JP2002181562A - 俯瞰図作成方法、及びナビゲーションシステム - Google Patents

俯瞰図作成方法、及びナビゲーションシステム

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JP2002181562A JP2000376792A JP2000376792A JP2002181562A JP 2002181562 A JP2002181562 A JP 2002181562A JP 2000376792 A JP2000376792 A JP 2000376792A JP 2000376792 A JP2000376792 A JP 2000376792A JP 2002181562 A JP2002181562 A JP 2002181562A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘導交差点等の目標地点Tを俯瞰するための
視点位置を最適化することにより、目標地点Tを直接俯
瞰できる俯瞰図を作成する俯瞰図作成方法を提供するこ
と。 【解決手段】 遮蔽物Bにより、最初に設定された視点
位置P0 から目標地点Tを直接俯瞰することができない
場合には、視点位置P0 と目標地点Tとを結ぶ直線Lを
算出し、直線L上にあって、目標地点Tを直接俯瞰でき
る位置にあり、視点位置P0 に最も近い位置P1 を求
め、視点位置を位置P1 に変更し、その後、変更した視
点位置P1 から目標地点Tを俯瞰した俯瞰図を作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は俯瞰図作成方法、及
びナビゲーションシステムに関し、より詳細には、誘導
すべき交差点等を俯瞰するための俯瞰図を作成する俯瞰
図作成方法、及び該俯瞰図作成方法が採用されたナビゲ
ーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からナビゲーションシステムにおい
ては、走行方向を変更する必要のある交差点等を、運転
者に分かりやすく案内することができるように各種工夫
が施されている。一般的には、誘導交差点を中心に拡大
した平面地図、ないし平面地図を3次元的に俯瞰した擬
似3次元地図(図9参照)を表示し、進むべき方向を表
す誘導矢印を重ねて表示する方法が採用されている。
【0003】しかしながら、図9に示すような擬似3次
元地図の表示では、実際の景観との差が大きく、同じ形
状の交差点が連続しているケースなどでは、運転者がど
の交差点が誘導交差点なのかを素早く、正確に判断する
ことが困難であり、誤った交差点を曲がってしまうとい
う問題があった。
【0004】この問題を解決する一手法として、図10
に示すように、道路に加え建物等の構造物を含めた3次
元景観図を表示する方法がある。この方法によれば、誘
導交差点が実際に肉眼で見えるような状態で案内される
ため、誤った交差点を曲がるといった事態が生じるのを
少なくすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、3次元
景観図により交差点拡大図を表示した場合、視点位置に
よっては、図11に示したように、建物等の遮蔽物Zに
より誘導交差点Xが覆われ、誘導交差点Xが視点位置Y
から俯瞰できないといった事態が生じる場合があった。
【0006】ところで、上記問題については、誘導交差
点等を案内する3次元景観図を表示する場合だけでな
く、おおよそ構造物や山などを3次元的に表示する場合
に生じるものである。例えば、自車位置を目標地点とし
た俯瞰図(鳥瞰図)を表示する場合、視点位置によって
は、後述する図1に示したように、構造物や山等の遮蔽
物Bにより自車位置Aが覆われてしまい、視点位置P0
からでは自車位置Aを含むその付近を直接俯瞰すること
ができなくなる。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、誘導すべき交差点等を俯瞰する視点位置を最適化
することにより、前記交差点等を直接俯瞰できる俯瞰図
を作成するための俯瞰図作成方法、及び該俯瞰図作成方
法が採用されたナビゲーションシステムを提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る俯瞰図作成方法(1)は、
