JP2002181560A - ポリゴン情報伝達方法とそれを実施する装置 - Google Patents
ポリゴン情報伝達方法とそれを実施する装置Info
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Abstract
法を提供する。 【解決手段】 現在位置の情報が取得可能な受信側に、
現在位置の情報に基づいて現在位置の属している領域を
識別することができる情報を伝えるポリゴン情報伝達方
法において、送信側は、領域の境界線を示すデジタル地
図の形状ベクトルを、ベクトル上の座標点の座標列情報
で表して受信側に伝達し、受信側は、前記座標列情報と
デジタル地図データとのマップマッチングを実施してデ
ジタル地図上の前記領域を特定し、現在位置が含まれる
領域を識別するようにしている。ポリゴン情報の効率
的、且つ、正確な伝達が可能になる。
Description
いる領域など、面(ポリゴン)の情報を伝えるための方
法と、それを実施する装置に関し、特に、ポリゴン情報
の効率的且つ的確な伝達を可能にするものである。
合的な情報通信システムである高度道路交通システム
(ITS)の構築に向けて、インフラ側の整備が着実に
進められている。
種車載器を搭載する車両が増加している。デジタル地図
データベースを保持するナビゲーション車載器では、交
通情報センターなどから提供される渋滞情報や事故情報
を受信して、渋滞や事故位置を地図上に表示したり、ま
た、それらの情報を条件に加えた経路探索を実施して、
最適経路をドライバーに提示したりする機能を持つもの
が作られている。
示すように、車両に事故が発生した場合に、受付センタ
ーに連絡し、受付センターで所轄警察や所轄消防を選定
し、警察署や消防署などに通報するシステムも開発され
ている。この場合、警察署や消防署の管轄領域は決めら
れているため、受付センター側のシステムでは、車両が
現在位置している領域を管轄する警察署や消防署に連絡
を取る必要があり、そのため、この種のシステムでは、
各地域における連絡先の電話番号等をデータベースとし
て備えている。
載器は、連絡先を特定するために、現在位置している領
域を知る必要があるが、従来のシステムでは、面の情報
を伝達する方式を持たないため、車載器は、提供される
情報から現在の領域を直接的、且つ、正確に把握するこ
とができない。
に、地域毎の天気予報を伝える場合などにも必要であ
り、車両自身が現在の領域を把握していなければ、折角
の地域毎のきめ細かな情報も無意味になる。
るものであり、ポリゴン情報を効率的、且つ、的確に伝
達する方法を提供し、また、それを実施する装置を提供
することを目的としている。
在位置の情報が取得可能な受信側に、現在位置の情報に
基づいて現在位置の属している領域を識別することがで
きる情報を伝えるポリゴン情報伝達方法において、送信
側は、領域の境界線を示すデジタル地図の形状ベクトル
を、ベクトル上の座標点の座標列情報で表して受信側に
伝達し、受信側は、前記座標列情報とデジタル地図デー
タとのマップマッチングを実施してデジタル地図上の前
記領域を特定し、現在位置が含まれる領域を識別するよ
うにしている。
受信側に伝達し、受信側は、現在位置と前記代表点とを
結ぶ直線が各領域の境界線と交わる交点数を算出し、前
記交点数が偶数の領域を、現在位置が属している領域と
して識別するようにしている。
域に跨がるときは、前記範囲を分割する区画にポインテ
ィングし、前記範囲が1つの領域に含まれるときは、当
該領域の付帯情報にポインティングする階層構造の区画
データを受信側に伝達し、受信側は、現在位置が含まれ
る区画の区画データに従って階層を辿り、現在位置が属
している領域を識別するようにしている。
の属している領域を識別することができるポリゴン情報
を提供する情報提供装置において、領域の境界線を示す
デジタル地図の形状ベクトルを、ベクトル上の座標点の
座標列情報で表し、これをポリゴン形状データとして提
供するように構成している。
ときは、前記範囲を分割する区画にポインティングし、
前記範囲が1つの領域に含まれるときは、当該領域の付
帯情報にポインティングする階層構造の区画データを提
供するように構成している。また、現在位置の情報を取
得し、受信したポリゴン情報と現在位置の情報とから現
在位置が属している領域を識別する受信装置において、
