JP2002178841A - 車載用収納ケース - Google Patents

車載用収納ケース

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JP2002178841A
JP2002178841A JP2000383252A JP2000383252A JP2002178841A JP 2002178841 A JP2002178841 A JP 2002178841A JP 2000383252 A JP2000383252 A JP 2000383252A JP 2000383252 A JP2000383252 A JP 2000383252A JP 2002178841 A JP2002178841 A JP 2002178841A
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arm
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housing case
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JP2000383252A
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Naoki Kurokawa
直樹 黒川
Izuru Yumoto
出 湯本
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内のアームレスト上などに、蓋付きの収
納ケースを設けると、蓋が開いている状態で搭乗者の手
や腕が強く当ったときに収納ケースを破損するおそれが
あり、また安全性に問題が生じる。 【解決手段】 蓋体6の裏面6aには鉤状の掛合部1
3,13と、嵌合部材15,15が設けられている。掛
合部13,13はアーム9に形成された掛合凹部9d
1,9d1に掛合させられ、嵌合部材15,15はアー
ム9の先端部に形成された突出部11,11と軽嵌合さ
せられている。蓋体6が開いているときに前方から蓋体
6が押されると、アーム9の先端側の嵌合部材15,1
5と突出部11,11との軽嵌合状態が解除され、続い
て掛合部13,13と掛合凹部9d1,9d1との掛合
が解除されて蓋体6が外れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用の
アームレストに設けられ、携帯電話用のホルダとして使
用される車載用収納ケースに係り、特に開放状態の蓋体
が容易に離脱できるようにした車載用収納ケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話は、通話だけでなく各種データ
の送受信用として用いられる機会が増えてきている。携
帯電話を自動車内に設置すると、ナビゲーション装置で
の渋滞情報の取得や、カーオーディオでの音楽データを
外部から受信すること、さらには駐車場の空き情報など
をデータとして取得することが可能になる。
【0003】従来、携帯電話を自動車の室内に設置する
手段としては、市販の携帯電話用のホルダに保持させた
状態で座席の上に置いたり、あるいはダッシュボード
上、エアーコンディショナの通気口、車内の天井やドア
パネル、あるいは座席の背もたれ部分などに設置される
ものが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来のホル
ダを用いて携帯電話を車内に設置した場合には、携帯電
話及びこれを保持するためのホルダが車内に剥き出しと
なり、また携帯電話と車載用機器とを接続するためのケ
ーブルも搭乗者の目に触れ易くなり、車内の美観を損う
ものであった。
【0005】また、ホルダを車内のアームレスト上また
はアームレスト内に設置して、操作が必要なときに収納
ケースの蓋体を開いて携帯電話の操作部を露出させるこ
とも考えられる。しかし、前記蓋体を上方へ開いたまま
の状態で走行していると、誤って搭乗者の手や肘が蓋体
に当たるなどの安全上の問題が生じる。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
であり、携帯電話を収納ケース内に収納できるように
し、また操作が必要なときのみ収納ケースの蓋体を開け
るようにし、さらに前記蓋体が開放状態のときにも、搭
乗者の安全性を確保することができる車載用収納ケース
