JP2022123253A - 船外機の制御装置 - Google Patents

船外機の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022123253A
JP2022123253A JP2021020443A JP2021020443A JP2022123253A JP 2022123253 A JP2022123253 A JP 2022123253A JP 2021020443 A JP2021020443 A JP 2021020443A JP 2021020443 A JP2021020443 A JP 2021020443A JP 2022123253 A JP2022123253 A JP 2022123253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
crank
signal
outboard motor
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021020443A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7179103B2 (ja
Inventor
喜也 衣笠
Yoshiya Kinugasa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2021020443A priority Critical patent/JP7179103B2/ja
Publication of JP2022123253A publication Critical patent/JP2022123253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7179103B2 publication Critical patent/JP7179103B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】精度の高い内燃機関の制御を実現する船外機の制御装置を提供する。【解決手段】クランク信号(B)とカム信号(C)とが入力され、クランク信号(B)に基づいてクランクロータ(14)の回転を検出すると共に、検出したクランクロータ(14)の1回転ごとに入力されたカム信号(C)のパターンを検出し、検出したカム信号(C)のパターンが予め設定したパターンに連続して予め設定した回数一致したときに内燃機関の気筒位置を検出し、内燃機関の燃料噴射と点火を制御するように構成した船外機の制御装置。【選択図】図1

Description

本願は、船外機の制御装置に関するものである。
船外機を備えた船舶において、快適な船舶の航走を行なうためには、船外機に搭載される内燃機関が状況に応じて適切に制御される必要がある。船外機に搭載された内燃機関を適切に制御するためには、その内燃機関を制御する制御装置において、内燃機関の複数の気筒のうちのどの気筒に何れのタイミングで燃料噴射と点火を行なうかのタイミング制御が重要である。
従来、内燃機関の前述のタイミング制御に関して様々な技術が提案されているが、一般的には、たとえば、内燃機関のカムロータの回転位置をカム角センサにより検出し、カム角センサからのカム信号に基づいて内燃機関の複数の気筒をECU(Electoric Control Unit)により演算して識別し、識別した気筒への燃料噴射タイミングと点火タイミングの制御とをECUからの指令に基づいて行なうように構成されている。
特許文献1に開示された従来の内燃機関の制御装置は、一つの計測手段からの計測値に基づいて、予め定められた角度位置から点火時期までの時間を演算し,この演算信号により点火装置を制御すると共に、比較手段により周期の相異を判別して気筒を識別して内燃機関を制御するように構成されている。
特許2550397号公報
従来の船外機の制御装置における内燃機関の気筒識別は、クランクロータの突起による欠け歯から欠け歯までの間に、カム角センサからのカム信号がどのようなパターンで存在するかにより判定する。したがって、カム信号へのノイズの重なり、あるいはカム角センサの誤検出、などにより気筒識別が正確に行なわれなくなると、内燃機関の性能が低下し、最悪の場合には突発的な内燃機関の停止(エンジンストップ)、あるいは内燃機関の故障、などが発生する場合がある。
本願は、前述のような課題を解決するための技術を開示するものであり、精度の高い内燃機関の制御を実現する船外機の制御装置を提供することを目的とする。
本願に開示される船舶の制御装置は、
船舶に搭載された船外機を制御する船外機の制御装置であって、
前記船外機に搭載された内燃機関の燃料噴射と点火を制御するECUと、
前記内燃機関のクランク軸と連動して回転するクランクロータと、前記クランクロータの回転角に対応するクランク信号を生成するクランク角センサと、を備えたクランク角検出手段と、
前記内燃機関の排気弁の開閉を制御するカム軸と連動して回転するカムロータと、前記カムロータの回転角に対応するカム信号を生成するカム角センサと、を備えたカム角検出手段と、
を備え、
前記ECUは、
前記クランク信号と前記カム信号とが入力され、前記クランク信号に基づいて前記クランクロータの回転を検出すると共に、前記検出した前記クランクロータの1回転ごとに前記入力された前記カム信号のパターンを検出し、
