JP2002178222A - 横形帯のこ盤における帯のこ張り装置 - Google Patents

横形帯のこ盤における帯のこ張り装置

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JP2002178222A
JP2002178222A JP2000381828A JP2000381828A JP2002178222A JP 2002178222 A JP2002178222 A JP 2002178222A JP 2000381828 A JP2000381828 A JP 2000381828A JP 2000381828 A JP2000381828 A JP 2000381828A JP 2002178222 A JP2002178222 A JP 2002178222A
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JP
Japan
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tension
band saw
band
tension shaft
handle
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JP2000381828A
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Takao Osawa
孝雄 大澤
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯のこ6を張る作業が容易で確実にでき、必
要に応じて帯のこ6の張り力が無段階に調整できる安価
な横形帯のこ盤の帯のこ張り装置を提供すること。 【解決手段】 帯のこ6の張り力が適正になると、テン
ションシャフト14の外周14aに設けた凹溝部14b
の斜面をスチールボール15がかけ上がり、ハンドル1
2が空回りし、テンションシャフト14への回転力が伝
達されなくなる。帯のこ6の張り力は、ボルト17を出
し入れし、スプリング16の押圧力を変化させ、ハンド
ル12からテンションシャフト14への回転力を規制
し、帯のこ6の張り力を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は横形帯のこ盤の帯の
こ張り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】帯のこ張り装置は、手動によるものと油
圧によるものの2通りが主流である。手動による帯のこ
張り装置を図4を参照して説明する。
【0003】手動による帯のこ張り装置は、フレーム2
の背面に保持部材13を固定し、保持部材13に孔部1
3aを形成し、孔部13aにテンションシャフト14を
挿通させ、テンションシャフト14の一端にハンドル1
2を設け、テンションシャフト14の他端は保持部材1
3の溝部13bを摺動するホルダ18とねじ嵌合してい
る。テンションシャフト14の外周14aにスリーブ2
0を設け、スリーブ20の端面20aと保持部材13の
端面13cの間には圧縮ばね21が設けられている。帯
のこ6を張る時は圧縮ばね21を自由長から帯のこ6の
引張力に必要な圧縮位置または手の感触でハンドル12
でテンションシャフト14を回転させ、帯のこ6を張る
構造となっている。
【0004】油圧による帯のこ張り装置は、のこ車5を
保持するホルダ18を油圧シリンダにより移動させるこ
とにより行い、帯のこ6を張る力は、油圧の圧力調整弁
により規制される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の手動式の帯のこ
張り装置は、非常に価格が安いという長所はあるが、手
の感触や目視での作業のため、帯のこ6を張る力を一定
にするのが困難であった。このため,帯のこ6の張る力
が弱い場合は帯のこ6の寿命が長くなるが,切断精度が
悪くなり,帯のこ6の張る力が強い場合は切断精度が良
くなるが、無理な力が帯のこ6に加わることによる帯の
こ6の短寿命という問題や、帯のこ6を張る際に圧縮ば
ね21の圧縮高さを確認しながらハンドル12を操作す
る煩わしさがあった。
【0006】また、油圧式の帯のこ張り装置において
は、帯のこ6を張る力は圧力調整弁等により規制できる
が、帯のこ6を張るための油圧シリンダ、油圧ポンプ、
モーター及び油圧を制御する電磁弁、各種配管部材が必
要となり、これらは大変高価である。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、帯のこを張る作業が容易で確実にでき、更に
必要に応じて帯のこの張り力が無段階に調整できる安価
な横形帯のこ盤の帯のこ張り装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、のこ車、帯
のこを収納するフレームに固定した保持部材と、保持部
材に挿通したテンションシャフトと、テンションシャフ
トの一端に設けたハンドルと、テンションシャフトの他
端にねじ嵌合しているのこ車と連結されたホルダと、テ
ンションシャフトの外周に設けたスリーブと、スリーブ
の端面と保持部材の端面の間に設けた圧縮ばねからなる
帯のこ張り装置を備えた横形帯のこ盤において、前記ハ
ンドルをテンションシャフトシャフトの外周に回転自在
でかつ軸方向に係止されるように設け、ハンドル内にス
チールボールを設け、スチールボールをテンションシャ
フトの外周に押し付けるスプリングを設け、スプリング
の圧縮高さを任意の圧縮高さに調整するボルトを設け、
テンションシャフトの外周にスチールボールが当接する
凹溝部を設けることにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図3を
用いて説明する。図1は横形帯のこ盤の正面図、図2は
帯のこを張っている時のハンドル周辺の拡大図、図3は
帯のこを張り終えた時のハンドル周辺の拡大図である。
【0010】図1において、切断材料11を載置するベ
ース1の右端部にシャフト3を支点にフレーム2を上下
方向へ揺動自在に軸支している。フレーム2の左右に駆
動のこ車4、従動のこ車5を回転自在に配設し、のこ車
4,5間には、エンドレスの帯のこ6を張り渡してい
る。駆動のこ車4を図示しない駆動モーターで回転駆動
させることで、帯のこ6はのこ車4、5間を循環回送す
る。フレーム2から一部露出している帯のこ6の下部走
行線6aは、フレーム2に配設されたセリヘッド7、8
により、ベース1の上面に対して直角にねじり起こすよ
うに挾持案内されている。
【0011】ベース1上には固定バイス9と移動バイス