所定の条件に基づいて設定された視点位置から目標地点
を直接俯瞰できるか否かを判断する直視判断手段と、該
直視判断手段により直接俯瞰できないと判断されると、
前記目標地点を直接俯瞰できる位置に視点位置を変更す
る視点位置変更手段と、該視点位置変更手段により変更
された視点位置から前記目標地点を俯瞰した俯瞰図を作
成する俯瞰図作成手段とを備えた俯瞰図作成方法であっ
て、最初に設定された視点位置と前記目標地点とを結ぶ
線分上、又は該線分付近にあって、前記目標地点を直接
俯瞰できる位置を求める第1の抽出手段を備え、前記視
点位置変更手段が、前記第1の抽出手段からの抽出結果
に基づいて、視点位置の変更を行うものであることを特
徴としている。
【0009】また本発明に係る俯瞰図作成方法(2)
は、上記俯瞰図作成方法(1)において、前記第1の抽
出手段が、前記線分上を最初に設定された視点位置から
前記目標地点へ近づいていくことによって、該目標地点
を直接俯瞰できる位置を求めるものであることを特徴と
している。
【0010】上記した俯瞰図作成方法(1)又は(2)
によれば、最初に設定された視点位置からでは前記目標
地点を直接俯瞰することができない場合には、前記目標
地点を直接俯瞰することのできる位置に視点位置が変更
されるため、作成される俯瞰図には前記目標地点となる
誘導交差点等が含まれる。従って、運転者が必要とする
画像情報を運転者に確実に提供することが可能となる。
【0011】また、視点位置については、最初に設定さ
れた視点位置と前記目標地点とを結ぶ線分上、又は該線
分付近にあって(すなわち、前記目標地点を俯瞰する俯
瞰角に変更はない)、前記目標地点を直接俯瞰できる位
置に変更される。すなわち、何の規則性もなく変更され
るのではなく、決まった規則(その一つとしては、俯瞰
角が不変)に基づいて、視点位置は変更されるため、視
点位置の変更があったとしても、運転者に違和感を抱か
せる可能性を低くすることができる。
【0012】例えば、図1に示したように、視点位置P
0 から自車位置A及びその付近を俯瞰する場合には、遮
蔽物Bのために自車位置A(及びその付近)を直接俯瞰
することができない。そのため、最初に設定された視点
位置P0 と目標地点となる自車位置Aとを結ぶ線分L上
にあって、自車位置Aを直接俯瞰できる位置、すなわち
俯瞰角θ(図2)が同じである線分L1 (図2)が求め
られ、視点位置の変更が行われる。
【0013】さらに、上記した俯瞰図作成方法(2)に
よれば、前記線分上を最初に設定された視点位置から前
記目標地点へ近づいていくことによって、該目標地点を
直接俯瞰できる位置が求められる。例えば、最初に設定
された視点位置P0 から自車位置Aを直接俯瞰すること
ができない場合には、俯瞰角θが同じであり、視点位置
0 に最も近い位置P1 (図2)に視点位置が変更され
る。
【0014】従って、最初に設定された視点位置と前記
目標地点とを結ぶ線分上、又は該線分付近にあって、前
記目標地点を直接俯瞰できる位置の中で最も適した位置
を変更後の視点位置とすることができる。
【0015】また本発明に係る俯瞰図作成方法(3)
は、所定の条件に基づいて設定された視点位置から目標
地点を直接俯瞰できるか否かを判断する直視判断手段
と、該直視判断手段により直接俯瞰できないと判断され
ると、前記目標地点を直接俯瞰できる位置に視点位置を
変更する視点位置変更手段と、該視点位置変更手段によ
り変更された視点位置から前記目標地点を俯瞰した俯瞰
図を作成する俯瞰図作成手段とを備えた俯瞰図作成方法
であって、地平面に対して略垂直な面上にあり、なおか
つ前記目標地点を略中心とし、最初に設定された視点位
置と前記目標地点とを結ぶ線分を半径とした円周上、又
は該円周付近にあって、前記目標地点を直接俯瞰できる
位置を求める第2の抽出手段を備え、前記視点位置変更
手段が、前記第2の抽出手段からの抽出結果に基づい
て、視点位置の変更を行うものであることを特徴として
いる。
【0016】また本発明に係る俯瞰図作成方法(4)
は、上記俯瞰図作成方法(3)において、前記第2の抽
出手段が、前記円周上を最初に設定された視点位置か
ら、俯瞰角を大きくしていくことによって、前記目標地
点を直接俯瞰できる位置を求めるものであることを特徴
としている。