前記検出したカム信号のパターンが予め設定したパターンに連続して予め設定した回数一致したときに前記内燃機関の気筒位置を検出し、
前記検出した気筒位置に基づいて前記燃料噴射と前記点火を制御する、
ように構成されたものである。
本願に開示される船外機の制御装置によれば、精度の高い内燃機関の制御を実現する船外機の制御装置が得られる。
実施の形態1による船外機の制御装置を船舶に適用した場合の全体構成を示す構成図である。 実施の形態1による船外機の制御装置における、気筒識別制御の全体を示すフローチャート図である。 実施の形態1による船外機の制御装置における、カム信号入力処理を示すフローチャート図である。 実施の形態1による船外機の制御装置における、クランク信号入力処理を示すフローチャート図である。 実施の形態1による船外機の制御装置における、クランク信号とカム信号とを説明する説明図である。 実施の形態1による船外機の制御装置における、始動時気筒識別処理を示すフローチャート図である。 実施の形態1による船外機の制御装置における、通常時気筒識別処理を示すフローチャート図である。 実施の形態1による船外機の制御装置における、カム角センサ摩耗判定回数処理を示すフローチャート図である。 実施の形態1による船外機の制御装置における、カム角センサ摩耗判定処理を示すフローチャート図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による船外機の制御装置を船舶に適用した場合の全体構成を示す構成図である。図1において、船舶20の船尾に搭載された船外機10は、内燃機関と、内燃機関により駆動されるプロペラ、などが一体化されて構成されている。船外機10には、内燃機関を制御する制御手段としてのECU11が搭載されている。船舶20には、ECU11との間でゲージ信号Aを介して通信を行なうゲージ21が備えられている。ユーザは、ゲージ21により、船外機10と船舶20の状態を確認し、ECU11を介して船外機10を操作することができる。
船舶20には、スロットルレバー22が設けられており、ユーザは、このスロットルレバー22を操作することにより、スロットル制御信号EをECU11に送信し、ECU11を介して船外機10に搭載されている内燃機関のスロットルボディ16のスロットル弁161の開度を制御し、内燃機関の吸入空気量を調節して内燃機関の出力を制御することができる。
船外機10に搭載されている内燃機関のクランク軸には、クランク軸と連動して回転するクランクロータ14が連結されている。クランクロータ14の外周面には、予め定められた数のたとえば磁性材料で構成された複数の突起141が、予め定められた間隔で配列されている。クランク角センサ15は、クランクロータ14の周面に対向するように配置されており、クランクロータ14の突起141の通過を電気信号に変換し、クランク信号BとしてECU11に入力する。ここで、クランク角検出手段150は、クランクロータ14と、突起141と、クランク角センサ15、とにより構成されている。
また、内燃機関の排気弁を開閉させる排気カム軸には、排気カム軸と連動して回転するカムロータ12が連結されている。排気カム軸は、クランク軸の2回転ごとに1回転するので、カムロータ12はクランクロータ14の2回転ごとに1回転する。カムロータ12の外周面には、予め定められた数のたとえば磁性材料で構成された突起121が、カムロータ12の周方向に予め定められた間隔で配列さられている。カム角センサ13は、カムロータ12の周面に対向するように配置されており、カムロータ12の突起121の通過を電気信号に変換し、カム信号CとしてECU11に入力する。ここで、カム角検出手段130は、カムロータ12と、突起121と、カム角センサ13と、により構成されている。
スロットルセンサ17は、スロットルボディ16におけるスロットル弁161の開度を検出し、検出したスロットル弁の開度値に対応するスロットル信号DとしてECU11に入力する。ECU11は、入力されたスロットル信号Dに基づいて、内燃機関に対する燃料噴射に最適な空気量を得るためのスロットル弁開度を演算し、その演算値に基づくスロットル駆動信号Fによりスロットル弁161の開度を制御する。また、ECU11は、後述するように、クランク角検出手段150からのクランク信号Bとカム角検出手段130からのカム信号Cとに基づいて、内燃機関の気筒を識別し、識別した各気筒に対して最適なタイミングで燃料噴射と点火制御を行う。"
ECU11には、カム角検出手段の交換時期と、船舶の航走時間と、船舶の航走パターンと、のうちの少なくとも一つの情報が記憶されており、ゲージ21は、ECU11に記憶されているこれらの情報に基づいて、カム角検出手段130の交換時期を判定し、ゲージ21にその交換についての表示を行う。また、記憶した内容が予め定められた条件に達したときに、船舶に設けられたゲージ21に表示して、ユーザに通知し得るように構成されている、
図2は、実施の形態1による船外機の制御装置における、気筒識別制御の全体を示すフローチャート図であって、ECU11による処理を示している。ECU11による気筒識別制御の処理は、クランク角検出手段150からのクランク信号Bが検出されたときに実行される。図2において、ステップS201では、カム角検出手段130から入力されるカム信号Cの入力処理を行ない、ステップS202では、クランク角検出手段150から入力されるクランク信号Bの入力処理を行なう。
