JP2002179445A - 廃棄物を主原料とする骨材用粒状物の製法 - Google Patents

廃棄物を主原料とする骨材用粒状物の製法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業廃棄物として排出される廃棄泥土、石炭
灰、ケイ酸カルシウム、ロックウール、貝殻、高炉スラ
グを主原料として、骨材用粒状物に生成する新規でかつ
効率的な製法を提供する。 【解決手段】(A)主原料として(a)廃棄泥土を10
〜30重量部、(b)石炭灰を40〜60重量部、
(c)ケイ酸カルシウムを7〜20重量部、(d)ロッ
クウールを5〜10重量部、(e)貝殻を3〜10重量
部、及び(f)高炉スラグを0〜10重量部を含み、
(B)セメントを前記主原料100に対し10〜35重
量部、及び(C)無機系硬化剤を前記セメントに対して
2〜5重量部を、(D)必要な水分とともに混合、混練
し、この混合物を真空吸引によって脱気しつつ押出成型
して粒状物となし、これを焼成することなく、乾燥して
骨材用粒状物とすることを特徴とする廃棄物を主原料と
する骨材用粒状物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は廃棄物を主原料と
する骨材用粒状物の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、砂利採取工程等で排
出される産業廃棄物である廃棄泥土を主原料として骨材
用粒状物を得る方法を提案した(特願2000−240
088号)。該発明は、いわゆる山砂利と呼ばれる骨材
を水洗(洗砂)、分級する工程で排出される多量の汚泥
水から泥土分を沈殿させ、これを締め固めたケーキ状廃
棄泥土を再び骨材として生成するもので、廃棄資源の有
効活用という点のみならず、同一の建築土木分野で効率
的な利用が可能であるという、全く画期的なものであっ
た。
【0003】上の廃棄泥土は従来埋め立て以外にほとん
ど利用法がなかったのであるが、このほかにも、現在埋
め立てや焼却以外に適当な処理方法のない廃棄物は数多
くある。例えば、電力会社等から多量に排出される石炭
灰、高炉スラグ、あるいは断熱保温材の原料として多用
されるケイ酸カルシウム、ロックウール、あるいは水路
系設備に付着堆積される貝殻類等もその代表的なもので
ある。
【0004】本発明者は、先の発明に鑑み、これらの廃
棄物を利用して同様の骨材用粒状物の開発を種々検討し
た結果、以下説明するような配合比率とすることによっ
て、骨材として遜色のないものが得られることを見いだ
した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、産業廃棄
物として排出される廃棄泥土、石炭灰、ケイ酸カルシウ
ム、ロックウール、貝殻、高炉スラグを主原料として、
骨材用粒状物に生成する新規でかつ効率的な製法を提供
するものであって、従来埋め立て若しくは廃棄以外に利
用方法のなかったこれらの廃棄物の再利用を可能とし、
しかもその製造を簡略かつ低コストで行うことを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、(A)主原料として、(a)砂利採取工程等で排
出される汚泥水から泥土分を沈殿させこれを締め固めた
ケーキ状廃棄泥土を20〜50重量部、(b)石炭灰を
0〜60重量部、(c)ケイ酸カルシウムを0〜60重
量部、(d)ロックウールを0〜60重量部、(e)貝
殻を0〜60重量部、及び(f)高炉スラグを0〜60
重量部を含み、(B)セメントを前記主原料100に対
し10〜35重量部、及び(C)無機系硬化剤を前記セ
メントに対して2〜5重量部を、(D)必要な水分とと
もに混合、混練し、この混合物を真空吸引によって脱気
しつつ押出成型して粒状物となし、これを焼成すること
なく、乾燥して骨材用粒状物とすることを特徴とする廃
棄物を主原料とする骨材用粒状物の製法に係る。
【0007】また、請求項2の発明は、(A)主原料と
して(a)砂利採取工程等で排出される汚泥水から泥土
分を沈殿させこれを締め固めたケーキ状廃棄泥土を10
〜30重量部、(b)石炭灰を40〜60重量部、