デジタル地図の形状ベクトルをベクトル上の座標点の座
標列情報で表したポリゴン形状データを受信し、前記座
標列情報とデジタル地図データとのマップマッチングを
実施して、デジタル地図上で領域を特定し、現在位置が
含まれる領域を識別するように構成している。
ときは、前記範囲を分割する区画にポインティングし、
前記範囲が1つの領域に含まれるときは、当該領域の付
帯情報にポインティングする階層構造の区画データを受
信して、現在位置が含まれる区画の区画データに従って
階層を辿り、現在位置が属している領域を識別するよう
に構成している。
ならず、三角形等の相似形で階層表現するものを含むよ
うにしても良い。
報の効率的、且つ、正確な伝達が可能になる。
態では、デジタル地図上の面(ポリゴン)形状を伝達す
る方法について説明する。
域A、領域B、領域Cが区画されている場合に、まず、
領域A、領域B、領域Cのポリゴン情報の取得が行わ
れ、次いで、GPS受信機などで検出した現在位置か
ら、自車がどの領域に位置しているかが判定される。
や市町村の境などで区画されており、これらのベクトル
形状のデータはデジタル地図データの中に含まれている
ため、送信側から、領域の境界線を構成する道路、河
川、行政界境などのベクトル形状を受信側に伝えること
により、デジタル地図データを保有する受信側では、デ
ジタル地図上の各領域のポリゴン形状を認識することが
できる。
ータと、受信側が保有するデジタル地図データとは、そ
れらの制作者や制作年代が違うと、データ自体も違いを
含んでいる。そのため、送信側が保有するデジタル地図
上のベクトル形状を、受信側のベクトル地図上で同定す
ることは容易では無い。
ータに違いがある場合でも、送信側及び受信側の両者
で、対応するベクトル形状が特定できるように、図2に
示すように、送信側は、境界線を示す形状ベクトルの上
に複数のポイントP1、P2、‥、Pkを設定し、これら
のポイントの座標値(経度・緯度データ)を受信側に伝
達する。このポイントには、形状ベクトルのノードや、
ノード間の形状を再現するために設定されている補間点
を使用する。受信側では、この座標値を用いてマップマ
ッチングを実施し、受信側のデジタル地図上でのベクト
ル形状を特定する。
達するために、送信側が送信する座標列のデータ(ポリ
ゴン形状データ)を例示している。ここには、領域A付
帯情報として、領域の名称、所轄の警察や消防署の電話
番号などが記述され、境界線上に設定したポイント(ノ
ード)の総数、各ノードのノード番号とその経度・緯度
データとが記述されている。
図3(b)に示す付加情報が受信側に送られる。この付
加情報は、マップマッチングの精度を高めるために付加
される情報であり、ノード間の「形状ベクトル種別」
や、その「詳細種別」が記述される。「形状ベクトル種
別」には、ノード間の境界線が道路と一致する場合に道
路形状ベクトルと記述され、ノード間の境界線が河川や
湖沼と一致する場合に水系形状ベクトルと記述され、ノ
ード間の境界線が行政界の境界と一致する場合には行政
界ベクトルと記述され、ノード間の境界線が等高線と一
致している場合には等高線ベクトルと記述される。ま
た、「詳細種別」には、道路形状ベクトルの場合に、高
速道路、国道、主要地方道、一般道などの詳細コード、
水系形状ベクトルの場合に、面表現水系、線表現水系な
どの詳細コード、行政界ベクトルの場合に、都道府県
境、市町村境、町丁目などの詳細コード、また、等高線
ベクトルの場合に、標高(m単位表現)などの詳細コー
ドが記述される。
マップマッチングで、各ノード番号に対応する候補点が
得られたとき、そのノード番号の付加情報と、デジタル
地図データベースで保持されたその候補点の形状ベクト
ル種別や詳細種別とを比較することにより、候補点から
除外すべきかどうかを迅速且つ高精度に判定することが
できる。
装置10と車載器20とのブロック図を示している。情報提
供装置10は、デジタル地図データを格納するポリゴン形
状データベース11と、付帯情報を格納する付帯情報デー
タベース14と、ポリゴン形状データや付加情報データを
生成する形状データ変換部12と、データを送信するデー
タ送信部13とを備えている。
ータを受信するデータ受信部21と、デジタル地図データ
を格納するデータベース25と、デジタル地図データを用
いてマップマッチングを実施するマップマッチング部22
