JP2002184429A - セラミックガス供給部材およびこれを用いたセラミック積層焼結体 - Google Patents

セラミックガス供給部材およびこれを用いたセラミック積層焼結体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】セラミックのグリーンシートの積層焼結法によ
って製造されるガス供給部材において、ガス供給部材を
通して供給されるガスに乱流を生じさせる。 【解決手段】セラミックガス供給部材20Aは、複数の
セラミック板の積層体からなり、積層された第一のセラ
ミック層7Aと第二のセラミック層8Aとを備える。セ
ラミック層7Aが複数の互いに分離された第一の空間1
0Aを形成する第一の隔壁7a、7bを備えている。セ
ラミック層8Aが、複数の互いに分離された第二の空間
9Aを形成する第二の隔壁8a、8bを備えている。隣
接する第一の空間10Aが同じ第二の空間9Aを介して
連通しており、複数の第一の空間10Aおよび第二の空
間9Aが連通し、ガス流路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気化学セル等に
対してガスを供給するためのセラミックガス供給部材、
およびこれを備えた積層焼結体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平1−128359号公報に記載の
固体電解質型燃料電池においては、ジルコニア製の薄板
の一方の面に燃料極を形成し、他方の面に酸素極を形成
し、このジルコニアの薄板と、中空のセラミックス絶縁
体板とを交互に積層する。これによって、密閉した酸素
室と燃料室とを交互に有する多層セル構造を形成してい
る。そして、この多層セル構造中に、燃料室に燃料を供
給するためのスルーホールと、酸素室に酸素を供給する
ためのスルーホールとを形成している。また、セラミッ
クス絶縁体層中にスルーホール導電体を形成し、これに
よって複数の単電池を並列接続している。また、特開平
1−128366号公報にも、これと類似の固体電解質
型燃料電池が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうしたタイプの固体
電解質型燃料電池は、単位体積当たりの発電量が理論的
には高くなるはずである。また、酸素室、酸素供給用ス
ルーホール、燃料室、燃料供給用スルーホール、単電池
の並列接続用のスルーホール導電体を、一体焼結によっ
て生成させるものである。従って、酸素室、燃料室や酸
素、燃料の供給手段の気密性保持や、各単電池の各電極
の電気的接続について、面倒な問題が少ないはずである
と考えられる。
【0004】しかし、ガス供給部材として機能するセラ
ミック層内では、できるだけガスに乱流を引き起こすこ
とによって、ガスの混合を促進することが好ましい。な
ぜなら、例えば固体電解質型燃料電池の場合には、ガス
のうち電極に近い領域では燃料の濃度が低下するので、
発電効率が低下し、電極から離れた領域では燃料の濃度
が高くなり、燃料が無駄になるからである。こうした燃
料等の濃度の不均一を防止するためには、ガス流路内で
ガスに乱流を引き起し、混合することが有用である。
【0005】ガス流路内に乱流、渦流を生じさせるため
には、ガス流路内に邪魔板を設置することが考えられ
る。しかし、セラミック積層焼結体を成形する際に、こ
うした邪魔板をセラミック層内に形成し、位置決めする
ことも困難である。
【0006】本発明の課題は、セラミックの積層焼結法
によって製造されるガス供給部材において、ガス供給部
材を通して供給されるべきガスに渦流ないし乱流を生じ
させ得るような構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のセラミ
ック層の積層体からなるガス供給部材であって、積層さ
れた第一のセラミック層と第二のセラミック層とを備え
ており、第一のセラミック層が複数の互いに分離された
