JP2002183951A - 光ディスク装置およびディスク判別方法 - Google Patents
光ディスク装置およびディスク判別方法Info
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Abstract
損することなくディスク判別を行う。 【解決手段】 光ディスクの内周部の記録領域の違いに
よるディスク判別領域にて初期の判別を行なうことによ
り判別を正確に、短時間で行なう。またフォーマットが
類似した狭トラックピッチの高密度ディスクに関しては
トラック数をカウントすることによりディスク判別を行
なう。
Description
いて、ディスク上に情報を記録再生する光ディスク装置
及びディスク判別方法、特にディスクの構造、ディスク
のフォーマット構造が異なる複数のディスクに記録再生
を行なう光ディスク装置及びディスク判別方法に関す
る。
は、CD−R/RW、DVD−R/RW/RAMがあげ
られる。これらのディスクのうち、CD系のCD−R/
RWとDVD系のDVD−R/RW/RAMは、ディス
クの厚み、トラックピッチ、記録マークの大きさ、媒体
に記録する際のレーザ波長など物理的な構造特性が大き
く異なる。また同じDVD系のDVD−R/RWとDV
D−RAMではフォーマット、特にアドレスの構成など
が異なる。
して記録再生を行なう光ディスク装置の構成としては図
10に示すように、それぞれの特性に合ったピックアッ
プ、信号処理用のLSIを組み合わせた構成が考えられ
る。
図である。図に示すように、光ディスク1としては、C
DディスクとDVDディスクがある。DVDディスクに
対してはDVD用光ピックアップ301が用いられ、C
Dディスクに対してはCD用光ピックアップ302が使
用される。DVD用光ピックアップ301で検出された
再生信号はRFフロントエンド4のDVD―RFアンプ
401及びDVD―LPP(LAND PREPIT)
402に入力される。DVD―RFアンプ401の出力
は再生信号処理回路5のDVD−RAM用再生信号処理
回路501のアドレス抽出回路及びDVD−R/RW用
再生信号処理回路502のアドレス抽出回路入力され、
DVD―LPP402の出力はDVD−R/RW用再生
信号処理回路502に入力され、これらの回路でアドレ
スが抽出される。光ディスクがDVD−RAMの場合は
DVD−RAM用再生信号処理回路501で信号処理さ
れて出力され、光ディスクがDVD−R/RWの場合に
はDVD−R/RW用再生信号処理回路502で信号処
理されて出力される。光ディスクがCDディスクの場
合、CD用光ピックアップ302から検出された再生信
号はCD用フロントエンド403を通してCD−R/R
W用再生信号処理回路で信号処理されて出力される。こ
のような回路構成では、それぞれの特性に合ったピック
アップ、信号処理用のLSIを組み合わせている。
それぞれのディスクに合わせたピックアップおよび信号
処理用の回路、LSIを組み合わせた光ディスク装置に
おいては、個々の機能を組み合わせているので所定の特
性、すなわち各種ディスクに対する記録再生特性が得ら
れることは問題無いが、部品点数が多くなり、また光ピ
ックアップなどはその形状が大きくなるため、装置が大
きくなり、通常の大きさの基板に収まらないなどの問題
点がある。また、当然コストも上昇することになる。さ
らに、部品点数の増加に伴う信頼性の低下、消費電力の
増加に伴う発熱などの問題が生ずる。このため、できる
だけ部品点数を押さえ、小型化を図ることが課題とな
る。
ROM、R、RW等の複数のディスクに対して記録再生
を行なうが、これらは使用するレーザ波長、基板の厚
み、さらにはフォーマットが異なるためアドレス検出方
式などが異なり、それぞれのディスクに対応するための
光学的、あるいは電気的な回路の選択が必要となる。従
って記録再生動作に至るまでのディスクの判別時間が長
くなるという問題が生ずる。このため如何に短時間でデ
ィスク判別を行なうかが課題となる。
いてアドレス検出部を切り換えて、記録信号及びサーボ
信号を制御するようにした光ディスク装置を提供するこ
とにある。本発明の他の目的はディスクフォーマットの
