JP2002179724A - マンガン錯体含有触媒成分および触媒並びにそれを用いるポリオレフィンの製造方法 - Google Patents
マンガン錯体含有触媒成分および触媒並びにそれを用いるポリオレフィンの製造方法Info
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Abstract
たは触媒として全く知られていなかった、VII族遷移
金属錯体であるマンガン錯体を用いた、α−オレフィン
重合用触媒成分および触媒並びにそれを用いるポリオレ
フィンの製造方法を提供すること。 【解決手段】 マンガン錯体をマグネシウム化合物に担
持してなるα−オレフィン重合用触媒成分、マンガン錯
体をマグネシウム化合物に担持してなる触媒成分および
有機アルミニウム化合物を含有するα−オレフィン重合
用触媒、並びにマンガン錯体をマグネシウム化合物に担
持してなる触媒成分および有機アルミニウム化合物を含
有するα−オレフィン重合用触媒を用いてα−オレフィ
ンを重合するポリオレフィンの製造方法。
Description
触媒成分および触媒並びにそれを用いるポリオレフィン
の製造方法に関し、さらに詳しくは、VII族の遷移金
属錯体であるマンガン錯体を用いる、新規なα−オレフ
ィン重合用触媒成分および触媒並びにそれを用いるポリ
オレフィンの製造方法に関する。
族、VI族およびVIII族遷移金属錯体をα−オレフ
ィンの重合用触媒成分および/または触媒として用いる
研究は、広範になされていた。しかしながら、VII族
遷移金属錯体をα−オレフィンの重合用触媒成分および
/または触媒に用いる例は報告されていなかった。
アセトナト)3(下記式(1)、以下、Mn(aca
c)3と略す。)とアルキルハライド化合物を組み合わ
せた触媒を用いて、スチレンおよびメタクリル酸メチル
を重合させる事例が報告されている(高分子学会予稿
集、第48巻、No.8、1716頁、1999年)。
さらに、Mn(acac)3とジエチルアルミニウムク
ロライドとを組み合わせた触媒を用いて、80℃、15
時間にてスチレンを重合し、アタクチック−ポリスチレ
ンを製造し得ることも報告されている(高分子学会予稿
集、第49巻、No.2、207頁、2000年)。し
かしながら、これらの重合は、ラジカル機構で進行して
いると考えられ、α−オレフィンの重合とは、その機構
が異なるものである。
N,N’−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−サリシリデ
ン)マンガネーゼ(III)クロライド(下記式
(3)、以下、Mn(salen)Clと略す。)は、
オレフィンのエポキシ化触媒としてよく知られているも
のの、α−オレフィン重合用触媒としての使用例は、知
られていなかった(J.Am.Chem.Soc.、第
116巻、6937頁、1994年)。
来、α−オレフィンの重合用触媒成分および/または触
媒として全く知られていなかった、VII族遷移金属錯
体であるマンガン錯体を用いた、α−オレフィン重合用
触媒成分および触媒並びにそれを用いるポリオレフィン
の製造方法を提供することにある。
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、マンガン錯体
をマグネシウム化合物に担持することにより、該マンガ
ン錯体がα−オレフィン重合用触媒成分および触媒とな
り得ることを見出し、本発明を完成した。
マンガン錯体をマグネシウム化合物に担持してなるα−
オレフィン重合用触媒成分が提供される。
の発明において、下記式(1)、(2)または(3)で
表される、1種以上のマンガン錯体を用いるα−オレフ
ィン重合用触媒成分が提供される。
ガン錯体をマグネシウム化合物に担持してなる触媒成分
および有機アルミニウム化合物を含有するα−オレフィ
ン重合用触媒が提供される。
の発明において、下記式(1)、(2)または(3)で
表される、1種以上のマンガン錯体を用いるα−オレフ
ィン重合用触媒が提供される。
ンガン錯体をマグネシウム化合物に担持してなる触媒成
分および有機アルミニウム化合物を含有するα−オレフ
ィン重合用触媒を用いてα−オレフィンを重合するポリ
オレフィンの製造方法が提供される。
5の発明において、さらに電子供与性化合物を含有する
α−オレフィン重合用触媒を用いてα−オレフィンを重
