JP2002185292A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2002185292A
JP2002185292A JP2000380719A JP2000380719A JP2002185292A JP 2002185292 A JP2002185292 A JP 2002185292A JP 2000380719 A JP2000380719 A JP 2000380719A JP 2000380719 A JP2000380719 A JP 2000380719A JP 2002185292 A JP2002185292 A JP 2002185292A
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Kenichi Kobayashi
健一 小林
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフセットの無い、高速なバッファ−アンプ
回路を提供すること。 【解決手段】 入力端子10が、スイッチ1の片端に接
続され、もう片端は、オペアンプ13の正転入力端子1
4に接続されるとともに、アナロググランド12に接続
され、アナロググランド12は、スイッチ3の片端に接
続され、スイッチ3のもう片端は、容量8の片端に接続
されると共に、スイッチ4の片端に接続され、容量8の
もう片端は、オペアンプ13の反転入力端子15に接続
されると共に、スイッチ5の片端に接続され、スイッチ
4のもう片端および、スイッチ5のもう片端は、オペア
ンプ13の出力端子16に接続され、オペアンプ13の
出力端子16から信号が出力されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力アナログレベ
ルを、ほぼゲイン1で出力する、バッファーアンプ回路
を少なくとも1つ搭載した、半導体集積回路装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ほぼゲイン1で比較的大きな容量や抵抗
を駆動する、バッファーアンプ回路は従来、図2に示す
ように、駆動能力が高いオペアンプを使って、反転入力
端子と出力端子を接続したボルテージフォロア回路とし
て、正転入力から入力アナログ信号を印加して構成して
いた。このボルテージフォロア回路では、オペアンプの
オフセット電圧が、出力にプラスされて現れる。
【0003】出力にオペアンプのオフセット電圧が出力
されないようにする回路は、スイッチトキャパシタ回路
技術を使った図3のサンプルアンドホ−ルド回路、およ
び図4の非反転増幅回路のような回路が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2に示したような、
オペアンプの反転入力端子と出力端子を接続した従来の
ボルテージフォロア回路では、オペアンプが持つDCオフ
セット電圧が、そのまま出力に現れることになるが、オ
ペアンプのDCオフセット電圧は、CMOSプロセスを使
って、トリミングなどの調整手段を使わない場合、一般
的に±数mVから±十数mVの範囲でランダムに発生する。
同じオペアンプでもチップ毎に、また同一チップ内でも
オペアンプ毎に、前述した電圧範囲でランダムに、ボル
テージフォロア回路出力にDC電圧レベルでプラスされ
る。
【0005】この従来のボルテージフォロア回路を使っ
た、バッファーアンプに出力されるDCオフセットは、
特に以下のようなシステムでは不都合である。すなわ
ち、従来のボルテージフォロア回路を使ったバッファー
アンプが、1つの信号ラインに複数接続され、複数のバ
ッファーアンプの内1つのバッファアンプだけ選択され
て、1つの信号ラインにアナログ信号が出力される場合
である。
【0006】このような回路構成ではバッファーアンプ
毎に異なるオフセット電圧のため、たとえ複数のバッフ
ァーアンプへの入力信号レベルがすべて等しくても、出
力されたアナログ信号レベルは、選択されたバッファア
ンプ毎にオフセット電圧の分異なることになり、±数mV
から±十数mVの誤差が発生する。したがって高精度なシ
ステムには不向きであったり、また、高精度を得るため
に、たとえばキャリブレーション回路を付加しなければ
ならないため、コストアップの原因となったりしてい
た。
【0007】さらに、もっと大きな問題点は、CMOS
プロセスを使った従来のボルテージフォロア回路では、
回路の高速化が困難な点である。CMOSプロセスを使
ったボルテージフォロア回路の高速化には、入力トラン
ジスタのゲート長をなるべく小さくする方法が、最も効
果がある。入力トランジスタのトランスコンダクタンス
を大きくでき、入力容量を小さくできるため、カットオ
