JP2002178436A - ガスバリアフィルムロール - Google Patents

ガスバリアフィルムロール

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JP2002178436A
JP2002178436A JP2000384135A JP2000384135A JP2002178436A JP 2002178436 A JP2002178436 A JP 2002178436A JP 2000384135 A JP2000384135 A JP 2000384135A JP 2000384135 A JP2000384135 A JP 2000384135A JP 2002178436 A JP2002178436 A JP 2002178436A
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inorganic oxide
oxide layer
layer
thickness
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JP2000384135A
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English (en)
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Naganari Matsuda
修成 松田
Seiji Izeki
清司 伊関
Takashi Igawa
孝志 井川
Naonobu Oda
尚伸 小田
Kyoko Inagaki
京子 稲垣
Masanori Kobayashi
正典 小林
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した膜厚組成のバリアフィルムロールを
得ることにより、安定したバリア性を確保すること。 【解決手段】 無機酸化物層とヒートシール性樹脂層を
有する透明ガスバリアフィルムロールにおいて、無機酸
化物層、該無機酸化物層のベースフィルム及びヒートシ
ール性樹脂層の3者の位置関係において、ヒートシール
性樹脂層がすくなくとも、ベースフィルム側にあり、か
つ、該無機酸化物層の膜厚の最大値が最小値の1.5倍
以下であることを特徴とするガスバリアフィルムロー
ル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明性、ガスバリ
ア性、印刷性、柔軟性に優れた食品、医薬品、電子部
品、機械部品等の気密性を要求される包装材料、また
は、ガス遮断材料として優れた特性を持つフィルムロー
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明は、積層材およびそれを使用した
包装用容器に関し、更に詳しくは、透明性、水蒸気ある
いは酸素等のバリア性に優れ、食品包装分野、医薬品包
装分野、洗剤、シャンプ−、オイル、歯磨き等の非食品
分野等における種々の物品の包装適性を有し、特に長期
に渡って高度な水蒸気バリア性および酸素バリア性を有
する積層材およびそれを使用した包装用容器に関するも
のである。透明ガスバリアフィルムとしてプラスチック
フィルムに無機酸化物を積層したフィルムが使用されて
いる。
【0003】無機酸化物としては透明の観点より金属酸
化物が多く利用されている。特に金属酸化物の中でも酸
化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム等、さら
にこれらの混合物を蒸着法、あるいはCVD法により積
層したフィルムが市販されている。
【0004】このガスバリアフィルムは主として蒸着装
置、CVD装置で製造されている。製造した透明バリア
フィルムはスリッターにより裁断し幅400〜1000
mm程度、長さ4000m〜10000m程度の単位で
紙管等に巻いた巻取りフィルムの形態にする。一般的に
フィルムはこの巻取りフィルムの形態で流通している。
この巻取りフィルムをコンバーターメーカーは他のフィ
ルムまたは紙等とラミネートしたり、透明バリアフィル
ムに印刷しその上で他のフィルムとラミネートして積層
フィルムを作成する。このラミネートフィルムを使い種
々の包装袋を作成しながら、充填したり、袋を作成した
のちに内容物を充填し、シールする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような包装用積層材においては、無機酸化物バリア層自
体が可撓性に劣ることから、そのフィルムを丸めたり、
あるいは折り曲げたりすると、蒸着膜に簡単にクラック
を発生し易く、例えば、印刷・ラミネ−ト等の後加工時
に、上記のような操作を採ると、簡単にクラックを発生
し、一度、クラックが発生すると、バリア性を著しく低
下するという問題点がある。また、上記の包装用積層材
