JP2002185616A - 通話システム - Google Patents

通話システム

Info

Publication number
JP2002185616A
JP2002185616A JP2000377443A JP2000377443A JP2002185616A JP 2002185616 A JP2002185616 A JP 2002185616A JP 2000377443 A JP2000377443 A JP 2000377443A JP 2000377443 A JP2000377443 A JP 2000377443A JP 2002185616 A JP2002185616 A JP 2002185616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
party
terminal device
slave
call
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000377443A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4555459B2 (ja
Inventor
Masayuki Tsuchida
誠幸 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP2000377443A priority Critical patent/JP4555459B2/ja
Publication of JP2002185616A publication Critical patent/JP2002185616A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4555459B2 publication Critical patent/JP4555459B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話を円滑且つ快適に行える通話システムを
提供する。 【解決手段】 通話システムは、マスタ端末10、スレ
ーブ端末21,22,23…、交換局30、及び通信ネ
ットワークNから成る。マスタ端末10とスレーブ端末
21,22,23…とでパーティを構成し同時通話を行
う。このとき、交換局30は、パーティ内のデータ通信
を媒介する。更に、交換局30は、パーティに関するマ
ルチパーティサービス情報を、マスタ端末10のみなら
ず、スレーブ端末21,22,23…にも送信する。ス
レーブ端末21,22,23…は、送信されるマルチパ
ーティサービス情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の携帯電話等
の端末装置間において、相互に同時通話を行う通話シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯電話等を用いた通話シス
テムには、3者通話機能が付加されたものが提供されて
いる。この種の通話システムにおける3者通話は、図1
0に示す様に、1つのマスタ(master)端末100と2
つのスレーブ(slave)端末201,202、及び交換
局300によって行われる。
【0003】マスタ端末100は、3者通話を統括的に
管理するものであり、スレーブ端末201,202に対
して保留、切断、又は発信を適宜行う機能を有する。ま
た、マスタ端末100には、3者通話における通話料が
課金される。また、マスタ端末100は、スレーブ端末
201,202を識別する為のスレーブ端末識別情報を
交換局300から得て表示することができる。一方、ス
レーブ端末201,202は、課金の対象とはならず、
対マスタ端末100の識別情報のみを交換局300から
得て表示することができる。交換局300は、マスタ端
末100とスレーブ端末201,202との間に介在し
て、通話に係るデータの通信を媒介する。
【0004】図11は、上記の様な従来の通話システム
の動作シーケンスを示す。予め、マスタ端末100とス
レーブ端末201とが通話中であるものとする。この状
態において、スレーブ端末202のユーザがマスタ端末
100に対する発呼操作を行うと、スレーブ端末202
から交換局300を介してマスタ端末100へと呼設定
要求が送信される(ステップS80)。これにより、マ
スタ端末100の表示部には、スレーブ端末202から
呼設定要求があった旨が表示される。
【0005】一方、発信を行ったスレーブ端末202
は、マスタ端末100の呼出に入った際に、交換局30
0からレスポンスを受信する(ステップS81)。これ
により、スレーブ端末202の表示部には、マスタ端末
100からの応答を待っている呼待中である旨が表示さ
れる。このとき、マスタ端末100は、スレーブ端末2
02が発信した情報を把握できる。
【0006】この状態で、マスタ端末100のユーザ
が、スレーブ端末201を保留にし、スレーブ端末20
2と通話を行う為の操作を行うと、スレーブ端末201
には保留要求が送信される。これにより、スレーブ端末
201は、保留中となる(ステップS82)。一方、ス
レーブ端末202には、接続要求が送信される。これに
より、スレーブ端末202は、接続状態となる(ステッ
プS83)。
【0007】このとき、マスタ端末100の表示部に
は、図12に示す様に、スレーブ端末201が保留中で
あること、及びスレーブ端末202と通話中であること
等の情報が表示されるので、マスタ端末100のユーザ
は、通話に参加しているユーザと参加していないユーザ
とを識別できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な従来の通話システムにあっては、マスタ端末100
のユーザが、スレーブ端末201,202が保留、切
断、又は通話状態にされたことを把握するのみであっ
た。
【0009】従って、スレーブ端末201,202のユ
ーザは、当該3者通話に参加しているにも拘らず、他方
のスレーブ端末が保留、切断、通話の何れの状態にある
かを全く把握できないという不都合が生じていた。
【0010】そこで、本発明の課題は、マルチパーティ
サービスを使用する通話を円滑且つ快適に行える通話シ
ステムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を解
決すべく次の様な特徴を備える。なお、次に示す発明特
定事項の説明中、括弧書きにより実施の形態に対応する
構成を、図面参照符号を付して例示する。
【0012】請求項1記載の発明は、通話料金が課金さ
れる主端末装置(例えば、マスタ端末10)と、該主端
末装置と同時通話を行う複数の従端末装置(例えば、ス
レーブ端末21,22,23)と、前記主端末装置及び
前記従端末装置の間のデータ通信を媒介する交換局(例
えば、交換局30)と、を備える通話システム(例え
ば、マルチパーティサービスシステム1)において、前
記交換局は、前記主端末装置と複数の前記従端末装置と
で構成されるパーティに関するマルチパーティサービス
情報を、前記従端末装置に報知する報知手段を備えるこ
