JP2002179515A - 抗菌剤、その製造方法、樹脂組成物、及び成形品並びに塗料 - Google Patents

抗菌剤、その製造方法、樹脂組成物、及び成形品並びに塗料

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JP2002179515A
JP2002179515A JP2000380759A JP2000380759A JP2002179515A JP 2002179515 A JP2002179515 A JP 2002179515A JP 2000380759 A JP2000380759 A JP 2000380759A JP 2000380759 A JP2000380759 A JP 2000380759A JP 2002179515 A JP2002179515 A JP 2002179515A
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antibacterial agent
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JP2000380759A
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Yoshikazu Kimura
由和 木村
Masaya Ishida
昌也 石田
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Kanebo Ltd
Kanebo Kasei KK
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Kanebo Ltd
Kanebo Kasei KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】樹脂配合時の変色及び経時による変色傾向が少
ない、銀担持不定形シリカ系抗菌剤及びその樹脂組成物
を提供するにある。 【解決手段】不定形シリカの少なくとも一部が亜鉛及び
銀成分である抗菌性金属イオンを担持し、一次粒子径が
0.1〜100nmの範囲にある不定形粒子からなる。
BET法による比表面積が70〜100m2/gである
ことを特徴とする透明性及び耐変色性に優れた銀担持不
定形シリカ系抗菌剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐変色性に優れた
不定形シリカ系抗菌剤及びその製造方法、並びにその応
用製品に関するものであり、より詳細には抗菌性金属成
分として銀成分を含有するにも係わらず、経時による変
色傾向が少なく、また低水分含有量で定形粒子構造を有
し、樹脂等への配合も容易である不定形シリカ系抗菌剤
及びその樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】銀、銅、亜鉛等の金属イオンは抗菌性を
有することが古くから知られており、これらの抗菌性金
属成分を無機物粒子に担持させたものが抗菌剤として従
来使用されている。
【0003】公知の銀含有無機系抗菌剤は変色傾向を有
する点でも未だ改善すべき余地がある。即ち、種々の抗
菌性金属成分の内でも、銀成分は抗菌作用や人体に対す
る安全性に優れたものであるが、経時により、或いは光
や熱の作用により、次第に黄色して褐色に変色する傾向
があり、この改善が求められている。
【0004】また、ゼオライトは高いイオン交換性を持
つため、高濃度に銀イオンを担持させることができる特
性があるが、ゼオライトに銀をイオン交換した銀ゼオラ
イト系抗菌剤は、典型的な吸着剤であって比較的多量の
水分を吸着しており、樹脂に配合して溶融混練等を行っ
た場合、水分を放出して樹脂を発泡するということと、
ゼオライトのもつアルカリ金属成分により樹脂添加剤を
分解変色するという問題も有している。
【0005】本発明者らは、積極的にイオン交換する座
位がない不定形シリカが、驚くべきことに抗菌性金属成
分でイオン担持処理・水洗・濾過して、次いで乾燥熱処
理することにより、イオンを担持し、しかも前述した問
題点、即ち、発泡の問題、分散不良、変色の問題の全て
が解消された抗菌剤を得られることを見出したものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】即ち、本発明の目的
