JP2002179787A - 塗料用ポリカーボネートポリオールの製造方法 - Google Patents

塗料用ポリカーボネートポリオールの製造方法

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JP2002179787A
JP2002179787A JP2000384613A JP2000384613A JP2002179787A JP 2002179787 A JP2002179787 A JP 2002179787A JP 2000384613 A JP2000384613 A JP 2000384613A JP 2000384613 A JP2000384613 A JP 2000384613A JP 2002179787 A JP2002179787 A JP 2002179787A
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Tetsuo Kijima
哲夫 木島
Yasunori Toyama
泰則 外山
Michihiro Matsuo
満弘 松尾
Takashi Nozu
高志 野津
Toshihide Kobayashi
敏英 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相溶性に優れ、粘度が低く、貧溶剤に可溶な
塗料用ポリカーボネートポリオールを提供する。 【解決手段】 繰り返し構造単位が−(CH2)3−OC(O)O
−、−(CH2)2C(CH3)(CH2)2−OC(O)O−のいずれかを有す
るエーテル変性ポリカーボネートポリオールの製造方法
であって、数平均分子量が10,000以下であるポリ
(アルキレンカーボネート)ポリオール(A)と、数平
均分子量が5,000以下であるポリエチレングリコー
ルモノアルキルエーテル(B)とを、エステル交換反応
させることを特徴とする、塗料用ポリカーボネートポリ
オールの製造方法により解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリウレタン塗料
として有用な、塗料用ポリカーボネートポリオールの製
造方法に関するものである。更に詳細には、有機溶剤や
ポリイソシアネートとの相溶性が良好な、塗料用ポリカ
ーボネートポリオールの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネートポリオールを用いたポ
リウレタン樹脂は、耐加水分解性、耐候性、耐熱性等に
優れているため、塗料、接着剤、エラストマー、合成皮
革等広範囲に使用されている。
【0003】しかし、一般にポリカーボネートポリオー
ルは、その他の原料との相溶性が、ポリエステルポリオ
ールやポリエーテルポリオール等と比較すると優れてい
るとは言えないものであった。また、粘度が高く、作業
性が低いものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、相溶性に優
れ、粘度が低いポリカーボネートポリオールが要望され
ていたが、満足できるものは得られていなかった。更
に、近年の環境意識の高まりにより、貧溶剤可溶なもの
が求められているが、満足できるものは得られていなか
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、ポリカー
ボネートポリオールと特定のポリエーテルとを反応させ
て得られた塗料用ポリカーボネートポリオールが、上記
問題を解決できることを見いだし本発明を完成させるに
至った。
【0006】すなわち本発明は、繰り返し構造単位が−
(CH2)3−OC(O)O−、−(CH2)2C(CH3)(CH2)2−OC(O)O−の
いずれかを有する塗料用ポリカーボネートポリオールの
製造方法であって、数平均分子量が10,000以下で
あるポリ(アルキレンカーボネート)ポリオール(A)
と、数平均分子量が5,000以下であるポリエチレン
グリコールモノアルキルエーテル(B)とを、エステル
交換反応させることを特徴とする、塗料用ポリカーボネ
ートポリオールの製造方法である。
【0007】また本発明は、(A)と(B)の質量比が
(A):(B)=1:9〜9:1であることを特徴とす
る、前記製造方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるポリカーボネ
ートポリオール(A)は、その繰り返し構造単位が−(C
H2)3−OC(O)O−、−(CH2)2C(CH3)(CH2)2−OC(O)O−のい
ずれかを有するものである。
【0009】ポリカーボネートポリオール(A)の数平
均分子量(以下Mnと略する)は、10,000以下で
あり、500〜5,000が好ましい。Mnが10,0
00を越える場合、得られる塗料用ポリカーボネートポ
リオールの相溶性が(A)より向上していない場合が多
い。また、(A)の平均官能基数(以下fと略する)は
10以下が好ましく、1.9〜6が特に好ましい。な
お、Mnは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)のポリスチレン検量線から測定される。また
fは、前記のMnと水酸基価から算出される。(水酸基
価は末端基定量法によって測定される。)
【0010】(A)は、低分子多価アルコールと低分子
カーボネートとのエステル交換反応や、低分子多価アル
