JPH1013555A - 電子会議における再参加制御方式および再参加制御方法 - Google Patents

電子会議における再参加制御方式および再参加制御方法

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JPH1013555A
JPH1013555A JP15803696A JP15803696A JPH1013555A JP H1013555 A JPH1013555 A JP H1013555A JP 15803696 A JP15803696 A JP 15803696A JP 15803696 A JP15803696 A JP 15803696A JP H1013555 A JPH1013555 A JP H1013555A
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JP
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subscriber
electronic conference
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Withdrawn
Application number
JP15803696A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nakazono
剛 中園
Takaaki Taura
孝章 田浦
Osamu Mitarai
修 御手洗
Kazuyuki Naga
和幸 那賀
Hidehiko Fujimoto
英彦 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主催者操作型の電子会議において、会議から
いったん離脱した者が容易にその会議に再参加できる方
式を提供する。 【解決手段】 主催者を収容する交換機は、会議への再
参加要求を受信すると、その会議が再参加許容状態であ
れば、上記再参加要求を出力した加入者の発IDとこの
交換機自身が管理しているコールデータに格納されてい
る参加者発IDとを比較し、一致した場合には即座にそ
の加入者を会議に参加させる(ステップS510〜S5
13)。ステップS510の条件を満たしていない場合
には、上記再参加要求を出力した加入者に識別番号を投
入させる(ステップS521〜S523)。投入された
番号が、上記コールデータの中に格納されている番号と
一致した場合には、その加入者を会議に参加させ(ステ
ップS530〜S532)、一致しなかった場合には、
参加させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】主催者が召集するタイプの電
子会議に係わり、会議からいったん離脱した加入者をそ
の会議に再参加させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電話会議やテレビ会議などのように、ネ
ットワークを介して接続された複数の人が同時にコミュ
ニケーションをとれる電子会議が普及してきている。
【0003】電子会議は、参加方式によって2つに分類
できる。1つは任意参加型であり、会議に参加しようと
する者がある特定の番号を投入することによって会議に
参加できる方式である。もう1つは、主催者操作型(主
催者召集型)であり、主催者からの召集によって会議へ
の参加できるようになる方式である。
【0004】ところで、電子会議の開催中に、ある会議
参加者がいったんその会議から離脱しなければならない
ケースがしばしば起こる。たとえば、近年飛躍的に普及
してきているPHS等の移動体電話(携帯端末)は、バ
ッテリが電力を供給できる時間や通話エリアの問題など
により、通話を継続できなくなる状況に遭遇することが
ある。この場合、この移動体電話を用いて会議に参加し
ていた参加者は、いったんその会議から離脱した後に再
び参加することになる。
【0005】会議への再参加は、任意参加型では、容易
である。すなわち、再参加しようとする加入者が上述の
特定の番号を再度投入すれば、その加入者は会議に復帰
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、主催者操作
型の電子会議では、いったん離脱した加入者が自由に会
議へ復帰できないケースもある。電子会議からいったん
離脱した者がその会議に再び参加する際の従来の方式を
図26に示す。図26では、主催者と参加者A〜Cから
なる4者による電話会議において、参加者Aがいったん
会議から離脱した後に再び参加する場合を示す。
【0007】図26(a) に示す方式では、フック機能を
利用している。すなわち、会議から離脱するときは、参
加者Aは、フッキング操作に続いて予め設定されている
特番を投入する。このことにより、離脱者A(参加者A
のこと)は、例えば、他の加入者と通話を行うことが出
来る。そして、会議に再参加する場合には、離脱者Aが
再びフッキング操作を行う。
【0008】ところが、フック機能を利用して再参加を
実現するためには、参加者Aが会議から離脱している期
間であっても、参加者Aの回線が会議の主催者を収容し
ている交換機に接続されている必要がある。従って、図
26(a) に示す方式では、上述した移動体電話の例のよ
うに離脱者の回線が切断されてしまうケースでは、参加
者Aは会議に再参加できない。
【0009】図26(b) に示す方式は、主催者または会
議に参加しているメンバが離脱者を呼び出す方式であ
る。すなわち、たとえば、参加者Bから離脱者Aを呼び
出すことによって、離脱者A(参加者Aのこと)が再び
会議に参加できるようになる。ところが、この方式で
は、たとえば、移動体電話のバッテリが切れてしまい、
離脱者Aが公衆電話を使用して会議に再参加するようケ
ースには対処できない。
【0010】このように、従来の主催者操作型の電子会
議サービスでは、ある会議参加者がその会議からいった
ん離脱すると、その会議に容易には復帰できないケース
があった。
【0011】本発明の課題は、主催者操作型の電子会議
において、いったん離脱した加入者が容易にその会議に
復帰できる方式を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の手段を図1を参
照しながら説明する。本発明は、主催者操作型の電子会
議において、電子会議からいったん離脱した加入者をそ
の電子会議に復帰させる方式を前提とする。
【0013】交換機1は、電子会議の主催者を収容す
る。主催者は、電子会議を開催し、加入者をその電子会
議に参加させる。交換機1は、電子会議を離脱した加入
者(離脱者)から、主催者への接続要求および予め決め
られた上記電子会議への復帰を要求する番号を受信する
と、その離脱者を上記電子会議に再参加させる。
【0014】このように、離脱者自身の操作により電子
会議に再参加できる。また、離脱者は、主催者への接続
要求および予め決められた番号を投入するだけで電子会
議に再参加できるので、電子会議に参加していたときに
使用していた端末と異なる端末を用いて電子会議に再参
加することができる。
【0015】交換機1は、以下の手段を有する。格納手
段2は、主催者が開催する電子会議に関する情報とし
て、再参加識別番号を格納する。受信手段3は、電子会
議を離脱した加入者(離脱者)から、上記主催者への接
続要求および上記電子会議への復帰を要求する番号を受
信する。制御手段4は、受信手段3が受信した番号が格
納手段2に格納されている再参加識別番号と一致したと
きに、その加入者(離脱者)を上記電子会議に再参加さ
せる。
【0016】主催者と参加者とを接続するネットワーク