第一の空間を形成する第一の隔壁を備えており、第二の
セラミック層が複数の互いに分離された第二の空間を形
成する第二の隔壁を備えており、複数の第一の空間およ
び複数の第二の空間が互いに連通し、ガス流路を構成し
ていることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記ガス供給部材を備え
ていることを特徴とする、セラミック積層焼結体に係る
ものである。
【0009】本発明者は、グリーンシート積層法等によ
って製造可能なセラミックガス供給部材において、ガス
供給部材を2つ以上のセラミック層に分割することを想
到した。即ち、ガス供給部材は、少なくとも第一のセラ
ミック層と第二のセラミック層とを備えている。そして
各セラミック層はそれぞれ一体に成形されている。ここ
で、これら2つのセラミック層のうち一方(第二のセラ
ミック層)にガス分配機能を保持させる。この状態で、
第一のセラミック層の隣接する第一の空間が、第二のセ
ラミック層の第二の空間に連通するようにし、これによ
って隣接する第一の空間を連通させる。こうした構造を
繰り返すことによって、第一のセラミック層の複数第一
の空間と、第二のセラミック層の複数の第二の空間とが
すべて連通し、一つまたは複数のガス流路を構成するよ
うになる。
【0010】以下、図面を参照しつつ、本発明を更に詳
細に説明する。
【0011】本発明の積層焼結体は、好ましくは電気化
学セルを内蔵する電気化学装置である。他の用途として
は、排ガス浄化装置、ガス混合器、燃料改質器、ガス分
離装置などがある。
【0012】図1において、電気化学装置1Aは細長い
平板形状をしており、一方の端部1aおよび他方の端部
1bを有する。一方の端部1a側の例えば端面5には、
第一のガスの供給口3A、排出口3B、第二のガスの供
給口4A、排出口4Bが設けられている。A、Bは第一
のガスの流れを示し、C、Dは第二のガスの流れを示
す。6は装置1Aの主面である。
【0013】図2(a)は、第一のセラミック層7Aの
平面図であり、図2(b)は、第二のセラミック層8A
の平面図であり、図3は、第一のセラミック層および第
二のセラミック層からなるガス供給部材20Aを示す平
面図であり、第二のセラミック層8A側から見たもので
ある。図4(a)は、外壁11を示す平面図であり、図
4(b)は電気化学セルの集合セル層12を電極13
(または14)側から見た平面図である。図5は、装置
1Aの横断面図(図2−図4のV−V線に沿った切って
みた図)であり、図6は、装置1Aの縦断面図(図2−
図4のVI−VI線に沿った切ってみた図)である。
【0014】集合セル12層は、1枚の平板形状の固体
電解質層17と、層17の一方の主面上に形成された電
極13と、他方の主面上に形成された電極14とを備え
ている。電極13はガス流路15A、15Bに面してお
り、電極14はガス流路16A、16Bに面している。
【0015】本例では、電極13および14は、それぞ
れ矩形をしており、隣接する電極同士は空間的に離れて
いる。そして、各電極13の裏面側にはそれぞれ対応す
る各電極14が形成されており、各セル30を構成して
いる。従って、セル層12は、複数のセル30の組み合
わせから構成されている。隣接するセル30は、それぞ
れ直列接続および/または並列接続できる。この電気的
接続方法は特に限定されない。しかし、好ましくは固体
電解質層17内に、図示しないスルーホールを形成し、
スルーホールによって、隣接するセルの電極同士を接続
することができる。
【0016】特に図5、図6に示すように、装置1A
は、上下1枚ごとの外壁11と、中央にある集合セル層
12と、セル層12の上下にそれぞれ積層されているガ
ス供給部材20Aとからなる。
【0017】本発明のガス供給部材20Aは、第一のセ
ラミック層7Aと第二のセラミック層8Aとの積層焼結
体からなる。セラミック層7Aの一方の端部には、ガス
の供給口3A(4A)および排出口3B(4B)が形成
