JP2002180873A - 車両の駆動力制御装置 - Google Patents

車両の駆動力制御装置

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JP2002180873A
JP2002180873A JP2000375823A JP2000375823A JP2002180873A JP 2002180873 A JP2002180873 A JP 2002180873A JP 2000375823 A JP2000375823 A JP 2000375823A JP 2000375823 A JP2000375823 A JP 2000375823A JP 2002180873 A JP2002180873 A JP 2002180873A
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engine
acceleration
target
increase
ratio
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JP2000375823A
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Hatsuo Nagaishi
初雄 永石
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクセル全開時の排気性能及び燃費性能の低
下を抑制する。 【解決手段】 運転状態に応じてエンジン1の出力を制
御するエンジン制御コントロールユニット3と、エンジ
ン1に連結された無段変速機2の実変速比を、運転状態
に応じて決定した目標変速比に一致するように制御する
変速制御コントロールユニット4とを備え、エンジン制
御コントロールユニット3は、実変速比irが目標変速
比itよりも、予め設定した値を超えてハイ側のときに
燃料噴射量の加速増量を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関と無段変
速機を備えた車両の、駆動力制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、内燃機関を備えた車両では、
アクセル全開時に燃料噴射量の増量を行って空燃比をリ
ッチにすることで、全開時の出力を確保する加速時増量
補正制御が行われている。
【0003】これはアクセル全開=運転者がより大きな
出力を要求しているとの判断に基づくものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、原則としてアクセル全開時では常時燃料増量
補正が行われるので、アクセル全開の時間が長くなると
燃料増量期間も長くなってしまい、排気性能が悪化する
とともに、燃費性能も低下するという問題があった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、アクセル全開時の排気性能及び燃費性能の
低下を抑制することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、運転状態
に応じてエンジンの出力を制御するエンジン制御手段
と、前記エンジンに連結された無段変速機の実変速比
を、運転状態に応じて決定した目標変速比に一致するよ
うに制御する変速制御手段とを備えた車両の駆動力制御
装置において、前記エンジン制御手段は、前記変速制御
手段の実変速比が目標変速比よりも、予め設定した値を
超えてハイ側のときに燃料噴射量の加速増量を行う加速
増量補正手段を備える。
【0007】また、第2の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記加速増量補正手段は、目標変速比と実変速比
の偏差が大きいほど燃料噴射量の加速増量の値を増大さ
せる。
【0008】また、第3の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記加速増量補正手段は、目標変速比と実変速比
の比が大きいほど燃料噴射量の加速増量の値を増大させ
る。
【0009】また、第4の発明は、前記第1ないし第3
の発明のいずれかひとつにおいて、前記加速増量補正手
段は、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセル
踏み込み量検出手段を有し、アクセルペダルの踏み込み
量が予め設定した値以下のときには、前記燃料噴射量の
加速増量補正を禁止する。
【0010】また、第5の発明は、吸気通路に配設され
るとともにアクチュエータを介して駆動される電子制御
スロットルバルブを設けたエンジンと、運転状態に応じ
て前記電子制御スロットルバルブまたは燃料噴射量を制