違いを利用した内周のディスク判別領域を用いてディス
ク判別を行なうディスク判別技術を提供することにあ
る。
クにおいては、データ構造はほぼ同じであるのに対し、
アドレス構造が異なる点に着目し、アドレス部分を共通
化したLSI、回路構成とすることにより部品点数の減
少、小型化を図っている。アドレス部に代表される、方
式が異なる部分を切り替える際には、ディスクを反射
率、信号レベル等により判断し、これによりマイコン制
御により使用ブロックを切り替える。特にディスクのデ
ータフォーマットがほとんど等しいDVD−R、RW、
RAM等の判別を行なうためには、データ部まで判別す
る必要は無く、ディスクの物理的な違い、たとえば反射
率の違いなどによる判別を行なった後、アドレス部のみ
の判別によりディスクの判別を行なう。この場合、アド
レス部分のブロックのみを独立で動作させ、アドレスの
判別を優先的に行なうことにより、短時間でディスク判
別を行なうことができる。
複数のディスクにおいて、たとえば最内周位置の違いに
より一方のフォーマットでは使用しない領域でディスク
判別を行なうことにより、判別速度をあげることが可能
となる。また、物理的なフォーマットが非常に近いが、
トラックピッチを高密度化してあるようなフォーマット
においては、反射光量等での判断が難しく、トラックピ
ッチの判定で行なう。この場合あるトラックのトラック
ピッチを測定することは難しいので、所定の長さだけシ
ークした場合のトラック数をカウントすることにより判
別が可能となる。
レンズを用いてディスク上の微小領域に絞りこむための
光学系と、このディスクからの信号を検出する手段を有
しディスク上の情報を再生して情報として取り出すため
の信号処理部分と、外部からの情報に応じてレーザをパ
ルス状に照射し、最適条件で記録するためにレーザ照射
条件を制御する手段を有する記録のための信号処理部分
とを有する光ディスク記録再生装置であって、2つ以上
のレーザがそれぞれ記録可能な出力を照射し、一つのレ
ーザでは記録不可能な2種類以上の光ディスク媒体に、
2つ以上の異なる波長のレーザ光を、一つのレンズを用
いて集光で記録再生する。また、この光ディスク装置に
おいて、共通の記録パワー制御部と複数の記録パワー制
御信号検出部を有し、ディスク判別した結果により記録
パワー制御信号検出部を切り替え、共通の記録パワー制
御部により記録パワーを制御する。また、波長がおよそ
660nmと780nmの2つの記録可能な出力を照射
するレーザ光を用いて記録再生する。
施例を用い、図を参照して説明する。図1は本発明によ
る光ディスク装置の一実施例を示すブロック図である。
本実施例で使用する記録可能な光ディスク1としては、
CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RWおよ
びDVD−RAMの5種類のディスクである。なお言う
までもないが、本光ディスク装置では再生専用のDVD
−ROM、CD−ROMも再生可能である。本記録装置
はこの光ディスク1を回転するスピンドル2、光ディス
ク1に情報を記録再生するためのレーザ光を照射するた
めの光ピックアップ3、光ピックアップから再生信号を
入力しデータ生成に必要な信号処理を行なう複数個のL
SIから構成される。
Fフロントエンド4の信号を受け、ディスク上のデータ
を抽出するためのデジタル信号処理回路5および、これ
らの回路を制御するマイコン6から構成される。RFフ
ロントエンド4及びデジタル信号処理回路5は通常LS
Iで構成される。また、サーボ系の信号は、RFフロン
トエンド4にて生成され、デジタル信号処理回路5用い
て制御される。
路5から光ピックアップ3上に搭載されたレーザダイオ
ードドライバ13に必要な情報を送り、レーザダイオー
ドドライバ13が、第1のレーザダイオード11、第2
のレーザダイオード12を制御する。第1のレーザダイ
オード11は、例えば、CD用光ディスクに使用し、第
2のレーザダイオード12はDVD用光ディスクに使用
する。
例を示すブロック図である。図において、光ピックアッ
プ3からの再生信号は入力信号演算部21に入力され、
演算された信号はデータ検出用RF部22、サーボ信号