フ周波数を大きくできるためである。どころがゲート長
を小さくすると、オフセット電圧が大きくなってしま
う。この理由は、ゲ−ト長が小さくなったことで、2つ
の差動入力端子が接続される、2つの入力トランジスタ
のVthやトランスコンダクタンスのバラツキが大きくな
るためである。このため、オフセット電圧が大きくなら
ないようにするには、ゲート長を数μm程度確保するこ
とが必要である。つまり入力トランジスタのゲート長
に、オフセット電圧を確保するための限界があるため、
オフセット電圧を維持しつつ高速化を計るのは困難、あ
るいは不可能であった。
【0008】オフセット電圧が出力に出ないようにする
回路として、図3および図4に示すような、スイッチト
キャパシタ回路技術を使った回路が知られているが、そ
れらはクロックを必要とし、またクロック毎に入力信号
をサンプリングして出力を出す回路であるため、連続し
た入力信号に追従して出力を出す用途には使えなかっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回路が
非選択状態のとき、容量にオペアンプのオフセット電圧
を蓄え、回路が選択されて、出力端子に出力されはじめ
ると、回路全体として容量に蓄えられたオフセット電圧
を使って、出力からオフセット電圧が出力されないよう
にした。このため本発明ではクロックを必要とせず、連
続した信号入力に対しても、追従してオフセットが無い
出力が得られるようにした。
【0010】請求項1の発明によれば、入力アナログレ
ベルを、ほぼゲイン1で出力するバッファーアンプ回路
を少なくとも1つ搭載した、半導体集積回路装置におい
て、前記バッファーアンプ回路の、第1の入力端子は、
第1のスイッチトランジスタの片端に接続され、前記第
1のスイッチトランジスタのもう片端は、正転入力と反
転入力の2つの差動入力端子を持つオペアンプの正転入
力端子に接続されるとともに、前記オペアンプの出力レ
ベルの基準レベルとなる、アナロググランドに接続さ
れ、前記アナロググランドは、第3のスイッチトランジ
スタの片端に接続され、前記第3のスイッチトランジス
タのもう片端は、容量の片端に接続されると共に、第4
のスイッチトランジスタの片端に接続され、前記容量の
もう片端は、前記オペアンプの反転入力端子に接続され
ると共に、第5のスイッチトランジスタの片端に接続さ
れ、前記第4のスイッチトランジスタのもう片端およ
び、前記第5のスイッチトランジスタのもう片端は、共
に前記オペアンプの出力端子に接続され、前記オペアン
プの出力端子から信号が出力されるバッファーアンプ回
路が提案される。
【0011】請求項3の発明は、請求項1のバッファー
アンプ回路における、第1から第5のスイッチトランジ
スタの制御方法が提案される。
【0012】請求項第5項の発明によれば、入力アナロ
グレベルを、ほぼゲイン1で出力するバッファーアンプ
回路を少なくとも1つ搭載した、半導体集積回路装置に
おいて、前記バッファーアンプ回路の第1の入力端子
は、第1のスイッチトランジスタの片端に接続され、前
記第1のスイッチトランジスタのもう片端は、正転入力
と反転入力の2つの差動入力端子を持つオペアンプの正
転入力端子に接続されるとともに、第2のスイッチトラ
ンジスタの片端に接続され、前記第2のスイッチトラン
ジスタのもう片端は、第2の入力端子に接続され、前記
オペアンプの出力レベルの基準レベルとなる、アナログ
グランドは、第3のスイッチトランジスタの片端に接続
され、前記第3のスイッチトランジスタのもう片端は、
容量の片端に接続されると共に、第4のスイッチトラン
ジスタの片端に接続され、前記容量のもう片端は、前記
オペアンプの反転入力端子に接続されると共に、第5の
スイッチトランジスタの片端に接続され、前記第4のス
イッチトランジスタのもう片端および、前記第5のスイ
ッチトランジスタのもう片端は、共に前記オペアンプの
出力端子に接続され、前記オペアンプの出力端子から信
号が出力されるバッファーアンプ回路が提案される。
【0013】請求項7の発明は、請求項5のバッファー
アンプ回路における、第1から第5のスイッチトランジ
スタの制御方法が提案される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0015】図1(a)は、本発明によるバッファーア
ンプ回路の実施の形態の一例を示す回路図である。図1
(b)は、図1(a)の、スイッチ1,スイッチ2,スイ
ッチ3,スイッチ4,スイッチ5のON−OFFのタイ
ミングを示す、タイミングチャ−トである。
【0016】図1(a)において、バッファ−アンプ回
路が選択されていないとき、スイッチ5によってオペア
ンプ13の反転入力端子15と出力端子16がショート
され、オペアンプ13の正転入力端子14が、スイッチ