においては、例えば、そのバリア性を向上させるため
に、蒸着膜の膜厚を厚くすることを試みると、逆に、蒸
着膜の膜厚を厚くすることにより、クラック等が発生し
易くなり、上記と同様な問題点を有するものである。ま
た、上記の膜厚を向上させると、蒸着膜に着色が起こ
り、例えば、包装用材料等として使用すると、内容物の
商品価値を損なうという問題点がある。そこで、最もバ
リア性が得られる膜厚に一定に制御する必要がある。一
方、蒸着膜の膜厚にばらつきがあると、フィルムロール
に均一に力がかかるように巻くことができず、一箇所に
応力が集中し、また、ラミネートにおいてもクラックが
発生しやすいという問題も有する。このような要因か
ら、高度なバリア性が必要な透明バリアフィルムを得る
ことは難しかった。
【0006】そこで、透明バリアフィルムを製造すると
きその薄膜層の厚みを制御しなければならないが、その
膜厚を検出する方法の精度がよくない。一般には膜厚を
測定するのに光学式モニターが使われている。すなわち
薄膜層を積層したフィルムの一方より光をあて、他方よ
り透過してきた光を受けその強度により膜厚を算出する
方法である。しかしながら元来透明バリアフィルムはそ
の薄膜層の光透過性がよく、膜厚変化に対して光の透過
量の変化は小さい。また、酸化珪素あるいは酸化アルミ
ニウムはその酸化度が変化すると薄膜層に色がつき光透
過度がかわる。そこで、なるべく影響を避けるため特定
波長の光を使用しているもののこれでも十分な精度を得
ることは難しい。
【0007】従って、精度が充分でないモニターを使い
制御をかけても膜厚を安定させることが出来ない。そこ
で、要求に充分なバリア性をフィルム全域で確保するた
め変動幅の中で最低の膜厚でバリア性が安定する膜厚に
なるように製造することを試みている。また、複合酸化
物ではその組成を測定することは難しいので変動を抑え
ることが出来ない。このため安定した膜厚組成の透明バ
リアフィルムロールを得ることが難しく、安定したバリ
ア性を確保することが難しいのが現状である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、無機酸化物層
とヒートシール性樹脂層を有する透明ガスバリアフィル
ムロールにおいて、無機酸化物層、該無機酸化物層のベ
ースフィルム及びヒートシール性樹脂層の3者の位置関
係において、ヒートシール性樹脂層がすくなくとも、ベ
ースフィルム側にあり、かつ、該無機酸化物層の膜厚の
最大値が最小値の1.5倍以下であることを特徴とする
ガスバリアフィルムロールである。また、この場合にお
いて、前記無機酸化物層が少なくとも2種類以上の酸化
物を混合してなる複合酸化物よりなり、複合酸化物の1
成分の組成の最大値と最小値との差が20wt%以内であ
ることが好適である。さらにまた、この場合において、
前記透明ガスバリアフィルムロールからなる包装材料及
び包装体が好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明でいうベースフィルムと
は、有機高分子を溶融押し出しをして、必要に応じ、長
手方向、及び、または、幅方向に延伸、冷却、熱固定を
施したフィルムであり、有機高分子としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタート、ポ
リエチレン2、6ナフタレート、ナイロン6、ナイロン
4、ナイロン66、ナイロン12、ポリ塩化ビニール、
ポリ塩化ビニリデン、ポリビニールアルコール、全芳香
族ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリエ
ーテルイミド、ポリスルフォン、ポリッフェニレンスル
フィド、ポリフェニレンオキサイドなどがあげられる。
また、これらの(有機重合体)有機高分子は他の有機重
合体を少量共重合したり、ブレンドしたりしてもよい。
【0010】さらにこの有機高分子には、公知の添加
剤、たとえば、紫外線吸収剤、帯電防止剤、可塑剤、滑
剤、着色剤などが添加されていてもよく、その透明度は
特に限定するものではないが、透明性を利用したフィル
ムの観点より70%程度以上の透過率をもつものが好ま
しい。
【0011】本発明に使用するベースプラスチックフィ
ルムは、薄膜層を積層するに先行して、該フィルムをコ
ロナ放電処理、グロー放電処理、その他の表面粗面化処
理を施してもよく、また、公知のアンカーコート処理が
施されていてもよい。本発明に使用するベースプラスチ
ックフィルムは、その厚さとして5〜1000μmの範
囲が好ましく、さらに好ましくは10〜500μmの範
囲である。
【0012】本発明における無機酸化物とは酸化アルミ
ニウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ジル
コニウム等の金属酸化物と酸化ケイ素等の半金属酸化
物、または、これらの複合物をいう。酸化が完全でなく
酸素を若干欠損したもの、たとえばSiOx(x=1.