されている。セラミック層7Aの中央部分には、長手方
向に向かって細長い中央隔壁7aが設けられている。ま
た、中央隔壁7aから横方向に隔壁7bが形成されてい
る。中央隔壁7aと隔壁7bとによって、複数の第一の
空間10Aが形成されている。10Aは略L字形状をし
ている。セラミック層7A内では、隣接する第一の空間
10Aは互いに分離されている。
【0018】セラミック層8Aの一方の端部には、ガス
の供給口3A(4A)および排出口3B(4B)が形成
されている。セラミック層8Aの中央部分には、長手方
向に向かって細長い中央隔壁8aが設けられている。ま
た、中央隔壁8aから横方向に隔壁8bが形成されてい
る。中央隔壁8aと隔壁8bとによって、複数の第二の
空間9Aが形成されている。9Aは略長方形をしてい
る。セラミック層8A内では、隣接する第二の空間9A
は互いに分離されている。
【0019】セラミック層7Aと8Aとを積層すること
によって、図3、5、6に示すように、中央隔壁7aと
8aとが当接し、隙間のない隔壁を形成する。中央隔壁
7a、8aによって、ガス流路が、往路15A、16A
と復路15B、16Bとに区分される。
【0020】ここで、各第一の空間10Aのうち、10
aは1つの9Aに連通しており、10bは、隣接する9
Aに連通している。つまり、1つの第一の空間10A
が、2つの第二の空間9Aに連通している。同様に、各
第二の空間9Aのうち、9aは1つの10Aに連通して
おり、9bは、隣接する10Aに連通している。つま
り、1つの第二の空間9Aが、2つの第一の空間10A
に連通している。この結果、流路の全長にわたって、第
一の空間10Aおよび第二の空間9Aが連通し、往路お
よび復路を形成している。
【0021】ガスは、矢印A(C)のように往路内に入
り、この後隔壁7bに衝突し、第二の空間9Aへと流
れ、再び第一の空間10Aへと流れる。この結果、ガス
は必然的に往路および復路内においてガス供給部材の厚
さ方向に向かって蛇行する。従って、ガスには乱流や渦
流が発生し、ガスの混合が促進される。
【0022】また、本実施形態においては、更に以下の
作用効果が得られる。
【0023】即ち、多層のセラミック成形体を一体焼結
させて固体電解質型燃料電池を製造する際には、次の問
題があった。一体の積層体のうち少なくとも2つのセラ
ミック層にはガス供給部材としての機能を付与しなけれ
ばならない。これは、ガスの供給口から排出口へと向か
ってガス流路を形成することを意味している。このガス
流路は、ガスの供給口から排出口へと向かって連通して
いる。このため、ガス流路を形成するためには、セラミ
ック層を2つ以上の部品に分割しなければならない。こ
のように分割された複数の部品については、各部品の相
対的位置を定める簡易な方法はない。このため、セラミ
ック層において各部品を積層する段階で、各部品の電極
に対する位置合わせを正確に行うことは困難である。
【0024】例えば、図示の実施例においては、隔壁7
a、7bは第一のセラミック層に一体に成形されてお
り、隔壁8a、8bは第二のセラミック層に一体に成形
されている。従って、これらの各隔壁は、グリーンシー
ト積層時に容易に位置決めされる。本発明は、このよう
に複数のセラミック層の各空間を組み合わせて利用する
点が特徴である。
【0025】かりに、セラミック層8Aの内部のみにお
いてガス流路を形成しようとすると、必然的に隔壁8b
を多数切断し、空間9Aを連通させる必要がある。しか
し、このような設計は困難である。なぜなら、セラミッ
ク層8A内でガス流路を連通させると、必然的に中央隔
壁8aおよびその支持部31が、セラミック層8Aの周
壁32とは分離されてしまうからである。言い換える
と、支持部31と周壁32とが一カ所でもつながってい
ると、ガス供給口3Aと排出口3Bとはセラミック層8
A内で連通しないことになる。このように、中央隔壁8
aおよびその支持部31と、セラミック層8Aの周壁3