生成部23、アドレス信号抽出部24に入力される。ア
ドレス信号抽出部24はCDアドレス抽出部25、DV
D−RAMアドレス抽出部26、DVD−R/RWアド
レス抽出部27から構成されている。CD−R/RWは
ATIP(ABSOLUTE TIME INPREG
RUB)をアドレスとして検出し、DVD−RAMはP
ID(PHYSICAL ID)をアドレスとして検出
し、DVD−R/RWはLPP(LAND PREPI
T)をアドレスとして検出する。28はコントロール部
である。RFフロントエンド4では、データ検出用RF
部22は共通とし、DVD/CDのディスクが異なる場
合のパラメータの切替えはマイコンからの制御により行
なう。またDVDのなかでも異なるフォーマットのディ
スクを使用する場合のアドレス抽出部24の切替えは、
ディスク判別結果が入力されたマイコンの出力によって
切り替えられる。
一実施例を示すブロック図である。図において、図2の
データ検出用RF部22からの信号はCDでータ部31
及びDVDでータ部32で構成されるデータ部30に入
力される。図2のサーボ信号生成部23からの信号はサ
ーボ信号制御部33に入力される。アドレス抽出部24
で抽出されたデジタル化されたアドレス信号はアドレス
検出部34で検出される。アドレス検出部34はCDア
ドレス検出部35、DVD−RAMアドレス検出部36
及びDVD−R/RWアドレス検出部37から構成され
ている。アドレス検出部34は、このディスクの種類が
入力されたマイコンからの指令をコントロール部38に
入力し、このコントロール部38の出力によって、CD
アドレス検出部35、DVD−RAMアドレス検出部3
6及びDVD−R/RWアドレス検出部37のいずれか
の出力が選択されてアドレス制御部39に入力される。
なお、ディスクの種類を判別するディスク判別方法につ
いては後述する。CDアドレス検出部35、DVD−R
AMアドレス検出部36及びDVD−R/RWアドレス
検出部37の内の選択されたアドレス検出部の出力はア
ドレス制御部39及びコントロール部38を介してサー
ボ信号制御部33に入力され、レーザダイオードドライ
バ13が制御される。
41に記録開始アドレスが入力される。記録データは例
えばパソコン42からCDエンコード部43及びDVD
エンコード部44から構成されるエンコード部45に入
力され、これらのエンコード部はディスク種類に応じ
て、コントロール部38によって切り替えられ、ディス
ク種類に応じたエンコード部からの記録データが記録制
御部に入力される。記録制御部41の出力はピックアッ
プ3に入力される。ピックアップ3ではディスク種類に
応じて第1のレーザダイオード11又は第2のレーザダ
イオード12のいずれかが選択される。
タ部31及びDVDデータ部32の2構成となり、これ
らの切替えはマイコンからの制御で行なう。またCD系
ディスク、DVD系ディスクの異なるフォーマットに対
応するためのアドレス検出部34は、アドレス制御部3
9を独立とし、一旦アドレスが検出された場合は、共通
の制御によりアドレス制御が可能な構成となっている。
信号とのタイミング生成等はそれぞれのフォーマットに
対応するようなブロックを持つが、信号のエンコード部
に関してはCDエンコード部43及びDVDエンコード
部44の2ブロックにより対応する。記録の波形制御
は、本実施例ではレーザダイオードドライバ13におい
て行なう。このレーザダイオードドライバ13に必要な
制御信号はそれぞれのディスク、フォーマットに対応し
て生成され、レーザダイオードドライバ13を制御す
る。このほかにも、パワー制御用の信号などはそれぞれ
のディスクに対応するブロックで制御される。なお、本
実施例では、波形制御をレーザドライバ13により行う
が、波形制御部をデジタル信号処理回路5のCDエンコ
ード部43またはDVDエンコード部44分に搭載する
ような構成とし、レーザダイオードドライバ13は、レ
ーザのON/OFの制御のみを行なうような構成とする
ことも可能である。
フォーマットに対応するようなピックアップをLSI構
成とすることにより、ディスクの種類が複数であっても
少ないLSIで構成することができるため、ドライブが