コールとホスゲンとの脱塩化水素反応によって得られる
ものが一般的である。本発明では、残存副生成物等の点
から低分子多価アルコールと低分子カーボネートとのエ
ステル交換反応によって得られるものが好ましい。
【0011】前記低分子多価アルコールとは、分子量が
62〜300、1分子中にアルコール性水酸基を1個以
上有するものであって、少なくとも1,6−ヘキサンジ
オール(以下1,6−HDと略する)、3−メチル−
1,5−ペンタンジオール(以下3−MPDと略する)
のいずれかを有するものである。また、1,6−HD、
3−MPD以外の低分子多価アルコールとしては、メタ
ノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノ
ール、2−メチル−2−プロパノール、1−ブタノー
ル、2−ブタノール、1−ペンタノール、2−ペンタノ
ール、1−ヘキサノール、1−ヘプタノール、1−オク
タノール、1−ノナノール、1−デカノール、エチレン
グリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロ
パンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、2−エチル−2
−n−ブチル−1,3−プロパンジオール、1,8−オ
クタンジオール、1,9−ノナンジオール、ジエチレン
グリコール、ジプロピレングリコール、1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール、あるいはビスフェノールAにエ
チレンオキサイドやプロピレンオキサイド等のアルキレ
ンオキサイドの付加物等の低分子ジオール類、トリメチ
ロールメタン、トリメチロールエタン、トリメチロール
プロパン、トリメチロールブタン、グリセリン、1,
2,6−ヘキサントリオール、トリエタノールアミン、
シクロヘキサン−1,2,3−トリメタノール、シクロ
ヘキサン−1,2,4−トリメタノール、シクロヘキサ
ン−1,3,5−トリメタノール、モノエタノールアミ
ンとグリシドールとの反応生成物、ペンタエリスリトー
ル、ソルビトール等が挙げられる。本発明において低分
子多価アルコールは、1,6−HD、3−MPDのいず
れかを50質量%以上含有した低分子多価アルコールが
好ましい。
【0012】前記低分子カーボネートとは、分子量30
0以下、1分子中にカーボネート基を1個有するもので
あり、例えば、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボ
ネート等のジアルキルカーボネート類、エチレンカーボ
ネート、プロピレンカーボネート等のアルキレンカーボ
ネート類、ジフェニルカーボネート等のジアリールカー
ボネート類が挙げられる。
【0013】ポリエチレングリコールモノアルキルエー
テル(B)は、の以下Mnは、5,000以下であり、
300〜3,000が好ましい。Mnが5,000を越
える場合、得られる塗料用ポリカーボネートポリオール
の相溶性が(A)より向上していない場合が多い。
【0014】(B)は、低分子1価アルコールに、エチ
レンオキサイド(以下EOと略する)を主成分とする低
分子環状エーテルを開環付加させて得られるものが一般
的である。低分子1価アルコールとしては、メタノー
ル、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノー
ル、2−メチル−2−プロパノール、1−ブタノール、
2−ブタノール、1−ペンタノール、2−ペンタノー
ル、1−ヘキサノール、1−ヘプタノール、1−オクタ
ノール、1−ノナノール、1−デカノール等が挙げられ
る。エチレンオキサイド以外の低分子環状エーテルとし
ては、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、ス
チレンオキサイド等が挙げられる。本発明において低分
子1価アルコールは、メタノール、エタノールが好まし
く、低分子環状エーテルは、EOを50質量%以上含有
した低分子環状エーテルが好ましい。
【0015】(A)と(B)の反応の際、(A)と
(B)の質量比は、(A):(B)=1:9〜9:1で
あり、好ましくは(A):(B)=2:8〜8:2であ
る。(A)が多すぎる場合は、得られる塗料用ポリカー
ボネートポリオールの相溶性が(A)より向上していな
い場合が多い。(B)が多すぎる場合は、得られる塗料
用ポリカーボネートポリオールの平均官能基数が低下し
すぎる場合が多い。平均官能基数が低いポリカーボネー
トポリオールを用いてポリウレタン樹脂を合成すると、
ポリウレタン樹脂の分子量が高くならないため、強度等
の物性が低くなる。
【0016】本発明の塗料用ポリカーボネートポリオー
ルの反応条件は、公知の条件が取られる。すなわち、原
料を反応器に仕込んだ後、常圧で100〜260℃、好
ましくは120〜240℃に加熱し、必要に応じてその
後減圧して更に反応させる。反応時間は30分〜5時間
が好ましい。なお、本発明では、公知のエステル化触
媒、例えば、塩酸、硫酸、パラトルエンスルホン酸等の
酸系触媒、ピリジン等の塩基系触媒、テトラブチルチタ
ネート、ジブチルチンオキサイド、酢酸マンガン等の金
属系触媒を用いることができる。
【0017】このようして得られた塗料用ポリカーボネ
ートポリオールは、Mnが350〜4,000が好まし
い。また、fは1.2〜5が好ましい。更に粘度は75