つぎに、ステップS203において、内燃機関の始動時における気筒識別処理としての始動時気筒識別処理を行ない、ステップS204では、内燃機関の通常運転時における気筒識別処理としての通常時気筒識別処理を行なう。つぎに、ステップS205では、カム角検出手段130の摩耗を判定するカム角検出手段の摩耗判定回数を判断するカム角検出手段摩耗判定回数処理を行ない、ステップS206において、カム角検出手段の摩耗を最終的に判定するカム角検出手段摩耗判定処理を行ない、気筒識別処理制御を終了する。
前述のクランクロータ14の突起141は、予め定められた一定の間隔でクランクロータ14の周面に配置されているが、予め定められた位置では突起が存在しないように構成されており、その突起が存在しない位置を「欠け歯」と称する。ECU11は、クランク角センサ15により送信されたクランク信号Bに基づき、クランクロータ14が1回転しているか否かの判定を行う。
ここで、クランク角検出手段150からECU11に入力されるクランク信号Bと、カム角検出手段130からECUに入力されるカム信号Cについて説明する。図5は、実施の形態1による船外機の制御装置における、クランク信号とカム信号とを説明する説明図である。図5において、(a)はクランク信号B、(b)はカム信号C、を夫々示している。横軸は時間である。
クランク信号Bは、クランクロータ14の突起141による磁束変化をクランク角センサ15が電気信号に変換することで生成され、たとえば、クランクロータ14の欠け歯Mの終了時点t1からつぎに欠け歯Mが終了する時点t2まで、がクランクロータ14の1回転を示し、ECU11は、時点t1から時点t2までをクランクロータ14の1回転と判定する。
カム信号Cは、カムロータ12の突起121による磁束変化をカム角センサ13が電気信号に変換することで生成され、時刻t1から時刻t2までの期間、つまりクランクロータ14の1回転の期間で2個のカム信号C1、C2を発生し、時刻t2からつぎの欠け歯Mが終了する時点(図示せず)までの期間、つまりクランクロータ14のつぎの1回転の期間で1個のカム信号C3を発生する。このように、クランクロータ14が1回転するごとに、カム信号Cが、2個、1個、2個、・・・というように順次繰り返してECU11に入力される。
ECU11は、クランクロータ14が1回転するごとに、カム信号Cの入力回数を更新し、それまでの「今回値」を「前回値」に更新し、それまでの「前回値」を「前々回値」に更新する。すなわち、クランク角検出手段150にて検出されたクランク信号Bの欠け歯Mから欠け歯Mの間に、カム角検出手段130にて検出されたカム信号Cが何個存在するかをECU11にて判定する。より具体的には、欠け歯Mと判定された次のクランク信号B1の検出時(時刻t1)に、クランクロータ14が1回転したこと、およびカム信号Cの入力回数の更新を行う。カム信号Cのパターンは、実施の形態1では、一例として、欠け歯Mで区切られる期間ごとに、順次、2個、1個、2個・・・となるパターンとしているが、クランク信号Cのパターンはこれに限られるものではない。
つぎに、図2のステップS201からステップS206におけるECU11での処理について、詳細に説明する。図3は、実施の形態1による船外機の制御装置における、カム信号入力処理を示すフローチャート図であって、図2におけるステップS201での処理の詳細を示している。図3において、カム信号入力処理の初回起動時には、ステップS301での判定により、内燃機関がエンジンストップ(以下、エンストと称する)している(Yes)状態からスタートし、ステップS305において、[カム信号入力回数(前々回値)=「0」]、[カム信号入力回数(前回値)=「0」]、[カム信号入力回数(今回値)=「0」]、に設定して処理を終了する。
つぎに、内燃機関が始動すれば、ステップS301における判定が(No)となり、ステップS302に移行し、クランクロータ14が1回転しているか否かを判定する。ステップS302での判定は、クランク角センサ15によりクランク信号Bが前述の図5に示すように、たとえば、欠け歯Mが終了した時点t1からつぎに欠け歯Mが終了した時点t2を検出することで、クランクロータ14が1回転したと判定することができる。
ステップS302でクランクロータ14が1回転していると判定すれば(Yes)、ステップS303に移行し、カム信号入力回数(前回値)をカム信号入力回数(前々回値)に更新し、カム信号入力回数(今回値)をカム信号入力回数(前回値)に更新し、今回のカム信号入力回数をカム信号入力回数(今回値)として、処理を終了する。ここで、内燃機関の始動直後であれば、前々回値は「0」、前回値は「0」、今回値は「1」、に更新される。ステップS302での判定に用いるカム信号Cの入力回数に関しては、実施の形態1では前々回値まで記載しているが、何個まででも増やすことは可能である。ただ、判定数が多くなるほど起動時のドライバビリティが悪くなるため、判定数はパラメータで増減できるようにすればよい。
