JPH1059542A - 粉粒体供給装置 - Google Patents

粉粒体供給装置

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JPH1059542A
JPH1059542A JP21961496A JP21961496A JPH1059542A JP H1059542 A JPH1059542 A JP H1059542A JP 21961496 A JP21961496 A JP 21961496A JP 21961496 A JP21961496 A JP 21961496A JP H1059542 A JPH1059542 A JP H1059542A
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granular material
powder
grain
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supply device
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JP21961496A
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Shohei Senda
昌平 千田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高圧圧送の際の粉粒体供給部での圧縮空気の洩
れを防止する。 【解決手段】貯留槽1の下端部に粉粒体供給装置2を介
して輸送管3が配設され、粉粒体供給装置2は、粉粒体
切出し部4と粉粒体移送部5とから構成されており、粉
粒体切出し部4は、第1ケーシング6をシリンダーとし
て往復動自在のピストンロッドおよびこのピストンロッ
ド7の長手方向に所定間隔で固設された5個のピストン
部材8,8…とを備え、ピストンロッド7の往復動作に
よりピストン部材8,8…間の各区画室9,9…に順次
投入された粉粒体を粉粒体排出口6d,6eより排出
し、粉粒体移送部5は、粉粒体排出口6d,6eに連続
する第2ケーシングに内装された移送スクリュー13に
より粉粒体排出口6d,6eより流入する粉粒体を1箇
所に集合させて、該集合箇所より輸送管3に供給するよ
う構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体の供給装置
に関し、詳しくは粉粒体を連続的にかつ均等に供給でき
るとともに、高圧圧送の際に粉粒体の逆流を完全に遮断
し得る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、粉粒体を圧縮空気によって輸
送する場合には、圧縮空気が送り込まれて流通している
輸送管に、いかに効率良く均等に粉粒体を供給するかが
重要である。すなわち、その供給装置は、粉粒体を輸送
管に定量供給し、かつ供給部で圧縮空気の漏れに伴う粉
粒体の逆流を防止するものでなければならない。
【0003】従来、このような対策を施した粉粒体供給
装置としては、ロータリーフィーダやブロータンクフィ
ーダが開発され、実用化されている。これらのうち、ロ
ータリーフィーダは、そのロータの周囲に設けた多数の
ポケット部によって粉粒体を定量供給し、またポケット
部に気密性を持たせることによって粉粒体の逆流を防止
したものである。一方、ブロータンクフィーダは、粉粒
体が貯蔵される圧力タンクの排出側に前記と同様のロー
タリーフィーダを設け、このロータリーフィーダによっ
て粉粒体を定量供給するとともに、圧力タンクに圧縮空
気を吹き込んで粉粒体を輸送ラインに加圧供給し、ロー
タリーフィーダの気密性と粉粒体の加圧供給とによって
粉粒体の逆流を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロータ
リーフィーダが気密性を有するといっても、粉粒体の圧
送圧が高い場合には、その背圧のために圧縮空気の微小
洩れを避けることができない。このため粉粒体の粒径が
小さい時には、圧縮空気の洩れに伴って逆流し、粉塵が
飛散するという問題が発生している。