℃において10〜200mm2 /s以下が好ましい
【0018】なお、反応終了後、必要に応じてトルエ
ン、キシレン等の芳香族系溶剤、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステ
ル系溶剤、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等
の塩素系溶剤、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサ
ン等のエーテル系溶剤、N−メチルピロリドン、ジメチ
ルホルムアミド等の非プロトン性極性溶剤、エチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
メチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノ
メチルエーテルアセテート等のセルソルブ系溶剤等の有
機溶剤にて希釈してもよい。
【0019】本発明によって得られた塗料用ポリカーボ
ネートポリオールは、必要に応じて、顔料、染料、溶
剤、揺変剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、消泡剤、増粘
剤、分散剤、界面活性剤、防かび剤、抗菌剤、防腐剤、
触媒、充填剤等のような添加剤を添加することができ
る。
【0020】本発明によって得られた塗料用ポリカーボ
ネートポリオールは、変性前のポリカーボネートポリオ
ールより相溶性が向上し、有機溶剤に対する相溶性が優
れているものとなる。
【0021】
【発明の効果】本発明によって得られた塗料用ポリカー
ボネートポリオールは、相溶性に優れたものであった。
このため、ポリウレタン塗料の原料として用いる場合、
環境面から好ましいミネラルターペンを溶剤として使用
することができ、高耐久性を有する塗膜が得られる。ま
た粘度が低いため、無溶剤2液タイプの塗料の主剤とし
て用いた場合、作業性に優れたものとなる。
【0022】
【実施例】以下に実施例により本発明を説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、
「%」は質量%を示す。
【0023】〔原料ポリカーボネートポリオールの合
成〕 合成例1 攪拌機、窒素導入管、冷却管を備えた容量:1Lの反応
器を窒素置換した後、1,6−ヘキサンジオール(1,
6−HD)を579g、ジエチルカーボネート(DE
C)を421g仕込み、180〜190℃にて、常圧下
で脱エタノール反応させた。エタノールの留出速度が遅
くなったところで、テトラブチルチタネート(TBT)
を0.01g仕込んだ後、減圧を開始して更に反応を進
めた。なお、減圧は徐々に行い、最終的には1kPaま
で行った。C13−NMRにて、末端エチル基が確認でき
なくなったところで反応を終了し、ポリカーボネートポ
リオールPC−1を得た。PC−1の数平均分子量(M
n)は500、水酸基価(OHv)は224.4mgK
OH/g、平均官能基数(f)は2であった。
【0024】合成例2〜4 合成例1と同様な反応器を用い、合成例1と同様にし
て、表1に示す原料及び仕込量でPC−2〜4を合成し
た。合成結果を表1に示す。
【0025】合成例5 合成例1と同様な反応器に、1,6−HDを250g、
トリメチロールプロパン(TMP)を313g、DEC
を437g仕込み、180〜190℃にて、常圧下で脱
エタノール反応させた。エタノールの留出速度が遅くな
ったところで、TBTを0.01部仕込んだ後、減圧を
開始して更に反応を進めた。なお、減圧は徐々に行い、
最終的には1.5kPaまで行った。NMRにて、末端
エチル基が確認できなくなったところで反応を終了し、
ポリカーボネートポリオールPC−5を得た。PC−5
のMnは870、OHvは330.0mgKOH/g、
fは5.1であった。
【0026】合成例1〜5及び表1の略記号は以下の通
り。 1,6−HD:1,6−ヘキサンジオール 3−MPD :3−メチル−1,5−ペンタンジオール TMP :トリメチロールプロパン DEC :ジエチルカーボネート TBT :テトラブチルチタネート Mn :数平均分子量(GPCにて測定) OHv :水酸基価(末端定量法にて測定) f :平均官能基数(MnとOHvから算出)
【0027】
【表1】
【0028】〔塗料用ポリカーボネートポリオールの合
成〕 実施例1 攪拌機、窒素導入管、冷却管を備えた容量:1Lの反応
器を窒素置換した後、PC−1を300g、数平均分子
量400のポリエチレングリコールモノメチルエーテル
(MPEG−400)を600g仕込み、190℃で4
時間反応させて、塗料用ポリカーボネートポリオールE
PC−1を得た。EPC−1の数平均分子量(Mn)は
430、水酸基価(OHv)は168.3mgKOH/
g、平均官能基数(f)は1.3、75℃での粘度は3
0mm2 /Sであった。
【0029】実施例2〜10 実施例1と同様な反応器を用い、実施例1と同様にし
て、表2に示す原料及び仕込量でEPC−2〜10を合
成した。結果を表2、3に示す。
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】実施例1〜10及び表2、3の略記号、ス