は、抗菌性金属成分として銀成分を含有するにも係わら
ず、経時による変色傾向が少なく、また低水分含有量
で、不定形粒子構造を有し、樹脂等への配合も容易であ
る不定形シリカ系抗菌剤及びその製造方法、ならびにそ
の応用製品を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも一
部が銀成分である抗菌性金属成分を含有することを特徴
とする不定形シリカ系抗菌剤である。
【0008】また、本発明は、この不定形シリカに少な
くとも一部が銀成分である抗菌性金属イオンを担持さ
せ、100℃以上の温度で焼成することを特徴とする耐
変色性に優れた不定形シリカの製造方法である。
【0009】更に本発明は、上記不定形シリカ系抗菌剤
を含有する樹脂組成物、樹脂成形品や塗料である。
【0010】
【発明の実施形態】本発明の抗菌剤は、(1)不定形シ
リカ系粒子からなること特徴として有するものである
が、好ましい態様として、(2)粒子径が0.1〜10
0nmの範囲にある不定形粒子構造を有すること、
(3)BET法による比表面積が70〜100m2/g
に制御されていることを特徴として有するものである。
【0011】不定系シリカ系粒子における抗菌性金属成
分の担持は、不定形シリカが有する負の帯電性に基づく
ものであるが、本発明の抗菌剤では、不定形シリカが有
する比表面積を利用して、抗菌性金属成分の担持が安定
に且つ確実に行われながら、不定形シリカの粒子構造が
実質上そのまま維持されるという極めて好都合な作用が
達成されるのである。
【0012】本発明では、抗菌性金属成分による担持及
びその後の熱処理が不定形シリカ中の銀イオンを安定化
する作用を利用して、不定形シリカ系抗菌剤の製造に成
功したものである。
【0013】本発明の抗菌剤では、抗菌性金属成分がシ
リカアルミナ系粒子中に電気的に確実に担持されている
ため、抗菌作用が長期にわたって安定に持続され、ま
た、電気的に中和されているため粒子自体の2次凝集の
程度も少ないため、粉体としての取り扱いも容易で、樹
脂等への分散性にも優れている。
【0014】本発明によれば、かくして不定形シリカ系
抗菌剤は大気中に放置した場合にも吸水することが殆ど
なく、従って高温においても水分の放出がなく、樹脂中
への配合添加に特に適している。
【0015】更に、抗菌性金属成分として、銀成分は、
抗菌作用に特に優れているが、一方変色しやすい傾向も
あることは既に指摘したところであるが、本発明の不定
形シリカ系抗菌剤は、抗菌性金属成分の少なくとも一部
として銀成分を含有するにもかかわらず、耐変色性に優
れているという利点がある。
【0016】[不定形シリカ系抗菌剤]本発明の不定形
シリカ系抗菌剤は、酸化物基準で換算算出した構成金属
の量としては、SiO2量としては、10〜80重量%が
好ましく特に好ましくは、30〜60重量%の範囲で、銀担
持量としては、0.1〜3.0重量%が好ましく、特に
好ましくは、0.5〜1.5重量%の範囲である。ま
た、亜鉛担持量としては、10〜70重量%、好ましく
は、40〜60重量%の範囲である。
【0017】抗菌性金属成分はAg単独、或いはAgと
Zn、Cu、Ca、Ba、Mg、Ni及びCoからなる
群より選択された少なくとも1種の他の金属成分との組
み合わせであることが好ましく、他の金属成分との組み
合わせ使用では、銀成分の量を少なくしながら、満足す
べき抗菌作用が得られるという利点がある。
【0018】更に、この不定形シリカ系抗菌剤の粒子径
は、0.1〜100nmが好ましく、更に好ましくは1
〜10nmの粒径を有するのがよい。0.1nm以上
で、粒子の凝集が抑えられ、100nm以下で抗菌作用
が高い傾向があり、更に樹脂への分散性も良好だからで
ある。
【0019】[製造方法]本発明の不定形シリカ系抗菌
剤は、不定形シリカを少なくとも一部が銀成分である抗
菌性金属イオンでイオン交換した,銀担持不定形シリカ
系抗菌剤を、100℃以上の温度で焼成することにより
製造される。
【0020】原料となる不定形シリカとしては、SiO
2の含有量90%以上ものが好ましく、これらの不定形
シリカは前述した粒径範囲の不定形構造を有するものが
好ましい。これらの不定形シリカは、一般に70〜10
0m2/gの比表面積を有することが好ましい。
【0021】不定形シリカに水を加えて5〜35%濃度
の水性スラリーとし、抗菌性金属イオンでイオン担持す
る。
【0022】これらの金属成分は、水可溶性塩として用
