JP2002180890A - エンジンの気筒判別装置 - Google Patents
エンジンの気筒判別装置Info
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Abstract
発生した場合でも、正確に気筒を判別できると共に、気
筒判別ができない状態になった場合でも容易に復帰でき
るエンジンの気筒判別装置を提供する。 【解決手段】気筒判別信号に基づく今回の気筒判別結果
と、気筒判別信号の基づく前回の気筒判別結果から予測
した今回の気筒判別結果とを比較し、両者が同一である
場合は、所定の方式により気筒判別を確定し、両者が異
なる場合は、前回確定された気筒判別結果から予測して
気筒判別を確定する。
Description
気筒判別装置に関する。
正しい気筒を判別するものとして、特開平7−3011
42号公報に示されたものがある。この気筒判別装置
は、あらかじめ定めた複数の気筒にそれぞれ対応する記
憶部を設けておき、そのいずれかの気筒が判別されたと
きに、その気筒に対応する記憶部に気筒判別結果である
気筒番号を書き込む。また、基準クランク角位置を示す
信号が発生する毎に、そのときに書き込んだ記憶部以外
の各記憶部に記憶されている気筒番号を更新する。そし
て、全ての記憶部に記憶されている気筒番号に基づいて
多数決により気筒判別を行うものである。
のでは、全ての記憶部への書込みが少なくとも各1回終
了する必要があり、1度気筒判別ができない状態が発生
すると、復帰するまでに時間がかかる。また、制御ロジ
ックが複雑化してしまうといった問題もあった。本発明
は、以上のような問題に鑑みなされたものであって、気
筒判別信号にノイズ等による異常が単発的に発生した場
合には、気筒判別を中止することなく、本来の気筒に対
して燃料噴射、点火時期制御等を行うことができると共
に、気筒判別ができない状態になった場合でも、正常復
帰したときは、速やかに気筒判別を再開できるエンジン
の気筒判別装置を提供することを目的とする。
る発明は、気筒間の行程位相差毎の所定クランク角期間
中に被判別気筒に応じて異なる形態の気筒判別信号を出
力するエンジンの気筒判別装置において、最新に検出さ
れた気筒判別信号に基づく今回の気筒判別結果と、前回
検出された気筒判別信号に基づく前回の気筒判別結果か
ら予測した今回の気筒判別結果とを比較し、両者が同一
である場合は、所定の方式で気筒判別を確定する一方、
両者が単発的に異なる場合は、前回確定された気筒判別
結果から予測して今回の気筒判別を確定すること特徴と
する。
所定回数連続して両者が異なった場合は、前記気筒判別
の確定を中止すること特徴とする。請求項3に係る発明
は、前記比較の結果、連続して両者が異なる場合が2回
以下のときは、前回確定された気筒判別結果から予測し
て今回の気筒判別を確定し、3回以上のときは、前記気
筒判別の確定を中止することを特徴とする。
び前記比較の結果、両者が異なった後に、同一となった
場合は、最新に検出された気筒判別信号に基づく今回の
気筒判別結果により気筒判別を確定することを特徴とす
る。請求項5に係る発明は、前記比較の結果、両者が異
なった場合において、エンジン回転速度が所定以下の低
回転域の場合は、前記気筒判別の確定を中止することを
特徴とする。
差毎の所定クランク角期間中に被判別気筒に応じて異な
る形態の気筒判別信号を出力するエンジンの気筒判別装
置において、最新に検出された気筒判別信号に基づく今
回の気筒判別結果と、前回検出された気筒判別信号に基
づく前回の気筒判別結果から予測した今回の気筒判別結
果と、前回確定された気筒判別結果から予測した今回の
気筒判別結果と、のうち多数である気筒判別結果により
気筒判別を確定すること特徴とする。
別結果が全て異なる場合は、前記気筒判別の確定を中止
することを特徴とする。請求項8に係る発明は、エンジ
ン回転速が所定回転以下の低回転域で、前記多数決によ
る気筒判別の確定を行うことを特徴とする。
て気筒判別信号の信号数が異なることを特徴とする。
される気筒順序はあらかじめ固定されているので、前回
の気筒判別信号に基づいて行った前回の気筒判別結果か
ら点火順序に従って今回の気筒判別結果を予測できる。
そこで、最新の気筒判別信号に基づく今回の気筒判別結
果と前記予測した今回の気筒判別結果を比較し、両者が
同一である場合は、所定の方式例えば、前回確定した気