2によってアナロググランドレベル12に接続される。
このときオペアンプ13の出力16には、そのオフセッ
ト電圧が出力される。オペアンプ13の出力16には、
スイッチ5を通して、容量8の片端が接続されており、
もう片端はアナロググランド12が接続されているた
め、容量には、オペアンプ13のオフセット電圧が蓄え
られる。
【0017】バッファ−アンプ回路が選択されると、図
1(a)において、オペアンプ13の正転入力端子14
には、スイッチ1により、入力信号VINが印加される
が、スイッチ3によって、容量8のアナロググランド1
2に接続されていた端子が、スイッチ4によってオペア
ンプ13の出力に接続されるため、オペアンプ13の反
転入力端子は、容量の電荷保存則により、オペアンプ1
3の出力電圧に、オペアンプ13のオフセット電圧だけ
加えた電位になる。すなわち、オペアンプ13の反転入
力が、出力に追従しかつ常にオフセット電圧分高い電位
が加わることになるため、オペアンプ13の出力は、入
力信号に追従し、かつオフセット電圧が引き算された出
力が得られる。
【0018】図5(a)は、本発明によるバッファーア
ンプ回路の、第2の実施の形態の例を示す回路図であ
る。図5(b)は、図5(a)の、スイッチ1,スイッチ
2,スイッチ3,スイッチ4,スイッチ5,スイッチ6
のON−OFFのタイミングを示す、タイミングチャ−
トである。
【0019】図5(a)の実施例は、複数のアナログ信
号源から、1つの信号ラインに時分割で出力が出される
様な場合により効果が大きい。すなわち、図5(a)の
出力端子17を共通ラインとして、回路を複数並列に接
続する場合である。
【0020】図5(a)において、バッファ−アンプ回
路が選択されていないとき、バッファ−アンプ回路の出
力端子17は、スイッチ6によってオペアンプの出力1
6から切り離されている。このため、容量8に蓄えられ
る電荷は、オペアンプ13のオフセット電圧だけで決ま
り、出力端子17の電位の影響を全く受けることが無
い。スイッチ1,スイッチ2,スイッチ3,スイッチ
4,スイッチ5は、図5(b)のタイミングチャ−トに
したがってON−OFFが制御されると、バッファ−ア
ンプ回路が選択されているとき、オペアンプ13の反転
入力端子は、容量の電荷保存則により、オペアンプ13
の出力電圧に、オペアンプ13のオフセット電圧だけ加
えた電位になり、出力端子17へは、スイッチ6を通し
て入力信号VINに追従し、かつオフセット電圧が引き算
された出力が得られる。
【0021】図6(a)は、本発明によるバッファーア
ンプ回路の、第3の実施の形態の例を示す回路図であ
る。図6(b)は、図6(a)の、スイッチ1,スイッチ
2,スイッチ3,スイッチ4,スイッチ5,のON−O
FFのタイミングを示す、タイミングチャ−トである。
【0022】図6(a)の実施例は、第1の入力VIN1と
第2の入力VIN2を持たせ、バッファ−アンプのオフセ
ット電圧をキャンセルすると同時に、2つの入力電位の
差を出力する。
【0023】図6(a)において、バッファ−アンプ回
路が選択されていないとき、スイッチ2が閉じられ、オ
ペアンプ13の正転入力端子14には、入力信号VIN2が
印加される。オペアンプ13は、スイッチ5によって反
転入力端子15と出力端子16がショートされるので、
オペアンプ13の出力16には、そのオフセット電圧に
VIN2をたし算したレベルが出力される。オペアンプ13
の出力16には、スイッチ5を通して、容量8の片端が
接続されており、もう片端はアナロググランド12が接
続されているため、容量には、オペアンプ13のVIN2と
オフセット電圧を足した電位が蓄えられる。
【0024】バッファ−アンプ回路が選択されると、図
6(a)において、オペアンプ13の正転入力端子14
には、今度はスイッチ1により、入力信号VIN1が印加さ
れる。このときスイッチ3を通して容量8のアナロググ
ランド12に接続されていた端子が、スイッチ4によっ
てオペアンプ13の出力に接続されるため、オペアンプ
13の反転入力端子は、容量の電荷保存則により、オペ
アンプ13の出力電圧に、オペアンプ13のオフセット
電圧とVIN2レベルだけ加えた電位になる。すなわち、オ
ペアンプ13の反転入力が、出力に追従しかつ常にオフ
セット電圧+VIN2だけ高い電位が加わることになるた
め、オペアンプ13の出力は、入力信号VIN1に追従し、
オフセット電圧が引き算さ、かつV IN2だけ差し引かれ
た出力が得られる。
【0025】図7(a)は、本発明によるバッファーア
ンプ回路の、第4の実施の形態の例を示す回路図であ
る。図7(b)は、図7(a)の、スイッチ1,スイッチ
2,スイッチ3,スイッチ4,スイッチ5,スイッチ6
のON−OFFのタイミングを示す、タイミングチャ−