簡略化できるとい効果がある。
実施例を示すブロック図である。図は、最初の実施例と
同じ構成ではあるが、RFフロントエンド4をデータ検
出用RF部22及びサーボ信号生成部23からなるデー
タ検出、サーボ信号生成部46のLSIと、アドレス抽
出部24とからなるLSIとで構成し、アドレス抽出部
24は、CD/DVD系またはDVD−R/RW、DV
D−RAMに対応したアドレス抽出する。これらはディ
スク判別の結果により切り替えられる。また、デジタル
信号処理回路5はデータ部とサーボ信号制御部を含むデ
ータ、サーボ信号処理部51とアドレス検出及びアドレ
ス制御部52とエンコード及び記録制御部53とから構
成されており、ディスク判別の結果によりそれぞれのブ
ロックを切り替え使用する。デジタル処理部はDSPデ
ータ、サーボLSI51とDSPアドレス部52、DS
Pエンコーダ部53からなり、アドレス部52、エンコ
ーダ部53はそれぞれディスクに対応してCD/DVD
系またはDVD−R/RW、DVD−RAMで切り替え
て使用される。
た場合、チップ数が、最初の実施例に比較すると増える
が、LSIの大きさ、ピン数は個々のLSIで減るの
で、単純に個別機能のLSIを複数個搭載するような構
成とする場合に比べチップ数、チップ面積を低減できる
効果がある。
スク判別方法の一例を説明する。図5は本発明によるデ
ィスク判別方法を説明するための光ディスクの概略図で
あり、図5(a)はDVD−R/RWディスクを示し、
図5(b)はCD−R/RWディスクを示し、図5
(c)はDVD−ROM及びDVD−RAMを示す。
スクの厚さが0.6mmである。DVD−R/RWディ
スクでは、ディスクの最も内周側にPCA(Power
Calibration Aria)と呼ばれる試し
書き領域が有る。この領域の最内周の半径は22mmで
ある。本実施例の光ディスク装置はDVD−R/RWの
記録再生に対応するため当然この位置までピックアップ
が移動することが可能な構造である。なお、図におい
て、54aは試し書き領域、55bはリードイン領域、
56cはデータ領域である。
に、CD−R/RWディスクにも同様の試し書き領域5
4bはあるが、この場合半径22.5mmまでであり、
それよりも内周側にはデータが記録されることはない。
また、CD−R/RWディスクの板厚は1.2mmであ
る。なお、55bはリードイン領域、56bはデータ領
域である。
ROM、DVD−RAMディスクでは、試し書き領域は
なく、リードイン領域55cとデータ領域56cのみが
存在する。また、 DVD−ROM、DVD−RAMデ
ィスクの板厚は0.6mmである。
はディスクの板厚が異なるため、CD系のディスクかD
VD系のディスクかの何れかを前提として、これらのデ
ィスクにレーザを照射し、フォーカスがとれているか否
かを見ることによって、CD系か、DVD系のディスク
かを判別することができる。ところが、 CD−R/R
WディスクはDVDのレーザの波長に対して敏感なの
で、このDVDレーザをCD−R/RWディスクの試し
書き領域54b、データ領域56bに照射するとデータ
破壊が生じる可能性があるので、ディスク判別にあたっ
てはデータ領域にレーザを照射しないようにすることが
望ましい。
外周で、CD系の最内周よりさらに内側である半径2
2.0mmから22.5mmをディスク判別領域と定義
し、この領域で最初のディスク判別を行なう。このディ
スク判別方法によって、DVD系のディスクか、CD系
のディスクかを判別することができる。本実施例の判別
方法では、CD−R/RWディスクの試し書き領域54
bやデータ領域56bにはレーザは照射されないので、
データ破壊を引き起こすことはない。
M及びDVD−RAMかの判別は後述するように、本実
施例のディスク判別領域でDVDレーザを照射し、トラ
ッキング信号が検出されてトラッキングサーボが掛かる
か、またはトラッキング信号が検出されず、トラッキン
グサーボが掛からないかによって判別する。
作を説明するためのフローチャートである。図におい
て、まず、ステップ61でピックアップのレーザビーム
照射位置がディスク判別領域22.0mmから22.5
mmになるようピックアップの位置制御を行なう。0.