合するポリオレフィンの製造方法が提供される。
または6の発明において、下記式(1)、(2)または
(3)で表される、1種以上のマンガン錯体を用いるポ
リオレフィンの製造方法が提供される。
または7の発明において、α−オレフィンがエチレンで
あるポリオレフィンの製造方法が提供される。
または7の発明において、α−オレフィンがプロピレン
であるポリオレフィンの製造方法が提供される。
触媒成分および触媒並びにそれを用いるポリオレフィン
の製造方法について各項目毎に詳細に説明する。
ンガン錯体としては、例えば、マンガネーゼ(II)
(アセチルアセトナト)2、Mn(acac)3、マン
ガノセン(下記式(2)、以下、Mn(Cp)2と略
す。)、Mn(salen)Cl、マンガンアセテー
ト、マンガンシクロヘキサンブチレートなどが挙げられ
るが、この中、Mn(acac)3、Mn(Cp)2、
Mn(salen)Clの使用が好ましい。
るマンガン錯体と有機アルミニウム化合物を、そのまま
溶媒に溶解し、均一系重合用触媒として用いても、エチ
レン重合に対しては、低活性ながらも重合活性を示す。
しかしながら、上記のマンガン錯体をマグネシウム化合
物に担持した不均一系重合用触媒として用いると、対応
する均一系触媒の50〜100倍の重合活性を示す。
方法 本発明のα−オレフィン重合用触媒成分は、上記マンガ
ン錯体と5〜500倍モルのマグネシウム化合物をトル
エン溶媒中にて、90℃程度の温度にて、4時間程度、
反応させることにより製造する。得られた触媒成分中の
マンガン錯体の担持量は、ICP(Inductive
ly Coupled Plazma)にて測定でき、
通常、0.1から0.5ミリモル/g、好ましくは0.
2〜0.4ミリモル/gである。
合物は、例えばMg(OR1)(OR2)で表されるジ
アルコキシマグネシウム(R1、R2は炭素数1〜10
のアルキル基で同じでも異なっていてもよい。)、Mg
(OR1)Xで表されるアルコキシハロゲン化マグネシ
ウム(R1は前記と同意義。Xはハロゲン原子を示
す。)、MgX2で表されるジハロゲン化マグネシウム
(Xは前記と同意義。)などが挙げられる。
グネシウムエトキシド、フッ化マグネシウム、塩化マグ
ネシウム、臭化マグネシウム、ヨウ化マグネシウムおよ
びこれらの無水物が挙げられるが、特に無水塩化マグネ
シウムが好ましい。
錯体をマグネシウム化合物に担持してなるα−オレフィ
ン重合用触媒成分と、有機アルミニウム化合物の二成
分、またはそれに電子供与性化合物を加えた三成分を含
有するものである。前者のα−オレフィン重合用触媒
は、エチレン重合に好適に用いられ、後者のα−オレフ
ィン重合用触媒は、プロピレン重合に好適に用いられ
る。
R3 nAlX3−n(但し、R3はアルキル基またはア
リール基、Xはハロゲン原子、アルコキシ基または水素
原子を示し、nは1≦n≦3である任意の数である。)
で示されるものであり、例えばトリアルキルアルミニウ
ム、ジアルキルアルミニウムモノハライド、モノアルキ
ルアルミニウムジハライド、アルキルアルミニウムセス
キハライド、ジアルキルアルミニウムモノアルコキシド
およびジアルキルアルミニウムモノハイドライドなどの
炭素数1〜18個、好ましくは炭素数2〜6個のアルキ
ルアルミニウム化合物またはその混合物もしくは錯化合
物が挙げられる。
リエチルアルミニウム、トリプロピルアルミニウム、ト
リイソプロピルアルミニウム、トリブチルアルミニウ
ム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミ
ニウムなどのトリアルキルアルミニウム、ジメチルアル
ミニウムクロライド、ジエチルアルミニウムクロライ
ド、ジエチルアルミニウムブロマイド、ジエチルアルミ
ニウムアイオダイド、ジイソブチルアルミニウムクロラ
イドなどのジアルキルアルミニウムモノハライド、メチ
ルアルミニウムジクロライド、エチルアルミニウムジク
ロライド、メチルアルミニウムジブロマイド、エチルア
ルミニウムジブロマイド、エチルアルミニウムジアイオ
ダイド、イソブチルアルミニウムジクロライドなどのモ
ノアルキルアルミニウムジハライド、エチルアルミニウ
ムセスキクロライドなどのアルキルアルミニウムセスキ
ハライド、ジメチルアルミニウムメトキシド、ジエチル
アルミニウムエトキシド、ジエチルアルムニウムフェノ