とを特徴としている。
【0013】ここで、マルチパーティサービス情報は、
請求項8記載の発明の様に、前記主端末装置を識別する
為の識別情報、前記パーティ内の従端末装置を識別する
為の識別情報、前記パーティにおける前記主端末装置の
通話時間、及び課金情報の少なくとも1つを含むのが好
ましい。
【0014】請求項1記載の発明によれば、交換局の報
知手段が、主端末装置と複数の従端末装置とで構成され
るパーティに関するマルチパーティサービス情報を、従
端末装置に報知するので、従端末装置のユーザは、報知
されるマルチパーティサービス情報に基づいてパーティ
の構成を正確且つ容易に把握できる。これにより、主端
末装置のユーザのみがパーティの構成を把握し得た従来
技術に比して、主端末装置のユーザが会話中に従端末装
置のユーザに対し、誰が当該パーティに参加しているか
を逐一知らせる必要がなくなるので、パーティ内の通話
を円滑且つ快適に行える。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の通
話システムにおいて、前記報知手段は、前記主端末装置
が、前記パーティ内における前記従端末装置を保留又は
終話にする際は、当該保留又は終話にされる従端末装置
を識別する為の識別情報を、当該パーティ内における他
の従端末装置へ報知することを特徴としている。
【0016】請求項2記載の発明によれば、報知手段
は、主端末装置がパーティ内における従端末装置を保留
又は終話にする際は、当該保留又は終話にされる従端末
装置を識別する為の識別情報を、当該パーティ内におけ
る他の従端末装置へ報知するので、パーティ内において
通話中の従端末装置のユーザは、どの従端末装置が保留
又は終話にされたかを、識別情報に基づいてその都度知
ることができる。これにより、パーティ内の通話を一層
円滑且つ快適に行える。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1記載の通
話システムにおいて、前記報知手段は、前記主端末装置
が、前記パーティ内における前記従端末装置を保留又は
終話にする際は、当該保留又は終話にされる従端末装置
に対し、前記マルチパーティサービス情報を報知するこ
とを特徴としている。
【0018】請求項3記載の発明によれば、報知手段
は、主端末装置がパーティ内における従端末装置を保留
又は終話にする際は、当該保留又は終話にされる従端末
装置に対しマルチパーティサービス情報を報知するの
で、従端末装置のユーザは、パーティから保留又は終話
にされる場合であっても、そのとき主端末装置のユーザ
が誰と通話していたかを知ることができるという利便性
がある。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項3記載の通
話システムにおいて、前記報知手段は、前記主端末装置
が、前記パーティ内における前記従端末装置を保留又は
終話にし、当該パーティ外の端末装置に発呼を行った場
合、前記主端末装置と、当該パーティ外の端末装置とが
通話状態に遷移すると、前記パーティ内の従端末装置へ
前記マルチパーティサービス情報を報知することを特徴
としている。
【0020】請求項4記載の発明によれば、報知手段
は、主端末装置がパーティ内における従端末装置を保留
又は終話にし当該パーティ外の端末装置に発呼を行った
場合、主端末装置と、当該パーティ外の端末装置とが通
話状態に遷移すると、パーティ内の従端末装置へマルチ
パーティサービス情報を報知するので、パーティ内の従
端末装置のユーザは、パーティから保留又は終話にされ
る場合であっても、現在主端末装置のユーザが誰と通話
しているかをリアルタイムに把握できるという利便性が
ある。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1記載の通
話システムにおいて、前記報知手段は、前記主端末装置
と通話中又は保留中でない前記パーティ外の端末装置
が、前記主端末装置に発信を行い、前記主端末装置と通
話状態に遷移したとき、当該パーティ外の端末装置を識
別する為の識別情報を、前記パーティ内の従端末装置へ
報知することを特徴としている。
【0022】請求項5記載の発明によれば、報知手段
は、主端末装置と通話中又は保留中でないパーティ外の
端末装置が主端末装置に発信を行い、前記主端末装置と
通話状態に遷移したとき、当該パーティ外の端末装置を
識別する為の識別情報をパーティ内の従端末装置へ報知
するので、パーティ内において通話中の従端末装置のユ
ーザは、その識別情報に基づいて、誰が主端末装置と通
話中に入ったかをその都度把握できるという利便性があ
る。これにより、会話中に主端末装置のユーザが従端末
装置のユーザに対し、誰から発信があり、誰と通話に入
ったかを逐一知らせる必要がなくなるので、パーティ内
の通話を一層円滑且つ快適に行える。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項1記載の通
話システムにおいて、前記報知手段は、前記主端末装置
と通話中又は保留中でないパーティ外の端末装置が、前
記主端末装置に発信を行い、呼待中に入った場合は、当
該パーティ外の端末装置へ、前記マルチパーティサービ
ス情報を報知することを特徴としている。
【0024】請求項6記載の発明によれば、報知手段
は、主端末装置と通話中又は保留中でないパーティ外の
端末装置が、主端末装置に発信を行い、呼待中に入った
場合は、当該パーティ外の端末装置へマルチパーティサ
ービス情報を報知するので、パーティ外の端末装置のユ
ーザは、当該パーティに参加していなくとも、マルチパ
ーティサービス情報に基づいてパーティの構成を把握で
きるという利便性がある。
【0025】請求項7記載の発明は、請求項1記載の通
話システムにおいて、前記従端末装置は、前記マルチパ
ーティサービス情報を要求する要求手段を更に備え、前
記報知手段は、前記要求手段の要求に応じて、前記マル
チパーティサービス情報を前記従端末装置に報知するこ
とを特徴としている。
【0026】請求項7記載の発明によれば、ユーザは、
従端末装置の要求手段にてマルチパーティサービス情報
を要求できる。報知手段は、要求手段からの要求に応じ
てマルチパーティサービス情報を従端末装置に報知する
ので、従端末装置のユーザは必要に応じてマルチパーテ
ィサービス情報を知ることができるという利便性があ
る。
【0027】一方、従端末装置のユーザが要求手段にて
マルチパーティサービス情報を要求しないならば、その
従端末装置にマルチパーティサービス情報が報知される
ことはないので、特に従端末装置のユーザは、マルチパ
ーティサービス情報の報知が煩わしい場合等には便利で
ある。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したマルチ
パーティサービスシステムの概略構成を示す。このマル
チパーティサービスシステム1は、マスタ端末10、複
数のスレーブ端末21,22,23…、交換局30、及び
これらを接続する通信ネットワークNを備えて構成され
る。尚、図1に示す様に、当該マルチパーティサービス