5が、発信者のID(例えば、電話番号)を着信先の交
換機へ通知する機能を有している場合には、交換機1
は、各会議参加者のIDを記憶しておく。ある参加者が
電子会議を離脱する際、交換機1は、その離脱した加入
者(離脱者)のIDを保持する。そして、交換機1は、
主催者への接続要求とともに離脱者のIDを受信した際
には、その接続要求を出力した加入者を、以前会議に参
加していた加入者であるとみなし、上記電子会議に再参
加させる。
【0017】この方式によれば、会議からの離脱者がそ
の会議に再参加したいときには、識別番号を投入する必
要はなく、主催者にダイヤルするだけで簡単に会議に復
帰できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、主催者操作型(主催者
召集型)の電子会議サービスを対象とする。主催者操作
型の電子会議サービスとは、「会議主催者」として予め
契約してある加入者(以下、主催者)が存在し、その主
催者からの召集あるいはその主催者の操作によって1人
以上の加入者が会議へ参加できるようになるサービスで
ある。以下の説明において、会議に参加している加入者
(主催者を除く)を参加者と呼ぶことがある。また、参
加者が会議から離脱したとき、その参加者を離脱者と呼
ぶことがある。なお、以下の実施形態では、電子会議サ
ービスの1つとして電話会議を採り上げるが、基本的に
同じ方式でテレビ会議にも適用できる。
【0019】本実施形態の手順を説明する前に、図2〜
図10を参照しながら、主催者を収容する交換機を中心
として各種状態を説明する。図2は、本実施形態のシス
テム構成図であり、会議実施中状態を示している。同図
に示す例では、4人の加入者(主催者と加入者x、y、
z)が電話会議を行っている。交換機11は、主催者を
収容する。交換機21、22、23は、それぞれ加入者
x、y、zを収容する。主催者および加入者x、y、z
は、主催者を収容する交換機11に設けられているアド
オントランク(Add-on Trank)12によって互いに接続
されている。このときの交換機11の状態を「電話会議
実施中状態」と呼ぶ。
【0020】図3は、主催者制御受付け状態を説明する
図である。主催者が各種情報を登録または解除する際、
交換機11は、主催者からの要求によって「主催者制御
受付け状態」に移る。主催者制御受付け状態では、主催
者は会議から一時離脱し、PBR(Push Button Receiv
er)13およびトーキ14に接続される。PBR13
は、主催者の操作(プッシュボタンを押す操作)によっ
て発生するパルス信号を番号に変換してその番号を解析
するプロセッサ(不図示)に渡す。また、トーキ14
は、各種音声ガイダンスを格納しており、プッシュボタ
ン操作に対応する音声ガイダンスを提供する。このこと
により、主催者は対話形式で各種情報の登録・解除を行
う。なお、このとき、加入者x、y、zは、会議を継続
している。
【0021】図4は、ある加入者が会議から離脱した状
態を示す図である。ここでは、図2に示す状態から加入
者xが離脱している。このとき、交換機11と交換機2
1との間の回線は切断されており、また、加入者xが使
用していた端末が空状態(未使用状態)である。
【0022】本実施形態は、会議から離脱した加入者
(図4では、加入者x)をその会議に再参加させる際に
利用する情報の登録・解除、およびその加入者を会議に
再参加させてもよいかどうかを判断するシーケンスを開
示する。特に、会議の主催者または参加者からの呼び出
しによってではなく、その離脱者自身の操作によって会
議に再参加できるようにする方式を示す。
【0023】図5は、離脱者が会議に再参加する際の状
態を示す図である。離脱者が会議に再参加するときに
は、離脱者自身が主催者に接続要求を出力する。すなわ
ち、離脱者が主催者に対して発呼する。図5において
は、加入者xが主催者に対して発呼している。ここで
は、主催者が再参加許容会議中であれば、加入者xは、
交換機11のPBR13およびトーキ14に接続され
る。交換機11は、加入者xとの間で対話形式で処理を
進め、加入者xが予め決めてある所定の番号を投入した
場合にのみ、加入者xを会議に再参加させる。
【0024】図6は、一般二者接続状態を示す図であ
る。ここでは、主催者と加入者xとが接続されている。
図7は、一般二者接続中における主催者制御受付け状態
を示す図である。図7に示す状態は、図6に示す一般二
者接続状態において、主催者が交換機11に対して会議
の開催を要求したときに起こる。このとき、主催者は、
PBR13およびトーキ14に接続され、交換機11と
主催者との間で対話形式の処理が進められる。また、加
入者xには、たとえば、メロディが流れる。
【0025】図8は、二者による会議実施中状態を示す
図である。同図に示す例は、図7に示す処理によって会
議が開催された状態である。会議実施中状態では、二者
通話であっても、アドオントランク12を介して接続さ
れる。
【0026】図9は、呼の切断状態を示す図である。こ
の状態は、たとえば、図6に示す一般二者接続状態にお
いて通話者の一方がその呼を切断した場合、あるいは、
図8に示す二者による会議中に主催者が呼を切断した場
合である。
【0027】図10は、主催者が別の会議を開催してい
る状態を示す図である。同図に示す例は、加入者xが図
2に示す会議から離脱している期間にその会議が終了し
てしまい、主催者が別の会議を開催している状態を示し
ている。即ち、主催者は、それぞれ交換機24、25、
26に収容される加入者p、q、rと共に会議を実施し
ているところである。
【0028】図11は、主催者を収容する交換機が保持
・制御するデータの構成を示す図である。図11(a)
は、加入者データの例を示す。加入者データは、各交換
機が収容するすべての加入者についてそれぞれ設定され
るデータであり、各加入者を識別する番号(加入者番
号)に対応付けられて様々な情報が設定されている。以
下では、会議電話サービスにおける主催者として契約を
結んでいる加入者aについて説明する。
【0029】各加入者ごとのデータフィールドの中に、
会議再参加に関連するデータを設定するためのフィール
ドが設けられているが、このフィールドは、会議電話サ
ービスにおける主催者として契約を結んだ加入者に対し
てのみ設定される。会議再参加関連データフィールド
は、会議再参加サービス許容フラグ、会議再参加許容状
態フラグ、前回実施会議識別番号、使用中コールデータ
IDを格納する。
【0030】会議再参加サービス許容フラグは、加入者
aが会議再参加サービスを受けているのか否かを表す情
報であり、加入者aが会議電話サービスを契約した時に
設定される。加入者aが会議再参加サービスを受けてい
るのであれば、加入者aが開催している会議において、
ある参加者がいったんその会議から離脱した場合におい
て主催者が会議再参加許容の状態にある場合は、その離
脱者は所定の手順に従って上記会議に再参加できる。
【0031】会議再参加許容状態フラグは、加入者aが
開催している会議からの離脱者がその会議に再参加する
ことを許容するか否かを表す情報であり、加入者a自身
が設定・解除できる。あるいは、会議が開催されたとき
に自動的に会議再参加許容状態フラグが設定される方式
としてもよい。
【0032】前回実施会議識別番号は、現在加入者aに
よって開催されている会議以前に加入者aによって開催
された会議を識別する情報である。すなわち、加入者a
によって開催されている会議が終了すると、その終了し
た会議を識別する番号が前回実施会議識別番号保持エリ
アに格納される。前回実施会議識別番号保持エリアに
は、複数の会議を識別する情報を格納することができ
る。すなわち、このエリアには、前回、前々回、...