2とが分離されてしまうので、支持部31および中央隔
壁8a側と、周壁32側とを相対的に位置決めすること
が困難である。
【0026】図7(a)は、他の実施形態に係る第一の
セラミック層7Aを示す平面図であり、図7(b)は、
セラミック層8Bを示す平面図であり、図7(c)は、
集合セル層12を示す平面図であり、図8は、第一のセ
ラミック層7Aと第二のセラミック層8Bとの積層焼結
体からなるガス供給部材20Bを示す平面図である。
【0027】セラミック層7Aは、図2(a)のセラミ
ック層と同様のものである。セラミック層8Bは、周壁
32、支持部31、中央隔壁8aの他に、横方向に延び
る隔壁8bを備えている。ここで、隔壁8bによって区
画される各第二の空間9Bは、それぞれ略L字形状をし
ている。この結果、各第二の空間9Bの形状は、各電極
13(または14)の形状と一致していないので、隔壁
8b(符号21)が電極13(14)上に位置(符号2
2)し、接触することになる。この場合にも本発明の効
果を奏することができる。
【0028】しかし、隔壁8bが電極13(14)上に
位置すると、隔壁の直下においては電極の利用効率が低
下する。このため、第二の隔壁が電極に対して接触しな
いことが好ましい。
【0029】本発明において好ましくは、電気化学装置
が細長い形状をしており、その一端の低温領域を保持
し、他端は保持しない。なお、ここで細長いとは、縦横
比が3倍以上のものは含み、縦横比が5倍以上であるこ
とが更に好ましい。これによって、装置の両端を保持し
た場合に起こるような引張応力は生じない。
【0030】ただし、本発明は、積層焼結体の一方の端
部にガス供給口があり、他方の端部にガス排出口がある
場合を含む。
【0031】図9(a)は、他の実施形態に係る第一の
セラミック層7Bを示す平面図であり、図9(b)は、
セラミック層8Aを示す平面図であり、図10は、セラ
ミック層7Bとセラミック層8Aとの積層焼結体からな
るガス供給部材20Cを示す平面図である。
【0032】セラミック層8Aは、図2(b)のセラミ
ック層と同様のものである。セラミック層7Bは、周壁
32、支持部31、中央隔壁7aの他に、横方向に延び
る隔壁7cを備えている。ここで、隔壁7cは、中央隔
壁7aに対して垂直な方向から若干傾斜する方向に延び
ている。このため、各第一の空間10Bは、それぞれ平
行四辺形をなしている。この結果、隣接する各第一の空
間10Bは、それぞれ1つの第二の空間9Aに対して連
通することになる。
【0033】図11(a)は、他の実施形態に係る第一
のセラミック層7Bを示す平面図であり、図11(b)
は、他の実施形態に係る第一のセラミック層8Cを示す
平面図であり、図12は、セラミック層7Bとセラミッ
ク層8Cとの積層焼結体からなるガス供給部材20Dを
示す平面図である。
【0034】セラミック層7Bは、図9(a)のセラミ
ック層と同様のものである。セラミック層8Cは、周壁
32、支持部31、中央隔壁8aの他に、横方向に延び
る隔壁8cを備えている。ここで、隔壁8cは、中央隔
壁8aに対して垂直な方向から若干傾斜する方向に延び
ている。そして、各空間10Bの形状と空間9Cの形状
とはほほ合同であるが、隔壁および空間の傾斜方向が逆
になっている。このため、隣接する各第一の空間10B
は、それぞれ1つの第二の空間9Cに対して連通するこ
とになる。
【0035】本発明において好ましくは、第一のセラミ
ック層の両側にそれぞれ第二のセラミック層が積層され
ている。そして、各第二のセラミック層側でそれぞれガ
スを供給、分配する。図13および図14は、この実施
形態に係るものである。
【0036】図13(a)、(c)は、それぞれ第二の
セラミック層8A、8Dを示す平面図であり、図13
(b)は、第一のセラミック層7Aを示す平面図であ
る。セラミック層7A、8A、8Dは、それぞれ図2に
示すセラミック層と同じものである。図14は、電気化
学装置1Bの横断面図である。
【0037】装置1Bは、2枚の外壁11と、これらの