システム1では、3者以上を交えた同時通話サービス
(以下、「マルチパーティサービス」と記す。)を行う
ことができる。
【0029】マスタ端末10は、例えば携帯電話やPH
S等がこれに相当し、マルチパーティサービス中におい
ては課金の対象となる。このマスタ端末10は、従来技
術のマスタ端末100と同様の動作を行い得るのは勿論
であるが、次の様な動作を行う点を最大の特徴としてい
る。
【0030】特に、マスタ端末10は、マルチパーティ
サービスが行われている最中に、スレーブ端末21,2
2,23…から、マルチパーティサービスに参加してい
る他のスレーブ端末又は当該マスタ端末10の電話番
号、通話時間、課金情報、及び位置情報の何れかを含む
情報(以下、「マルチパーティサービス情報」と記
す。)の送信要求を受信した場合は、マルチパーティサ
ービス情報を交換局30へ提供する。
【0031】また、マスタ端末10は、マルチパーティ
サービスが行われている最中に、当該マルチパーティサ
ービスに参加していないスレーブ端末から着信を受けた
ときは、そのスレーブ端末に対して、マルチパーティサ
ービス情報を交換局30を介して提供する。
【0032】スレーブ端末21,22,23…は、例え
ば携帯電話やPHS等がこれに相当し、マルチパーティ
サービス中において課金の対象とはならない。このスレ
ーブ端末21,22,23…は、従来技術のスレーブ端
末201,202と同様の動作を行い得るのは勿論であ
るが、次の様な動作を行う点を最大の特徴としている。
【0033】スレーブ端末21,22,23…は、マル
チパーティサービス情報を要求する為の機能を有するキ
ー入力部を有しているので、スレーブ端末のユーザはマ
ルチパーティに参加している最中に、適時マルチパーテ
ィサービス情報を要求できる。スレーブ端末は、マルチ
パーティサービス情報を獲得した場合は、そのマルチパ
ーティサービス情報を、当該スレーブ端末が備える表示
部に表示する。
【0034】また、スレーブ端末21,22,23…
は、マルチパーティサービスに参加していない場合にお
いて、マルチパーティサービス中のマスタ端末10へ発
信を行い、呼待中に状態遷移した際には、交換局30か
らその時点におけるマルチパーティサービス情報を獲得
し、獲得したマルチパーティサービス情報を自らの表示
部に表示する。
【0035】更に、マルチパーティサービスが行われて
いる最中において、マスタ端末10が、マルチパーティ
内の何れかのスレーブ端末を保留にすると共にマルチパ
ーティ外のスレーブ端末と通話を行う場合は、その保留
にされるスレーブ端末は、マスタ端末10と通話するス
レーブ端末の電話番号を含むマルチパーティサービス情
報を交換局30から獲得し、獲得したマルチパーティサ
ービス情報を自らの表示部に表示する。
【0036】更に、マスタ端末10がマルチパーティ内
の何れかのスレーブ端末を保留にする場合は、そのマル
チパーティ内で保留にされないスレーブ端末は、保留に
されるスレーブ端末の電話番号を含むマルチパーティサ
ービス情報を交換局30から獲得し、獲得したマルチパ
ーティサービス情報を自らの表示部に表示する。
【0037】更に、マルチパーティサービスが行われて
いる最中に、マスタ端末10がマルチパーティ内の何れ
かのスレーブ端末を終話(切断)にする場合において、
そのマルチパーティ内で終話されないスレーブ端末は、
終話にされるスレーブ端末の電話番号を含むマルチパー
ティサービス情報を交換局30から獲得し、獲得したマ
ルチパーティサービス情報を自らの表示部に表示する。
【0038】交換局30は、マルチパーティを構成する
マスタ端末10とスレーブ端末21,22,23…との
間に介在して、マルチパーティサービスを実現すべく、
通話路の切替え制御やマルチパーティサービス情報の送
受信、その他通話料金の計算等を行う。
【0039】以下、図2乃至図9を参照して、当該マル
チパーティサービスシステム1の動作について説明す
る。
【0040】図2はマルチパーティサービスシステム1
における動作シーケンスの一態様を示す。予め、マスタ
端末10、スレーブ端末21、及びスレーブ端末22の
3者においてマルチパーティが構成され、相互に通話が
行われているものとする。この状態で、マルチパーティ
外のスレーブ端末23のユーザは、マスタ端末10に対
して発呼操作を行う。
【0041】これにより、スレーブ端末23から交換局
30へと、マルチパーティへの参加を要求する旨の信号
(呼設定要求)が送信される(ステップS1)。交換局
30は、受信した呼設定要求をマスタ端末10へ送信し
(ステップS2)、送信が完了すると、スレーブ端末2
3へのレスポンスとして、スレーブ端末23へ呼設定受
付を送信する(ステップS3)。
【0042】次いで、マスタ端末10は、交換局30か
らの呼設定要求のレスポンスとして呼設定確認要求を当
該交換局30に送信する(ステップS4)。交換局30
は、マスタ端末10から呼設定確認要求を受信すると、
マスタ端末10とスレーブ端末23とが通話を行う為の
通話路を確立する。
【0043】次いで、マスタ端末10は、スレーブ端末
23に対して当該マスタ端末10との通話時間や課金情
報等を含むマルチパーティサービス情報を送信するべ
く、交換局30へと呼出要求を送信する(ステップS
5)。交換局30は、呼出要求を受信すると、マルチパ
ーティサービス情報をスレーブ端末23へ送信すると共
に、当該スレーブ端末23を、マスタ端末10からの呼
び待ち状態に設定する(ステップS6)。
【0044】マルチパーティサービス情報を受信したス
レーブ端末23は、その受信したマルチパーティサービ
ス情報を自らの表示部に表示する。ここでスレーブ端末
23の表示部の表示例を図9(a)に示す。図9(a)
において、「マスタ」はマスタ端末10を表し、「スレ
ーブ#A」はスレーブ端末21を表し、「スレーブ#
B」はスレーブ端末22を表す。
【0045】即ち、現段階においてスレーブ端末23
は、依然として通話には参加しておらず、マスタ端末1
0のユーザからの接続を待ち受けているわけであるが、
図9(a)に示す様に、スレーブ端末23の表示部に
は、当該スレーブ端末23がマスタ端末10を呼出中で
あることに加え、現在マルチパーティにおいて通話中の
スレーブ端末21及びスレーブ端末22の電話番号、通
話時間、及び課金情報が表示されるので、スレーブ端末
23のユーザは、通話に参加する前にスレーブ端末21
のユーザとスレーブ端末22のユーザとが現在通話して
いることを把握できる。
【0046】図3は、図2の動作シーケンスの続きを示
す。先ず、マスタ端末10のユーザはマスタ端末10に
おいて、スレーブ端末21,22を保留にする為の操作
(例えば、保留キーの押下)を行う。これにより、マス
タ端末10から交換局30へと、スレーブ端末21,2
2を保留にする旨の保留要求が送信される(ステップS
7)。
【0047】保留要求を受信した交換局30は、スレー
ブ端末21に対して保留要求を送信する(ステップS
8)と共に、スレーブ端末22に対して保留要求を送信
する(ステップS9)。そして、交換局30は、スレー
ブ端末21及びスレーブ端末22を保留の状態に設定す