と、ジャイロセンサ51、GPS受信機52及び速度センサ
53の検出情報に基づいて自車位置を判定する位置判定部
24と、自車が位置するポリゴンを判定するポリゴン判定
部23と、地図や文字を表示する表示部26と、付帯情報を
蓄積する付帯情報メモリ部27と、携帯電話54を用いて通
信を実行する携帯電話通信部28とを備えている。
図に示している。 ステップ41:送信するポリゴンが選出され、 ステップ42:ポリゴン形状を構成するノードの座標列が
ポリゴン形状データベース10から形状データ変換部12に
読み出され、 ステップ43:形状ベクトル列の付加情報がポリゴン形状
データベース10から形状データ変換部12に読み出され
る。
ドの座標列で表される形状の一部がコサインカーブなど
の関数で近似できる場合には、その部分の両端の座標点
間の形状を関数で表示して中間の座標点のデータを削減
する。 ステップ45:また、座標点が直線的に並ぶ部分では、座
標点を間引いてデータを削減する。
最初のノードの座標値は経度・緯度の絶対座標で表示
し、2番目以降のノードの座標値は最初のノードまたは
1つ前のノードの座標値との差分で表示してデータ量を
圧縮する。 ステップ47:形状データ変換部12は、付帯情報データベ
ース14から付帯情報を取得してポリゴン形状データに加
え、 ステップ48:ポリゴン形状データ及び付加情報から成る
位置情報を伝送フォーマットに変更する。 ステップ49:データ送信部13は、この位置情報を伝送す
る。
いる。 ステップ51:データ受信部21は、情報提供装置10から位
置情報を受信し、ポリゴン形状データ及び付加情報をマ
ップマッチング部22に送り、付帯情報を付帯情報メモリ
部27に格納する。 ステップ52:マップマッチング部22は、付加情報を参照
情報に用いて、ポリゴン形状データと、デジタル地図デ
ータベース25に格納された地図データとのマップマッチ
ングを実施し、ポリゴン形状を復元する。
定部24が判定した現在位置とポリゴン形状とから、どの
ポリゴンに属するかを判定する。 ステップ54:付帯情報メモリ部27から、属するポリゴン
の付帯情報が読み出される。 ステップ55:付帯情報が表示され、また、緊急事態発生
時には、付帯情報に含まれる電話番号への通報が行われ
る。図1(a)には、復元されたポリゴンと付帯情報と
の表示例を示している。
情報を正確、且つ、効率的に伝達することができる。
属しているポリゴンを簡単に判定する方法について説明
する。
ポリゴン形状データにそのポリゴンの代表点の座標値を
含めて伝送する。この場合のポリゴン形状データを図8
に示している。
示している。この手順は、第1の実施形態(図5)と比
べて、ポリゴン形状データベース11からポリゴンの代表
点座標を取得する手順(ステップ81)が加わっていると
ころだけが相違している。
プマッチングでポリゴン形状を復元した後(ステップ5
2)、現在位置とポリゴン形状とから、どのポリゴンに
属するかを判定する場合に(ステップ53)、図10に示
す手順でその判定を行う。また、このときの状況を図7
(b)に示している。
を検索する。 ステップ92:その代表点と現在位置とを直線で結ぶ。 ステップ93:前記直線とポリゴン形状の境界線(ポリゴ
ン形状を構成するノード間を結ぶ線)との交点を算出す
る。 代表点と現在位置とを結ぶ直線を y=ax+b、
x1≦x≦x2 ポリゴン形状を構成するノード間を結ぶ線を y=cx+d、 x3≦x≦x4 とすると、交点の(x,y)は、 (x,y)=((d−b)/(a−c),(ad−b
c)/(a−c)) と一意に確定できる。この交点のx座標がx1≦x≦x2
(またはx3≦x≦x4)の範囲にあるときは、交差して
いる(交点がある)と判断できる。これを構成ノード間
を結ぶ全ての直線について繰り返せば交点を算出するこ
とができる。
断し、偶数でないときは、 ステップ96:その代表点が属するポリゴンに、現在位置
は属していないので、その代表点を棄却する。 ステップ94において、交点の数が偶数であるときは、 ステップ95:現在位置は、当該代表点で示すポリゴン領
域内に存在していることになる。
域内の代表点の情報を提供することにより、車載器は、
属するポリゴン領域を簡単に判定することができる。
既に保持している場合でも、情報提供装置からポリゴン
領域内の代表点の情報を送ることにより、車載器での領
域判定を容易にすることができる。この場合には、図9
