JP2002178861A - 自動車のバンパ取付けクリップ及びバンパ取付構造 - Google Patents

自動車のバンパ取付けクリップ及びバンパ取付構造

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JP2002178861A
JP2002178861A JP2000379956A JP2000379956A JP2002178861A JP 2002178861 A JP2002178861 A JP 2002178861A JP 2000379956 A JP2000379956 A JP 2000379956A JP 2000379956 A JP2000379956 A JP 2000379956A JP 2002178861 A JP2002178861 A JP 2002178861A
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Japan
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bumper
mounting
clip
pin
automobile
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JP2000379956A
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Inventor
Yoshiaki Ogawa
佳明 尾川
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンパ上面をボデーへ取付けるクリップに蓋
体ボデーの閉鎖時の緩衝部材を一体化させたバンパ取付
けクリップを提供する。 【解決手段】 ピン20の頭部に、フード等の蓋体ボデ
ーの先端部による閉鎖時の衝撃を吸収するクッション部
材30を係合させる係合部40が形成されている。例え
ばフロントバンパのバンパ上面部の水平面状の被取付面
5bをボデーのバンパ取付け面6に載置させて、互いに
重ねられたそれぞれの取付け穴18、19に装着したグ
ロメット10にピン20を差し込むことにより被取付面
5bをバンパ取付け面6に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンパ上面部の水
平面状の被取付面をボデーのバンパ取付け面に載置させ
て、互いに重ねられたそれぞれの取付け穴に装着したグ
ロメットにピンを差し込むことにより被取付面をバンパ
取付け面に取付けるための自動車のバンパ取付けクリッ
プ及びこのクリップを用いたバンパ取付け構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の前部に、後方への傾斜部分を有
する中央部のラジエータグリル及び両側のランプを備え
る場合、図3に示すように、バンパ5の上面部及びフー
ド1の先端部には、ラジエータグリルの配置部分3及び
両側のランプの配置部分2間のそれぞれの境界部分に前
後から侵入して互いに対向するバンパつの部5a及びフ
ードつの部1aが形成される。このバンパつの部の後方
へ延設された水平面状の被取付面5bは、図4Aに示す
ように、ボデーの対応するつの形状の水平状バンパ取付
け面6に載置されて、これらの取付け穴5c、6aにグ
ロメット型クリップのグロメット7aを装着した後に、
ピン7を差し込むことにより被取付面5bをバンパ取付
け面6に取付けている。また、フード閉鎖による衝撃を
フード1の先端部で吸収する場合、図4Bに示すよう
に、フードつの部1aのフードインナ1bにクッション
部材8をクリップ9で取付けて、閉鎖状態でクリップ
7、7aと並置させるのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにフードつの
部及びバンパつの部にバンパ取付けクリップ及びクッシ
ョン部材を並置させようとすると、それぞれに独自の取
付け構造が必要であり、相応の横幅を要し、意匠上も制
約される。一方、フードに限らず、バックドア、ラッゲ
ージドア等の蓋体ボデーのクッション取付けクリップ或
はバンパ取付けクリップは種々周知であるが、これら双
方の機能を考慮したクリップは存在していない。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、バンパ
上面をボデーへ取付けるクリップに蓋体ボデーの閉鎖時
の緩衝部材を一体化させたバンパ取付けクリップ及びこ
のクリップを用いたバンパ取付構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するバンパ取付けクリップとして、請求項1により、
バンパ上面部の水平面状の被取付面をボデーのバンパ取
付け面に載置させて、互いに重ねられたそれぞれの取付
け穴に装着したグロメットにピンを差し込むことにより
被取付面をバンパ取付け面に取付けるための自動車のバ
ンパ取付けクリップにおいて、ピンの頭部に、フード、