ペックは以下の通り。 Mn :数平均分子量(GPCにて測定) OHv :水酸基価(末端定量法にて測定) f :平均官能基数(MnとOHvから算出) MPEG−400 :ポリエチレングリコールモノメチルエーテル Mn=400 OHv=140.3mgKOH/g f=1.0 EPEG−700 :ポリエチレングリコールモノエチルエーテル Mn=700 OHv=80.1mgKOH/g f=1.0 MPEG−2000:ポリエチレングリコールモノメチルエーテル Mn=2,000 OHv=28.1mgKOH/g f=1.0
【0033】〔トレランス試験〕三角フラスコにEPC
−1〜10及びPC−1〜5の各溶剤におけるトレラン
スを測定した結果を表4〜6に示す。なお、トレランス
の値は、下記式にて算出した値が大きいほど良好であ
る。
【数1】
【0034】
【表4】
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】表4〜6より、本発明によって得られた塗
料用ポリカーボネートポリオールは貧溶剤に対しても良
好な溶解性を示し相溶性が良好と言えるが、未変成のポ
リカーボネートポリオールは一部の溶剤に対する溶解性
が良好とは言えず、相溶性も良好とは言えないものであ
った。
【0038】〔塗膜評価〕 応用実施例1 以下に示す配合で塗料を配合し、ペイントシェイカーに
て1時間分散させて、塗料を調製した。分散メディアは
ガラスビーズを用いた。メディアの量は、塗料と同量で
ある。得られた塗料をドライで50μになるように鋼板
に塗布し、20℃×65RH%×1週間の条件下で静置
後、各種塗膜性能評価試験を行った。結果を表7に示
す。 塗料配合仕込み ACRYDIC A−801 100g EPC−1 100g コロネートHX 74g 酸化チタン 133g 混合溶剤 498g
【0039】応用実施例2〜10 応用実施例1のEPC−1をそれぞれEPC−2〜10
に置き換えること以外は、応用実施例1と同様にして塗
料を調製し、評価した。評価結果を表7、8に示す。
【0040】
【表7】
【0041】
【表8】 塗料の各原料については以下の通り。 コロネートHX :日本ポリウレタン工業製 ヘキサメチレンジイソシア
ネートのイソシアヌレート変性ポリイソシアネート 混合溶剤 :酢酸ブチル/酢酸エチル/トルエン/PMA=1/1
/1/1(質量比) PMA:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセ
テート ACRYDIC A−801 :大日本インキ化学工業製 塗料用アクリル樹脂
【0042】塗膜測定方法については、以下の通り。 光沢測定 :入射角60°、反射角60° 耐溶剤性 :メチルエチルケトンをしみ込ませた脱脂綿を、塗装面に3 0回こすりつけ、塗膜の外観を観察する。 ○:変化無し ×:白化、塗膜の荒れ等が認められる デュポン衝撃試験:JIS K 5400に準じて測定 (撃ち型=0.5インチ、高さ=50cm、重さ=0.5kg) ○:変化無し ×:割れ、はがれが認められる エリクセン試験 :JIS K 5400定距離法に準じて測定 (10mm/分、5mm) ○:変化無し ×:割れ、はがれが認められる 耐屈曲性試験 :JIS K 5400に準じて測定 ○:変化無し ×:割れ、はがれが認められる 鉛筆引っかき試験:JIS K 5400に準じて測定
【0043】表7、8から示されるように、本発明によ
って得られた塗料用ポリカーボネートポリオールは、塗
料に用いて良好な性能を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野津 高志 山口県新南陽市開成町4530番地 日本ポリ ウレタン工業株式会社南陽工場内 (72)発明者 小林 敏英 山口県新南陽市開成町4530番地 日本ポリ ウレタン工業株式会社南陽工場内 Fターム(参考) 4J029 AA09 AB04 AE17 BA02 BA03 BA04 BA05 BA07 BA08 BA09 BA10 BD07A BF09 BF10 BF26 FA03 FC02 FC04 FC05 FC08 FC29 FC41 FC45 HA01 HC04A HC05A HC06 JB131 JF321 KH01 4J034 DF02 HA07 HB01 HC03 4J038 DE001 DG121 DG261 KA06 LA03 MA06 MA09 MA14 NA01 NA04 NA11 NA12 NA23 NA27 PA18 PC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り返し構造単位が−(CH2)3−OC(O)O
    −、−(CH2)2C(CH3)(CH2)2−OC(O)O−のいずれかを有す
    る塗料用ポリカーボネートポリオールの製造方法であっ
    て、数平均分子量が10,000以下であるポリ(アル
    キレンカーボネート)ポリオール(A)と、数平均分子
    量が5,000以下であるポリエチレングリコールモノ
    アルキルエーテル(B)とを、エステル交換反応させる
    ことを特徴とする、塗料用ポリカーボネートポリオール
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 (A)と(B)の質量比が(A):
    (B)=1:9〜9:1であることを特徴とする、請求
    項1に記載の製造方法。
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