5mmの範囲であるので、メカ的な制御によりこの位置
に制御することは可能である。
ォーカスサーボをONし、ステップ63に移行する。ス
テップ63で、フォーカスエラー信号が検出され、フォ
ーカスがとれた場合(YESの場合)には、DVD系の
ディスク64と判別することができる。フォーカス信号
が小さく、フォーカスがとれなかった場合(NOの場
合)、CD系のディスク65と判別することができる。
判明した場合、ステップ66に移行して、トラッキング
信号を検出する。この領域を試し書き領域として使用す
るDVD−R/RWディスクの場合は、この領域までト
ラックが正確に形成されているため、トラッキング信号
が検出されトラッキングがとれる(図でYESとな
る)。よって、この場合はVD−R/RWディスク67
であることが判る。一方、DVD−ROM/RAMの場
合には、この領域を使用しないため、トラッキング信号
が検出されず、トラッキングがとれない(図のNOとな
る)。したがって、この場合は、DVD−ROMまたは
DVD−RAMディスク68であることが判る。
成されたDVD−RAMディスクがあるが、この場合で
もトラッキング信号は検出されるので、これに対応する
ためにはランドプリピット信号を検出することによって
判別することができる。
域を用いたディスク判定方法により正確なディスク判別
が行なうことが可能である。
うことにより、正確にディスク判別を行うことができ
る。またCD−R/RWディスクを判別する場合でも、
CD−R/RWの規格外の領域で判別動作を行なうた
め、万一DVDのレーザによるCD−R/RWディスク
への損傷があったとしても問題にならないという効果が
ある。
法について説明する。図7は本発明によるディスク判別
方法の他の実施例を示す図であり、図7(a)は光ディ
スク装置のブロック図を示し、図7(b)は所定の距離
間で発生するトラッキングエラー信号の振動波形を示
す。トラッキングエラー信号としては、フォーマットが
ほとんど同じで、トラックピッチが異なるディスクから
の信号がある。これは、CD−R/RWの74分ディス
クと80分ディスクの判別、あるいは通常のCD−Rデ
ィスクと高密度CD−Rディスクの判別を行なう際に有
効である。
チにより判別する方法である。本実施例では、ピックア
ップを所定の距離だけ移動する際に発生するトラッキン
グエラー信号をカウントして、所定距離中のトラック数
をカウントすることにより、ディスクの判別を行なう。
より送りモータ7制御し、ピックアップ3を所定の距離
だけ移動させる。この際、図7(b)に示すトラッキン
グエラー信号がRFフロントエンド4から出力されるた
め、これをデジタル信号処理回路5でカウントする。こ
のカウント値をマイコン6により判別する。なお本実施
例ではトラッキングエラー信号をカウントしたが、たと
えばトラッククロス信号を使用しても同じことは可能で
ある。
チャートである。図において、CD系のディスクである
ことが判明した場合、 CD−R/RWの74分ディス
クと80分ディスクの判別、あるいは通常のCD−Rデ
ィスクと高密度CD−Rディスクの判別を行なうため
に、ステップ81で所定の位置でフォーカスをONす
る。ステップ82において、その位置から所定の距離だ
け送りモータ7でピックアップを移動させ、ステップ8
3で、ピックアップを移動させながらトラッキングエラ
ー信号によりトラック数をカウントする。ステップ84
で、トラック数がある値以下(図でNOの場合)であれ
ば標準密度のディスク85であり、有る値X以上(図で
YESの場合)であれば高密度ディスク86と判別する
ことができる。
1.6μmであるので、10mmシークすると6250
トラックをカウントすることになる。一方、たとえばC
D−Rと同様フォーマットでトラックピッチが1.0μ
mの高密度ディスクがあれば、この場合10000トラ
ックをカウントする。従って8000トラックを判別値
にし、これ以下は標準ディスク、これ以上は高密度ディ
スクであるという判別を行なうことが可能である。
の実施例の動作を説明するためのフローチャートであ
る。本実施例ではCD系ディスクとDVD―R/RWデ
ィスク、DVD−RAMディスクの判別に対して、さら
