JP2002179301A - 紙継ぎ装置における巻取体の駆動装置 - Google Patents

紙継ぎ装置における巻取体の駆動装置

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JP2002179301A JP2000380119A JP2000380119A JP2002179301A JP 2002179301 A JP2002179301 A JP 2002179301A JP 2000380119 A JP2000380119 A JP 2000380119A JP 2000380119 A JP2000380119 A JP 2000380119A JP 2002179301 A JP2002179301 A JP 2002179301A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速下での紙継ぎを、印刷ずれや断紙などの
不都合なしに行えるようにする。 【解決手段】 待機中の巻取体を回転駆動する駆動手段
1と、回転する待機中の巻取体にレーザー光を照射し、
巻取体の周面速度に対応した信号を出力可能な巻取体信
号出力手段2と、巻取体信号出力手段を待機中の巻取体
に対し、一定の関係位置に移動可能な移動手段3と、連
続紙の走行速度に対応した信号を出力する連続紙信号出
力手段5と、巻取体信号出力手段が出力した信号から巻
取体の周面速度を求めるとともに、連続紙信号出力手段
が出力した信号から連続紙の走行速度を求め、両速度を
比較し、両速度を一致させるべく巻取体の回転駆動を制
御する制御手段7とを有し、レーザー光を待機中の巻取
体の予め定めた被検位置に照射して待機中の巻取体の周
面速度を求めるとともに、求めた待機中の巻取体の周面
速度を連続紙の走行速度と一致させるように調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、連続紙を使用す
る輪転機などの紙継ぎ装置に関し、詳細には、現在消費
されている連続紙に紙継ぎされるべく準備された新たな
連続紙の巻取体を、その周面速度を現在消費されている
連続紙の走行速度と一致するように回転駆動して紙継ぎ
するようにした連続紙の巻取体の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記したような紙継ぎ装置における新た
な連続紙の巻取体の駆動装置は、巻取体の周面速度を現
在消費されている連続紙の走行速度と一致させるため
に、回転駆動されている新たな連続紙の巻取体の周面速
度の検出にさまざまな工夫がなされており、例えば特開
平1−150661号公報に示されたものがある。
【0003】特開平1−150661号公報に示された
ものは、輪転機の給紙部で紙継ぎ位置に配置された新リ
ール(新たな連続紙の巻取体)の周速度(周面速度)を
レーザー使用の速度検出器によって非接触で直接的に検
出し、コントローラによる前記新リールの周速度検出信
号と繰出中のリール(現在消費されている連続紙の巻取
体)の周速度検出信号の比較、演算値からなる制御信号
によって前記新リールの駆動系を駆動制御することによ
り、繰出中の前記リールの周速度に前記新リールの周速
度を一致させるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
1−150661号公報に示されたものは、次のような
解決されるべき課題がある。
【0005】すなわち、このような紙継ぎ装置では、特
開平1−150661号公報にも記載されているよう
に、繰出中のリール(現在消費されている連続紙の巻取
体)のリール径が決められた値よりも小さくなると、リ
ールを支持しているリールスタンド(アーム)を回転変
位し、繰出中の印刷紙(現在消費されている連続紙)と
新リール間の距離を一定にする必要がある。しかしなが
ら、紙継ぎに使用される新リールの径はさまざまであ
り、新リールの最大径と最小径の比は1対0.6にも及
んでいる。したがって、紙継ぎ位置に配置された際に新
リールの周面が同一位置となるのは、繰出中の印刷紙
(現在消費されている連続紙)と一定の距離で対向する
部分だけである。
【0006】他方、レーザー光を被検体に照射し、被検
体に非接触で非検体の移動速度を直接的に検出するため
の検出手段は、被検体からの距離または被検体からの距
離と被検体に対する角度が正しくないと、目的とする被
検体の移動速度が検出不能であるか検出した値が不正確
となり、実用に耐えないものである。
【0007】これに対し特開平1−150661号公報
に示されたものは、新リールの径の相違に対応して検出