御するエンジン制御手段と、前記エンジンに連結された
無段変速機の実変速比を、運転状態に応じて決定した目
標変速比に一致するように制御する変速制御手段とを備
えた車両の駆動力制御装置において、前記エンジン制御
手段は、前記変速制御手段の実変速比が目標変速比より
も、予め設定した値を超えてハイ側のときには、前記電
子制御スロットルバルブの開度を増大させるとともに、
電子制御スロットルバルブを全開にしても出力が不足す
る場合には燃料噴射量の加速増量を行う加速増量補正手
段を備える。
【0011】また、第6の発明は、前記第1ないし第5
の発明のいずれかひとつにおいて、前記加速増量補正手
段は、エンジン制御で行われる燃料噴射量の増量補正の
うち、予め設定した増量補正値が前記加速増量値よりも
大きいときには、加速増量補正を禁止する。
【0012】また、第7の発明は、前記第1ないし第6
の発明のいずれかひとつにおいて、前記加速増量補正手
段は、無段変速機の実変速比が目標変速比と一致した後
には、前記加速増量を禁止する。
【0013】また、第8の発明は、運転状態に応じてエ
ンジンの出力を制御するエンジン制御手段と、前記エン
ジンに連結された無段変速機の入力軸回転数を、運転状
態に応じて決定した目標入力軸回転数と一致するように
制御する変速制御手段とを備えた車両の駆動力制御装置
において、前記エンジン制御手段は、前記変速制御手段
の目標入力軸回転数が、予め設定したエンジンの許容最
大回転数の近傍にある場合には、燃料噴射量の加速増量
を行う加速増量補正手段を備える。
【0014】また、第9の発明は、前記第8の発明にお
いて、前記加速増量補正手段は、アクセルペダルの踏み
込み量を検出するアクセル踏み込み量検出手段を有し、
アクセルペダルの踏み込み量が予め設定した値を超えて
いても、前記目標入力軸回転数がエンジンの許容最大回
転数から所定値を超えて下回るときには、前記加速増量
を禁止する。
【0015】また、第10の発明は、前記第1ないし第
9の発明のいずれかひとつにおいて、前記エンジン制御
手段は、燃料噴射量の加速増量値に応じて点火時期を制
御する。
【0016】
【発明の効果】したがって、第1の発明は、実変速比が
目標変速比よりも所定量以上ハイ側(小側)にある間に
加速増量を行うことで、実変速比が目標変速比に追従し
ている状態では、例えば、アクセルペダルが全開であっ
ても加速増量を行わないので、加速中の排気性能を向上
させることが可能となり、不要な加速増量を中止(禁
止)するので燃費性能の向上も可能となる。
【0017】また、第2または第3の発明は、目標変速
比と実変速比の比または偏差が大きい程、加速増量値を
増大することにより、前記従来例に比して、より適切に
運転者の出力増加要求に合った量の燃料増量を行うこと
ができる。
【0018】また、第4の発明は、アクセルペダルの踏
み込み量が予め設定した値以下のときには、前記燃料噴
射量の加速増量補正を禁止するので、車両の駆動力が目
標の値に達していない状況であったとしても、アクセル
踏み込み量が所定値を超えていなければ、運転者はもと
もと高出力を望んでいるものではないと判断でき、した
がって、加速増量を禁止して、燃料増量を必要最小限に
とどめ、排気性能と燃費性能を向上させることができ
る。
【0019】また、第5の発明は、加速中の車両の駆動
力が目標の値に達していない状況では、まず、電子制御
スロットルバルブの開度を増加させることによって出力
を増加させ、電子制御スロットルバルブのスロットル開
度では出力(駆動力)が不足する分についてのみ燃料噴
射量の加速増量を行うことで、燃料増量を必要最小限に
とどめ、排気性能及び燃費性能を向上させることができ
る。
【0020】また、第6の発明は、予め設定した増量補
正値が加速増量値よりも大きいときには、加速増量を禁
止して、他の要因(増量補正)によるより大きな燃料増
量を優先させることで、燃料増量が過大になることを防
止でき、排気性能及び燃費性能の悪化を防止できる。
【0021】また、第7の発明は、無段変速機の変速比
に関する値(変速比または入力回転数)が目標値に一致
した後には、アクセル全開時であっても加速増量を終了
して通常の空燃比(例えば、ストイキ等)へ移行させる
ことのにより、燃料増量を必要最小限にとどめ、アクセ
ル全開が継続するような運転状況であっても排気性能と
燃費性能の向上を図ることができる。
【0022】また、第8の発明は、無段変速機の目標入
力軸回転数が、予め設定したエンジンの許容最大回転数
の近傍にある場合にのみ、燃料噴射量の加速増量を行う
ことで、目標入力軸回転数がエンジンの許容最大回転数
近傍に相当する値から離れると、アクセル全開時であっ
ても上記燃料増量を終了してストイキへ移行させること
ができ、不要な加速増量を禁止して排気性能及び燃費性