キシド、ジプロピルアルミニウムエトキシド、ジイソブ
チルアルミニウムエトキシド、ジイソブチルアルミニウ
ムフェノキシドなどのジアルキルアルミニウムモノアル
コキシド、ジメチルアルミニウムハイドライド、ジエチ
ルアルミニウムハイドライド、ジプロピルアルミニウム
ハイドライド、ジイソブチルアルミニウムハイドライド
などのジアルキルアルミニウムハイドライドなどが挙げ
られる。
個以上のアルミニウムが結合した有機アルミニウム化合
物も使用可能である。そのような化合物としては、例え
ば、(C2H5)2AlOAl(C2H5)2、(C4
H9)2AlOAl(C4H 9)2、((C2H5)2
Al)3Nなどが挙げられる。
ム化合物として、下記一般式(4)または(5)で表さ
れるメチルアルモキサン化合物も挙げられる。
る。)
物は、トリメチルアルミニウムと水の反応により得られ
る生成物である。メチルアルモキサンは、他のトリアル
キルアルミニウムと水から得られるアルモキサン、例え
ばエチルアルモキサン、プロピルアルモキサン、ブチル
アルモキサン、イソブチルアルモキサン、メチルエチル
アルモキサン、メチルブチルアルモキサン、メチルイソ
ブチルアルモキサンなどと複数種、併用して用いること
もできる。
ることができ、具体的には以下のような方法が例示され
る。トリメチルアルミニウムをトルエン、ベンゼン、エ
ーテルなどの適当な有機溶剤を用いて直接水と反応させ
る方法、(ロ)トリメチルアルミニウムと結晶水を有す
る塩水和物、例えば硫酸銅、硫酸アルミニウムの水和物
と反応させる方法、(ハ)トリメチルアルミニウムとシ
リカゲルなどに含浸させた水分と反応させる方法、
(ニ)トリメチルアルミニウムとトリイソブチルアルミ
ニウムを混合し、トルエン、ベンゼン、エーテルなどの
適当な有機溶剤を用いて直接水と反応させる方法、
(ホ)トリメチルアルミニウムとトリイソブチルアルミ
ニウムを混合し、結晶水を有する塩水和物、例えば硫酸
銅、硫酸アルミニウムの水和物と加熱反応させる方法、
(ヘ)シリカゲルなどに水分を含浸させ、トリイソブチ
ルアルミニウムで処理した後、トリメチルアルミニウム
で追加処理する方法、(ト)メチルアルモキサンおよび
イソブチルアルモキサンを公知の方法で合成し、これら
二成分を所定量混合し、加熱反応させる方法、(チ)ベ
ンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素溶媒に硫酸銅5
水塩などの結晶水を有する塩を入れ、−40〜40℃位
の温度条件下でトリメチルアルミニウムと反応させる方
法。この場合、使用する水の量は、トリメチルアルミニ
ウムに対してモル比で通常0.5〜1.5である。この
ようにして得られたメチルアルモキサンは、上記一般式
(4)または(5)に示すような線状または環状の有機
アルミニウムの重合体である。
合物としての使用が特に好ましいものは、ジエチルアル
ミニウムクロライドおよびメチルアルモキサンである。
ン酸類、カルボン酸無水物、カルボン酸エステル類、カ
ルボン酸ハロゲン化物、アルコール類、エーテル類、ケ
トン類、アミン類、アミド類、ニトリル類、アルデヒド
類、アルコレート類、有機基と炭素もしくは酸素を介し
て結合したリン、ヒ素およびアンチモン化合物、ホスホ
アミド類、チオエーテル類、チオエステル類、炭素エス
テルなどが挙げられる。これらのうちカルボン酸類、カ
ルボン酸無水物、カルボン酸エステル類、カルボン酸ハ
ロゲン化物、アルコール類、エーテル類が好ましく用い
られる。
酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、カプロン酸、ピバリン
酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸などの脂肪
族モノカルボン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、
アジピン酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸などの
脂肪族ジカルボン酸、酒石酸などの脂肪族オキシカルボ
ン酸、シクロヘキサンモノカルボン酸、シクロヘキセン
モノカルボン酸、シス−1,2−シクロヘキサンジカル
ボン酸、シス−4−メチルシクロヘキセン−1,2−ジ
カルボン酸などの脂環式カルボン酸、安息香酸、トルイ
