JP2002179071A - 修理完了品の梱包方法、及びこれに用いる梱包材 - Google Patents

修理完了品の梱包方法、及びこれに用いる梱包材

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JP2002179071A JP2000376945A JP2000376945A JP2002179071A JP 2002179071 A JP2002179071 A JP 2002179071A JP 2000376945 A JP2000376945 A JP 2000376945A JP 2000376945 A JP2000376945 A JP 2000376945A JP 2002179071 A JP2002179071 A JP 2002179071A
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box
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JP2000376945A
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Takayuki Aikawa
孝行 相河
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 修理完了品のサイズに合わせて、各種サイズ
の段ボール箱を準備しなくても済むようにする。 【解決手段】 修理完了品1aが余裕で入る段ボール箱
10内に、四枚の枠用仕切り板21,25で枠組20を
形成する。そして、修理完了品1aのサイズに合わせ
て、この枠組20に枠内仕切り板28を取り付けるか否
かを定める。各仕切り板と修理完了品1aとの隙間には
不定形発砲充填材40を詰める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、修理依頼品を修理
した後、これを梱包する修理完了品の梱包方法、及びこ
れに用いる梱包材に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザは、一般的に、プリンタ等の修理
を依頼する場合、修理品であるプリンタ等を適宜梱包
し、これを修理依頼先であるメーカー等に送っている。
ユーザは、修理品を梱包する際、所有の段ボール箱又は
購入した段ボール箱に、修理品であるプリンタを入れ、
この修理品と段ボール箱との隙間に、新聞紙を丸めたも
の等を詰めている。
【0003】一方、修理依頼を受けたメーカー等は、修
理品が入っている段ボール箱を開いて、修理品であるプ
リンタを取り出してから、これを修理している。修理が
完了したプリンタをユーザ等に送り返す際には、予め、
プリンタ本体の型式に合った各サイズの段ボール箱、さ
らに、プリンタの付属品である給紙カセットやインクカ
ートリッジ等の付属品を入れる段ボール箱を準備してお
き、これらの段ボール箱に、それぞれ、プリンタ本体、
付属品を入れて、これら二つの段ボール箱をまとめてユ
ーザに送り返している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来技
術では、プリンタの各種形式に合わせて各サイズの段ボ
ール箱を複数準備しておく必要があるため、梱包材のコ
ストが嵩むという問題点がある。さらに、各サイズの複
数の段ボール箱に、これらにプリンタ本体、付属品を入
れることになり、各種使用段ボール箱が多くなる上に、
2個口になるため、輸送費が嵩むという問題点もある。
【0005】また、近年、いずれのメーカーでも、省資
源、低コスト化の努力が行われているが、修理完了品の
梱包に関しては、ユーザが使用した梱包材の再利用しよ
うとしても、段ボール箱内にしっかりと修理完了品を詰
め直すことが非常に難しく、修理完了品の梱包に関して
省資源、低コスト化がほとんど行われていないという問
題点もある。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
踏まえ、省資源、低コスト化を図ることができる修理完
了品の梱包方法、及び梱包材を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の第一の修理完了品の梱包方法は、修理完了品を入れる
のに十分な大きさの箱と、互いに交差する複数の仕切り
板とを予め準備しておき、複数の前記仕切り板を前記箱
内に入れてから、又は該箱に入れる前に、複数の該仕切
り板のうち、少なくとも一つを移動させて、又は取り外
して、複数の仕切り板で囲まれた空間、又は複数の仕切
り板と段箱の内壁で囲まれた空間の大きさを、前記修理
完了品又は該修理完了品の構成部材の大きさに合せ、い
