JP2002179251A - ホッパー付大型貯槽における先入れ先出し装置 - Google Patents
ホッパー付大型貯槽における先入れ先出し装置Info
- Publication number
- JP2002179251A JP2002179251A JP2000385341A JP2000385341A JP2002179251A JP 2002179251 A JP2002179251 A JP 2002179251A JP 2000385341 A JP2000385341 A JP 2000385341A JP 2000385341 A JP2000385341 A JP 2000385341A JP 2002179251 A JP2002179251 A JP 2002179251A
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- hopper
- storage tank
- silo
- pressure
- granular material
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- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の大型サイロは、「先入れ後出し方式」
あるいは「先入れ先出し方式」となっているが、前者は
粉粒体の品質が時間的に劣化する場合不適で、後者は機
械メンテナンスが非常に困難であるなどの問題がある。 【解決手段】 貯槽内の粉粒体が所定の圧力値を越える
と、粉粒体を排出循環運転し圧力値を低下させ、架橋現
象を防止するよう構成されている。
あるいは「先入れ先出し方式」となっているが、前者は
粉粒体の品質が時間的に劣化する場合不適で、後者は機
械メンテナンスが非常に困難であるなどの問題がある。 【解決手段】 貯槽内の粉粒体が所定の圧力値を越える
と、粉粒体を排出循環運転し圧力値を低下させ、架橋現
象を防止するよう構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばでんぷんな
ど粉粒体に係るホッパー付大型貯槽における先入れ先出
し装置に関するものである。
ど粉粒体に係るホッパー付大型貯槽における先入れ先出
し装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の大型サイロは、下記のような構成
となっている。 １．下部から順々に堆積した粉粒体を上部から順々に取
り出す方式。「先入れ後出し方式」 ２．下部粉粒体を機械的（スクリューオーガー等）に強
制掻き出し。「先入れ先出し方式」
となっている。 １．下部から順々に堆積した粉粒体を上部から順々に取
り出す方式。「先入れ後出し方式」 ２．下部粉粒体を機械的（スクリューオーガー等）に強
制掻き出し。「先入れ先出し方式」
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 １．先入れ後出し方式について Ａ．粉粒体の品質が時間的に劣化する場合不適である。 Ｂ．最底部まで粉粒体を排出することが機械的に不可能
である。 ２．先入れ先出し方式について Ａ．機械メンテナンスが非常に困難である。 Ｂ．機械部品等の異物混入の恐れがある。 Ｃ．構造が複雑になる。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 １．先入れ後出し方式について Ａ．粉粒体の品質が時間的に劣化する場合不適である。 Ｂ．最底部まで粉粒体を排出することが機械的に不可能
である。 ２．先入れ先出し方式について Ａ．機械メンテナンスが非常に困難である。 Ｂ．機械部品等の異物混入の恐れがある。 Ｃ．構造が複雑になる。
【０００４】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、上述の問題を解決できるものを提供しようとする
ものである。
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、上述の問題を解決できるものを提供しようとする
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
本発明のものは、ホッパー構造を設けた貯槽内の粉粒体
圧力を計測し、所定の圧力値を越えると自動的に粉粒体
を排出循環運転し、圧力値を低下させ架橋現象を防止
し、先入れ先出しを可能にしたホッパー付大型貯槽にお
ける先入れ先出し装置である。
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
本発明のものは、ホッパー構造を設けた貯槽内の粉粒体
圧力を計測し、所定の圧力値を越えると自動的に粉粒体
を排出循環運転し、圧力値を低下させ架橋現象を防止
し、先入れ先出しを可能にしたホッパー付大型貯槽にお
ける先入れ先出し装置である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。１は本発明のホ
ッパー付大型貯槽における先入れ先出し装置で、下記の
通り構成されている。 Ａ．下部にホッパー２が設けられているサイロ３と、サ
イロ３の頂部に連結された投入配管４と、ホッパー２の
下端に連結されたサイロ搬出ブローポット５と、ホッパ
ー２における開口部に配設された揺動排出機６と、ホッ
パー２における外壁からホッパー内に向けて上下方向に
