JP2002183784A - Etc(有料道路自動料金収受システム)を利用した料金収受システムおよびサーバコンピュータ - Google Patents

Etc(有料道路自動料金収受システム)を利用した料金収受システムおよびサーバコンピュータ

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JP2002183784A
JP2002183784A JP2000384749A JP2000384749A JP2002183784A JP 2002183784 A JP2002183784 A JP 2002183784A JP 2000384749 A JP2000384749 A JP 2000384749A JP 2000384749 A JP2000384749 A JP 2000384749A JP 2002183784 A JP2002183784 A JP 2002183784A
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vehicle
speed
average
checkpoint
server computer
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JP2000384749A
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English (en)
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Hisanori Tomioka
尚紀 富岡
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ETCを利用しても従来は単に料金所通過時
間が早くなるというものであり、道路交通事情における
料金面の不公平を解消することができないという問題が
ある。 【解決手段】 この発明によるETCを用いた自動料金
収受システムは、自車に備えられた平均時速を測定する
機能を備えたETC車載機器300と、データ信号を送
受信するチェックポイント200と、データ信号を受信
するサーバコンピュータ100とを備えることにより、
自車の平均時速を算出し、走行区間料金を決定する。本
発明によりETCを用いた自動料金収受システムの利用
者は、単に有料道路をノンストップで道路走行しながら
料金収受することができるというだけでなく、交通事情
に合わせた料金を収受することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ETCを利用し
た有料道路料金収受システムおよびサーバコンピュータ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在では、無線通信手段にて路上機と、
車両に搭載された車載機器の間で料金収受に必要な情報
を交換し、有料道路の利用者がノンストップで道路走行
しながら料金収受するノンストップ自動料金収受システ
ム(ETC:ElectronicTollCollection)が実用化され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ETCを利用
しても利用料金が割り引かれることはなくメリットとし
ては料金所を通過するとき、ETCを用いない場合と比
べて料金所通過時間が早くなるというものであった。
【0004】したがって、渋滞が発生したときでも、道
路管理者側は、それを認識することはできず、同一区間
であっても、渋滞が発生した場合と発生しなかった場合
との料金面の不公平を解消することができないという問
題がある。
【0005】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、渋滞が発生する場合と発生しな
い場合といった道路交通事情に合わせて道路料金を決定
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるETCを
用いた自動料金収受システムは、自車に備えられた平均
時速を測定する機能を備えたETC車載機器と、データ
信号を送受信するチェックポイントと、前記チェックポ
イントからデータ信号を受信するサーバコンピュータと
を備え、前記サーバコンピュータは、受信部と、前記チ
ェックポイントから受信部が受信した、前記平均時速に
より走行区間料金を決定するデータ処理部と、データを
記憶する手段とを含む。
【0007】好ましくは、前記チェックポイントは、少
なくとも1つ以上備える。特に、前記データ処理部にお
いて、同一の前記チェックポイントを通過した複数台の
車から前記受信部が受信した平均時速により、走行区間
料金が決定される。
【0008】特に、前記走行区間料金を決定する際、前