ずれかの前記空間内に前記修理完了品又は該修理完了品
の構成部材を入れる、ことを特徴とするものである。
【0008】前記目的を達成するための第二の修理完了
品の梱包方法は、前記第一の修理完了品の梱包方法にお
いて、前記箱の四つの側面のそれぞれに対向するよう、
四枚以上の仕切り板を組み合わせ、四枚以上の前記仕切
り板のうち、少なくとも一つを移動させて、又は取り外
して、複数の仕切り板で囲まれた空間の大きさを、前記
修理完了品又は該修理完了品の構成部材の大きさに合せ
る、ことを特徴とするものである。
【0009】前記目的を達成するための第三の修理完了
品の梱包方法は、前記第一又は第二の修理完了品の梱包
方法において、四枚の仕切り板で構成され、隣り合う該
仕切り板が互いに交差し、且つ各仕切り板が前記箱の四
つの側面に一定の間隔を開けてそれぞれ対向するよう、
組み合わされた枠組と、前記枠組の内側に配される枠内
仕切り板とを予め準備しておき、前記枠組を前記箱内に
入れてから、又は該箱に入れる前に、前記枠内仕切り板
を該枠組内で移動させて、又は該枠組内から取り外し
て、該枠組で囲まれた空間、又は該枠内仕切り板で仕切
られた該枠組内の少なくとも一方の空間の大きさを、前
記修理完了品又は該修理完了品の構成部材の大きさに合
せる、ことを特徴とするものである。
【0010】前記目的を達成するための第四の修理完了
品の梱包方法は、前記第三の修理完了品の梱包方法にお
いて、前記修理完了品は、該修理完了品の構成部材とし
て、本体と、該本体に接続される一以上の付属品とを有
し、前記枠内仕切り板で仕切られた前記枠組内の一方の
空間に、前記本体を入れ、他方の空間に少なくとも一つ
の付属品を入れる、ことを特徴とするものである。
【0011】前記目的を達成するための第五の修理完了
品の梱包方法は、前記第四の修理完了品の梱包方法にお
いて、前記本体に接続される付属品は、複数存在し、前
記枠組を形成する四枚の前記仕切り板のそれぞれの端辺
に接し、且つ前記箱の内面を形成する面であって、該枠
組を形成する四枚の該仕切り板のいずれにも対向しない
面に対向するよう、中仕切り板を配し、前記中仕切り板
で仕切られた前記箱内の二つの空間のうち、一方の空間
に、前記枠組、前記本体、複数の付属品のうちの少なく
とも一つを配し、他方の空間に、複数の付属品のうちの
残りの付属品を配する、ことを特徴とするものである。
【0012】前記目的を達成するための第六の修理完了
品の梱包方法は、前記第一から第五のいずれかの修理完
了品の梱包方法において、前記仕切り板と前記修理完了
品との間の隙間に、不定形発砲充填材を入れる、ことを
特徴とするものである。
【0013】前記目的を達成するための第七の修理完了
品の梱包方法は、修理依頼品が入れられていた箱に、修
理完了品を入れ、前記箱の内面と前記修理完了品との隙
間に、不定形発砲充填材を入れる、ことを特徴とするも
のである。
【0014】前記目的を達成するための修理完了品の梱
包材は、互いに対向する二枚の固定仕切り板と、二枚の
前記固定仕切り板のそれぞれに対して移動可能に交わる
移動仕切り板と、を備えていることを特徴とするもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る各種実施形態
について、図面を用いて説明する。
【0016】まず、図1〜図4を用いて、本発明に係る
第一の実施形態としての修理完了品の梱包方法、及びこ
れに用いる梱包材について説明する。
【0017】本実施形態の修理品は、図2に示すよう
に、プリンタである。このプリンタは、プリンタ本体1
の他、付属品として、排紙トレイ2、給紙カセット3、
インクカートリッジ4がある。
【0018】このプリンタの修理完了品を梱包する梱包
材は、図1に示すように、プリンタ本体及び各付属品が
分離された状態で収納するのに十分な大きさの段ボール
箱10と、上下二枚の中敷き板15,17と、本体枠組
20と、本体枠組20内の空間を仕切る本体枠内仕切り
板28と、段ボール箱10内を上下に仕切る中仕切り板
16と、付属品枠組30と、付属品枠組30内の空間を
仕切る付属品枠組内仕切り板38と、を有している。
【0019】中敷き板15,17は、発泡スチロールで
形成され、外部からの衝撃から修理完了品を保護する役
目を担っている。
【0020】各枠組20,30は、図2に示すように、
いずれも、矩形状で且つ互いに平行に向かい合っている
一対の第一の枠用仕切り板21,31と、同じく、矩形
状で且つ互いに平行に向かい合っている一対の第二の枠
用仕切り板25,35とで、構成されている。各枠組2
0,30の第一の枠用仕切り板21,31は、段ボール
箱10を形成する四枚の側板11,11,12,12
(図1に示す)のうち、最も小さな一対の側板12,1