筒判別結果から予測して、あるいは当該同一の気筒判別
結果により気筒判別を確定することで正確な気筒判別を
行うことができる。
が単発的なものであれば、正確な気筒判別結果である前
回確定した気筒判別結果から点火順序に従って予測して
今回の気筒判別を確定することにより、気筒判別を中止
することなく、気筒判別を行うことができる。この結
果、気筒判別信号に単発的にノイズが混入しても、点
火、燃料噴射制御を行うことができるので、安定した運
転性を確保できる。
結果、所定回数連続して両者が異なった場合は、気筒判
別信号が連続して異常な状態にある。このような場合
は、いずれが正しい気筒判別結果であるかが不明となる
ばかりでなく、センサの故障等も考えられるため、気筒
判別の確定を中止することで、誤った点火、燃料噴射等
を確実に防止できる。
号に1回ノイズが混入すると、前記比較の結果、両者が
2回連続して異なるようになる。すなわち、両者が異な
る場合が連続して2回(以下)であれば、気筒判別信号
に単発的なノイズが混入したものとして、前回確定した
気筒判別結果から予測して気筒判別を行い、点火、燃料
噴射等を行うことで、安定した運転性を確保できる。一
方、両者が異なる場合が連続して3回以上となると、前
述したように、気筒判別信号が連続して異常な状態にあ
るので、気筒判別の確定を中止して、誤った点火、燃料
噴射等を確実に防止する。
別時から気筒判別の確定ができると共に、中止した気筒
判別の確定を容易に再開(復帰)できる。また、前記両
者が異なった後に同一となるときは、連続して正しい気
筒判別信号を検出した結果によると考えられるので、正
常復帰したと判断し、最新の気筒判別信号に基づく気筒
判別結果により今回の気筒判別結果を確定する。これに
より、確定した気筒判別結果を順次更新(リセット)で
き、その後、該確定した気筒判別結果から予測して気筒
判別を確定する際に、正確な気筒判別結果を維持するこ
とができる。
動直後のように、回転が不安定な低回転域では、正確に
基準クランク角位置を検出することが難しく、従って、
該基準クランク角期間で検出される気筒判別信号に基づ
いて行う気筒判別が誤っている可能性があり、その結
果、前回の気筒判別信号に基づく前回の気筒判別結果か
らの予測も誤っている可能性がある。しかし、気筒判別
を全く行わないとすれば、エンジンの始動性(運転性)
を損なうので、前記比較の結果、両者が同一の場合のみ
気筒判別の確定を行い、両者が異なる場合は気筒判別
(前回確定した気筒判別結果からの予測)を中止するこ
とにより、誤った気筒判別がなされるのを最小限に止め
つつ、エンジンの始動性(運転性)を確保できる。
された気筒判別信号に基づく今回の気筒判別結果と前回
検出した気筒判別信号に基づく前回の気筒判別結果から
予測した今回に気筒判別結果とが同一であれば、これら
は、正しい気筒を判別していると判断できるので、これ
により、正確な気筒判別の確定ができる。
れた気筒判別信号に基づく今回の気筒判別結果が誤って
いる場合であっても、前回検出した気筒判別信号に基づ
く気筒判別結果から予測した今回の気筒判別結果と前回
確定した気筒判別結果からの予測した今回の気筒判別結
果とが同一であれば、これらは正しい気筒を判別してい
ると判断できるので、これにより、正確な気筒判別の確
定ができる。
ズ等が混入し、前回の気筒判別結果が誤っている場合で
あっても、今回の気筒判別信号に基づく気筒判別結果と
前回確定した気筒判別結果からの予測とが同一であれ
ば、これらは正しい気筒を判別していると判断できるの
で、これにより、正確な気筒判別の確定ができる。従っ
て、前記3つの気筒判別結果の多数決で最終的な気筒判
別を確定することにより、正確な気筒判別ができる。
気筒判別結果が全て異なる場合は、いずれが正しい気筒
判別結果であるか不明であるので、気筒判別の確定を中
止することにより、誤った気筒判別の確定を防止でき
る。なお、気筒判別の確定を中止した場合であっても、
前記多数決による気筒判別の確定により、気筒判別の確
定を容易に再開することができる。
動直後のように、回転が不安定な低回転域であっても、
正確に気筒判別の確定ができる。請求項9に係る発明に
よれば、信号数の相違で、容易に被判別気筒を判別でき
る。
づいて説明する。図1に示すように、直列4気筒のエン
ジン1には、クランクプーリ2に取り付けられたシグナ
