JP2002177555A - パチンコ機および記録媒体 - Google Patents

パチンコ機および記録媒体

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JP2002177555A
JP2002177555A JP2000385630A JP2000385630A JP2002177555A JP 2002177555 A JP2002177555 A JP 2002177555A JP 2000385630 A JP2000385630 A JP 2000385630A JP 2000385630 A JP2000385630 A JP 2000385630A JP 2002177555 A JP2002177555 A JP 2002177555A
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game ball
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game
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JP2000385630A
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Manabu Ichikawa
学 市川
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1大当りおよび第2大当りの2種類の大当
りが発生可能なパチンコ機において、第2大当りが発生
したときに既に特別図柄表示装置が特別図柄を変動表示
している最中であっても、すぐに第2大当りによる遊技
を行うことができるパチンコ機および記録媒体を実現す
る。 【解決手段】 遊技球が第2大入賞口50eから入賞
し、ハウジング50a内部の第2特定領域を通過して第
2大当りが発生したときに既に図柄表示装置30により
図柄がスクロール表示されている場合は、すぐにそのス
クロール表示を停止してハズレ図柄を表示し、第2大当
りによる遊技を行うことができるように制御する。これ
により、遊技者は、図柄のスクロールが停止するまで長
時間待つことなく、すぐに第2大当りによる遊技を楽し
むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ機、および
そのパチンコ機を機能させるためのコンピュータプログ
ラムが記録された記録媒体に関し、詳しくは、いわゆる
大当りが発生した場合に遊技者が大量の賞球を獲得可能
となるパチンコ機、およびそのパチンコ機を機能させる
ためのコンピュータプログラムが記録された記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ機として、いわ
ゆる第1種パチンコ機および第2種パチンコ機が知られ
ている。図13は、第1種パチンコ機の正面説明図であ
り、図14は、第2種パチンコ機の正面説明図である。
図13に示すように、第1種パチンコ機500は、遊技
盤502に、第1種始動口504と、特別図柄表示装置
506と、大入賞口508とを備える。そして、遊技者
が操作ハンドル512を操作して発射された遊技球が第
1種始動口504に入賞すると、特別図柄表示装置50
6が、「0」〜「9」などの複数の図柄を横方向の3箇
所において上下方向にスクロールさせる。
【0003】そして、3箇所の停止図柄が同じ図柄(た
とえば図13に示すように「777」)に揃うと大当り
が発生し、大入賞口508を所定時間開放する。この大
当りによる遊技では、大入賞口508の予め設定された
開放時間が経過するか、あるいは大入賞口508に予め
設定された所定数の遊技球が入賞すると大入賞口508
が閉口する。このとき、大入賞口508の内部に設けら
れた特定領域510を遊技球が通過すると、連続して大
入賞口508が開放する。このように、大入賞口508
が開放してから閉口するまでを1ラウンドと云い、特定
領域510を遊技球が通過することを条件としてラウン
ドが進行し、予め設定された最大ラウンド数を終了する
と大当りによる遊技を終了する。
【0004】また、図14に示すように、第2種パチン
コ機600は、遊技盤601に変動入賞装置602を備
えており、その下方に始動口606を備えており、その
始動口606の両側に始動口605をそれぞれ備える。
変動入賞装置602には、横方向に開閉動作する可動部
材603,604が設けられており、その可動部材60
3,604の開放動作により、変動入賞装置602に大
入賞口が形成される。そして、操作ハンドル608の操
作により発射された遊技球が、左右の始動口605のい
ずれかを通過すると、可動部材603,604が、それ
ぞれ1回開閉動作し、遊技球が中央の始動口606を通
過すると、可動部材603,604が2回開閉動作す
る。また、可動部材603,604の開放時間は、遊技
球が中央の始動口606を通過した場合の方が、左右い
ずれかの始動口605を通過した場合よりも長く設定さ
れている。そして、上記大入賞口から入賞した遊技球
が、変動入賞装置602の内部下方に設けられた特定領
域607を通過すると、大当りが発生し、可動部材60
3,604を所定回数開放する。この大当りによる遊技
では、可動部材603,604が予め設定された所定回
数開放するか、あるいは大入賞口に予め設定された所定
数の遊技球が入賞するまでを1ラウンドと云い、予め設
定された最大ラウンド数を終了すると大当りによる遊技
を終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、第1
種パチンコ機は、特別図柄が所定の図柄に揃って大当り
が発生するか否かにより、遊技者が獲得可能な利益の大
半が決定されるため、遊技者の関心は、変動表示される
特別図柄に集中する。一方、第2種パチンコ機は、可動
部材603,604の開放により形成された大入賞口か
ら入賞した遊技球が特定領域を通過して大当りが発生す
るか否かにより、遊技者が獲得可能な利益の大半が決定
されるため、遊技者の関心は、大入賞口に入賞した遊技
球の行方に集中する。このように、第1種パチンコ機お
よび第2種パチンコ機における遊技者の関心は、大当り
が発生するか否かであるが、それぞれ大当りが発生する
までの過程、および大当り発生後の遊技内容が異なる。
そこで、どちらのパチンコ機を選択するかは、遊技者の
好みに左右され、第1種パチンコ機を好む遊技者と、第
2種パチンコ機を好む遊技者とに分かれる傾向にある。
ところで、現在、パチンコ機の機種としては、第1種〜
第3種の3種類が存在するが、第1種および第2種の2
種類の機種のみを設置しているパチンコホールが大半を
占めている。
【0006】しかし、そのような状況下では、遊技者の
選択幅は、第1種か第2種かの二者択一的な狭いもので
あるため、遊技に飽きが到来しつつあるという問題が提
起されている。そこで、本発明者は、第1種の特徴と第
2種の特徴とを併せ持つパチンコ機を考えた。このパチ
ンコ機は、第1種の特別図柄表示装置に相当する装置