手段を適切な検出位置に導き得るものでなく、新リール
の径の相違に対応して正確な速度検出を行うことができ
ない。つまり、極めて限定された径の新リールの速度検
出しかできないもので実用的でなかった。
【0008】さらに、特開平1−150661号公報に
示されたものは、新リール(新たな連続紙の巻取体)の
周速度検出信号と繰出中のリール(現在消費されている
連続紙の巻取体)の周速度検出信号とを比較して2つの
リールの周速度を一致させると説明されているが、繰出
中のリールの周速度検出信号をどのようにして得るのか
明らかでない。また、繰出中のリールの周速度を当該公
報に記載された従来技術と同様に得るものとしても、そ
の処理が不明確である。当該公報に記載された従来技術
では、「繰出中のリールの周速度Vは、ラインに取付
けたパルスゼネレータの回転速度Nと、同リールのロ
ール径DによってV=Dで求められる」とし
ているが、「ラインに取付けたパルスゼネレータ」がど
こに設けられているか明らかでなく、「パルスゼネレー
タの回転速度」が何を意味し、どのようにして得られる
か明らかでなく、繰出しによって絶えず変化する「同リ
ールのリール径」がどのようにして得られるのか明らか
でない。
【0009】この発明は、紙継ぎ装置で紙継ぎするにあ
たり、新たな連続紙の巻取体の径が様々であっても、新
たな連続紙の巻取体の予め定めた所定の周面位置に対
し、予め定めた所定の位置からレーザー光を照射して巻
取体の周面速度を直接的にかつ正確に検出し、この検出
した周面速度を現在消費されている連続紙の走行速度と
一致させるように新たな連続紙の巻取体を回転駆動する
装置を提供し、紙継ぎの際に紙継ぎされる新たな連続紙
の周面速度と現在消費されている連続紙の走行速度との
誤差によって生じる連続紙の走行張力の変化を限りなく
小さくし、より高速(例えば、毎秒13メートル)の印
刷稼動に際しても、張力が安定した状態で紙継ぎが行
え、印刷ずれや断紙などの不都合が生じないようにした
紙継ぎ装置における巻取体の駆動装置を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る紙継ぎ装置における巻取体の駆動装置
は、アーム先端に回転可能に装着した巻取体から引き出
されて走行する連続紙に対して、予め定めた間隔で対向
する紙継ぎ位置になるように、他のアームの先端に回転
可能に装着した他の巻取体を位置させ、他の巻取体を回
転駆動してその周面速度を、走行する連続紙の走行速度
に一致させ、他の巻取体の連続紙の先端部を走行する連
続紙に貼り合わせる紙継ぎ装置において、他の巻取体を
回転駆動する駆動手段と、駆動されて回転する他の巻取
体にレーザー光を照射し、巻取体の周面速度に対応した
信号を出力可能な巻取体信号出力手段と、巻取体信号出
力手段を他の巻取体に対し、一定の関係位置に移動可能
な移動手段と、連続紙の走行速度に対応した信号を出力
する連続紙信号出力手段と、巻取体信号出力手段が出力
した巻取体の周面速度に対応した信号から巻取体の周面
速度を求めるとともに、連続紙信号出力手段が出力した
連続紙の走行速度に対応した信号から連続紙の走行速度
を求め、巻取体の周面速度と連続紙の走行速度を比較
し、巻取体の周面速度と連続紙の走行速度を一致させる
べく巻取体の回転駆動を制御する制御手段と、を有し、
レーザー光を他の巻取体の予め定めた被検位置に照射し
て他の巻取体の周面速度を求めるとともに、求めた他の
巻取体の周面速度を連続紙の走行速度と一致させるよう
に調整する構成となっている。
【0011】そして前記した紙継ぎ装置における巻取体
の駆動装置の巻取体信号出力手段が、レーザー光を2つ
のビームに分けた後再交差させるクロスビームを出力す
るとともに、クロスビームによって生じる光干渉縞の明
暗周期を検出する機構を有する構成、あるいは、被検体
レーザー光出力側に反射する散乱光の周波数偏移を検出
する機構を有する構成になっている。
【0012】また、前記した紙継ぎ装置における巻取体
の駆動装置の移動手段が、アームに装着された他の巻取
体の軸方向と直角であって、かつ互いに直角な2つの方
向に巻取体信号出力手段を変移させるための第1移動駆
動部と第2移動駆動部とを備えた移動機構と、巻取体信
号出力手段とともに移動し、巻取体の周面を予め定めた
所定の距離だけ離れた位置で検出する距離検出部と、ア
ームの変位移動量を検出するアーム移動検出部と、アー
ム移動検出部が検出した変位移動量に基づいて巻取体の
回転中心の位置を求めるとともに、この回転中心を含み
第1移動駆動部による第1移動方向と直角な仮想平面と
巻取体周面との交線上に巻取体信号出力手段によってレ
ーザー光を照射可能であるよう位置決めすべく、第1移