記自車の平均時速が、想定平均時速よりも遅い場合は、
一定の走行区間料金に対して割引率が適用される。
【0009】特に、前記データ処理部において、前記走
行区間料金を決定する際、前記自車の平均時速が、想定
平均時速よりも早い場合は、一定の走行区間料金に対し
て割増し率が適用される。
【0010】特に、前記データ処理部において、前記チ
ェックポイントから前記受信部がさらに受信した自車の
各チェックポイント通過時刻と各チェックポイント間の
距離とによる平均時速と、前記チェックポイントから前
記受信部が受信した、前記ETC車載機器からの自車の
平均時速とが照合される。
【0011】特に、前記データ処理部において、前記照
合により、前記自車の各チェックポイント通過時刻と各
チェックポイント間の距離とによる平均時速と、前記E
TC車載機器から前記受信部が受信した自車の平均時速
とが照合しなければ、一定の走行区間料金に対して割増
し率が適用される。
【0012】この発明によるサーバコンピュータは、チ
ェックポイントと、自車に備えられた平均時速を測定す
る機能を備えたETC車載機器から送信されたデータ信
号を受信するサーバコンピュータであって、前記サーバ
コンピュータは、チェックポイントからデータ信号を受
信する受信部と、前記チェックポイントから前記データ
信号として受信した、平均時速により走行区間料金を決
定する、データ処理部とデータを記憶する手段とを含
む。
【0013】好ましくは、前記データ処理部において、
同一の前記チェックポイントを通過した複数台の車から
前記受信部が受信した平均時速により、走行区間料金が
決定される。
【0014】好ましくは、前記データ処理部において、
前記走行区間料金を決定する際、前記自車の平均時速
が、想定平均時速よりも遅い場合は、一定の走行区間料
金に対して割引率が適用される。
【0015】好ましくは、前記データ処理部において、
前記走行区間料金を決定する際、前記自車の平均時速
が、想定平均時速よりも遅い場合は、一定の走行区間料
金に対して割増し率が適用される。
【0016】好ましくは、前記データ処理部において、
前記チェックポイントから前記受信部がさらに受信した
自車の各チェックポイント通過時刻と各チェックポイン
ト間の距離とによる平均時速と、前記チェックポイント
から前記受信部が受信した、前記ETC車載機器からの
自車の平均時速とが照合される。
【0017】好ましくは、前記データ処理部において、
前記照合により、前記自車の各チェックポイント通過時
刻と各チェックポイント間の距離とによる平均時速と、
前記ETC車載機器から前記受信部が受信した自車の平
均時速とが照合しなければ、一定の走行区間料金に対し
て割増し率が適用される。
【0018】この発明によれば、ETC利用者は、単に
有料道路をノンストップで道路走行しながら料金収受す
ることができるというだけでなく、交通事情に合わせた
料金を収受することができるという点で合理的であり、
更なるETCの利用促進を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部
分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0020】図1は、本発明の一実施形態に係る有料道
路自動料金収受システムの構成を示すものである。
【0021】車に備えつけの車両制御部400は、時間
を測定する時間測定部401と、距離を測定する距離測
定部402とを含む。かかる時間測定部401と距離測
定部402とは、ともに車載機器300の平均時速計算
部305に時間測定値または距離測定値信号を送る。
【0022】車内に設けられた車載機器300は、車種
等ナンバ−識別信号送信部301とチェックポイント通
過信号受信部302と平均時速測定開始信号受信部30
3と平均時速表示部304と平均時速計算部305とを
含む。
【0023】チェックポイント通過信号受信部302
は、チェックポイントからの信号を受信し、車種等ナン
バ−識別信号送信部301に信号を送るとともに、平均
時速計算部305にも信号を送る。
【0024】平均時速計算部305は、車両制御部40
0における時間測定部401と距離測定部402からと
の信号により平均時速を計算する計算部であるが、平均
時速測定開始信号受信部303からの信号により平均時
速の測定を開始しチェックポイント通過信号受信部30
2からの信号により平均時速の測定を停止するものであ
る。そして、平均時速計算部305は、計算した平均時
速値を平均時速表示部304と車種等ナンバ−識別信号
送信部301とに送る。
【0025】平均時速表示部304は、車内の人が、平
均時速計算部305からの信号である平均時速値を認識
することができるようにしたものである。
【0026】平均時速測定開始信号受信部303は、チ