いることが好適であり、一般工業薬品や錯体化合物から
選ぶことができる。その例としては、銀イオンの場合、
硝酸銀、硫酸銀、過塩素酸銀、酢酸銀、ジアンミン銀硝
酸塩、アンミン銀硫酸塩等;銅イオンの場合、硝酸銅、
過塩素酸銅、酢酸銅、硫酸銅等;亜鉛イオンの場合、硝
酸亜鉛、硫酸亜鉛、過塩素酸亜鉛、チオシアン酸亜鉛、
酢酸亜鉛等を挙げることができる。
【0023】両者を接触させる条件は、特に制限はない
が、一般に温度は10〜90℃、接触は一段でも多段で
も行うことができ、例えば、順次高濃度の塩溶液と接触
させる方法等が採用される。この時の塩濃度は一般に金
属として1〜5g/Lの範囲が適当である。また、接触
方法は、不定形シリカスラリー撹拌下に金属塩溶液を接
触させる方法や不定形シリカスラリー充填層(床)に塩
類溶液を通過させる方法が採用される。
【0024】得られる担持体を必要により水洗、乾燥し
た後、100℃以上の温度、好適には200〜300℃
の温度で焼成して抗菌剤とする。
【0025】本発明の不定形シリカ系抗菌剤はまた、少
なくとも一部が銀成分である抗菌性金属イオンでイオン
担持し、金属イオン担持不定形シリカを200℃以上の
温度で焼成することによっても製造することができる。
【0026】[用途]本発明の抗菌剤は、種々の形態で
抗菌性を必要とする用途に使用できる。この抗菌剤は、
その効果性能を損なわない範囲で、公知の改質剤、例え
ば分散剤〜分散助剤、界面活性剤、カップリング剤、流
動性向上剤、変色防止剤、抗酸化剤、マスキング剤、紫
外線吸収剤、着色剤、脱臭剤、防かび剤、香料、その他
の添加剤等で表面処理を行うことができる。
【0027】特に耐変色性を更に高めるために、本発明
の抗菌剤表面にリン酸塩や無機変色防止剤を粉末または
水溶性塩として被覆、添着、吸着等させることが好まし
い。リン酸塩としては、オルトリン酸塩、ポリリン酸
塩、メタリン酸塩のいずれでも良く、例えばリン酸カル
シウム、リン酸亜鉛、リン酸バリウム、リン酸マグネシ
ウム、リン酸アンモニウム、リン酸アルミニウム、リン
酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸銀、リン酸クロ
ム、リン酸コバルト、リン酸銅、リン酸鉄、リン酸ニッ
ケル、リン酸水素亜鉛、リン酸水素カルシウム、リン酸
水素アンモニウム、リン酸水素アルミニウム、リン酸水
素アンモニウムナトリウム、リン酸水素カリウム、リン
酸水素ナトリウム、リン酸水素バリウム、リン酸水素マ
グネシウム、リン酸水素リチウムが挙げられ、中でもリ
ン酸カルシウムが好ましい。
【0028】無機変色防止剤としては、例えばハイドロ
タルサイト類、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化カル
シウム、含アルミニウムフィロケイ酸塩、アルカリ・ア
ルミニウム複合水酸化物炭酸塩等が挙げられる。
【0029】分散剤〜助剤としては、特に制限されない
が、例えば、下記のワックス類や低融点樹脂類が使用さ
れる。 (1)脂肪酸及びその金属塩: 高級脂肪酸;動物または植物油脂から得られた脂肪酸お
よびそれらの脂肪酸を水素添加したもので、炭素数が8
〜22のもの。上記脂肪酸のアルカリ金属塩、アルカリ
土類金属塩、Zn塩、Al塩。
【0030】(2)アマイド、アミン: 高級脂肪酸金属塩 高級脂肪酸アマイド、エルカ酸アミド、オレイルパルミ
トアマイド、ステアリルエルカミド、2−ステアロミド
エチルステアレート、エチレンビス脂肪酸アマイド、
N,N’−オレオイルステアリルエチレンジアミン、ジ
エチルトルアミド、N,N’−ビス(2ヒドロキシエチ
ル)アルキル(C12〜C18)アマイド、N,N’−ビス
(ヒドロキシエチル)ラウロアマイド、N−アルキル
(C10〜C18)トリメチレンジアミンと反応したオレイ
ン酸、脂肪酸ジエタノールアミン、ジ−(ヒドロキシエ
チル)ジエチレントリアミンモノアセテートのジステア
リン酸エステル。
【0031】(3)一価、多価アルコールの脂肪酸エス
テル:ステアリン酸n−ブチル、水添ロジンメチルエス
テル、セバチン酸ジブチル〈n−ブチル〉、セバチン酸
ジオクチル〈2−エチルヘキシル、n−オクチル共〉、
グリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリト−ルテト
ラステアレート、ポリエチレングリコール脂肪酸エステ
ル、ポリエチレングリコールジステアレート、ポリエチ
