、画像情報を縮小、また
は拡大し、さらに、文字情報を画像情報に埋め込む埋め
込み処理、または画像情報に文字情報を上書き、すなわ
ちオーバレイ処理を実行して出力する。
【0081】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0082】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の画像処
理装置および画像処理方法によれば、モダリティで撮影
した画像を確認配送装置などの画像送信装置からプリン
タ、表示装置等の宛先装置に対して配送する処理におい
て、確認配送装置が出力先としての宛先装置情報、出力
フォーマット情報、出力画像情報に従って画像の拡大縮
小率を算定し、算定された画像の拡大縮小率に応じて出
力文字情報のフォントサイズ、フォントタイプを選択
し、選択したフォントサイズ、フォントタイプによる文
字情報を出力する構成としたので、患者情報などの付帯
情報が出力態様にもっとも適応したフォントサイズ、フ
ォントタイプで出力されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムを適用した診断・医療画像デ
ータの送受信ネットワーク構成例を示す図である。
【図2】本発明の画像処理装置である確認配送装置と、
モダリティおよび各種宛先装置との接続構成を示す図で
ある。
【図3】本発明のシステムにおける画像に付帯する情報
の一例について説明する図である。
【図4】本発明の画像処理装置である確認配送装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の画像処理装置である確認配送装置の画
像拡大縮小率算定手段の処理を説明する図である。
【図6】本発明の画像処理信装置である確認配送装置の
フォント選択処理手段の処理を説明する図である。
【図7】本発明の画像処理信装置である確認配送装置の
フォント選択処理手段においてフォント選択に用いるフ
ォーマットタイプテーブルの例を示す図である。
【図8】本発明のシステムにおける画像出力例を示す図
である。
【図9】本発明のシステムにおける出力装置の処理を説
明する図である。
【図10】本発明の画像処理装置である確認配送装置の
処理フローを示す図である。
【符号の説明】
10 ワークステーション 20 LAN 30 ルータ 50 モダリティ機器 70 確認配送装置 201 モダリティ 202 確認配送装置 203 アーカイブ 204,205 プリンタ 206,207 表示装置 301 制御手段 302 表示手段 303 記憶手段 304 入力手段 305,306 インタフェース 307 画像拡大縮小率算定手段 308 フォント選択処理手段 309 フォーマットタイプテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 3/40 G09G 5/00 510D 5B057 G09G 5/00 510 B41J 3/12 L 5C076 5/377 G09G 5/36 520M 5C082 Fターム(参考) 2C062 AA04 AB17 2C087 AA18 AB01 AB05 BA05 BA09 BD06 BD08 BD43 CB20 2C187 AE01 CD17 5B009 NG03 NG04 RA02 RA06 RC04 RC06 RC11 RC13 5B021 AA01 BB01 BB08 CC05 EE04 JJ05 5B057 AA11 CA06 CA12 CB06 CB12 CC01 CD05 DB02 DB08 5C076 AA16 AA21 AA22 BB45 CB02 CB05 5C082 AA04 AA27 BA02 BB01 BB32 CA33 CA34 CA76 CB01 DA32 MM10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力装置としてのプリンタまたは表示装置
    に対して画像データを出力する画像処理装置において、 画像処理装置において出力宛先として指定された出力装
    置に関する宛先装置情報と、出力画像情報とに基づいて
    取得される画像の出力装置における拡大または縮小率に
    基づいて、出力画像に併せて出力する文字態様を決定す
    るフォント選択処理手段、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記画像処理装置は、 画像処理装置において出力宛先として指定された出力装
    置に関する宛先装置情報と、出力画像情報とに基づいて
    画像の出力装置における拡大または縮小率を算定する画
    像拡大縮小率算定手段を有し、 前記フォント選択処理手段は、 前記画像拡大縮小率算定手段の算定結果に基づいて、出
    力画像に併せて出力する文字態様を決定する構成である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記フォント選択処理手段は、 入力手段によって入力された拡大または縮小率情報に基
    づいて、出力画像に併せて出力する文字態様を決定する
    構成であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】前記画像拡大縮小率算定手段は、前記宛先
    装置情報として出力サイズ、解像度情報の少なくともい
    ずれかを取得し、前記出力画像情報としてオリジナル画
