JP2002180551A - 仕口金物及びその製造方法並びに仕口装置 - Google Patents
仕口金物及びその製造方法並びに仕口装置Info
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Abstract
で金属結合させる仕口装置の提供。 【解決手段】 一方の仕口部材に固定する為の取付け板
の中央部へ、他方の仕口部材を掛止固定する掛止板6b
を直角方向へ縦に屈曲突設し、前記取付け板にボルト孔
2を穿設すると共に、前記掛止板に他方の仕口部材との
掛止部とボルト孔2を穿設したことを特徴とする仕口金
物6。
Description
差し又は土台などの仕口を堅固確実に固定すると共に、
金物と柱、梁等との当接部を安定化し、かつ筋交いの固
定を容易にすることを目的とした仕口金物及びその製造
方法並びに仕口装置に関する。
かつ下方に棚板を固着した仕口接合金具が提案されてい
る(特開平9−264048号、特開平10−6101
3号)。
板を固着した接合金物とこれを用いた接合構造が提案さ
れている(特開平10−54082号)。
棚板を有する構造においては、筋交等を設置し難いのみ
ならず、建造物を下から見上げた場合に、金物が見える
などの問題点がある。
上部へ伸びる部材(例えば通し柱)には採用し難い問題
点がある。更に接合金物の製造工程に溶接工程が入り、
製造能率を低下するのみならず、溶接部の発錆防止など
の処理を必要とする問題点があった。
を屈曲成形して仕口金物を製造するので、、正確に設定
強度を保ち得ると共に、均質金物を容易確実に、かつ高
い能率で多量生産することができることになり、前記従
来の問題点を悉く解決できたのである。
する為の取付け板の中央部へ、他方の仕口部材を掛止固
定する掛止板を直角方向へ縦に屈曲突設し、前記取付け
板にボルト孔を穿設すると共に、前記掛止板に他方の仕
口部材との掛止部とボルト孔を穿設したことを特徴とす
る仕口金物である。
置に、孔部及び掛止部を穿設した後、中央部を所定幅に
亘って直角方向に屈曲して二重の掛止板を設けると共
に、その両側を取付け板とすることを特徴とした仕口金
物の製造方法である。また材料板から所定位置に孔部及
び掛止部を有する金属板を打抜成形し、該金属板の中央
部を所定幅に亘って直角方向に屈曲して二重の掛止板を
設けると共に、その両側を取付け板とすることを特徴と
した仕口金物の製造方法であり、直角方向の屈曲は、先
ず中央部を所定幅に亘ってV字状に屈曲し、ついでV字
状部を加圧して二重に突出する掛止板とするものであ
る。
物の取付け板を、柱等に固定し、該柱等に連結する梁等
の掛止端部を前記仕口金物の掛止板に嵌装掛止して固定
したことを特徴とする仕口装置であり、柱等は、柱、胴
差し、桁又は土台とし、梁等は梁又は土台としたもので
ある。
性を保有させて成形できると共に、掛け止め突出部は二
重であるから、強度も二倍となり、各部強度のバランス
を保つことができる。
ので、表面メッキする金属板にあっても、メッキの剥
脱、その他の事故を生じるおそれがないばかりでなく、
溶接部のメッキ修正なども不必要である。
から、同一生産ライン中は同一加工機によって占められ
る利点があり、加工速度の調節と、加工の高速化が容易
であり、寸法精度を高く保つことができる。
いることができるので、応力の分散、均等強さなどの利
点もある。
みならず、梁と桁、胴差し、又は土台と土台など、従来
別異の金物を用いていた仕口にも使用できるので、強度
的配慮(厚さ、大きさ、形状など)があれば、広範な仕
口金物として利用できる利点がある。
又はテープ状の原材料板から打抜成形した金属板を屈曲
して掛止板を成形し、一枚の金属板をプレス成形して仕
口金物を得たものである。
し、他方の部材を掛止固定することによって堅固な仕口
を容易に構成することができる。
形、プレス成形により一貫作業で製品を得ることができ
る。原材料板が縦横大型の場合には適宜の型取りで打抜
成形後、プレス成形する。又原材料板がテープ状で与え
られた場合には、テープの一端から、打抜成形とプレス
成形を逐次行うことができる。
要な切込み部4、4を打抜成形して、成形板5とし、成
形板5の中央部をV字状に屈曲した後(図1(b))、
前記V字状部を矢示のように加圧して、T状の仕口金物
6を得た(図3)。前記仕口金物6は、平板部6a、6
aを柱、梁、桁又は土台など一方の仕口部材(例えば柱
9)の適所に固定し、前記固定された仕口金物6の掛止
板6bの掛止溝4aに他方の仕口部材(例えば梁10)
の掛止ボルト7を掛止し、ボルト8、8で締付固定すれ
ば、この発明の仕口装置ができる(図4(b))。
6をボルト8で固定し、該仕口金物6の掛止板6bへ、
梁10の端面溝10aを嵌装し、掛止ボルト7を掛止し
た後、締付ボルト8で締付固定すれば、胴差し11と梁
10との仕口となる(図5)。また胴差し11と柱9と
は、接続金物12で接続し、接続金物12はピン13で
固定する(図5)。また桁14に柱9を固定する場合に
も、接続金物12を使用する。図中15は接続金物12
挿入孔である(図5)。
ついて説明する。布コンクリート16の上端面に、土台
17をアンカーボルト18で固定し、土台17の一側に
仕口金物6の平板部6a、6aをボルト8で固定する。
次に他の土台19の溝19aを、前記仕口金物6の掛止
板6bに嵌装すると共に、掛止ボルト7を、前記仕口金
物6の掛止溝4aに掛止させ、ボルト8で締付固定すれ
ば、土台の仕口装置が完成する。図中9は柱、12は接
続金物、13はピン、15は接続金物12の挿入孔であ
る。