5〜1.9)といった表現で表わされる無機酸化物も含
む。最適な膜厚は無機酸化物層の種類、状態によって異
なるが、一般的に無機酸化物層の厚みとしては特にこれ
を限定するものではないが、ガスバリア性及び可尭性の
点からは、5〜300nmが好ましく、さらに好ましく
は、10〜50nmである。特にバリア性、及びレトル
ト性などを満足する限り薄いほうが好ましい。本発明の
効果を損なわないかぎり、無機酸化物層の上、下に既存
のアンカーコート、保護コート、制電コート等の既存の
コートや、コロナ処理、オゾン処理、プラズマ処理等の
表面処理をほどこしてもよい。
【0013】本発明でいう無機酸化物層の膜厚の最大
値、及び最小値とは、ロールフィルム単位で1本のフィ
ルム内部で測定した膜厚の中でもっとも厚い部分ともっ
とも薄い部分との値を言う。薄膜の膜厚値とは直接に電
子顕微鏡等を使用して測定した値でもよいし、蛍光X線
分析機を使いあらかじめ作成した検量線を元に間接的に
測定した値でもよい。
【0014】本発明で言う無機酸化物層が少なくとも2
種類以上の酸化物を混合してなる複合酸化物のとき、複
合酸化物の1成分の組成の最大値と最小値との差が20
w%以内とは、各成分の組成比を重量比率で表したとき
の値の差をさし、膜厚同様にロールフィルム単位で1本
のフィルム内部で測定した何れかの成分の組成の中でも
っとも濃度の高い部分ともっとも低い部分との値を1成
分の組成の最大値と最小値言う。
【0015】本発明におけるフィルムロールとは、3イ
ンチ、6インチ、8インチ等の紙管、プラスチック管、
金属管等を巻芯として、プラスチックフィルムを巻いた
ものをいい、取り扱い上差し支えがないかぎり、巻長、
巻幅に特に制限はない。
【0016】次に、本発明におけるヒ−トシ−ル性樹脂
層とは、予めフィルム状にしたシーラントを用いてもよ
いし、また、溶融した樹脂層を押出して、当樹脂層を形
成しても良い。例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポ
リエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密
度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸
共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチ
レン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸
メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチ
ルペンテンポリマ−、ポリブテンポリマ−、ポリエチレ
ンまたはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン
酸、フマ−ル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変
性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹
脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹
脂、その他の樹脂のフィルムないしシ−トを使用するこ
とができる。而して、上記のフィルムないしシ−トは、
その樹脂を含む組成物によるコ−ティング膜の状態で使
用することができる。その膜もしくはフィルムないしシ
−トの厚さとしては、5μmないし300μm位が好ま
しくは、更には、10μmないし100μm位が望まし
い。
【0017】本発明においては、積層体における無機酸
化物層の位置が重要であり、無機酸化物層、該無機酸化
物層のベースフィルム及びヒートシール性樹脂層の3者
の位置関係において、ヒートシール性樹脂層がすくなく
とも、ベースフィルム側にある。たとえば、「ヒートシ
ール性樹脂層/ベースフィルム・無機酸化物層」、「ヒ
ートシール性樹脂層/ベースフィルム・無機酸化物層/
プラスチックフィルム」、「ヒートシール性樹脂層/ベ
ースフィルム・無機酸化物層/コート層」等の構成を有