    像サイズを取得し、取得した各情報に基づいて画像の出
    力装置における拡大または縮小率を算定する処理を実行
    する構成を有することを特徴とする請求項2に記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】前記画像拡大縮小率算定手段は、さらに、
    出力フォーマット情報を取得し、取得した情報に基づい
    て画像の出力装置における拡大または縮小率を算定する
    処理を実行する構成を有することを特徴とする請求項2
    または4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】前記フォント選択処理手段は、出力対象と
    なる画像の付帯情報各々についての個々のフォントサイ
    ズを設定したフォントサイズ設定情報に従って、文字態
    様を決定する処理を実行する構成を有することを特徴と
    する請求項1乃至5いずれかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記フォント選択処理手段は、出力対象と
    なる画像の付帯情報各々についての個々のフォントタイ
    プを設定したフォントタイプ設定情報に従って、文字態
    様を決定する処理を実行する構成を有することを特徴と
    する請求項1乃至6いずれかに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記フォント選択処理手段は、出力対象と
    なる画像の付帯情報各々についての個々のフォントサイ
    ズおよびフォントタイプを設定したフォーマットタイプ
    テーブルに従って、文字態様を決定する処理を実行する
    構成を有することを特徴とする請求項1乃至5いずれか
    に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】出力装置としてのプリンタまたは表示装置
    に対して画像データを出力する画像処理方法において、 出力宛先として指定された出力装置に関する宛先装置情
    報と、出力画像情報とに基づいて取得される画像の出力
    装置における拡大または縮小率に基づいて、出力画像に
    併せて出力する文字態様を決定するフォント選択処理ス
    テップ、 を有することを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】前記画像処理方法は、さらに、 出力宛先として指定された出力装置に関する宛先装置情
    報と、出力画像情報とに基づいて画像の出力装置におけ
    る拡大または縮小率を算定する画像拡大縮小率算定ステ
    ップを有し、 前記フォント選択処理ステップは、 前記画像拡大縮小率算定ステップにおいて算定した拡大
    縮小率に基づいて、出力画像に併せて出力する文字態様
    を決定することを特徴とする請求項9に記載の画像処理
    方法。
  11. 【請求項11】前記フォント選択処理ステップは、 入力手段によって入力された拡大または縮小率情報に基
    づいて、出力画像に併せて出力する文字態様を決定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】前記画像拡大縮小率算定ステップは、前
    記宛先装置情報として出力サイズ、解像度情報の少なく
    ともいずれかを取得し、前記出力画像情報としてオリジ
    ナル画像サイズを取得し、取得した各情報に基づいて画
    像の出力装置における拡大または縮小率を算定する処理
    を実行するステップを含むことを特徴とする請求項10
    に記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】前記画像拡大縮小率算定ステップは、さ
    らに、出力フォーマット情報を取得し、取得した情報に
    基づいて画像の出力装置における拡大または縮小率を算
    定する処理を実行するステップを含むことを特徴とする
    請求項10または12に記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】前記フォント選択処理ステップは、出力
    対象となる画像の付帯情報各々についての個々のフォン
    トサイズを設定したフォントサイズ設定情報に従って、
    文字態様を決定する処理を実行するステップを含むこと
    を特徴とする請求項9乃至13いずれかに記載の画像処
    理方法。
  15. 【請求項15】前記フォント選択処理ステップは、出力
    対象となる画像の付帯情報各々についての個々のフォン
    トタイプを設定したフォントタイプ設定情報に従って、
    文字態様を決定する処理を実行するステップを含むこと
    を特徴とする請求項9乃至14いずれかに記載の画像処
    理方法。
  16. 【請求項16】前記フォント選択処理ステップは、出力
    対象となる画像の付帯情報各々についての個々のフォン
    トサイズおよびフォントタイプを設定したフォーマット
    タイプテーブルに従って、文字態様を決定する処理を実
    行するステップを含むことを特徴とする請求項9乃至1
    3いずれかに記載の画像処理方法。
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