ルプレート3に形成される突起部(図示省略)を検出し
て単位角度(10°)毎のクランク角信号POSを出力
するクランク角センサ4が設けられている。
2の速度で回転するカムシャフト6にシグナルプレート
7が軸支されており、該シグナルプレート7に形成され
る突起部(図示省略)を検出してカム軸信号(気筒判別
信号)Phaseを出力するカムセンサ8が設けられてい
る。前記クランク角センサ4及びカムセンサ8の検出信
号はコントロールユニット10に入力され、コントロー
ルユニット10は前記検出信号に基づき気筒判別を行
い、該気筒判別結果に基づいてエンジンにおける燃料噴
射や点火を制御する。
記各種制御に用いられる気筒判別の第1の実施形態につ
いて、タイミングチャート(図2)及びフローチャート
(図3、図4)を用いて説明する。ここで、図2はクラ
ンク角センサ4、カムセンサ8の出力特性及びそれに基
づく気筒判別の様子を、図3は気筒判別信号Phase割込
み処理を、図4はクランク軸信号POS割込み処理を示
す。
ら出力されるクランク角信号POSは、所定の単位クラ
ンク角(10°)毎に出力され、かつ、気筒間の行程位
相差に相当する180°毎に欠歯部が生じるように構成
される。そして、該欠歯部を検出することで基準クラン
ク角位置が検出され、該基準クランク角位置からのクラ
ンク角信号POSの出力数をカウントすることによって
単位クランク角毎のクランク角位置が検出される。
Phaseは、各気筒それぞれの気筒番号に対応した数の信
号として、所定クランク角毎に出力される。そして、気
筒判別は以下のようにして行う。まず、前記クランク角
センサ4により検出される気筒行程位相差相当のクラン
ク角期間(本実施形態では、気筒毎のATDC30°
間)180°毎の気筒判別信号Phaseの数を直接計測し
て(図3)、計測数に対応した気筒CYLCAM値を検
索する(図4のステップ2)。
→#2の場合、カウンタCAMCNTによる気筒判別信
号Phaseの計測数(CAMCNT値)が1のときはCY
LCAM値を#3、同様にCAMCNT値が3のときは
#4、CAMCNT値が4のときは#2、CAMCNT
値が2のときは#1とする。次に、前回のCYLCAM
値を点火順序に従って次に更新した今回の気筒CYLC
AM1値を検索する(図4のステップ3)。
のときはCYLCAM1値を#3、同様に前回CYLC
AM値が3のときは#4、前回のCYLCAM値が4の
ときは#2、前回のCYLCAM値が2のときは#1と
する。初回気筒判別時の場合は、気筒判別最終値CYL
CNT=CYLCAM値として前記CYLCAM値によ
り気筒判別を確定する(図4のステップ4、5)。
CAM値とCYLCAM1値とを比較する(図4のステ
ップ7)。そして、CYLCAM値=CYLCAM1値
の場合は、気筒判別NGカウンタCYLNG=0とし、
原則として、前回確定した気筒判別CYLCNT値を点
火順序に従って次に更新した気筒CYLCNT1により
気筒判別を確定する(図4のステップ7→8→10)。
なった場合、すなわちCYLNG≠0からCYLNG=
0になった場合は、CYLCNT値=CYLCAM値と
してCYLCAM値により気筒判別を確定する(図4の
ステップ8→9)。これにより、気筒判別を中止した場
合であっても、すぐに本制御を再開(復帰)することが
できると共に、CYLCNT値をリセットできるので、
その後に該CYLCNT値から予測して気筒判別の確定
を行う際、正確な気筒判別を維持することができる。
≠0からCYLNG=0となった場合共に、CYLCN
T値=CYLCAM値とするようにしてもよい。一方、
CYLCAM値≠CYLCAM1値の場合は、CYLN
G=CYLNG+1としてカウントアップし、前記比較
結果が異なる場合が連続して2回以下、すなわちCYL
NG≦2であれば、原則として、前回確定した気筒判別
CYLCNT値を点火順序に従って次に更新した気筒C
YLCNT1により気筒判別を確定する(図4のステッ
プ7→11→12→13)。
判別信号CAMCNT値がノイズ等により単発的に異常
が生じた場合であっても気筒判別の確定を行うためであ
る。すなわち、気筒判別信号に単発的な異常が生じた場
合は、通常CYLNG=2となるが、このような場合
は、前回確定した気筒判別CYLCNT値から予測すれ
ば正確な気筒判別ができるので、これにより点火制御等