【0005】一方、ブロータンクフィーダは、粉粒体の
逆流をほぼ完全に防止できるものの、大型の圧力タンク
を必要とするために不経済である。さらに、ブロータン
クフィーダは、圧力タンクに材料を供給する際にはその
都度タンク内の圧力を抜く必要があるため、連続的に効
率良く粉粒体を供給できないとともに、運転操作が複雑
になり、それだけ大型の機械を必要としコストの高いも
のとなる。
【0006】そこで本発明の主たる課題は、粉粒体を連
続的にかつ均等に供給できるとともに、高圧圧送の際に
圧縮空気の背圧漏れに伴う粉粒体の逆流を完全に防止し
得る粉粒体供給装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明のうち、請求項1に記載の発明は粉粒体を一時的に貯
留する貯留槽の下端部に直接的または間接的に連設さ
れ、前記貯留槽の粉粒体を輸送管に対して供給するため
の粉粒体供給装置であって、前記粉粒体供給装置は、粉
粒体切出し部と粉粒体移送部とから構成され、前記粉粒
体切出し部は、前記貯留槽からの粉粒体流入口の直下位
置に、この粉粒体流入口に連続して略水平方向に所定長
さの筒状中空部が形成されるとともに、この筒状中空部
の長手方向前後位置にそれぞれ下側に開口する粉粒体排
出口が形成され、かつ前記筒状中空部をシリンダーとし
て略水平方向に往復自在のピストンロッドおよびこのピ
ストンロッドの長手方向に所定間隔で固設された複数の
ピストン部材とを備え、このピストン部材と前記筒状中
空部内壁との密着により気密性を確保しながら前記ピス
トンロッドの往復動作により前記ピストン部材間の各区
画室に順次投入された粉粒体を前記各粉粒体排出口より
排出し、前記粉粒体移送部は、前記各粉粒体排出口に連
続する空間に略水平配置の移送スクリューを備え、前記
各粉粒体排出口より流入する粉粒体を1箇所に集合させ
るとともに、該集合箇所より輸送管に供給するようにし
たことを特徴とする粉粒体供給装置である。
【0008】かかる本発明の粉粒体装置では、貯留槽か
らの粉粒体は、粉粒体切出し部におけるピストン部材の
往復動作によって粉粒体移送部に供給され、続いて粉粒
体移送部において移送スクリューによる搬送によって輸
送管に供給される。この際、貯留槽と輸送管の間の経
路、特に筒状中空部においてピストン部材と筒状中空部
内壁との密着により気密性が確実に確保される(以下、
シール作用という)ために、仮に輸送管に供給される圧
縮空気の圧力が高い場合であっても、圧縮空気が貯留槽
内に洩れることがない。また、本発明では、移送スクリ
ューと粉粒体排出口から連続する空間内面との密着によ
ってもシール作用が奏せられ、この粉粒体移送部でのシ
ール作用が前記した粉粒体切出し部でのシール作用に加
わるため、さらに圧縮空気の洩れ防止効果に優れたもの
となる。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記ピストン部
材を少なくとも5以上固設し、4以上の区画室を設けた
請求項1記載の粉粒体供給装置である。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記筒状中空部
の長手方向前後位置を連通する連通管を設けた請求項1
〜2記載の粉粒体供給装置である。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記移送スクリ
ューは、そのスクリュー羽根を一方向の螺旋羽根として
形成し、粉粒体を一方側端部に集合させるようにした請
求項1〜3記載の粉粒体供給装置である。
【0012】請求項5に記載の発明は、前記移送スクリ
ューは、そのスクリュー羽根を中間点を中心として左右
対称に形成し、粉粒体を前記中間点位置に集合させるよ
うにした請求項1〜4記載の粉粒体供給装置である。
【0013】請求項6に記載の発明は、前記貯留槽と前
記粉粒体供給装置との間にロータリーフィーダーを介在
させた請求項1〜5記載の粉粒体供給装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照しなが
ら詳述する。