トである。
【0026】図7(a)の実施例は、複数のアナログ信
号源から、1つの信号ラインに時分割で出力が出される
様な場合により効果が大きい。すなわち、図7(a)の
出力端子17を共通ラインとして、回路を複数並列に接
続する場合である。さらに、出力レベルは、2つの入力
レベルの差を出力することができる。
【0027】図7(a)において、バッファ−アンプ回
路が選択されていないとき、バッファ−アンプ回路の出
力端子17は、スイッチ6によってオペアンプの出力1
6から切り離されている。このため、容量8に蓄えられ
る電荷は、オペアンプ13のオフセット電圧とVIN2のた
し算となり、出力端子17の電位の影響を全く受けるこ
とが無い。スイッチ1,スイッチ2,スイッチ3,スイ
ッチ4,スイッチ5は、図7(b)のタイミングチャ−
トにしたがってON−OFFが制御されると、バッファ
−アンプ回路が選択されているとき、オペアンプ13の
反転入力端子15は、容量の電荷保存則により、オペア
ンプ13の出力電圧に、オペアンプ13のオフセット電
圧とVIN2レベルだけ加えた電位になり、出力端子17へ
は、スイッチ6を通して入力信号VINに追従し、かつオ
フセット電圧とVIN2が引き算された出力が得られる。
【0028】本発明を、光の強弱に応じて電気信号を出
力する、複数のフォトダイオード素子が集積され、それ
ぞれのフォトダイオ−ドの信号を時分割で1つの信号ラ
インに出力する、CISイメ−ジセンサ−チップに応用
すると効果的である。CISイメ−ジセンサ−では、複
数のチップを一列にすき間なく並べて、各チップのアナ
ログ出力端子を接続し、一定期間フォトダイオ−ドに光
を当てた後、アナログ出力端子から、1つ1つのフォト
ダイオ−ドの光信号を、時分割で読み出す必要がある。
本発明を、CISイメ−ジセンサ−チップのアナログ出
力回路に使うことで、高速に全体の光信号を読み出すこ
とができる。
【0029】また本発明は、CMOSプロセスを使った
半導体集積回路装置で実獅オた場合、効果が大きい。C
MOSプロセスでは、リ−ク電流のほとんど無い、理想
てきな容量とスイッチが簡単に実現できるためである。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、オフセッ
ト電圧を出力することなく、連続したアナログ信号入力
に応答して、連続したアナログ出力を出力できる、高速
なバッファ−アンプ回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明によるバッファ−アンプ回路の実施
の形態の一例を示す回路図、(b)スイッチの制御方法
を示すタイミングチャ−ト。
【図2】従来のバッファ−アンプ回路図
【図3】従来のスイッチトキャパシタ回路による、オフ
セット電圧を出力しない、サンプルアンドホ−ルド回
路。
【図4】従来のスイッチトキャパシタ回路による、オフ
セット電圧を出力しない、非反転増幅回路。
【図5】(a)本発明によるバッファ−アンプ回路の第2
の実施の形態の一例を示す回路図、(b)(a)のスイッチ
の制御方法を示すタイミングチャ−ト。
【図6】(a)本発明によるバッファ−アンプ回路の第2
の実施の形態の一例を示す回路図、(a)のスイッチの
制御方法を示すタイミングチャ−ト。
【図7】(a)本発明によるバッファ−アンプ回路の第2
の実施の形態の一例を示す回路図、(b)(a)のスイッ
チの制御方法を示すタイミングチャ−ト。
【符号の説明】
1,2,3,4,5 スイッチ 10,11 入力端子 12 アナロググランド 13 オペアンプ 14 オペアンプの正転入力端子 15 オペアンプの反転入力端子 16 オペアンプの出力端子 17 出力端子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力アナログレベルを、ほぼゲイン1で
    出力するバッファーアンプ回路を少なくとも1つ搭載し
    た、半導体集積回路装置において、前記バッファーアン
    プ回路は、以下のように構成されることを特徴とする、
    半導体集積回路装置、すなわち、前記バッファーアンプ
    回路の第1の入力端子は、第1のスイッチトランジスタ
    の片端に接続され、前記第1のスイッチトランジスタの
    もう片端は、正転入力と反転入力の2つの差動入力端子
    を持つオペアンプの正転入力端子に接続されるととも
    に、前記オペアンプの出力レベルの基準レベルとなる、
    アナロググランドに接続され、前記アナロググランド
    は、第3のスイッチトランジスタの片端に接続され、前
    記第3のスイッチトランジスタのもう片端は、容量の片
    端に接続されると共に、第4のスイッチトランジスタの