動駆動部による巻取体信号出力手段の移動量を求め、さ
らに、第1移動駆動部と第2移動駆動部を動作させると
ともに、この動作による移動が、第1移動駆動部による
移動終了後に、第2移動駆動部による移動が距離検出部
の検出信号によって終了するように、第1移動駆動部の
駆動と第2移動駆動部の駆動を制御する移動制御部とを
有する構成になっている。
【0013】また、前記した紙継ぎ装置における巻取体
の駆動装置の制御手段が、予め定めた時間ごとに巻取体
信号出力の出力信号に基づいて巻取体の周面速度を検出
する周面速度検出部と、周面速度検出部が検出した巻取
体の周面速度に相応する適宜の周面速度信号を出力する
周面速度信号出力部と、連続紙信号出力手段の出力信号
に基づいて、前記周面速度検出部の検出作動と同期して
連続紙の走行速度を検出する走行速度検出部と、走行速
度検出部が検出した連続紙の走行速度に相応する走行速
度信号を前記周面速度信号と同種の信号で出力する走行
速度信号出力部と、周面速度信号と走行速度信号とを比
較し、周面速度を走行速度と一致させるように補正信号
を出力する補正信号出力部と、補正信号にしたがって、
巻取体を回転駆動するモーターに駆動信号を出力するモ
ータードライバーとを有する構成になっている。
【0014】
【作 用】走行する連続紙が引き出されている巻取体
の径が予め定めた径になると紙継ぎモードが開始され、
他の巻取体が走行する連続紙に対して予め定めた間隔で
対向する紙継ぎ位置に移動される。その後、移動手段が
動作し、巻取体信号出力手段を他の巻取体の周面に対し
て予め定めた所定の位置関係となるレーザー光照射位置
に移動させ、停止させる。
【0015】レーザー光照射位置に停止した巻取信号出
力手段は、巻取体周面に向けてレーザー光を照射する。
【0016】また、他の巻取体が回転駆動を開始され
る。この他の巻取体が回転駆動されると、巻取体信号出
力手段は巻取体の周面速度に対応した信号を出力する。
この巻取体信号出力手段が出力した信号は、制御手段に
入力される。
【0017】他方、連続紙信号出力手段が、走行する連
続紙の走行速度に対応した信号を出力しており、この連
続紙信号出力手段が出力した信号は制御手段に入力され
ている。
【0018】巻取体信号出力手段の出力信号と連続紙信
号出力手段の出力信号が入力された制御手段は、巻取体
信号出力手段の出力信号から他の巻取体の周面速度を求
め、また連続紙信号出力手段の出力信号から走行する連
続紙の走行速度を求め、さらに他の巻取体の周面速度と
走行する連続紙の走行速度を比較して、その相違をなく
すべく他の巻取体の回転駆動を補正する補正信号を生成
し、他の巻取体の回転駆動を補正する。
【0019】この巻取体の回転駆動の補正によって、巻
取体の周面速度が走行する連続紙の走行速度と一致し、
この状態で紙継ぎが行われる。
【0020】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、この発明の1つ
の実施の形態を実施した輪転機の給紙装置を概略的に示
す説明図である。
【0021】輪転機の給紙装置は、連続紙Wの走行方向
と直角方向に対向する複数組のアームA(図示では対向
する2本1組のアームを基軸Sの回りに2組設けた例を
示している)が基軸Sと一体で回転可能であるように設
けられている。そしてこの各組のアームAの先端に連続
紙Wの巻取体WR1,WR2の回転中心が支持手段(図
示せず)を介して回転可能に支持されるようになってお
り、その一方の巻取体WR1(以下、消費中の巻取体W
R1とする)から連続紙Wが引き出されて消費され、他
方の巻取体WR2(以下、新たな巻取体WR2とする)
が新たな巻取体として待機されるようになっていて、消
費中の巻取体WR1が予め定めた径まで消費されると、
この待機中の新たな巻取体WR2の先端部が現在走行中
の連続紙Wに貼付けられ、新たな巻取体WR2から連続
紙Wが引き出されて消費されるように構成されている。
【0022】なお、現在走行中の連続紙Wへの新たな巻
取体WR2の先端部の貼付けは、まず現在走行中の連続
紙Wが消費されて消費中の巻取体WR1の径が所定の径
になると、軸Sが回転して(図4参照)新たな巻取体W
R2の周面を現在走行中の連続紙Wと予め定めた間隔で
対向する位置に接近させ(図5参照)、次いで、新たな
巻取紙WR2を回転してその周面速度を現在走行中の連
続紙Wの走行速度と一致させる。
【0023】続いて常時には待機位置にある紙継ぎ装置
(図示せず)が、現在走行中の連続紙Wを挟んで新たな
巻取体WR2と対向する動作位置に移動し、その押付け
部材Bが現在走行中の連続紙Wを新たな巻取体WR2の