(c)ケイ酸カルシウムを7〜20重量部、(d)ロッ
クウールを5〜10重量部、(e)貝殻を3〜10重量
部、及び(f)高炉スラグを0〜10重量部を含み、
(B)セメントを前記主原料100に対し10〜35重
量部、及び(C)無機系硬化剤を前記セメントに対して
2〜5重量部を、(D)必要な水分とともに混合、混練
し、この混合物を真空吸引によって脱気しつつ押出成型
して粒状物となし、これを焼成することなく、乾燥して
骨材用粒状物とすることを特徴とする廃棄物を主原料と
する骨材用粒状物の製法に係る。
【0008】
【作用】この発明によれば、主原料(A)において、
(a)のケーキ状廃棄泥土20ないし50重量部を使用
すれば、(b)石炭灰、(c)ケイ酸カルシウム、
(d)ロックウール、(e)貝殻あるいは(f)高炉ス
ラグのうちのいずれかを単独で、又は組み合わせて用い
ることができる(請求項1の発明)。ただし、単独で使
用する場合には、粒状物の成型上、(a)のケーキ状廃
棄泥土を40重量部以上用いることが好ましい。
【0009】また、主原料(A)において、(b)石炭
灰、(c)ケイ酸カルシウム、(d)ロックウール及び
(e)貝殻のすべてを使用することもできる(請求項2
の発明)。これらの廃棄物は例えば電力会社等で排出さ
れる比率に応じて使用されるのが便宜である。なお、
(f)の高炉スラグは全体比率が低いので使用されない
場合もある。前記廃棄物の全てを使用する場合の(a)
の廃棄泥土は10ないし30重量部である。
【0010】前記廃棄物からなる主原料(A)は、セメ
ント(B)と、無機系硬化剤(C)と、必要な水分
(D)とともに混合、混練される。無機系硬化剤(C)
を使用することによって、有機質を含む主原料(A)で
あっても、セメント(B)の水和反応が妨げられること
なく容易に固化することができる。そして、これらの混
合物を真空吸引によって脱気しつつ押出成型して粒状物
とすることによって、密度の高い固形物とすることがで
き、その圧縮強度を飛躍的に高めることができる。
【0011】脱気しつつ押出成型された密度の高い粒状
固形物は、その後焼成することなく乾燥されて圧縮強度
の高い骨材用粒状物とされる。この発明では焼成工程を
必要としないので、製造工程が簡略化できコストを低減
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の骨材用粒状物の製
造工程の一例を示す概略工程図、図2は骨材用粒状物の
成型例を示す斜視図、図3は押出ダイス及び切断羽根の
一例を示す正面図である。
【0013】請求項1の発明の主原料(A)は、次の配
合比率の廃棄物が使用される。 (a)ケーキ状廃棄泥土 20〜50(重量部) (b)石炭灰 0〜60 (c)ケイ酸カルシウム 0〜60 (d)ロックウール 0〜60 (e)貝殻 0〜60 (f)高炉スラグ 0〜60 (A)主原料 計 100
【0014】請求項1の発明では、前記したように、
(b)石炭灰、(c)ケイ酸カルシウム、(d)ロック
ウール、(e)貝殻あるいは(f)高炉スラグのうちの
いずれかを単独で使用することができる。ただし、単独
で使用する場合は、60重量部程度とし、粒状物の成型
上、(a)のケーキ状廃棄泥土を40重量部以上使用す
ることが好ましい。
【0015】請求項2の発明の主原料(A)は、次の配
合比率の廃棄物が使用される。 (a)ケーキ状廃棄泥土 10〜30(重量部) (b)石炭灰 40〜60 (c)ケイ酸カルシウム 7〜20 (d)ロックウール 5〜10 (e)貝殻 3〜10 (f)高炉スラグ 0〜10 (A)主原料 計 100
【0016】請求項2の発明は、例えば電力会社等で排
出される廃棄物の全体をその排出比率に応じて効率よく
使用するものである。(f)の高炉スラグは電力会社等
では排出される比率が小さいので使用されないこともあ
る。
【0017】ちなみに、(a)のケーキ状廃棄泥土は、
骨材となる砂利を採取する工程等で排出される汚泥分を
含む汚泥水の汚泥分を沈殿させ、これを締め固めたもの
である。この廃棄泥土は、他の主成分原料のバインダー
的機能を果たし、成型時の流動性を増し、より緻密な粒