【0017】上記した俯瞰図作成方法(3)又は(4)
によれば、最初に設定された視点位置からでは前記目標
地点を直接俯瞰することができない場合には、前記目標
地点を直接俯瞰することのできる位置に視点位置が変更
されるため、作成される俯瞰図には前記目標地点となる
誘導交差点等が含まれる。従って、運転者が必要とする
画像情報を運転者に確実に提供することが可能となる。
【0018】また、視点位置については、地平面に対し
て略垂直な面上にあり、なおかつ前記目標地点を略中心
とし、最初に設定された視点位置と前記目標地点とを結
ぶ線分を半径とした円周上、又は該円周付近にあって、
前記目標地点を直接俯瞰できる位置に変更される。すな
わち、何の規則性もなく変更されるのではなく、決まっ
た規則(その一つとしては、前記目標地点からの距離が
不変)に基づいて、視点位置は変更されるため、視点位
置の変更があったとしても、運転者に違和感を抱かせる
可能性を低くすることができる。
【0019】例えば、図3に示したように、視点位置P
0 から自車位置A及びその付近を俯瞰する場合には、遮
蔽物Bのために自車位置A(及びその付近)を直接俯瞰
することができない。そのため、地平面Hに対して略垂
直な面上にあり、なおかつ目標地点となる自車位置Aを
中心とし、最初に設定された視点位置P0 と自車位置A
とを結ぶ線分Lの長さRを半径とした円周D上にあっ
て、自車位置Aを直接俯瞰できる位置(弧Da)が求め
られ、視点位置の変更が行われる。
【0020】さらに、上記した俯瞰図作成方法(4)に
よれば、前記円周上を最初に設定された視点位置から、
俯瞰角を大きくしていくことによって、前記目標地点を
直接俯瞰できる位置が求められる。例えば、最初に設定
された視点位置P0 から自車位置Aを直接俯瞰すること
ができない場合には、自車位置Aからの距離(半径R)
が同じであり、視点位置P0 に最も近い位置P2 に視点
位置が変更される。
【0021】従って、地平面に対して略垂直な面上にあ
り、なおかつ前記目標地点を略中心とし、最初に設定さ
れた視点位置と前記目標地点とを結ぶ線分を半径とした
円周上、又は該円周付近にあって、前記目標地点を直接
俯瞰できる位置の中で最も適した位置を変更後の視点位
置とすることができる。
【0022】また本発明に係る俯瞰図作成方法(5)
は、所定の条件に基づいて設定された視点位置から目標
地点を直接俯瞰できるか否かを判断する直視判断手段
と、該直視判断手段により直接俯瞰できないと判断され
ると、前記目標地点を直接俯瞰できる位置に視点位置を
変更する視点位置変更手段と、該視点位置変更手段によ
り変更された視点位置から前記目標地点を俯瞰した俯瞰
図を作成する俯瞰図作成手段とを備えた俯瞰図作成方法
であって、最初に設定された視点位置を始点とした、地
平面に対して略垂直な直線上にあって、前記目標地点を
直接俯瞰できる位置を求める第3の抽出手段を備え、前
記視点位置変更手段が、前記第3の抽出手段からの抽出
結果に基づいて、視点位置の変更を行うものであること
を特徴としている。
【0023】また本発明に係る俯瞰図作成方法(6)
は、上記俯瞰図作成方法(5)において、前記第3の抽
出手段が、前記直線上を最初に設定された視点位置から
高さ方向に上昇していくことによって、前記目標地点を
直接俯瞰できる位置を求めるものであることを特徴とし
ている。
【0024】上記した俯瞰図作成方法(5)又は(6)
によれば、最初に設定された視点位置からでは前記目標
地点を直接俯瞰することができない場合には、前記目標
地点を直接俯瞰することのできる位置に視点位置が変更
されるため、作成される俯瞰図には前記目標地点となる
誘導交差点等が含まれる。従って、運転者が必要とする
画像情報を運転者に確実に提供することが可能となる。
【0025】また、視点位置については、最初に設定さ
れた視点位置を始点とした、地平面に対して略垂直な直
線上にあって(すなわち、緯度経度に変更はない)、前
記目標地点を直接俯瞰できる位置に変更される。すなわ
ち、何の規則性もなく変更されるのではなく、決まった
規則(その一つとしては、緯度経度が不変)に基づい
て、視点位置は変更されるため、視点位置の変更があっ
たとしても、運転者に違和感を抱かせる可能性を低くす
ることができる。
【0026】例えば、図4に示したように、視点位置P