にディスクの学習効果によりディスク判別に要する時間
の短縮を図っている。本実施例では、マイコンのメモリ
の一部をディスク判別カウンタとして使用して、CD系
のディスクの使用頻度を記録するCDディスクカウン
タ、DVD―R/RWディスクカウンタ、DVD−RA
Mディスクカウンタを設ける。ディスク判別を行なうご
とに対象ディスクのカウンタをアップして行く。従って
使用する回数が多いディスクの対象カウンタが最も大き
くなる。この大きいカウンタ値をもつカウンタのディス
クから順次判別を行なうものである。ステップ91でC
Dディスクカウンタの出力、 DVD―R/RWディス
クカウンタの出力、DVD−RAMディスクカウンタの
出力をチェックする。ステップ92でステップ91でC
Dディスクカウンタ、 DVD―R/RWディスクカウ
ンタ、DVD−RAMディスクカウンタが1以下、即ち
いずれのディスクも使用されていない場合は、ステップ
93に移行して、図5及び図6で説明した方法によって
ディスクを判別する。ステップ92において、CDディ
スクカウンタ、 DVD―R/RWディスクカウンタ、
DVD−RAMディスクカウンタ何れかが1以上、即ち
1回以上使用されている場合(YESの場合)には、こ
れらのウンタを比較する。次に、ステップ94に移行し
て、 CDディスクカウンタ、 DVD―R/RWディス
クカウンタ、DVD−RAMディスクカウンタの値を比
較し、カウント値が大きい方のカウンタを選択する。次
にステップ95で選択したディスクが正しいか否かを判
別する。NOの場合、ステップ96に移行して、ディス
ク判別用カウンタの内の、次に値の大きいカウンタを選
択し、ステップ95で選択した結果が正しいか、否かを
判別する。判別結果が正しい場合には、ステップ97で
選択結果が正しいディスクカウンタに1を加算する。本
判別方法によれば、判別時間を短縮することができる。
ィスク判別結果に基づくアドレス部の選択により、回路
規模を小さくし小型化、消費電力の減少を図ることがで
きる。
した内周のディスク判別領域を用いてディスク判別を行
なうことにより正確に、短時間でディス判別を行なうこ
とができる。
ブロック図である。
ロック図である。
示すブロック図である。
すブロック図である。
の光ディスクの概略図である。
るためのフローチャートである。
示す図である。
ある。
動作を説明するためのフローチャートである。
プ、4…RFフロントエンド、5…デジタル信号処理回
路、6…マイコン、24…アドレス抽出部、34…アド
レス検出部、39…アドレス制御部、41…記録制御
部、45…エンコード部、54…試し書き領域、55…
リードイン領域、56…データ領域。
Claims (10)
- 【請求項1】光ピックアップから取り出された再生信号
を処理する信号処理回路に、CD系のアドレスを抽出し
て検出するCDアドレス検出部と、DVD系のアドレス
を抽出して検出するDVDアドレス検出部と、CD系と
DVD系のディスクに記録する記録データを制御する記
録制御部とを設け、ディスクを判別することによって該
アドレス検出部を選択し、該選択されたアドレス検出部
の出力によって該記録制御部を制御することを特徴とす
る光ディスク装置。 - 【請求項2】請求項1記載の光ディスク装置において、
該DVDアドレス検出部はDVD−RAMアドレス検出
部とDVD−R/RWアドレス検出部とを備え、ディス
クを判別することによって、該CDアドレス検出部、該
DVD−RAMアドレス検出部、該DVD−R/RWア
ドレス検出部の何れかのアドレス検出部が選択されるこ
とを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項3】レーザ光を対物レンズを用いて光ディスク
上の微小領域に絞りこむための光学系と、該光ディスク
からの信号を検出し、該光ディスク上の情報を再生して
情報として取り出すための再生信号処理部と、外部から
の情報に応じてレーザをパルス状に照射して、該情報を
記録するためにレーザ照射条件を制御する手段を有する
記録信号処理部と、アドレス部分のフォーマットに対応
した複数のアドレス検出部とを備え、該再生信号処理部