【0015】図1および図2は本発明の第1の態様を示
しており、粉粒体を一時的に貯留する貯留槽1の下端部
に、該貯留槽1の粉粒体を輸送管3に対して供給するた
めの粉粒体供給装置2が直接的に連設される。
【0016】粉粒体供給装置2は、粉粒体切出し部4と
粉粒体移送部5とをこの順に連設して構成される。粉粒
体切出し部4は、貯留槽1の下端部に対して中央上側に
開口した粉粒体流入口6aにおいて連結され、略水平方
向に所定長さの筒状中空部16を有する第1ケーシング
6と、この第1ケーシング6をシリンダーとして該第1
ケーシング6の一対の端板6b,6cに往復自在にかつ
気密的に支持されたピストンロッド7と、このピストン
ロッド7の長手方向に所定間隔で固設された5個のピス
トン部材8,8…とを備えるとともに、これらピストン
部材8,8…のそれぞれに、該ピストン部材8,8…と
第1ケーシング6内壁とを密着させる密着手段8a,8
a…が配されて、各ピストン部材8,8…間に気密的に
区画された4つの区画室9,9…が構成される。また、
ピストンロッド7は、第1ケーシング6外部において往
復駆動手段としての複動式油圧シリンダー10に連結さ
れている。11はピストン部材8,8…の往復動作によ
って第1ケーシング6内の空気が圧縮されないように、
第1ケーシング6の一方側から他方側に通気するための
連通管である。
【0017】特に、粉粒体切出し部4においては、ピス
トン部材8,8…は、往復動作時に常に、粉粒体流入口
6aから後述する各粉粒体排出口6d,6eに至る筒状
中空部16内に少なくとも1個以上存在するよう作動さ
れる。より具体的には、かかる条件を満足するように、
ピストンロッド6に対するピストン部材8,8…の配設
間隔、粉粒体流入口6aの口径、各粉粒体排出口6d,
6eの口径もしくは油圧シリンダー10の往復動幅等が
調節される。なお、図1および図2には、油圧シリンダ
ー10の往復動幅を第1ケーシング6内におけるピスト
ン部材8,8…の最大往復動幅に設定して、上記条件を
満足するようにピストン部材8,8…の配設間隔を調節
したものを例示した。
【0018】さらに、第1ケーシング6の長手方向前後
位置にはそれぞれ下側に開口する粉粒体排出口6d,6
eが形成され、これら粉粒体排出口6d,6eを通して
粉粒体切出し部4と粉粒体移送部5とが連続される。粉
粒体移送部5は、第1ケーシング6の粉粒体排出口6
d,6eから連続した空間を形成する第2ケーシング1
2と、この第2ケーシングに内装された略水平配置の移
送スクリュー13とを備えるとともに、移送スクリュー
13のスクリュー羽根13aは、前記各粉粒体排出口6
d,6eからの粉粒体が第2ケーシング12の図中左側
端部に集合するように一方向の螺旋羽根として形成され
る。14は移送スクリューをそのスクリュー軸13bを
介して回転するための回転駆動手段である。かかる粉粒
体移送部5に対して、第2ケーシング12の粉粒体集合
箇所すなわち図中左側端部下側において、輸送管3が連
結される。
【0019】輸送管3の基部には、図示しない圧縮空気
供給源に連結されたノズル管15が設けられ、このノズ
ル管15は輸送管3の基端部分に形成されたディフュー
ザ部3aに向けかつ粉粒体輸送方向に沿って圧縮空気を
噴射供給するように構成されている。
【0020】一方、図1における貯留槽1には、本発明
者が特開平8−113370において提案した粉粒体計
量手段が配設されている。すなわち、貯留槽内に、上部
に粉粒体受入口40aを有しかつ下部に排出弁42によ
り開閉自在とされる粉粒体排出口40bを有する副貯留
槽40を設けるとともに、この副貯留槽40をロードセ
ル41,41…によって支持することにより、その内部
に貯留された粉粒体の重量を計測できるようになってい
る。前記排出弁42は、円錐状の弁体44が吊材43に
より吊持され、図示しない駆動手段により上下動可能と
なっている弁構造であり、図8に示されるように弁体4
4が下降することにより副貯留槽40内の粉粒体が貯留
槽内に排出されるようになっている。したがって、副貯
留槽40に供給された粉体は、ロードセル41,41…
によって計量された後に貯留槽内に排出されるため、計