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、収納部を有す
るケース本体と、前記ケース本体に回動自在に取付けら
れた蓋体とを有し、前記蓋体により前記収納部の開口部
分が塞がれる車載用収納ケースであって、前記蓋体は、
前記ケース本体に回動自在に設けられたアームに着脱自
在に取付けられていることを特徴とするものである。
【0008】また、前記蓋体は前記アームよりも長く、
前記蓋体の基部が、前記アームに対して蓋体の開放側へ
離脱できるように嵌合されているものが好ましく、ま
た、前記蓋体と前記アームとの取付部では、前記アーム
の回動支点側となる基端部でアームと蓋体とがフック状
の掛合部を介して掛合され、前記掛合部よりも先端側で
アームと蓋体とが離脱自在に嵌合されているものが好ま
しい。
【0009】この車載用収納ケースでは、車内で蓋体が
開いたままの状態にあるとき、搭乗者の手や肘が蓋体に
当たったときに、蓋体がアームから容易に外れるように
なる。特に、蓋体の基部だけがアームに離脱自在に取付
けられていると、開放状態の蓋体の上端部分に搭乗者の
手や肘が当たったときに、蓋体が簡単に外れるようにな
る。
【0010】例えば、前記ケース本体内には、ケース本
体内に収納される収納姿勢から斜めに持ち上がる傾斜姿
勢へ回動できるように支持された電話機を保持するホル
ダが設けられているものとすることができる。
【0011】この場合に、前記蓋体の裏面には、前記電
話機と対面する位置に収縮変形可能な弾圧部材が設けら
れていることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の車載用収納ケース
が自動車のアームレストに組み込まれた状態を示す斜視
図、図2は収納ケースの蓋体が開いているときの状態を
示す側面図、図3は図2の状態から蓋体が外された状態
を示す一部切欠き側面図、図4は蓋体とアームとの取付
け部分を示す斜視図、図5は蓋体の裏側を示す平面図、
図6は図5をV−V線で切断したときの断面図、であ
る。
【0013】本発明の収納ケース1は、図1に示すよう
に、例えば自動車の前席2と前席との間に配置されたア
ームレスト3に組み込まれ、またはアームレスト3の上
に固定されて使用される。収納ケース1内には携帯電話
を保持するホルダ7が設けられ、前記ホルダ7は所定の
角度に傾斜できるように支持されている。また収納ケー
ス1は、その上面に蓋体6が開閉自在に支持されてお
り、蓋体6を閉じることで通常のアームレスト3として
使用することが可能となっている。
【0014】図2に示すように、収納ケース1には上方
に開口4を有する凹状の収納部5が形成されたケース本
体8を有する。ケース本体8の後方には、鋼板やアルミ
板等の剛性を有する金属部材で形成されたアーム9が回
動自在に支持されている。このアーム9に前記蓋体6が
着脱自在に装着されている。
【0015】図3に示すように、前記アーム9は一対の
腕部9a,9aと、四角枠状の装着部9bとから構成さ
れており、前記腕部9a,9aの先部に前記装着部9b
が一体に形成されている。前記腕部9a,9aは収納部
5内の側面に沿う形状に湾曲しており、その基端部は前
記ケース本体8で軸10によって回動自在に支持されて
いる。前記腕部9a,9aは開口4に対してほぼ90度
の角度だけ回動可能とされている。
【0016】なお、図示していないが、ケース本体8内
には、アーム9を常に開く方向へ付勢させる付勢部材が
設けられている。また、前記アーム9が前記付勢部材に
より回動させられる際に、その付勢力を緩和して、アー
ム9をゆっくり上方へ回動させるためのオイルダンパー
が設けられている。これによってアーム9および蓋体6
が回動限界に達したときの衝撃音が防止され、また蓋体
6がゆっくり回動することで、装置としての動作に高級
感を与えることができる。
【0017】図4に示すように、前記アーム9の装着部
9bの先端面には、その両端に幅方向に向けて細長状の
突出部11,11が形成されている。また装着部9bの
基端部には、幅方向に延びる枠体9dの内縁に掛合凹部
9d1,9d1が幅方向に所定幅で、且つ間隔を開けて
形成されている。
【0018】前記蓋体6は樹脂により成型されたもので
あり、図2に示すように前記アーム9の装着部9bより
も長く形成されて、ケース本体8の開口4の全域を覆う
ことができる面積を有して形成されている。