一方、ステップS302での判定の結果が不成立の場合(No)には、ステップS304に移行し、カム信号入力回数は前回値に保持される。すなわち、[カム信号入力回数(前々回値)=前回値]、[カム信号入力回数(前回値)=前回値]、[カム信号入力回数(今回値)=前回値]、として処理を終了する。
つぎに、図4は、実施の形態1による船外機の制御装置における、クランク信号入力処理を示すフローチャート図であって、図2におけるステップS202での処理の詳細を示している。図4において、クランク信号入力処理の初回起動時には、ステップS401での判定により、内燃機関がエンストしている(Yes)状態からスタートし、ステップS402において、[クランク信号入力回数=「0」]、として、処理を終了する。
つぎに、内燃機関が始動すれば、ステップS401における判定が(No)となり、ステップS403に移行し、クランクロータ14が1回転しているか否かを判定する。ステップS403での判定は、クランク角センサ15によりクランク信号Bが前述の図5に示すように、たとえば、欠け歯Mが終了した時点t1からつぎに欠け歯Mが終了した時点t2を検出することで、クランクロータ14が1回転したと判定することができる。
一方、ステップS403での判定の結果、クランクロータ14が1回転していない場合(No)には、ステップS405に移行し、図5に示すクランク角センサにより検出した、気筒位置を示すクランク信号B1、B2、B3、B4、の入力回数の数を順次加算する。すなわち、[気筒位置入力回数=クランク信号]とし、処理を終了する。ステップS403でクランクロータ14の欠け歯Mを検出してクランクロータ14が1回転していると判定すれば(Yes)、ステップS404に移行し、クランク信号入力回数を「1」に更新する。一方、ステップS401でエンストを検出すれば、ステップS402にてクランク信号入力回数を「0」にクリアして処理を終了する。
図6は、実施の形態1による船外機の制御装置における、始動時気筒識別処理を示すフローチャート図であって、図2におけるステップS203での処理の詳細を示している。図6において、ステップS601では、クランク信号が検出されたか否かの判定を行い、クランク信号が検出された場合は(Yes)、ステップS602に移行する。
ステップS602において、クランクロータが1回転したか否か、又は、[クランク信号入力回数>XCRNKN]が成立するか否かの判定を行う。ここで、XCRNKNは、予め定められたパラメータ値である。ステップS602での判定の結果、クランクロータが1回転していれば(Yes)、ステップS603に移行する。ただし、[クランク信号入力回数>XCRNKN]が成立していない場合は、クランクロータが1回転していると判定した場合でもステップS603に移行しない。これは、始動時の内燃機関の回転変動が大きいため、ある程度安定した回転が得られたところから以降の判定を行うようにするためである。
ステップS601、又はステップS602が不成立(No)の場合には、ステップS612に移行し、内燃機関の始動時の気筒位置として前回値を保持する。図6における処理の起動時において、内燃機関の始動時の気筒位置は「0」が代入されている。この[気筒位置(始動時)=0]をECU11が判定し、その場合、燃料噴射として、複数の気筒のシリンダに同時に燃料を噴射させるグループ噴射を行う。
ステップS602からステップS603に移行すると、[カム信号入力回数(今回値)=XCAMPOS1]が成立するか否かの判定を行う。ここで、XCAMPOS1は、予め定められたパラメータ値である。ステップS603での判定の結果、[カム信号入力回数(今回値)=XCAMPOS1]が成立していれば(Yes)、ステップS604に移行し、[カム信号入力回数(前回値)=XCAMPOS2]が成立しているか否かを判定する。ここで、XCAMPOS2は、予め定められたパラメータ値である。
ステップS604での判定の結果、[カム信号入力回数(前回値)=XCAMPOS2]が成立していれば(Yes)、ステップS605に移行し、[カム信号入力回数(前々回値)=XCAMPOS3]が成立するか否かの判定を行う。ここで、XCAMPOS3は、予め定められたパラメータ値である。ステップS605での判定の結果、[カム信号入力回数(前々回値)=XCAMPOS3]が成立していれば(Yes)、ステップS606に移行し、気筒位置(始動時)としてパラメータ値XPOSITION1を代入する。
すなわち、カム角センサ13から入力されたカム信号入力回数(今回値)、カム信号入力回数(前回値)、カム信号入力回数(前々回値)が、夫々のステップS603,S604、S605で設定されているパラメータ値と同一である場合(Yes)には、ステップS606に移行し、気筒位置(始動時)に、パラメータ値XPOSITION1を代入して、処理を終了する。
一方、ステップS603、ステップS604、ステップS605のうちの少なくとも何れかのステップでの判定結果が不成立(No)の場合には、ステップS612に移行し、気筒位置(始動時)は前回値に保持される。
ステップS603での判定の結果が不成立(No)であった場合には、ステップS607に移行し、[カム信号入力回数(今回値)=XCAMPOS4]が成立するか否かの判定を行う。ここで、XCAMPOS4は、予め定められたパラメータ値である。ステップS607での判定の結果が成立であれば(Yes)、ステップS608に移行し、[カム信号入力回数(前回値)=XCAMPOS5]が成立するか否かの判定を行う。ここで、XCAMPOS5は、予め定められたパラメータ値である。