状物の形成に寄与する。(b)の石炭灰は石炭等の燃焼
屑である。(c)のケイ酸カルシウムは、ケイ酸質粉
末、石灰、補強繊維等を原料として蒸熱反応によって製
造された保温材(JIS A9510)の廃棄物であ
り、また、(d)のロックウールは、石灰、ケイ酸を主
成分とする耐熱性の高い鉱物を溶融したものを遠心力、
圧縮空気、高圧蒸気等で繊維化した保温材(JIS A
9504)の廃棄物である。(e)の貝殻は、取水ある
いは放水の水路系設備に付着、堆積される貝殻類等であ
る。(f)の高炉スラグは、溶融金属の上に層をなす非
金属生成物からなる廃棄物である。
【0018】上記配合された産業廃棄物を主原料(A)
100に対して、下の配合比率によるセメント(B)、
無機系硬化剤(C)及び必要な水分(D)を副原料と
し、使用される。 (A)主原料 100 (B)セメント 主原料に対して10〜35重量部 (C)無機系硬化剤 セメントに対して2〜5重量部 (D)水分 適宜量
【0019】図1に示すように、まず主原料(A)であ
る産業廃棄物の混合物に無機系硬化剤(C)を添加して
混練機によって混練する。無機系硬化剤(C)としては
本出願人の製造に係る無機非金属系の急硬剤「ER−
1」のほか、市販の無機金属元素を含む多機能性硬化剤
(例えば商品名「ネオアクトロン」)を使用することが
できる。混練機による混練は、原料を破砕脱気し含水量
及び質を均一にするために行われる。さらに実施例のよ
うに、ロールクラッシャーを使用して、板状に練り込ん
で良質な土状の原料にする。
【0020】混練された原料は計量の後、所定量のセメ
ント(B)が加えられる。セメント(B)が加えられた
原料は圧力混練機により混練及び圧縮される。なお、圧
力混練機で混練される前に、前記原料には適宜水分
(D)が加えられる。
【0021】セメント(B)と十分に混練された原料
は、次いで、真空押出機に導入され、ここで真空吸引に
より脱気しつつ押出成型して粒状物とされる。この真空
吸引による脱気は、密度の高い圧縮強度の大きい固形物
とするために特に重要である(なお、後述する対比試験
参照)。実施例では、この脱気押出成型のために、タイ
ル成型品成形用の真空押出機(例えば高浜工業株式会社
の商品名「カジセキ SSE−330」)を用いてい
る。
【0022】図2は押出成型された粒状物の斜視図で、
図のように、断面円形の粒状物11、断面四角形の粒状
物12、断面多角形の粒状物13などに成型される。
【0023】図3は図2の粒状物11,12,13を成
型するためのもので、前記真空土練機の押出ダイス20
に所定大きさの押出孔21を設けるとともに、切断羽根
22によって所定長さで切断して粒状物を成型するよう
にしたものである。なお、切断羽根22は図示しないモ
ータ等によって所定速度で回転される。押出孔21の大
きさや形状あるいは数などは必要により適宜選択される
ことはいうまでもない。
【0024】成型された粒状成型物は、焼成されること
なく、乾燥されて骨材粒状物となる。
【0025】次に、この発明製法によって製造された骨
材用粒状物の圧縮強度について述べる。なお、以下の配
合率によって配合された産業廃棄物を主原料(A)とし
た。 (a)ケーキ状廃棄泥土 21(重量部) (b)石炭灰 50 (c)ケイ酸カルシウム 13 (d)ロックウール 6 (e)貝殻 4 (f)高炉スラグ 6 (A)主原料 計 100
【0026】また、上記配合された産業廃棄物を主原料
(A)100に対して、下記の配合比率によるセメント
(B)、無機系硬化剤(C)及び必要な水分(D)を副
原料として使用される。 (A)主原料 100 (B)セメント 主原料に対して25重量部 (C)無機系硬化剤 セメントに対して3重量部 (D)水分 適宜量 上記配合からなる原料を前記実施例の工程によって得た
本発明品のサンプル1,2,3の圧縮強度の測定を行っ
た。なお、サンプルの材齢はいずれも28日である。
【0027】発明品の圧縮強度測定結果(単位はN/m
2) サンプル1 38.0 サンプル2 36.9 サンプル3 35.7 平均値 36.9
【0028】これに対して、対比品として、原料配合を
上と同じとして、真空吸引による脱気をすることなく押