量が完全に1バッチ毎に行われ、正確に貯留槽内に供給
される粉粒体を計量できるとの特徴を持つ。本発明にお
いては、この他の粉粒体計量手段を用いても良く、また
粉粒体計量手段を用いなくても良いことはいうまでもな
い。
【0021】かかる貯留槽1に供給された粉粒体は、上
述のごとく計量された後に、貯留槽1下端部において粉
粒体流入口6aから第1ケーシング6に流入する。この
際、図示しない油圧パワーユニットに連結された複動式
油圧シリンダー10を往復駆動させることにより、ピス
トンロッド7を介してピストン部材8,8…が往復動作
され、この結果、図3(a)、(b)および(c)に示
すように、貯留槽1からの粉粒体は各ピストン部材8,
8…間の区画室9,9…に順次落下供給されるととも
に、各粉粒体排出口6d,6eに交互に移送されて第2
ケーシング12に落下供給される。第1ケーシング6か
らの粉粒体は、回転駆動手段14により図中矢印方向に
回転する移送スクリュー13によって、第2ケーシング
12の図中左側に移送されて輸送管3に落下・供給され
る。この落下・供給部においては、ノズル管15から圧
縮空気がディフューザ部3aに向けて噴射供給され、そ
のジェット流がディフューザ部3aの絞り部分を通過す
るときに周囲に負圧が発生し、それによるジェットエジ
ェクタ作用によって輸送管3に粉粒体が送給される。
【0022】したがって、粉粒体は、常時ディフューザ
部3aに向けての吸引力を受けて効率良く輸送管3に送
り出される。
【0023】貯留槽1から輸送管3への粉粒体の供給量
は、ピストン部材8,8…の往復動作速度、移送スクリ
ュー13の回転速度、またはノズル管15における圧縮
空気の供給量を適宜調節することにより設定される。
【0024】本第1の態様では、かかる一連の粉粒体供
給動作において、粉粒体移送部5における移送スクリュ
ー13のシール作用により、輸送管3から貯留槽1への
圧縮空気および粉粒体の逆流が防止される。さらに、仮
に高圧圧送の場合などにおいて圧縮空気が粉粒体移送部
5を通過したとしても、粉粒体切出し部4におけるピス
トン部材8,8…のシール作用により、すなわち、ピス
トン部材8,8…が常に粉粒体流入口6aと各粉粒体排
出口6d,6eとの間の筒状中空部内に少なくとも1個
以上存在する結果、粉粒体移送部5と貯留槽1とがピス
トン部材8,8…によって常時遮断されることにより、
粉粒体移送部5からの圧縮空気は貯留槽1にまで逆流し
ない。
【0025】図4は本発明の第2の態様を示したもので
あり、上記第1の態様における粉粒体移送部5を変更し
たものである。すなわち、本第2の態様における粉粒体
移送部20は、第1ケーシング6の粉粒体排出口6d,
6eから連続した空間を形成する第2ケーシング21
と、この第2ケーシング21に内装された略水平配置の
移送スクリュー22とを備えるとともに、移送スクリュ
ー22のスクリュー羽根22aを、その中間点を中心と
して左右対称に、かつ第1ケーシング6の各粉粒体排出
口6d,6eからの粉粒体が前記中間点位置に集合する
ように形成したものである。かかる粉粒体移送部に対し
て、第2ケーシング21の粉粒体集合箇所すなわちスク
リュー羽根22aの中間点位置の下側に開口した連通口
21aにおいて、輸送管3が連結される。
【0026】また、上記移送スクリュー22の代わり
に、図5に示すように、第2ケーシング21の略中央部
を中心として互いに対向するようにかつ所定の離間距離
をもって2つの移送スクリュー24A,24Bが配置さ
れ、これら移送スクリュー24A,24Bは第2ケーシ
ング21外部に配置される回転駆動手段14A,14B
にそれぞれ連結されるよう構成しても良い。この場合に
は、移送スクリュー24A,24Bの離間距離は、連通
口21aの口径以下にするのが好ましい。
【0027】上記装置構成から容易に想像されるよう
に、本第2の態様の動作構成は、基本的には前述の第1
の態様と同様であるが、第1ケーシング6からの粉粒体
が、移送スクリュー22により、もしくは図5に示す態
様の場合には移送スクリュー24A,24Bにより第2
ケーシング21略中央位置に移送されて、当該部位にお
いて輸送管3に落下・供給される点でのみ相違するもの
