JP2002183107A - マイクロコンピュータシステムの動作監視方法 - Google Patents

マイクロコンピュータシステムの動作監視方法

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JP2002183107A
JP2002183107A JP2000375350A JP2000375350A JP2002183107A JP 2002183107 A JP2002183107 A JP 2002183107A JP 2000375350 A JP2000375350 A JP 2000375350A JP 2000375350 A JP2000375350 A JP 2000375350A JP 2002183107 A JP2002183107 A JP 2002183107A
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cpu
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Nobuo Takanashi
信夫 高梨
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータシステムにおいて、ソ
フトウェア不具合を検出するには、プログラム内にロギ
ング情報を収集する処理を組込み、不具合発生時に、こ
の情報を参照するなどの方法があるが、この情報収集
で、不具合発生時のイベントを捕らえることは、不確実
であった。 【解決手段】 CPUが出力するデータパターンを監視
し、そのデータパターンの内容が事前に登録されていな
いデータパターンであれば、その時点でCPUに通知
し、ソフトウェア不具合の検出率を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロコンピュー
タシステムの信頼性向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロコンピュータシステムで
は、信頼性向上に関する技術として、ソフトウェアの暴
走状態をハードウェアで検出するためのウォッチ・ドッ
グ・タイマー(以下、WDT)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には、
下記の(1)(2)に示す問題点があった。 (1)ソフトウェア不具合でマイクロコンピュータが暴
走した場合、WDTの作動によりシステムがリスタート
するため、ソフトウェア不具合の原因追及の手がかりが
残らない。 (2)ソフトウェア不具合の状況により、WDTが作動
しないケースもあり、この場合には、異常状態に気が付
いた時点でロギング情報を収集するなどの方法により原
因を追求するが、ロギング情報中に、不具合発生時のイ
ベントを捕らえられないことが多い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の問題点
を解決するため、上記問題点(1)については、CPU
が出力するデータパターンを常時監視し、この内容が登
録範囲外のデータの場合には、CPUへ通知し、マイク
ロコンピュータが暴走する要因となる手がかりが得られ
るようにした。
【0005】また、上記問題点(2)については、CP
Uから出力されるデータパターンのチェック対象を、任
意のアドレスとして指定できる記憶部を設け、原因を特
定するための対象イベントを任意に設定できるようにし
た。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を図1
〜図5を参照して説明する。図1において、1はマイク
ロコンピュータシステムにおけるCPU、2はアドレス
デコード回路で、CPU1からのデータをアドレス情報
記憶部3やデータパターン記憶用メモリ6へ設定するた
めの制御部である。アドレス情報記憶部3は、データの
出力対象となるアドレス情報を事前に記憶させるための
ものであり、この内容は、アドレス情報比較部4で、C
PU1のアドレスバスから逐次出力されるアドレス情報
と比較される。アドレス情報比較部4は、アドレス情報
記録部3に格納されている内容と、CPU1のアドレス
バスに出力される内容の一致を検出すると、以下の制御
(A)〜(C)を実施する。 (A)アドレス情報比較部4は、アドレスバス/データ
バス選択部5に対しCPU1のデータバスで出力された
内容を、データパターン記憶用メモリ6へのアドレス情
報として出力する指示を行う。 (B)アドレス情報比較部4は、データバスRead/
WRite制御部7に対し、CPU1からのデータバス
と、データパターン記憶用メモリ6の接続を切り離す指
示を行う。 (C)アドレス情報比較部4は、データパターン判定部
8に対し、データ判定動作の開始を指示する。
【0007】このとき、CPU1のデータバスからデー
タが出力されると、アドレスバス/データバス選択部5
は、データパターン記憶用メモリ6に対し、データバス
の内容をアドレス情報として出力し、当該メモリに対す
るRead制御(メモリ内のデータ読み出し指示)を実
施する。データパターン記憶用メモリ6は、上記のRe
ad制御により、当該アドレスのデータを出力し、デー
タパターン判定部8は、このデータを入力する。データ
パターン判定部8は、データパターン記憶用メモリ6の
出力した内容が、事前に登録されている値かどうかのチ
ェックを行ない、登録されていない場合には、CPU1
に対し、割込み信号等で通知する。
【0008】図2は、本発明の一実施例における条件設
定の内容を示すフローチャートであり、アドレス情報記
録部3に対するアドレス情報10と、データパターン記
憶用メモリ6に対するデータパターン情報20の設定を
示す。また、図3は、データパターン記憶用メモリ6に
対するデータパターンの設定例を示す。さらに、上述し
た本発明の一実施例において、各部の動作概要を図4と
図5に示す。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、CPUから出力される
データパターンをハードウェアで監視するため、ソフト
ウェア不良による異常なデータパターンの出力が検出可
能となり、マイクロコンピュータシステムの信頼性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の一実施例において、動作監視を実施す
る前に設定する条件設定を示すフローチャート。
【図3】データパターン記憶用メモリの使用例を示す
図。
【図4】本発明の一実施例の動作を示すフローチャー
ト。
【図5】本発明の一実施例の動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1:CPU、 2:アドレスデコード回路、 3:アド
レス情報記憶部、4:アドレス情報比較部、 5:アド
レスバス/データバス選択部、6:データパターン記憶
用メモリ、7:データバスRead/Write制御部、8:デ
ータパターン判定部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUから出力されるデータパターンを
    事前に登録しておくデータパターン記憶部と、CPUか
    ら実際に出力されるデータと上記記憶部での内容を比較
    する制御部と、データ比較動作の対象となるアドレス情
    報を登録する記憶部を備えるマイクロコンピュータシス
    テムの動作監視方法において、 上記CPUから出力される上記データパターンを常時監
    視し、指定したアドレスに対して事前に登録されている
    範囲外のデータが出力されたことを検出したとき、上記
    CPUへ通知することを特徴とするマイクロコンピュー
    タシステムの動作監視方法。
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