ステップS608での判定結果が成立であれば(Yes)、ステップS609へ移行し、[カム信号入力回数(前々回値)=XCAMPOS6]が成立するか否かの判定を行う。ここで、XCAMPOS6は、予め定められたパラメータ値である。ステップS609での判定結果が成立であれば(Yes)、ステップS610に移行し、気筒位置(始動時)としてパラメータ値XPOSITION2を代入する。
もし、ステップS607、ステップS608、ステップS609のうちの少なくとも何れかのステップでの判定結果が不成立であれば(No)、ステップS611にて気筒位置(始動時)は前回値に保持される。
図7は、実施の形態1による船外機の制御装置における、通常時気筒識別処理を示すフローチャート図であって、図2におけるステップS204での処理の詳細を示している。図7において、ステップS701にてクランク信号を検出したか否かの判定を行い、その判定結果が成立であれば(Yes)、ステップS702に移行して[クランク信号回数=XDCRNKNO]が成立か否かの判定を行う。ここで、XDCRNKNOは、予め定められたパラメータ値である。
ステップS702での判定の結果が成立であれば(Yes)、ステップS703に移行し、[気筒位置(始動時)≠0]が成立するか否かを判定し、成立であれば(Yes)ステップS704へ移行する。ステップS704では、[気筒位置(始動時)=XPOSITION1]、又は、[気筒位置(始動時)=XPOSITION2]で、かつ、[初回検出ラッチフラグ=0]が成立するか否かを判定する。ここで、XPOSITION1、XPOSITION2は、前述の図6の処理により気筒位置(始動時)に設定したパラメータ値である。
ステップS704での判定結果が成立であれば(Yes)、ステップS707に移行し、[気筒位置=XPOSITION1+1]、又は、[気筒位置=XPOSITION2+1]、[初回検出ラッチフラグ=1]を設定し、処理を終了する。
ステップS701、ステップS702、ステップS703のうちの少なくとも何れかのステップでの判定結果が不成立であれば(No)、ステップS706に移行し、[気筒位置=気筒位置(前回値)]を維持して、処理を終了する。
一方、ステップS704での判定結果が不成立であれば(No)、ステップS705へ移行し、[気筒位置=XDPOSMAX]が成立するか否かの判定を行う。ここで、XDPOSMAXは、気筒位置が最大気筒数を示すパラメータ値であり、予め定められた値である。ステップS705での判定結果が成立であれば(Yes)、ステップS708へ移行して[気筒位置=1]を設定する。
ステップS705での判定結果が不成立であれば(No)、ステップS709へ移行して[気筒位置=気筒位置(前回値)+1]を設定し、処理を終了する。
前述のように、ステップS702からステップS704の条件がすべて成立(Yes)、およびステップS705が不成立(No)の場合に、気筒位置を1つ進める。ステップS701からステップS703の何れかが不成立(No)の場合は、気筒位置は前回値のまま保持する。また、ステップS704にて気筒位置(始動時)がパラメータ値XPOSITION1、又はパラメータ値XPOSITION2であり、初回ラッチフラグが「0」(気筒位置を初めて判定する場合)の時、気筒位置(始動時)の値に「1」を加算したものを気筒位置とする。それ以降は、ステップS709にて気筒位置を前回値に「1」を加算し、あるいはステップS705にて気筒位置が最大気筒数(XDPOSMAX)になった場合には、気筒位置を「1」にクリアする。
図8は、実施の形態1による船外機の制御装置における、カム角検出手段摩耗判定回数処理を示すフローチャート図であって、図2におけるステップS205での処理の詳細を示している。図8において、ステップS801では、内燃機関がエンストしているか否かを判定し、判定結果が不成立であれば(No)、ステップS802へ移行し、クランクロータが1回転しているか否かの判定を行う。
ステップS802での判定結果が成立であれば(Yes)、ステップS803へ移行し、[カム角信号入力回数(前回値)=カム角信号バッファ2]であり、かつ、[カム角信号入力回数(前々回値)=カム角信号バッファ3]であり、かつ、[カム角信号入力(今回値)=カム角信号バッファ1]が成立するか否かの判定を行う。すなわち、ステップS803では、カム信号の入力パターンが正常時のカム信号の入力パターンと同じであるか否かの判定を行う。ステップS803での判定結果が成立であれば(Yes)、ステップS804へ移行し、カム摩耗判定回数を「0」として処理を終了する。
ここで、カム信号入力バッファは、図8に示すように、欠け歯Mから欠け歯Mの間にあるカム信号Cの数を記憶したものであり、カム信号入力バッファは、クランクロータの1回転ごとに、カム信号の入力回数を今回値、前回値、前々回値・・・として記憶する。バッファ数は、過去のどのパターンまで判定として用いるかにより異なる数となる。このバッファを用いて、ノイズなどにより異常パターンが入っていないかを確認する。
ステップS803にて判定の結果、カム信号入力パターンがカム信号入力バッファに保管されている正常時のカム入力パターンと異なる場合には(No)、ステップS805へ移行し、前回値に「1」を加算してカム摩耗判定回数とし、処理を終了する。