ル酸、アニス酸、p−第三級ブチル安息香酸、ナフトエ
酸、ケイ皮酸などの芳香族モノカルボン酸、フタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタル酸、トリメリト
酸、ヘミメリト酸、トリメシン酸、ピロメリト酸、メリ
ト酸などの芳香族多価カルボン酸などが挙げられる。
物が使用し得る。
ノまたは多価エステルを使用することができ、その具体
例として、ギ酸ブチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、イソ
酪酸イソブチル、ピバリン酸プロピル、ピバリン酸イソ
ブチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸イソブチル、マロン酸ジ
エチル、マロン酸ジイソブチル、コハク酸ジエチル、コ
ハク酸ジブチル、コハク酸ジイソブチル、グルタル酸ジ
エチル、グルタル酸ジブチル、グルタル酸ジイソブチ
ル、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸ジブチル、セ
バシン酸ジイソブチル、マレイン酸ジエチル、マレイン
酸ジブチル、マレイン酸ジイソブチル、フマル酸モノメ
チル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジイソブチル、酒石
酸ジエチル、酒石酸ジブチル、酒石酸ジイソブチル、シ
クロヘキサンカルボン酸エチル、安息香酸メチル、安息
香酸エチル、p−トルイル酸メチル、p−第三級ブチル
安息香酸エチル、p−アニス酸エチル、o−ナフトエ酸
エチル、o−ナフトエ酸イソブチル、ケイ皮酸エチル、
フタル酸モノメチル、フタル酸モノエチル、フタル酸モ
ノブチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタ
ル酸ジイソブチル、フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジオ
クチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸ジ
アリル、フタル酸ジフェニル、イソフタル酸ジエチル、
イソフタル酸ジイソブチル、テレフタル酸ジエチル、テ
レフタル酸ジブチル、ナフタル酸ジエチル、ナフタル酸
ジブチル、トリメリト酸トリエチル、トリメリト酸トリ
ブチル、ピロメリト酸テトラメチル、ピロメリト酸テト
ラエチル、ピロメリト酸テトラブチルなどが挙げられ
る。
の酸ハロゲン化物を使用することができ、その具体例と
して、酢酸クロライド、酢酸ブロマイド、酢酸アイオダ
イド、プロピオン酸クロライド、酪酸クロライド、酪酸
ブロマイド、酪酸アイオダイド、ピバリン酸クロライ
ド、ピバリン酸ブロマイド、アクリル酸クロライド、ア
クリル酸ブロマイド、アクリル酸アイオダイド、メタク
リル酸クロライド、メタクリル酸ブロマイド、メタクリ
ル酸アイオダイド、クロトン酸クロライド、マロン酸ク
ロライド、マロン酸ブロマイド、コハク酸クロライド、
コハク酸ブロマイド、グルタル酸クロライド、グルタル
酸ブロマイド、アジピン酸クロライド、アジピン酸ブロ
マイド、セバシン酸クロライド、セバシン酸ブロマイ
ド、マレイン酸クロライド、マレイン酸ブロマイド、フ
マル酸クロライド、フマル酸ブロマイド、酒石酸クロラ
イド、酒石酸ブロマイド、シクロヘキサンカルボン酸ク
ロライド、シクロヘキサンカルボン酸ブロマイド、1−
シクロヘキセンカルボン酸クロライド、シス−4−メチ
ルシクロヘキセンカルボン酸クロライド、シス−4−メ
チルシクロヘキセンカルボン酸ブロマイド、塩化ベンゾ
イル、臭化ベンゾイル、p−トルイル酸クロライド、p
−トルイル酸ブロマイド、p−アニス酸クロライド、p
−アニス酸ブロマイド、o−ナフトエ酸クロライド、ケ
イ皮酸クロライド、ケイ皮酸ブロマイド、フタル酸ジク
ロライド、フタル酸ジブロマイド、イソフタル酸ジクロ
ライド、イソフタル酸ジブロマイド、テレフタル酸ジク
ロライド、ナフタル酸ジクロライドなどが挙げられる。
また、アジピン酸モノメチルクロライド、マレイン酸モ
ノエチルクロライド、マレイン酸モノメチルクロライ
ド、フタル酸ブチルクロライドのようなジカルボン酸の
モノアルキルハロゲン化物も使用し得る。
てR4は炭素数1〜12個のアルキル、アルケニル、シ