能の向上を図ることができる。
【0023】また、第9の発明は、アクセルペダルの踏
み込み量が予め設定した値を超えていても、前記目標入
力軸回転数がエンジンの許容最大回転数から所定値を超
えて下回るときには、前記加速増量を禁止することによ
り、無段変速機の目標入力軸回転数Ntがエンジンの許
容最大回転数Nmax近傍に相当する場合というのは、
より大きな駆動力を要求しているにもかかわらず、エン
ジンの許容回転数Nmax以下に抑えるために駆動力が
抑制されてしまっている状態であるから、運転者がより
大きな出力を要求しているとの判断に基づき燃料増量を
行う。
【0024】したがって、より適切に運転者の出力増加
要求時期に合ったタイミングで燃料増量を行うことがで
き、全開加速時の燃料増量を必要最小限にとどめ、アク
セル全開が継続するような運転状況であっても、排気性
能及び燃費性能を向上させることができる。
【0025】また、第10の発明は、燃料噴射量の加速
増量値に応じて点火時期を制御することにより、アクセ
ルペダルを踏み込んだ状態での加速時に燃料増量を行っ
ても最適点火時期から外れたり、ノック限界から離れす
ぎたりすることはないので、燃費性能やトルクを最大限
に引き出すことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0027】図1、図2は、エンジン1に無段変速機2
を連結して、走行状態に応じて最適な運転状態となるよ
うに、エンジン1の出力を制御するエンジン制御コント
ロールユニット3と、無段変速機2の変速比を制御する
変速制御コントロールユニット4を備えた車両に本発明
を適用した一例を示す。
【0028】エンジン制御コントロールユニット3は、
アクセルペダル開度センサ5からアクセルペダルに応動
する第1スロットルバルブ6の操作量であるアクセル踏
み込み量APO(または、スロットル開度)を読み込む
とともに、エンジン1のクランク角センサ(図示せず)
からのエンジン回転数Ne、図示しない温度センサから
の冷却水温Tw、車速センサ9からの車速VSP等を運
転状態として読み込んで、燃料噴射量TIや点火時期A
DV、吸入空気量を制御する。
【0029】一方、変速制御コントロールユニット4
は、車速センサ9が検出した車速VSPと、エンジン制
御コントロールユニット3が検出したエンジン回転数N
eを入力軸回転数Niとして読み込むとともに、アクセ
ルペダル開度センサ5からアクセルペダル量APOを読
み込んで、予め設定したマップなどから目標変速比it
を求め、無段変速機2の実際の変速比irが目標変速比
itと一致するようにフィードバック制御を行う。
【0030】次に、変速制御コントロールユニット4で
は、図2に示すブロック図のように変速制御が行われ
る。
【0031】まず、目標入力軸回転数演算部41では、
読み込んだ車速VSPとアクセルペダル踏み込み量AP
Oから、予め設定したマップに基づいて無段変速機2の
目標入力軸回転数Ntを演算する。
【0032】次に、目標変速比演算部42では、この目
標入力軸回転数Ntを車速VSP(または出力軸回転
数)で除して目標変速比itを求め、係数乗算部44で
はこの目標変速比itに所定の定数K(ファイナルギア
比など)を乗じる。
【0033】一方、実変速比演算部46では、車速VS
Pとエンジン回転数Neを読み込んで、エンジン回転数
Neを入力軸回転数Niとし、車速VSPに所定の定数
を乗じた出力軸回転数で除して、実際の変速比irを得
る。
【0034】偏差演算部44では、係数乗算部44から
の目標変速比itと、実変速比演算部46からの実変速
比irとの偏差を求め、フィードバック制御部としての
PID制御部45では、この偏差に基づいて無段変速機
2の操作量を演算し、図示しないアクチュエータを駆動
して変速比を制御する。
【0035】次に、エンジン制御コントロールユニット
3で行われる、駆動力制御の一例を図3のフローチャー
トに基づいて説明する。なお、このフローチャートは所
定時間毎に実行されるものである。
【0036】まず、上記各センサからの検出値を読み込
むとともに、変速制御コントロールユニット4から目標
変速比itと実変速比irを読み込んでから、ステップ
S1では、目標変速比itと実変速比irの比である変
速比係数Aを、 A=it/ir ………(1) として算出する。
【0037】ステップS2では、この変速比係数Aが
1.03よりも大きいか否かを判断する。すなわち、実
変速比irが目標変速比itよりも、所定値を超えてハ
イ側(小側)であるか否かを判定し、変速比係数Aが
1.03を超えている場合には、ステップS3に進む一
方、そうでない場合には、ステップS5へ進む。
【0038】変速比係数Aが所定値1.03を超えるス
テップS3では、アクセル踏み込み量APOが所定値4