る。このとき、スレーブ端末21及びスレーブ端末22
の表示部には、当該スレーブ端末21及びスレーブ端末
22が保留にされた旨が表示される。
【0048】一方、交換局30は、保留要求をスレーブ
端末21及びスレーブ端末22へ送信し終えると、確認
の為の保留確認をレスポンスとしてマスタ端末10へ送
信する(ステップS10)。これにより、マスタ端末1
0のユーザは、スレーブ端末21及びスレーブ端末22
が保留にされたことを確認できる。
【0049】ここで、マスタ端末10のユーザが呼び待
ち中のスレーブ端末23と通話する為の接続操作を行う
と、マスタ端末10から交換局30へと、スレーブ端末
23を接続する旨の接続要求が送信される(ステップS
11)。接続要求を受信した交換局30は、接続要求を
スレーブ端末23へ送信する(ステップS12)。この
とき、スレーブ端末23の表示部には、マスタ端末10
からの接続要求(接続応答)があった旨が表示される。
【0050】一方、接続要求を受信したスレーブ端末2
3は、レスポンスとしての接続確認を交換局30に送信
する(ステップS13)。交換局30は、スレーブ端末
23から接続確認を受信すると、接続確認をマスタ端末
10に送信する(ステップS14)。このとき、マスタ
端末10の表示部には、スレーブ端末23と接続された
旨の表示がされる。
【0051】次いで、交換局30は、マスタ端末10、
スレーブ端末21,22の電話番号を含むマルチパーテ
ィサービス情報を、スレーブ端末23へ送信すると共
に、マスタ端末10とスレーブ端末23とを接続し、こ
れら各端末が相互に通話を行うことができる様にする
(ステップS15)。
【0052】また、交換局30は、マスタ端末10とス
レーブ端末23とが通話状態に遷移した後、現在保留中
のスレーブ端末21及びスレーブ端末22に対し、スレ
ーブ端末23の電話番号を含むマルチパーティサービス
情報を送信する。マルチパーティサービス情報を受信し
たスレーブ端末21及びスレーブ端末22は、当該マル
チパーティサービス情報を表示する。
【0053】図4は、マルチパーティサービスシステム
1の別の動作シーケンスを示す。予め、マスタ端末1
0、スレーブ端末21、及びスレーブ端末22の3者に
よりマルチパーティが構成され、相互に通話が行われて
いるものとする。この状態で、マスタ端末10のユーザ
は、スレーブ端末21及びスレーブ端末22を保留にす
る為の操作を行う。
【0054】これにより、マスタ端末10から交換局3
0へと、スレーブ端末21及びスレーブ端末22を保留
にする旨の保留要求が送信される(ステップS20)。
保留要求を受信した交換局30は、スレーブ端末21に
対し、当該スレーブ端末21が保留にされた旨を知らせ
る為のマルチパーティサービス情報を送信する(ステッ
プS21)と共に、スレーブ端末22に対し、当該スレ
ーブ端末22が保留にされた旨を知らせる為のマルチパ
ーティサービス情報を送信する(ステップS22)。こ
のとき、スレーブ端末21,22の表示部には、当該マ
スタ端末10から受信したマルチパーティサービス情報
が表示される。そして、交換局30はこれらを保留状態
に設定する。
【0055】次いで、交換局30は、保留要求をスレー
ブ端末21及びスレーブ端末22に送信し終えると、確
認の為の保留確認をレスポンスとしてマスタ端末10に
送信する(ステップS23)。このとき、マスタ端末の
表示部には、スレーブ端末21及びスレーブ端末22が
保留にされた旨が表示される。
【0056】ここで、マスタ端末10のユーザが、スレ
ーブ端末23と通話を行う為の発呼操作を行うと、当該
マスタ端末10から交換局30へと、スレーブ端末23
を接続する旨の呼設定要求が送信される(ステップS2
4)。呼設定要求を受信した交換局30は、呼設定要求
をスレーブ端末23へ送信する(ステップS25)。こ
のとき、スレーブ端末23の表示部には、マスタ端末1
0からの発呼があった旨が表示される。
【0057】交換局30は、スレーブ端末23へ呼設定
要求を送信し終えると、マスタ端末10へのレスポンス
として、当該マスタ端末10へ呼設定受付を送信する
(ステップS26)。一方、呼設定要求を受信したスレ
ーブ端末23はレスポンスとしての呼設定確認要求を交
換局30に送信する(ステップS27)。呼設定確認要
求を受信した交換局は、マスタ端末10とスレーブ端末
23との通話路を確立する。
【0058】ここで、スレーブ端末23のユーザは、マ
スタ端末10と通話する為の接続応答操作を行う。これ
により、スレーブ端末23から交換局30へと接続応答
(呼出要求)が送信される(ステップS28)。接続応
答(呼出要求)を受信した交換局30は、呼出要求をマ
スタ端末10に送信する(ステップS29)。
【0059】次いで、スレーブ端末23は、マスタ端末
10と接続するべく接続要求を交換局30へ送信する
(ステップS30)。接続要求を受信した交換局30
は、接続要求をマスタ端末10に送信する(ステップS
31)。このとき、マスタ端末10の表示部には、スレ
ーブ端末23との接続がなされた旨の表示がなされる。
【0060】また、接続要求を受信したマスタ端末10
は、レスポンスとしての接続確認を交換局30へ送信す
る(ステップS32)。接続確認を受信した交換局30
は、マルチパーティサービス情報をスレーブ端末23に
送信する(ステップS33)と共に、マスタ端末10と
スレーブ端末23とを通話中に設定する。
【0061】また、交換局30は、マスタ端末10とス
レーブ端末23とが通話に入った際は、現在保留中であ
るスレーブ端末21及びスレーブ端末22に対し、スレ
ーブ端末23の電話番号を含むマルチパーティサービス
情報を送信する(ステップS34及びステップS3
5)。これにより、スレーブ端末21又はスレーブ端末
22においても、マスタ端末10とスレーブ端末23と
が通話中であることを知ることができる。
【0062】このとき、スレーブ端末21,22の表示
部には図9(b)に示す様な情報が表示される。尚、図
9(b)において、「マスタ」はマスタ端末10を表
し、「スレーブ#C」はスレーブ端末23を表してい
る。図9(b)に示す様に、スレーブ端末21,22の
表示部には、当該スレーブ端末21又はスレーブ端末2
2が保留中であることに加え、マスタ端末10及びスレ
ーブ端末23の電話番号が表示されるので、保留にされ
たスレーブ端末21,22のユーザは、マスタ端末10
のユーザが現在誰と通話しているかを把握できる。
【0063】図5は、マルチパーティサービスシステム
1の更に別の動作シーケンスを示す。尚、この図5に示
す動作シーケンスは、図4の動作シーケンスの続きであ
ってもよい。図5において、予め、マスタ端末10とス
レーブ端末23とにおいて通話が行われており、スレー
ブ端末21及びスレーブ端末22は保留中であるものと
する。この状態で、マスタ端末10のユーザは、保留中
のスレーブ端末21及びスレーブ端末22をマルチパー
ティに参加させる為の発呼操作を行う。
【0064】これにより、マスタ端末10から交換局3
0へと、スレーブ端末21及びスレーブ端末22をマル