の会議を識別する情報を格納することができる。なお、
前回実施会議識別番号は、離脱者が会議への再参加を要
求してきたときに、その会議が既に終了していて別の会
議が開催されていた場合、その旨を上記再参加を要求し
てきた離脱者に通知する際に利用される情報である。こ
のため、電話会議の開催時間が、通常長くても数時間程
度であることを考慮し、前回実施会議識別番号は、たと
えば、前回実施会議識別番号保持エリアに格納されてか
ら24時間が経過した時点で自動的に消去される。
【0033】使用中コールデータIDは、加入者aに接
続する呼が確立されたときに、その呼に関するコールデ
ータを識別する情報であり、図11(b) に示す交換機内
に設けられるコールデータ格納領域をサーチするときに
使用される。
【0034】図11(b) は、コールデータの例を示す。
コールデータは、各交換機が収容している加入者に接続
する呼に関するデータであり、呼の設定時に1コール分
のデータフィールドが割り当てられ、切断時には消去さ
れる。以下では、図11(a)での説明と同様に、会議電
話サービスにおける主催者として契約を結んでいる加入
者aについて説明する。
【0035】各呼に対するコールデータフィールドの中
に、それぞれ会議再参加制御に関するデータを格納する
ブロックが設けられているが、このブロックは、本サー
ビス実施時のみ設定される。会議再参加制御用ブロック
は、会議再参加パターンデータ、会議識別番号、参加者
データ、会議再参加サービス制御状態データを格納す
る。
【0036】会議再参加パターンデータは、離脱者が会
議に復帰する際、その離脱者に会議を識別する番号を投
入させるのか、あるいはその離脱者に対して割り当てら
れた所定の番号を投入させるのかを表す情報である。前
者の場合には、会議識別番号が設定され、後者の場合に
は、参加者データ内で各加入者ごとに参加者別識別番号
が設定される。
【0037】会議識別番号は、加入者aが現在開催して
いる会議を識別する情報であり、後述詳しく説明する
が、加入者a(主催者)が設定することもできるし、交
換機が設定することもある。
【0038】参加者データは、加入者aが開催している
会議に参加している加入者毎に設定される情報であり、
いったん登録されると、ある参加者がその会議から離脱
した場合においても、その離脱した参加者に関するデー
タは会議が終了するまで削除されることはない。参加者
データは、参加者別識別番号、離脱中判定フラグ、参加
者発IDを含む。
【0039】参加者別識別番号は、加入者aが開催して
いる会議に参加している加入者毎に割り当てられる識別
番号である。この参加者別識別番号は、交換機が上記会
議への再参加要求を受信したときに、その要求を出力し
た加入者をその会議に参加させてもよいかどうかを判断
するために使用される。すなわち、ある加入者が上記会
議に再参加しようとして投入した番号が参加者別識別番
号に一致した場合にのみ、その加入者は会議に参加でき
る。
【0040】離脱中判定フラグは、当該参加者が加入者
aが開催している会議に参加してるのかあるいは離脱し
ているのかを表す情報であり、その会議から離脱すると
きに設定され、その会議に復帰すると解除される。
【0041】参加者発IDは、当該参加者を識別する番
号(たとえば、電話番号)であり、その参加者を収容す
る交換機から転送されてくる。ただし、ネットワークに
よっては、発信者の電話番号を着信先の交換機に転送し
ない場合もある。この場合、参加者発IDは設定されな
い。
【0042】会議再参加サービス制御状態データは、加
入者aに関する通信状態を表す情報である。通信状態と
しては、図2〜10に示した状態を表す。次に、図12
〜図20を参照しながら、主催者を収容する交換機を中
心とした処理手順を説明する。以下では、会議から離脱
した加入者(離脱者)をその会議に再参加させる際に利
用する情報の登録・解除、およびその離脱者を会議に再
参加させてもよいかどうかを判断するシーケンスを示
す。
【0043】図12は、会議再参加番号を登録するシー
ケンスを説明する図(その1)である。このシーケンス
は、会議からの離脱者がその会議に復帰する際に投入す
る番号を予め登録しておくための手順である。また、こ
こでは、図2に示す状態を前提とし、交換機11が会議
識別番号を生成する。
【0044】まず、手順A1において、主催者がフッキ
ング操作を行う。交換機11は、図2に示す会議実施中
状態においてこのフッキング操作を認識すると、図3に
示すように、主催者を会議から一時離脱させる。このと
き、加入者x、y、zは、会議を継続できる。
【0045】交換機11は、上記フッキング操作を認識
すると、手順A2において、主催者に対してサービスト
ーンを送出する。主催者は、サービストーンを確認する
と、手順A3において、予め決められている「会議参加
用登録特番」を投入する。
【0046】交換機11は、「会議参加用登録特番」を
受信すると、現在実施されている会議を識別する番号を
生成する。この会議識別番号は、たとえば、4桁の番号
であり、乱数発生回路を用いて生成される。続いて、交
換機11は、手順A4において、生成した会議識別番号
を主催者に通知するために、ガイダンス※A1を送出す
る。すなわち、たとえば、主催者に「会議電話識別番号
を”××××”で登録します。登録する場合は、”××
××”+”#”を投入してください。」という音声ガイ
ダンスを流す。
【0047】主催者は、このガイダンスに従い、手順A
5において、交換機11から通知された4桁の番号およ
び”#”を投入する。交換機11は、自己が生成した番
号と主催者が投入した番号とが一致すると、手順A6に
おいて、図11(a) に示す「会議再参加許容状態フラ
グ」を設定するとともに、図11(b) に示す「会議識別
番号」に上記4桁の番号を登録する。また、交換機11
は、主催者にガイダンス※A2を送出する。すなわち、
例えば、主催者に「登録番号”××××”で登録されま
した。」という音声ガイダンスを流す。
【0048】続いて、交換機11は、手順A7において
主催者を会議に復帰させる。以降、上記主催者によって
開催された会議は、「会議再参加許可状態」となる。す
なわち、ある参加者がこの会議からいったん離脱した後
に再びその会議へ参加しようとした場合に、その離脱し
た参加者の再参加を認める状態となる。ただし、会議へ
の再参加は、後述する図13に示すシーケンスに従う。
【0049】この後、主催者は、各参加者に対して、登
録された会議識別番号を通知しておく。この会議識別番
号は、参加者が会議からいったん離脱した後に再びその
会議へ参加するときに必要となる。
【0050】図13は、離脱者操作による会議復帰シー
ケンスを説明する図である。ここでは、図4に示す状態
から加入者xが会議に復帰する場合を説明する。加入者
xは、かつて加入者y、zとともに会議に参加してお
り、現在その会議から離脱している状態である。また、
交換機11は、会議再参加許容状態(図11(a) に示す
会議再参加許容状態フラグが設定状態となっている)で
あるものとする。
【0051】加入者xは、会議に再参加したい場合に
は、手順B1において、その会議の主催者への接続要求
を発行する。すなわち、加入者xは、主催者に直接ダイ
ヤルする。
【0052】交換機11は、主催者への接続要求を受け
取ると、図11に示す加入者データを参照し、その主催
者の回線あるいは端末の空塞状態(使用中であるか未使
用であるのか)、およびその主催者の「会議再参加許容
状態フラグ」を調べる。主催者の端末が使用中であり、
かつその「会議再参加許容状態フラグ」が設定されてれ
ば、会議が継続しているものとみなし、交換機11は、
手順B2において、加入者xにガイダンス※B1を送出
する。すなわち、たとえば、加入者xに「只今お掛けに
なった加入者は、現在会議中です。参加される場合は、
会議番号4桁の数字を投入してください。」という音声
ガイダンスを流す。このとき、加入者xは、図5に示す
ように、PBR13およびトーキ14に接続される。
【0053】なお、主催者の端末が未使用状態であれ
ば、交換機11は、加入者xを単に主催者に接続する。
また、主催者の端末が使用中であるが会議再参加許容状
態フラグが未設定ならば、交換機11は、加入者xにビ
ジートーン(話し中信号)を送出する。
【0054】加入者xは、音声ガイダンスに従い、手順
B3において、予め知らされている会議識別番号をPB
信号(プッシュボタン操作による信号)にて投入する。
交換機11は、加入者xから転送されてきたPB信号を
解析し、図11(b) に登録されている会議識別番号と一
致すれば、加入者xをかつて当該会議に参加していた者
であるとみなし、手順B4において、加入者xにガイダ