と、第2種の変動入賞装置に相当する装置とを備えてお
り、各装置ごとに大当りが発生する構成となっている。
以下、第1種の特別図柄表示装置に相当する装置により
発生した大当りを第1大当りと称し、第2種の変動入賞
装置に相当する装置により発生した大当りを第2大当り
と称する。また、各装置による大当りが同時に発生した
場合は、いずれか一方の大当りを発生させ、もう一方の
大当りの発生をキャンセルする構成とした。つまり、第
1大当りが発生してラウンドが開始した以降は、遊技球
が始動口を通過しても可動部材が動作しないようにする
ことにより、遊技球が特定領域を通過して第2大当りが
発生しないようにした。また、第2大当りが発生してラ
ウンドが開始した以降は、遊技球が始動口を通過しても
特別図柄表示装置により特別図柄が変動表示されないよ
うにすることにより、第1大当りが発生しないようにし
た。しかし、その後の検討により、第2大当りが発生し
たときに、既に特別図柄表示装置が特別図柄を変動表示
している最中である場合に、その変動表示が停止してか
ら第2大当りによるラウンドを開始すると、遊技者は、
特別図柄の変動表示が停止するまでは、第2大当りによ
る遊技を行うことができない事態となることが分かっ
た。このような状況下では、遊技者は、遊技球の発射を
中断し、ただひたすら特別図柄の変動停止を待つだけの
状態となり、無駄な時間を過ごすことになってしまう。
特に、変動開始から停止までの時間が長いリーチの場合
には、遊技者は長時間手持ち無沙汰な状態を味わうこと
となり、折角発生した大当りによる気分の盛り上がりに
水を差してしまう。また、パチンコホール側にとって
は、遊技球が発射されない間、パチンコ機の稼働率が低
下するという問題がある。
【0007】そこで、この発明は、第1大当りおよび第
2大当りの2種類の大当りが発生可能なパチンコ機にお
いて、第2大当りが発生したときに、既に特別図柄表示
装置が特別図柄を変動表示している最中であっても、す
ぐに第2大当りによる遊技を行うことができるパチンコ
機および記録媒体を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段・作用および効果】この発
明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明
では、遊技盤(5)に設けられた第1の領域(53)を
遊技球が通過したことを検出する第1の検出手段(53
a)と、この第1の検出手段(53a)により遊技球が
前記第1の領域(53)を通過したことが検出された場
合に図柄を表示する図柄表示手段(32)と、この図柄
表示手段(32)により所定の図柄が表示された場合に
遊技球が入賞し易い第1の状態に動作する第1の可動部
材(41)と、前記遊技盤(5)に設けられたハウジン
グ(50a)と、このハウジング(50a)の内部への
遊技球の入賞を制御する第2の可動部材(51,52)
と、前記内部に設けられた第2の領域(50b)とを有
する電動役物(50)と、前記第2の領域(50b)を
遊技球が通過したことを検出する第2の検出手段(50
d)と、前記遊技盤に設けられた第3の領域(16)を
遊技球が通過したことを検出する第3の検出手段(16
a)と、この第3の検出手段(16a)により遊技球が
前記第3の領域(16)を通過したことが検出された場
合に遊技球が前記内部に入賞し易い第2の状態に前記第
2の可動部材(51,52)を制御するとともに、前記
第2の検出手段(50d)により遊技球が前記第2の領
域(50b)を通過したことが検出された場合に前記第
2の状態よりも遊技球が前記内部に入賞し易い第3の状
態に前記第2の可動部材(51,52)を制御する制御
手段(112)とを備えており、前記図柄表示手段(3
2)は、前記第3の状態が発生した際に図柄の変動表示
を行っている場合は、前記第3の状態が発生しなかった
場合における変動開始から変動停止までに要する時間よ
りも短い時間で前記図柄の変動停止を行い、前記制御手
段(112)は、前記図柄の変動停止が行われた後に前
記第2の可動部材(51,52)を第3の状態に制御す
るという技術的手段を用いる。
【0009】つまり、遊技球がハウジング内部の第2の
領域を通過して第3の状態が発生した場合に図柄表示手
段が図柄の変動表示を行っている場合は、図柄表示手段
は、第3の状態が発生しなかった場合における変動開始
から変動停止までに要する時間よりも短い時間で図柄の
変動停止を行う。そして、制御手段は、図柄の変動停止
が行われた後に第2の可動部材を第3の状態に制御す
る。したがって、遊技者は、第3の状態が発生しなかっ
た場合の通常の状態において、図柄の変動開始から変動
停止までに要する時間よりも短い時間待つだけで済むた
め、早期に第3の状態による遊技を楽しむことができ
る。
【0010】特に、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載のパチンコ機において、前記図柄表示手段(3
2)は、前記第3の状態が発生したときに表示している
図柄の次の図柄を表示したときに図柄の変動表示を停止
するという技術的手段を用いる。つまり、遊技者は、第
3の状態が発生したときに表示されている図柄の次の図
柄が表示されるまでのほんの一瞬待つだけで済むため、
第3の状態の発生とほぼ同時に第3の状態による遊技を
楽しむことができる。
【0011】また、請求項3に記載の発明では、請求項
1または請求項2に記載のパチンコ機において、前記図
柄表示手段(32)は、前記図柄の変動停止を行ったと
きに、前記所定の図柄以外の図柄を表示するという技術
的手段を用いる。
【0012】つまり、図柄表示手段が、図柄の変動停止
を行ったときに、所定の図柄、つまり第1の可動部材が
遊技球の入賞し易い第1の状態に動作する図柄(たとえ
ば、後述する発明の実施の形態では、大当り図柄)を表
示すると、遊技者は、所定の図柄が表示されたにもかか
わらず、第1の状態が発生しないという不満を抱くおそ
れがあるが、所定の図柄以外の図柄、つまり第1の可動
部材が遊技球の入賞し易い第1の状態に動作しない図柄
(たとえば、後述する発明の実施の形態では、ハズレ図
柄)を表示することができるため、遊技者が上記のよう
な不満を抱くおそれがない。
【0013】請求項4に記載の発明では、遊技盤に設け
られた第1の領域を遊技球が通過したことを検出する第
1の検出手段と、この第1の検出手段により遊技球が前
記第1の領域を通過したことが検出された場合に図柄を
表示する図柄表示手段と、この図柄表示手段により所定
の図柄が表示された場合に遊技球が入賞し易い第1の状
態に動作する第1の可動部材と、前記遊技盤に設けられ
たハウジングと、このハウジングの内部への遊技球の入
賞を制御する第2の可動部材と、前記内部に設けられた
第2の領域とを有する電動役物と、前記第2の領域を遊
技球が通過したことを検出する第2の検出手段と、前記
遊技盤に設けられた第3の領域を遊技球が通過したこと
を検出する第3の検出手段と、この第3の検出手段によ
り遊技球が前記第3の領域を通過したことが検出された
場合に遊技球が前記内部に入賞し易い第2の状態に前記