間に挟まれた2つの集合セル層12とを備えている。各
セル層12と外壁11との間には、それぞれ本発明によ
るガス供給部材20Aが挟まれている。ガス供給部材2
0Aは、図3に示すものと同様である。
【0038】本例においては、2つのセル層12の間
に、本発明によるガス供給部材20Dを介在させ、積層
している。このガス供給部材20Dは、1つのセラミッ
ク層7Aと、2つのセラミック層8Aおよび8Dからな
る。2つのセル層12の各一方の電極13が、それぞれ
セル層12の間のガス流路15A、15Bに面してい
る。また、各セル層12の各他方の電極14が、それぞ
れセル層12と外壁11との間のガス流路16A、16
Bに面している。
【0039】本発明においては、図14に示すように、
固体電解質層を備えたセル層を複数層積層することがで
き、これによって一層セルの集積効率が上がる。
【0040】本発明の電気化学セルは、固体電解質型燃
料電池の他、酸素ポンプや高温水蒸気電解セルとして使
用できる。このセルは、水素の製造装置に使用でき、ま
た水蒸気の除去装置に使用できる。更に、本発明のセル
を、NOxの分解セルとして使用できる。
【0041】第一のガスと第二のガスは、同じであって
も、異なっていてもよい。その種類は、酸化性ガス、還
元性ガス、不活性ガスなどがあり、用途によって好まし
い実施形態がある。
【0042】燃料電池の場合には、第一のガスが酸化性
ガスであり、第二のガスが還元性ガスである。酸化性ガ
スとしては、空気や酸素などがある。また、還元性ガス
としては、水素やメタン、一酸化炭素などを含むガスを
例示できる。燃料電池では、第一の電極が電位が高く、
陽極であり、第二の電極は電位が低く、陰極である。こ
の場合の第一の電極はカソード、第二の電極はアノード
の働きをする。
【0043】更に、酸素ポンプの場合には、第一、第二
のガスは酸化性であっても、還元性ガスであってもよ
い。たとえば、第一のガスは空気や酸素であり、第二の
ガスが酸素を注入される側のプロセスガスであり、不活
性ガスなどを例示できる。この場合、第一の電極は陰極
でカソードとして働き、また、第二の電極は陽極でアノ
ードとして働く。
【0044】また、NOx分解装置や水蒸気除去装置の
場合、第一のガスは、不活性ガスや空気である。第二の
ガスは、NOxや水蒸気を含むプロセスガスであり、各
種内燃機関の排ガスの他、不活性ガスや水素、メタンで
ある。この場合、第一の電極は陰極でカソードとして働
き、また、第二の電極は陽極でアノードとして働く。
【0045】固体電解質材料としては、イットリア安定
化ジルコニア、イットリア部分安定化ジルコニア、酸化
セリウム系セラミックスの他、スカンジア安定化ジルコ
ニア、イッテルビア安定化ジルコニア、ランタンガレー
トを例示できる。
【0046】陽極の主原料は、ランタンを含有するペロ
ブスカイト型複合酸化物であることが好ましく、ランタ
ンマンガナイト又はランタンコバルタイトであることが
更に好ましく、ランタンマンガナイトが一層好ましい。
ランタンマンガナイトは、ストロンチウム、カルシウ
ム、クロム、コバルト、鉄、ニッケル、アルミニウム等
をドープしたものであってよい。
【0047】陰極の主原料は、ニッケル、酸化ニッケ
ル、ニッケル─ジルコニア混合粉末、酸化ニッケル─ジ
ルコニア混合粉末、パラジウム、白金、パラジウム−ジ
ルコニア混合粉末、白金─ジルコニア混合粉末、ニッケ
ル−セリア、酸化ニッケル−セリア、パラジウム−セリ
ア、白金−セリアの各混合粉末等が好ましい。
【0048】スルーホール導電体の材質は、鉄、コバル
ト、ニッケル、銅、アルミニウム、珪素、金、銀、白
金、パラジウム、ルテニウム、モリブデン、タングステ
ンなどの金属、ランタンクロマイト、ランタンコバルタ
イト、ランタンマンガナイトなどの導電性セラミック
ス、前記した金属とセラミックスとの複合材料、前記し
た導電性セラミックスとセラミックスとの複合材料が好
ましい。