ンス※B2を送出する。すなわち、たとえば、加入者x
に「会議に参加しました。」という音声ガイダンスを流
す。
【0055】続いて、交換機11は、手順B5におい
て、加入者xをPBR13およびトーキ14から解放
し、図2に示すような会議状態に移る。なお、交換機1
1において、主催者を含む本会議の会議呼(1つの会議
に対して確立される呼)は、会議再参加許容状態を継続
する。
【0056】このように、本実施形態の方式において
は、離脱者自身の操作によって、いつでも会議に復帰で
きる。また、主催者にダイヤルした後に予め決められて
いる識別番号を投入することによって会議に復帰できる
ので、たとえば、移動体電話のバッテリが切れた場合な
ど、他の電話からでも会議に再参加できる。さらに、上
記識別番号は、会議が開催されたときに生成されて参加
者に通知されるので、その番号を知らない一般の加入者
は会議に参加できず、セキュリティの確保にも寄与す
る。
【0057】図14は、会議再参加番号を登録するシー
ケンスを説明する図(その2)である。このシーケンス
は、基本的には図12に示したものと同じであるが、図
12のシーケンスでは、交換機が会議識別番号を生成し
たのに対し、図14のシーケンスでは、主催者が会議識
別番号を設定する。
【0058】手順C1およびC2は、手順A1およびA
2と同じである。主催者は、手順C3において、予め決
められている「会議参加用登録特番」を投入する。ここ
で投入する特番は、手順A3で投入する特番と異なる。
【0059】交換機11は、「会議参加用登録特番」を
受信すると、手順C4において、ガイダンス※C1を送
出する。すなわち、例えば、主催者に「会議再参加用の
番号4桁+”#”を投入してください。」という音声ガ
イダンスを流す。主催者は、このガイダンスに従い、手
順C5において、所望の4桁の番号および”#”を投入
する。
【0060】交換機11は、主催者から番号を受信する
と、手順C6において、ガイダンス※C2を送出する。
すなわち、例えば、主催者に「登録番号は、”×××
×”ですね。よろしければ、”*”を、もう一度登録の
場合は、4桁の番号+”#”を投入してください。」と
いう音声ガイダンスを流す。このガイダンスに対して、
主催者が手順C7において”*”を投入する。
【0061】交換機11は、主催者から登録確認用コー
ドとして”*”信号を受信すると、手順C8において、
図11(a) に示す「会議再参加許容状態フラグ」を設定
するとともに、図11(b) に示す「会議識別番号」に上
記4桁の番号を登録する。また、交換機11は、主催者
にガイダンス※C3を送出する。すなわち、例えば、主
催者に「登録番号”××××”で登録されました。」と
いう音声ガイダンスを流す。以降の処理は、図12に示
した通りである。
【0062】図15は、会議再参加番号を登録するシー
ケンスを説明する図(その3)である。図12または図
14に示したシーケンスでは、1つの会議に対して1つ
の識別番号を登録する方式であったが、図15に示すシ
ーケンスでは、会議の参加者ごとに会議に再参加する際
に投入する番号を割り当てる方式である。以下では、図
6に示す加入者aと加入者xとの一般二者接続状態か
ら、加入者yを加えた電話会議を開催する際に、加入者
x、yに対して順次参加者別識別番号を割り当てていく
場合を説明する。なお、交換機11は、会議再参加許可
状態であるものとする。
【0063】一般二者接続状態から会議に移る場合に
は、まず、主催者(まだ、会議が始まっていないので、
この時点では加入者a)と加入者xとの間の通話を会議
通話に切り換える。この場合、主催者は、手順D1にお
いてフッキング操作を行う。交換機11は、主催者によ
るフッキング操作を認識すると、現在会議が開催されて
いるかどうかを調べ、会議中であれば手順D8へ進み、
会議中でなければ手順D3へ進む。ここでは、一般二者
接続状態なので、手順D3へ進む。また、図7に示すよ
うに、主催者をPBR13およびトーキ14に接続す
る。
【0064】交換機11は、手順D3において、主催者
にサービストーンを送出する。このとき、加入者xに対
しては、保留音を流す。主催者は、手順D4において、
予め決められている「会議参加用登録特番」を投入す
る。ここで投入する特番は、手順A3または手順C3で
投入する特番と異なる。
【0065】交換機11は、「会議参加用登録特番」を
受信すると、加入者xが会議に再参加する際に加入者x
自身に投入させるための番号(参加者別識別番号x)を
生成する。参加者別識別番号は、たとえば、4桁の数字
であり、乱数発生回路を用いて生成される。続いて、交
換機11は、手順D5において、生成した参加者別識別
番号を主催者に通知するために、ガイダンス※D1を送
出する。すなわち、たとえば、主催者に「現在接続中の
相手を会議再参加許容者として識別番号”××××”で
登録します。登録する場合は、”××××”+”#”を
投入してください。」という音声ガイダンスを流す。
【0066】主催者は、このガイダンスに従い、手順D
6において、交換機11から通知された4桁の番号およ
び”#”を投入する。交換機11は、自己が生成した番
号と主催者が投入した番号とが一致すると、手順D7に
おいて、図11(a) に示す「会議再参加許容状態フラ
グ」を設定すると共に、図11(b) に示す「参加者デー
タ」用の領域に加入者xのための領域を確保し、そこに
「参加者別識別番号」として上記4桁の番号を登録す
る。また、交換機11は、主催者にガイダンス※D2を
送出する。すなわち、たとえば、主催者に「登録番号”
××××”で登録されました。」という音声ガイダンス
を流す。
【0067】この後、交換機11は、図8に示すよう
に、主催者と加入者xをアドオントランク12を介して
接続させ、会議状態に移る。また、上記主催者によって
開催された会議は、「会議再参加許可状態」となる。主
催者は、加入者xに上記登録した参加者別識別番号xを
通知しておく。この参加者別識別番号xは、加入者xが
会議からいったん離脱した後に再びその会議へ参加する
ときに必要となる。
【0068】上記手順D1〜D7により、主催者と加入
者xとの間の通話は、一般二者接続状態から二者による
会議状態に移る。続いて、加入者yを会議に参加させ
る。この場合、主催者がフッキング操作(手順D1)を
行う。
【0069】交換機11は、このフッキング操作を認識
すると、手順D2において会議中であると判断するの
で、手順D8へ進み、主催者にガイダンス※D3を送出
する。すなわち、たとえば、主催者に「会議に参加して
いただく先方の電話番号、もしくはサービスコードを投
入してください。」という音声ガイダンスを流す。
【0070】主催者は、このガイダンスに従って、手順
D9において、加入者yの電話番号を投入する。交換機
11は、上記状態で加入者yの電話番号を受信すると、
いったん主催者と加入者yとを接続する。このとき、加
入者xには、保留音を流しておく。
【0071】続いて、主催者は、手順D10において、
フッキング操作を行う。交換機11は、このフッキング
操作を認識すると、加入者yが会議に再参加する際に加
入者y自身に投入させるための番号(参加者別識別番号
y)を生成する。参加者別識別番号yは、参加者別識別
番号xと同じ方法で生成される。
【0072】この後、交換機11と主催者との間で、手
順D11〜D13が実行されるが、手順D11〜D13
は、手順D5〜D7と同じである。ただし、手順D11
〜D13では、図11(b) に示す「参加者データ」用領
域に加入者yのための領域を確保し、そこに「参加者別
識別番号」として参加者別識別番号yを登録する。
【0073】この後、交換機11は、主催者と加入者
x、yをアドオントランク12を介して接続させ、三者
による会議状態に移る。主催者は、加入者yに上記登録
した参加者別識別番号yを通知しておく。この参加者別
識別番号yは、加入者yが会議からいったん離脱した後
に再びその会議へ参加するときに必要となる。
【0074】このように、上記手順D8〜D13は、現
在開催されている会議に新たに加入者を参加させる処理
である。そして、加入者を新たに会議に参加させるごと
に、図11(b) に示す「参加者データ」にその新たに参
加した加入者に関する情報を書き加える。
【0075】図16は、会議再参加番号を登録するシー
ケンスを説明する図(その4)である。このシーケンス
は、基本的には図15に示したものと同じであるが、図
15のシーケンスでは、交換機が参加者別識別番号を生
成したのに対し、図16のシーケンスでは、主催者が参
加者別識別番号を設定する。
【0076】手順E1〜E3は、手順D1〜D3と同じ
である。主催者は、手順D4において、予め決められて