クロアルキル、アリール、アルアルキルである。その具
体例としては、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、
ペンタノール、ヘキサノール、オクタノール、2−エチ
ルヘキサノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコ
ール、アリルアルコール、フェノール、クレゾール、キ
シレノール、エチルフェノール、イソプロピルフェノー
ル、p−t−ブチルフェノール、n−オクチルフェノー
ルなどである。
てR5、R6は炭素数1〜12個のアルキル、アルケニ
ル、シクロアルキル、アリール、アルアルキルであり、
R5とR6は同じでも異なっていてもよい。その具体例
としては、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジブチルエーテル、ジイソブチルエーテル、ジイソ
アミルエーテル、ジ−2−エチルヘキシルエーテル、ジ
アリルエーテル、エチルアリルエーテル、ブチルアリル
エーテル、ジフェニルエーテル、アニソール、エチルフ
ェニルエーテルなどである。
しての使用が特に好ましいものは、安息香酸エチルおよ
びフタル酸ジブチルである。
のα−オレフィンであり、具体的には、エチレン、プロ
ピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、3
−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、3
−エチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、
4−メチル−1−ヘキセン、4,4−ジメチル−1−ヘ
キセン、4,4−ジメチル−1−ペンテン、4−エチル
−1−ヘキセン、3−エチル−1−ヘキセン、1−オク
テン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、
1−ヘキサデセン、1−オクタデセンなどの直鎖ないし
分岐型のオレフィン類などが挙げられる。好ましくは、
エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1
−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−
1−ペンテン、1−オクテン、3−メチル−1−ブテン
などが挙げられ、特に好ましくはエチレンおよびプロピ
レンであり、これらは、単独でも、あるいは上記モノマ
ーの少なくとも1つ以上と任意の割合で用いてもよい。
ンの重合反応は、液相で重合させる場合、ノルマルブタ
ン、イソブタン、ノルマルペンタン、イソペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキサン、シクロ
ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの不活性
炭化水素中またはα−オレフィン液状モノマー中で行う
ことができる。重合温度は、通常0〜100℃、好まし
くは30〜80℃の範囲である。重合圧力は、例えば1
〜60気圧でよい。得られる重合体の分子量の調節は、
水素または他の公知の分子量調節剤を存在せしめること
により行われる。本発明の触媒を用いた重合反応は、連
続またはバッチ式で行い、その条件は、通常用いられる
条件でよく、(共)重合反応は一段でも、二段以上で行
ってもよい。
は、0.1〜10ミリモル/lが好ましく、マンガン錯
体1モル当たり、有機アルミニウム化合物の使用量を5
0〜1000モルとすることが好ましい。さらに、電子
供与性化合物を用いる場合は、マンガン錯体1モル当た
り、電子供与性化合物の使用量を10〜200モルとす
ることが好ましい。
にポリエチレンおよびポリプロピレンは、下記の特徴を
有するものである。 (i)ポリエチレン マンガン錯体をマグネシウム化合物に担持しない均一系
触媒を用いたエチレン重合では、助触媒としてメチルア
ルモキサンを用いた場合のみ、低活性ながらポリエチレ
ンが得られる。該ポリエチレンは、いずれも重量平均分
子量(以下、Mwと略す。)が100万以上の高分子量
ポリエチレンであり、分子量分布(Mw/数平均分子量
(以下、Mnと略す。))は、2〜3程度の比較的狭い
ものである。また、ポリエチレンの融点は、いわゆる高