一方、ステップS801でエンストであると判定されると(Yes)、ステップS806にてカム摩耗判定回数は「0」にクリアされ、処理を終了する。
図9は、実施の形態1による船外機の制御装置における、カム角検出手段摩耗判定処理を示すフローチャート図であって、図2におけるステップS206での処理の詳細を示している。図9において、ステップS901では、[カム摩耗判定回数>XDFAILCAMC]が成立するか否かを判定する。ここで、XDFAILCAMCは、予め定められたパラメータ値である。ステップS901での判定結果が成立した場合(Yes)、すなわち、カム摩耗判定回数が任意の回数であるパラメータ値XDFAILCAMCより多くなった場合に、ステップS902に移行し、カム摩耗判定フラグを「1」に設定し、ステップS904へ移行する。
ステップS904では、[カム摩耗判定フラグ=1]であるか否かの判定を行い、カム摩耗判定フラグが「1」で成立している場合(Yes)には、カム角検出手段130が摩耗していると判定し、ステップS905へ移行する。ステップS905では、スロットル弁161の開度を徐々に閉じ側に制御する。すなわち、[スロットル開度=max(前回値-XDTPSDLY)、XDCLPCAN)]として処理を終了する。ここで、max(前回値-XDTPSDLY)、XDCLPCAN)は、(前回値-XDTPSDLY)と、XDCLPCANと、のうちの大きい方を採用することを意味する。このように、カム摩耗判定フラグが「1」で成立している場合は、車両のキーオフを行なうまでスロットル閉じ側の状態が保持される。
一方、カム摩耗判定回数がXDFAILCAMC以下であって、ステップS901での判定の結果が不成立であれば(No)、カム角センサの摩耗は発生していないと判定し、ステップS903へ移行し、[カム摩耗判定フラグ=0]とし、ステップS904へ移行する。ステップS904での判定結果が不成立であれば(No)であれば、処理を終了する。
周知のように、船外機を搭載した船舶は、自動車などの陸上移動車両と比べて、波などの環境的な振動があること、内燃機関の使用回転域が自動車に比べて高いこと、さらには、シフトレバーのシフト位置が、フォワード、ニュートラル、およびリバース、の3つしか存在しないこと、などの相違が存在する。そしてユーザによっては、船速を下げるためにフォワードからリバース、又はリバースからフォワードへと、急激なギアチェンジ操作を行う可能性がある。そのため、陸上移動車両に比べて内燃機関の振動が大きく、カム角センサを構成するカムロータの摩耗が激しくなる場合があるが、本願の実施の形態1による船外機の制御装置によれば、継続した航走によりカム角検出手段の摩耗によりカム信号にノイズが重なったり、カム角検出手段の誤検出により気筒識別の精度が低下することによる内燃機関の性能低下、場合によっては突発的なエンジンストップ、によりユーザが帰港できなくなるなどの不具合を防止することが可能となる。
本願は、例示的な実施の形態が記載されているが、実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれるものとする。
10 船外機、11 ECU、12 カムロータ、13 カム角センサ、14 クランクロータ、15 クランク角センサ、16 スロットルボディ、17 スロットルセンサ、20 船舶、21 ゲージ、22 スロットルレバー、121,141 突起、130 カム角検出手段、150 クランク角検出手段、161 スロットル弁
本願に開示される船舶の制御装置は、
船舶に搭載された船外機を制御する船外機の制御装置であって、
前記船外機に搭載された内燃機関の燃料噴射と点火を制御するECUと、
前記内燃機関のクランク軸と連動して回転するクランクロータと、前記クランクロータの回転角に対応するクランク信号を生成するクランク角センサと、を備えたクランク角検出手段と、
前記内燃機関の排気弁の開閉を制御するカム軸と連動して回転するカムロータと、前記カムロータの回転角に対応するカム信号を生成するカム角センサと、を備えたカム角検出手段と、
を備え、
前記ECUは、
前記クランク信号と前記カム信号とが入力され、前記クランク信号に基づいて前記クランクロータの回転を検出すると共に、前記検出した前記クランクロータの1回転ごとに前記入力された前記カム信号のパターンを検出し、
前記検出したカム信号のパターンが予め設定したパターンに連続して予め設定した回数一致したときに前記内燃機関の気筒位置を検出し、
前記検出した気筒位置に基づいて前記燃料噴射と前記点火を制御し、かつ、
前記カム信号の入力回数を、前記クランクロータの1回転ごとにバッファに記憶させ、
前記検出したカム信号のパターンが、前記バッファに記憶された前記カム信号のパターンと同一でなければ、前記カムロータが摩耗しているとのカム摩耗判定を行ない、
前記カム摩耗判定の回数が予め定められた値を超えたときは、前記内燃機関のスロットル弁を閉じる側に制御する、
ように構成されたものである。

Claims (5)

  1. 船舶に搭載された船外機を制御する船外機の制御装置であって、
    前記船外機に搭載された内燃機関の燃料噴射と点火を制御するECUと、