いる「会議参加用登録特番」を投入する。ここで投入す
る特番は、手順D4で投入する特番と異なる。
【0077】交換機11は、「会議参加用登録特番」を
受信すると、手順D5において、加入者xに対して割り
当てる参加者別識別番号を登録させるために、ガイダン
ス※E1を送出する。すなわち、たとえば、主催者に
「現在接続中の相手を会議再参加許容者として登録しま
す。識別番号4桁と”#”を投入してください。」とい
う音声ガイダンスを流す。
【0078】主催者が、このガイダンスに従って、手順
E6において、所望の4桁の番号を投入する。交換機1
1は、主催者から番号を受け取ると、手順E7におい
て、ガイダンス※E2を送出する。すなわち、たとえ
ば、主催者に「登録番号は、”××××”ですね。よろ
しければ、”*”を、もう一度登録の場合は、4桁の番
号+”#”を投入してください。」という音声ガイダン
スを流す。
【0079】主催者は、このガイダンスに従い、手順E
8において、登録確認用コードとして”*”を投入す
る。交換機11は、主催者から”*”信号を受信する
と、手順E9において、ガイダンス※E3を送出する。
すなわち、例えば、主催者に「登録番号”××××”で
登録されました。」という音声ガイダンスを流す。ま
た、交換機11は、図11(a) に示す「会議再参加許容
状態フラグ」を設定すると共に、図11(b) に示す「参
加者データ」用の領域に加入者xのための領域を確保
し、そこに「参加者別識別番号」として上記4桁の番号
(参加者別識別番号x)を登録する。
【0080】手順E1〜E9は、上記手順D1〜D7に
対応し、この処理により主催者と加入者xとの間の通話
は、一般二者接続から二者による会議状態に移る。続い
て、図15の例と同様に、加入者yをこの会議に参加さ
せる。この場合、主催者がフッキング操作(手順E1)
を行い、手順E2での判断によって、手順E10に進
む。
【0081】交換機11は、手順E10において、主催
者にガイダンス※E4を送出する。すなわち、たとえ
ば、主催者に「会議に参加していただく先方の電話番
号、もしくはサービスコードを投入してください。」と
いう音声ガイダンスを流す。
【0082】主催者は、このガイダンスに従って、手順
E11において、加入者yの電話番号を投入し、交換機
11は、主催者と加入者yとを接続する。続いて、主催
者は、手順E12において、フッキング操作を行う。交
換機11は、このフッキング操作を認識すると、以降、
交換機11と主催者との間で手順E13〜E17が実行
されるが、手順E13〜E17は、上述した手順E5〜
E9と同じである。但し、手順E13〜E17では、図
11(b) に示す「参加者データ」用の領域に加入者yの
ための領域を確保し、そこに「参加者別識別番号」とし
て参加者別識別番号yを登録する。
【0083】この後、交換機11は、図15に関する説
明と同様に、主催者と加入者x、yをアドオントランク
12を介して接続させ、三者による会議状態に移る。図
15または図16に示す方法で参加者別識別番号を登録
した場合の再参加手順は以下の通りである。ここでは、
図2に示す状態(主催者、加入者x、y、zによる四者
による会議)から加入者xが離脱して図4に示す状態に
移り、その後に加入者xが再参加する場合を説明する。
【0084】図2に示す会議実施中状態では、交換機1
1は、図11(b) に示すコールデータとして、「参加者
データ」を格納する領域に、加入者x、y、zに関する
情報を格納している。ここでは、加入者x、y、zに関
する「参加者別識別番号」として、それぞれ参加者別識
別番号x、y、zが登録されているものとする。ここ
で、加入者xが離脱すると、「参加者データ」内の加入
者xの「離脱中判定フラグ」が設定される。
【0085】加入者xが会議に復帰する場合には、図1
3に示したシーケンスと同様に、まず、加入者xが主催
者に直接ダイヤルすることによって主催者への接続要求
を出力する。交換機11は、この接続要求を受信する
と、加入者xに対して、たとえば「只今お掛けになった
加入者は、現在会議中です。参加される場合は、お客様
に割り当てられている識別番号を投入してください。」
という音声ガイダンスを流す。
【0086】加入者xは、音声ガイダンスに従い、予め
知らされている参加者別識別番号xを投入する。交換機
11は、加入者xから転送されてきた番号を解析し、図
11(b) に登録されている会議識別番号xと一致すれ
ば、加入者xを以前当該会議に参加していた加入者であ
るとみなし、加入者xをその会議に復帰させる。また、
交換機11は、「参加者データ」内の加入者xの「離脱
中判定フラグ」を解除する。
【0087】図17は、ある参加者が会議から離脱して
いる期間に主催者が別の会議を開催していた場合の再参
加シーケンスを説明する図である。ここでは、加入者x
が会議から離脱している期間(図4に示す状態)に、そ
の会議が終了してしまい(図9に示す状態)、その後に
加入者aが別の会議を開催した場合を想定して説明す
る。なお、加入者xが離脱したとき、その会議は「再参
加許可状態」であったものとする。以上、手順F1〜F
3。
【0088】主催者は、図10に示すように、加入者
x、y、zとの会議を終了させた後、新たに加入者p、
q、rとの会議を開催している。したがって、交換機1
1は、図11(a) に示す加入者データの「前回実施会議
識別番号」として、加入者x、y、zとの会議を識別す
る番号を保持する。この番号は、例えば、図12または
図14で説明した会議識別番号である。また、交換機1
1は、コールデータの参加者データとしては、加入者
x、y、zに関する情報を削除して加入者p、q、rに
関する情報を持っている。なお、この新たに開催された
会議は「再参加許可状態」であるものとする。
【0089】加入者xは、加入者y、zとともに参加し
ていた会議に復帰するつもりで、手順F4において、再
参加要求として主催者(加入者a)にダイヤルする。交
換機11は、再参加要求を受け取ると、その主催者の端
末(あるいは、その主催者の回線)の空塞状態、および
「会議再参加許容状態フラグ」が設定されているかを調
べる。主催者の端末が使用中であり、かつ「会議再参加
許容状態フラグ」が設定されてれば、会議が継続してい
るものとみなし、交換機11は、手順F5において、加
入者xにガイダンス※F1を送出する。すなわち、例え
ば、加入者xに「只今お掛けになった加入者は、現在会
議中です。参加される場合は、会議番号4桁の数字を投
入してください。」という音声ガイダンスを流す。
【0090】なお、主催者の端末が未使用状態であれ
ば、交換機11は、加入者xを単に主催者に接続する。
また、主催者の端末が使用中であるが「会議再参加許容
状態フラグ」が未設定ならば、交換機11は、加入者x
にビジートーン(話し中信号)を送出する。
【0091】加入者xは、このガイダンスに従って、手
順F6において、予め知らされている会議識別番号(加
入者y、zとともに参加していた会議を識別する番号)
をPB信号にて投入する。
【0092】交換機11は、このPB信号を解析し、そ
の会議識別番号が図11(a) に示す加入者データの「前
回実施会議識別番号」として登録されていることを認識
すると、手順F7において、加入者xにガイダンス※F
2を送出する。すなわち、例えば、加入者xに「お客様
のご希望の会議は、既に終了しております。」という音
声ガイダンスを流す。
【0093】このことにより、加入者xは、復帰しよう
とした会議が既に終了していることを認識できる。図1
8は、会議再参加サービスを解除するシーケンスを説明
する図(その1)である。ここでは、図12または図1
4に示すシーケンスによって登録された会議識別番号を
解除することによって会議再参加サービスを解除する手
順を説明する。また、現在、図2に示す状態であるもの
とする。
【0094】会議再参加サービスを解除する場合、ま
ず、主催者が手順G1においてフッキング操作を行う。
交換機11は、このフッキング操作を認識すると、手順
G2において、主催者にガイダンス※G1を送出する。
すなわち、たとえば、主催者に「会議に参加していただ
く先方の電話番号、もしくはサービスコードを投入して
ください。」という音声ガイダンスを流す。このとき、
加入者x、y、zは、図3に示すように、会議を継続で
きる。
【0095】主催者は、このガイダンスに従い、手順G
3において、サービスコードとして予め決めておいた
「解除特番」を投入する。交換機11は、主催者から
「解除特番」を受信すると、手順G4において、主催者
にガイダンス※G2を送出する。すなわち、たとえば、
主催者に「会議再参加サービスを解除します。会議識別
番号および”#”を投入してください。」という音声ガ
イダンスを流す。