0 から自車位置A及びその付近を俯瞰する場合には、遮
蔽物Bのために自車位置A(及びその付近)を直接俯瞰
することができない。そのため、最初に設定された視点
位置P0 を始点とした、地平面Hに対して垂直な直線L
2 上にあって、自車位置Aを直接俯瞰できる位置、すな
わち緯度経度が同じである点の集まり直線L3 が求めら
れ、視点位置の変更が行われる。
【0027】さらに、上記した俯瞰図作成方法(6)に
よれば、前記直線上を最初に設定された視点位置から高
さ方向に上昇していくことによって、前記目標地点を直
接俯瞰できる位置が求められる。例えば、最初に設定さ
れた視点位置P0 から自車位置Aを直接俯瞰することが
できない場合には、緯度経度が同じであり、視点位置P
0 に最も近い位置P3 に視点位置が変更される。
【0028】従って、最初に設定された視点位置を始点
とした、地平面に対して略垂直な直線上にあって、前記
目標地点を直接俯瞰できる位置の中で最も適した位置を
変更後の視点位置とすることができる。
【0029】また本発明に係るナビゲーションシステム
(1)は、上記俯瞰図作成方法(1)〜(6)のいずれ
かが採用されたものであることを特徴としている。
【0030】上記したナビゲーションシステム(1)に
よれば、誘導すべき交差点等を俯瞰する視点位置を最適
化することにより、前記交差点等を直接俯瞰できる俯瞰
図を作成するための俯瞰図作成方法が採用されているた
め、使用者の所望する俯瞰図を確実に提供することので
きるナビゲーションシステムを実現することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る俯瞰図作成方
法、及びナビゲーションシステムの実施の形態を図面に
基づいて説明する。
【0032】図5は、実施の形態(1)に係る俯瞰図作
成方法が採用されたナビゲーションシステムにおける要
部を概略的に示したブロック図である。車速から演算し
て走行距離を取得するための車速センサ2と、進行方向
を取得するためのジャイロセンサ3とがマイコン1に接
続されており、マイコン1は、演算した走行距離、及び
進行方向に基づいて自車位置を割り出すようになってい
る(自律航法)。
【0033】GPS受信機4は、アンテナ5を介して衛
星からのGPS信号を受信するものであり、マイコン1
に接続されており、マイコン1は、GPS信号に基づい
て自車位置を割り出すようになっている(GPS航
法)。
【0034】また、電子地図データ等が記憶されたDV
D−ROM7(CD−ROMなどの大容量記憶装置も可
能)から電子地図データ等を取り込むことのできるDV
Dドライブ6がマイコン1に接続されており、マイコン
1は、割り出した自車位置と電子地図データとを合わせ
る(いわゆる、マップマッチング処理を行う)ことによ
って、自車位置が正確に示された地図を表示パネル9b
へ表示するようになっている。
【0035】また、リモコン8に設けられたジョイステ
ィック8aやボタンスイッチ8bから出力されたスイッ
チ信号や、表示装置9に設けられたボタンスイッチ9a
から出力されたスイッチ信号がマイコン1に入力され、
これらスイッチ信号に応じた処理がマイコン1で行われ
るようになっている。例えば、マイコン1は、これらス
イッチから移動目的地の情報を取り込むと、自車位置か
ら目的地までの最適ルートを探索し、これを誘導ルート
として地図と共に表示パネル9b上に表示するようにな
っている。
【0036】このようにナビゲーションシステムでは、
表示パネル9bに地図が表示され、その地図上に使用者
により入力された目的地、該目的地までのルート、自車
の現在位置に対応する自車位置マーク、及びそれまでの
自車の走行軌跡等が重ねて表示されるようになってお
り、使用者は、この表示パネル9bを逐次参照すること
で、進路情報を得ることができ、その進路情報に従うこ
とで目的地に到達することができるようになっている。
【0037】次に、実施の形態(1)に係る俯瞰図作成
方法が採用されたナビゲーションシステムにおけるマイ
コン1の行う処理動作を図6に示したフローチャートに
基づいて説明する。
【0038】まず、俯瞰図(ある目標地点Tを俯瞰する
俯瞰図)を作成するタイミングであるか否かを判断し
(ステップS1)、そのタイミングであると判断すれ
ば、所定の条件に基づいて、視点位置P0 を設定する