レングリコールジラウレート、ポリエチレングリコール
ジオレエート、ポリエチレングリコールヤシ油脂肪酸ジ
エステル、ポリエチレングリコールトール油脂肪酸ジエ
ステル、エタンジオールモンタン酸ジエステル、1,3
ブタンジオールモンタン酸ジエステル、ジエチレングリ
コールステアリン酸ジエステル、プロピレングリコール
脂肪酸ジエステル、トリグリセライドワックス、水添食
用油脂、12−ヒドロオキシステアリン酸のグリセリン
エステル。
【0032】(4)ワックス類:スパームアセチワック
ス、モンタンワックス、カルナバワックス、蜜蝋、木
蝋、一価脂肪族アルコールのエステル、〈例:硬化鯨油
ラウリルステアレート、ステアリルステアレート〉、ラ
ノリン、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワック
ス、酸化ポリエチレンワックス、酸変性ポリオレフィン
ワックス、エポキシ変性ポリエチレンワックス、石油系
ワックス。
【0033】低融点樹脂としては、融点或いは軟化点が
40〜200℃、特に70〜160℃である各種樹脂、
例えば、エポキシ樹脂、キシレン−ホルムアルデヒド樹
脂、スチレン系樹脂、クロマン−インデン樹脂、その他
の石油樹脂、アルキッド樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、低融
点アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、低融点コポリ
アミド、低融点コポリエステル等を挙げることができ
る。
【0034】これらの分散剤・分散助剤は、単独或いは
2種以上の組合せで使用できる。これらの分散剤・分散
助剤は、その特性が損なわれない量で用いることができ
る。
【0035】一方、界面活性剤としては、(イ)第一級
アミン塩、第三級アミン、第四級アンモニウム化合物、
ピリジン誘導体等のカチオン系のもの、(ロ)硫酸化
油、石ケン、硫酸化エステル油、硫酸化アミド油、オレ
フィンの硫酸エステル塩類、脂肪アルコール硫酸エステ
ル塩、アルキル硫酸エステル塩、脂肪酸エチルスルホン
酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルベン
ゼンスルホン酸塩、コハク酸エステルスルホン酸塩、リ
ン酸エステル塩等のアニオン系のもの、(ハ)多価アル
コールの部分的脂肪酸エステル、脂肪アルコールのエチ
レンオキサイド付加物、脂肪酸のエチレンオキサイド付
加物、脂肪アミノまたは脂肪酸アミドのエチレンオキサ
イド付加物、アルキルフェノールのエチレンオキサイド
付加物、アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加
物、多価アルコールの部分的脂肪酸エステルのエチレン
オキサイド付加物、ポリエチレングリコール等の非イオ
ン系のもの、(ニ)カルボン酸誘導体、イミダゾリン誘
導体等の両性系のものが一般に使用可能である。
【0036】繊維製品に含有した場合、併用して用いら
れる柔軟剤としては、脂肪酸とポリアルキレンポリアミ
ン又はアルカノールアミンからなる脂肪酸アマイドをポ
リオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアル
キレンフェニルエーテル、高級アルコール硫酸エステル
塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ア
ルキルスルホネート等の乳化剤で水に分散させたもの;
モノステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジ
ステアリルジメチルアンモニウムクロライド等の四級ア
ンモニウム塩;流動パラフィン、スピンドル油等の鉱物
油、オレイン酸メチル、ジオクチルセバケート等のエス
テル系合成油及びポリシロキ酸誘導体を上記乳化剤で水
に乳化分散させたもの;高級アルコールを上記乳化剤で
水に乳化分散させたもの;多価アルコールを上記乳化剤
で水に乳化分散させたもの;不飽和高級アルコール硫酸
エステル塩の水分散したもの等が好ましい。
【0037】更に基体に含有させるバインダーとして
は、ポリウレタン誘導体、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹
脂、スチレン−ブタジエン脂肪、ポリシロキサン誘導
体、多価フェノール類、エポキシ樹脂、ホルマリン樹脂