第2の可動部材を制御するとともに、前記第2の検出手
段により遊技球が前記第2の領域を通過したことが検出
された場合に前記第2の状態よりも遊技球が前記内部に
入賞し易い第3の状態に前記第2の可動部材を制御する
制御手段とを備えたパチンコ機を機能させるためのコン
ピュータプログラムが記録された記録媒体であって、前
記図柄表示手段が、前記第3の状態が発生した際に図柄
の変動表示を行っている場合は、前記第3の状態が発生
しなかった場合における変動開始から変動停止までに要
する時間よりも短い時間で前記図柄の変動停止を行うた
めの第1の処理と、前記制御手段が、前記図柄の変動停
止が行われた後に前記第2の可動部材を第3の状態に制
御するための第2の処理とを含む処理をコンピュータが
実行するためのコンピュータプログラムが記録された記
録媒体(114)という技術的手段を用いる。
【0014】つまり、コンピュータを用いることにより
機能するパチンコ機は、たとえば、後述する発明の実施
の形態に記載するように、パチンコ機に設けられたRO
M114に記録されたコンピュータプログラムをメイン
CPU112が実行することにより機能するため、上記
記録媒体としてのROMなどを使用することにより、請
求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のパチンコ
機を実現できる。
【0015】なお、上記括弧内の符号および語句は、後
述する発明の実施の形態における符号および語句と対応
するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、この発明
に係るパチンコ機の第1実施形態について図を参照して
説明する。なお、以下に記載する各実施形態では、この
発明に係るパチンコ機として第1種のパチンコ機を例に
挙げて説明する。 [全体の主要構成]まず、この実施形態に係るパチンコ
機の主要構成について図1を参照して説明する。図1
は、この実施形態に係るパチンコ機の外観を示す正面説
明図である。パチンコ機1には、前枠2が開閉可能に備
えられており、その前枠2には、ガラス枠4が開閉可能
に取付けられている。前枠2の右側には、ガラス枠4開
閉用の鍵を差し込む鍵穴3が設けられている。ガラス枠
4の内部には、遊技盤5が設けられており、前枠2の右
側下方には、遊技球を遊技盤5へ発射する発射モータ
(図4において符号15eで示す)を操作するための発
射ハンドル15が回動可能に取付けられている。
【0017】ガラス枠4の下方には、賞球や貸球が供給
される賞球・貸球供給口6aが形成されており、この賞
球・貸球供給口6aの供給側には、その賞球・貸球供給
口6aから供給された賞球や貸球を溜めておくための上
受け皿6が取り付けられている。上受け皿6の下方に
は、上受け皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上
受け皿球抜きレバー6bの操作により上受け皿6から排
出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されて
いる。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排
出された遊技球を収容しておくための下受け皿7が設け
られている。また、遊技盤5の上方には、枠ランプ9が
設けられており、下受け皿7の左側には、灰皿7bが設
けられている。
【0018】[遊技盤5の主要構成]次に、遊技盤5の
主要構成について、それを示す図2を参照して説明す
る。遊技盤5には、発射された遊技球を案内するリング
状のレール19が設けられており、そのレール19によ
り囲まれた円形の遊技領域には、図柄表示装置30が設
けられている。図柄表示装置30の下方には、電動役物
50が設けられており、電動役物50の下方には、変動
入賞装置40が設けられている。図柄表示装置30に
は、表示器32が備えられている。表示器32は、表示
画面32aに図柄、図柄の背景映像、各種演出画像など
を表示する。また、図柄表示装置30の頂部には、天入
賞口31が設けられている。さらに、表示器32の下部
両側には、表示器32の始動可能な記憶数(以下、図柄
始動記憶数と称する)をLEDの点灯数により表示する
図柄記憶表示LED36が2つずつ設けられている。
【0019】電動役物50の外殻を形成するハウジング
50aの頂部には、第1始動口53が設けられており、
その第1始動口53を遊技球が通過すると、表示器32
が複数の図柄からなる図柄列を所定の箇所に変動表示す
る。この実施形態では、「0」〜「9」の計10図柄か
らなる図柄列を横方向の3箇所にそれぞれ変動表示す
る。また、図柄の変動中に遊技球が第1始動口53を通
過すると、その通過した事実が記憶され、その記憶数に
対応した数の図柄記憶表示LED36が点灯する。変動
入賞装置40には、表示器32により変動表示された図
柄が所定の図柄である場合(たとえば「777」に揃っ
た場合)に開放動作して第1大入賞口46を開口する第
1可動部材41が設けられている。この実施形態では、
第1可動部材41は、正面形状が横長に形成されてお
り、両端を軸として上端を前方に倒す扉方式により取付
けられている。
【0020】第1始動口53の下方右側には、第2可動
部材51が設けられており、下方左側には、第2可動部
材52が設けられている。電動役物50の両側には、第
2始動口16がそれぞれ設けられており、いずれかの第
2始動口を遊技球が通過すると、第2可動部材51,5
2が、それぞれハウジング50aから横方向に突出する
ように動作する。この動作により、第2可動部材51,
52とハウジング50aとの間に第2大入賞口50eが
開口する。また、ハウジング50aの内部には、第2大
入賞口50eから入賞した遊技球の流下経路を変化させ
る一対の右回転体54および左回転体55が、周面同士
を相対向させて設けられている。
【0021】(右回転体54および左回転体55の作
用)ここで、右回転体54および左回転体55の作用に
ついて、それを示す図3(A)および(B)を参照して
説明する。中空のベース57の前方内部の空間には、歯
車58c,58dが相互に噛み合って回転可能に設けら
れている。歯車58cの回転中心には、シャフト58c
1の下端が挿通固定されており、シャフト58c1の上
端は、左回転体55の下面の回転中心に挿通固定されて
いる。また、歯車58dの回転中心には、シャフト58
d1の下端が挿通固定されており、シャフト58d1の
上端は、右回転体54の下面の回転中心に挿通固定され
ている。右回転体54の上面には、上方に突出した案内
片54aが、上記上面の直径方向に沿って形成されてお
り、左回転体55の上面には、上方に突出した案内片5
5aが、上記上面の直径方向に沿って形成されている。
【0022】歯車58cは、その後部においてベース5
7の内部空間に設けられた伝達歯車58bと噛み合って
おり、伝達歯車58bは、その後部において上記空間に
設けられた減速歯車58aと噛み合っている。伝達歯車
58bは、図示しないシャフトにより、回転可能にベー
ス57の内部に軸止されており、減速歯車58aは、シ