である。
【0028】本第2の態様における利点は、図4によっ
て説明すれば、第2ケーシング21の連通口21aを第
1ケーシング6の粉粒体排出口6d,6eのほぼ中間位
置とし、前記連通口21aと粉粒体排出口6d,6eと
の間に、スクリュー羽根22aの周囲が壁によって閉鎖
された密封部が形成された結果、移送スクリュー22に
よるシール作用が前述の第1の態様の場合に比して強力
となるとともに、スクリュー羽根22a間の粉粒体およ
び圧縮空気を輸送管3に向かって効果的に押し出す作用
(押出し作用)を奏することにある。かかる利点は、図
5に示す態様においても同様である。したがって、本第
2の態様は前述の第1の態様よりも圧縮空気の洩れ防止
に優れるものである。
【0029】図6は、上記第2の態様の変形例を示して
おり、第2ケーシング23の略中央部を中心として互い
に対向するようにかつ所定の離間距離をもって2つの移
送スクリュー24A,24Bが配置され、これら移送ス
クリュー24A,24Bは第2ケーシング23外部に配
置される回転駆動手段14A,14Bにそれぞれ連結さ
れるとともに、移送スクリュー24A,24Bの対向離
間部25を挟んで一方側に輸送管26の基端部が配設さ
れ、他方側に圧縮空気供給管(図示せず)の先端部が配
設される。この場合、回転駆動手段14A,14Bによ
って図中矢印方向に移送スクリュー24A,24Bが回
転されると、第1ケーシング6の粉粒体排出口6d,6
eからの粉粒体は前記対向離間部25に集合され、該離
間部に供給される圧縮空気によって順次輸送管26に供
給される。したがって、輸送管26への粉粒体の供給は
移送スクリュー24A,24Bによって強制的にかつ円
滑に行われるため、前述したようなディフューザー部3
a等(図4、図5参照)を設ける必要がない。
【0030】上記第1および2の態様においては、往復
駆動手段として油圧シリンダーを用いているが、油圧シ
リンダーの代わりにエアシリンダーもしくはクランク機
構を有する往復駆動手段等を用いることもできる。特
に、往復駆動手段としてエアシリンダーを用いた場合に
は、その往復動作が油圧シリンダーよりも速い点を利用
して、ピストン部材の数を3個にすることもできる。
【0031】図7に、第4の態様として前述の第1の態
様におけるピストン部材8,8…の数を3個にし、かつ
往復駆動手段としてエアシリンダー30を用いたものを
示す。かかるとおりピストン部材8,8…を3個にした
場合には、装置構成上、ピストン部材8,8…の往復動
作過程において、図中矢印で示すように、瞬間的に第1
ケーシング6の粉粒体流入口6aと粉粒体排出口6d,
6eとが連通する状態が生じるが、エアシリンダー30
によるピストン部材8,8…の往復動作は極めて速いた
めに、実質的には第1ケーシング6の粉粒体流入口6a
と粉粒体排出口6d,6eとは遮断されているに等し
い。したがって、本第4の態様においても、前述の第1
の態様と同様にピストン部材8,8…によるシール作用
が生じ、圧縮空気の貯留槽への漏れは防止される。
【0032】他方、上記第1〜4の態様においては、貯
留槽1からの粉粒体の供給は何ら制限のない重力落下に
よるものであるが、必要に応じて、貯留槽1に対して、
例えばロータリーフィーダなどの定量供給手段を介し
て、間接的に、粉粒体供給装置2を連設することも提案
される。これにより一層の定量供給性が保証される。図
8に、本発明の第5の態様として、前述の第1の態様に
おける貯留槽1と第1シリンダ6との間に、略水平配置
の回転軸35aに複数の羽根35bを放射状に設けてな
るロータリーフィーダ35を設けたものを示す。この場
合、貯留槽1内の粉粒体は、ロータリフィーダ35によ
る定量供給作用によって、第1ケーシング6のピストン
8,8…間の区画室には過剰に供給されることがない。
よって、この供給量をロータリーフィーダ35の回転に
よって適宜設定することにより、ピストン部材8,8
…、密着手段8a,8a…、ピストンロッド7、または
油圧シリンダー10等の往復駆動手段にかかる負担を軽
減できる。
【0033】上記説明においては、ピストンの数が3個
の場合および5個の場合について説明したが、本発明は