【0096】主催者は、このガイダンスに従い、手順G
5において、現在開催している会議の会議識別番号およ
び”#”を投入する。交換機11は、会議識別番号を受
信すると、手順G6において、主催者にガイダンス※G
3を送出する。すなわち、たとえば、主催者に「解除希
望の会議識別番号は”××××”ですね。よろしけれ
ば”*”を投入してください。」という音声ガイダンス
を流す。主催者は、このガイダンスに従い、手順G7に
おいて、解除確認用コードとして”*”を投入する。
【0097】交換機11は、解除確認用コードを受け取
ると、図11(a) に示す「会議再参加許容状態フラグ」
を解除する。このフラグが解除されると、ある参加者が
この会議からいったん離脱すると、その離脱者は、自ら
の操作ではその会議に復帰できなくなる。すなわち、会
議再参加サービスが解除される。
【0098】この後、交換機11は、手順G8におい
て、主催者にガイダンス※G4を送出する。すなわち、
例えば、主催者に「正常に解除されました。」という音
声ガイダンスを流す。また、交換機11は、主催者をア
ドオントランク12に接続し、図2に示す会議状態に戻
す。ただし、以降、加入者x、y、zがいったんこの会
議から離脱すると、自らの操作によってはこの会議に復
帰できなくなる。
【0099】図19は、会議再参加サービスを解除する
シーケンスを説明する図(その2)である。図18に示
したシーケンスでは、図12または図14に示すシーケ
ンスによって登録された会議識別番号を解除することに
よって会議全体の会議再参加サービスを解除する手順を
説明したが、図19に示すシーケンスは、図15または
図16に示すシーケンスによって登録された特定の参加
者に割り当てられている参加者別識別番号を解除するこ
とによって特定の参加者に対する会議再参加サービスを
解除する手順である。
【0100】手順H1〜H8は、基本的に手順G1〜G
8と同じであるが、以下の点で異なる。すなわち、主催
者が手順H3において、解除特番(手順G3で投入した
ものと異なる)を投入すると、交換機11は、手順H4
において、音声ガイダンス※H2として、主催者に「特
定参加者の会議再参加サービスを解除します。サービス
を解除する参加者の識別番号を投入してください。」を
流す。主催者は、このガイダンスに従い、手順H5にお
いて、ある参加者(例えば、加入者x)に対して割り当
ててある参加者別識別番号を投入すると、交換機11
は、手順H6において、音声ガイダンス※H3として、
主催者に「解除希望の識別番号は”××××”ですね。
よろしければ”*”を投入してください。」を流す。
【0101】手順H7以降の処理は、手順G7及びG8
と同じである。ただし、図19のシーケンスでは、図1
1(a) に示す「会議再参加許容状態フラグ」を解除する
ことはなく、図11(b) に示す「参加者データ」の中か
ら、手順H5において主催者によって投入された参加者
別識別番号を無効にする。たとえば、加入者xに対して
割り当てられている参加者別識別番号が無効にされたと
すると、加入者xがこの会議からいったん離脱すると、
加入者x自身の操作ではその会議に復帰できなくなる。
すなわち、加入者xに対する会議再参加サービスのみが
が解除されることになる。
【0102】上記解除機能が必要な理由を説明する。上
述した手順によって会議再参加サービスが設定された場
合、会議中に、その会議とは関係のないある加入者が主
催者に対して電話をかけ、音声ガイダンスに従って適当
な番号を投入したとき、その番号が予め設定してある識
別番号に偶然一致してしまうと、その加入者は会議に参
加してしまう。このような問題に対処するために、図1
8または図19に示した解除機能を設け、たとえば、あ
る参加者が会議を離脱するときのみ会議再参加サービス
を働かせることを可能にしている。
【0103】図20は、発呼者のIDが着信先の交換機
に通知されるネットワークにおける会議再参加シーケン
スを説明する図である。ここでは、図2に示す状態から
加入者xが離脱した後に再参加する場合を説明する。
【0104】交換機11は、図2に示す会議実施中状態
のとき、図11(b) に示す「参加者データ」として加入
者x、y、zに関するデータを持っている。そして、発
呼者のIDが着信先の交換機に通知されるネットワーク
においては、各加入者に関する「参加者発ID」とし
て、それぞれ交換機21、22、23から転送されてき
た加入者x、y、zの電話番号が書き込まれている。ま
た、加入者x、y、zが会議に参加している状態では、
「離脱中判別フラグ」はそれぞれ解除された状態であ
る。なお、この会議は、再参加許容状態となっているも
のとする。
【0105】手順I1において加入者xが上記会議から
離脱すると、交換機11は、図11(b) のコールデータ
において、加入者xの「離脱中判別フラグ」を設定す
る。また、会議は、図4に示す状態に移る。
【0106】加入者xが会議に復帰する場合には、加入
者xは、手順I2において、主催者に直接ダイヤルする
ことによって接続要求を出力する。この接続要求が会議
への再参加要求である。このとき、加入者xを収容する
交換機21は、交換機11に対して加入者xの発IDと
してその電話番号を通知する。
【0107】交換機11は、加入者xからの再参加要求
および加入者xの電話番号を受け取ると、図11(b) に
示すコールデータを参照し、加入者xの参加者IDとし
て格納されている電話番号と交換機21から転送されて
きた電話番号とを比較する。そして、これらの番号が一
致すると、交換機11は、手順I3において、加入者x
にガイダンス※I1を送出する。すなわち、例えば、加
入者xに「会議に再参加しました。」という音声ガイダ
ンスを流す。また、交換機11は、図11(b)に示す加
入者xの「離脱中判別フラグ」を解除する。この後、交
換機11は、加入者xをアドオントランク12に接続
し、加入者xを会議に復帰させる。
【0108】このように、発呼者のIDが着信先の交換
機に通知されるネットワークにおいては、主催者を収容
する交換機に各会議参加者のIDを保持しておき、離脱
者がその会議に復帰しようとした場合には、その離脱者
が会議参加中に使用していた端末と同じ端末からダイヤ
ルすれば、識別番号の確認などの処理をすることなく会
議に再参加できる。
【0109】図21〜25は、上述した実施形態の電話
会議サービスの全体フローチャートである。このフロー
チャートは、主催者を収容する交換機を中心に示してい
る。また、図中、A1、A2、A3、...および※A
1、※A2、...は、図12〜図20に示す手順A
1、A2、A3、...およびガイダンス※A1、※A
2、...を示す。
【0110】図21は、既存の一般二者通話状態(図6
に示す状態)において発生するイベントによって起動さ
れる処理を示している。ステップS100でイベントに
よる分岐を行う。通話者のうちの一方が呼を切断した場
合には、既存の処理で通話を終了させる(ステップS1
01およびS102)。
【0111】交換機11は、主催者によるフッキング操
作を検出したときには、会議の開催を要求しているもの
と判断し、主催者にサービスコード(特番)を投入さ
せ、その投入された番号を分析する(ステップS111
〜114)。投入された番号が会議再参加用の識別番号
を交換機で生成することを指定するサービスコードであ
れば、ステップS121〜S123を実行し、主催者が
指定するサービスコードであれば、ステップS124〜
S127を実行する。
【0112】上記識別番号が決まると、図11に示す加
入者データおよびコールデータを設定し、主催者に上記
識別番号が登録されたことを通知する(ステップS13
1およびS132)。このようにして会議が開催される
と、図23に示すフローチャートへ進む。
【0113】図22は、会議実施中に、主催者がフッキ
ング操作(図15の手順D1または図16の手順E1)
を行い、現在会議に参加していないある加入者との通話
をしている状態において発生するイベントによって起動
される処理を示している。ステップS200でイベント
による分岐を行う。主催者または上記加入者のうちの一
方が呼を切断した場合には、既存の処理で通話を終了さ
せ、主催者を会議に復帰させる(ステップS201およ
びS202)。
【0114】交換機11は、主催者によるフッキング操
作を検出したときには、主催者が現在通話中の相手を会
議に参加させることを要求しているものと判断し、主催
者にサービスコード(特番)を投入させ、その投入され
た番号を分析する(ステップS211および212)。
投入された番号が会議再参加用の識別番号を交換機で生
成するサービスであれば、ステップS221〜S223
を実行し、主催者が指定するサービスコードであれば、