する透明ガスバリアフィルムロールである。また、この
時、本発明の目的を損なわない限り、無機酸化物層とヒ
ートシール性樹脂層の間に、既存のアンカー、接着剤
層、コート層等及びコロナ処理、プラズマ処理層等が存
在してもよい。
【0018】本発明において、透明ガスバリアフィルム
ロールからなる包装材料、包装体を食品包装を例に挙げ
類型別に分けると、まず、収納する食品別では、乾燥食
品用、水物食品用、冷凍食品用などに便宜的に分けるこ
とができる。乾燥食品用包装材料及び包装体とは次のよ
うな用途に使用されるものである。適用できる内容物と
しては、ポテトチップス、ポップコーンなどのスナック
菓子、せんべい、おかきなどの米菓類、即席ラーメンや
ふりかけ、削り節、海苔などの乾物品、緑茶、コーヒ
ー、紅茶などの嗜好品、小麦粉、米、麦などの穀物類が
あり、また、これらに制限されるものではない。
【0019】また、乾燥食品用包装材料としては、包装
する内容物の要求性に応じ各種フィルムや紙を用いて、
本発明の包装材料積層体にラミネートしてよく、本発明
使用のラミネート構成としては、コート層/無機酸化物
層・二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム/ポ
リエチレン、二軸延伸ポリプロピレンフィルム/無機酸
化物層・二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
/未延伸ポリプロピレン、二軸延伸ナイロンフィルム/
無機酸化物薄膜層・二軸延伸ポリエチレンテレフタレー
ト/ポリエチレンなどが考えられる。さらに、装飾又は
内容物の説明のための印刷を施したり、意匠用フィルム
あるいは補強剤などと貼り合わせてもよい。
【0020】本発明における乾燥食品用包装体として
は、袋、蓋材、カップ、チューブ、スタンディングパッ
ク、トレイなどがあり、形状、種類に対し、特に制限は
なく、例えば、袋物の包装形式としては、ピロータイ
プ、三方シール、四方シールなどを用いることができ
る。これらの包装材料及び包装袋の構成の全部あるいは
一部として本発明の包装材料を用いる。
【0021】次に、本発明における水物食品用包装材料
及び包装体用途で適用できる内容物としては、板・糸こ
んにゃく類、たくあん類、醤油漬け、奈良漬けなどの各
種漬け物類、各種味噌類やたれ、だしのもと、めんつゆ
などと同封された食品や醤油、ソース、ケチャップ、マ
ヨネーズなどの調味料などがあり、又、これらに制限さ
れるものではない。
【0022】水物食品用包装材料としても、包装する内
容物の要求特性に応じ各種フィルムをラミネートして良
く、代表的なラミ構成としてはコート層/無機酸化物層
・二軸延伸ナイロンフィルム/ポリエチレン、二軸延伸
ポリエチレンテレフタレートフィルム/無機酸化物薄膜
層・二軸延伸ナイロンフィルム/未延伸ポリプロピレ
ン、二軸延伸ナイロンフィルム/無機酸化物薄膜層・二
軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム/未延伸ポ
リプロピレンなどが考えられる。さらに、装飾又は内容
物の説明のための印刷を施したり、意匠用フィルムある
いは補強剤などと貼り合わせてもよい。
【0023】本発明における水物食品用包装体として
は、袋、蓋材、カップ、チューブ、スタンディングパッ
ク、トレイなどがあり、形状、種類に対し特に制限はな
く、例えば、袋物の包装形式としては、ピロータイプ、
三方シール、四方シールなどを用いることができ、これ
らの包装材料及び包装袋の構成の全部あるいは一部とし
て本発明の包装材料を用いる。本発明の包装材料を構成
の一部又は全部とする包装材料及び包装袋は、使用温度
範囲が広いため冷凍食品にも適用が可能である。
【0024】次に本発明における包装用材料及び包装袋
を形状別に分けると、ペーパーカートン、チューブ用、
袋用、カップ用、スタンディングパック用、トレイ用な
どの用途に分けられる。例えばペーパーカートンとは、
複合容器のことをいい、ペーパーカートン用包装材料と
しては、紙、プラスチックフィルムなどとガスバリア性
のあるフィルムとのラミネート品を用いる。例えば、ポ
リエチレン/無機酸化物層・二軸延伸ポリエチレンテレ