バックドア、ラッゲージドア等の蓋体ボデーの先端部に
よる閉鎖時の衝撃を吸収するクッション部材を係合させ
る係合部を形成したことを特徴とする。
【0006】それぞれの重なった取付け穴にグロメット
を装着した後に、ピンをグロメットに差し込むことによ
りバンパの被取付面をバンパ取付け面に取付ける際に、
ピンの頭部に形成された係合部に、予め或は取付け後に
衝撃吸収用クッション部材が係合することにより、蓋体
ボデーの先端部が閉鎖時にクッション部材に当接し、衝
撃が吸収される。
【0007】このようなバンパ取付けクリップを特に有
効に利用するバンパ取付け構造としては、請求項3によ
り、前部中央のラジエータグリル及び両側のランプ間の
それぞれの境界部分に、後方から侵入しているフード先
端部のフードつの部に対向するように、前方から侵入す
るバンパつの部をバンパ上面部に有するフロントバンパ
をボデーに取付けるための自動車のバンパ取付構造であ
って、バンパつの部に延設された被取付面及びバンパ取
付け面の取付け穴に装着したグロメットにピンを差し込
む。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2を基に本発明の実施
の形態の一例によるつの部付のフロントバンパをボデー
に取付けるバンパ取付構造を説明する。図2は、グロメ
ット型のクッション付バンパ取付けクリップを示すもの
で、図3のバンパつの部5aの後方へ一体に延設された
水平面状の被取付面5bの取付け穴19及びボデーの対
応したつの形状のバンパ取付け面6の取付け穴18(い
ずれも図1参照)に装着されるグロメット10、このグ
ロメットに装着されるピン20及びその頭部21に装着
される円錐台状のクッション部材30とより構成されて
いる。
【0009】グロメット10は、周辺のリブ11a及び
四方のガイド溝14a付ピン挿通孔14を有する座部1
1と、その裏面にガイド溝14aに沿ったスリット12
aを介して四方にプレート状に形成された脚部上側12
と、その下方へ連続し、かつ対向する2個のスリット1
2aにそれぞれ連通するスリット15aを有して下端部
で連結部16により一体化された両側一対の脚部下側1
5とを備えている。脚部上側12の下端部には、内径を
下方へ向けて徐々に小さくしてピン20を圧入させて開
拡可能なピン圧入部13が形成されている。
【0010】ピン20は、座部11に載置される頭部2
1、その逆円錐状裏面21aに形成され、かつガイド溝
14aに挿入されるリブ22a、22bを四方に形成さ
れたピン本体上部22及びその下方へ連続し、かつリブ
23a付の逆円錐状ピン本体下部23を備えている。ピ
ン本体上部22の外径はピン圧入部13の内径よりも大
きく設定されている。ピン本体下部23の下端部には、
段差状に外径が大きくなる逆円錐状の被係合部24が形
成され、その上面が、保管状態でグロメット10にピン
20を一体化させておくために、ピン圧入部13の下端
の係止面13aで係止される被係止面24aとなる。ま
た、グロメット10にピン20を差し込んだバンパ取付
けの完了状態でピン20の抜けを拘束するために、ピン
本体上部22の下部に外径を小さく形成された段差部2
6aの下端周辺が、係止面13aで係止されるリング状
被係止面26となる。
【0011】このようなクリップ自体の構成は周知であ
るが、本発明により頭部21には、クッション部材30
を保持するための係合部40が形成されている。この係
合部は、頭部21の平坦な上面の中心部に形成された2
枚の円板状笠部41と、その上面に突設されたリブ42
a付のネック部42の先端で側方へ膨出された円錐状の
係合突子43とを備え、係合部40の外周寄りに平坦状
の頭部周辺部45が残されている。
【0012】対応して、クッション部材30は、頭部2
1の直径に相当する底部を有する円錐台状に形成される
と共に、笠部41に対応した内径の嵌合穴31及びその
中心部で係合突子43に係合する係合穴32が形成され
ている。クッション部材30の平坦状底面周辺部36を
頭部周辺部45に接面させて笠部41に嵌合穴31を嵌
合させると、係合穴32の入口の内径の小さくなるリン
グ状係合部32aが係合突子43の底面周辺部43aに
係合する。
【0013】このように構成されたクッション付バンパ
取付けクリップの保管状態では、頭部21にクッション
部材30が装着されたピン20が、グロメット10に差
し込まれて被係止面24aが係止面13aに拘束される
ことにより、抜け止めされて一体化されている。
【0014】フロントバンパ5のボデーへの組み付けに
際しては、図1に示すように、バンパつの部5aの被取
付面5bをバンパ取付け面6に載置させて、これらの取
付け穴18、19にグロメット10を挿入した後に、ピ
ン20をさらに深く差し込むと、その過程で脚部上側1
2の下部がピン圧入部13に圧入されて脚部上側、下側
12、15を開拡させ、バンパ被取付面5b及びバンパ
取付け面6は重なった状態で座部11及び開拡された脚
部上側12間に拘束される。また、ピン20の頭部21
の逆円錐状裏面21aがリブ11aに圧接した状態で、