これに限定されるものでないことはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、粉粒体を圧送空気によって連続的にかつ均等
に供給できるとともに、高圧圧送の際においても圧縮空
気の供給部での洩れがなく、貯留槽内が圧気状態となら
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉粒体供給装置の第1の態様を示
す縦断面図である。
【図2】その要部拡大図である。
【図3】本発明に係る粉粒体供給装置の動作構成を示す
縦断面図である。
【図4】本発明に係る粉粒体供給装置の第2の態様を示
す要部拡大縦断面図である。
【図5】その移送スクリューを変更した図である。
【図6】その変形例を示す図である。
【図7】本発明に係る粉粒体供給装置の第4の態様を示
す要部拡大縦断面図である。
【図8】本発明に係る粉粒体供給装置の第5の態様を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1…メインホッパ、2…粉粒体供給装置、3…輸送管、
4…粉粒体切出し部、5…粉粒体移送部、6…第1ケー
シング、7…ピストンロッド、8…ピストン、9…区画
室、10…複動式油圧シリンダー、11…連通管、12
…第2ケーシング、13…移送スクリュー、14…回転
駆動手段、15…ノズル管、16…筒状中空部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 65/46 B65G 65/46 B 65/48 65/48 G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒体を一時的に貯留する貯留槽の下端部
    に直接的または間接的に連設され、前記貯留槽の粉粒体
    を輸送管に対して供給するための粉粒体供給装置であっ
    て、 前記粉粒体供給装置は、粉粒体切出し部と粉粒体移送部
    とから構成され、 前記粉粒体切出し部は、前記貯留槽からの粉粒体流入口
    の直下位置に、この粉粒体流入口に連続して略水平方向
    に所定長さの筒状中空部が形成されるとともに、この筒
    状中空部の長手方向前後位置にそれぞれ下側に開口する
    粉粒体排出口が形成され、かつ前記筒状中空部をシリン
    ダーとして略水平方向に往復自在のピストンロッドおよ
    びこのピストンロッドの長手方向に所定間隔で固設され
    た複数のピストン部材とを備え、このピストン部材と前
    記筒状中空部内壁との密着により気密性を確保しながら
    前記ピストンロッドの往復動作により前記ピストン部材
    間の各区画室に順次投入された粉粒体を前記各粉粒体排
    出口より排出し、 前記粉粒体移送部は、前記各粉粒体排出口に連続する空
    間に略水平配置の移送スクリューを備え、前記各粉粒体
    排出口より流入する粉粒体を1箇所に集合させるととも
    に、該集合箇所より輸送管に供給するようにしたことを
    特徴とする粉粒体供給装置。
  2. 【請求項2】前記ピストン部材を少なくとも5以上固設
    し、4以上の区画室を設けた請求項1記載の粉粒体供給
    装置。
  3. 【請求項3】前記筒状中空部の長手方向前後位置を連通
    する連通管を設けた請求項1〜2記載の粉粒体供給装
    置。
  4. 【請求項4】前記移送スクリューは、そのスクリュー羽
    根を一方向の螺旋羽根として形成し、粉粒体を一方側端
    部に集合させるようにした請求項1〜3記載の粉粒体供
    給装置。
  5. 【請求項5】前記移送スクリューは、そのスクリュー羽
    根を中間点を中心として左右対称に形成し、粉粒体を前
    記中間点位置に集合させるようにした請求項1〜4記載
    の粉粒体供給装置。
  6. 【請求項6】前記貯留槽と前記粉粒体供給装置との間に
    ロータリーフィーダーを介在させた請求項1〜5記載の
    粉粒体供給装置。
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