類、グリオキザール樹脂類、ポリビニルアルコール、ケ
イ酸塩、スメクタイト等が用いられる。
【0038】カップリング剤としては、例えば次のもの
が使用可能である。
【0039】シラン系カップリング剤:γ−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−γ
−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノ
エチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
などのアミノ系シラン。γ−メタクリロキシプロピルト
リメトキシシラン、などのメタクリロキシ系シラン。ビ
ニルトリス(βメトキシエトキシ)シラン、ビニルトリ
エトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルト
リクロルシラン、などのビニル系シラン。β−(3,4
エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、などのエ
ポキシ系シラン。γ−メルカプトプロピルトリメトキシ
シラン、などのメルカプト系シラン。γ−クロロプロピ
ルトリメトキシシラン、などのクロロプロピル系シラ
ン。
【0040】チタネート系カップリング剤:イソプロピ
ルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリ
ドデシルベンゼンスルホニルチタネート、イソプロピル
トリス(ジオクチルバイロホスフェート)チタネート、
テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファイト)チタ
ネート、テトラ(2,2−ジアリルオキシメチル−1−
ブチル)ビス(ジ−トリデシル)ホスファイトチタネー
ト、ビス(ジオクチルバイロホスフェート)オキシアセ
テートチタネート、ビス(ジオクチルバイロホスフェー
ト)エチレンチタネート、イソプロピルトリオクタノイ
ルチタネート、イソプロピルジメタクリルイソステアロ
イルチタネート、イソプロピルイソステアロイルジアク
リルチタネート、イソプロピルトリ(ジオクチルホスフ
ェート)チタネート、イソプロピルトリクミルフェニル
チタネート、イソプロピルトリ(N−アミノエチル−ア
ミノエチル)チタネート、ジクミルフェニルオキシアセ
テートチタネート、ジイソステアロイルエチレンチタネ
ート、ポリジイソプロピルチタネート、テトラノルマル
ブチルチタネート、ポリジノルマルブチルチタネート。
【0041】アルミナ、チタニア、硫酸バリウムこれら
の複合物等の微粒子が使用され、特に気相法シリカ、気
相法アルミナ、気相法チタニア等の微粒子が使用され
る。これらの微粒子は、有機シラン類等で疎水化処理さ
れたものであってもよく、一般に外添により粒子表面に
付着される。
【0042】他の配合剤は、更にその特性を損なわない
量で無機系抗菌剤との併用もできる。それを具体的に例
示すると、抗菌性金属イオン交換又は担持されたゼオラ
イト、アパタイト、リン酸ジルコニウム、シリカゲル、
ケイ酸カルシウム、ガラス等が挙げられる。
【0043】また、本発明の抗菌剤粒子は、他の抗菌性
有機化合物、一般に当業界で使用されている殺菌剤、防
腐剤と組み合わせて用いることもできる。その例とし
て、ヒノキチオール等のトロポロン類;キトサン類;パ
ラオキシ安息香酸エステル類;安息香酸、デヒドロ酢酸
等の有機酸;これら有機酸の塩類;塩化ベンザルコニウ
ム等の第4級アンモニウム塩類;第四級ホスホニウム塩
類;ヨードホール類等を挙げることができる。
【0044】さらに具体的に例示すると、ヒノキチオー
ル、キトサン、安息香酸、安息香酸塩類、イソプロピル
メチルフェノール、ウンデシレン酸モノエタノールアミ
ド、塩化ベンザルコニウム、塩化アルキルトリメチルア
ンモニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゾトリ
ウム、塩化アルキルアミノエチルグリシン、塩化クロル
ヘキシジン、クレゾール、クロラミン、クロロキシレノ
ール、クロロクレゾール、クロロブタノール、サリチル
酸、サリチル酸塩類、臭化アルキルイソキノリニウム、
臭化ドミフェン、ソルビン酸および塩類、チモール、チ
ラム、デヒドロ酢酸及び塩類、トリクロロカルバニリ
ド、p−オキシ安息香酸エステル、p−クロルフェノー