ェックポイント200からの平均時速測定開始信号を受
信して平均時速計算部305にその信号を送信するもの
である。
【0027】車種等ナンバ−識別信号送信部301は、
料金収受に必要な車種、車両ナンバー、クレジットカー
ドナンバー等、車載機器300に記録された情報(以
下、車種等ナンバー識別信号とする。)と平均時速計算
部305から送信される平均時速値とをチェックポイン
ト200に送信するものである。
【0028】チェックポイント200は、受信部201
と送信部202とを含む。チェックポイント200の受
信部201は、車載機器300からの信号を受信するも
のである。
【0029】チェックポイント200の送信部202
は、チェックポイント200を車が通過したことを車載
機器300に送信し、平均時速測定開始信号を車載機器
300の平均時速測定開始信号受信部303に送信する
とともに、車載機器300から送信される車種等ナンバ
ー識別信号と平均時速値とをサーバコンピュータ100
に送信するものである。
【0030】サーバコンピュータ100は、受信部10
1とデータ処理部102とデータベース103とを含
む。
【0031】サーバコンピュータ100の受信部101
は、チェックポイント200からの車種等ナンバ−識別
信号と平均時速値とを受信してデータ処理部102に送
信するものである。
【0032】サーバコンピュータ100のデータ処理部
102は、受信部101が受信したデータを集計し車の
平均時速から走行区間料金を決定するものである。
【0033】サーバコンピュータ100のデータベース
103は、データを保存するところである。
【0034】図2は、図1に示した有料道路自動料金収
受システムのフローチャートである。
【0035】まずチェックポイント200と同様の機能
を備えた入り口ゲート200(チェックポイントは入り
口ゲートに限らず、ゲート−ゲート間に複数あってもよ
い。)を車が通過したとき、入り口ゲート200は、ゲ
ート通過信号(チェックポイント通過信号と同じ。以
下、チェックポイント通過信号とする。)を車内に設け
られた車載機器300に送信する(S1)。
【0036】続いて、車内に設けられた車載機器300
は、チェックポイント通過信号を受信し(S2)、車種
等ナンバ−識別信号を入り口ゲート200に送信する
(S3)。
【0037】続いて、入り口ゲート200は、車種等ナ
ンバ−識別信号を受信し(S4)、それをサーバコンピ
ュータ100に送信する(S5)。
【0038】続いて、サーバコンピュータ100は、入
り口ゲート200からの車種等ナンバ−識別信号を受信
し(S6)、それをデータ処理部102で編集しデータ
ベース103に保存する(S7)。
【0039】一方、入り口ゲート200は、平均時速測
定開始信号を車載機器300に送信する(S8)。
【0040】続いて、車載機器300は、平均時速測定
開始信号を受信し(S9)、平均時速計算部305によ
り平均時速の測定を開始する(S10)。
【0041】続いて、チェックポイント200は、車が
チェックポイント200を通過したときチェックポイン
ト通過信号を車に設けられた車載機器300に送信する
(S11)。
【0042】続いて、車載機器300がチェックポイン
ト通過信号を受信したとき(S12)、チェックポイン
ト通過信号受信部302は、平均時速計算部305に信
号を送る。
【0043】続いて、平均時速計算部305は、平均時
速の信号測定を停止し、そのときの測定結果である平均
時速値を車種等ナンバ−識別信号送信部301に送る
(S13)。
【0044】一方、車載機器300がチェックポイント
通過信号を受信したとき(S12)、チェックポイント
通過信号受信部302は車種等ナンバ−識別信号送信部
301に信号を送る。
【0045】続いて、車種等ナンバ−識別信号送信部3
01は、平均時速計算部305から送られてきた平均時
速値と車種等ナンバー識別信号とをチェックポイント2
00に送信する(S14)。
【0046】続いて、チェックポイント200は、車種
等ナンバー識別信号と平均時速値とを受信し(S1
5)、サーバコンピュータ100に送信する(S1
6)。
【0047】続いて、サーバコンピュータ100は、車
種等ナンバー識別信号と平均時速値とを受信し(S1
7)、データ処理部102で編集したあとデータベース
103に保存する(S18)。
【0048】続いて、チェックポイント200は、平均
時速測定開始信号を車載機器300に送信する(S1
9)。
【0049】続いて、車載機器300は、平均時速測定
開始信号を受信し(S20)、測定開始信号を平均時速
計算部305に送り、平均時速の測定を開始する(S2
1)。
【0050】以降、チェックポイント200を通過する
ごとに、上述と同様のフローを示す。
【0051】続いて、チェックポイント200と同様の