及び記録信号処理部のデータ部の記録再生部を共有し、
ディスク判別により該複数のアドレス検出部を切り替え
ると共に、アドレス部分のフォーマットの異なる複数の
光ディスクに記録可能なことを特徴とする光ディスク装
置。 - 【請求項4】ディスクの厚みや、使用するレーザ光の波
長、スポット系がほぼ等しいディスクでありながら、記
録前のアドレス方式が異なる複数のディスクに記録再生
可能な光ディスク装置において、再生信号を処理する信
号処理回路に設けられ、該複数のディスクからのデータ
を処理可能なデータ部と、該複数の光ディスクアのアド
レス方式に対応して、アドレスを検出する複数のアドレ
ス検出部とを備え、ディスク判別後に、必要なアドレス
検出部を選択してアドレスの読み取りを行なうことを特
徴とした光ディスク装置。 - 【請求項5】第1の光ディスクにおいては使用すること
が決められている領域であるが、第2のディスクにおい
ては使用しない領域が存在する複数のディスクに記録ま
たは再生するために、該領域を用いてディスク判別する
ことを特徴とするディスク判別方法。 - 【請求項6】請求項5記載のディスク判別方法におい
て、光ディスクの半径22.0mmから22.5mmの
間でディスク判別を行なうことを特徴とするディスク判
別方法。 - 【請求項7】請求項5記載のディスク判別方法におい
て、光ディスクの板厚の違いによって予めディスクの判
別を行ない、板厚の同じ複数の光ディスクを、トラック
ピッチを求めることによりディスク判別を行なうことを
特徴とするディスク判別方法。 - 【請求項8】請求項5記載のディスク判別方法におい
て、光ディスクの板厚の違いによって予めディスクの判
別を行ない、板厚の同じ複数の光ディスクを、所定の長
さシークしてトラック数をカウントすることにより、ト
ラックピッチを求めてディスク判別を行なう事を特徴と
するディスク判別方法。 - 【請求項9】請求項5、6、7または8記載のディスク
判別方法において、ディスク判別方法によって判別され
た光ディスクの使用頻度をディスクの種類別にカウンタ
で保持し、該カウンタの出力により、ディスク使用の前
歴を評価し、学習することによって判別時間を短縮する
ことを特徴とするディスク判別方法。 - 【請求項10】ディスク内周側の第1の領界から使用さ
れる第1の光ディスクとディスクの内周側の第2の領界
から使用される第2の光ディスクであって、該第1の光
ディスクと該第2の光ディスクとはその板厚が異なり、
該第1の光ディスクはディスクフォーマットが異なる複
数の光ディスクを有する光ディスクを記録または再生す
ることができる光ディス装置において、該第1の領界と
該第2の領界の間でフォーカス制御を行って該第1の光
ディスクと該第2の光ディスクを判別する手段と、該デ
ィスクフォーマットが異なる複数の該第1の光ディスク
をトラッキングサーボ信号の有無で判断する手段とを備
えることを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000380320A JP2002183951A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 光ディスク装置およびディスク判別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000380320A JP2002183951A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 光ディスク装置およびディスク判別方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2000
- 2000-12-14 JP JP2000380320A patent/JP2002183951A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007200398A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
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