密度ポリエチレンであることを示す。さらに、生成ポリ
エチレンの13C−NMR測定より、分岐が全く見られ
ず、基本的に配位重合にて重合が進行したものと考えら
れる。
に担持した本発明の不均一系触媒を用いたエチレン重合
では、対応する均一系触媒と比較して50〜100倍の
重合活性の増加が見られた。生成ポリエチレンは、不均
一系触媒としたことにより、分子量分布は、広がってい
るものの、均一系触媒の場合と同様に、Mwは、極めて
高く、また、その融点より高密度ポリエチレンであるこ
とが分かった。
触媒を用いたプロピレン重合では、重合活性が全くな
い。
ピレン重合では、Mn(acac) 3またはMn(sa
len)Clをマグネシウム化合物に担持した触媒成分
を用いた場合、低活性ながらポリプロピレンが得られる
ことが分かった。この触媒系に電子供与性化合物(例え
ば、安息香酸エチル)を添加すると、マンガンに対する
安息香酸エチルのモル比が50〜100にて重合活性が
最大となり、かつ、生成ポリプロピレンの立体規則性も
向上することが確認された。また、生成ポリプロピレン
の融点は、160〜162℃であることから、通常のア
イソタクチックポリプロピレンが生成していることが分
かった。さらに、13C−NMR測定より、高立体規則
性ポリプロピレンの生成が明らかで、アイソタクチック
立体特異性配位重合が進行したものと考えられる。
するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるも
のではない。なお、得られたポリオレフィンは、次の方
法にて物性を測定した。 (1)分子量および分子量分布:東ソー(株)製GPC
(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)HLC−
8121GPC/HTを用いた。溶媒はトリクロロベン
ゼン、測定温度は135℃、溶媒流速は1ml/分で、
カラムは、東ソー(株)製単分散ポリスチレン標準試料
を用い、検量線を求め、ユニバーサル法によって求め
た。
ンス製 DSC3200S)を用いて測定した。 (3)ミクロ構造解析:13C−NMR(日本電子
(株)製 JNM−LA600)を用い、溶媒はC2D
2Cl4、温度は125℃にて測定を行った。
に、11.4gの無水塩化マグネシウム(東邦チタニウ
ム社製)と、1.28gのMn(acac)3を導入
し、90℃にて4時間、反応させた後、トルエンにて洗
浄し、乾燥することにより触媒成分を調製した。マンガ
ン錯体の担持率を、ICP(Inductively
Coupled Plazma)にて測定したところ、
0.25ミリモル/gであった。
lのトルエン、4ミリモルのジメチルアルミニウムクロ
ライド(以下、DEACと略す。)(1ミリモル/ml
濃度)、Mn(acac)3を担持した無水塩化マグネ
シウム担体98mgを仕込んだ後、7lのエチレンを導
入し、40℃にて6時間エチレンの重合を行った。酸性
メタノールの導入により、重合を停止後、得られたポリ
エチレンを60℃にて8時間減圧乾燥した。得られたポ
リエチレンのMwは、3,272,000、Mw/Mn
は、6.4、融点は、136.7℃であった。また、エ
チレンの重合活性は、30.0kg−ポリエチレン(以
下、PEと略す。)/モル−マンガン(以下、Mnと略
す。)・時間であった。結果を表1に示す。
用いたこと以外は、実施例1と同様にしてエチレン重合
を行った。得られたポリエチレンのMwは、3,46
0,000、Mw/Mnは、2.8、融点は、136.
7℃であった。また、エチレンの重合活性は、0.4k
g−PE/モル−Mn・時間であった。結果を表1に示
す。
成分(担持率:0.21ミリモル/g)を用いたこと、
有機アルミニウム化合物として、メチルアルモキサン
(以下、MAOと略す。)を用い、有機アルミニウム化
合物/マンガン錯体のモル比を200から500に変え
たこと、および重合温度を40℃から70℃としたこと
以外は実施例1と同様にしてエチレン重合を行った。得
られたポリエチレンの融点は、137.6℃であった。
また、エチレンの重合活性は、11.0kg−PE/モ
ル−Mn・時間であった。結果を表1に示す。
用いたこと以外は、実施例2と同様にしてエチレン重合
を行った。得られたポリエチレンのMwは、1,90
0,000、Mw/Mnは、2.8、融点は、137.