2の相互間隔と同じ横幅である。また、各枠組20,3
0の第二の枠用仕切り板25,35、及びこの第二の枠
用仕切り板25,35と同形同サイズの枠内仕切り板2
8,29は、段ボール箱10を形成する四枚の側板1
1,11,12,12のうち、最も大きな一対の側板1
2,12の相互間隔と同じ横幅である。また、本体枠組
20の各仕切り板21,25の縦幅は、付属品枠組30
の各仕切り板31,35の縦幅よりも長く、両者を足し
合わせ、さらに中仕切り板16及び上下二枚の中敷き板
15,17の厚さを足すと、ほぼ段ボール箱10の深さ
寸法になる。第一の枠内仕切り板21,31、第二の枠
用仕切り板25,35、枠内仕切り板28,38は、そ
れぞれの短辺に平行で且つ短辺の中間位置まで伸びてい
る切込み22,32,23,33,26,36,29,
39が形成されている。第一の枠用仕切り板21,31
の切込みは、矩形状の仕切り板の長手方向の両端部の切
込み22,32と中間部の切込み23,33の合計三つ
形成され、第二の枠用仕切り板25,35及び枠内仕切
り板28,38の切込み26,36,29,39は、矩
形状の仕切り板の長手方向の両端部に二つ形成されてい
る。
【0021】各枠組20,30は、第一の枠用仕切り板
21,31の端部の切込み22,32に、第二の枠用仕
切り板25,35の端部の切込み26,36を差し込ん
で、互いに連結し、♯型に形成されたものである。枠内
仕切り板28,38の切込み29,39は、第一の枠用
仕切り板21,31の残っている切込み23,33に差
し込まれる。
【0022】以上の梱包材で、修理完成品としてのプリ
ンタを梱包する際には、図3に示すように、まず、段ボ
ール箱10の底に、第一の中敷き板15を敷き、次に、
この第一の中敷き板15の上に、本体枠組20を載せ
る。この際、本体枠組20に本体枠内仕切り板28を取
り付けた場合に、この本体枠内仕切り板28で仕切られ
た本体枠組20内の大きい方の空間内に、プリンタ本体
1が入るか否かを考察する。大きい方の空間内にプリン
タ本体1が入ると判断できるときには、本体枠組20に
本体枠内仕切り板28を取り付ける。次に、本体枠組2
0内の大きい方の空間内にプリンタ本体1を入れ、本体
枠組20内の小さい方の空間内に付属品の一つである排
紙トレイ2を入れる。
【0023】この段階で、各仕切り板21,25,28
とプリンタ本体1との隙間、及び各仕切り板21,2
5,28と排紙トレイ2との隙間に、不定形発砲充填材
(シールドエアー・ジャパン・リミテッド社製)40を
入れる。この不定形発砲充填材40は、ビニール袋内
に、発泡性の液状物を入れたものである。これは、時間
の経過に伴い、ビニール袋内の液状物が発砲して、回り
の形状に合わせて、ビニール袋が膨らみ、所定時間経過
して発砲が収まると、発砲物が固化するというものであ
る。
【0024】不定形発砲充填材40を本体枠組20内に
入れ終わると、次に、本体枠組20の上に中仕切り板1
6を載せて、さらに、その上に付属品枠組30を載せ
る。そして、この付属品枠組30に付属品枠内仕切り板
38を取り付け、付属品枠組30内の大きい方の空間に
給紙カセット3を入れ、小さい方の空間にインクカート
リッジ4を入れる。そして、付属品枠組30内に、再
び、不定形発砲充填材40を入れてから、第二の中敷き
板17を載せ、段ボール箱10の蓋13を閉じる。
【0025】前述した本体枠組20内に、プリンタ本体
を入れる際、本体枠組20に本体枠内仕切り板28を取
り付けた場合に、この本体枠内仕切り板28で仕切られ
た本体枠組20内の大きい方の空間内に、プリンタ本体
1aが入らないと判断できるときには、図4に示すよう
に、本体枠組20に本体枠内仕切り板28を取り付けな
い、つまり、本体枠組20内を枠内仕切り板28で仕切
らないで、この本体枠組20内にプリンタ本体1aを入
れる。次に、前述と同様、本体枠組20内に不定形発砲
充填材40を入れて、この本体枠組20の上に、中仕切
り板16及び付属品枠組30を載せ、この付属品枠組3
0内の大きい方の空間に、付属品である排紙トレイ2と
給紙カセット3とを重ねた状態でいれ、小さいほうの空
間にインクカートリッジ4を入れる。
【0026】なお、以上の実施形態では、枠組20,3
0を段ボール箱10内に入れてから、枠内仕切り板2
8,38を取り付けるか否かを判断して、これを実行し
ているが、枠組20,30を段ボール箱10内に入れる
前に、これを行うようにしてもよい。
【0027】以上のように、本実施形態では、枠内仕切
り板28,38を取り付けるか否かにより、枠組20,
30内の空間の大きさを調節できるので、プリンタの形
式に合った各サイズの段ボール箱を準備しておく必要が
なく、しかも、段ボール箱10内を仕切り板で仕切った