を行い安定した運転性を確保する。
となった場合で、エンジンの回転が不安定な低回転速度
域(本実施形態では、500rpm未満)の場合は誤っ
た気筒判別を行う可能性が高くなるので、また、前記比
較結果が異なる場合が連続して3回以上(CYLNG>
2)の場合は気筒判別信号CAMCNT値の異常が連続
しており他の異常(故障等)も考えられるので、気筒判
別の確定を中止する(図4のステップ11→14、ステ
ップ12→14)。
た後、CAMCNTをクリア(CAMCNT=0)して
本制御を終了する(図4のステップ6)。次に、第2の
実施形態について、タイミングチャート(図5)及びフ
ローチャート(図6、図7)を用いて説明する。本発明
に係る制御を低回転速度領域で用いた場合のものであ
る。
カムセンサ8の出力特性は、前記第1の実施形態と同様
である。本実施形態における気筒判別は、以下のように
して行う(図6、7参照)。なお、図7は、初回気筒判
別時以外の制御フローを示し、初回気筒判別時は、図中
のCYLCAM1及びCYLRENをCYLCAM0と
すればよい。
前回のCYLCAM0値(気筒判別信号Phaseの計測数
に対応した気筒)を点火順序に従って次に更新した気筒
CYLCAM1値を検索する(図7のステップ22)。
次に、前回の確定した気筒判別CYLCNT値を点火順
序に従って次に更新した気筒CYLRENを検索する
(図7のステップ23)。
気筒判別信号Phaseの数を直接計測して(図6)、計測
数(CAMCNT値)に対応した気筒CYLCAM0値
を検索する(図7のステップ24)。そして、まず前記
CYLCAM0値と前記CYLCAM1値とを比較し、
両者が同一であれば、気筒判別最終値CYLCNT=C
YLCAM0として、CYLCAM0値により気筒判別
を確定する(図7のステップ30→31)。
CAM0値と前記CYLREN値とを比較する(図7の
ステップ32)。この場合は両者が同一であれば、前記
CLYCAM1値が誤っていると考えられるので、CY
LCNT=CYLCAM0として、前記CYLCAM0
値により気筒判別を確定する(図7のステップ33)。
AM1値と前記CYLREN値とを比較する(図7のス
テップ34)。この場合は両者が同一であれば、CYL
CAM0値が誤っていると考えられるので、CYLCN
T=CYLCAM1として、前記CYLCAM1値によ
り気筒判別を確定する(図7のステップ35)。ここで
も両者が異なる場合は、前記CYLCAM0値、CYL
CAM1値、CYLREN値がすべて異なる値となって
おり、正しい気筒が不明であるので、気筒判別は行わな
い(図7のステップ36)。
つが同一であれば、これにより気筒判別を確定し、全て
が異なれば気筒判別の確定を行わない。なお、本実施形
態においては、エンジン回転速度(数)Neが300r
pm以上の場合は、通常の制御、すなわち、前記CYL
CAM0値と前記CYLCAM1値を比較して両者が同
一であれば、CYLCAM0値により気筒判別最終値C
YLCNTを確定し、両者が異なる場合は、CYLCN
T=0として気筒判別を行わないこととしている(図7
のステップ25〜29)。
速度域では、前記多数決を行うことで正確な気筒を判別
しつつ、安定した領域では、制御を簡素化して応答性を
向上させるものである。なお、これは1例であり、例え
ば各エンジンに応じて適宜設定された回転速度で前記気
筒判別制御を切り換えるようにすればよく、また、切り
換え後の制御を前記通常の制御に代えて、例えば、前記
第1の実施形態に係る制御を用いてもよい。
ンク角センサ、カムセンサの出力特性及びそれに基づく
気筒判別の様子を示すタイミングチャート。
み処理を示すフローチャート。
フローチャート。
ンク角センサ、カムセンサの出力特性及びそれに基づく
気筒判別の様子を示すタイミングチャート。
み処理を示すフローチャート。
フローチャート。
Claims (9)
- 【請求項1】気筒間の行程位相差毎の所定クランク角期
間中に被判別気筒に応じて異なる形態の気筒判別信号を
出力するエンジンの気筒判別装置において、 最新に検出された気筒判別信号に基づく今回の気筒判別
結果と、前回検出された気筒判別信号に基づく前回の気
筒判別結果から予測した今回の気筒判別結果とを比較
し、両者が同一である場合は、所定の方式で気筒判別を
確定する一方、 両者が単発的に異なる場合は、前回確定された気筒判別