仕口装置は仕口金物6を介装しているので、強度上の信
頼度が大きく、地震などに際しても仕口部の破損を生じ
るおそれはない。
掛止板とが同一材質で構成されているので、強度的信頼
度が高い効果がある。
ら、プレス加工によって仕口金物が成形されるので、一
連の製造ラインで高速多量生産できる効果がある。従来
平板部に掛止板を溶接する構造が提案されていたが、生
産ラインが別技術(プレス加工と溶接)の集合で成り立
っている場合には、生産能率及び管理上不合理を生じる
おそれがある。この発明は同一技術(プレス加工)の一
貫生産ラインであるから、前記のような不都合を生じる
おそれがなく、均質の仕口金物を高速で多量生産できる
効果がある。
面図。
視図。 (b)同じく仕口装置の斜視図。
た斜視図。
た斜視図。
Claims (6)
- 【請求項1】 一方の仕口部材に固定する為の取付け板
の中央部へ、他方の仕口部材を掛止固定する掛止板を直
角方向へ縦に屈曲突設し、前記取付け板にボルト孔を穿
設すると共に、前記掛止板に他方の仕口部材との掛止部
とボルト孔を穿設したことを特徴とする仕口金物。 - 【請求項2】 方形の金属板の所定位置に、孔部及び掛
止部を穿設した後、中央部を所定幅に亘って直角方向に
屈曲して二重の掛止板を設けると共に、その両側を取付
け板とすることを特徴とした仕口金物の製造方法。 - 【請求項3】 材料板から所定位置に孔部及び掛止部を
有する金属板を打抜成形し、該金属板の中央部を所定幅
に亘って直角方向に屈曲して二重の掛止板を設けると共
に、その両側を取付け板とすることを特徴とした仕口金
物の製造方法。 - 【請求項4】 直角方向の屈曲は、先ず中央部を所定幅
に亘ってV字状に屈曲し、ついでV字状部を加圧して二
重に突出する掛止板とすることを特徴とした請求項2又
は3記載の仕口金物の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の仕口金物の取付け板を、
柱等に固定し、該柱等に連結する梁等の掛止端部を、前
記仕口金物の掛止板に嵌装掛止して固定したことを特徴
とする仕口装置。 - 【請求項6】 柱等は、柱、胴差し、桁又は土台とし、
梁等は梁又は土台としたことを特徴とする請求項5記載
の仕口装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000377023A JP2002180551A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | 仕口金物及びその製造方法並びに仕口装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000377023A JP2002180551A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | 仕口金物及びその製造方法並びに仕口装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002180551A true JP2002180551A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18845802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000377023A Pending JP2002180551A (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | 仕口金物及びその製造方法並びに仕口装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002180551A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3318684A1 (en) * | 2016-11-07 | 2018-05-09 | Rachel Marie Holland | Concealed joist tie with sloped center flange |
JP2020139392A (ja) * | 2016-07-19 | 2020-09-03 | 一建設株式会社 | 連結用受け金具および連結用受け金具の製造方法 |
JP7302817B2 (ja) | 2019-10-04 | 2023-07-04 | シネジック株式会社 | 締結部材及び金物接合構造 |
-
2000
- 2000-12-12 JP JP2000377023A patent/JP2002180551A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3318684A1 (en) * | 2016-11-07 | 2018-05-09 | Rachel Marie Holland | Concealed joist tie with sloped center flange |
US10422123B2 (en) | 2016-11-07 | 2019-09-24 | Simpson Strong-Tie Company Inc. | Concealed joist tie with sloped center flange |
JP7302817B2 (ja) | 2019-10-04 | 2023-07-04 | シネジック株式会社 | 締結部材及び金物接合構造 |
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