ステップS224〜S227を実行する。
【0115】上記識別番号が決まると、正常に登録され
たかどうかを確認した後に、図11に示す加入者データ
およびコールデータを設定し、主催者に上記識別番号が
登録されたことを通知する(ステップS231〜S23
3)。このようにして参加者が追加されると、図23に
示すフローチャートへ進む。
【0116】図23は、会議実施中状態において発生す
るイベントによって起動される処理を示している。ステ
ップS300でイベントによる分岐を行う。主催者が呼
を切断したのであれば、図24(a) に進み、図11に示
す加入者データを初期化し、コールデータを削除する。
また、会議に参加していた全参加者を解放する。また、
必要に応じて、終了した会議を識別する番号を図11に
示す加入者データに書き込む(ステップS301および
S401)。
【0117】会議の参加者(被主催者)が呼を切断した
のであれば、その加入者が会議を離脱したものと判断
し、図24(b) へ進む(ステップS302)。また、会
議からの離脱者が会議への再参加を要求してきたのであ
れば、図25へ進む(ステップS303)。なお、この
再参加要求は、図13の手順B1、図17の手順F4、
または図20の手順I2に対応する。
【0118】主催者によるフッキング操作を検出したと
きには、図11に示す加入者データおよびコールデータ
を参照し、会議再参加許容状態でなければ(一般会議通
話中であれば)ステップS321以降の処理を実行し、
会議再参加許容状態であれば(再参加許容会議通話中で
あれば)ステップS351以降の処理を実行する(ステ
ップS311及びS312)。
【0119】ステップS312において一般会議通話中
であったときには、上記フッキング操作が会議再参加サ
ービスを起動させることを要求しているものとみなし、
主催者に登録用特番を投入させ、その投入された番号を
解析する(ステップS321〜S323)。この投入さ
れた番号が、登録用特番ではなく一般加入者番号であれ
ば、その番号の加入者を会議に参加させる(ステップS
324)。
【0120】登録用特番を受信したのであれば、その番
号をさらに解析し(ステップS330)、会議再参加用
の識別番号を交換機で生成することを指定するサービス
コードであれば、ステップS331〜S333を実行
し、主催者が指定するサービスコードであればステップ
S334〜S337を実行する。
【0121】上記識別番号が決まると、図11に示す加
入者データおよびコールデータを設定し、主催者に上記
識別番号が登録されたことを通知する(ステップS34
1およびS342)。この後、主催者を会議に復帰させ
る。
【0122】ステップS312において再参加許容会議
通話状態であった場合には、上記フッキング操作が会議
再参加サービスを解除させることを要求しているものと
みなし、主催者に解除用特番を投入させ、その投入され
た番号を解析する(ステップS351、S352、およ
びS360)。この投入された番号が、予め設定されて
いる解除用特番であれば、主催者に解除すべき識別番号
を投入させ、その識別番号に係わる会議または参加者に
対して設定されている再参加許容状態を解除するように
図11に示す加入者データおよびコールデータを設定す
る(ステップS361〜S366)。この後、主催者を
会議に復帰させる。
【0123】ステップS352で投入された番号が、登
録用特番ではなく特定の指定者との二者通話を要求する
番号であったときには、主催者とその指定者とを二者通
話させ(ステップS371およびS372)、その他の
番号であったときには、その番号の加入者を会議に参加
させる(ステップS373)。
【0124】図24(b) は、会議に参加している加入者
(被主催者)が呼を切断したときの処理を示す。会議に
参加している加入者(被主催者)が呼を切断したとき
に、会議が再参加許容状態でなければ、単に、その加入
者を解放する(ステップS400およびS411)。
【0125】会議が再参加許容状態であったとき、参加
者ごとに識別番号を割り当てる方式であり且つ呼を切断
した加入者が再参加許容状態でなかったときには、ステ
ップS411へ進む(ステップS421)。ステップS
421における判断が上記以外の場合は、図11(b) に
示すコールデータにおいて、呼の切断者の発IDを保持
し、その切断者のポートを保持しておく(ステップS4
22、S423)。
【0126】図25は、会議への再参加要求を受信した
ときの処理を示す。会議開催中に主催者への接続要求
(再参加要求)を受信したとき、会議が再参加許容状態
でなければ、その要求を出力した加入者に対してビジー
トーン(話し中)を流し、その加入者の呼の接続要求を
受け付けない(ステップS500〜S502)。
【0127】ステップS500において会議が再参加許
容状態であると判断されたときに、上記再参加要求を出
力した加入者の発ID(電話番号)と図11(b) に示し
たコールデータ内に格納されている参加者発IDとが一
致した場合には、その加入者をかつて会議に参加してい
た加入者であるとみなし、即座にその加入者を会議に参
加させる(ステップS510〜S513)。
【0128】ステップS510において上記条件を満た
していない場合には、上記再参加要求を出力した加入者
に会議に再参加するための識別番号を投入させる(ステ
ップS521〜S523)。投入された番号が、図11
(b) に示すコールデータの中に格納されている番号と一
致した場合には、その加入者を会議に参加させ(ステッ
プS530〜S532)、一致しなかった場合には、主
催者が別会議を開催している場合に限り、会議がすでに
終了していることを上記加入者に知らせる(ステップS
533およびS534)。以上説明したように、本実施
形態の電話会議サービスでは、会議の参加者がいったん
その会議から離脱した場合、その離脱した参加者自身の
操作によってその会議に再参加できる。
【0129】なお、上記実施形態では、電話会議サービ
スを採り上げて説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、各種電子会議サービスを含む。すなわ
ち、たとえば、本発明をテレビ会議サービスに適用する
ことも可能である。
【0130】本発明をテレビ会議に適用する場合には、
各端末と交換機との間で対話形式で処理を進めることに
なるが、この場合、交換機から各端末へのガイダンス
を、音声で知らせてもよいし、ディスプレイ上に表示す
るようにしてもよい。
【0131】
【発明の効果】本発明によれば、会議の参加者がいった
んその会議から離脱した場合、その離脱者自身の操作に
より再度その会議に参加できるようになる。また、会議
に再参加する際、会議に参加していたときに使用してい
た端末と異なる端末を用いることができる。このため、
会議を円滑に進められるようになる。
【0132】発信者のIDが着信先の交換機に通知され
るネットワークにおいては、主催者を収容する交換機に
会議参加者のIDを保持しておくことにより、会議から
の離脱者がその会議に再参加したいときには、主催者に
ダイヤルするだけで簡単に会議に復帰できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本実施形態のシステム構成図であり、会議実施
中状態を示している。
【図3】主催者制御受付け状態を説明する図である。
【図4】ある加入者が会議から離脱した状態を示す図で
ある。
【図5】離脱者が会議に再参加する際の状態を示す図で
ある。
【図6】一般二者接続状態を示す図である。
【図7】一般二者接続中における主催者制御受付け状態
を示す図である。
【図8】二者による会議実施中状態を示す図である。
【図9】呼の切断状態を示す図である。
【図10】主催者が別の会議を開催している状態を示す
図である。
【図11】主催者を収容する交換機が保持・制御するデ
ータの構成を示す図であり、(a)は加入者データ、(b)
はコールデータ。
【図12】会議再参加番号を登録するシーケンスを説明
する図(その1)である。
【図13】離脱者操作による会議復帰シーケンスを説明
する図である。
【図14】会議再参加番号を登録するシーケンスを説明
する図(その2)である。
【図15】会議再参加番号を登録するシーケンスを説明
する図(その3)である。
【図16】会議再参加番号を登録するシーケンスを説明
する図(その4)である。
【図17】ある参加者が会議から離脱している期間に主
催者が別の会議を開催していた場合の再参加シーケンス
を説明する図である。
【図18】会議再参加サービスを解除するシーケンスを
説明する図(その1)である。
【図19】会議再参加サービスを解除するシーケンスを