ル、ハロカルバン、フェノール、ヘキサクロロフェン、
ラウロイルサルコシンナトリウム、レゾルシン、ポビド
ンヨード(ポリビニルピロリドン・ヨウ素錯体)及びそ
のシクロデキストリン包摂体、ヨウ素・アルキルポリエ
ーテルアルコール錯体(G.S.I.)、ポリエトキシ
ポリプロポキシポリエトキシエタノール・ヨウ素錯体
(Iocline)、ノニルフェノキシポリエトキシエ
タノール・ヨウ素錯体、ポリオキシエチレン付加植物油
・ヨウ素錯体、ポリオキシエチレン付加脂肪酸・ヨウ素
錯体、ポリオキシエチレン付加脂肪アルコール・ヨウ素
錯体、脂肪酸アミド・ヨウ素錯体、第4級有機アンモニ
ウム・ヨウ素錯体等を挙げることができる。
【0045】本発明の抗菌剤は、粉体の形で樹脂等への
配合に用いられるが、必要に応じ、それ自体でもしくは
無機系ないしは有機系バインダーを加えて、スラリー
状、顆粒状、タブレット状、球状、直方体状、円柱状、
ハニカム状、塊状等に成形して、用いることができる。
この成形には、押出法、打錠法、転動法、噴霧法、加圧
成形法等、公知の成形法を用いることができる。
【0046】本発明の抗菌剤は、抗菌作用とその持続性
に優れていると共に、その形状が不定形粒子であって、
更に粒度分布も一様であるため、粉体としての流動性や
取り扱い性に優れている。このため、本発明の抗菌剤
は、種々の材料への混合性、分散性に優れていると共
に、材料への付着性やコーティング性にも優れており、
種々の材料へ混合したり或いは付着させて、有効に抗菌
性を発揮させることができる。
【0047】例えば、本発明の抗菌剤は、種々の重合体
への分散性に優れており、しかも変色傾向も少ないの
で、各種重合体に配合して、抗菌性を有する樹脂組成
物、重合体成形品、例えば繊維、フィルム、シート、パ
イプ、パネル、容器、建材、構造材等の分野に用いるこ
とができ、また、塗料等に配合して、抗菌性塗膜〜コー
テイングの分野に用いることができる。重合体として
は、熱可塑性樹脂、各種エラストマー、熱硬化性樹脂等
が、制限なしに使用される。
【0048】熱可塑性樹脂としては、例えば低密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ1−ブテン、ポリ4−メチル
−1−ペンテンあるいはエチレン、ピロピレン、1−ブ
テン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレフィン同
士のランダムあるいはブロック共重合体等のポリオレフ
ィン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・ビニ
ルアルコール共重合体、エチレン・塩化ビニル共重合体
等のエチレン・ビニル化合物共重合体、ポリスチレン、
アクリロニトリル・スチレン共重合体、ABS、α−メ
チルスチレン・スチレン共重合体等のスチレン系樹脂、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニル・塩
化ビニリデン共重合体、ポリアクリロニトリル、ポリア
クリル酸メチル、ポリメタクリル酸メチル等のポリビニ
ル化合物、ナイロン6、ナイロン6−6、ナイロン6−
10、ナイロン11、ナイロン12等のポリアミド、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト等の熱可塑性ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
フェニレンオキサイド、アクリロニトリルを40w重量
%以上含有するアクリル系共重合体等、あるいはそれら
の混合物のいずれかの樹脂でもよい。
【0049】エラストマー重合体としては、例えばニト
リル−ブタジエンゴム(NBR)、スチレン−ブタジエ
ンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、ポリブ
タジエン(BR)、ポリイソプレン(IIR)、ブチル
ゴム、天然ゴム、エチレン−プロピレンゴム(EP
R)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPD
M)、ポリウレタン、シリコーンゴム、アクリルゴム
等;熱可塑性エラストマー、例えばスチレン−ブタジエ
ン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン
−スチレンブロック共重合体、水素化スチレン−ブタジ