のフロー図において、ステップ43〜ステップ46の手順が
省略できる。
では、受信側が、送信側から提供された階層構造のデー
タの階層を辿ることにより、属しているポリゴンの付帯
情報を取得することができる。
1に示している。最上位の階層データは、図11(a)
に示す第1象限、第2象限、第3象限及び第4象限から
成る一次区画を規定し、データ構成として、図12に示
すように、各象限ごとに、次階層を示す識別フラグと次
区画へのポインタ、または、付帯情報を示す識別フラグ
と当該象限が属する領域の付帯情報へのポインタを定義
している。第1、第2及び第4象限のように、象限内に
領域の境界線を含み、その象限の領域が一意に決まらな
い場合は次階層を示す識別フラグと次区画へのポインタ
が定義され、第3象限のように、象限内に領域の境界線
を含まず、その象限の領域が領域Aとして一意に決まる
ときは、付帯情報を示す識別フラグとその領域Aの付帯
情報へのポインタが定義される。
ように、次階層を示す識別フラグが定義された一次区画
の象限の二次区画を規定し、データ構成は図12に示す
ものと同じである。従って、区画内に領域の境界線を含
み、領域が一意に決まらない象限では次階層を示す識別
フラグと次区画へのポインタが定義され、区画内に領域
の境界線を含まず、象限内の領域が一意に決まるとき
は、付帯情報を示す識別フラグとその領域の付帯情報へ
のポインタが定義される。
に示すように、次階層を示す識別フラグが定義された二
次区画の象限の三次区画を規定する。データ構成は図1
2に示すものと同じであり、象限内に領域の境界線を含
み、象限内の領域が一意に決まらない場合は次階層を示
す識別フラグと次区画へのポインタが定義され、象限内
に領域の境界線を含まず、象限内の領域が一意に決まる
ときは、付帯情報を示す識別フラグとその領域の付帯情
報へのポインタが定義される。
は、現在位置を検出し、現在位置が一次区画のどの象限
に属しているかを識別する。例えば、一次区画の第3象
限に属している場合は、この第3象限のデータが定義す
るポインタに従って、現在位置が属する領域の付帯情報
を取得することができる。また、属している象限のデー
タが次階層の区画のポインタを定義している場合には、
ポインタに従って階層を順次辿ることにより、現在位置
が属している領域の付帯情報に行き着くことができる。
いるときに、自車が属する領域の付帯情報を取得するま
でに辿るデータの階層を示している。
を示している。まず、一次区画定義として、一次区画の
位置が基点(左下隅)の座標と、基点からのX方向及び
Y方向の幅とで規定され、次いで、一次区画、二次区
画、三次区画、‥の各データ構成と各領域の付帯情報と
が規定されている。
にいることを識別し、この第4象限のデータが示すポイ
ンタに従って、二次区画のデータを参照する。自車の現
在位置が二次区画の第2象限に属することを識別し、こ
の第2象限のデータが示すポインタに従って、三次区画
のデータを参照し、自車の現在位置が三次区画の第4象
限に属することを識別し、この第4象限のデータが示す
ポインタに従って領域Bの付帯情報を取得する。
供装置10と車載器20とのブロック構成を示している。情
報提供装置10の構成は、第1の実施形態(図4)と変わ
りがない。車載器20は、現在位置が属する各次元のポリ
ゴン領域の象限を判定するポリゴン領域判定部29を備え
ている。第1の実施形態(図4)の装置と違って、マッ
プマッチング部は有していない。また、デジタル地図デ
ータベース25、ジャイロセンサ51及び速度センサ53も直
接的には必要としない。
を示している。 ステップ151:送信するポリゴンを選出し、 ステップ152:ポリゴン形状を構成するノードの座標列
をポリゴン形状データベース10から取得する。 ステップ153:ポリゴン形状を考慮して、1次区画定義
を決定する。 ステップ154:最小区画の次元Mを決定する。 ステップ155:形状データ変換部12で各次元のデータを
生成し、 ステップ156:付帯情報データベース14の付帯情報を加
えた位置情報を伝送フォーマットに変更する。 ステップ157:データ送信部13は、この位置情報を伝送
する。
ている。 ステップ161:データ受信部21は、情報提供装置10から
位置情報を受信し、付帯情報を付帯情報メモリ部27に格
納し、その他の情報をポリゴン領域判定部29に送る。 ステップ162:ポリゴン判定部29は、一次区画を選出