周面に押し付けて新たな巻取体WR2の先端部に予め設
けた貼着部と現在走行中の連続紙Wを貼り付け(図6参
照)、さらに、切断部材Cが、現在走行中の連続紙Wを
新たな巻取体WR2の先端部に貼り付けられた位置の上
流部で切断することによって完了する。
【0024】このような輪転機の給紙装置において、新
たな巻取体WR2の駆動装置は、駆動手段1、巻取体信
号出力手段2、移動手段3、連続紙信号出力手段5、制
御手段7を有している。なお、紙継ぎが完了後、それま
で走行していた連続紙Wの巻取体WR1は、1組のアー
ムAから取り外される(図7参照)。
【0025】駆動手段1は、支持手段(図示せず)に連
結及び連結から解放が可能に設けられ、支持手段によっ
て1組のアームAに回転可能に支持された連続紙Wの巻
取体WR2を回転駆動する。
【0026】巻取体信号出力手段2は、紙継ぎ位置に位
置された新たな巻取体WR2にレーザー光を照射すると
ともに、新たな巻取体WR2の周面で反射したレーザー
光を検出し、検出したレーザー光の状態に対応する信号
を出力するもので、後に説明する移動手段3のブラケッ
ト39に、移動手段3の距離検出部38である距離セン
サーとともに取付けられている。そして、移動手段3の
距離検出部38による設定した所定距離検出によって、
移動手段3によるブラケット39の移動が停止したとき
に、新たな巻取体WR2の回転中心を含む仮想垂直面と
新たな巻取体WR2の周面との交線を含むレーザー光照
射位置に対し、予め定めた角度及び距離で対向するよう
に取付けられている。
【0027】巻取体信号出力手段2は、次の何れの仕様
のものであっても差し支えない。
【0028】そのひとつは、レーザー光を2つのビーム
に分けた後に、新たな巻取体WR2の回転中心を含む仮
想垂直面と新たな巻取体WR2の周面との交線を含むレ
ーザー光照射位置で再交差させるクロスビームを出力
し、クロスビームによって生じる光干渉縞を検出する機
構のものである。この機構では、レーザー光のクロス位
置を巻取体WR2表面の凹凸部が通過することによって
光干渉縞に明暗が交互に生じるのを検出器で検出し、後
で説明する制御手段7で、明暗の周期及びクロスビーム
の交差角から、新たな巻取体WR2の表面の凹凸部の移
動速度、つまり新たな巻取体WR2の周面の移動速度で
ある新たな巻取体WR2の周面速度を求めるようにして
いる。
【0029】もうひとつは、レーザー光を被検体の表面
に対して予め定めた30度以下の入射角で照射し、照射
面から乱反射された入射側への反射光を検出器で検出す
る機構のものである。この機構では、反射光が照射面の
移動速度に応じて周波数偏移しているのを検出し、後で
説明する制御手段7でレーザー光の入射角、照射したレ
ーザー光の波長及び周波数偏移の大きさから、新たな巻
取体WR2の表面の移動速度、つまり新たな巻取体WR
2の周面の移動速度である新たな巻取体WR2の周面速
度を求めるようにしている。
【0030】移動手段3は、第1移動駆動部31と第2
移動駆動部32とからなる移動機構30、新たな巻取体
WR2を支持した対向するアームAの移動量を検出する
アーム移動検出部33、新たな巻取体WR2が現在走行
中の連続紙Wに近接して対向する所定の位置に達したの
を検出する新巻取体周面検出部34、前記ブラケット3
9に取付けられ、新たな巻取体WR2の回転中心を含む
仮想垂直面が新たな巻取体WR2の周面と交差する新た
な巻取体WR2の周面位置から所定の距離を検出する距
離検出部38、第1移動駆動部31と第2移動駆動部3
2とアーム移動検出部33と新巻取体周面検出部34と
に接続され、新巻取体周面検出部34の検出信号受領後
にアーム移動検出部33の出力信号に基づいて、アーム
Aの回転中心(軸Sの中心)を原点としたときの新たな
巻取体WR2の回転中心を含む仮想垂直面が新たな巻取
体WR2の周面と交差する新たな巻取体WR2の周面位
置の水平方向位置(新たな巻取体WR2の回転中心の水
平方向位置)を演算するとともに、第1移動駆動部31
と第2移動駆動部32の動作を制御する移動手段制御部
35を有している。
【0031】また、移動機構30は、第1移動駆動部3
1が水平移動伝動機構36と連結され、第2移動駆動部
32が垂直移動伝動機構37と連結されている。
【0032】水平移動伝動機構36は、例えば図3に示
すように巻取体WR2の軸線と直角、かつ水平に設けら
れた水平雄ねじ軸361、水平雄ねじ軸361と平行に
設けられた水平ガイド軸362、水平雄ねじ軸361に
ねじ連結された雌ねじブロック363と水平ガイド軸3
62に嵌め合わされたガイドブロック364を有する第
1プレート360及び水平雄ねじ軸361の一端部と第
