JPH0717424U - 帯鋸盤 - Google Patents

帯鋸盤

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Publication number
JPH0717424U
JPH0717424U JP4885893U JP4885893U JPH0717424U JP H0717424 U JPH0717424 U JP H0717424U JP 4885893 U JP4885893 U JP 4885893U JP 4885893 U JP4885893 U JP 4885893U JP H0717424 U JPH0717424 U JP H0717424U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band saw
saw blade
cut
hinge shaft
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP4885893U
Other languages
English (en)
Inventor
義盛 近藤
Original Assignee
株式会社アルプスツール
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Publication date
Application filed by 株式会社アルプスツール filed Critical 株式会社アルプスツール
Priority to JP4885893U priority Critical patent/JPH0717424U/ja
Publication of JPH0717424U publication Critical patent/JPH0717424U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯鋸刃の捻り角度を所望に応じて変更するこ
とができ、帯鋸刃の耐久性の向上を図る。 【構成】 ガイド部材21が第一ヒンジシャフト22を
介して基台に回動可能に設けられている。ガイド部材2
1には第一ヒンジシャフト22と直交する方向に軸方向
を有する第二ヒンジシャフト23を介してフレーム部材
24が回動可能に設けられている。フレーム部材24に
は駆動プーリ25と従動プーリ26とが回転可能に設け
られている。この駆動プーリ25と従動プーリ26との
間には帯鋸刃27が張設されている。この帯鋸刃27は
切断位置でガイド部材21のガイド部21a,21aに
当接し、帯鋸刃27の鋸刃角度が被切断材に対し、直角
になるように構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は帯鋸盤に係り、特に帯鋸刃の角度調節機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、帯鋸刃を有する可動フレームの荷重により可動フレームを移動させ、 被切断材を切断するといった帯鋸盤が広く知られている。
【0003】 図4はこのような一般的な帯鋸盤の構造を示す図である。図中符号1は基台で あり、この基台1の上面部には被切断材2をクランプする固定クランパ3が固定 されている。また、この固定クランパ3が相対向して可動クランパ4が図中左右 方向に移動可能に配設されており、この可動クランパ4にはナットブロック5が 固定されている。このナットブロック5にはねじ軸6が螺合されており、このね じ軸6はハンドル7によって回転せしめられるように構成されている。また、上 記基台1の図中右端側にはヒンジシャフト8を介して可動フレーム9が回動可能 に設けられている。この可動フレーム9内にはモータ10に接続された駆動ホイ ール11と、従動ホイール12とが収納されており、この駆動ホイール11と従 動ホイール12との間に帯鋸刃13が張設されている。また、上記可動フレーム 9には切断走行欠部9aが凹状に形成され、切断作業時にこの切断走行欠部9a に被切断材2が位置するように構成されている。なお、切断走行欠部9aの両端 にはガイド部材14,14が設けられており、このガイド部材14,14によっ て帯鋸刃13が被切断材2に対して直角になるように構成されている。
【0004】 このように構成された帯鋸盤にあっては、通常帯鋸刃13の捻り角度は一定で あるために、図5(a)に示すように太径の被切断材2の切断を行なうことがで きるように捻り角度が大きく設定されている。
【0005】 しかしながら、細径の被切断材2の切断にあたっては、本来、捻り角度θを大 きくする必要はなく(図5(b)参照)、図5(c)に示すように、太径の被切 断材2の切断時における帯鋸刃の捻り角度θよりも小さくて良い。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、帯鋸刃の捻り角度は常に太径の被切断材の切断を可能とするように 大きく設定されているために、金属疲労が蓄積し、帯鋸刃の破断の原因となって いる。
【0007】 本考案は上述のような問題点に鑑みてなされたものであり、帯鋸刃の捻り角度 を所望に応じて変更することができ、しかも鋸刃の寿命を長くすることのできる 帯鋸盤を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、被切断材を載置する基台と、この基台に接離可能に設けられるとと もに、上記被切断材を切断する帯鋸刃が収納された可動フレームとを有し、この 可動フレームを基台上の被切断材側に近接させつつ被切断材を切断するようにし た帯鋸盤において、上記可動フレームは、上記基台に第一ヒンジシャフトを介し て回動可能に設けられるとともに、上記帯鋸刃を被切断材に対して任意角度にガ イドするガイド部材と、このガイド部材に第二ヒンジシャフトを介して回動可能 に設けられるとともに、上記帯鋸刃を張設するプーリを有するフレーム部材とを 備えていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
基台上に被切断材を載置する。また、被切断材に対し、帯鋸刃が所望の角度と なるようにフレーム部材を第二ヒンジシャフトを介してガイド部材に対し回動せ しめる。これにより被切断材に対する帯鋸刃の角度が所望のものとなる。この状 態でフレーム部材が第二ヒンジシャフトを介して一体とされたガイド部材を基台 に対して回動せしめる。そして、帯鋸刃が被切断材に当接し、被切断材の切断作 業が行なわれる。