(ステップS2)。なお、俯瞰図を作成するタイミング
としては、誘導交差点と現在位置との距離が所定距離s
以下になった時点や、ある特定の地点を俯瞰する俯瞰図
の表示を使用者が要求した時点などが挙げられる。
【0039】また、視点位置P0 の設定方法としては、
例えば、誘導交差点と現在位置との距離が所定距離s1
以下になった場合に、誘導経路上で、誘導交差点から距
離s2 (=s1 ×0.8)だけ離れた地点とする方法
や、また使用者から前記特定の地点が要求された場合に
は、前記特定の地点から所定の方向に距離s3 だけ離れ
た地点とする方法が挙げられる。
【0040】視点位置P0 が設定されると、視点位置P
0 から目標地点Tが建物や山等の遮蔽物に隠されること
なく直視できるか否か、つまり、視点位置P0 から目標
地点Tを直接俯瞰することができるか否かを判断する
(ステップS3)。なお、視点位置P0 から目標地点T
を直接俯瞰できるか否かの判断方法としては、視点位置
0 と目標地点Tとを結ぶ直線が、電子地図データ上の
建物等と交わるか否かを判断し、交わる場合には直接俯
瞰できない、逆に交わらない場合には直接俯瞰できると
判断する方法などが挙げられる。
【0041】ステップS3における判断処理で、視点位
置P0 から目標地点Tを直接俯瞰することができると判
断すれば、視点位置を変更する必要がないので、視点位
置P0 から目標地点Tを俯瞰した俯瞰図を作成し(ステ
ップS4)、作成した俯瞰図を表示パネル9bに表示す
る(ステップS5)。
【0042】一方、視点位置P0 から目標地点Tを直接
俯瞰することができないと判断すれば、視点位置を変更
する必要があるので、図1、図2に示したように、視点
位置P0 と目標地点Tとを結ぶ線分Lを算出し(ステッ
プS6)、算出した線分L上にあって、目標地点Tを直
接俯瞰できる位置であり、視点位置P0 に最も近い位置
1 (図2)を求め(ステップS7)、視点位置を位置
1 に変更する(ステップS8)。その後、変更した視
点位置P1 から目標地点Tを俯瞰した俯瞰図を作成し
(ステップS4)、作成した俯瞰図を表示パネル9bに
表示する(ステップS5)。
【0043】次に、実施の形態(2)に係る俯瞰図作成
方法が採用されたナビゲーションシステムについて説明
する。但し、実施の形態(2)に係る俯瞰図作成方法が
採用されたナビゲーションシステムの構成については、
マイコン1を除いて図5に示したナビゲーションシステ
ムと同様であるため、マイコンには異なる符号を付し、
その他の構成部分の説明をここでは省略する。
【0044】上記実施の形態(2)に係る俯瞰図作成方
法が採用されたナビゲーションシステムにおけるマイコ
ン1Aの行う処理動作を図7に示したフローチャートに
基づいて説明する。
【0045】まず、俯瞰図(ある目標地点Tを俯瞰する
俯瞰図)を作成するタイミングであるか否かを判断し
(ステップS11)、そのタイミングであると判断すれ
ば、所定の条件に基づいて、視点位置P0 を設定する
(ステップS12)。視点位置P0 が設定されると、視
点位置P0 から目標地点Tが建物や山等の遮蔽物に隠さ
れることなく直視できるか否か、つまり、視点位置P0
から目標地点Tを直接俯瞰することができるか否かを判
断する(ステップS13)。
【0046】視点位置P0 から目標地点Tを直接俯瞰す
ることができると判断すれば、視点位置を変更する必要
がないので、視点位置P0 から目標地点Tを俯瞰した俯
瞰図を作成し(ステップS14)、作成した俯瞰図を表
示パネル9bに表示する(ステップS15)。
【0047】一方、視点位置P0 から目標地点Tを直接
俯瞰することができないと判断すれば、視点位置を変更
する必要があるので、図3に示したように、地平面Hに
対し垂直な面上にあり、なおかつ目標地点Tを中心と
し、目標地点Tと視点位置P0との距離を半径Rとした
円周Dを算出し(ステップS16)、算出した円周D上
にあって、目標地点Tを直接俯瞰できる位置であり、視
点位置P0 に最も近い位置P2 を求め(ステップS1
7)、視点位置を位置P2 に変更する(ステップS1
8)。その後、変更した視点位置P2 から目標地点Tを
俯瞰した俯瞰図を作成し(ステップS14)、作成した
俯瞰図を表示パネル9bに表示する(ステップS1
5)。