    片端に接続され、前記容量のもう片端は、前記オペアン
    プの反転入力端子に接続されると共に、第5のスイッチ
    トランジスタの片端に接続され、前記第4のスイッチト
    ランジスタのもう片端および、前記第5のスイッチトラ
    ンジスタのもう片端は、共に前記オペアンプの出力端子
    に接続され、前記オペアンプの出力端子から信号が出力
    される。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載のバッファーアンプ回
    路において、前記オペアンプの出力端子と出力端子の間
    には、第6のスイッチトランジスタが接続されているこ
    とを特徴とする、請求項第1項記載の半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項第1項記載のバッファーアンプ回
    路の、第1のスイッチトランジスタ、第2のスイッチト
    ランジスタ、第3のスイッチトランジスタ、第4のスイ
    ッチトランジスタ、および第5のスイッチトランジスタ
    は、前記バッファーアンプ回路が選択状態か、非選択状
    態かによって、以下のように制御されることを特徴とす
    る、半導体集積回路装置、すなわち、前記バッファーア
    ンプが非選択状態のとき、前記第2のスイッチトランジ
    スタ、前記第3のスイッチトランジスタおよび前記第5
    のスイッチトランジスタをオン、前記第1のスイッチト
    ランジスタおよび前記第4のスイッチトランジスタをオ
    フ、前記バッファーアンプが、非選択状態から選択状態
    に遷移するとき、前記第2のスイッチトランジスタおよ
    び前記第5のスイッチトランジスタを先にオンからオフ
    に遷移させた後に、第3のスイッチトランジスタをオン
    からオフに、第1のスイッチトランジスタおよび第4の
    スイッチトランジスタをオフからオンに遷移させ、前記
    バッファーアンプが選択状態のとき、前記第2のスイッ
    チトランジスタ、前記第3のスイッチトランジスタおよ
    び前記第5のスイッチトランジスタをオフ、前記第1の
    スイッチトランジスタおよび前記第4のスイッチトラン
    ジスタをオン。
  4. 【請求項4】 請求項第2項記載のバッファーアンプ回
    路の、第1のスイッチトランジスタ、第2のスイッチト
    ランジスタ、第3のスイッチトランジスタ、第4のスイ
    ッチトランジスタ、第5のスイッチトランジスタ、およ
    び第6のスイッチトランジスタは、前記バッファーアン
    プ回路が選択状態か、非選択状態かによって、以下のよ
    うに制御されることを特徴とする、半導体集積回路装
    置、すなわち、前記バッファーアンプが非選択状態のと
    き、前記第2のスイッチトランジスタ、前記第3のスイ
    ッチトランジスタおよび前記第5のスイッチトランジス
    タをオン、前記第1のスイッチトランジスタ、前記第4
    のスイッチトランジスタおよび前記第6のスイッチトラ
    ンジスタをオフ、前記バッファーアンプが、非選択状態
    から選択状態に遷移するとき、前記第2のスイッチトラ
    ンジスタおよび前記第5のスイッチトランジスタを先に
    オンからオフに遷移させた後に、第3のスイッチトラン
    ジスタをオンからオフに、第1のスイッチトランジス
    タ、第4のスイッチトランジスタおよび第6のスイッチ
    トランジスタをオフからオンに遷移させ、前記バッファ
    ーアンプが選択状態のとき、前記第2のスイッチトラン
    ジスタ、前記第3のスイッチトランジスタおよび前記第
    5のスイッチトランジスタをオフ、前記第1のスイッチ
    トランジスタ、前記第4のスイッチトランジスタおよび
    前記第6のスイッチトランジスタをオン。
  5. 【請求項5】 入力アナログレベルを、ほぼゲイン1で
    出力するバッファーアンプ回路を少なくとも1つ搭載し
    た、半導体集積回路装置において、前記バッファーアン
    プ回路は、以下のように構成されることを特徴とする、
    半導体集積回路装置、すなわち、前記バッファーアンプ
    回路の第1の入力端子は、第1のスイッチトランジスタ
    の片端に接続され、前記第1のスイッチトランジスタの
    もう片端は、正転入力と反転入力の2つの差動入力端子
    を持つオペアンプの正転入力端子に接続されるととも
    に、第2のスイッチトランジスタの片端に接続され、前
    記第2のスイッチトランジスタのもう片端は、第2の入
    力端子に接続され、前記オペアンプの出力レベルの基準
    レベルとなる、アナロググランドは、第3のスイッチト