    前記内燃機関のクランク軸と連動して回転するクランクロータと、前記クランクロータの回転角に対応するクランク信号を生成するクランク角センサと、を備えたクランク角検出手段と、
    前記内燃機関の排気弁の開閉を制御するカム軸と連動して回転するカムロータと、前記カムロータの回転角に対応するカム信号を生成するカム角センサと、を備えたカム角検出手段と、
    を備え、
    前記ECUは、
    前記クランク信号と前記カム信号とが入力され、前記クランク信号に基づいて前記クランクロータの回転を検出すると共に、前記検出した前記クランクロータの1回転ごとに前記入力された前記カム信号のパターンを検出し、
    前記検出したカム信号のパターンが予め設定したパターンに連続して予め設定した回数一致したときに前記内燃機関の気筒位置を検出し、
    前記検出した気筒位置に基づいて前記燃料噴射と前記点火を制御する、
    ように構成されている、
    ことを特徴とする船外機の制御装置。
  2. 前記クランクロータは、その周面に、予め間隔を介して周方向に配列された複数の突起と、前記突起が存在しない欠け歯と、を備え、
    前記ECUは、前記欠け歯を検出することにより前記クランクロータの回転を検出し、前記欠け歯を検出してからつぎに前記欠け歯を検出するまでの期間に検出した前記クランク信号に基づいて、前記内燃機関の気筒位置を検出するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の船外機の制御装置。
  3. 前記ECUは、前記欠け歯の検出に基づいて前記クランクロータの1回転を検出するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の船外機の制御装置。
  4. 前記ECUは、
    前記検出した気筒位置を記憶しておき、前記カム信号のパターンが予め設定したパターンと相違したとき、前記記憶した気筒位置に基づいて前記燃料噴射と前記点火を制御するように構成されている、
    ことを可能とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の船外機の制御装置。
  5. 前記カム角検出手段の交換時期と、前記船舶の航走時間と、前記船舶の航走パターンと、のうちの少なくとも一つが記憶されており、前記記憶された内容が予め定められた条件に達したときに、前記船舶に設けられたゲージに表示するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から4のうちの何れか一項に記載の船外機の制御装置。
JP2021020443A 2021-02-12 2021-02-12 船外機の制御装置 Active JP7179103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021020443A JP7179103B2 (ja) 2021-02-12 2021-02-12 船外機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021020443A JP7179103B2 (ja) 2021-02-12 2021-02-12 船外機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022123253A true JP2022123253A (ja) 2022-08-24
JP7179103B2 JP7179103B2 (ja) 2022-11-28

Family

ID=82940375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021020443A Active JP7179103B2 (ja) 2021-02-12 2021-02-12 船外機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7179103B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0921342A (ja) * 1995-07-04 1997-01-21 Nissan Motor Co Ltd 多気筒内燃機関の気筒判別装置
JPH09195906A (ja) * 1996-01-11 1997-07-29 Unisia Jecs Corp 多気筒エンジンの点火気筒判別装置
JPH1030489A (ja) * 1996-07-16 1998-02-03 Hitachi Ltd 内燃機関の気筒判定方法
JPH11311146A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Unisia Jecs Corp エンジンの気筒判別装置及びカムセンサ
JPH11343919A (ja) * 1998-06-02 1999-12-14 Unisia Jecs Corp エンジンの気筒判別装置
JP2002180890A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Unisia Jecs Corp エンジンの気筒判別装置
JP2003172194A (ja) * 2001-12-04 2003-06-20 Suzuki Motor Corp 内燃機関の気筒判別装置