機能を備えた出口ゲート200を車が通過したとき、出
口ゲート200は、チェックポイント通過信号を車に設
けられた車載機器300に送信する(S22)。
【0052】続いて、車載機器300がチェックポイン
ト通過信号を受信したとき(S23)、チェックポイン
ト通過信号受信部302は、平均時速計算部305に信
号を送る。
【0053】続いて、平均時速計算部305は、平均時
速の信号測定を停止し、そのときの測定値である平均時
速値を車種等ナンバ−識別信号送信部301に送る(S
24)。
【0054】一方、車載機器300がチェックポイント
通過信号を受信したとき(S23)、チェックポイント
通過信号受信部302は、車種等ナンバ−識別信号送信
部301に信号を送る。
【0055】続いて、車種等ナンバ−識別信号送信部3
01は、車種等ナンバー識別信号と平均時速計算部30
5から送られてきた平均時速値とを出口ゲートに送信す
る(S25)。
【0056】続いて、出口ゲート200は、車載機器3
00から送信された車種等ナンバー識別信号と平均時速
値とを受信し(S26)、サーバコンピュータ100に
送信する(S27)。
【0057】続いて、サーバコンピュータ100は、車
種等ナンバー識別信号と平均時速値とを受信し(S2
8)、データ処理部102で編集したあとデータベース
103に保存する(S29)。
【0058】次にサーバコンピュータ100において車
の平均時速による走行料金の決定方法について図を参照
しながら説明する。
【0059】図3は自車のチェックポイント200から
の信号をサーバコンピュータ100のデータ処理部10
2が編集しデータベース103に保存した表の一例であ
る。
【0060】車番は,チェックポイント200からサー
バコンピュータ100に送信された車種ナンバー等識別
信号の情報に含まれているものである。
【0061】時刻は、チェックポイント200からサー
バコンピュータ100にデータ信号が送信された時刻を
示している。
【0062】位置は、どのチェックポイント200から
サーバコンピュータ100に信号が送信されたかを示し
ている。
【0063】平均時速は、チェックポイント200から
サーバコンピュータ100に送信された車種ナンバー等
識別信号とともに送信されたものである。
【0064】(料金決定方法その1)図4は、データベ
ース103に保存されているある一定区間の自車の平均
時速による料金テーブルの一例である。
【0065】例えば、この区間を自車が、平均時速90K
m/hで走行したとするとこの図から料金割増し率は、
10%である。また、平均時速50Km/hで走行したと
するとこの図から料金割引率は、10%となる。
【0066】(料金決定方法その2)図5は、データベ
ースに保存されているあるチェックポイント間(ここで
は、A−B、B−C間)における全車の平均時速をもと
にした単位時間あたりの料金テーブルの一例である。
【0067】図5における平均時速は、単位時間内に、
同一チェックポイントを通過した車からチェックポイン
トに送信される平均時速をサーバコンピュータ100が
受信し全車の平均時速をデータ処理部102で編集した
ものである。
【0068】図5における割引率は、全車の平均時速
が、60Km/h未満であれば、ある程度道路が混雑し
ていると判断して料金割引率を適用する。一方、全車の
平均時速が、60Km/h以上であれば、道路は混雑し
ていないと判断して割引き率は適用しない。ここでは、
割引率の適用基準として、図4を用いて割引率を決定し
ている。
【0069】図6は、図4、5を用いて自車の平均時速
における料金割引率または料金割増率を計算した表の一
例である。
【0070】すなわち、自車は、8:15から9:00
にかけてA−B間を走行している。A−B間の8:00
台における料金割引率は、他車の平均時速から渋滞が起
きてないと判断されるので、0%である。しかし、自車
の平均時速は、100Km/hであり、80Km/h以上
であるので図4のテーブルを用いると割増し率が適用さ
れる。したがって、自車はA−B間において20%の割
増し料金となる。
【0071】次に、B−C間について考える。B−C間
を自車は、9:00から9:30にかけて走行してい
る。B−C間の9:00台における料金割引率は、全車
の平均時速から渋滞が起きていると判断されるので、2
0%の割引きとなる()。また、自車の平均時速は、
40Km/hであり、自車は確かに交通渋滞に巻き込ま
れており割引率が適用される。したがって、自車はB−
C間において10%の割引料金となる()。
【0072】図7は、自車の平均時速による料金割引率
または料金割増率の適用において、車に設けられた車載
機器300から送信された平均時速とチェックポイント
間の距離とチェックポイント通過時刻とによる平均時速
との照合が、はかられる図の一例を示している。