0[°]を超えて踏み込まれているか否かを判定し、所定
値を超えて踏み込まれている場合にはステップS4へ進
む一方、そうでない場合にはステップS5に進む。な
お、ここでは、アクセル踏み込み量APOがスロットル
バルブ開度を示し、スロットルバルブ開度は90°で全
開となるが、上記所定値40°を超えていれば、APO
=90°とほぼ同等の吸入空気量を確保できるので、A
PO>40[°]でほぼ全開状態と判定するようにした。
【0039】ステップS4では、上記変速比係数Aから
図5に示すマップに基づいて、加速増量係数KMRを求
める。
【0040】一方、変速比係数Aが所定値1.03以下
またはアクセル踏み込み量APOが所定値40[°]以下
の場合のステップS5では、加速増量係数KMR=0に
設定する。
【0041】次に、ステップS6では、読み込んだ冷却
水温Twに基づいて、水温増量係数KTW(増量補正
値)を算出する。
【0042】ステップS7では、エンジン1の運転に必
要なその他の増量係数(暖機時増量係数など)を算出す
る。ただし、ここでは各増量係数は、増量を行わない場
合に0の値を取るものとする。
【0043】ステップS8〜S10では、上記の加速増
量係数KMRと、水温増量係数KTWの大小を比較し
て、大きい方を用いて目標燃空比TFBYAを算出す
る。
【0044】水温増量係数KTWの方が大きい場合に
は、ステップS10に進んで、 TFBYA=1+KTW+他の増量係数 とする。
【0045】一方、加速増量係数KMRの方が大きい場
合には、ステップS9に進んで、 TFBYA=1+KMR+他の増量係数 とする。
【0046】最後にステップS11では、基本噴射量T
P、過渡補正係数KTR、フィードバック補正係数α、
電圧補正係数TSと上記ステップS9又はS10で求め
た目標空燃比TFBYAを用いて燃料噴射量TIを、 TI=TP×TFBYA×KTR×α+TS から算出する。
【0047】なお、上記では、変速比係数Aを目標変速
比itと実変速比irの比としたが、偏差(A=it−
ir)としてもよい。
【0048】また、変速比係数Aを、目標入力軸回転数
Ntと実入力回転数変速Niの比または偏差から求めて
もよい。
【0049】次に、図4に示す点火時期制御の一例を示
すフローチャートについて説明する。このフローチャー
トも、所定時間毎に実行されるものである。
【0050】ステップS21では、エンジン回転数N
e、基本噴射量TPをパラメータとした補正係数Cを、
図6に示すように、予め設定したマップを検索すること
により求める。
【0051】ステップS22では、上記ステップS4で
求めた加速増量係数KMRと、補正係数Cとを用いて、
点火時期補正量ADVMRを、 ADVMR=KMR×C として算出する。
【0052】ステップS23では、運転状態に基づいて
基本点火時期TADVを算出する。
【0053】ステップS24では、最終的に用いる点火
時期ADVを、 ADV=TADV−ADVMR から算出する。
【0054】なお、図7のマップで示すように、エンジ
ン1の発生トルクは、加速増量を止めることで低下する
ものの、本発明では変速機として無段変速機2を用いて
いるため、等馬力線上を推移しながらエンジン回転数
が、図中Ne1からNe2へ上昇するように変速比を微
調整することで、車両の駆動トルクとしては従来と同等
の性能を確保することも可能である。
【0055】以上より、本発明によれば、無段変速機2
の実変速比irが目標値itよりも所定値以上ハイ側
(小側)である場合というのは、車両の駆動力が目標の
値に達していない状況のことであるから、このとき、運
転者がより大きな出力を要求しているとの判断に基づき
燃料増量を行う。
【0056】例えば、図8に示すように、時間t0から
全開加速を継続する場合では、前記従来例の場合では、
図中実線で示すように、空燃比(=1/燃空比)は加速
増量係数KMRが増大したままであるため、排気中のC
O濃度が増大した状態を維持する。
【0057】これに対して、本実施形態では、図中一点
鎖線で示すように、実変速比irが目標変速比itより
も所定量以上ハイ側(小側)にある間に加速増量を行
い、実変速比irが目標変速比itに追従している状態
(A≦1.03)では、アクセル踏み込み量APOが全
開(図中MAX)であっても加速増量を禁止するので、
排気性能(CO濃度)を向上させることが可能となり、
不要な加速増量を中止(禁止)するので燃費性能の向上
も可能となる。なお、図中一点鎖線で示す目標変速比i
t及び実変速比irは、実線で示した従来例に比して若
干Low側となっているが、これは、図7にも示したよ
うに、等馬力線上を推移しながらエンジン回転数が、N
e1からNe2へ上昇するよう変速比を微調整するため
である。
【0058】したがって、前記従来例に比して、より適