エン−スチレンブロック共重合体、水素化スチレン−イ
ソプレン−スチレンブロック共重合体等が挙げられる。
【0050】一方、熱硬化性樹脂としては、例えば、フ
ェノール−ホルムアルデヒド樹脂、フラン−ホルムアル
デヒド樹脂、キシレン−ホルムアルデヒド樹脂、ケトン
−ホルムアルデヒド樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、
メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アルキド樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビスマレイミド樹
脂、トリアリルシアヌレート樹脂、熱硬化性アクリル樹
脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等を挙げることがで
きる。これらの樹脂は単独でも2種以上の組合せでも使
用される。
【0051】本発明の抗菌剤は、これらの重合体100
重量部当たり、0.01〜30重量部の量で配合するの
がよい。
【0052】繊維やフィルムへの配合は、溶融成形の場
合、本発明の抗菌剤を高濃度で含有する樹脂組成物、即
ち、マスターバッチを調製し、このマスターバッチを樹
脂に配合して、溶融混練を行い、所定の繊維或いはフィ
ルム等に成形を行えばよい。本発明の抗菌剤は、溶融混
練時に、水分の離脱により発泡を生じるおそれも全くな
く、また熱履歴により着色することもないという利点を
与える。
【0053】抗菌剤含有樹脂組成物を、ドープの形で繊
維或いはフィルム等に成形する場合にも、本発明の抗菌
剤は、有効成分が溶媒或いは分散媒中に溶出する傾向が
なく、抗菌作用が低下する傾向がなく、また、成形性を
も阻害しないという利点がある。これは、塗料やコーテ
イングの場合にも全く同様に当てはまる。
【0054】本発明の塗料の材料としては、植物性、動
物性、半合成、合成、無機、炭素、金属等の繊維類(例
えば、木綿、麻、木材繊維、パルプ、絹、レーヨン、ビ
ニロン、ナイロン、ポリエステル、アクリル、塩化ビニ
リデン、ポリオレフィン、芳香族ポリアミド、硝子、石
綿、岩綿、炭素繊維、ウィスカー、鋼、ステンレス、軽
金属等)、天然、半合成、合成等の皮革、レザー、木
材、竹材、籐、樹脂類、合成樹脂類、ゴム類、油脂類、
鉱油類、可塑剤、溶剤、無機系結合材(例えば、セメン
ト類、水硝子、石膏等)、無機質充填剤(例えば、微粉
末シリカ、活性アルミナ、含アルミニウムフィロケイ酸
亜鉛及びそのシリカ質複合体、フィロケイ酸マグネシウ
ム、ハイドロタルサイト、亜鉛変性ハイドロタルサイ
ト、リチウム・アルミニウム複合水酸化物塩、タルク、
クレー、ベントナイト、ドーソナイト、けいそう土、硅
砂、炭酸カルシウム、石粉等)、顔料、体質顔料等を挙
げることができる。
【0055】本発明の樹脂成形品としては、紙、織布、
不織布、網布、編布等の製品、織物、衣類等の布製品、
紙、フィルム、シート布等の包装材料、衛生材料製品、
台所浴用製品、水処理用品、塗料、散布剤、スプレー
剤、医療器具製品、建材製品等を挙げることができる。
【0056】本発明の樹脂成形品としては、例えば鮮度
保持フィルムやシート(雰囲気殺菌、抗菌)、ポリエス
テル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、アク
リル等の繊維製品、抗菌紙、ダンボール(防菌、抗菌、
防かび)、壁材、天井材、敷物、床材、畳、屋根下地材
等の建材製品、トイレタリー、化粧品、塗料(防菌、抗
菌、防かび)、散布或いはスプレー防菌剤、台所浴用製
品(袋、容器、まな板、スノコ等)、魚網、防藻剤等に
利用することができる。またセメントモルタル、セメン
トコンクリートの混合物に混合して使用し、抗菌性のセ
メントモルタルやセメントコンクリートの製品(現場施
工を含む)を造ることができる。その他抗菌を目的とし
て種々の製品に応用することができる。
【0057】
【実施例】本発明を次の例で説明するが、これらの実施
例に限定されるものではない。尚、本実施例で採用した
試験方法は下記の通りである。
【0058】PP樹脂100重量部に実施例及び比較例
の試料粉末0.5重量部をヘンシェルミキサーでブレンド
攪拌した。得られたブレンド品を2軸混練押出機により
250℃で混練り押出し、試料粉末0.5重量部含有コン
パウンドを得た。このコンパウンドを押出機で250℃