1移動駆動部31の出力軸を連結する伝動部365を有
し、伝動部365は水平雄ねじ軸361の一端部に設け
られた歯付きプーリー366、第1移動駆動部31の出
力軸に設けられた歯付きプーリー367及び2つの歯付
きプーリー366、367に掛け渡された歯付きベルト
368からなる。
【0033】垂直移動伝動機構37は、図3に示すよう
に巻取体WR2の軸線と直角、かつ水平雄ねじ軸361
と直角に第1プレート360を貫通して設けられた垂直
雄ねじ軸371、垂直雄ねじ軸371と平行に設けら
れ、かつ第1プレート360に設けられたガイド穴に嵌
め合わされた垂直ガイド軸372、垂直雄ねじ軸371
にねじ連結されるとともに、第1プレート360に回転
のみ可能に設けられた雌ねじ部材373及び雌ねじ部材
373と第2移動駆動部32の出力軸を連結する伝動部
375を有し、伝動部375は雌ねじ部材373と一体
に設けられた歯付きプーリー376、第2移動駆動部3
2の出力軸に設けられた歯付きプーリー377及び2つ
の歯付きプーリー376、377に掛け渡された歯付き
ベルト378からなる。
【0034】また、垂直雄ねじ軸371と垂直ガイド軸
372の下端にはブラケット39が取付けられ、ブラケ
ット39の下端に距離検出部38及び巻取体信号出力手
段2が設けられている。
【0035】連続紙信号出力手段5は、巻取体WR1、
WR2から引き出されて走行する連続紙Wの走行経路を
形成し、連続紙Wの走行にしたがって回転するガイドロ
ーラーGの回転部と連結され、ガイドローラーGの回転
量、すなわち連続紙Wの走行長さに比例する信号を出力
する手段、例えばパルス信号を出力するロータリーエン
コーダーからなる。連続紙信号出力手段5がロータリー
エンコーダであるときは、単位時間あたりの出力信号数
が連続紙Wの走行速度に比例する。
【0036】制御手段7は、図1に示すように周面速度
検出部71、周面速度信号出力部72、走行速度検出部
73、走行速度信号出力部74、補正信号出力部75及
びモータードライバー76を有している。
【0037】周面速度検出部71は、予め定められた所
定時間ごとに巻取体信号出力手段2の出力信号を取り込
み、巻取体WR2の周面速度を演算する。この演算は、
前記した巻取体信号出力手段2の仕様に合わせて設定さ
れている。周面速度信号出力部72は、周面速度検出部
71が演算した新たな巻取体WR2の周面速度に相応す
るアナログ信号である周面速度信号を出力する。
【0038】走行速度検出部73は、連続紙信号出力手
段5の出力信号をカウントするとともに、前記周面速度
検出部71が巻取体信号出力手段2の出力信号を取り込
むタイミングと同期して、直前の取り込むタイミングか
ら今回の取り込むタイミングまでの間、つまり前記予め
定められた所定の時間の間にカウントされた値に基づい
て、連続紙Wの走行速度を演算する。走行速度信号出力
部74は、走行速度検出部73が演算した連続紙Wの走
行速度に相応する前記周面速度信号と同種のアナログ信
号である走行速度信号を出力する。
【0039】補正信号出力部75は、周面速度信号出力
部72と走行速度信号出力部74とがそれぞれ出力した
信号を入力されて両者を比較し、その結果を補正信号と
して出力する。
【0040】モータドライバー76は、補正信号出力手
段75が出力した補正信号を入力され、巻取体WR2を
回転駆動する駆動手段1に供給する駆動電力を補正信号
に整合するように補正する。
【0041】また、補正信号出力部75が出力した補正
信号は、紙継ぎ装置(図示せず)の速度一致検出部Pに
も入力され、紙継ぎ信号出力のための新たな巻取体WR
2の周面速度と走行中の連続紙Wの走行速度の一致の検
出に用いられる。
【0042】次に、以上記載の構成による動作について
説明する。印刷稼動の進行により、消費中の巻取体WR
1が定められた径まで消費されると、この消費中の巻取
体WR1を支持している1組のアームA、Aと新たな巻
取体WR2を支持している1組のアームA、Aとが、軸
Sの図1における時計回りの回転により、新たな巻取体
WR2の周面が消費中の巻取体WR1から引き出されて
走行する連続紙Wと所定の間隔で対向する。すなわち、
新たな巻取体WR2の周面が、例えば1組の投受光器か
らなる新巻取体周面検出部34によって検出され、その
検出信号によって軸Sの回転が停止される。
【0043】また、消費中の巻取体WR1が予め定めら
れた径まで消費すると、移動手段制御部35は、軸Sの
角変位量をアーム移動検出部33の検出信号に基づいて
認知する。すなわち、軸Sの角変位量が、例えば軸Sの
角変位と連動するアブソリュートロータリーエンコーダ
ーからなるアーム移動検出部33によって検出され、そ