し、 ステップ163:位置判定部24が判定した現在位置が一次
区画内に存在するか否かを判定する。存在するときは、 ステップ164:次元N=1と設定し、 ステップ165:現在位置から区画の基準座標を減算し、
現在位置を区画内相対座標に変換する。 ステップ166:現在位置がどの象限に属するかを判定
し、その象限の識別フラグを参照する。
値の1/2未満、且つ、現在位置のY軸相対座標が、N
次区画の相対座標最大値の1/2未満であれば、第3象
限 ・現在位置のX軸相対座標が、N次区画の相対座標最大
値の1/2以上、且つ、現在位置のY軸相対座標が、N
次区画の相対座標最大値の1/2未満であれば、第4象
限 ・現在位置のX軸相対座標が、N次区画の相対座標最大
値の1/2未満、且つ、現在位置のY軸相対座標が、N
次区画の相対座標最大値の1/2以上であれば、第2象
限 ・現在位置のX軸相対座標が、N次区画の相対座標最大
値の1/2以上、且つ、現在位置のY軸相対座標が、N
次区画の相対座標最大値の1/2以上であれば、第1象
限 ステップ167:その象限の識別フラグが「付帯情報」で
あるときは、 ステップ168:識別フラグのポインタに従って、付帯情
報メモリ部27に格納された付帯情報を取得する。
報」で無いときは、 ステップ169:第1及び第4象限に位置しているとき、
Xの基準座標に相対座標の1/2を加算し、第1及び第
2象限に位置しているとき、Yの基準座標に相対座標の
1/2を加算し、X軸またはY軸の相対座標最大値を1
/2とする。 ステップ170:次元N=N+1として、ステップ165以降
の手順を繰り返す。
プマッチングを行わなくても、現在位置が属する領域の
付帯情報を取得することができる。
域に跨がる場合に、その象限の最大面積の領域の付帯情
報へのポインタと、その最大面積の領域の象限に占める
面積割合とを含めたデータを示している。
むデータを受信した受信側では、現在位置の属する象限
が複数の領域に跨がる場合でも、次の階層を辿る必要が
あるかどうかを面積割合から判断することができ、例え
ば、現在位置が属する領域の天気予報情報を入手するよ
うな場合、現在位置が領域Aに90%の割合で属してい
ることが分かった段階で、さらに階層を辿ることをせ
ず、領域Aの天気予報情報を取得するといった判断が可
能になる。
のポリゴン情報伝達方法及び装置は、ポリゴン情報の効
率的、且つ、正確な伝達を可能にする。
り、消防本部、警察署、警察本部、最寄り病院、最寄り
レスキューサービス等の緊急通報連絡先電話番号や位置
などを提供する緊急通報サービスや、対話型メディアを
用いて、車両の位置情報を取得し、ポリゴン領域の付帯
情報を提供するサービスなどに活用することができ、こ
うしたサービス内容の質の向上をもたらすことができ
る。
領域を示す図、
ための座標列を説明する図、
す図、
示すブロック図、
フロー図、
フロー図、
図、
データを示す図、
フロー図、
手順を示すフロー図、
層構造を説明する図、
本データ構成を示す図、
示す図、
のデータの階層を示す図、
を示すブロック図、
すフロー図、
すフロー図、
の構成を示す図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 現在位置の情報が取得可能な受信側に、
現在位置の情報に基づいて現在位置の属している領域を
識別することができる情報を伝えるポリゴン情報伝達方
法であって、 送信側は、領域の境界線を示すデジタル地図の形状ベク
トルを、ベクトル上の座標点の座標列情報で表して受信
側に伝達し、受信側は、前記座標列情報とデジタル地図
データとのマップマッチングを実施してデジタル地図上
の前記領域を特定し、現在位置が含まれる領域を識別す
ることを特徴とするポリゴン情報伝達方法。 - 【請求項2】 送信側は、前記座標列情報と併せて、前
記形状ベクトルの種別を表す付加情報を伝達し、受信側
は、前記マップマッチングの参照情報として前記付加情
報を使用することを特徴とする請求項1に記載のポリゴ
ン情報伝達方法。 - 【請求項3】 送信側は、直線形状を表す前記座標列情
報のデータを間引いて受信側に伝送することを特徴とす
る請求項1に記載のポリゴン情報伝達方法。 - 【請求項4】 送信側は、前記座標列情報のデータで表
される形状を関数で表示し、前記データの一部または全
部を削減して受信側に伝送することを特徴とする請求項