で射出成形機により厚さ3mm、5cm角のサンプルを用
いて変色性試験及び抗菌試験を行った結果を表に示し
た。
【0059】変色性:耐光促進試験機(キセノン型ウェ
ザーメーター)により25時間後の色差ΔEを色差計に
より測定した。色差ΔEの値が大きいほど、変色が大き
い。 ○:ΔEが0.1以上0.6未満 △:ΔEが0.6以上1.1未満 ×:ΔEが1.1以上
【0060】抗菌性:抗菌製品の抗菌力評価試験法(抗
菌製品技術協議会)で制定された方法に準拠して評価し
た。 試験方法:フィルム密着法 評価菌種:大腸菌、黄色ブドウ球菌 菌液接種時間:24時間 評価:抗菌剤添加樹脂成形品に菌液を接種して、フィル
ムでカバーして24時間後の菌数を測定する。 ○:接種菌液からの減少率が1/100以上 △:接種菌液からの減少率が1/10以上、1/100
未満 ×:接種菌液からの減少率が1/10未満
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、必要により不定形シリ
カをその比表面積が維持される範囲で、不定形シリカを
少なくとも一部が銀成分である抗菌性金属成分でイオン
担持処理し、水洗濾過、熱処理することにより、少なく
とも一部が銀成分である抗菌性金属成分を含有し且つ電
子顕微鏡法で測定した粒子径が0.1〜100nmの範
囲にある不定形粒子からなり且つ関係湿度75%での水
分吸着量が5%以下で、BET法による比表面積が70
2/g〜100m2/gである不定形シリカ系抗菌剤が
得られる。この不定形シリカ系抗菌剤は、抗菌性金属成
分として銀成分を含有するにも係わらず、経時による変
色傾向が少なく、また低水分含有量で不定形粒子構造を
有し、樹脂等への配合も容易であると共に、水分による
発泡の問題もなく、長期にわたって、安定した抗菌作用
を維持できるという利点を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 5/00 CEZ C08J 5/00 CEZ C08K 9/02 C08K 9/02 C08L 101/00 C08L 101/00 C09D 5/14 C09D 5/14 201/00 201/00 Fターム(参考) 4F071 AA20 AB07 AB26 AE08 AG28 AH19 BB05 BB06 BC01 4H011 AA02 BB18 BC18 BC19 DA02 DH02 4J002 AC011 AC031 AC071 AC081 AC091 BB031 BB061 BB121 BB151 BB171 BB181 BC031 BC061 BC091 BD031 BD051 BD101 BE031 BG041 BG061 BG101 BN151 BP011 BP021 CC031 CC161 CD001 CF011 CF061 CF071 CF211 CG001 CH071 CK021 CL011 CL031 CP031 DJ016 FB016 FB076 4J038 EA011 HA066 HA446 KA08 KA14 NA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部が銀成分である抗菌性金
    属成分を含有することを特徴とする不定形シリカ系抗菌
    剤。
  2. 【請求項2】 抗菌性金属成分が銀単独、或いはCu、
    Ca、Ba、Mg、Ni、Coからなる群から選択される
    他の金属成分と、銀成分との組み合わせであることを特
    徴とする請求項1に記載の不定形シリカ系抗菌剤。
  3. 【請求項3】 不定形シリカに少なくとも一部が銀成分
    である抗菌性金属イオンを担持させ、100℃以上の温
    度で焼成することを特徴とする不定形シリカ系抗菌剤の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜2の何れかに記載の不定形シ
    リカ系抗菌剤を含有してなる樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の樹脂組成物からなること
    を特徴とする成形品。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の樹脂組成物することを特
    徴とする塗料。
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