【0019】前記蓋体6の裏面6aの基端部には鉤状の
掛合部13,13が突設されている。掛合部13,13
は前記掛合凹部9d1,9d1と同様の間隔及び幅寸法
で形成され、前記掛合部13,13が前記掛合凹部9d
1、9d1に対してアーム9の外側から掛止される。
【0020】図4、図5及び図6に示すように、蓋体6
の裏面6aには、前記掛合部13,13よりも先端寄り
に嵌合部材15,15が取付けられている。この嵌合部
材15は弾性変形可能な樹脂材料で形成されており、折
り返し形状に形成された部分が弾性部15aとなってい
る。弾性部15aの外面には、上向き面と下向き面にそ
れぞれテーパー面が形成された突起15bが一体に形成
されている。図6に示すように、嵌合部材15の基部に
は支持体15cが形成されており、この支持体15cが
蓋体6の裏面6aに形成された取付け凹部16aに挿入
されている。さらに、支持体15cの先端は鉤状に形成
され、この先端と係合される突部が前記裏面6aに形成
されて、嵌合部材15の前記取付け凹部16aからの抜
け止めがなされている。蓋体6がアーム9の装着部9b
に装着される際に、前記装着部9bの先端面の突出部1
1,11が前記弾性部15aの突起15bに弾性的に軽
嵌合される。
【0021】また、図5及び図6に示すように、嵌合部
材15と嵌合部材15との間では、前記蓋体6の裏面に
突条部16が形成され、この突条部16より基端寄りに
前記突条部16と平行に突条部6cが形成されて、前記
突条部16と突条部6cとの間に平坦部12が形成され
ている。前記蓋体6がアーム9に装着されるときに前記
装着部9bの先端部の枠体9cが前記突条部16と突条
部6cとの間で前記平坦部12に装着される。
【0022】前記蓋体6の基部の裏面6aには、弾圧部
材14が設けられている。弾圧部材14はゴム製で、そ
の周囲が四角状に形成され、中央部分に段差状の変形部
14aが形成されている。前記弾圧部材14は、前記嵌
合部材15と掛合部13との間で、且つアーム9の装着
部9bの枠内に収まる大きさに形成されている。
【0023】図6に示すように、弾圧部材14の裏側は
中空であり、これによって主に変形部14aが凹み変形
可能となっている。よって、異なる厚さの種々の携帯電
話がホルダ7に装着されたときに、その厚さや形状の相
違に関係なく、前記弾圧部材14で携帯電話を押圧して
保持できるようになっている。また、前記変形部14a
による弾性押圧力が弱いため、蓋体6が閉じられたとき
に弾圧部材14の押圧力によって携帯電話の操作釦が誤
操作されることがない。
【0024】さらに図6に示すように、前記蓋体6の裏
面6aの前記突条部16よりも先端側では、裏面6aの
ほぼ全面にゴム製の弾性シート18が貼着されている。
また前記蓋体6の先端には、図5に示すように凹状に切
り欠かれた凹部19が形成され、前記凹部19の両側に
鉤状の爪部20,20が突出して形成されている。一
方、ケース本体8には、前記爪部20,20と係合する
係止爪22,22と、前記係合を解除するロック解除釦
21が設けられている。
【0025】前記蓋体6をアーム9に装着する際には、
装着部9bを起立させた状態で、蓋体6を装着部9bに
対して若干傾斜させ、最初に蓋体6の下端の掛合部1
3,13を装着部9bの枠内から掛合凹部9d1,9d
1に掛合させる。そして、蓋体6の平坦部12を、アー
ム9の枠体9cに押し付けると、アーム9の突出部1
1,11が嵌合部材15,15の弾性部15a,15a
に弾性的に軽嵌合される。すなわち前記突出部11,1
1が弾性部15a,15aに押し付けられると、弾性部
15a,15aが弾性変形し、突出部11,11が前記
弾性部15a,15aの突起15b,15bを乗り越え
ることで軽嵌合させられる。このとき蓋体6に設けられ
た弾圧部材14が、アーム9の枠内に入り込む。
【0026】図1および図2に示すように、蓋体6が開
いている状態では、蓋体6はアーム9よりも上方へ長く
延び、蓋体6の基部のみがアーム9に装着され、蓋体6
の基部がアーム9に対して開放方向へ外れるようになっ
ている。したがって、蓋体6の先部に搭乗者の手や腕が
前方(裏面6a側)から当たったときに、蓋体6は基部
においてアーム9から簡単に外れるようになる。
【0027】特に、この実施の形態では、蓋体6とアー
ム9とを掛合させるフック状の掛合部13,13が蓋体
6の最下端に位置し、そして、前記掛合部13,13よ