切に運転者の出力増加要求に合ったタイミングで燃料増
量補正を行うことができ、無用に燃料増量が継続されて
排気性能及び燃費性能が悪化することを防止できるので
ある。
【0059】また、加速増量係数KMRにより、全開加
速中の燃料増量(加速増量値)を、目標変速比itと実
変速比irの比または偏差が大きい程増大することによ
り、前記従来例に比して、より適切に運転者の出力増加
要求に合った量の燃料増量を行うことができる。
【0060】アクセル踏み込み量APOが所定値40
[°]を超えてから加速増量を行うようにしたので、車両
の駆動力が目標の値に達していない状況であったとして
も、アクセル踏み込み量APOが所定値を超えていなけ
れば、運転者はもともと高出力を望んでいるものではな
いとの判断から燃料増量を行わず、燃料増量を必要最小
限にとどめ、排気性能と燃費性能を向上させることがで
きる。
【0061】また、加速時の燃料増量は、他の要因(増
量補正)によるより大きな燃料増量がある場合には、水
温増量などの他の要因による燃料増量を優先させること
によって、燃料増量が過大になることを防止でき、排気
性能及び燃費性能の悪化を防止できる。
【0062】無段変速機2の変速比に関する値(変速比
または入力回転数)が目標値に一致した後(変速比係数
A=0)には、アクセル全開時であっても加速増量を終
了して通常の空燃比(例えば、ストイキ等)へ移行させ
ることのにより、燃料増量を必要最小限にとどめ、アク
セル全開が継続するような運転状況であっても排気性能
と燃費性能の向上を図ることができる。
【0063】さらに、加速増量係数KMRに基づいて、
点火時期補正量ADVMRを求めるようにしたため、ア
クセルペダルの全開加速時に燃料増量を行っても最適点
火時期から外れたり、ノック限界から離れすぎたりする
ことはないので、燃費性能やトルクを最大限に引き出す
ことができる。
【0064】図9は第2の実施形態を示し、前記第1実
施形態の構成に、電子制御スロットルバルブを加えたも
のである。
【0065】吸入空気量を制御するために、吸気通路に
はアクセルペダルに応動する第1スロットルバルブ6と
並列的にバイパス通路10が設けられ、このバイパス通
路10にはアクチュエータ7に駆動される電子制御スロ
ットルバルブ8(第2スロットルバルブ)が配設され、
エンジン制御コントロールユニット3は、運転状態に応
じた目標吸入空気量TQに基づいて、電子制御スロット
ルバルブ8の開度を制御する。
【0066】図10はエンジン制御コントロールユニッ
ト3で行われる駆動力制御の一例を示すフローチャート
で、所定時間毎に実行されるものである。
【0067】まず、前記第1実施形態に示した各センサ
からの検出値を読み込むとともに、変速制御コントロー
ルユニット4から目標変速比itと実変速比irを読み
込んでから、ステップS31では、目標変速比itと実
変速比irの比である変速比係数Aを、 A=it/ir として算出する。
【0068】ステップS32では、運転状態に応じて所
定のマップなどから吸入空気量の目標流量基本値TQ0
を求める。
【0069】ステップS33では、上記変速比係数Aが
所定値(例えば、1.03)よりも大きいか否かを判断
する。すなわち、実変速比irが目標変速比itより
も、所定値を超えてハイ側(小側)であるか否かを判定
し、変速比係数Aが1.03を超えている場合には、ス
テップS34に進む一方、そうでない場合には、ステッ
プS36へ進む。
【0070】変速比係数Aが所定値1.03を超えるス
テップS34では、アクセル踏み込み量APOが所定値
(例えば、40°)を超えて踏み込まれているか否かを
判定し、所定値を超えて踏み込まれている場合にはステ
ップS35へ進む一方、そうでない場合にはステップS
36に進む。
【0071】ステップS35では、上記変速比係数Aに
吸入空気量の目標流量基本値TQ0を乗じて、 TQ=TQ0×A より、吸入空気量の目標流量TQを演算する。
【0072】一方、ステップS36では、目標流量TQ
=目標流量基本値TQ0とする。
【0073】ステップS37では、エンジン回転数Ne
に対応して図11(A)のように予めマップ化された流
量最大値QMAXNを求める。ステップS38では、目
標流量TQと流量最大値QMAXNとの偏差である流量
係数Bを、 B=TQ−QMAXN より求める。
【0074】ステップS39では、流量係数Bが0より
大きいか否か、すなわち、電子制御スロットルバルブ8
のスロットル開度TVOを全開にしても実流量Qが目標
流量TQに達しないか否かを判定する。
【0075】ステップS40では、電子制御スロットル
バルブ8の目標スロットル開度TVOを全開に設定す
る。
【0076】ステップ41では、流量係数Bに応じた増
量係数KMR(B)を、図11(B)に示すマップから
設定する。