【0048】次に、実施の形態(3)に係る俯瞰図作成
方法が採用されたナビゲーションシステムについて説明
する。但し、実施の形態(3)に係る俯瞰図作成方法が
採用されたナビゲーションシステムの構成については、
マイコン1を除いて図5に示したナビゲーションシステ
ムと同様であるため、マイコンには異なる符号を付し、
その他の構成部分の説明をここでは省略する。
【0049】上記実施の形態(3)に係る俯瞰図作成方
法が採用されたナビゲーションシステムにおけるマイコ
ン1Bの行う処理動作を図8に示したフローチャートに
基づいて説明する。
【0050】まず、俯瞰図(ある目標地点Tを俯瞰する
俯瞰図)を作成するタイミングであるか否かを判断し
(ステップS21)、そのタイミングであると判断すれ
ば、所定の条件に基づいて、視点位置P0 を設定する
(ステップS22)。視点位置P0 が設定されると、視
点位置P0 から目標地点Tが建物や山等の遮蔽物に隠さ
れることなく直視できるか否か、つまり、視点位置P0
から目標地点Tを直接俯瞰することができるか否かを判
断する(ステップS23)。
【0051】視点位置P0 から目標地点Tを直接俯瞰す
ることができると判断すれば、視点位置を変更する必要
がないので、視点位置P0 から目標地点Tを俯瞰した俯
瞰図を作成し(ステップS24)、作成した俯瞰図を表
示パネル9bに表示する(ステップS25)。
【0052】一方、視点位置P0 から目標地点Tを直接
俯瞰することができないと判断すれば、視点位置を変更
する必要があるので、図4に示したように、視点位置P
0 を始点とした、地平面Hに対して垂直な直線L2 を算
出し(ステップS26)、算出した直線L2 上にあっ
て、目標地点Tを直接俯瞰できる位置であり、視点位置
0 に最も近い位置P3 を求め(ステップS27)、視
点位置を位置P3 に変更する(ステップS28)。その
後、変更した視点位置P3 から目標地点Tを俯瞰した俯
瞰図を作成し(ステップS24)、作成した俯瞰図を表
示パネル9bに表示する(ステップS25)。
【0053】上記した実施の形態(1)〜(3)に係る
俯瞰図作成方法が採用されたナビゲーションシステムに
よれば、最初に設定された視点位置P0 からでは目標地
点Tを直接俯瞰することができない場合には、目標地点
Tを直接俯瞰することのできる位置に視点位置が変更さ
れるため、作成される俯瞰図には目標地点Tとなる誘導
交差点や自車位置等が含まれる。従って、運転者が必要
とする画像情報を運転者に確実に提供することが可能と
なる。
【0054】また、視点位置については、何の規則性も
なく変更されるのではなく、決まった規則(例えば、俯
瞰角が不変)に基づいて、視点位置は変更されるため、
視点位置の変更があったとしても、運転者に違和感を抱
かせる可能性を低くすることができる。
【0055】なお、以上説明した実施の形態では、視点
位置の変更を算出により求めるようにしたが、これに限
らず、例えば、予め定められたマップから変更視点位置
を読み出すことにより求めるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る俯瞰図作成方法を説明するための
説明図である。
【図2】本発明に係る俯瞰図作成方法を説明するための
説明図である。
【図3】本発明に係る俯瞰図作成方法を説明するための
説明図である。
【図4】本発明に係る俯瞰図作成方法を説明するための
説明図である。
【図5】本発明の実施の形態(1)に係る俯瞰図作成方
法が採用されたナビゲーションシステムの要部を概略的
に示したブロック図である。
【図6】実施の形態(1)に係る俯瞰図作成方法が採用
されたナビゲーションシステムにおけるマイコンの行う
処理動作を示したフローチャートである。
【図7】実施の形態(2)に係る俯瞰図作成方法が採用
されたナビゲーションシステムにおけるマイコンの行う
処理動作を示したフローチャートである。
【図8】実施の形態(3)に係る俯瞰図作成方法が採用
されたナビゲーションシステムにおけるマイコンの行う
処理動作を示したフローチャートである。
【図9】従来技術による目標地点の案内図の表示例であ
る。
【図10】従来技術による目標地点の案内図の表示例で
ある。
【図11】目標地点と視点位置との位置関係を表した説
明図である。