ことにより、付属品も合わせて一つの段ボール箱10内
に詰めることができるので、段ボール箱の購入費、さら
に、付属品を有する修理完了品の輸送費を抑えることが
できる。
【0028】また、各枠組20,30を形成する枠用仕
切り板21,31,25,35は、いずれも、段ボール
箱10内で、段ボール箱10の側板に対して一定の間隔
が確保された状態で配置されるので、充填材を入れなく
ても、外部からの衝撃から修理完了品を守ることができ
る。なお、枠組20,30内の充填材40は、主要な役
目として、この枠組20,30内でプリンタ本体等が移
動しないようにする役目を担っている。
【0029】次に、図5を用いて、第一の実施形態の梱
包材の第一の変形例について説明する。
【0030】本変形例は、本体枠組20aに対して、本
体枠内仕切り板28aを移動可能にしたもので、その他
の構成に関しては第一の実施形態と同様である。
【0031】本体枠組20aを構成する第一の枠用仕切
り板21aには、仕切り板21aの長手方向の両端部に
固定切込み22,22が形成され、仕切り板21aの中
央部分に移動切込み23aが形成されている。固定切込
み22は、第一の実施形態の切込み22と同様に、仕切
り板25の厚さと同じ幅の溝が仕切り板21aの短辺の
中間位置まで伸びているものである。また、移動切込み
23aは、枠内仕切り板28aの移動予定量の幅の溝が
仕切り板21aの短辺の1/4程度の位置まで伸びてい
るものである。
【0032】一方、本体枠内仕切り板28aには、仕切
り板21aの厚さと同じ幅の溝が仕切り板28aの短辺
の3/4程度の位置まで伸びた切込み29aが形成され
ている。
【0033】以上のように、本体枠組20aに移動切込
み23aを形成することにより、この移動切り込み23
aの幅内で、本体枠内仕切り板29aを自由に移動させ
ることができるので、プリンタ本体等のサイズ変更に伴
う枠内空間の変更自由度を高めることができる。
【0034】なお、この実施形態では、第一の枠用仕切
り板21aの移動切り込み23aの深さを仕切り板の短
辺の1/4程度にしたが、これは一例であって、短辺の
半分の深さ程度でもよいし、短辺の1/5程度の深さで
あってもよい。
【0035】次に、図6を用いて、第一の実施形態の梱
包材の第二の変形例について説明する。
【0036】本変形例も、第一の変形例と同様、本体枠
組20bに対して、本体枠内仕切り板28を移動可能に
したもので、その他の構成に関しては第一の実施形態と
同様である。
【0037】本体枠組20bを構成する第一の枠用仕切
り板21bには、仕切り板21bの長手方向の両端部に
切込み22,22が形成されていると共に、仕切り板2
1bの中央部分に複数の切込み23,23,…が形成さ
れている。このように、第一の枠用仕切り板21bに、
本体枠内仕切り板用の切込み23を複数形成することに
より、これらの切込み23,23,…のうち、いずれか
一つを選択することで、本体枠内仕切り板28を移動さ
せることができる。また、本変形例は、第一の変形例の
ように、本体枠内仕切り板28を自由に移動させること
ができないが、所定の位置に本体枠内仕切り板28を一
旦取り付けると、本体枠内仕切り板28はその位置から
移動しなくなるので、本体枠組20b内の二つの空間
に、それぞれプリンタ本体やその付属品を入れても、こ
れらのものの移動を極力押させることができる。
【0038】なお、以上の各変形例は、本体枠組及び本
体枠内仕切り板に関するものであるが、付属品枠組及び
付属品枠内仕切り板に、以上の変形例を適用してもよ
い。また、以上の各変形例では、第二の枠用仕切り板2
5,25を二枚用いているが、例えば、図7に示すよう
に、第二の枠用仕切り板25の使用を一枚のみしてもよ
い。この場合、枠組20b内に形成すべき二つの空間
は、第二の枠用仕切り板20と本体枠内仕切り板28と
の間の空間と、本体枠内仕切り板28と段ボール箱の第
二の側板との間の空間とになる。
【0039】次に、図8及び図9を用いて、本発明に係
る第二の実施形態としての修理完了品の梱包方法につい
て説明する。
【0040】図8に示すように、修理依頼品1bは、一
般的に、充填材としてエアーキャップや丸めた新聞紙等
と共に、段ボール箱10b内に入れられた状態で、ユー
ザ等から送られてくる。この際、修理依頼品であるプリ
ンタ1bは、通常、給紙カセットやインクカートリッジ
等がプリンタ本体に接続された状態で、段ボール箱10
b内に詰められている。
【0041】この段ボール箱10bから修理依頼品1b
を取り出す過程で、この段ボール箱10bが比較的しっ
かりした状態が保たれている場合には、この段ボール箱
10bを再利用のために残しておく。さらに、この段ボ
ール箱10b内に修理依頼品1bと共に詰められていた