【0077】一方、流量係数Bが0以下のステップS4
2では、エンジン回転数Ne、目標流量TQを基にし
て、電子制御スロットルバルブ8の目標スロットルTV
Oを求める。
【0078】ステップ43では、増量係数KMRを0に
設定してから、ステップS44で、読み込んだ冷却水温
Twに基づいて、水温増量係数KTWを算出する。
【0079】ステップS45では、エンジン1の運転に
必要なその他の増量係数(暖機時増量係数など)を算出
する。ただし、ここでは各増量係数は、増量を行わない
場合に0の値を取るものとする。
【0080】ステップS46〜S47では、上記の加速
増量係数KMRと、水温増量係数KTWの大小を比較し
て、大きい方を用いて目標燃空比TFBYAを算出す
る。
【0081】水温増量係数KTWの方が大きい場合に
は、ステップS48に進んで、 TFBYA=1+KTW+他の増量係数 とする。
【0082】一方、加速増量係数KMRの方が大きい場
合には、ステップS47に進み、 TFBYA=1+KMR+他の増量係数 とする。
【0083】最後にステップS49では、基本噴射量T
P、過渡補正係数KTR、フィードバック補正係数α、
電圧補正係数TSと上記ステップS9又はS10で求め
た目標空燃比TFBYAを用いて燃料噴射量TIを、 TI=TP×TFBYA×KTR×α+TS から算出する。
【0084】この例では、前記第1実施形態の効果に加
えて、アクセル踏み込み量APOがほぼ全開のときに、
車両の駆動力が目標の値に達していない状況では電子制
御スロットルバルブ8の開度TVOを増加させることに
よって出力増加を優先させ、さらに、電子制御スロット
ルバルブ8のスロットル開度TVOでは出力(駆動力)
が不足する分についてのみ加速増量を行うことで、燃料
増量を必要最小限にとどめ、排気性能及び燃費性能を向
上させることができるのである。
【0085】図12は第3の実施形態を示し、前記第1
実施形態に示した、変速比係数Aに加えて、許容最大回
転数Nmaxと目標入力軸回転数Ntとの偏差である回
転係数Dを用いて、加速増量係数KMRを決定するもの
で、その他の構成は、前記第1実施形態と同様である。
【0086】図12はエンジン制御コントロールユニッ
ト3で行われる駆動力制御の一例を示すフローチャート
で、所定時間毎に実行されるものである。
【0087】まず、前記第1実施形態に示した各センサ
からの検出値を読み込むとともに、変速制御コントロー
ルユニット4から目標変速比itと実変速比irを読み
込んでから、ステップS61で、目標変速比itと実変
速比irの比である変速比係数Aを、 A=it/ir として算出する。
【0088】ステップS62では、予め設定された、エ
ンジン1の許容最大回転数Nmaxと、目標入力軸回転
数Nt(目標変速比it×車速VSP×定数K)の偏差
から回転係数Dを、 D=Nmax−Nt として求める。
【0089】次に、ステップS63では、この回転係数
Dから、図13のように予め設定したマップを検索し
て、加速増量係数KMR(C)を求め、このKMR
(C)を第1加速増量係数KMR1とする。ここで、K
MR(C)は回転係数Dが所定値未満の間のみ設定され
ており、すなわち、無段変速機2の目標入力軸回転数N
tがエンジンの許容回転数Nmax近傍にある場合に燃
料増量が行われる。
【0090】ステップS64では、上記変速比係数Aが
所定値(例えば、1.03)よりも大きいか否かを判断
する。すなわち、実変速比irが目標変速比itより
も、所定値を超えてハイ側(小側)であるか否かを判定
し、変速比係数Aが1.03を超えている場合には、ス
テップS65に進む一方、そうでない場合には、ステッ
プS67へ進む。
【0091】変速比係数Aが所定値1.03を超えるス
テップS65では、アクセル踏み込み量APOが所定値
(例えば、40°)を超えて踏み込まれているか否かを
判定し、所定値を超えて踏み込まれている場合にはステ
ップS66へ進む一方、そうでない場合にはステップS
67に進む。
【0092】ステップS66では、上記変速比係数Aか
ら図5に示すマップに基づいて、第2加速増量係数KM
R2を求める。
【0093】一方、実変速比irが目標変速比itに追
従している状態(A≦1.03)またはアクセル踏み込
み量APOが所定値以下の全開状態ではない場合のステ
ップS67では、第2加速増量係数KMR2を0に設定
する。
【0094】そして、ステップS68では、上記第1加
速増量係数KMR1と第2加速増量係数KMR2を比較
して大きい方を、加速増量係数KMRとして設定する。
【0095】ステップS69では、読み込んだ冷却水温
Twに基づいて、水温増量係数KTWを算出する。
【0096】ステップS70では、エンジン1の運転に
必要なその他の増量係数(暖機時増量係数など)を算出
する。ただし、ここでは各増量係数は、増量を行わない