チパーティに参加させる旨のマルチパーティ通話要求が
送信される(ステップS40)。マルチパーティ通話要
求を受信した交換局30は、先ず、スレーブ端末21及
びスレーブ端末22の電話番号を含むマルチパーティサ
ービス情報を、現在通話中のスレーブ端末23へ送信す
る(ステップS41)。スレーブ端末23は、マルチパ
ーティサービス情報を受信すると、そのマルチパーティ
サービス情報を自らの表示部に表示させる。
【0065】次いで、交換局30は、スレーブ端末21
に対して、保留を解除する為の保留解除要求と、スレー
ブ端末22及びスレーブ端末23の電話番号を含むマル
チパーティサービス情報とを送信する(ステップS4
2)と共に、スレーブ端末22に対して、保留解除要求
と、スレーブ端末21及びスレーブ端末23の電話番号
を含むマルチパーティサービス情報とを送信する(ステ
ップS43)。マルチパーティサービス情報を受信した
スレーブ端末21及びスレーブ端末22は、夫々受信し
たマルチパーティサービス情報を自らの表示部に表示さ
せる。
【0066】一方、交換局30は、スレーブ端末21及
びスレーブ端末22に対して保留解除要求とマルチパー
ティサービス情報とを送信し終えると、マスタ端末10
へのレスポンスとして、マスタ端末10へ保留解除確認
を送信する(ステップS44)と共に、マルチパーティ
通話が確立された旨のマルチパーティ通話確認を送信す
る(ステップS45)。かくして、マスタ端末10、ス
レーブ端末21、スレーブ端末22、スレーブ端末23
の4者においてマルチパーティが構成され、相互に同時
通話がなされる。
【0067】図6は、マルチパーティサービスシステム
1の更に別の動作シーケンスを示す。尚、この図6に示
す動作シーケンスは、図5に示す動作シーケンスの続き
であってもよい。予め、マスタ端末10、スレーブ端末
21、スレーブ端末22、スレーブ端末23の4者にお
いてマルチパーティが構成され、相互に同時通話が行わ
れているものとする。この状態で、マスタ端末10のユ
ーザは、スレーブ端末21を保留にする為の操作を行
う。
【0068】これにより、マスタ端末10から交換局3
0へ、スレーブ端末21を保留にする旨のマルチパーテ
ィ保留要求が送信される(ステップS51)。マルチー
ティ保留要求を受信した交換局30は、マルチパーティ
保留要求をスレーブ端末21に送信すると共に、当該ス
レーブ端末21を保留に設定する(ステップS52)。
このとき、スレーブ端末21の表示部には、当該スレー
ブ端末21が保留にされた旨が表示される。
【0069】交換局30は、マルチパーティ保留要求を
送信し終えると、マスタ端末10へのレスポンスとして
のマルチパーティ保留確認をマスタ端末10へ送信する
(ステップS53)。
【0070】次いで、交換局30は、スレーブ端末22
及びスレーブ23に対して、スレーブ端末21が保留に
された旨を知らせる為のマルチパーティサービス情報を
送信する(ステップS54及びステップS55)。これ
により、スレーブ端末22及びスレーブ端末23のユー
ザは、スレーブ端末21が保留にされたことを知ること
ができる。
【0071】このとき、例えばスレーブ端末22の表示
部には、図9(c)に示す様な情報が表示される。尚、
図9(c)において、「マスタ」はマスタ端末10を表
し、「スレーブ#C」はスレーブ端末23を表し、「ス
レーブ#A」はスレーブ端末21を表している。
【0072】図9(c)に示す様に、スレーブ端末22
の表示部には、当該スレーブ端末22が通話中であるこ
とに加え、通話中のマスタ端末10及びスレーブ端末2
3の電話番号と、保留にされたスレーブ端末21の電話
番号が表示されるので、スレーブ端末22のユーザは、
現在誰が会話に参加しており、誰が保留にされているか
を把握できる。
【0073】図7は、マルチパーティサービスシステム
1の更に別の動作シーケンスを示す。尚、この図7に示
す動作シーケンスは、図5に示す動作シーケンスの続き
であってもよい。予め、マスタ端末10、スレーブ端末
21、スレーブ端末22、スレーブ端末23の4者にお
いてマルチパーティが構成され、相互に同時通話が行わ
れているものとする。この状態で、マスタ端末10のユ
ーザは、スレーブ端末21を当該マルチパーティから一
旦切断する為の操作を行う。
【0074】これにより、マスタ端末10から交換局3
0へ、スレーブ端末21を切断する旨の切断要求が送信
される(ステップS60)。切断要求を受信した交換局
30は、切断要求をスレーブ端末21に送信する(ステ
ップS61)。
【0075】切断要求を受信したスレーブ端末21は、
レスポンスとして、マルチパーティと当該スレーブ端末
21との通話路の解放(切断)を許諾する旨の解放要求
を交換局30に送信する(ステップS62)。レスポン
スとしての解放要求を受信した交換局30は、解放要求
をマスタ端末10に送信する(ステップS63)。
【0076】解放要求をマスタ端末10に送信した交換
局30は、スレーブ端末21の切断が確定した旨の解放
完了表示信号を当該スレーブ端末21に送信する(ステ
ップS64)。一方、マスタ端末10は解放要求を受信
すると、スレーブ端末21の切断を設定した旨の解放完
了を交換局30に送信する(ステップS65)。
【0077】次いで、交換局30は、スレーブ端末21
が終話した旨を知らせる為のマルチパーティサービス情
報を、スレーブ端末22及びスレーブ端末23へ送信す
る(ステップS66;ステップS67)。これにより、
マスタ端末と通話中のスレーブ端末22及びスレーブ端
末23において、スレーブ端末21の終話を認識でき
る。
【0078】このとき、例えばスレーブ端末22の表示
部には、図9(d)に示す様な情報が表示される。尚、
図9(d)において、「マスタ」はマスタ端末10を表
し、「スレーブ#C」はスレーブ端末23を表し、「ス
レーブ#A」はスレーブ端末21を表している。
【0079】図9(d)に示す様に、スレーブ端末22
の表示部には当該スレーブ端末22が通話中であること
に加え、通話中のマスタ端末10及びスレーブ端末23
の電話番号と、終話にされたスレーブ端末21の電話番
号が表示されるので、スレーブ端末22のユーザは、現
在誰が会話に参加しており、誰が終話にされたかを一目
で把握できる。
【0080】図8は、マルチパーティサービスシステム
1の更に別の動作シーケンスを示す。尚、この図8に示
す動作シーケンスは、図5の動作シーケンスの続きであ
ってもよい。予め、マスタ端末10、スレーブ端末2
1、スレーブ端末22、スレーブ端末23の4者におい
てマルチパーティが構成され、相互に同時通話が行われ
ているものとする。また、上述した実施例では、マルチ
パーティ外のスレーブ端末からマルチパーティ内に加わ
ろうとする際、マスタ端末10側の何らかの操作に従っ
て、マルチパーティ内の各スレーブ端末へマルチパーテ
ィサービス情報を送信する例を挙げたが、図8において
は、マルチパーティ内のスレーブ端末からマルチパーテ
ィサービス情報を得る例を挙げている。
【0081】同時通話状態で、スレーブ端末22のユー
ザは、次の様にマルチパーティサービス情報を獲得する
為の操作を行う。これにより、スレーブ端末22から交