の検出信号が入力されることによって、移動手段制御部
35は軸Sの角変位量を認知する。続いて移動手段制御
部35は、認知した軸Sの角変位量とアームAの新たな
巻取体WR2の支持中心までの長さとから、アームAの
回転中心(軸Sの中心)を原点としたときの新たな巻取
体WR2の被支持中心(新たな巻取体WR2の回転中
心)の水平方向位置を演算する。
【0044】次いで移動手段制御部35は、伝動部36
5の第1移動駆動部31を作動させて、歯付きプーリー
366、367及び歯付きベルト368を介して、水平
雄ねじ軸361を回転させ、予め定めた所定の待機位
置、例えば図1において水平移動伝動機構36の左端の
位置にある第1プレート360を、雌ねじブロック36
3を介してその待機位置から右方向に移動させ、第1プ
レート360とともに移動する距離検出部38の検出部
を前記演算で求めた新たな巻取体WR2の回転中心の真
上に位置させ、第1移動駆動部31を停止させる。
【0045】距離検出部38の検出部を新たな巻取体W
R2の回転中心の真上に位置させて第1移動駆動部31
を停止させると、移動手段制御部35は第2移動駆動部
32を作動させて、伝動部375の歯付きプーリー37
6、377及び歯付きベルト378を介して、雌ねじ部
材373を回転させ、予め定めた所定の待機位置、例え
ば図3において第1プレート360に最も接近した位置
にあるブラケット39を垂直雄ねじ軸371を介してそ
の待機位置から下方向に移動させる。
【0046】このブラケット39の下方への移動によ
り、ブラケット39とともに移動する距離検出部38
が、新たな巻取体WR2の周面を予め定められた所定の
位置で検出する。距離検出部38が出力する検出信号に
より、第2移動駆動部32が停止される。
【0047】これら第1移動駆動部31と第2移動駆動
部32との動作により、巻取体信号出力手段2が新たな
巻取体WR2の周面に対して、予め定められた適切なレ
ーザー光照射位置に位置され、新たな巻取体WR2の中
心線を含み、垂直な仮想平面と新たな巻取体WR2の周
面の交線を含む新たな巻取体WR2の周面にレザー光を
照射する。
【0048】以上の動作終了後、消費中の巻取体WR1
の径がさらに小さくなって、予め定めた所定の径になる
と、駆動手段1が新たな巻取体WR2の支持機構(図示
せず)と連結されるとともに起動され、新たな巻取体W
R2が回転駆動される。なお、消費中の巻取体WR1の
径は、消費中の巻取体WR1の回転数を支持手段(図示
せず)を介して検出し、連続紙信号出力手段5が出力す
る信号に基づいて求められる連続紙Wの走行長さとの関
係から図示しない紙継ぎ装置の径検出部において常時演
算され、認知されている。
【0049】新たな巻取体WR2が回転を開始すると、
その周面速度に対応した信号を巻取体信号出力手段2が
出力する。この巻取体信号出力手段2の出力信号は、制
御手段7の周面速度検出部71に入力される。
【0050】他方、消費中の巻取体WR1から引き出さ
れて走行する連続紙Wの走行経路を形成するガイドロー
ラーGは、連続紙Wの走行によって回転させられる。す
ると、ガイドローラGの回転部と連結された、例えばロ
ータリーエンコーダーである連続紙信号出力手段5が、
連続紙Wの走行長さに対応した信号を出力する。この信
号は、前記したように、単位時間当りの出力数が連続紙
Wの走行速度に対応(比例)している。連続紙信号出力
手段5の出力信号や、制御手段7の走行速度検出部73
に入力されている。
【0051】制御手段7では、周面速度検出部71が予
め定められた所定時間ごとに、巻取体信号出力手段2の
出力信号に基づいて新たな巻取体WR2の周面速度を演
算し、演算で得た周面速度を周面速度信号出力部72に
対して出力する。すると周面速度信号出力部72は、入
力された周面速度に相応したアナログ信号を補正信号出
力手段75に出力する。
【0052】また、走行速度検出部73が、前記周面速
度検出部71の周面速度演算タイミングと同期して、連
続紙信号出力手段5の出力信号に基づいて連続紙Wの走
行速度を演算し、演算で得た走行速度を走行速度信号出
力部74に対し出力する。すると走行速度信号出力部7
4は、入力された走行速度に相応したアナログ信号を補
正信号出力手段75に出力する。
【0053】周面速度信号出力部72が出力した周面速
度信号と走行速度信号出力部74が出力した走行速度信
号とを入力された補正信号出力手段75は、周面速度信
号と走行速度信号とによって周面速度と走行速度とを比
較し、両速度の差に見合う補正信号をモータードライバ
ー76に対して出力する。
【0054】補正信号を入力されたモータードライバー