0℃であった。また、エチレンの重合活性は、6.3k
g−PE/モル−Mn・時間であった。結果を表1に示
す。
した触媒成分(担持率:0.27ミリモル/g)を用い
たこと、および重合温度を40℃から70℃としたこと
以外は実施例1と同様にしてエチレン重合を行った。得
られたポリエチレンの融点は、135.2℃であった。
また、エチレンの重合活性は、25.0kg−PE/モ
ル−Mn・時間であった。結果を表1に示す。
用いたこと以外は、実施例3と同様にしてエチレン重合
を行った。エチレンの重合活性は、0kg−PE/モル
−Mn・時間であり、ポリエチレンは、得られなかっ
た。結果を表1に示す。
用いたこと、および有機アルミニウム化合物として、M
AOを用い、有機アルミニウム化合物/マンガン錯体の
モル比を200から500に変えたこと以外は、実施例
3と同様にしてエチレン重合を行った。得られたポリエ
チレンのMwは、1,410,000、Mw/Mnは、
3.0、融点は、138.7℃であった。また、エチレ
ンの重合活性は、0.1kg−PE/モル−Mn・時間
であった。結果を表1に示す。
に、11.4gの無水塩化マグネシウムと、1.28g
のMn(acac)3を導入し、90℃にて4時間、反
応させた後、トルエンにて洗浄し触媒成分を調製した。
マンガン錯体の担持率は、ICP(Inductive
ly Coupled Plazma)にて測定した。
lのトルエン、4ミリモルのDEAC(1ミリモル/m
l濃度)、98mg(0.02ミリモル)の無水塩化マ
グネシウム担持Mn(acac)3を仕込んだ後、7l
のプロピレンを導入し、40℃にて20時間プロピレン
の重合を行った。酸性メタノールの導入により、重合を
停止後、得られたポリプロピレンを60℃にて8時間減
圧乾燥した。得られたポリプロピレンのMwは、51
0,000、Mw/Mnは、9.0であった。また、プ
ロピレンの重合活性は、0.05kg−ポリプロピレン
(以下、PPと略す。)/モル−Mn・時間であった。
結果を表2に示す。
用いたこと以外は、実施例4と同様にしてプロピレン重
合を行った。プロピレンの重合活性は、0kg−PP/
モル−Mn・時間であり、ポリプロピレンは、得られな
かった。結果を表2に示す。
した触媒成分を用いたこと、および重合温度を40℃か
ら70℃としたこと以外は実施例4と同様にしてプロピ
レン重合を行った。得られたポリプロピレンのMwは、
195,000、Mw/Mnは、2.6でアタクチック
ポリプロピレンあった。また、プロピレンの重合活性
は、0.36kg−PP/モル−Mn・時間であった。
結果を表2に示す。
と略す。)を、マンガン錯体に対してモル比にて50追
加導入したこと、および重合温度を40℃から70℃と
したこと以外は実施例4と同様にしてプロピレン重合を
行った。得られたポリプロピレンのMwは、690,0
00、Mw/Mnは、3.1、融点は、160.8℃、
13C−NMRによるアイソタクチックペンタッド分率
([mmmm]分率)は、93.9であった。また、プロ
ピレンの重合活性は、0.40kg−PP/モル−Mn
・時間であった。結果を表2に示す。さらに、沸騰ヘプ
タンにて溶解分離したアタクチックポリプロピレンのM
wは、30,000から40,000であり、チーグラ
ー−ナッタ触媒で生成する、それに比べて10倍以上で
あることが判明した。
した触媒成分を用いたこと、電子供与性化合物としての
EBを、マンガン錯体に対してモル比にて50追加導入
したこと、および重合温度を40℃から70℃としたこ
と以外は実施例4と同様にしてプロピレン重合を行っ
た。得られたポリプロピレンのMwは、471,00
0、Mw/Mnは、2.8、融点は、157.5℃、
13C−NMRによるアイソタクチックペンタッド分率
([mmmm]分率)は、80.3であった。また、プロ
ピレンの重合活性は、0.70kg−PP/モル−Mn
・時間であった。結果を表2に示す。
NBPと略す。)を、マンガン錯体に対してモル比にて
50追加導入したこと、および重合温度を40℃から7
0℃としたこと以外は実施例4と同様にしてプロピレン
重合を行った。得られたポリプロピレンのMwは、29
5,000、Mw/Mnは、4.2であった。また、プ
ロピレンの重合活性は、0.05kg−PP/モル−M
n・時間であった。結果を表2に示す。
1と同様にしてエチレン重合を行った。エチレンの重合
活性は、54.4kg−PE/モル−Mn・時間であっ
た。また、空気中に上記で用いた触媒成分を12時間暴
露した後に、同様にしてエチレン重合を行った。エチレ
ンの重合活性は、41.3kg−PE/モル−Mn・時
間であり、空気への暴露によっても、上記Mn(aca
c)3を無水塩化マグネシウムに担持した触媒成分の劣
化が少ないことが判明した。
同様のエチレン重合を行った。エチレンの重合活性は、
実施例3の25.0kg−PE/モル−Mn・時間に対
し、12.1kg−PE/モル−Mn・時間であり、空
気への暴露によっても、上記Mn(salen)Clを
無水塩化マグネシウムに担持した触媒成分の劣化が少な
いことが判明した。
成分および/または触媒として全く知られていなかっ
た、VII族遷移金属錯体であるマンガン錯体を用い