【0073】平均時速Aは、サーバコンピュータ100
が、チェックポイント200を通して受け取った車載機
器300からの平均時速をあらわしている。
【0074】平均時速Bは、サーバコンピュータ100
が、信号をチェックポイントから受け取った時間とあら
かじめ測定しているチェックポイント間の距離とにより
車の平均時速を算出したものである。
【0075】照合は、平均時速Aと平均時速Bとの差が
所定のしきい値以内であるか否かで判断する。
【0076】照合結果が、平均時速Aと平均時速Bとの
差が所定のしきい値以内であれば、不正はなく、しきい
値をこえていれば不正が合ったということになる。
【0077】そして、不正があれば、一定の走行区間料
金に対して割増し率が適用される。例えば、図7におい
て、A−B間では、しきい値以内であるので不正は行わ
れていないことがわかる()。(ただし、しきい値と
して-10<A-B<-10としてある。)しかし、B−C間
では、しきい値を超えているので不正が行われている
()。
【0078】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した実施の形態の説明ではな
くて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と
均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれるこ
とが意図される。
【0079】
【発明の効果】本発明に係るETCを利用した自動料金
収受システムは、平均時速に応じて、走行区間料金を決
定することが可能となる。
【0080】また、本発明に係るETCを利用した自動
料金収受システムは、複数台の車の平均時速を利用する
ことにより客観的な走行区間料金を決定できる。また、
道路交通事情を具体的に把握することも可能である。
【0081】また、本発明に係るETCを利用した自動
料金収受システムは、道路事情が混雑しているときは、
料金を割り引くことが可能となる。
【0082】また、本発明に係るETCを利用した自動
料金収受システムは、道路事情が混雑していないとき
は、料金を割増すことも可能となる。
【0083】また、本発明に係るETCを利用した自動
料金収受システムは、自車の各チェックポイント通過時
刻と各チェックポイント間の距離とによる自車の平均時
速とETC車載機器から受信した自車の平均時速とを照
合することにより、ETC車載機器の不正な使用を防止
することが可能となる。
【0084】また、本発明に係るETCを利用した自動
料金収受システムは、ETC車載機器の不正な使用があ
った場合は、料金を割増すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る有料道路自動料金収受システム
の構成図である。
【図2】 本発明に係る有料道路自動料金収受システム
のフローチャートである。
【図3】 自車のチェックポイント200からの信号を
サーバコンピュータ100が編集した一例を示す図であ
る。
【図4】 一定区間の自車の平均時速による料金テーブ
ルの一例の示す図である。
【図5】 A−B、B−C間における全車の平均時速を
もとにした単位時間あたりの料金テーブルの一例を示す
図である。
【図6】 図4、図5を用いて自車の平均時速における
料金割引率または料金割増率を計算した一例を示す図で
ある。
【図7】 自車の平均時速と、チェックポイント間の距
離とチェックポイント通過時刻とによる平均時速との照
合が、図られる一例を示す図である。
【符号の説明】
100 サーバコンピュータ、101,201 受信
部、102 データ処理部、103 データベース、2
00 チェックポイント、202 送信部、300 車
載機器、301 識別信号送信部、302 チェックポ
イント通過信号受信部、303 平均時速測定開始信号
受信部、304 平均時速表示部、305平均時速計算
部、400 車両制御部、401 時間測定部、402
距離測定部。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車に備えられた平均時速を測定する機
    能を備えたETC車載機器と、 データ信号を送受信するチェックポイントと、 前記チェックポイントとデータ信号を受信するサーバコ
    ンピュータとを備え、 前記サーバコンピュータは、受信部と、前記チェックポ
    イントから受信部が受信した、前記平均時速により走行
    区間料金を決定するデータ処理部と、データを記憶する
    手段とを含む、ETCを利用した料金収受システム。
  2. 【請求項2】 前記チェックポイントは、少なくとも1
    つ以上備える、請求項1記載のETCを利用した料金収
    受システム。
  3. 【請求項3】 前記データ処理部において、同一の前記