【0010】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について説明する。 図1は本考案における帯鋸盤の可動フレーム20の正面図、図2は図1中II− II矢視図、図3は図1中 III−III 矢視図である。図1中符号21はガイド部材 であり、基台(図示せず)に第一ヒンジシャフト22を介して回動可能に設けら れている。また、このガイド部材21には第一ヒンジシャフト22と直交する方 向に軸方向を有する第二ヒンジシャフト23を介してフレーム部材24が回動可 能に設けられている。このフレーム部材24にはモータ(図示せず)に接続され た駆動プーリ25と、モータには接続されていない従動プーリ26とが回転可能 に設けられている。そして、この駆動プーリ25と従動プーリ26との間に帯鋸 刃27が張設されている。また、この帯鋸刃27は切断位置でガイド部材21の ガイド部21a,21aに当接し、帯鋸刃27の鋸刃角度が被切断材(図示せず )に対し、直角になるように構成されている。
【0011】 このように構成された帯鋸盤の作用について以下に説明する。 まず、被切断材を基台上に載置せしめ、クランプ部材によって、被切断材を固 定する(図4参照)。また、フレーム部材24をガイド部材21に対して第二ヒ ンジシャフト23を中心として回動せしめ、帯鋸刃27の被切断側が、切断完了 時に被切断材に接触しないように調節する。この状態で、モータ(図示せず)を 作動させ、駆動プーリ25を回転させる。これにより、従動プーリ26との間に 張設されている帯鋸刃27が駆動される。そして、可動フレーム20が第一ヒン ジシャフト22を中心として回動することに伴ない、帯鋸刃27が被切断材(図 示せず)に当接し、切断作業を開始する。この可動フレーム20の自重により第 一ヒンジシャフト22を中心として回動し、切断作業がなされる。このとき、被 切断材が太径のときには所望により帯鋸刃27の捻り角度を大きくし、また、被 切断材が細径のときには所望により帯鋸刃27の捻り角度を小さくすることによ り、帯鋸刃27が常に大きな捻り角度によって捻られることがなく、帯鋸刃27 の寿命を長くすることができる。
【0012】 また、切断作業を行なわない場合には、フレーム部材24をガイド部材21に 対して回動させ、帯鋸刃27に捻れが生じない位置で保管することにより、帯鋸 刃27の金属疲労を小さくすることができ、ひいては帯鋸刃27の耐久性を向上 させることができる。
【0013】 なお、上述実施例においては、帯鋸盤単独で使用する場合について説明したが 、その他の装置(例えば棒材供給機)等に組入れて使用するようにしても良い。 また、上述実施例においては、可動フレーム20が基台に対して回動可能に設 けられたものについて説明したが、この他、例えば可動フレームが基台に対して 水平方向に移動可能なタイプの帯鋸盤であっても良い。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、上述のように構成したことにより、帯鋸盤における帯鋸刃の捻り角 度を所望により変更調節することができるので、帯鋸刃に作用する金属疲労を小 さくすることができ、ひいては帯鋸刃の耐久性の向上を図ることができる等の効 果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における帯鋸盤の可動フレームの正面図
である。
【図2】図1中II−II矢視図である。
【図3】図1中 III−III 矢視図である。
【図4】従来の帯鋸盤の正面図である。
【図5】帯鋸刃の作用を示す図である。
【符号の説明】
1…基台 2…被切断材 20…可動フレーム 21…ガイド部材 22…第一ヒンジシャフト 23…第二ヒンジシャフト 24…フレーム部材 27…帯鋸刃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切断材を載置する基台と、この基台に
    接離可能に設けられるとともに、上記被切断材を切断す
    る帯鋸刃が収納された可動フレームとを有し、この可動
    フレームを基台上の被切断材側に近接させつつ被切断材
    を切断するようにした帯鋸盤において、上記可動フレー
    ムは、上記基台に第一ヒンジシャフトを介して回動可能
    に設けられるとともに、上記帯鋸刃を被切断材に対して
    任意角度にガイドするガイド部材と、このガイド部材に
    第二ヒンジシャフトを介して回動可能に設けられるとと
    もに、上記帯鋸刃を張設するプーリを有するフレーム部
    材とを備えていることを特徴とする帯鋸盤。
JP4885893U 1993-09-08 1993-09-08 帯鋸盤 Pending JPH0717424U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4885893U JPH0717424U (ja) 1993-09-08 1993-09-08 帯鋸盤

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JP4885893U JPH0717424U (ja) 1993-09-08 1993-09-08 帯鋸盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0717424U true JPH0717424U (ja) 1995-03-28

Family

ID=12814977

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4885893U Pending JPH0717424U (ja) 1993-09-08 1993-09-08 帯鋸盤

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JP (1) JPH0717424U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019529145A (ja) * 2016-10-07 2019-10-17 ローベル バーンバウマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングROBEL Bahnbaumaschinen GmbH 軌道のレールを鋸断するバンドソー

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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