JP2009138632A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Suzuki Motor Corp 内燃機関の気筒判別装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0921342A (ja) * 1995-07-04 1997-01-21 Nissan Motor Co Ltd 多気筒内燃機関の気筒判別装置
JPH09195906A (ja) * 1996-01-11 1997-07-29 Unisia Jecs Corp 多気筒エンジンの点火気筒判別装置
JPH1030489A (ja) * 1996-07-16 1998-02-03 Hitachi Ltd 内燃機関の気筒判定方法
JPH11311146A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Unisia Jecs Corp エンジンの気筒判別装置及びカムセンサ
JPH11343919A (ja) * 1998-06-02 1999-12-14 Unisia Jecs Corp エンジンの気筒判別装置
JP2002180890A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Unisia Jecs Corp エンジンの気筒判別装置
JP2003172194A (ja) * 2001-12-04 2003-06-20 Suzuki Motor Corp 内燃機関の気筒判別装置
JP2009138632A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Suzuki Motor Corp 内燃機関の気筒判別装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7179103B2 (ja) 2022-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0926032B1 (en) Brake booster negative pressure controller
US10907555B2 (en) Internal combustion engine control system
EP1691069A1 (en) Engine shut down control and starting system
JP4908305B2 (ja) 船舶推進機のエンジン制御装置
WO2007141633A1 (en) Internal combustion engine feedback control with variably set gain
JP5171738B2 (ja) 電制スロットル特性学習制御装置及び方法
JP2000110594A (ja) 可変バルブシステムの異常診断装置
US8280576B2 (en) Method for operating an automotive drive
EP1215386A2 (en) Apparatus and method for diagnosing fuel supply system of internal combustion engine
JP7179103B2 (ja) 船外機の制御装置
JP2003120397A (ja) 船舶用内燃機関の逆転防止装置
US10260992B2 (en) Abnormality diagnostic device for a variable compression ratio mechanism
JPH09126025A (ja) 船舶推進機のエンジン制御装置
JP4664249B2 (ja) エンジンの回転角センサ診断装置
JP4317842B2 (ja) 圧力状態検出装置の異常判定装置
KR101876660B1 (ko) 캠샤프트의 위상각 제어를 위한 자동차, 제어 유닛 및 그 방법
US20040209736A1 (en) Control system for internal combustion engine
CN109415114B (zh) 用于海上船舶的推进设备的方法
JP2008070232A (ja) 内燃機関の制御装置
EP0887534B1 (en) Apparatus and method of controlling throttle valve in engine
US6705288B2 (en) Starting control apparatus for internal combustion engine
JP3963099B2 (ja) 内燃機関の運転状態判別装置
JP2003120396A (ja) 船舶用内燃機関のオーバーヒート検出装置
JPH0575907B2 (ja)
JP2019082146A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221115

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7179103

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151