ャフト58a1により、回転可能にベース57の内部に
軸止されている。ベース57の後部上面には、その図示
しない回転シャフトをベース57の内部空間に挿通した
モータ56が取付けられており、そのモータ56の回転
シャフトに取付けられた図示しないピニオンギヤと減速
歯車58aとが噛み合っている。また、モータ56は、
モータ駆動回路(図4に符号56aで示す)からの駆動
信号により駆動される。
【0023】そして、図3においてモータ56が時計方
向に回転すると、減速歯車58aは反時計方向に回転
し、伝達歯車58bは時計方向に回転するため、歯車5
8cは反時計方向に回転し、歯車58dは時計方向に回
転する。これにより、左回転体55は反時計方向に回転
し、右回転体54は時計方向に回転する。また、歯車5
8dの下部から突出したシャフト58d1には、円板形
状の円板部材59aの回転中心が挿通固定されており、
円板部材59aの円周の一部には、回転中心に向けて切
り欠き形成された図示しないセンシング部が設けられて
いる。円板部材59aの後部近傍には、上記センシング
部を検出するセンサ59が取付けられている。つまり、
モータ56は、センサ59が上記センシング部を検出す
ることに基づいて停止したり回転したりする。そして、
図3(A)に示すように、左回転体55の案内片55a
と右回転体54の案内片54aとが、パチンコ機1の正
面から見て横一直線状に制御されたり、あるいは図3
(B)に示すように、谷側がパチンコ機1の正面を向い
たV字状に制御されたりする。
【0024】ベース57の前端の中央には、遊技球が通
過可能な第2特定領域50bが形成されており、その両
側には、遊技球が通過可能な第2一般領域50fがそれ
ぞれ形成されている。第2特定領域50bを通過した遊
技球は、第2特定領域スイッチ50d(図4)により検
出され、各第2一般領域50fを通過した遊技球は、そ
れぞれカウントスイッチ18(図4)により検出され
る。つまり、図3(A)に示すように、案内片55a,
54aが横一直線状になっている場合は、第2大入賞口
50e(図2)から入賞し、流下経路Aにより流下した
遊技球は、案内片55aにより左回転体55の左方へ案
内され、左側の第2一般領域50fを通過する。一方、
流下経路Bにより流下した遊技球は、案内片54aによ
り右回転体54の右方へ案内され、右側の第2一般領域
50fを通過する。
【0025】また、図3(B)に示すように、案内片5
5a,54aがV字状になっている場合は、流下経路C
により流下した遊技球は、案内片55aにより前方中央
へ案内案内され、第2特定領域50bを通過する。一
方、流下経路Dにより流下した遊技球は、案内片54a
により前方中央へ案内案内され、第2特定領域50bを
通過する。つまり、図3(A)に示すように、案内片5
5a,54aが横一直線状になっている場合は、流下し
た遊技球は、第2一般領域50fを通過し易く、第2特
定領域50bを通過し難い状態となる。一方、図3
(B)に示すように、案内片55a,54aがV字状に
なっている場合は、流下した遊技球は、第2特定領域5
0bを通過し易く、第2一般領域50fを通過し難い状
態となる。
【0026】その他、遊技盤5のレール19の外側上部
には、コーナー飾り10が設けられている。コーナー飾
り10の左右の各コーナーには、内側に設けられたLE
Dから出射された光を拡散するレンズの作用をする発光
部11が5箇所ずつ形成されている。遊技盤5の両側に
は、サイド飾り14がそれぞれ設けられている。また、
遊技盤5には、LEDにより装飾された装飾風車12,
12と、普通の風車13,13と、入賞しなかった遊技
球をアウト球として回収するアウト口45とが設けられ
ている。そして、遊技盤5には、多くの釘17(一部図
示省略)が打ち込まれており、遊技盤5に発射された遊
技球は、釘17の間を乱舞しながら落下し、各入賞口に
入賞したり、始動口を通過したり、あるいはアウト口4
5から回収されたりする。
【0027】[パチンコ機1の電気的構成]次に、パチ
ンコ機1の電気的構成についてそれをブロックで示す図
4を参照して説明する。パチンコ機1には、主基板10
0が設けられており、この主基板100には、マイクロ
プロセッサ110が搭載されている。マイクロプロセッ
サ110には、大当りの判定など、遊技の主な制御を実
行するメインCPU112と、このメインCPU112
が各種制御を実行するための各種制御プログラムや図5
に示す各種のテーブルが記録されたROM114と、遊
技球が第1始動口53または第2始動口16を通過した
ことの検出結果などの遊技中に発生する各種データ、R
OM114から読出された制御プログラムなどを一時的
に格納するRAM116とが搭載されている。
【0028】主基板100には、次に記載するものが電
気的に接続されている。遊技球が第1始動口53を通過
したことを検出する第1始動口スイッチ53a、遊技球
が第2始動口16を通過したことを検出する第2始動口
スイッチ16a、ランプ制御装置300、電源基板8
0、賞球の払出しなどを制御する払出制御基盤200、
遊技中の効果音などを制御する音声制御装置79、入賞
や大当りなどに関する遊技盤情報をパチンコホールの管
理室などに設けられたコンピュータ(図示省略)へ送信
するための遊技枠情報端子基板72、盤面中継基板7
1、遊技枠中継基板73である。
【0029】払出制御基盤200には、主基板100か
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッ
サ210には、賞球の払出しなどを制御するサブCPU
212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの
制御を実行するための各種制御プログラムが記録された
ROM214と、サブCPU212が各種制御プログラ
ムを実行する際にROM214から読出された制御プロ
グラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種デ
ータを一時的に格納するRAM216とが搭載されてい
る。また、払出制御基盤200には、電源基板80、C
R接続基板76、発射モータ15eを駆動するための発
射モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板72およ
び払出中継基板77が電気的に接続されている。発射モ
ータ駆動基板15cには、発射モータ駆動基板15cか
ら発射モータ15eへ駆動信号を出力させるための発射
スイッチ15dが接続されている。
【0030】遊技枠中継基板73には、満杯検出スイッ
チ21b、賞球切れスイッチ64,65およびセンサ中
継基板74が電気的に接続されている。センサ中継基板
74は、賞球ユニット62に備えられた賞球払出センサ
62a,62bおよび払出中継基板77と電気的に接続
されている。払出中継基板77には、貸球切れスイッチ
61、賞球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が
電気的に接続されている。盤面中継基板71には、次に