結果から予測して今回の気筒判別を確定すること特徴と
するエンジンの気筒判別装置。 - 【請求項2】前記比較の結果、所定回数連続して両者が
異なった場合は、前記気筒判別の確定を中止すること特
徴とする請求項1に記載のエンジンの気筒判別装置。 - 【請求項3】前記比較の結果、連続して両者が異なる場
合が2回以下のときは、前回確定された気筒判別結果か
ら予測して今回の気筒判別を確定し、3回以上のとき
は、前記気筒判別の確定を中止することを特徴とする請
求項1又は請求項2に記載のエンジンの気筒判別装置。 - 【請求項4】初回気筒判別時及び前記比較の結果、両者
が異なった後に、同一となった場合は、最新に検出され
た気筒判別信号に基づく今回の気筒判別結果により気筒
判別を確定することを特徴とする請求項1から請求項3
のいずれか1つに記載のエンジンの気筒判別装置。 - 【請求項5】前記比較の結果、両者が異なった場合にお
いて、エンジン回転速度が所定以下の低回転域の場合
は、前記気筒判別の確定を中止することを特徴とする請
求項1から請求項4に記載のエンジンの気筒判別装置。 - 【請求項6】気筒間の行程位相差毎の所定クランク角期
間中に被判別気筒に応じて異なる形態の気筒判別信号を
出力するエンジンの気筒判別装置において、 最新に検出された気筒判別信号に基づく今回の気筒判別
結果と、 前回検出された気筒判別信号に基づく前回の気筒判別結
果から予測した今回の気筒判別結果と、 前回確定された気筒判別結果から予測した今回の気筒判
別結果と、のうち多数である気筒判別結果により気筒判
別を確定すること特徴とするエンジンの気筒判別装置。 - 【請求項7】前記3つの気筒判別結果が全て異なる場合
は、前記気筒判別の確定を中止することを特徴とする請
求項6に記載のエンジンの気筒判別装置。 - 【請求項8】エンジン回転速が所定回転以下の低回転域
で、前記多数決による気筒判別の確定を行うことを特徴
とする請求項6又は請求項7に記載のエンジンの気筒判
別装置。 - 【請求項9】被判別気筒に応じて気筒判別信号の信号数
が異なることを特徴とする請求項1から請求項8のいず
れか1つに記載のエンジンの気筒判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000377665A JP2002180890A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | エンジンの気筒判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000377665A JP2002180890A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | エンジンの気筒判別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002180890A true JP2002180890A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18846354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000377665A Pending JP2002180890A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | エンジンの気筒判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002180890A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004031560A1 (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-15 | Yanmar Co., Ltd. | エンジンのクランク角度識別装置 |
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-
2000
- 2000-12-12 JP JP2000377665A patent/JP2002180890A/ja active Pending
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