場合に0の値を取るものとする。
【0097】ステップS71〜S74では、上記加速増
量係数KMRと、水温増量係数KTWの大小を比較し
て、大きい方を用いて目標燃空比TFBYAを算出す
る。
【0098】水温増量係数KTWの方が大きい場合に
は、ステップS73に進んで、 TFBYA=1+KTW+他の増量係数 とする。
【0099】一方、加速増量係数KMRの方が大きい場
合には、ステップS72に進み、 TFBYA=1+KMR+他の増量係数 とする。
【0100】最後にステップS74では、基本噴射量T
P、過渡補正係数KTR、フィードバック補正係数α、
電圧補正係数TSと上記ステップS9又はS10で求め
た目標空燃比TFBYAを用いて燃料噴射量TIを、 TI=TP×TFBYA×KTR×α+TS から算出する。
【0101】この例では、前記第1実施形態の効果に加
えて、無段変速機2の目標入力軸回転数Ntがエンジン
1の許容最大回転数Nmax近傍に相当する場合という
のは、より大きな駆動力を要求しているにもかかわら
ず、エンジン1の許容回転数Nmax以下に抑えるため
に駆動力が抑制されてしまっている状態であるから、運
転者がより大きな出力を要求しているとの判断に基づき
燃料増量を行う。
【0102】したがって、より適切に運転者の出力増加
要求時期に合ったタイミングで燃料増量を行うことがで
き、全開加速時の燃料増量を必要最小限にとどめ、アク
セル全開が継続するような運転状況であっても、排気性
能及び燃費性能を向上させることができる。
【0103】さらに、許容最大回転数Nmaxと目標入
力軸回転数Ntの偏差が、図13に示すように、所定値
を超えて離れると、第2加速増量係数KMR2を0にす
るようにしたため、目標入力軸回転数Ntがエンジン1
の許容最大回転数Nmax近傍に相当する値から離れる
と、アクセル全開時であっても上記燃料増量を終了して
ストイキへ移行させることができ、不要な加速増量を禁
止して排気性能及び燃費性能の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す車両の概略構成図。
【図2】同じくコントローラの概略構成図。
【図3】エンジン制御コントロールユニット3で行われ
る駆動力制御の一例を示すフローチャート。
【図4】同じく、点火時期制御のフローチャート。
【図5】変速比係数Aに応じた加速増量係数KMR
(A)のマップ。
【図6】エンジン回転数Neと基本燃料噴射量TPに応
じた、補正係数Cのマップ。
【図7】等馬力線をパラメータとしたエンジン回転数N
eとトルクの関係を示すグラフ。
【図8】全開加速時の作用を示すグラフで、図中一点鎖
線が本発明を示し、同じく実線が従来例を示しており、
上段から、アクセル踏み込み量APO、目標変速比i
t、実変速比ir、空燃比、排気(CO濃度)と時間の
関係を示す。
【図9】第2の実施形態を示し、車両の概略構成図。
【図10】第2の実施形態を示し、エンジン制御コント
ロールユニット3で行われる駆動力制御の一例を示すフ
ローチャート。
【図11】制御に用いるマップで、(A)はエンジン回
転数Neと流量最大値QMAXNのマップ、(B)は流
量係数Bと増量係数KMR(B)の関係を示すマップで
ある。
【図12】第3の実施形態を示し、エンジン制御コント
ロールユニット3で行われる駆動力制御の一例を示すフ
ローチャート。
【図13】回転係数Dに応じた加速増量係数KMR
(C)のマップ。
【符号の説明】
1 エンジン 2 無段変速機 3 エンジン制御コントロールユニット 4 変速制御コントロールユニット 5 アクセル踏み込み量センサ 6 スロットルバルブ 7 アクチュエータ 8 電子制御スロットルバルブ 9 車速センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/04 330 F02D 41/04 330G 43/00 301 43/00 301H 301L 301A F02P 5/15 F16H 61/02 F16H 61/02 59:18 // F16H 59:18 59:42 59:42 F02P 5/15 F Fターム(参考) 3G022 CA04 EA02 GA08 GA09 GA19 3G084 BA06 BA13 BA17 CA04 DA02 DA10 EB15 EB16 FA05 FA10 FA20 3G093 AA06 BA19 BA20 CB06 DA01 DA05 DA06 DB05 DB11 EA05 EA07 EA13 EB03 FA06 FA08 FB01 FB05 3G301 JA02 JA21 KA12 LA04 LB01 MA11 NA08 ND02 ND15 NE01 NE17 PA11Z PE01Z PE08Z PF01Z PF03Z PF08Z 3J552 MA06 NA01 NB04 PA59 RB15 RB18 SA31 SB02 TA01 TB02 TB03 TB11 UA08 VA32W VD02W