充填材に関しても、再利用が可能であれば、この段ボー
ル箱10b内に入れて残しておく。
【0042】修理完了品をユーザ等へ送り返す際、修理
依頼品が詰められていた段ボール箱10bを再利用可能
であるとして残しておいた場合には、この段ボール箱1
0bを利用する。図9に示すように、修理完了品は、プ
リンタ本体1、付属品である給紙カセット3及びインク
カートリッジ4を分離した状態で、それぞれを不定形発
砲充填材40で覆って順次、段ボール箱10bに入れて
ゆく。この過程で、充填材も再利用可能であるとして残
しておいたものがある場合には、この充填材も利用す
る。
【0043】以上のように、本実施形態では、修理依頼
品1bが詰められていた段ボール箱10bを再利用する
ので、梱包コストの抑制及び省資源化を図ることができ
る。しかも、不定形発砲充填材40を利用しているの
で、ユーザ等から送られてきた無規格な段ボール箱10
bであっても、これに修理完了品をしっかりと詰めるこ
とができる。なお、付属品を分離した状態で、ユーザか
らの段ボール箱10bにプリンタ本体1と共に詰め込む
ことができない場合には、付属品のみを別の段ボール箱
に詰め込むか、第一の実施形態の梱包材を利用するとよ
い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、仕切り板を移動させる
か、又は仕切り板を取り付けるか否かにより、箱の空間
の大きさを調節できるので、修理完了品の形式に合った
各サイズの段ボール箱を準備しておく必要がなく、しか
も、箱内を仕切り板で仕切ったことにより、付属品も合
わせて一つの箱内に詰めることができるので、箱の購入
費、さらに、付属品を有する修理完了品の輸送費を抑え
ることができる。
【0045】また、修理依頼品が詰められていた箱を再
利用するものでは、梱包コストの抑制及び省資源化を図
ることができる。しかも、不定形発砲充填材を利用して
いるので、ユーザ等から送られてきた無規格なサイズの
箱であっても、これに修理完了品をしっかりと詰めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施形態における梱包材の
展開斜視図である。
【図2】本発明に係る第一の実施形態においける枠組及
び枠内仕切り板の展開斜視図である。
【図3】本発明に係る第一の実施形態における修理完了
品の梱包方法を示す説明図である。
【図4】本発明に係る第一の実施形態における他の修理
完了品の梱包方法を示す説明図である。
【図5】本発明に係る第一の実施形態の第一の変形例に
おける梱包材を構成する枠組及び枠内仕切り板の斜視図
である。
【図6】本発明に係る第一の実施形態の第二の変形例に
おける梱包材を構成する枠組及び枠内仕切り板の斜視図
である。
【図7】本発明に係る第一の実施形態の第二の変形例に
おける梱包材を構成する枠組及び枠内仕切り板の斜視図
である。
【図8】修理依頼品の梱包形態を示す説明図である。
【図9】本発明に係る第二の実施形態における修理完了
品の梱包方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1a…プリンタ本体 2…排紙トレイ 3…給紙カセット 4…インクカートリッジ 10,10b…段ボール箱 15…第一の中敷き板 16…中仕切り板 17…第二の中敷き板 20,20a,20b,20c…本体枠組 21,21a,21b,31…第一の枠用仕切り板 22,23,26,29,32,33,36,39,29a…
切込み 23a…移動切込み 25,35…第二の枠用仕切り板 28,38,28a…枠内仕切り板 30…付属品枠組
フロントページの続き Fターム(参考) 3E037 AA20 BA02 BB02 BB04 3E062 AA01 AB09 EB01 EB05 EC01 3E066 AA03 CA01 DA01 FA01 FA11 JA01 MA03 NA60 3E067 AA11 AA24 AB49 AB51 AC04 BA06A BB02A BC06A EC32 FA02 FC01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】修理依頼品を修理した後、これを梱包する
    修理完了品の梱包方法において、 前記修理完了品を入れるのに十分な大きさの箱と、 互いに交差する複数の仕切り板と、 を予め準備しておき、 複数の前記仕切り板を前記箱内に入れてから、又は該箱
    に入れる前に、複数の該仕切り板のうち、少なくとも一
    つを移動させて、又は取り外して、複数の仕切り板で囲
    まれた空間、又は複数の仕切り板と段箱の内壁で囲まれ
    た空間の大きさを、前記修理完了品又は該修理完了品の