【0049】本発明の電気化学装置の製造方法は限定さ
れないが、生産性の観点からは、グリーンシート積層法
によって製造することが特に好ましい。この際には、各
層を、ドクターブレード法、プレス法、押し出し法等に
よって成形して各グリーンシートを作製し、これを積層
し、焼結させる。
【0050】成形の際に使用できる有機バインダーとし
ては、ポリメチルアクリレート、ニトロセルロース、ポ
リビニルアルコール、メチルセルロース、エチルセルロ
ース、スターチ、ワックス、アクリル酸ポリマー、メタ
クリル酸ポリマーを例示できる。造孔材としては、セル
ロース、カーボン、アクリルパウダー等を例示できる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、セ
ラミックの積層焼結法によって製造されるガス供給部材
において、ガス供給部材を通して供給されるべきガスに
渦流ないし乱流を生じさせ得るような構造を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層焼結体1Aの斜視図である。
【図2】(a)は、第一のセラミック層7Aの平面図で
あり、図2(b)は、第二のセラミック層8Aの平面図
である。
【図3】第一のセラミック層および第二のセラミック層
からなるガス供給部材20Aを示す平面図であり、第二
のセラミック層8A側から見たものである。
【図4】(a)は、外壁11を示す平面図であり、図4
(b)は集合セル層12を電極13(または14)側か
ら見た平面図である。
【図5】装置1Aの横断面図(図2−図4のV−V線に
沿った切ってみた図)である。
【図6】装置1Aの縦断面図(図2−図4のVI−VI
線に沿った切ってみた図)である。
【図7】(a)は、他の実施形態に係る第一のセラミッ
ク層7Aを示す平面図であり、図7(b)は、セラミッ
ク層8Bを示す平面図であり、図7(c)は、集合セル
層12を示す平面図である。
【図8】第一のセラミック層7Aと第二のセラミック層
8Bとの積層焼結体からなるガス供給部材20Bを示す
平面図である。
【図9】(a)は、他の実施形態に係る第一のセラミッ
ク層7Bを示す平面図であり、図9(b)は、セラミッ
ク層8Aを示す平面図である。
【図10】セラミック層7Bとセラミック層8Aとの積
層焼結体からなるガス供給部材20Cを示す平面図であ
る。
【図11】(a)は、他の実施形態に係る第一のセラミ
ック層7Bを示す平面図であり、図11(b)は、他の
実施形態に係る第一のセラミック層8Cを示す平面図で
ある。
【図12】セラミック層7Bとセラミック層8Cとの積
層焼結体からなるガス供給部材20Dを示す平面図であ
る。
【図13】(a)、(c)は、それぞれ第二のセラミッ
ク層8A、8Dを示す平面図であり、図13(b)は、
第一のセラミック層7Aを示す平面図である。
【図14】電気化学装置1Bの横断面図である。
【符号の説明】
1A、1B 積層焼結体(電気化学装置) 1a
積層焼結体の一方の端部 1b 積層焼結体の
他方の端部 3A、4Aガスの供給口 3
B、4B ガスの排出口 5 端面 7
a、8a 往路と復路を区画する中央隔壁 7
b、8b 隔壁 7a、7b 第一の隔壁
8a、8b 第二の隔壁 9A、9B 第二の
空間 10A、10B 第一の空間 11
外壁 12集合セル層 13 一方の電
極 14 他方の電極 15A、16A
ガス流路の往路 15B、16B ガス流路の復
路 17固体電解質層 20A、20B、
20C 20D ガス供給部材 31中央隔壁の支持
部 32 周壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 重則 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 龍 崇 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 Fターム(参考) 5H026 BB01 CV06 EE11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のセラミック層の積層体からなるガス