記載するものが電気的に接続されている。第1大入賞口
46または第2大入賞口50eに入賞した遊技球をカウ
ントするカウントスイッチ18、天入賞口スイッチ31
aおよび大入賞口中継基板75である。
【0031】大入賞口中継基板75には、モータ駆動回
路56a、第1可動部材41を開閉するための第1大入
賞口ソレノイド42、第2可動部材51,52を開閉す
るための第2大入賞口ソレノイド50c、第1特定領域
を通過した遊技球を検出する第1特定領域スイッチ4
3、第2特定領域スイッチ50dおよびセンサ59が電
気的に接続されている。電源基板80は、CR接続基板
76と電気的に接続されており、CR接続基板76に
は、プリペイドカードの残りの度数を表示する度数表示
基板やプリペイドカードを読取る装置などを備える遊技
機外装置部分22と電気的に接続されている。電源基板
80は、AC24V(50Hz/60Hz)の主電源7
0から電源の供給を受け、各基板へ必要電源を供給す
る。
【0032】[主な遊技の流れ]次に、主な遊技の流れ
について図5ないし図12を参照して説明する。図5
(A)は、大当りを決定するための値をカウントする大
当りカウンタの概念を示す説明図である。図5(B)
は、大当り図柄を決定するための大当り図柄テーブルの
構成を示す説明図であり、図5(C)は、ハズレ図柄を
決定するためのハズレ図柄テーブルの構成を示す説明図
である。図5(D)は、リーチパターンの種類を決定す
るための値をカウントするリーチカウンタの概念を示す
説明図であり、図5(E)は、リーチパターンの種類を
決定するためのリーチパターンテーブルの構成を示す説
明図である。図6は、メインCPU112が実行する第
1始動口処理の流れを示すフローチャートであり、図7
は、メインCPU112が実行する図柄表示処理の流れ
を示すフローチャートである。図8は、メインCPU1
12が実行する割込み処理の流れを示すフローチャート
であり、図9は、メインCPU112が実行する第1大
入賞口制御の流れを示すフローチャートである。図10
は、メインCPU112が実行する第2始動口処理の流
れを示すフローチャートであり、図11は、メインCP
U112が実行する第2大入賞口制御の流れを示すフロ
ーチャートである。図12は、図柄の変動および停止の
タイミングを示すタイミングチャートである。なお、図
6ないし図11に示す処理は、ROM114に記録され
たコンピュータプログラムに従って実行される。
【0033】(第1始動口処理)遊技球が第1始動口5
3(図2)を通過し、第1始動口スイッチ53a(図
4)がONすると、メインCPU112は、第1始動口
スイッチ53aに接続されている入力ポートの電圧変化
を検出することにより、第1始動口スイッチ53aがO
Nしたことを検出する(図6のステップ(以下、Sとい
う)10:Yes)。続いてメインCPU112は、図
柄始動記憶数U1が「4」未満である場合は(S12:
Yes)、図柄始動記憶数U1に「1」を加算し(S1
4)、大当りか否かを決定する値をカウントする大当り
カウンタ90(図5(A))のカウント値を1つ取得し
(S16)、その取得したカウント値をRAM116に
一時的に格納する(S18)。なお、この実施形態で
は、図5(A)に示すように、上記大当りカウンタは、
0〜179の計180コマの値をカウントする。
【0034】(図柄表示処理)そしてメインCPU11
2は、図柄が変動中であるか否かを判定し(図7のS2
0)、変動中でないと判定すると(S20:No)、図
柄始動記憶数U1が「1」以上であるか否かを判定する
(S22)。続いてメインCPU112は、図柄始動記
憶数U1が「1」以上であると判定すると(S22:Y
es)、図柄始動記憶数U1から「1」を減算し(S2
4)、RAM116に一時的に格納されているカウント
値を参照し(S26)、そのカウント値が予めROM1
14に記憶されている大当り値(たとえば「7」)であ
る場合は、第1大当りと判定し(S28:Yes)、上
記大当り値以外のカウント値である場合は、ハズレと判
定する(S28:No)。続いてメインCPU112
は、大当りと判定した場合は(S28:Yes)、第1
大当りフラグを立て(S30)、表示器32に表示する
大当り図柄(大当りの停止図柄)を決定する(S3
2)。一方、ハズレと判定した場合は(S28:N
o)、表示器32に表示するハズレ図柄(ハズレの停止
図柄)を決定する(S34)。
【0035】大当り図柄は、図5(B)に示す大当り図
柄テーブル91により決定する。大当り図柄テーブル9
1は、「0」〜「9」の計10コマの大当り図柄乱数
と、「000」〜「999」の計10組の大当り図柄と
をそれぞれ対応付けて構成されている。メインCPU1
12は、大当り図柄乱数を1つ無作為に選択し、その選
択した大当り乱数と対応付けられている大当り図柄を選
択する。たとえば、大当り図柄乱数「7」を選択した場
合は、大当り図柄「777」を選択する。また、ハズレ
図柄は、図5(C)に示すハズレ図柄テーブル92によ
り決定する。ハズレ図柄テーブル92は、「0」〜
「9」の計10コマのハズレ図柄乱数と、「0」〜
「9」の計10のハズレ図柄とをそれぞれ対応付けて構
成されている。メインCPU112は、ハズレ図柄乱数
を1つ無作為に選択し、その選択したハズレ図柄乱数と
対応付けられているハズレ図柄を選択する。たとえば、
ハズレ図柄乱数「4」を選択した場合は、ハズレ図柄
「4」を選択する。なお、図5(C)には、ハズレ図柄
テーブル92を1つのみ示すが、実際には、3図柄(左
図柄、中図柄、右図柄)用の計3つのハズレ図柄テーブ
ルがROM114に格納されており、メインCPU11
2は、各ハズレ図柄テーブルから1つずつハズレ図柄を
選択する。
【0036】続いてメインCPU112は、図柄の停止
パターンを決定する(S36)。停止パターンは、大当
りの場合とハズレの場合とで個別に設定されており、通
常停止、通常リーチ、ロングリーチおよびスーパーリー
チの計4種類の停止パターンが設定されている。図5
(D)に示すように、リーチカウンタ93は、「0」〜
「15」の計16の値をカウントし、図5(E)に示す
ように、リーチパターンテーブル94は、カウント値と
リーチパターンとを対応付けて構成されている。メイン
CPU112は、リーチカウンタのカウント値を1つ取
得し、その取得したカウント値に対応付けられているリ
ーチパターンを選択する。たとえば、大当りの場合に取
得したカウント値が「7」である場合は、リーチパター
ンとして「スーパーリーチ」を選択する。
【0037】続いてメインCPU112は、S36にお
いて決定した停止パターンに対応する画像制御コマンド
を、図柄表示装置30に表示する画像を制御するための
各種コマンドが記憶された画像制御コマンドテーブル
(図示省略)の中から選択する。この実施形態では、画
像制御コマンドテーブルには、計19種類の変動パター
ンを指示するための変動パターン1指定コマンド〜変動
パターン19指定コマンドが設定されている。そしてメ
インCPU112は、その中から、左図柄、中図柄およ
び右図柄それぞれの変動パターン指定コマンドを選択
し、それらの選択された変動パターン指定コマンドと、