説明する図(その2)である。
【図20】発呼者のIDが着信先の交換機に通知される
ネットワークにおける会議再参加シーケンスを説明する
図である。
【図21】実施形態の電話会議サービスの全体フローチ
ャート(その1)である。
【図22】実施形態の電話会議サービスの全体フローチ
ャート(その2)である。
【図23】実施形態の電話会議サービスの全体フローチ
ャート(その3)である。
【図24】実施形態の電話会議サービスの全体フローチ
ャート(その4)である。
【図25】実施形態の電話会議サービスの全体フローチ
ャート(その5)である。
【図26】同図(a) および(b) は、電子会議からいった
ん離脱した者がその会議に再び参加する際の従来の方式
を示す図である。
【符号の説明】
1 交換機(主催者を収容する) 2 格納手段 3 受信手段 4 制御手段 5 ネットワーク 11 交換機(主催者を収容する) 12 アドオントランク(Add-on Trank) 13 PBR(Push Button Receiver) 14 トーキ 21〜26 交換機(参加者を収容する)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 御手洗 修 福岡県福岡市早良区百道浜二丁目2番1号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)発明者 那賀 和幸 福岡県福岡市早良区百道浜二丁目2番1号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)発明者 藤本 英彦 福岡県福岡市早良区百道浜二丁目2番1号 富士通九州通信システム株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主催者操作型の電子会議からいったん離
    脱した加入者をその電子会議に復帰させる再参加制御方
    式であって、 上記電子会議を離脱した加入者から、主催者への接続要
    求および予め決められた上記電子会議への復帰を要求す
    る番号を受信した際に、その加入者を上記電子会議に再
    参加させる再参加制御方式。
  2. 【請求項2】 上記電子会議への復帰を要求する番号
    を、その電子会議を識別する番号とする請求項1に記載
    の再参加制御方式。
  3. 【請求項3】 上記電子会議への復帰を要求する番号
    を、その電子会議に参加する参加者ごとに割り当てる請
    求項1に記載の再参加制御方式。
  4. 【請求項4】 上記電子会議への復帰を要求する番号を
    上記主催者に設定させる請求項2または3に記載の再参
    加制御方式。
  5. 【請求項5】 上記主催者を収容する交換機が、上記電
    子会議への復帰を要求する番号を設定する請求項2また
    は3に記載の再参加制御方式。
  6. 【請求項6】 上記電子会議を離脱した加入者から、主
    催者への接続要求および上記電子会議への復帰を要求す
    る番号を受信した際、上記主催者が別の会議を開催して
    いたときには、上記加入者に該加入者が離脱した電子会
    議はすでに終了していることを通知する請求項1に記載
    の再参加制御方式。
  7. 【請求項7】 上記主催者への接続要求および上記電子
    会議への復帰を要求する番号を受信した際にその要求お
    よび番号を出力した加入者を上記電子会議に参加させる
    動作モードと、上記主催者への接続要求および上記電子
    会議への復帰を要求する番号を受信した場合であっても
    その要求および番号を出力した加入者を上記電子会議に
    参加させない動作モードとを有し、上記主催者からの要
    求に応じてそれら2つの動作モードのうちの一方を設定
    する請求項1または2に記載の再参加制御方式。
  8. 【請求項8】 上記主催者への接続要求および上記電子
    会議への復帰を要求する番号を受信した際にその要求お
    よび番号を出力した加入者を上記電子会議に参加させる
    動作モードと、上記主催者への接続要求および上記電子
    会議への復帰を要求する番号を受信した場合であっても
    その要求および番号を出力した加入者を上記電子会議に
    参加させない動作モードとを有し、上記主催者からの要
    求に応じて上記電子会議の参加者ごとに上記2つの動作
    モードのうちの一方を設定する請求項3に記載の再参加
    制御方式。
  9. 【請求項9】 主催者操作型の電子会議からいったん離
    脱した加入者をその電子会議に復帰させる再参加制御方
    式であって、 上記電子会議を離脱した加入者から、該電子会議への再
    参加要求および予め決められた情報を受信した際に、そ
    の加入者を上記電子会議に再参加させる再参加制御方
    式。
  10. 【請求項10】 主催者操作型の電子会議からいったん
    離脱した加入者をその電子会議に再参加させる再参加制
    御方式であって、 上記電子会議を離脱した加入者の加入者番号を記憶して
    おき、主催者への接続要求とともに該電子会議を離脱し
    た加入者の加入者番号を受信した際には、その接続要求
    を出力した加入者を上記電子会議に再参加させる再参加
    制御方式。
  11. 【請求項11】 主催者操作型の電子会議サービスを提
    供するネットワークに設けられ、電子会議の主催者を収
    容する交換機であって、 上記主催者が開催する電子会議に関する情報として、再
    参加識別番号を格納する格納手段と、 上記電子会議を離脱した加入者から、上記主催者への接
    続要求および上記電子会議への復帰を要求する番号を受
    信する受信手段と、 上記受信手段が受信した番号が上記格納手段に格納され
    ている再参加識別番号と一致したときに、その加入者を
    上記電子会議に再参加させる制御手段と、 を有する交換機。
  12. 【請求項12】 主催者操作型の電子会議からいったん
    離脱した加入者をその電子会議に復帰させる再参加制御
    方法であって、 上記電子会議を離脱した加入者から、主催者への接続要
    求および予め決められた上記電子会議への復帰を要求す
    る番号を受信した際に、その加入者を上記電子会議に再
    参加させる再参加制御方法。
  13. 【請求項13】 上記電子会議を離脱した加入者から、
    主催者への接続要求および上記電子会議への復帰を要求
    する番号を受信した際、上記主催者が別の会議を開催し
    ていたときには、上記加入者に該加入者が離脱した電子
    会議はすでに終了していることを通知する請求項12に
    記載の再参加制御方法。
  14. 【請求項14】 主催者操作型の電子会議からいったん
    離脱した加入者をその電子会議に再参加させる再参加制
    御方法であって、 上記電子会議を離脱した加入者の加入者番号を記憶する
    ステップと、 主催者への接続要求とともに該電子会議を離脱した加入
    者の加入者番号を受信した際には、その接続要求を出力
    した加入者を上記電子会議に再参加させるステップと、 を有する再参加制御方法。
  15. 【請求項15】 主催者操作型の電子会議からいったん
    離脱した加入者をその電子会議に再参加させる再参加制
    御方法であって、 主催者を収容する交換機に、該主催者が開催する電子会
    議に関する情報として再参加識別番号を格納するステッ
    プと、 上記電子会議を離脱した加入者が、上記主催者への接続
    要求および上記電子会議への復帰を要求する番号を出力
    するステップと、 上記加入者が出力した番号が上記交換機に格納されてい
    る再参加識別番号と一致したときに、その加入者を上記
    電子会議に再参加させるステップと、 を有する再参加制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002185616A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Kenwood Corp 通話システム
WO2009036662A1 (fr) * 2007-09-18 2009-03-26 Huawei Technologies Co., Ltd. Procédé, système et appareil permettant d'accéder à une réunion multimédia en réseau

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