フタレートフィルム/アルミ箔、ポリエチレン/無機酸
化物層・二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
/ポリエチレン、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フィルム/無機酸化物薄膜層・二軸延伸ナイロンフィル
ム/ポリエチレン等である。形状、種類としては屋根形
(ゲーべルトップ:gable top)、レンガ型
(ブリック型:brick type)、直方型、カッ
プ型など特に制限はない。また、内袋、注出口などと組
み合わせてよい。本発明におけるペーパーカートン用途
として適用できる内容物は、牛乳、ヨーグルトジュー
ス、炭酸飲料などの飲物、日本酒、焼酎、ウイスキーな
どのアルコール類、醤油、ソースなどの調味料などがあ
り、特に、これらに限定されるものではない。本願発明
のガスバリアフィルムロールの構成例を図3、図4、図
5、図6に示す。
【0025】本発明を達成する手段としては、蒸着した
フィルムを小巻きのロールフィルムにスリットする際に
膜厚を測定し請求範囲になるように規格より外れた部分
を取り除くことによっても達成できるが、経済的な観点
より好ましくない。好ましい方法とは、蛍光X線を利用
したモニター装置を蒸着装置のフィルム幅方向(以後T
Dと言う)に、一定間隔で配置し、かつ、連続的に測定
することによりフィルム流れ方向(以後MDと言う)に
も膜厚を測定可能にした装置を使い、制御をかけながら
製造するのが好ましい。
【0026】
【作用】均一な膜厚、組成のロールフィルムにより印
刷、ラミネート、製袋等加工後の最終製品でバリア性の
品質不良率の低減が図れ、さらに最小限必要な薄膜層の
厚みで済むので蒸着が効率的に行なうことができ経済的
である。
【0027】以下に実施例をあげて本発明を説明する。 (実施例1)蛍光X線モニター(図2)を具備した電子
ビーム加熱方式蒸着装置(図1)を使用し、SiOを蒸
着原料として、フィルム幅1100mm、フィルム長1
5000mの12μm厚みPETフィルム(東洋紡績株
式会社製:ポリエチレンテレフタレート エステルフィ
ルム E5100)を基板として薄膜層を蒸着した。蛍
光X線モニタ−は、波長分散方式を使っており、二個の
比例計数管を具備している。X線管に50kV、40m
Aの条件でX線を発生させ、試料に照射、試料から発生
する蛍光X線を分光器で分光、比例計数管でフォトンを
カウントすることによりX線強度を測定している。モニ
ターは予め膜厚の既知なフィルムを使い、検量線を作成
しており、この検量線を使い、膜厚を測定した。
【0028】使用しているPETフィルムは、滑剤とし
てシリカを含んでいるので、予め滑剤からのX線強度を
補正し膜厚を測定した。蒸着中に酸素ガスを蒸着室に導
入して、酸化度を調整するとともに、薄膜層は20nm
を目標厚みとして蒸着した。得られたフィルムをスリッ
トにかけて幅500mm,長さ4000mの巻き取りフ
ィルムにして蛍光X線分析装置を用いて膜厚を20点測
定した。 その結果、膜厚の最大値は最小値の約1.3倍
であった。(表1)
【0029】P2241 20μm厚(東洋紡株式会社
製:ポリプロピレンフィルム)、L418230μm厚(東洋
紡株式会社製:LLDPEフィルム)を上記で得られたバリアフ
ィルムにドライラミネーションし、2軸延伸ポリプロピ
レンフィルム/ 無機酸化物層・ベースプラスチックフ
ィルム/ヒートシール性樹脂層の構成を有する積層体か
らなるフィルムロールを作成した。接着剤はドライラミ
ネーション用ポリウレタン接着剤(東洋モートン製:TM
590/CAT56)を使い、接着剤量は2.5g/m2とした。
【0030】このように作成したバリアフィルムロール
をサンプリングし、酸素透過量を測定した。また、屈曲
後の酸素バリア性を評価するためゲルボテストを行った
のちにも測定した。このように作成したバリアフィルム
ロールから、内容物を実包して評価するために 115×13
5mmの4方シール袋を200袋作り、かつお節を5gずつ
充填し、これを40℃×90%RHの環境下に6ヶ月間保管
したのちに、開封し、色、風合い、味を確認したとこ