変動表示する図柄を指定するための図柄指定コマンドと
を表示器32へ出力する(S38)。続いてメインCP
U112は、各図柄の変動時間を計測するタイマTをス
タートする(S40)。これにより、表示器32は、入
力した図柄指定コマンドに対応する図柄を表示するため
の画像データをキャラクタROM(図示省略)から順次
読出し、その読出した各図柄を、入力した変動パターン
指定コマンドに従って表示画面32a(図2)に表示す
る。なお、この実施形態では、図12に示すように、左
図柄、中図柄および右図柄は、それぞれ低速で上下方向
にスクロール表示を開始し(図12のT1)、その後高
速に変化し(T2)、さらに低速に変化する(T3)。
また、この実施形態では、ある図柄が表示されている位
置に次の図柄がくるまでに要する時間は、低速では、
1.2秒であり、高速では、0.05秒である。
【0038】そしてメインCPU112は、タイマTの
計測時間Tが予め設定されている時間T4、つまり左図
柄の停止時間に達すると(S56:Yes)、左図柄停
止コマンドを表示器32へ出力し(S58)、停止時の
左図柄を指定するための左図柄指定コマンドを表示器3
2へ出力する(S60)。これにより、表示器32は、
左図柄の変動表示を停止し、左図柄指定コマンドに対応
する図柄を停止図柄として表示する。続いてメインCP
U112は、タイマTの計測時間Tが予め設定されてい
る時間T5、つまり中図柄の停止時間に達すると(S6
2:Yes)、中図柄停止コマンドを表示器32へ出力
し(S64)、停止時の中図柄を指定するための中図柄
指定コマンドを表示器32へ出力する(S66)。これ
により、表示器32は、中図柄の変動表示を停止し、中
図柄指定コマンドに対応する図柄を停止図柄として表示
する。
【0039】続いてメインCPU112は、タイマTの
計測時間Tが予め設定されている時間T8、つまり右図
柄の停止時間に達すると(S68:Yes)、右図柄停
止コマンドを表示器32へ出力し(S70)、停止時の
右図柄を指定するための右図柄指定コマンドを表示器3
2へ出力する(S72)。これにより、表示器32は、
右図柄の変動表示を停止し、右図柄指定コマンドに対応
する図柄を停止図柄として表示する。そしてメインCP
U112は、タイマTをリセットし(S74)、この図
柄表示処理の今回のルーチンを終了する。一方、メイン
CPU112は、図8に示す割込み処理を実行する。メ
インCPU112は、図柄の変動中であるか否かを判定
し(S42)、変動中である場合は(S42:Ye
s)、第2大当りフラグが立っているか否か、つまり、
遊技球が第2特定領域50b(図3)を通過して第2大
当りが発生しているか否かを判定する(S44)。続い
てメインCPU112は、第2大当りフラグが立ってい
ると判定すると(S44:Yes)、全図柄にハズレ図
柄の表示をそれぞれ指定するハズレ図柄指定コマンドを
表示器32へ出力し(S46)、全図柄停止コマンドを
表示器32へ出力する(S48)。
【0040】これにより、表示器32は、入力したハズ
レ図柄指定コマンドに対応したハズレ図柄を表示し、変
動表示を停止する。たとえば、図12に示すように、左
図柄および中図柄が停止しており、右図柄が低速で変動
している場合において、時間T6になったときに、第2
大当りが発生したとすると、本来の停止時間T8よりも
前の時間T7において右図柄を停止させる。たとえば、
時間T6において表示している図柄をハズレ図柄の1図
柄前の図柄に差し替え、その差し替えた図柄が1図柄分
変動したときに右図柄を停止させる。これにより、第2
大当りが発生したときから、1図柄分の変動時間経過後
に右図柄にハズレ図柄を表示して変動を停止させること
ができる。また、左図柄のみが停止しており、中図柄お
よび右図柄が変動しているときに第2大当りが発生した
場合は、その発生時に表示されている図柄の次の図柄で
中図柄および右図柄を停止させる。さらに、全図柄が変
動しているときに第2大当りが発生した場合は、その発
生時に表示されている図柄の次の図柄で全図柄を停止さ
せる。そしてメインCPU112は、第1大当りフラグ
が立っているか否かを判定し(S50)、第1大当りフ
ラグが立っている場合は(S50:Yes)、第1大当
りフラグをリセットし(S52)、タイマTをリセット
し(S54)、この割込み処理の今回のルーチンを終了
して次の処理へ移行する。
【0041】(第1大入賞口制御)次にメインCPU1
12は、第1大当りフラグが立っていると判定すると
(図9のS76:Yes)、RAM116に格納された
ラウンド数R1に「1」を加算し(S78)、第1可動
部材41(図2)を開放するための開放コマンドを第1
大入賞口ソレノイド42(図4)へ出力し、第1大入賞
口ソレノイド42をONして第1可動部材41を開放す
る(S80)。これにより、第1大当りの第1ラウンド
が開始する。続いてメインCPU112は、第1可動部
材41が開放可能な最大時間である第1大入賞口開放時
間Ta(たとえば30秒)が経過したと判定すると(S
82:Yes)、第1可動部材41を閉口するための閉
口コマンドを第1大入賞口ソレノイド42へ出力し、第
1大入賞口ソレノイド42をOFFして第1可動部材4
1を閉口する(S86)。またメインCPU112は、
第1大入賞口開放時間Taが経過するまでは(S82:
No)、カウントスイッチ18(図4)からのスイッチ
ング信号を取り込んで第1可動部材41への入賞数P1
をカウントし、その入賞数P1が10以上になった場合
は(S84:Yes)、第1大入賞口開放時間Taが経
過する前でも第1可動部材41を閉口する(S86)。
【0042】続いてメインCPU112は、RAM11
6を参照し、この第1大当りにおいて実行されたラウン
ド数R1が16に達しているか否か、つまり実行可能な
最大のラウンドである最終ラウンドを実行したかを判定
するが(S88)、ここでは、まだ第1ラウンドが終了
したのみであるから、次のS90へ進み(S88:N
o)、第1特定領域スイッチ43がONしたか否かを判
定する。続いてメインCPU112は、第1特定領域ス
イッチ43がONしたと判定すると(S90:Ye
s)、第2ラウンドを実行する(S78〜S86)。以
降、第1特定領域スイッチ43がONしたことを条件と
してラウンドを重ねて行く。そして、メインCPU11
2は、ラウンド数R1が16に達したと判定し(S8
8:Yes)、あるいは第1特定領域スイッチ43がO
Nしていないと判定すると(S90:No)、ラウンド
数R1および入賞数P1を0リセットし(S92)、第
1大当りフラグをリセットし(S94)、この第1大入
賞口制御の今回のルーチンを終了する。
【0043】(第2始動口処理)メインCPU112
は、遊技球が第2始動口16(図2)を通過し、第2始
動口スイッチ16a(図4)がONしたと判定すると
(図10のS100:Yes)、第1大当りを実行中で
あるか否かを判定する(S102)。続いてメインCP
U112は、第1大当りを実行中でないと判定すると
(S102:No)、第2大入賞口ソレノイド50c
(図4)をONさせて第2可動部材51,52を開放動