りも少し上方に位置する弾性部15a,15aが、アー
ム9の突出部11,11に軽嵌合している。よって、蓋
体6に力が作用したときに、蓋体6が外れやすく、しか
も蓋体6とアーム9とがしっかり固定できるようになっ
ている。
【0028】すなわち、図2に示すように、蓋体6が開
放されて立ち上がった姿勢では、掛合部13,13の掛
合位置から前記弾性部15a,15aによる軽嵌合部ま
での高さL2が、蓋体6の前記掛合部13,13から先
端までの長さL1よりも十分に短くなっている。よっ
て、蓋体6の上端に前方からの力が加わると前記長さL
1が長いために、蓋体9に最下端の掛合部を支点として
作用する時計回りのモーメントMが大きくなる。一方、
前記長さL2が短いために、弾性部15a,15aと突
出部11,11に作用する離脱力が大きくなり、弾性部
15a,15aの軽嵌合部が容易に外れるようになる。
よって、前記弾性部15a,15aの軽嵌合力を強く
し、蓋体6とアーム9とをしっかり固定しても、前方か
らの力に対して蓋体6が容易に外れるようになる。
【0029】また図1における蓋体6の開放状態におい
て後部座席側から手などが当たったときは、蓋体6が閉
鎖方向へ回動するため、手に与えられる衝撃がなくな
り、安全性を確保できる。
【0030】図1乃至図3に示すように、前記ケース本
体8の内部にはホルダ7が設けられている。このホルダ
7は携帯電話を保持するものであり、トレイ7aの上に
携帯電話を載せるゴム製のシートが貼着されている。ト
レイ7aの上面の四隅にはゴム製の弾性部材から成る保
持体7b,7b,7c,7cが立設されて携帯電話の側
面が保持される。トレイ7aの先端中央には調節部材7
dが設けられ、前記調節部材7dが前後方向に移動可能
とされており、長さの相違する携帯電話を前記調節部材
7dで保持できるようになっている。
【0031】前記ホルダ7はケース本体8の収納部5内
において、前記ホルダ7の回動支点と同じ側を支点とし
て回動自在に取付けられている。前記ホルダ7の裏面と
ケース本体8の底面との間には、ホルダ7を傾斜姿勢に
回動させる1対の板ばね32,32が設けられている。
【0032】図7は前記板ばね32,32とケース本体
8の収納部5の底面との関係を示す部分斜視図、図8と
図9はその断面図である。
【0033】前記板ばね32,32の基端は前記ホルダ
7の裏面に固定されており、先部が収納部5の底面5a
に前後方向に移動自在に当接している。図7に示すよう
に、前記底面5aには前後方向に沿う溝部33,33が
形成され、この溝部33,33の両縁部が前記板ばね3
2,32の摺動面34,34,34,34となってい
る。図8および図9に示すように、摺動面34,34,
34,34の前端が凹曲面状の嵌合面34a,34a,
34a,34aとなっている。
【0034】図9に示すように、前記板ばね32,32
の先端には、前記嵌合面34aに嵌合可能な曲面とされ
た摺動部32a,32aが設けられており、この摺動部
32a,32aが前記摺動面34,34,34,34上
を摺動できるようになっている。また板ばね32,32
の先端には、一部が切り欠かれて折り曲げられた舌片3
2b,32bが形成され、前記舌片32b,32bが前
記溝部33,33内を移動する。また前記嵌合面34a
の先部には前記舌片32b,32bが当たるストッパ3
5が突出形成されている。
【0035】図2および図3に示すように、前記ホルダ
7の先端部には係合突起7eが設けられており、この係
合突起7eと係合する図示しないロック爪が前記収納部
5の内面に設けられている。一方前記ケース本体8に
は、前記ロック解除釦21に隣接してロック解除釦31
が設けられており、このロック解除釦31を押し下げ操
作することにより、前記係合突起7eと前記ロック爪と
の係合状態が解除される。
【0036】ホルダ7がケース本体8の収納部5内に回
動した収納姿勢で、前記掛合突起7eがロック爪に係合
してロックされているが、このとき図8に示すように板
ばね32はホルダ7側へ倒れ込むように変形し、この状
態で、前記板ばね32がホルダ7を上方へ持ち上げるよ
うに付勢している。
【0037】前記ロック解除釦31を押すと、前記掛合
突起7eによるロックが外れ、板ばね32の弾性力によ
り、ホルダ7が収納部5から斜めに突出する方向へ回動
させられる。このとき図7および図9に示すように、板
ばね32の先部の舌片32bが収納部5の底面5aの溝