ろ、すべて良好であり、劣るものは見られなかった。
【0031】(酸素透過率の測定方法)作成したガスバ
リアフィルムの酸素透過率を酸素透過率測定装置(モダ
ンコントロールズ社製 OX−TRAN10/50)を
用いて測定した。 (耐屈曲性(以下ゲルボ)のテスト方法)耐屈曲性は、
いわゆるゲルボフレックステスター(理学工業(株)社
製)を用いて評価した。条件としては(MIL−B13
1H)で112inch×8inchの試料片を直径3
(1/2)inchの円筒状とし、両端を保持し、初期
把持間隔7inchとし、ストロークの3(1/2)i
nchで、400度のひねりを加えるものでこの動作の
繰り返し往復運動を40回/minの速さで、20℃、
相対湿度65%の条件下で行った。結果を表1に示す。
【0032】(比較例1)実施例1において、蒸着装置
の蛍光X線モニターの変わりに光学式モニターを使った
他は実施例1と同様に作製し評価した。
【0033】実施例1では、どのサンプルも安定したバ
リア性を示しているのに対し、比較例1ではバリア性の
悪いものも含まれている。保存後のサンプルについて、
色、風合い、味を確認したところ、実施例1はすべて良
好なのに対し、比較例1では200袋の内、15袋劣るもの
が見られた。
【0034】(実施例2)実施例1に使用した装置で、
SiO2とAl23を蒸着原料としてフィルム幅110
0mm、フィルム長15000mの15μm厚みNyフ
ィルム(東洋紡績株式会社製:ナイロン ハーデンフィ
ルム N2100)を基板として薄膜層を蒸着した。S
iO2とAl23は別々の坩堝に入れ電子ビームで交互
に加熱することで薄膜層としてSiO2とAl23との
複合酸化物を得た。目標として膜厚15nm、Al23
含有率30重量%として作成した。得られたフィルムを
スリットにかけて幅500mm,長さ4000mの巻き
取りフィルムにして蛍光X線分析装置を用いて膜厚、組
成を20点測定した。結果を表2に示す。膜厚の最大値
は最小値の約1.3倍であり、また、組成の最大値と最小
値の差は15%以内である。
【0035】E5102(東洋紡株式会社製:PETフィ
ルム)を、上記で作製したバリアフィルムの無機酸化物
層側に、続いてP1153 40μm(東洋紡株式会社製:CPP
フィルム)をバリアフィルムのベースフィルム側にドラ
イラミネーションし、「プラスチックフィルム/無機酸
化物層・ベースフィルム/ヒートシール性樹脂層 」の
構成を有する積層体からなるフィルムロールを作成し
た。 接着剤はドライラミネーション用ポリウレタン接
着剤 大日本インキLX951/KMW70を使い、接着剤量は3.
5g/m2とした。
【0036】このように作成したバリアフィルムロール
をサンプリングし、酸素透過量を測定した。また、対屈
曲性を評価するためゲルボテストを行った。更に実包評
価をするために、バリアロールフィルムから、130mm
×150mmの4方シール袋を100袋作り、内容物としてカレ
ーを150gずつ充填し、これを95℃×30分のボイル処理
を施した後に、40℃×90%RHの環境下に12ヶ月間保管
したのちに、開封し、色、風合い、味を確認した。
【0037】(比較例2)実施例2において、蒸着装置
の蛍光X線モニターの変わりに光学式モニターを使った
他は同様にサンプルを作製し評価した。結果を表2に示
す。
【0038】実施例2では、どのサンプルも安定したバ
リア性を示しているのに対し、比較例2ではバリア性の
悪いものも含まれている。保存後のサンプルについて、
色、風合い、味を確認したところ、実施例2はすべて良
好なのに対し、比較例2では100袋の内、12袋劣るもの
が見られた。
【0039】(実施例3)実施例2に使用した装置で、
SiO2とMgOを蒸着原料としてフィルム幅1100m
m、フィルム長 15000mの15μm厚みNyフィル
ム(東洋紡績株式会社製 N1100)を基板として薄膜層
を蒸着した。SiO2とMgOは別々の坩堝に入れ、電子
ビームで交互に加熱することで薄膜層としてSiO2とM
gOとの複合酸化物を得た。目標として膜厚15nm、M
gO含有率40重量%として作成した。得られたフィルム
をスリットにかけてを幅500mm,長さ4000mの