作させる(S104)。これにより、第2大入賞口50
e(図2)が開口する。つまり、第1大当りを実行中の
場合は、遊技球が第2始動口16を通過した場合であっ
ても第2大入賞口50eが開口しないように制御する。
続いてメインCPU112は、第2大入賞口50eが開
放可能な最大時間である第2大入賞口開放時間Tb(た
とえば0.9秒)が経過したと判定すると(S106:
Yes)、第2大入賞口50eを閉口させるための閉口
コマンドを第2大入賞口ソレノイド50cへ出力し、第
2大入賞口ソレノイド50cをOFFして第2大入賞口
50eを閉口する(S108)。
【0044】(第2大入賞口制御)メインCPU112
は、第2大入賞口50eから入賞した遊技球が第2特定
領域50bを通過し、第2特定領域スイッチ50dがO
Nしたと判定すると(S110:Yes)、全図柄が停
止しているか否かを判定し(S112)、全図柄が停止
していると判定すると(S112:Yes)、第2大当
りフラグを立てる(S114)。つまり、全図柄が停止
していることを条件として第2大当りによる遊技を開始
する。続いてメインCPU112は、RAM116に格
納されたラウンド数R2に「1」を加算し(S11
6)、RAM116に格納された開放回数Nに「1」を
加算する(S118)。続いてメインCPU112は、
第2大入賞口50e(図2)を開放するための開放コマ
ンドを第2大入賞口ソレノイド50c(図4)へ出力
し、第2大入賞口ソレノイド50cをONして第2可動
部材51,52を開放動作させ、第2大入賞口50eを
開口する(S120)。これにより、第2大当りの第1
ラウンドが開始する。続いてメインCPU112は、第
2大入賞口開放時間Tc(たとえば0.9秒)が経過し
たと判定すると(S122:Yes)、第2大入賞口5
0eを閉口するための閉口コマンドを第2大入賞口ソレ
ノイド50cへ出力し、第2大入賞口ソレノイド50c
をOFFして第2可動部材51,52を閉口動作させる
(S124)。
【0045】続いてメインCPU112は、開放回数N
が「18」に達していない場合は(S126:No)、
カウントスイッチ18(図4)からのスイッチング信号
を取り込んで第2大入賞口50eへの入賞数P2をカウ
ントし、その入賞数P2が10以上になっていない場合
は(S128:No)、第2大入賞口50eから入賞し
た遊技球が第2特定領域50bを通過し、第2特定領域
スイッチ50dがONしているか否かを判定する(S1
30)。続いてメインCPU112は、第2特定領域ス
イッチ50dがONしている場合は(S130:Ye
s)、次のラウンドに移行し(S116〜S128)、
第2特定領域スイッチ50dがONしていない場合は
(S130:No)、再度、第2可動部材51,52を
開放動作させて第2大入賞口50eを開口させる(S1
18〜S128)。そしてメインCPU112は、開放
回数Nが18回に達したか(S126:Yes)、ある
いは入賞数P2が10個に達したと判定すると(S12
8:Yes)、開放回数Nおよび入賞数P2を0リセッ
トする(S132)。続いてメインCPU112は、ラ
ウンド数R2が10ラウンドに達していない場合は(S
134:No)、第2ラウンドを実行する(S116〜
S132)。そしてメインCPU112は、ラウンド数
R2が10ラウンドに達すると(S134:Yes)、
ラウンド数R2を0リセットし(S136)、第2大当
りフラグをリセットし(S138)、この第2大入賞口
制御の今回のルーチンを終了する。
【0046】[第1実施形態の効果] (1)以上のように、上記第1実施形態のパチンコ機1
を使用すれば、第2大当りが発生した場合に表示器32
が図柄の変動表示を行っている場合は、その変動表示を
即座に停止させ、第2大当りによる遊技を実行すること
ができる。したがって、遊技者は、第2大当りによる遊
技が開始されるまでに長時間待たされることもなく、第
2大当り発生により気分が盛り上がった状態で即座に第
2大当りによる遊技を楽しむことができる。 (2)特に、表示器32は、第2大当りが発生したとき
に表示している図柄の次の図柄を表示したときに図柄の
変動表示を停止することができるため、遊技者は、ほん
の一瞬待つだけで済み、第2の大当りの発生とほぼ同時
に第2の大当りによる遊技を楽しむことができる。 (3)しかも、表示器32は、図柄の変動停止を行った
ときにハズレ図柄を表示することができるため、大当り
図柄を表示した場合のように、遊技者が、大当り図柄が
表示されたにもかかわらず、第1大当りが発生しないと
いう不満を抱くおそれがない。
【0047】<他の実施形態> (1)上記第1実施形態では、第2大当りが発生したと
き既に表示器32により図柄が変動表示中である場合
は、その第2大当りが発生したときに表示されている図
柄の次の図柄で変動表示を停止して第2大当りによる遊
技を実行可能とする構成を説明したが、第2大当りが発
生しなかった場合における変動開始から変動停止までに
要する時間よりも短い時間であれば、図柄の停止時間お
よび停止までの態様は任意に設定することができる。 (2)第1大当りによる遊技を行っているときは、遊技
球が第2始動口16を通過した場合でも、第2可動部材
51,52は動作しないことを報知する報知手段を設け
ることもできる。たとえば、そのことを表示器32によ
りメッセージ形式で表示する。この構成によれば、遊技
球が第2始動口16を通過したにもかかわらず、第2可
動部材51,52が動作しないという遊技者の疑問を解
消することができる。
【0048】[各請求項と実施形態との対応関係]第1
始動口53が請求項1に記載の第1の領域に対応し、第
2特定領域50bが第2の領域に対応し、第2始動口1
6が第3の領域に対応する。第1始動口スイッチ53a
が第1の検出手段に対応し、表示器32が図柄表示手段
に対応する。第2特定領域スイッチ50dが第2の検出
手段に対応し、第2始動口スイッチ16aが第3の検出
手段に対応する。第1可動部材41が第1の可動部材に
対応し、第2可動部材51,52が第2の可動部材に対
応する。第1大当りにおける第1可動部材41の動作内
容が第1の状態に対応し、遊技球が第2始動口16を通
過した際の第2可動部材51,52の動作内容が第2の
状態に対応し、第2大当りにおける第2可動部材51,
52の動作内容が第3の状態に対応する。ROM114
が請求項4に係る記録媒体に対応する。そして、メイン
CPU112が実行する図柄表示処理(図7のS20〜
S74)および割込み処理(図8のS42〜S54)
が、図柄表示手段として機能するとともに、請求項4に
記載の第1の処理に対応する。また、メインCPU11
2が実行する第2始動口処理(図10のS100〜S1
08)および第2大入賞口制御(図11のS110〜S
138)が、請求項1に記載の制御手段として機能する
とともに、請求項4に記載の第2の処理に対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るパチンコ機の外観を
示す斜視説明図である。
【図2】図1に示すパチンコ機1に備えられた遊技盤5
の主要構成を示す説明図である。