76は、新たな巻取体WR2を回転駆動する駆動手段1
に供給する駆動電力を補正信号に合わせて補正する。
【0055】以上の動作の繰り返しにより、新たな巻取
体WR2の周面速度が走行中の連続紙Wの走行速度と一
致させられる。
【0056】他方、補正信号出力部75が出力した補正
信号は、紙継ぎ装置(図示せず)の速度一致検出部Pに
も入力される。
【0057】速度一致検出部Pは、例えば周面速度と走
行速度の差が予め定められた零を含む所定の範囲内(略
零)であることを示す補正信号を入力されるたびに
「1」カウントアップするとともに、周面速度と走行速
度の差が前記所定範囲から外れたときは前記カウントを
リセットするように構成され、例えばカウント数が
「5」となった時に速度一致信号を出力する。
【0058】この速度一致信号により紙継ぎが行われ
る。すなわち、速度一致信号が出力された後の適宜のタ
イミングで、押付け部材Bが走行中の連続紙Wを新たな
巻取体WR2の周面に押し付け、次に切断部材Cが走行
中の連続紙Wを切断する。この紙継ぎにより、新たな巻
取体WR2から連続紙Wが引き出されて走行を開始す
る。また、駆動手段1が新たな巻取体WR2の支持手段
(図示せず)との連結を解かれ、駆動手段1による新た
な巻取体WR2の回転駆動が終了する。
【0059】紙継ぎが完了すると、制御手段7の動作が
停止される。また、移動手段制御部35は、第1移動駆
動部31と第2移動駆動部32とを作動させて、ブラケ
ット39及び第1プレート360を予め定められた所定
の待機位置まで戻し、次の紙継ぎに備えて待機させる。
なお、待機位置へ戻す際の第1移動駆動部31と第2移
動駆動部32との動作停止は、例えばそれぞれ所定位置
に設けられた検出スイッチ(図示せず)が、ブラケット
39及び第1プレート360が待機位置に達したことを
検出した検出信号によって行う。
【0060】
【発明の効果】以上記載のとおりであり、この発明の実
施により紙継ぎ装置で紙継ぎするにあたり、新たな巻取
体の径が様々であっても、その径に合わせて新たな巻取
体の予め定められた所定の周面位置に対し、予め定めた
所定の位置からレーザー光を照射して、新たな巻取体の
周面速度を直接的に、かつ正確を検出することができる
ようになった。
【0061】また、巻取体の周面速度を仲介機構を介さ
ずに直接検出できるので、仲介機構におけるロス、ノイ
ズ及び演算上の誤差の累積を最小限にすることができ、
新たな巻取体の周面速度と消費中の連続紙の走行速度の
誤差を極めて小さくすることができるようになった。従
って、新たな巻取体の周面速度と消費中の連続紙の走行
速度の誤差が大きいことに起因する紙継ぎの際の連続紙
の張力変動を最小限にすることができ、従来にない高速
下での紙継ぎを、印刷ずれや断紙などの不都合なしに行
うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1つの実施の形態を実施した輪転機
の給紙装置を示す概略図である。
【図2】図1に示す実施の形態における移動機構の制御
に係る構成を示す概略図である。
【図3】図1に示す実施の形態における移動機構の移動
伝動機構を示す斜視図である。
【図4】輪転機の給紙装置における紙継ぎについて説明
する説明図である。
【図5】輪転機の給紙装置における紙継ぎについて説明
する説明図である。
【図6】輪転機の給紙装置における紙継ぎについて説明
する説明図である。
【図7】輪転機の給紙装置における紙継ぎについて説明
する説明図である。
【符号の説明】
1…駆動手段、2…巻取体信号出力手段、3…移動手
段、5…連続紙信号出力手段、7…制御手段、30…移
動機構、31…第1移動駆動部、32…第2移動駆動
部、33…アーム移動検出部、34…新巻取体周面検出
部、35…移動手段制御部、36…水平移動伝動機構、
37…垂直移動伝動機構、38…距離検出部、39…ブ
ラケット、71…周面速度検出部、72…周面速度信号
出力部、73…走行速度検出部、74…走行速度信号出
力部、75…補正信号出力部、76…モータードライバ
ー、360…第1プレート、361…水平雄ねじ軸、3
62…水平ガイド軸、363…雌ねじブロック、364
…ガイドブロック、365…伝動部、366、367…
歯付きプーリー、368…歯付きベルト、371…垂直
雄ねじ軸、372…垂直ガイド軸、373…雌ねじ部
材、375…伝動部、376、377…歯付きプーリ
ー、378…歯付きベルト、A…アーム、B…押付け部
材、C…切断部材、G…ガイドローラー、P…紙継ぎ装
置の速度一致検出部、S…軸、W…連続紙、WR1…消