換局30へ、マルチパーティサービス情報を要求する旨
の信号が送信される(ステップS70)。マルチパーテ
ィサービス情報要求を受信した交換局30は、マスタ端
末10に対してマルチパーティサービス情報要求を送信
する(ステップS71)。
【0082】次いで、マスタ端末10は、スレーブ端末
22へマルチパーティサービス情報を送信させる旨のマ
ルチパーティ情報確認を、交換局30へ送信する(ステ
ップS72)。マルチパーティ情報確認を受信した交換
局30は、当該マルチパーティに参加中の他のスレーブ
端末であるスレーブ端末21及びスレーブ端末23の電
話番号、通話時間、及び課金情報を含むマルチパーティ
サービス情報を、スレーブ端末22へ送信する(ステッ
プS73)。
【0083】スレーブ端末22は、マルチパーティサー
ビス情報を受信すると、その受信したマルチパーティサ
ービス情報を自らの表示部に表示させる。具体的には、
スレーブ端末22の表示部には図9(e)に示す様な情
報が表示される。尚、図9(e)において、「マスタ」
はマスタ端末10を表し、「スレーブ#A」はスレーブ
端末21を表し、「スレーブ#C」はスレーブ端末23
を表している。
【0084】図9(e)に示す様に、スレーブ端末22
の表示部には、当該スレーブ端末23が通話中であるこ
とに加え、マスタ端末10及びスレーブ端末21,23
の電話番号、通話時間、及び課金情報が表示されるの
で、スレーブ端末22のユーザは、当該マルチサービス
に誰が参加しているかを容易に把握できる。尚、上述し
た例では、マルチパーティ内のスレーブ端末からのマル
チパーティサービス情報要求に対して、マルチパーティ
サービス情報を確認しているが、定期的にマスタ端末1
0や交換局30から情報を送信する様にしてもよいこと
は言うまでもない。
【0085】以上説明した様に、本実施の形態における
マルチパーティサービスシステム1によれば、次の様な
効果が得られる。
【0086】(1)交換局30が、マスタ装置10とス
レーブ端末21,22,23…とで構成されるマルチパ
ーティに関するマルチパーティサービス情報を、マスタ
端末10のみならず、スレーブ端末21,22,23…
にも送信すると共に、スレーブ端末21,22,23…
は、送信されるマルチパーティサービス情報を自らの表
示部に表示するので、スレーブ端末のユーザはマルチパ
ーティの構成を一目で容易に把握できる。これにより、
会話中にマスタ端末10のユーザがスレーブ端末のユー
ザに対し、誰が当該パーティに参加しているかを逐一知
らせる必要がなくなるので、パーティ内の通話を円滑且
つ快適に行える。
【0087】(2)交換局30は、マスタ端末10がス
レーブ端末21,22,23…を保留又は終話にする際
は、当該保留又は終話にされるスレーブ端末の電話番号
を、当該パーティ内における他のスレーブ端末へ送信す
るので、パーティ内において通話中のスレーブ端末のユ
ーザは、どのスレーブ端末が保留又は終話にされたか
を、交換局30から送信される電話番号に基づいてその
都度知ることができる。これにより、パーティ内の通話
を一層円滑且つ快適に行える。
【0088】(3)交換局30は、マスタ端末10がス
レーブ端末21,22,23…を保留又は終話にする際
は、当該保留又は終話にされるスレーブ端末に対しマル
チマルチパーティサービス情報を報知するので、スレー
ブ端末のユーザは、パーティから保留又は終話にされる
場合であっても、そのときマスタ端末10のユーザが誰
と通話していたかを知ることができるという利便性があ
る。
【0089】(4)交換局30は、マルチパーティ外の
スレーブ端末が、マスタ端末10に発呼を行う場合は、
マルチパーティ外のスレーブ端末がマスタ端末10と通
話状態に遷移した後に、当該マルチパーティ外のスレー
ブ端末の電話番号を、マルチパーティ内のスレーブ端末
へ送信するので、マルチパーティ内において保留中若し
くは通話中のスレーブ端末のユーザは、その電話番号に
基づいて、誰がマスタ端末10に発呼したかをその都度
把握できるという利便性がある。またこれにより、会話
のなかでマスタ端末10のユーザがスレーブ端末のユー
ザに対し、誰から発呼があったかを逐一知らせる必要が
ないので、パーティ内の通話を一層円滑且つ快適に行え
る。
【0090】(5)交換局30は、パーティ外のスレー
ブ端末が、マスタ端末10に発呼を行い、呼待中に入っ
た場合は、当該パーティ外のスレーブ端末へマルチマル
チパーティサービス情報を送信するので、パーティ外の
スレーブ端末のユーザは、当該パーティに参加していな
くとも、マルチマルチパーティサービス情報に基づいて
パーティの構成を把握できるという利便性がある。また
これにより、会話のなかでマスタ端末10のユーザがパ
ーティ外のスレーブ端末のユーザに対し、誰がパーティ
に参加しているかを逐一知らせる必要がないという利便
性がある。
【0091】(6)ユーザは、スレーブ端末にてマルチ
マルチパーティサービス情報を要求できる。交換局30
は、ユーザからの要求に応じてマルチマルチパーティサ
ービス情報をスレーブ端末に送信するので、スレーブ端
末のユーザは必要に応じてマルチマルチパーティサービ
ス情報を知ることができるという利便性がある。一方、
スレーブ端末のユーザがマルチマルチパーティサービス
情報を要求しないならば、そのスレーブ端末にマルチマ
ルチパーティサービス情報が報知されることはないの
で、特にスレーブ端末のユーザは、マルチマルチパーテ
ィサービス情報の報知が煩わしい場合等には便利であ
る。
【0092】尚、本実施の形態における記述内容は、本
発明を適用したマルチパーティサービスシステム1の好
適な一例であり、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0093】例えば、スレーブ端末の表示部には、他の
スレーブ端末又はマスタ端末10の電話番号を表示する
こととしたが、他のスレーブ端末又はマスタ端末10を
識別できる情報であれば特に電話番号に限定されるもの
ではなく、ユーザ名や特定の図柄を表示する様にしても
よい。
【0094】また、マスタ端末10とスレーブ端末2
1,22,23の四者にてマルチパーティを構成するこ
ととしたが、四者以上の同時通話を行うこともできる。
その他、マルチパーティサービスシステム1の細部構成
及び動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのな
い範囲で適宜に変更可能であることは勿論である。
【0095】
【発明の効果】請求項1及び8記載の発明によれば、従
端末装置のユーザは、マルチパーティサービス情報に基
づいてパーティの構成を確実且つ容易に把握できるの
で、主端末装置のユーザのみがパーティの構成を把握し
得た従来技術に比して、主端末装置のユーザが会話中に
従端末装置のユーザに対し、誰が当該パーティに参加し
ているかを逐一知らせる必要がなくなるから、パーティ
内の通話を円滑且つ快適に行える。
【0096】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、パーティ内において通話中の従