適数段配設された圧力センサー７から構成されている。
例にもとづき図面を参照して説明する。１は本発明のホ
ッパー付大型貯槽における先入れ先出し装置で、下記の
通り構成されている。 Ａ．下部にホッパー２が設けられているサイロ３と、サ
イロ３の頂部に連結された投入配管４と、ホッパー２の
下端に連結されたサイロ搬出ブローポット５と、ホッパ
ー２における開口部に配設された揺動排出機６と、ホッ
パー２における外壁からホッパー内に向けて上下方向に
適数段配設された圧力センサー７から構成されている。
【０００７】Ｂ．揺動排出機６について説明する。 ａ．揺動排出機の構成は下記の通りである。 揺動排出機６は、ホッパー２を上方ホッパー部２Ａと下
方ホッパー部２Ｂに分け、これらの間に水平状態で配設
された平面方形のケーシング６Ａと、ケーシング内に所
定間隔をもって平行状態で揺動自在に支持された適数本
の４角ビーム６Ｂ、６Ｂ．．から構成されている。図
中、６Ｃは回転軸、６Ｄは連絡アーム、６Ｅは連絡棒、
６Ｆはシリンダーである。 ｂ．揺動排出機の動作は下記の通りである。 ４角ビーム６Ｂ、６Ｂ．．は、所定の角度で左右交互に
同サイクル運動を繰返し行う。４角ビーム６Ｂ、６
Ｂ．．の真上部の粉粒体８Ａには、ローデングとアンロ
ーデングが周期的に起こり、結果として粉粒体の凝固力
が失われる。凝固力が減少することで粉粒体は重力の作
用により各４角ビーム間の隙間より流れ出る。
方ホッパー部２Ｂに分け、これらの間に水平状態で配設
された平面方形のケーシング６Ａと、ケーシング内に所
定間隔をもって平行状態で揺動自在に支持された適数本
の４角ビーム６Ｂ、６Ｂ．．から構成されている。図
中、６Ｃは回転軸、６Ｄは連絡アーム、６Ｅは連絡棒、
６Ｆはシリンダーである。 ｂ．揺動排出機の動作は下記の通りである。 ４角ビーム６Ｂ、６Ｂ．．は、所定の角度で左右交互に
同サイクル運動を繰返し行う。４角ビーム６Ｂ、６
Ｂ．．の真上部の粉粒体８Ａには、ローデングとアンロ
ーデングが周期的に起こり、結果として粉粒体の凝固力
が失われる。凝固力が減少することで粉粒体は重力の作
用により各４角ビーム間の隙間より流れ出る。
【０００８】Ｃ．８は製品タンクで、サイロ投入ブロー
ポット９を介して投入配管４に連結されている。 Ｄ．サイロ搬出ブローポット５は、自動切換弁１０を介
して一方と他方に分岐され、一方は搬出配管１１により
製品受槽１２に連結され、他方は循環配管１３を介して
サイロ３の頂部に連結されている。 Ｅ．１４はコンプレッサーで、第１配管Ｐ１を介してサ
イロ搬出ブローポット５に連結されている。 第２配管Ｐ２は、サイロ投入ブローポット９に連結され
ている。
ポット９を介して投入配管４に連結されている。 Ｄ．サイロ搬出ブローポット５は、自動切換弁１０を介
して一方と他方に分岐され、一方は搬出配管１１により
製品受槽１２に連結され、他方は循環配管１３を介して
サイロ３の頂部に連結されている。 Ｅ．１４はコンプレッサーで、第１配管Ｐ１を介してサ
イロ搬出ブローポット５に連結されている。 第２配管Ｐ２は、サイロ投入ブローポット９に連結され
ている。
【０００９】作用を説明する。 １．製品タンク８より粉粒体８Ａがサイロ投入ブローポ
ット９に自動供給され、コンプレッサー１４のエアーに
より投入配管４を通してサイロ３に投入供給される。 ２．サイロからの搬出は揺動排出機６により必要量が、
サイロ搬出ブローポット５により搬出配管１１を通して
製品受槽１２に供給され、粉粒体８Ａは用途活用され
る。 ３．サイロ３内の排出口部であるホッパー２に必要量の
圧力センサー７を配設し、粉粒体８Ａの圧力状態を計測
し所定圧力値を越えると、自動的に揺動排出機６とサイ
ロ搬出ブローポット５が動作し、自動切換弁１０が自動
的に循環配管に切り換わり、循環配管１３を通して粉粒
体８Ａがサイロ３内を循環し、圧力センサー７の計測値
が所定内圧力を測定すると、循環配管が自動的に運転停
止する。
ット９に自動供給され、コンプレッサー１４のエアーに
より投入配管４を通してサイロ３に投入供給される。 ２．サイロからの搬出は揺動排出機６により必要量が、
サイロ搬出ブローポット５により搬出配管１１を通して
製品受槽１２に供給され、粉粒体８Ａは用途活用され
る。 ３．サイロ３内の排出口部であるホッパー２に必要量の
圧力センサー７を配設し、粉粒体８Ａの圧力状態を計測
し所定圧力値を越えると、自動的に揺動排出機６とサイ
ロ搬出ブローポット５が動作し、自動切換弁１０が自動
的に循環配管に切り換わり、循環配管１３を通して粉粒
体８Ａがサイロ３内を循環し、圧力センサー７の計測値
が所定内圧力を測定すると、循環配管が自動的に運転停
止する。
【００１０】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。１．大型貯槽内の粉粒体
圧力を検知し所定圧力以上になった時、自動的に粉粒体
を排出循環させることにより、架橋現象を発生させな
い、大型貯槽の先入れ先出し方式を可能にすることがで
きる。２．貯槽内部に複雑な機械を必要としないため、
異物混入の心配がなく、且つ全量排出させることが可能
である。３．品質の時間的差による劣化度合の均一化に
効果がある。４．槽内全量排出後の清掃作業が不要であ
る。
で次に記載する効果を奏する。１．大型貯槽内の粉粒体
圧力を検知し所定圧力以上になった時、自動的に粉粒体
を排出循環させることにより、架橋現象を発生させな
い、大型貯槽の先入れ先出し方式を可能にすることがで