巻き取りフィルムにして蛍光X線分析装置を用いて膜
厚、組成を20点測定し、さらに酸素透過量を測定した。
結果を表3に示す。膜厚の最大値は最小値の約1.3倍で
あり、また、組成の最大値と最小値の差は15%以内で
ある。
【0040】E5102(東洋紡株式会社製:PETフィ
ルム)を、上記で作製したバリアフィルムの無機酸化物
層側にバリアフィルムのベースフィルム側にドライラミ
ネーションし、続いてLDホ゜リエチレン樹脂25μmを押出しラ
ミネートした。押出しラミネート条件は、押出しラミネ
ーター(モダンマシナリー社製)速度85m/minで、ア
ンカー剤として、イソシアネート系AC剤(東洋モートン:EL530A/
B)を0.2g/m2塗布し、このAC剤の上に ヒートシール性
樹脂層として、低密度ホ゜リエチレン樹脂(住友化学製:スミ
カセンL705)を押出し温度315℃で、押出した。また、
樹脂層は15μmとし、「プラスチックフィルム/無機酸
化物層・ベースフィルム/ヒートシール性樹脂層」の構
成を有する積層体からなるフィルムロールを作成した。
【0041】このように作成したバリアフィルムロール
をサンプリングし、酸素透過量を測定した。また、対屈
曲性を評価するためゲルボテストを行った。 更に、実
包評価をするために、バリアフィルムロールを用い自動
充填機を使い、しょうゆを2gずつ充填しながら、40mm
×80mmの3方シール袋を500袋作製した。このサンプル
を40℃×90%RHの環境下に6ヶ月間保管したのちに、
開封し、色、におい、味を確認した。
【0042】(比較例3)実施例3において、蒸着装置の
蛍光X線モニターの変わりに光学式モニターを使った他
は同様にサンプルを作製し評価した。結果を表3に示
す。
【0043】実施例3ではどのサンプルも安定したバリ
ア性を示しているのに対し、比較例3ではバリア性の悪
いものも含まれていた。保存後のサンプルについて、
色、風合い、味を確認したところ、実施例3はすべて良
好なのに対し、比較例3では500袋の内、23袋劣るもの
が見られた。
【0044】(実施例4)実施例1と同様の装置、ベー
スフィルムを用い、アルミニウム金属を蒸着原料とし、
酸化ガスとして、酸素ガスを導入し、反応性蒸着で、酸
化アルミニウム(アルミナ)蒸着薄膜ガスバリアフィル
ムを作成した。薄膜層は250nmを目標厚みとして蒸着
した。得られたフィルムをスリットにかけて幅500m
m,長さ4000mの巻き取りフィルムにして蛍光X線
分析装置を用いて膜厚を20点測定した。 その結果、膜
厚の最大値と最小値の差は約1.2倍であった。
【0045】バリアロールフィルムの無機酸化物層の上
には、保護コート層として大日精化(株)製コート剤
PD4を0.8g/m2厚 コートし、更にバリアロールフィルム
のベースフィルム側には L6102 40μm厚( 東洋
紡株式会社製 LLDPEフィルム)をドライラミネーショ
ンし、「コート層/無機酸化物層・ベースフィルム/ヒー
トシール性樹脂層」の構成を有する積層体からなるフィ
ルムロールを作成した。この時、接着剤はドライラミネ
ーション用ポリウレタン接着剤(東洋モートン製:TM59
0/CAT56)を使い、接着剤量は2.3g/m2とした。実包
評価するために、バリアロールフィルムから、180mm
×150mmの4方シール袋200袋を作り、ポテトチップスを
70gずつ充填した。これを40℃×90%RHの環境下に6
ヶ月間保管したのちに、開封し、色、風合い、味を確認
した。
【0046】(比較例4)実施例4において、蒸着装置
の蛍光X線モニターの変わりに光学式モニターを使った
他は同様にサンプルを作製し評価した。結果を表4に示
す。
【0047】実施例4ではどのサンプルも安定したバリ
ア性を示しているのに対し、比較例4ではバリア性の悪
いものも含まれていた。保存後のサンプルについて、
色、風合い、味を確認したところ、実施例4はすべて良
好なのに対し、比較例4では200袋の内、19袋劣るもの
が見られた。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、ヒートシール性樹脂層がすくなくとも、ベースフィ
ルム側にあり、かつ、該無機酸化物層の膜厚の最大値が