    供給部材であって、積層された第一のセラミック層と第
    二のセラミック層とを備えており、前記第一のセラミッ
    ク層が複数の互いに分離された第一の空間を形成する第
    一の隔壁を備えており、前記第二のセラミック層が複数
    の互いに分離された第二の空間を形成する第二の隔壁を
    備えており、複数の前記第一の空間と複数の前記第二の
    空間とが互いに連通し、ガス流路を構成していることを
    特徴とする、セラミックガス供給部材。
  2. 【請求項2】電気化学セルの電極に対してガスを供給す
    るための、請求項1記載の部材。
  3. 【請求項3】前記第二のセラミック層が前記電気化学セ
    ルに隣接して積層されており、前記第二の隔壁が前記電
    極に対して接触しないことを特徴とする、請求項2記載
    の部材。
  4. 【請求項4】前記第一のセラミック層の両側にそれぞれ
    前記第二のセラミック層が積層されていることを特徴と
    する、請求項1−3のいずれか一つの請求項に記載の部
    材。
  5. 【請求項5】前記ガス供給部材が細長い形状をしてお
    り、このガス供給部材の一方の端部にガスの供給口と排
    出口とが設けられており、前記ガス供給部材の内部に前
    記ガスの往路と復路とが設けられていることを特徴とす
    る、請求項1−4のいずれか一つの請求項に記載の部
    材。
  6. 【請求項6】請求項1記載のセラミックガス供給部材を
    備えていることを特徴とする、セラミック積層焼結体。
  7. 【請求項7】少なくとも一つの電気化学セルを備えてお
    り、この電気化学セルが、固体電解質層、この固体電解
    質層の一方の側に設けられている一方の電極および前記
    固体電解質層の他方の側に設けられている他方の電極を
    備えており、前記第二のセラミック層が前記電気化学セ
    ルに隣接して積層されており、前記一方の電極および前
    記他方の電極のうち少なくとも一方が前記第二の空間に
    面していることを特徴とする、請求項6記載の積層焼結
    体。
  8. 【請求項8】前記第二の隔壁が前記電極に対して接触し
    ないことを特徴とする、請求項7記載の積層焼結体。
  9. 【請求項9】前記第一のセラミック層の両側にそれぞれ
    前記第二のセラミック層が積層されていることを特徴と
    する、請求項6−8のいずれか一つの請求項に記載の積
    層焼結体。
  10. 【請求項10】少なくとも二つの電気化学セルを備えて
    おり、各電気化学セルが、固体電解質層、この固体電解
    質層の一方の側に設けられている一方の電極および前記
    固体電解質層の他方の側に設けられている他方の電極を
    備えており、一方の前記電気化学セルの前記一方の電極
    が一方の前記第二のセラミック層の第二の空間に面して
    おり、他方の前記電気化学セルの前記一方の電極が他方
    の前記第二のセラミック層の第二の空間に面しているこ
    とを特徴とする、請求項9記載の積層焼結体。
  11. 【請求項11】前記積層焼結体が細長い形状をしてお
    り、前記積層焼結体の一方の端部にガスの供給口と排出
    口とが設けられており、前記ガス供給部材の内部に前記
    ガスの往路と復路とが設けられていることを特徴とす
    る、請求項6−10のいずれか一つの請求項に記載の積
    層焼結体。
  12. 【請求項12】前記電気化学セルが固体電解質型燃料電
    池であることを特徴とする、請求項6−11のいずれか
    一つの請求項に記載の積層焼結体。
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