    構成部材の大きさに合せ、 いずれかの前記空間内に前記修理完了品又は該修理完了
    品の構成部材を入れる、 ことを特徴とする修理完了品の梱包方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の修理完了品の梱包方法に
    おいて、 前記箱の四つの側面のそれぞれに対向するよう、四枚以
    上の仕切り板を組み合わせ、 四枚以上の前記仕切り板のうち、少なくとも一つを移動
    させて、又は取り外して、複数の仕切り板で囲まれた空
    間の大きさを、前記修理完了品又は該修理完了品の構成
    部材の大きさに合せる、 ことを特徴とする修理完了品の梱包方法。
  3. 【請求項3】請求項1及び2のいずれか一項に記載の修
    理完了品の梱包方法において、 四枚の仕切り板で構成され、隣り合う該仕切り板が互い
    に交差し、且つ各仕切り板が前記箱の四つの側面に一定
    の間隔を開けてそれぞれ対向するよう、組み合わされた
    枠組と、 前記枠組の内側に配される枠内仕切り板と、 を予め準備しておき、 前記枠組を前記箱内に入れてから、又は該箱に入れる前
    に、前記枠内仕切り板を該枠組内で移動させて、又は該
    枠組内から取り外して、該枠組で囲まれた空間、又は該
    枠内仕切り板で仕切られた該枠組内の少なくとも一方の
    空間の大きさを、前記修理完了品又は該修理完了品の構
    成部材の大きさに合せる、 ことを特徴とする修理完了品の梱包方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の修理完了品の梱包方法に
    おいて、 前記修理完了品は、該修理完了品の構成部材として、本
    体と、該本体に接続される一以上の付属品とを有し、 前記枠内仕切り板で仕切られた前記枠組内の一方の空間
    に、前記本体を入れ、他方の空間に少なくとも一つの付
    属品を入れる、 ことを特徴とする修理完了品の梱包方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の修理完了品の梱包方法に
    おいて、 前記本体に接続される付属品は、複数存在し、 前記枠組を形成する四枚の前記仕切り板のそれぞれの端
    辺に接し、且つ前記箱の内面を形成する面であって、該
    枠組を形成する四枚の該仕切り板のいずれにも対向しな
    い面に対向するよう、中仕切り板を配し、 前記中仕切り板で仕切られた前記箱内の二つの空間のう
    ち、一方の空間に、前記枠組、前記本体、複数の付属品
    のうちの少なくとも一つを配し、他方の空間に、複数の
    付属品のうちの残りの付属品を配する、 ことを特徴とする修理完了品の梱包方法。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか一項に記載の修
    理完了品の梱包方法において、 前記仕切り板と前記修理完了品との間の隙間に、不定形
    発砲充填材を入れる、 ことを特徴とする修理完了品の梱包方法。
  7. 【請求項7】箱に入れられた修理依頼品を修理した後、
    これを梱包する修理完了品の梱包方法において、 前記修理依頼品が入れられていた前記箱に、前記修理完
    了品を入れ、 前記箱の内面と前記修理完了品との隙間に、不定形発砲
    充填材を入れる、 ことを特徴とする修理完了品の梱包方法。
  8. 【請求項8】箱と、該箱内を仕切る複数の仕切り板とを
    備え、修理依頼品を修理した後、これを梱包する修理完
    了品の梱包材において、 前記仕切り板として、互いに対向する二枚の固定仕切り
    板と、 二枚の前記固定仕切り板のそれぞれに対して移動可能に
    交わる移動仕切り板と、 を備えていることを特徴とする修理完了品の梱包材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042820A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Sanyo Electric Co Ltd 仕切りアセンブリ及びそれに用いる仕切り板
JP2015112715A (ja) * 2013-12-06 2015-06-22 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置、複合機、及びインクカートリッジ収容体
CN107380649A (zh) * 2017-06-29 2017-11-24 苏州达方电子有限公司 容纳结构、包装装置及组装方法

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