ピン圧入部13の係止面13aにリング状被係止面26
が係止されることにより、被取付面5bのバンパ取付け
面6への組付けが確保されると共に、ピン20の緩みも
拘束される。
【0015】フロントバンパ5の残りの部分も適宜クリ
ップ、ねじ等で取付けられ、両側のフードつの部1a
は、所属のバンパつの部5aに同一面状にそれぞれ対向
する位置にバンパの取付けが行われる。フード1の閉鎖
時に、フードつの部1aのフードインナ1bが両側のク
ッション部材30に当接し、その衝撃を緩和する緩衝作
用が生じる。
【0016】尚、以上説明したグロメット型バンパ取付
けクリップは、前述のつの部に限らず、他の部位或はつ
の部無しのフロントバンパの上面の組付けにも用いるこ
とができる。また、別の蓋体ボデーとして、リヤバンパ
に向けて閉鎖されるバックドア、ラッゲージドア等用と
して構成することもできる。さらに、ピン頭部のクッシ
ョン部材用係合部或はグロメット型クリップ自体の構造
は、前述の実施の形態に限らず、他の構成も考えられ
る。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、蓋体ボデーの
閉鎖に対する衝撃吸収クッション部材を備えたバンパ取
付け用のグロメット型クリップが実現される。部品数及
び取付け作業工数を削減して双方の機能を果たすことが
できる。その際、請求項2の発明によれば、クッション
部材が簡単な構成で安定状態で確実にピン頭部に装着さ
れる。請求項3の発明によれば、バンパ上面部のつの部
に対して狭い専有面積でクッション機能を持たせたボデ
ー取付けが可能となり、つの部の意匠の自由度も広が
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるバンパ取付けクリッ
プによるバンパ取付構造の断面図である。
【図2】同クリップの分解斜視図である。
【図3】本発明が適用される自動車前部の斜視図であ
る。
【図4】従来のバンパ上面部のつの部のボデーへの取付
け構造及びフードのつの部へのクッション部材の取付け
構造を示すもので、同図Aは図3のA−A線断面図、同
図BはB−B線断面図である。
【符号の説明】
1a フードつの部 5a バンパつの部 5b 被取付面 6 バンパ取付け面 10 グロメット 18、19 取付け穴 20 ピン 21 頭部 30 クッション部材 31 嵌合穴 32 係合穴 40 係合部 43 係合突子 45 頭部周辺部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンパ上面部の水平面状の被取付面をボ
    デーのバンパ取付け面に載置させて、互いに重ねられた
    それぞれの取付け穴に装着したグロメットにピンを差し
    込むことにより被取付面をバンパ取付け面に取付けるた
    めの自動車のバンパ取付けクリップにおいて、 ピンの頭部に、フード、バックドア、ラッゲージドア等
    の蓋体ボデーの先端部による閉鎖時の衝撃を吸収するク
    ッション部材を係合させる係合部を形成したことを特徴
    とする自動車のバンパ取付けクリップ。
  2. 【請求項2】 ピンの頭部上面の周辺部が、クッション
    部材の底面周辺部を接面させるように平坦状に形成され
    ると共に、前記クッション部材の中心底部に形成された
    係合穴が係合する係合突子を前記頭部上面の中心部に形
    成したことを特徴とする請求項1記載の自動車のバンパ
    取付けクリップ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のバンパ取
    付けクリップを用いることにより、前部中央のラジエー
    タグリル及び両側のランプ間のそれぞれの境界部分に、
    後方から侵入しているフード先端部のフードつの部に対
    向するように、前方から侵入するバンパつの部をバンパ
    上面部に有するフロントバンパをボデーに取付けるため
    の自動車のバンパ取付構造であって、 前記バンパつの部に延設された被取付面及びバンパ取付
    け面の取付け穴に装着したグロメットにピンを差し込む
    ことを特徴とする自動車のバンパ取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009030804A (ja) * 2007-07-03 2009-02-12 Daiwa Kasei Ind Co Ltd 二部材締結構造
JP2015186970A (ja) * 2014-03-27 2015-10-29 三菱自動車工業株式会社 車両のフードサポートロッドの配設構造

Cited By (2)

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JP2009030804A (ja) * 2007-07-03 2009-02-12 Daiwa Kasei Ind Co Ltd 二部材締結構造
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