部33内を前方へ移動し、曲面状の摺動部32aが嵌合
面34aに凹凸嵌合するとともに、舌片32bが溝部3
3の前端に形成されたストッパ35に当接する。この時
点で、ホルダ7は一定の傾斜角度で突出した姿勢に保持
される。
【0038】ここで、ホルダ7が傾斜姿勢に立ち上がっ
たときには、図9に示すように、板ばね32の先部の摺
動部32aが収納部5の底面5aの嵌合面34aに凹凸
嵌合してホルダ7が軽ロックされる。よって、この状態
でホルダ7を上方から軽く押した程度では、摺動部32
aが嵌合面34aから外れることがなく、ホルダ7を収
納部5内に倒すことができない。よって、ホルダ7が傾
斜姿勢に持ち上げられた状態で、ホルダ7に電話機を装
着するときにホルダ7が不用意に倒れ込むことがない。
またホルダ7が斜めの状態で、その上に設置された電話
機の操作釦を押すときにもホルダ7が倒れ込むことがな
い。
【0039】ただし、ホルダ7を強く押し込むと、前記
摺動部32aが嵌合面34aから外れ、前記摺動部32
aが前記嵌合面34aを乗り越えて図示右方向へ移動
し、図8に示すように舌片32bが溝部33の後端に位
置してホルダ7を収納部5に押し込むことができる。こ
の押し込み状態で、前記係合突起7eと前記図示しない
ロック爪とが係合されてロックされる。
【0040】
【発明の効果】以上説明した本発明では、自動車内に設
置されているときに、開いている蓋体に搭乗者の手や腕
などが当ったとしても蓋体が外れ、蓋体やアームの回動
支点付近の破損が回避され、また搭乗者の安全性も確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収納ケースが自動車内のアームレスト
に組み込まれた状態を示す斜視図、
【図2】収納ケースの蓋体が開いているときの状態を示
す側面図、
【図3】蓋体が外れた状態の収納ケースを示す側面図、
【図4】アームと蓋体との係合部分を示す部分斜視図、
【図5】蓋体を裏側から見たときの裏面図、
【図6】図5をV−V線で切断したときの断面図、
【図7】ホルダを突出させる板ばねと収納部の底部との
関係を示す部分斜視図、
【図8】ホルダが収納部に収納されているときの板ばね
と収納部の底部との関係を示す部分断面図、
【図9】ホルダが上方へ回動している状態の板ばねと収
納部の底部との関係を示す部分断面図、
【符号の説明】
1 収納ケース 2 座席 3 アームレスト 4 開口 5 収納部 6 蓋体 6a 裏面 7 ホルダ 8 ケース本体 9 アーム 9a 腕部 9b 装着部 11 突出部 13 掛合部 14 弾圧部材 15 嵌合部材 15a 弾性部 15b 突起 15c 支持体 20 係合爪 21,31 ロック解除釦

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部を有するケース本体と、前記ケー
    ス本体に回動自在に取付けられた蓋体とを有し、前記蓋
    体により前記収納部の開口部分が塞がれる車載用収納ケ
    ースであって、 前記蓋体は、前記ケース本体に回動自在に設けられたア
    ームに着脱自在に取付けられていることを特徴とする車
    載用収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記蓋体は前記アームよりも長く、前記
    蓋体の基部が、前記アームに対して蓋体の開放側へ離脱
    できるように嵌合されている請求項1記載の車載用収納
    ケース。
  3. 【請求項3】 前記蓋体と前記アームとの取付部では、
    前記アームの回動支点側となる基端部でアームと蓋体と
    がフック状の掛合部を介して掛合され、前記掛合部より
    も先端側でアームと蓋体とが離脱自在に嵌合されている
    請求項1または2記載の車載用収納ケース。
  4. 【請求項4】 前記ケース本体内には、ケース本体内に
    収納される収納姿勢から斜めに持ち上がる傾斜姿勢へ回
    動できるように支持された電話機を保持するホルダが設
    けられている請求項1ないし3のいずれかに記載の車載
    用収納ケース。
  5. 【請求項5】 前記蓋体の裏面には、前記電話機と対面
    する位置に収縮変形可能な弾圧部材が設けられている請
    求項4記載の車載用収納ケース。
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