    チェックポイントを通過した複数台の車から前記受信部
    が受信した平均時速により、走行区間料金が決定され
    る、請求項2記載のETCを利用した料金収受システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記データ処理部において、前記走行区
    間料金を決定する際、前記自車の平均時速が、想定平均
    時速よりも遅い場合は、一定の走行区間料金に対して割
    引率が適用される、請求項2記載のETCを利用した料
    金収受システム。
  5. 【請求項5】 前記データ処理部において、前記走行区
    間料金を決定する際、前記自車の平均時速が、想定平均
    時速よりも早い場合は、一定の走行区間料金に対して割
    増し率が適用される、請求項2記載のETCを利用した
    料金収受システム。
  6. 【請求項6】 前記データ処理部において、前記チェッ
    クポイントから前記受信部がさらに受信した自車の各チ
    ェックポイント通過時刻と各チェックポイント間の距離
    とによる平均時速と、前記チェックポイントから前記受
    信部が受信した、前記ETC車載機器からの自車の平均
    時速とが照合される、請求項2記載のETCを利用した
    料金収受システム。
  7. 【請求項7】 前記データ処理部において、前記照合に
    より、前記自車の各チェックポイント通過時刻と各チェ
    ックポイント間の距離とによる平均時速と、前記ETC
    車載機器から前記受信部が受信した自車の平均時速とが
    照合しなければ、一定の走行区間料金に対して割増し率
    が適用される、請求項2記載のETCを利用した料金収
    受システム。
  8. 【請求項8】 チェックポイントと、自車に備えられた
    平均時速を測定する機能を備えたETC車載機器から送
    信されたデータ信号を受信するサーバコンピュータであ
    って、 前記サーバコンピュータは、チェックポイントからデー
    タ信号を受信する受信部と、 前記チェックポイントから前記データ信号として受信し
    た、平均時速により走行区間料金を決定する、データ処
    理部とデータを記憶する手段とを含む、サーバコンピュ
    ータ。
  9. 【請求項9】 前記データ処理部において同一の前記チ
    ェックポイントを通過した複数台の車から前記受信部が
    受信した平均時速により、走行区間料金が決定される、
    請求項8記載のサーバコンピュータ。
  10. 【請求項10】 前記データ処理部において、 前記走行区間料金を決定する際、前記自車の平均時速
    が、想定平均時速よりも遅い場合は、一定の走行区間料
    金に対して割引率が適用される、請求項8記載のサーバ
    コンピュータ。
  11. 【請求項11】 前記データ処理部において、 前記走行区間料金を決定する際、前記自車の平均時速
    が、想定平均時速よりも遅い場合は、一定の走行区間料
    金に対して割増し率が適用される、請求項8記載のサー
    バコンピュータ。
  12. 【請求項12】 前記データ処理部において、 前記チェックポイントから前記受信部がさらに受信した
    自車の各チェックポイント通過時刻と各チェックポイン
    ト間の距離とによる平均時速と、前記チェックポイント
    から前記受信部が受信した、前記ETC車載機器からの
    自車の平均時速とが照合される、請求項8記載のサーバ
    コンピュータ。
  13. 【請求項13】 前記データ処理部において、 前記照合により、前記自車の各チェックポイント通過時
    刻と各チェックポイント間の距離とによる平均時速と、
    前記ETC車載機器から前記受信部が受信した自車の平
    均時速とが照合しなければ、一定の走行区間料金に対し
    て割増し率が適用される、請求項8記載のサーバコンピ
    ュータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002260037A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Toshiba Corp 料金収受方法、料金収受システム及び車載器

Cited By (2)

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JP2002260037A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Toshiba Corp 料金収受方法、料金収受システム及び車載器
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