端末装置のユーザは、どの従端末装置が保留又は終話に
されたかを、識別情報に基づいてその都度知ることがで
きるので、パーティ内の通話を一層円滑且つ快適に行え
る。
【0097】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、従端末装置のユーザは、パーテ
ィから保留又は終話にされる場合であっても、そのとき
主端末装置のユーザが誰と通話していたかを知ることが
できるという利便性がある。
【0098】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、パーティ内の従端末装置のユー
ザは、パーティから保留又は終話にされる場合であって
も、現在主端末装置のユーザが誰と通話しているかをリ
アルタイムに把握できるという利便性がある。
【0099】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、パーティ内において通話中の従
端末装置のユーザは、その識別情報に基づいて、誰が主
端末装置と通話中に入ったかをその都度把握できるの
で、主端末装置のユーザが会話中に従端末装置のユーザ
に対し、誰から発信があり、誰と通話に入ったかを逐一
知らせる必要がなくなるから、パーティ内の通話を一層
円滑且つ快適に行える。
【0100】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、パーティ外の端末装置のユーザ
は、当該パーティに参加していなくとも、マルチパーテ
ィサービス情報に基づいてパーティの構成を把握できる
ので、会話中に主端末装置のユーザがパーティ外の端末
装置のユーザに対し、誰がパーティに参加しているかを
逐一知らせる必要がなくなるから、パーティ内の通話を
一層円滑且つ快適に行える。
【0101】請求項7記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、従端末装置のユーザは必要に応
じてマルチパーティサービス情報を知ることができると
いう利便性がある。一方、従端末装置のユーザが要求手
段にてマルチパーティサービス情報を要求しないなら
ば、その従端末装置にマルチパーティサービス情報が報
知されることはないので、従端末装置のユーザは、マル
チパーティサービス情報の報知が煩わしい場合等は便利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したマルチパーティサービスシス
テム1の概略構成を示す図。
【図2】マルチパーティサービスシステム1における動
作シーケンスの一態様を示す図。
【図3】図2の動作シーケンスの続きを示す図。
【図4】マルチパーティサービスシステム1における動
作シーケンスの更に別の態様を示す図。
【図5】マルチパーティサービスシステム1における動
作シーケンスの更に別の態様を示す図。
【図6】マルチパーティサービスシステム1における動
作シーケンスの更に別の態様を示す図。
【図7】マルチパーティサービスシステム1における動
作シーケンスの更に別の態様を示す図。
【図8】マルチパーティサービスシステム1における動
作シーケンスの更に別の態様を示す図。
【図9】スレーブ端末におけるマルチパーティサービス
情報の表示態様を示す図。
【図10】従来技術に係る通話システムの概略構成を示
す図。
【図11】従来技術に係る通話システムの動作シーケン
スを示す図。
【図12】従来技術におけるマスタ端末100の表示部
における表示態様を示す図。
【符号の説明】
1 マルチパーティサービスシステム 10,100 マスタ端末 21,22,23,201,202 スレーブ端末 30,300 交換局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AB01 AF02 AF05 AF09 JA01 JA10 5K024 AA51 AA71 CC11 DD02 DD04 EE01 FF03 FF04 GG01 GG03 5K067 AA34 BB04 DD11 DD17 DD23 DD26 DD29 DD30 EE02 EE16 FF02 FF04 FF05 FF07 FF22 FF23 FF31 FF36 GG21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通話料金が課金される主端末装置と、該主
    端末装置と同時通話を行う複数の従端末装置と、前記主
    端末装置及び前記従端末装置の間のデータ通信を媒介す
    る交換局と、を備える通話システムにおいて、 前記交換局は、前記主端末装置と複数の前記従端末装置
    とで構成されるパーティに関するマルチパーティサービ
    ス情報を、前記従端末装置に報知する報知手段を備える
    ことを特徴とする通話システム。
  2. 【請求項2】前記報知手段は、前記主端末装置が、前記
    パーティ内における前記従端末装置を保留又は終話にす
    る際は、当該保留又は終話にされる従端末装置を識別す
    る為の識別情報を、当該パーティ内における他の従端末
    装置へ報知することを特徴とする請求項1記載の通話シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記報知手段は、前記主端末装置が、前記
    パーティ内における前記従端末装置を保留又は終話にす
    る際は、当該保留又は終話にされる従端末装置に対し、
    前記マルチパーティサービス情報を報知することを特徴
    とする請求項1記載の通話システム。
  4. 【請求項4】前記報知手段は、前記主端末装置が、前記
    パーティ内における前記従端末装置を保留又は終話に
    し、当該パーティ外の端末装置に発呼を行った場合、前
    記主端末装置と、当該パーティ外の端末装置とが通話状
    態に遷移すると、前記パーティ内の従端末装置へ前記マ
    ルチパーティサービス情報を報知することを特徴とする
    請求項3記載の通話システム。
  5. 【請求項5】前記報知手段は、前記主端末装置と通話中
    又は保留中でない前記パーティ外の端末装置が、前記主
    端末装置に発信を行い、前記主端末装置と通話状態に遷
    移したとき、当該パーティ外の端末装置を識別する為の
    識別情報を、前記パーティ内の従端末装置へ報知するこ
    とを特徴とする請求項1記載の通話システム。
  6. 【請求項6】前記報知手段は、前記主端末装置と通話中
    又は保留中でないパーティ外の端末装置が、前記主端末
    装置に発信を行い、呼待中に入った場合は、当該パーテ
    ィ外の端末装置へ、前記マルチパーティサービス情報を
    報知することを特徴とする請求項1記載の通話システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記従端末装置は、前記マルチパーティサ
    ービス情報を要求する要求手段を更に備え、 前記報知手段は、前記要求手段の要求に応じて、前記マ
    ルチパーティサービス情報を前記従端末装置に報知する