きる。２．貯槽内部に複雑な機械を必要としないため、
異物混入の心配がなく、且つ全量排出させることが可能
である。３．品質の時間的差による劣化度合の均一化に
効果がある。４．槽内全量排出後の清掃作業が不要であ
る。
【図１】正面図である。
【図２】フローシートである。
【図３】Ａ−Ａ線拡大断面図である。
【図４】同上の要部拡大図である。
【図５】図４の正面図である。
【図６】Ｂ−Ｂ線断面図である。
【図７】作用を説明する要部拡大縦断面図である。
１ ホッパー付大型貯槽における先入れ先出し装置 ２ ホッパー ３ サイロ ４ 投入配管 ５ サイロ搬出ブローポット ６ 揺動排出機 ７ 圧力センサー ８ 製品タンク ８Ａ 粉粒体 ９ サイロ投入ブローポット １０ 自動切換弁 １１ 搬出配管 １２ 製品受槽 １３ 循環配管 １４ コンプレッサー
Claims (1)
- 【請求項１】 ホッパー構造を設けた貯槽内の粉粒体圧
力を計測し、所定の圧力値を越えると自動的に粉粒体を
排出循環運転し、圧力値を低下させ架橋現象を防止し、
先入れ先出しを可能にしたことを特徴とするホッパー付
大型貯槽における先入れ先出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000385341A JP2002179251A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | ホッパー付大型貯槽における先入れ先出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000385341A JP2002179251A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | ホッパー付大型貯槽における先入れ先出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002179251A true JP2002179251A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18852619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000385341A Pending JP2002179251A (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | ホッパー付大型貯槽における先入れ先出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002179251A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101190601B1 (ko) * | 2012-03-21 | 2012-10-12 | 주식회사 제일그린시스 | 사일로탱크의 수분 차단 및 순환식 분체 공급장치 |
| KR101200108B1 (ko) * | 2010-04-01 | 2012-11-12 | 주식회사 대원지에스아이 | 선입선출식 곡물건조저장 빈 |
| JP2013154892A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Kubota Corp | サイロおよびサイロの運転方法 |
| CN103318571A (zh) * | 2013-07-17 | 2013-09-25 | 佳施加德士(苏州)塑料有限公司 | 一种粉体下料漏斗 |
| CN104163294A (zh) * | 2014-08-08 | 2014-11-26 | 常州市日发精密机械厂 | 出料可控型塑料颗粒存储装置 |
| CN105075545A (zh) * | 2015-08-18 | 2015-11-25 | 宿州永红饲料有限公司 | 一种饲料企业专用粮食收储仓 |
-
2000
- 2000-12-19 JP JP2000385341A patent/JP2002179251A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101200108B1 (ko) * | 2010-04-01 | 2012-11-12 | 주식회사 대원지에스아이 | 선입선출식 곡물건조저장 빈 |
| JP2013154892A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Kubota Corp | サイロおよびサイロの運転方法 |
| KR101190601B1 (ko) * | 2012-03-21 | 2012-10-12 | 주식회사 제일그린시스 | 사일로탱크의 수분 차단 및 순환식 분체 공급장치 |
| CN103318571A (zh) * | 2013-07-17 | 2013-09-25 | 佳施加德士(苏州)塑料有限公司 | 一种粉体下料漏斗 |
| CN104163294A (zh) * | 2014-08-08 | 2014-11-26 | 常州市日发精密机械厂 | 出料可控型塑料颗粒存储装置 |
| CN105075545A (zh) * | 2015-08-18 | 2015-11-25 | 宿州永红饲料有限公司 | 一种饲料企业专用粮食收储仓 |
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