費中の巻取体、WR2…新たな巻取体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーム先端に回転可能に装着した巻取体
    から引き出されて走行する連続紙に対して、予め定めた
    間隔で対向する紙継ぎ位置になるように、他のアームの
    先端に回転可能に装着した他の巻取体を位置させ、他の
    巻取体を回転駆動してその周面速度を、走行する連続紙
    の走行速度に一致させ、他の巻取体の連続紙の先端部を
    走行する連続紙に貼り合わせる紙継ぎ装置において、 他の巻取体を回転駆動する駆動手段と、 駆動されて回転する他の巻取体にレーザー光を照射し、
    巻取体の周面速度に対応した信号を出力可能な巻取体信
    号出力手段と、 巻取体信号出力手段を他の巻取体に対し、一定の関係位
    置に移動可能な移動手段と、 連続紙の走行速度に対応した信号を出力する連続紙信号
    出力手段と、 巻取体信号出力手段が出力した巻取体の周面速度に対応
    した信号から巻取体の周面速度を求めるとともに、連続
    紙信号出力手段が出力した連続紙の走行速度に対応した
    信号から連続紙の走行速度を求め、巻取体の周面速度と
    連続紙の走行速度を比較し、巻取体の周面速度と連続紙
    の走行速度を一致させるべく巻取体の回転駆動を制御す
    る制御手段と、 を有し、 レーザー光を他の巻取体の予め定めた被検位置に照射し
    て他の巻取体の周面速度を求めるとともに、求めた他の
    巻取体の周面速度を連続紙の走行速度と一致させるよう
    に調整することを特徴とする紙継ぎ装置における巻取体
    の駆動装置。
  2. 【請求項2】 巻取体信号出力手段が、レーザー光を2
    つのビームに分けた後再交差させるクロスビームを出力
    するとともに、クロスビームによって生じる光干渉縞の
    明暗周期を検出する機構を有する、請求項1記載の紙継
    ぎ装置における巻取体の駆動装置。
  3. 【請求項3】 巻取体信号出力手段が、被検体レーザー
    光出力側に反射する散乱光の周波数偏移を検出する機構
    を有する、請求項1記載の紙継ぎ装置における巻取体の
    駆動装置。
  4. 【請求項4】 移動手段が、 アームに装着された他の巻取体の軸方向と直角であっ
    て、かつ互いに直角な2つの方向に巻取体信号出力手段
    を変移させるための第1移動駆動部と第2移動駆動部と
    を備えた移動機構と、 巻取体信号出力手段とともに移動し、巻取体の周面を予
    め定めた所定の距離だけ離れた位置で検出する距離検出
    部と、 アームの変位移動量を検出するアーム移動検出部と、 アーム移動検出部が検出した変位移動量に基づいて巻取
    体の回転中心の位置を求めるとともに、この回転中心を
    含み第1移動駆動部による第1移動方向と直角な仮想平
    面と巻取体周面との交線上に巻取体信号出力手段によっ
    てレーザー光を照射可能であるよう位置決めすべく、第
    1移動駆動部による巻取体信号出力手段の移動量を求
    め、さらに、第1移動駆動部と第2移動駆動部を動作さ
    せるとともに、この動作による移動が、第1移動駆動部
    による移動終了後に、第2移動駆動部による移動が距離
    検出部の検出信号によって終了するように、第1移動駆
    動部の駆動と第2移動駆動部の駆動を制御する移動制御
    部と、 を有する、請求項1、請求項2または請求項3に記載の
    紙継ぎ装置における巻取体の駆動装置。
  5. 【請求項5】 制御手段が、 予め定めた時間ごとに巻取体信号出力の出力信号に基づ
    いて巻取体の周面速度を検出する周面速度検出部と、 周面速度検出部が検出した巻取体の周面速度に相応する
    適宜の周面速度信号を出力する周面速度信号出力部と、 連続紙信号出力手段の出力信号に基づいて、前記周面速
    度検出部の検出作動と同期して連続紙の走行速度を検出
    する走行速度検出部と、 走行速度検出部が検出した連続紙の走行速度に相応する
    走行速度信号を前記周面速度信号と同種の信号で出力す
    る走行速度信号出力部と、 周面速度信号と走行速度信号とを比較し、周面速度を走
    行速度と一致させるように補正信号を出力する補正信号
    出力部と、 補正信号にしたがって、巻取体を回転駆動するモーター
    に駆動信号を出力するモータードライバーと、 を有する、請求項1、請求項2、請求項3または請求項
    4に記載の紙継ぎ装置における巻取体の駆動装置。
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