    ことを特徴とする請求項1記載の通話システム。
  8. 【請求項8】前記マルチパーティサービス情報は、前記
    主端末装置を識別する為の識別情報、前記パーティ内の
    従端末装置を識別する為の識別情報、前記パーティにお
    ける前記主端末装置の通話時間、及び課金情報の少なく
    とも1つを含むことを特徴とする請求項1記載の通話シ
    ステム。
JP2000377443A 2000-12-12 2000-12-12 通話システム Expired - Lifetime JP4555459B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000377443A JP4555459B2 (ja) 2000-12-12 2000-12-12 通話システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000377443A JP4555459B2 (ja) 2000-12-12 2000-12-12 通話システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002185616A true JP2002185616A (ja) 2002-06-28
JP4555459B2 JP4555459B2 (ja) 2010-09-29

Family

ID=18846167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000377443A Expired - Lifetime JP4555459B2 (ja) 2000-12-12 2000-12-12 通話システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4555459B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04290361A (ja) * 1991-03-19 1992-10-14 Mitsubishi Electric Corp 多地点テレビ会議システム
JPH06141084A (ja) * 1992-10-23 1994-05-20 Toshiba Corp 構内交換機
JPH08181784A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Nec Eng Ltd 多者通話システム
JPH09200340A (ja) * 1996-01-16 1997-07-31 Toshiba Corp 保留機能を備えた構内交換機
JPH1013555A (ja) * 1996-06-19 1998-01-16 Fujitsu Ltd 電子会議における再参加制御方式および再参加制御方法
JP2000278449A (ja) * 1999-03-19 2000-10-06 Tamura Electric Works Ltd ボタン電話装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04290361A (ja) * 1991-03-19 1992-10-14 Mitsubishi Electric Corp 多地点テレビ会議システム
JPH06141084A (ja) * 1992-10-23 1994-05-20 Toshiba Corp 構内交換機
JPH08181784A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Nec Eng Ltd 多者通話システム
JPH09200340A (ja) * 1996-01-16 1997-07-31 Toshiba Corp 保留機能を備えた構内交換機
JPH1013555A (ja) * 1996-06-19 1998-01-16 Fujitsu Ltd 電子会議における再参加制御方式および再参加制御方法
JP2000278449A (ja) * 1999-03-19 2000-10-06 Tamura Electric Works Ltd ボタン電話装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4555459B2 (ja) 2010-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0604053B1 (en) Multi-level conference management and notification
US5475747A (en) Telephone terminal controlled conference inspection
JP4087941B2 (ja) コンピュータと電話の統合システム
US5333133A (en) Call processing control system
JPH06237302A (ja) オペレータ非介在ミート・ミー会議を電話機上で実行する方法及び装置
CN101102145A (zh) 一种移动终端发起多方会议系统和方法
US7409218B2 (en) Cellular ad hoc phone extension system and method
JPH06141084A (ja) 構内交換機
JP2002185616A (ja) 通話システム
JPH08167895A (ja) 通信会議支援方法およびこれに用いる通信会議端末
KR100719317B1 (ko) 이동통신 단말기의 다자간 통화 시스템 및 서비스 방법
JP3441843B2 (ja) 局間多者接続方式
JP4869774B2 (ja) 通信端末および通信端末の通話サービス制御プログラム
JP3125305B2 (ja) 会議型データ通信方式
CN110418346B (zh) 通话建立方法和通话建立系统
JPH0983651A (ja) 交換装置
JP2007166460A (ja) 通話グループ選択方法及びその交換装置
JP3916239B2 (ja) 複数者通話システムおよび複数者通話方法
JP2959537B2 (ja) 会議接続方式
JP4472390B2 (ja) 会議電話システム,接続方法,電話交換機およびプログラム
KR100451791B1 (ko) 일제 지령 기능의 회의 통화 재 참가 방법
JP2005005991A (ja) 多地点通話方式
JP2002290572A (ja) 簡易会議サービスシステム、簡易会議サービス方法、及びそのプログラムとプログラムを記録した記録媒体
JPH0799839B2 (ja) 会議接続方式
JP2004064236A (ja) 話者通知システムおよび話者通知方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100716

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4555459

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term