1に記載のポリゴン情報伝達方法。 - 【請求項5】 現在位置の情報が取得可能な受信側に、
現在位置の情報に基づいて現在位置の属している領域を
識別することができる情報を伝えるポリゴン情報伝達方
法であって、 送信側は、各領域の代表点の座標を受信側に伝達し、受
信側は、現在位置と前記代表点とを結ぶ直線が各領域の
境界線と交わる交点数を算出し、前記交点数が偶数の領
域を、現在位置が属している領域として識別することを
特徴とするポリゴン情報伝達方法。 - 【請求項6】 現在位置の情報が取得可能な受信側に、
現在位置の情報に基づいて現在位置の属している領域を
識別することができる情報を伝えるポリゴン情報伝達方
法であって、 送信側は、区画する範囲が複数の領域に跨がるときは、
前記範囲を分割する区画にポインティングし、前記範囲
が1つの領域に含まれるときは、当該領域の付帯情報に
ポインティングする階層構造の区画データを受信側に伝
達し、受信側は、現在位置が含まれる区画の区画データ
に従って階層を辿り、現在位置が属している領域を識別
することを特徴とするポリゴン情報伝達方法。 - 【請求項7】 送信側は、複数の領域に跨がる区画の前
記区画データに、区画する範囲の最大面積を占める領域
の付帯情報へのポインタと、前記最大面積の面積割合情
報とを含めて受信側に伝達することを特徴とする請求項
6に記載のポリゴン情報伝達方法。 - 【請求項8】 現在位置の情報に基づいて現在位置の属
している領域を識別することができるポリゴン情報を提
供する情報提供装置であって、 領域の境界線を示すデジタル地図の形状ベクトルを、ベ
クトル上の座標点の座標列情報で表し、これをポリゴン
形状データとして提供することを特徴とする情報提供装
置。 - 【請求項9】 前記領域の代表点の位置座標の情報を提
供することを特徴とする請求項8に記載の情報提供装
置。 - 【請求項10】 現在位置の情報を取得し、受信したポ
リゴン情報と現在位置の情報とから現在位置が属してい
る領域を識別する受信装置であって、 デジタル地図の形状ベクトルをベクトル上の座標点の座
標列情報で表したポリゴン形状データを受信し、前記座
標列情報とデジタル地図データとのマップマッチングを
実施して、デジタル地図上で領域を特定し、現在位置が
含まれる領域を識別することを特徴とする受信装置。 - 【請求項11】 前記領域の代表点の位置と現在位置と
を結ぶ直線が各領域の境界線と交わる交点数を算出し
て、前記交点数が偶数の領域を、現在位置が属している
領域として識別することを特徴とする請求項10に記載
の受信装置。 - 【請求項12】 現在位置の情報に基づいて現在位置の
属している領域を識別することができるポリゴン情報を
提供する情報提供装置であって、 区画する範囲が複数の領域に跨がるときは、前記範囲を
分割する区画にポインティングし、前記範囲が1つの領
域に含まれるときは、当該領域の付帯情報にポインティ
ングする階層構造の区画データを提供することを特徴と
する情報提供装置。 - 【請求項13】 複数の領域に跨がる区画の前記区画デ
ータに、区画する範囲の最大面積を占める領域の付帯情
報へのポインタと、前記最大面積の面積割合情報とを含
めて提供することを特徴とする請求項12に記載の情報
提供装置。 - 【請求項14】 現在位置の情報を取得し、受信したポ
リゴン情報と現在位置の情報とから現在位置が属してい
る領域を識別する受信装置であって、 区画する範囲が複数の領域に跨がるときは、前記範囲を
分割する区画にポインティングし、前記範囲が1つの領
域に含まれるときは、当該領域の付帯情報にポインティ
ングする階層構造の区画データを受信して、現在位置が
含まれる区画の区画データに従って階層を辿り、現在位
置が属している領域を識別することを特徴とする受信装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000375322A JP2002181560A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | ポリゴン情報伝達方法とそれを実施する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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