【符号の説明】 1、1A、1B マイコン A 自車位置 B 遮蔽物 H 地平面 P0 、P1 、P2 、P3 視点位置 T 目標地点

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の条件に基づいて設定された視点位
    置から目標地点を直接俯瞰できるか否かを判断する直視
    判断手段と、 該直視判断手段により直接俯瞰できないと判断される
    と、前記目標地点を直接俯瞰できる位置に視点位置を変
    更する視点位置変更手段と、 該視点位置変更手段により変更された視点位置から前記
    目標地点を俯瞰した俯瞰図を作成する俯瞰図作成手段と
    を備えた俯瞰図作成方法であって、 最初に設定された視点位置と前記目標地点とを結ぶ線分
    上、又は該線分付近にあって、前記目標地点を直接俯瞰
    できる位置を求める第1の抽出手段を備え、 前記視点位置変更手段が、前記第1の抽出手段からの抽
    出結果に基づいて、視点位置の変更を行うものであるこ
    とを特徴とする俯瞰図作成方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の抽出手段が、前記線分上を最
    初に設定された視点位置から前記目標地点へ近づいてい
    くことによって、該目標地点を直接俯瞰できる位置を求
    めるものであることを特徴とする請求項1記載の俯瞰図
    作成方法。
  3. 【請求項3】 所定の条件に基づいて設定された視点位
    置から目標地点を直接俯瞰できるか否かを判断する直視
    判断手段と、 該直視判断手段により直接俯瞰できないと判断される
    と、前記目標地点を直接俯瞰できる位置に視点位置を変
    更する視点位置変更手段と、 該視点位置変更手段により変更された視点位置から前記
    目標地点を俯瞰した俯瞰図を作成する俯瞰図作成手段と
    を備えた俯瞰図作成方法であって、 地平面に対して略垂直な面上にあり、なおかつ前記目標
    地点を略中心とし、最初に設定された視点位置と前記目
    標地点とを結ぶ線分を半径とした円周上、又は該円周付
    近にあって、前記目標地点を直接俯瞰できる位置を求め
    る第2の抽出手段を備え、 前記視点位置変更手段が、前記第2の抽出手段からの抽
    出結果に基づいて、視点位置の変更を行うものであるこ
    とを特徴とする俯瞰図作成方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の抽出手段が、前記円周上を最
    初に設定された視点位置から、俯瞰角を大きくしていく
    ことによって、前記目標地点を直接俯瞰できる位置を求
    めるものであることを特徴とする請求項3記載の俯瞰図
    作成方法。
  5. 【請求項5】 所定の条件に基づいて設定された視点位
    置から目標地点を直接俯瞰できるか否かを判断する直視
    判断手段と、 該直視判断手段により直接俯瞰できないと判断される
    と、前記目標地点を直接俯瞰できる位置に視点位置を変
    更する視点位置変更手段と、 該視点位置変更手段により変更された視点位置から前記
    目標地点を俯瞰した俯瞰図を作成する俯瞰図作成手段と
    を備えた俯瞰図作成方法であって、 最初に設定された視点位置を始点とした、地平面に対し
    て略垂直な直線上にあって、前記目標地点を直接俯瞰で
    きる位置を求める第3の抽出手段を備え、 前記視点位置変更手段が、前記第3の抽出手段からの抽
    出結果に基づいて、視点位置の変更を行うものであるこ
    とを特徴とする俯瞰図作成方法。
  6. 【請求項6】 前記第3の抽出手段が、前記直線上を最
    初に設定された視点位置から高さ方向に上昇していくこ
    とによって、前記目標地点を直接俯瞰できる位置を求め
    るものであることを特徴とする請求項5記載の俯瞰図作
    成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの項に記載の俯
    瞰図作成方法が採用されたものであることを特徴とする
    ナビゲーションシステム。
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