出成型した粒状押出成型品のサンプル4,5,6の圧縮
強度を測定した。
【0029】対比品の圧縮強度測定結果(単位はN/m
2) サンプル4 14.5 サンプル5 13.3 サンプル6 11.8 平均値 13.2
【0030】上記の強度試験結果のように、この発明製
法による押出し成型品サンプル1,2,3の平均圧縮強
度は36.9で、これに対して、真空吸引による脱気を
することなく押出成型した対比品サンプル4,5,6の
平均圧縮強度は13.2である。この結果からわかるよ
うに、真空押出機による真空吸引によって脱気しつつ押
出成型することにより、圧縮強度が約3倍程度増大す
る。
【0031】この発明によって得られた骨材用粒状物
は、代用砂利として、例えば路盤下地材やパイプ類の配
管埋設用下地材(いわゆるクラッシャーラン)として有
効に用いることができる。なお、骨材用粒状物の圧縮強
度はセメント及び硬化剤の配合量を増すことに増大させ
ることが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、従来
埋め立て以外にほとんど利用法がなかった石炭灰、ケイ
酸カルシウム、ロックウール、貝殻、高炉スラグの各廃
棄物を、骨材用粒状物として再利用することができるよ
うになった。特に、この発明によれば、電力会社等で排
出される廃棄物を主原料としており、地球環境汚染が大
きな社会問題となっている昨今の資源の有効活用に大き
く貢献することができる。
【0033】しかも、この発明製法は、簡略で大量生産
が簡単に行うことができ、かつ焼成工程がない(無焼
成)ので、地球温暖化となる二酸化炭素も排出すること
も無く、その上、大変経済的でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の骨材用粒状物の製造工程の一例を示
す概略工程図である。
【図2】この発明の骨材用粒状物の成型例を示す斜視図
である。
【図3】押出ダイス及び切断羽根の一例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
11,12,13 骨材用粒状物 20 押出ダイス 21 押出孔 22 切断羽根

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)主原料として (a)砂利採取工程等で排出される汚泥水から泥土分を
    沈殿させこれを締め固めたケーキ状廃棄泥土を20〜5
    0重量部、 (b)石炭灰を0〜60重量部、 (c)ケイ酸カルシウムを0〜60重量部、 (d)ロックウールを0〜60重量部、 (e)貝殻を0〜60重量部、及び (f)高炉スラグを0〜60重量部を含み、(B)セメ
    ントを前記主原料100に対し10〜35重量部、及び
    (C)無機系硬化剤を前記セメントに対して2〜5重量
    部を、(D)必要な水分とともに混合、混練し、この混
    合物を真空吸引によって脱気しつつ押出成型して粒状物
    となし、これを焼成することなく、乾燥して骨材用粒状
    物とすることを特徴とする廃棄物を主原料とする骨材用
    粒状物の製法。
  2. 【請求項2】 (A)主原料として (a)砂利採取工程等で排出される汚泥水から泥土分を
    沈殿させこれを締め固めたケーキ状廃棄泥土を10〜3
    0重量部、 (b)石炭灰を40〜60重量部、 (c)ケイ酸カルシウムを7〜20重量部、 (d)ロックウールを5〜10重量部、 (e)貝殻を3〜10重量部、及び (f)高炉スラグを0〜10重量部を含み、(B)セメ
    ントを前記主原料100に対し10〜35重量部、及び
    (C)無機系硬化剤を前記セメントに対して2〜5重量
    部を、(D)必要な水分とともに混合、混練し、この混
    合物を真空吸引によって脱気しつつ押出成型して粒状物
    となし、これを焼成することなく、乾燥して骨材用粒状
    物とすることを特徴とする廃棄物を主原料とする骨材用
    粒状物の製法。
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