10を装着され,移動バイス10はベース1の長手方向
に向けて形成した案内溝に沿って移動自在に装着されて
いる。切断材料11は固定バイス9と移動バイス10で
挾持固定され、フレーム2を下方へ揺動させることで帯
のこ6により切断される。
【0012】次に、本発明の詳細について説明する。図
1からみてフレーム2の背面に保持部材13を固定し、
保持部材13に孔部13aを形成し、この孔部13aに
テンションシャフト14を挿通し、テンションシャフト
14の一端はフレーム2の側面から突出し、その先端に
テンションシャフト14の外周14aに回転自在でかつ
テンションシャフト14に設けた段付部14cにより軸
方向に係止されるハンドル12を設け、ハンドル12に
はテンションシャフト14の軸方向と直角方向にめねじ
12aが設けられている。またテンションシャフト14
の外周14aにはめねじ12aと同位置に凹溝部14b
を設け、めねじ12a内にスチールボール15、スプリ
ング16を設け、めねじ12aにボルト17がねじ嵌合
している。スチールボール15はスプリング16の押圧
力により、テンションシャフト14の外周14aに押し
付けられる。またテンションシャフト14の他端は保持
部材13の溝部13bを摺動するホルダ18とねじ嵌合
している。
【0013】ホルダ18には、のこシャフト19を介し
て従動のこ車5が連結されている。テンションシャフト
14の外周14aにはスリーブ20を設け、スリーブ2
0の端面20aと保持部材13の端面13cの間には圧
縮ばね21が設けられている。
【0014】上記構成において、帯のこ6を張る際の各
部の動作について説明する。ハンドル12の回転操作に
よりテンションシャフト14が回転し、ホルダ18およ
び従動のこ車5が圧縮ばね21側に移動する。帯のこ6
のたるみがなくなるとホルダ18の移動が停止し、圧縮
ばね21が圧縮する。帯のこ6の張り力が所望の張り力
になると、図3に示すように、テンションシャフト14
の外周14aに設けた凹溝部14bの斜面をスチールボ
ール115がかけ上がりハンドル12は空回りし、テン
ションシャフト14へ回転する力が伝達されなくなる。
これで帯のこ6の張り力は設定した張り力となる。
【0015】次に、帯のこ6の張り力の調整手段につい
て説明する。ハンドル12に設けたボルト17を出し入
れし、スプリング16の圧縮高さLを変化させることに
より、テンションシャフト14の外周14aに設けた凹
溝部14bの斜面からスチールボール15がかけあがる
力が変化し、帯のこ6の張り力をを無段階に調整するこ
とができる。スプリング16の圧縮高さLが大きいと、
スプリング16の押圧力が弱くなり、帯のこ6の張り力
も弱くなる。また、圧縮高さLが小さいとスプリング1
6の押圧力が強くなり、帯のこ6の張り力が強くなる。
【0016】本実施形態によれば、帯のこ6の張り力が
所望の張りになると、ハンドル12が空回りし、テンシ
ョンシャフト14への回転力が伝達されなくなるため必
要以上の力で帯のこ6を張ることができなくなる。ま
た、ハンドル12の回転が空回りするまでハンドル12
を回転操作するので、帯のこ6の張り力を一定にするこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ハンドル内にスチール
ボールを設け、スチールボールをテンションシャフトの
外周に押付けるスプリングを設け、スプリングの圧縮高
さを任意の圧縮高さに固定できるボルトを設け、テンシ
ョンシャフトの外周にスチールボールが当接する凹溝部
を設けたので、帯のこを張る際、帯のこの張り力が所望
の力になるとハンドルが空回りし、テンションシャフト
への回転力を伝達しなくなるようになり、帯のこの張り
力を常に一定の力で容易で確実に張ることができ、確実
必要に応じて帯のこの張り力を無段階に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す横形帯のこ盤の正面
図。
【図2】帯のこを張っている時のハンドル周辺の拡大
図。
【図3】帯のこを張り終えた時のハンドル周辺の拡大
図。
【図4】従来の張り装置の一例を示すハンドル周辺の拡
大図。
【符号の説明】
6は帯のこ、12はハンドル、12aはめねじ、13は
保持部材、14はテンションシャフト、14aは外周、
14bは凹溝、15はスチールボール、16はスプリン
グ、17はボルト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 のこ車、帯のこを収納するフレームに固
    定した保持部材と、保持部材に挿通したテンションシャ
    フトと、テンションシャフトの一端に設けられたハンド
    ルと、テンションシャフトの他端にねじ嵌合しているの
    こ車と連結されたホルダと、テンションシャフトの外周
    に設けられたスリーブと、スリーブの端面と保持部材の
    端面の間に設けられた圧縮ばねからなる帯のこ張り装置
    を備えた横形帯のこ盤において、 前記ハンドルをテンションシシャフトの外周に回転自在
    でかつ軸方向に係止できるように設け、ハンドル内にス
    チールボールを設け、スチールボールをテンションシャ
    フトの外周に押し付けるスプリングを設け、スプリング
    の圧縮高さを任意の圧縮高さに調整するボルトを設け、
    テンションシャフトの外周にスチールボールが当接する
    凹溝部を設けたことを特徴とする帯のこ盤の帯のこ張り
    装置。
JP2000381828A 2000-12-15 2000-12-15 横形帯のこ盤における帯のこ張り装置 Withdrawn JP2002178222A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103962639A (zh) * 2013-01-28 2014-08-06 仕兴机械工业股份有限公司 带锯机的锯带张力调整机构
CN103962640A (zh) * 2013-01-28 2014-08-06 仕兴机械工业股份有限公司 带锯机的安全保护机构
JP2015182194A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 株式会社やまびこ バンドソー装置
JP2020001130A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 株式会社マキタ 携帯用バンドソー

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Effective date: 20080304