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転状態に応じてエンジンの出力を制御す
    るエンジン制御手段と、 前記エンジンに連結された無段変速機の実変速比を、運
    転状態に応じて決定した目標変速比に一致するように制
    御する変速制御手段とを備えた車両の駆動力制御装置に
    おいて、 前記エンジン制御手段は、前記変速制御手段の実変速比
    が目標変速比よりも、予め設定した値を超えてハイ側の
    ときに燃料噴射量の加速増量を行う加速増量補正手段を
    備えたことを特徴とする車両の駆動力制御装置。
  2. 【請求項2】前記加速増量補正手段は、目標変速比と実
    変速比の偏差が大きいほど燃料噴射量の加速増量の値を
    増大させることを特徴とする請求項1に記載の車両の駆
    動力制御装置。
  3. 【請求項3】前記加速増量補正手段は、目標変速比と実
    変速比の比が大きいほど燃料噴射量の加速増量の値を増
    大させることを特徴とする請求項1に記載の車両の駆動
    力制御装置。
  4. 【請求項4】前記加速増量補正手段は、アクセルペダル
    の踏み込み量を検出するアクセル踏み込み量検出手段を
    有し、アクセルペダルの踏み込み量が予め設定した値以
    下のときには、前記燃料噴射量の加速増量補正を禁止す
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    ひとつに記載の車両の駆動力制御装置。
  5. 【請求項5】吸気通路に配設されるとともにアクチュエ
    ータを介して駆動される電子制御スロットルバルブを設
    けたエンジンと、 運転状態に応じて前記電子制御スロットルバルブまたは
    燃料噴射量を制御するエンジン制御手段と、 前記エンジンに連結された無段変速機の実変速比を、運
    転状態に応じて決定した目標変速比に一致するように制
    御する変速制御手段とを備えた車両の駆動力制御装置に
    おいて、 前記エンジン制御手段は、前記変速制御手段の実変速比
    が目標変速比よりも、予め設定した値を超えてハイ側の
    ときには、前記電子制御スロットルバルブの開度を増大
    させるとともに、電子制御スロットルバルブを全開にし
    ても出力が不足する場合には燃料噴射量の加速増量を行
    う加速増量補正手段を備えたことを特徴とする車両の駆
    動力制御装置。
  6. 【請求項6】前記加速増量補正手段は、エンジン制御で
    行われる燃料噴射量の増量補正のうち、予め設定した増
    量補正値が前記加速増量値よりも大きいときには、加速
    増量補正を禁止することを特徴とする請求項1ないし請
    求項5のいずれかひとつに記載の車両の駆動力制御装
    置。
  7. 【請求項7】前記加速増量補正手段は、無段変速機の実
    変速比が目標変速比と一致した後には、前記加速増量を
    禁止することを特徴とする請求項1ないし請求項5のい
    ずれかひとつに記載の車両の駆動力制御装置。
  8. 【請求項8】運転状態に応じてエンジンの出力を制御す
    るエンジン制御手段と、 前記エンジンに連結された無段変速機の入力軸回転数
    を、運転状態に応じて決定した目標入力軸回転数と一致
    するように制御する変速制御手段とを備えた車両の駆動
    力制御装置において、 前記エンジン制御手段は、前記変速制御手段の目標入力
    軸回転数が、予め設定したエンジンの許容最大回転数の
    近傍にある場合には、燃料噴射量の加速増量を行う加速
    増量補正手段を備えたことを特徴とする車両の駆動力制
    御装置。
  9. 【請求項9】前記加速増量補正手段は、アクセルペダル
    の踏み込み量を検出するアクセル踏み込み量検出手段を
    有し、アクセルペダルの踏み込み量が予め設定した値を
    超えていても、前記目標入力軸回転数がエンジンの許容
    最大回転数から所定値を超えて下回るときには、前記加
    速増量を禁止することを特徴とする請求項8に記載の車
    両の駆動力制御装置。
  10. 【請求項10】前記エンジン制御手段は、燃料噴射量の
    加速増量値に応じて点火時期を制御することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項9のいずれかひとつに記載の車
    両の駆動力制御装置。
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