た、α−オレフィン重合用触媒成分および触媒並びにそ
れを用いるポリオレフィンの製造方法を提供するもので
あり、特にエチレン重合において高活性、およびプロピ
レン重合において高立体規則性を示すこと、さらに、本
発明の触媒成分は、空気中にても安定であることより、
その工業的価値は極めて大きい。
Claims (9)
- 【請求項1】 マンガン錯体をマグネシウム化合物に担
持してなるα−オレフィン重合用触媒成分。 - 【請求項2】 下記式(1)、(2)または(3)で表
される、1種以上のマンガン錯体を用いる請求項1に記
載のα−オレフィン重合用触媒成分。 【化1】 【化2】 【化3】 (式中、Meはメチル基を示す。) - 【請求項3】 マンガン錯体をマグネシウム化合物に担
持してなる触媒成分および有機アルミニウム化合物を含
有するα−オレフィン重合用触媒。 - 【請求項4】 下記式(1)、(2)または(3)で表
される、1種以上のマンガン錯体を用いる請求項3に記
載のα−オレフィン重合用触媒。 【化4】 【化5】 【化6】 (式中、Meはメチル基を示す。) - 【請求項5】 マンガン錯体をマグネシウム化合物に担
持してなる触媒成分および有機アルミニウム化合物を含
有するα−オレフィン重合用触媒を用いてα−オレフィ
ンを重合するポリオレフィンの製造方法。 - 【請求項6】 上記に加えてさらに電子供与性化合物を
含有するα−オレフィン重合用触媒を用いてα−オレフ
ィンを重合する請求項5に記載のポリオレフィンの製造
方法。 - 【請求項7】 下記式(1)、(2)または(3)で表
される、1種以上のマンガン錯体を用いる請求項5また
は6に記載のポリオレフィンの製造方法。 【化7】 【化8】 【化9】 (式中、Meはメチル基を示す。) - 【請求項8】 α−オレフィンがエチレンである請求項
5または7に記載のポリオレフィンの製造方法。 - 【請求項9】 α−オレフィンがプロピレンである請求
項6または7に記載のポリオレフィンの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000380712A JP2002179724A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | マンガン錯体含有触媒成分および触媒並びにそれを用いるポリオレフィンの製造方法 |
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JP2000380712A JP2002179724A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | マンガン錯体含有触媒成分および触媒並びにそれを用いるポリオレフィンの製造方法 |
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JP2000380712A Pending JP2002179724A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | マンガン錯体含有触媒成分および触媒並びにそれを用いるポリオレフィンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002179724A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1568716A1 (en) * | 2004-02-24 | 2005-08-31 | Stichting Dutch Polymer Institute | Catalyst system comprising magnesium halide |
JP2009040943A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴム組成物 |
US7544749B2 (en) * | 2003-02-07 | 2009-06-09 | Basell Polyolefine Gmbh | Polymerization catalysts, organic transition metal compounds, process for preparing polyolefins and polyolefins |
-
2000
- 2000-12-14 JP JP2000380712A patent/JP2002179724A/ja active Pending
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WO2005092935A1 (en) * | 2004-02-24 | 2005-10-06 | Stichting Dutch Polymer Institute | Catalyst system comprising magnesium halide |
JP2009040943A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴム組成物 |
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