最小値の1.5倍以下であることを特徴とする透明ガス
バリアフィルムロール、あるいは、無機酸化物層が少な
くとも2種類以上の酸化物を混合してなる複合酸化物よ
りなり、複合酸化物の1成分の組成の最大値と最小値と
の差が20wt%以内である透明ガスバリアフィルムロー
ルを製造し、これらを包装用材料として使用すること
で、酸素バリア性、印刷性などの品質が巻き取りフィル
ムロール内で安定し、最終製品である包装体の性能安定
性が向上する。該包装材料を使用して製袋または製函し
て包装用容器を製造し、該包装用容器内に種々の物品を
充填包装して、優れた透明性と高いバリア性を有し、か
つ、後加工時にクラック等の発生もなく、極めて高い後
加工適性を有し、包装用材料として種々の物品の包装適
性を有する積層材およびそれを使用した包装用袋を製造
し得ることができるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例で使用した蒸着装置の概略図
【図2】 実施例で使用した蛍光X線モニター概略図
【図3】 ガスバリアフィルムロールの構成例1
【図4】 ガスバリアフィルムロールの構成例2
【図5】 ガスバリアフィルムロールの構成例3
【図6】 ガスバリアフィルムロールの構成例4
【符号の説明】
1:巻きだしフィルム 2:電子ビーム 3:ルツボ 4:コーティングロール 5:電子銃 6:蛍光X線モニター 7:ガイドロール 8:巻取りロール 9:X線管 10:比例計数管 11:分光結晶 12:ヒートシール樹脂層 12´:ヒートシール樹脂層 13:接着剤層 13´:接着剤層 14:ベースフィルム層 15:無機酸化物層 16:コート層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 尚伸 愛知県犬山市大字木津字前畑344番地 東 洋紡績株式会社犬山工場内 (72)発明者 稲垣 京子 愛知県犬山市大字木津字前畑344番地 東 洋紡績株式会社犬山工場内 (72)発明者 小林 正典 愛知県犬山市大字木津字前畑344番地 東 洋紡績株式会社犬山工場内 Fターム(参考) 3E067 AA03 AA11 AB01 AB26 AB28 AB41 AB49 AB81 BA07A BA10A BA12A BA14A BB11A BB14A BB15A BB25A CA06 CA11 CA24 EA08 EA09 FB07 GD05 3E086 AD01 AD03 AD05 AD06 BA04 BA13 BA15 BB01 BB05 BB21 BB51 BB62 CA01 CA12 CA13 CA28 CA31 CA32 4F100 AA20H AK01B AK07B AK42A AK42C AT00A AT00C BA03 BA07 EH66B GB15 JD02 JD03 JL12B 4K029 AA11 AA25 BA43 BA44 BA46 BB02 BC00 CA01 CA02 EA01 JA10 KA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機酸化物層とヒートシール性樹脂層を
    有するガスバリアフィルムロールであって、無機酸化物
    層、該無機酸化物層のベースフィルム及びヒートシール
    性樹脂層の3者の位置関係において、ヒートシール性樹
    脂層がすくなくとも、ベースフィルム側にあり、かつ、
    該無機酸化物層の膜厚の最大値が最小値の1.5倍以下
    であることを特徴とするガスバリアフィルムロール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無機酸化物層が少なくと
    も2種類以上の酸化物を混合してなる複合酸化物よりな
    り、複合酸化物の1成分の組成の最大値と最小値との差
    が20wt%以内であることを特徴とするガスバリアフィ
    ルムロール。
  3. 【請求項3】 請求項1、2いずれかに記載のガスバリ
    アフィルムロールからなる包装材料及び包装体。
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