【図3】図3(A)および図3(B)は、右回転体54
および左回転体55の作用を示す説明図である。
【図4】パチンコ機1の電気的構成をブロックで示す説
明図である。
【図5】図5(A)は、大当りを決定するための値をカ
ウントする大当りカウンタの概念を示す説明図である。
図5(B)は、大当り図柄を決定するための大当り図柄
テーブルの構成を示す説明図であり、図5(C)は、ハ
ズレ図柄を決定するためのハズレ図柄テーブルの構成を
示す説明図である。図5(D)は、リーチパターンの種
類を決定するための値をカウントするリーチカウンタの
概念を示す説明図であり、図5(E)は、リーチパター
ンの種類を決定するためのリーチパターンテーブルの構
成を示す説明図である。
【図6】メインCPU112が実行する第1始動口処理
の流れを示すフローチャートである。
【図7】メインCPU112が実行する図柄表示処理の
流れを示すフローチャートである。
【図8】メインCPU112が実行する割込み処理の流
れを示すフローチャートである。
【図9】メインCPU112が実行する第1大入賞口制
御の流れを示すフローチャートである。
【図10】メインCPU112が実行する第2始動口処
理の流れを示すフローチャートである。
【図11】メインCPU112が実行する第2大入賞口
制御の流れを示すフローチャートである。
【図12】図柄の変動および停止のタイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図13】従来の第1種パチンコ機の正面説明図であ
る。
【図14】従来の第2種パチンコ機の正面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ機 16 第2始動口(第3の領域) 16a 第2始動口スイッチ(第3の検出手段) 30 図柄表示装置 41 第1可動部材(第1の可動部材) 46 第1大入賞口 50 電動役物 50d 第2特定領域スイッチ(第2の検出手段) 50e 第2大入賞口 51,52 第2可動部材(第2の可動部材) 53 第1始動口(第1の領域) 53a 第1始動口スイッチ(第1の検出手段) 112 メインCPU 114 ROM(記録媒体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に設けられた第1の領域を遊技球
    が通過したことを検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段により遊技球が前記第1の領域を通
    過したことが検出された場合に図柄を変動表示する図柄
    表示手段と、 この図柄表示手段により所定の図柄が表示された場合に
    遊技球が入賞し易い第1の状態に動作する第1の可動部
    材と、 前記遊技盤に設けられたハウジングと、このハウジング
    の内部への遊技球の入賞を制御する第2の可動部材と、
    前記内部に設けられた第2の領域とを有する電動役物
    と、 前記第2の領域を遊技球が通過したことを検出する第2
    の検出手段と、 前記遊技盤に設けられた第3の領域を遊技球が通過した
    ことを検出する第3の検出手段と、 この第3の検出手段により遊技球が前記第3の領域を通
    過したことが検出された場合に遊技球が前記内部に入賞
    し易い第2の状態に前記第2の可動部材を制御するとと
    もに、前記第2の検出手段により遊技球が前記第2の領
    域を通過したことが検出された場合に前記第2の状態よ
    りも遊技球が前記内部に入賞し易い第3の状態に前記第
    2の可動部材を制御する制御手段とを備えており、 前記図柄表示手段は、 前記第3の状態が発生した際に図柄の変動表示を行って
    いる場合は、前記第3の状態が発生しなかった場合にお
    ける変動開始から変動停止までに要する時間よりも短い
    時間で前記図柄の変動停止を行い、 前記制御手段は、 前記図柄の変動停止が行われた後に前記第2の可動部材
    を第3の状態に制御することを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記図柄表示手段は、前記第3の状態が
    発生したときに表示している図柄の次の図柄を表示した
    ときに図柄の変動表示を停止することを特徴とする請求
    項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記図柄表示手段は、前記図柄の変動停
    止を行ったときに、前記所定の図柄以外の図柄を表示す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパ
    チンコ機。
  4. 【請求項4】 遊技盤に設けられた第1の領域を遊技球
    が通過したことを検出する第1の検出手段と、この第1
    の検出手段により遊技球が前記第1の領域を通過したこ
    とが検出された場合に図柄を表示する図柄表示手段と、
    この図柄表示手段により所定の図柄が表示された場合に
    遊技球が入賞し易い第1の状態に動作する第1の可動部
    材と、 前記遊技盤に設けられたハウジングと、このハウジング
    の内部への遊技球の入賞を制御する第2の可動部材と、
    前記内部に設けられた第2の領域とを有する電動役物
    と、 前記第2の領域を遊技球が通過したことを検出する第2
    の検出手段と、前記遊技盤に設けられた第3の領域を遊
    技球が通過したことを検出する第3の検出手段と、この
    第3の検出手段により遊技球が前記第3の領域を通過し
    たことが検出された場合に遊技球が前記内部に入賞し易
    い第2の状態に前記第2の可動部材を制御するととも
    に、前記第2の検出手段により遊技球が前記第2の領域
    を通過したことが検出された場合に前記第2の状態より
    も遊技球が前記内部に入賞し易い第3の状態に前記第2
    の可動部材を制御する制御手段とを備えたパチンコ機を
    機能させるためのコンピュータプログラムが記録された
    記録媒体であって、 前記図柄表示手段が、前記第3の状態が発生した際に図
    柄の変動表示を行っている場合は、前記第3の状態が発
    生しなかった場合における変動開始から変動停止までに
    要する時間よりも短い時間で前記図柄の変動停止を行う
    ための第1の処理と、 前記制御手段が、前記図柄の変動停止が行われた後に前
    記第2の可動部材を第3の状態に制御するための第2の
    処理と、 を含む処理をコンピュータが実行するためのコンピュー
    タプログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011000221A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Kyoraku Sangyo Kk 変動入賞装置、及びパチンコ遊技機

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