    ランジスタの片端に接続され、前記第3のスイッチトラ
    ンジスタのもう片端は、容量の片端に接続されると共
    に、第4のスイッチトランジスタの片端に接続され、前
    記容量のもう片端は、前記オペアンプの反転入力端子に
    接続されると共に、第5のスイッチトランジスタの片端
    に接続され、前記第4のスイッチトランジスタのもう片
    端および、前記第5のスイッチトランジスタのもう片端
    は、共に前記オペアンプの出力端子に接続され、前記オ
    ペアンプの出力端子から信号が出力される。
  6. 【請求項6】 請求項第5項記載のバッファーアンプ回
    路において、前記オペアンプの出力端子と出力端子の間
    には、第6のスイッチトランジスタが接続されているこ
    とを特徴とする、請求項第1項記載の半導体集積回路装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項第5項記載のバッファーアンプ回
    路の、第1のスイッチトランジスタ、第2のスイッチト
    ランジスタ、第3のスイッチトランジスタ、第4のスイ
    ッチトランジスタ、および第5のスイッチトランジスタ
    は、前記バッファーアンプ回路が選択状態か、非選択状
    態かによって、以下のように制御されることを特徴とす
    る、半導体集積回路装置、すなわち、前記バッファーア
    ンプが非選択状態のとき、前記第2のスイッチトランジ
    スタ、前記第3のスイッチトランジスタおよび前記第5
    のスイッチトランジスタをオン、前記第1のスイッチト
    ランジスタおよび前記第4のスイッチトランジスタをオ
    フ、前記バッファーアンプが、非選択状態から選択状態
    に遷移するとき、前記第2のスイッチトランジスタおよ
    び前記第5のスイッチトランジスタを先にオンからオフ
    に遷移させた後に、第3のスイッチトランジスタをオン
    からオフに、第1のスイッチトランジスタおよび第4の
    スイッチトランジスタをオフからオンに遷移させ、前記
    バッファーアンプが選択状態のとき、前記第2のスイッ
    チトランジスタ、前記第3のスイッチトランジスタおよ
    び前記第5のスイッチトランジスタをオフ、前記第1の
    スイッチトランジスタおよび前記第4のスイッチトラン
    ジスタをオン。
  8. 【請求項8】 請求項第6項記載のバッファーアンプ回
    路の、第1のスイッチトランジスタ、第2のスイッチト
    ランジスタ、第3のスイッチトランジスタ、第4のスイ
    ッチトランジスタ、第5のスイッチトランジスタ、およ
    び第6のスイッチトランジスタは、前記バッファーアン
    プ回路が選択状態か、非選択状態かによって、以下のよ
    うに制御されることを特徴とする、半導体集積回路装
    置、すなわち、前記バッファーアンプが非選択状態のと
    き、前記第2のスイッチトランジスタ、前記第3のスイ
    ッチトランジスタおよび前記第5のスイッチトランジス
    タをオン、前記第1のスイッチトランジスタ、前記第4
    のスイッチトランジスタおよび前記第6のスイッチトラ
    ンジスタをオフ、前記バッファーアンプが、非選択状態
    から選択状態に遷移するとき、前記第2のスイッチトラ
    ンジスタおよび前記第5のスイッチトランジスタを先に
    オンからオフに遷移させた後に、第3のスイッチトラン
    ジスタをオンからオフに、第1のスイッチトランジス
    タ、第4のスイッチトランジスタおよび第6のスイッチ
    トランジスタをオフからオンに遷移させ、前記バッファ
    ーアンプが選択状態のとき、前記第2のスイッチトラン
    ジスタ、前記第3のスイッチトランジスタおよび前記第
    5のスイッチトランジスタをオフ、前記第1のスイッチ
    トランジスタ、前記第4のスイッチトランジスタおよび
    前記第6のスイッチトランジスタをオン。
  9. 【請求項9】 請求項第1項から第8項記載の半導体集
    積回路装置は、前記バッファーアンプが搭載されたのと
    同じチップの上に、光の強弱に応じて電気信号を出力す
    る、複数のフォトダイオード素子が集積されていること
    を特徴とする、半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 請求項第1項から第9項の半導体集積
    回路装置は、CMOSプロセスで製造されていることを
    特徴とする、半導体集積回路装置。
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