JP2002176891A - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール

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JP2002176891A JP2001368823A JP2001368823A JP2002176891A JP 2002176891 A JP2002176891 A JP 2002176891A JP 2001368823 A JP2001368823 A JP 2001368823A JP 2001368823 A JP2001368823 A JP 2001368823A JP 2002176891 A JP2002176891 A JP 2002176891A
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Kazuya Nanbu
一弥 南部
Takashi Higashimoto
隆 東本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モータ誤動作の発生を防止すると共に、モータ
駆動に関して操作性に優れた魚釣用電動リールを提供す
る。 【解決手段】本発明の魚釣用電動リールは、リール本体
4に回転可能に支持されたスプール8と、このスプール
を駆動するためのスプール駆動モータ24と、このスプ
ール駆動モータ24のモータ出力を増減変更するための
変速装置と、リール本体4に回転可能に取付けられ、前
記モータ出力を連続的に増減調節することが可能なモー
タ出力調節体40と、モータ出力調節体40の近傍のリ
ール本体4に押圧操作可能に取付けられ、モータ24の
駆動状態を切換制御する切換スイッチ42とを具備する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ誤動作の発
生を防止すると共に、モータ駆動に関して操作性に優れ
た魚釣用電動リールに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平6−7060号公報等に開
示されているように、一般的に魚釣用電動リールには、
スプールを巻取駆動させるモータのモータ出力を調節す
るモータ出力調節体が設けられている。そして、このモ
ータ出力調節体を前後方向に回転操作してモータ出力を
連続的に増減変更することによって、釣場の状況(例え
ば、対象魚の種類、魚とのファイト、ヒット数、仕掛け
の回収など)に応じた釣糸巻取操作を容易に行うことが
できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
魚釣用電動リールでは、咄嗟の状況変化への対応や不用
意な手の接触或いは他の物との接触等によって、モータ
出力調節体に誤って触れてモータを誤動作させてしまっ
た場合、次のような思わぬトラブルを魚釣時に引き起こ
してしまう可能性がある。例えば、棚位置に待機中の仕
掛けを不必要に動かしてしまったり、好ましい巻取設定
速度が途中で変化(例えば、巻取停止)したりしてしま
う。更には、クラッチOFF状態での釣糸繰出中に釣糸
巻取可能状態(クラッチON状態)に誤復帰してしま
う。
【0004】また、従来の魚釣用電動リールは、モータ
出力調節体を回転操作することによって、モータをON
/OFF切換制御するように構成されているため、ON
からOFFに切り換える際のOFF部での遊びが必要と
なり、その遊び分だけモータON時のモータ始動が遅く
なる。このため、迅速なモータ駆動操作を行うことがで
きない。
【0005】更に又、モータ出力を巻上げ停止のOFF
状態から最大出力まで単一の操作部材の回転操作で行な
える構成としているため、釣場の状況に応じた巻取り変
速操作が行なえる利点はあるが、口切れの生じ易い魚に
対する微妙な低、中速状態での一連の巻取り操作の中
で、咄嗟の状況変化の対応等は、不用意にモータ出力を
上げ過ぎてしまって、口切れ発生や魚を取り逃がしてし
まうことがある等、実釣時の巻取り操作中に誤操作をし
てしまう可能性がある等の問題がある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
に成されており、その目的は、モータ誤動作の発生を防
止すると共に、モータ駆動に関して操作性に優れた魚釣
用電動リールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の魚釣用電動リールは、リール本体に回転可
能に支持されたスプールと、このスプールを駆動するた
めのスプール駆動モータと、このスプール駆動モータの
モータ出力を増減変更するための変速装置と、前記リー
ル本体に回転可能に取付けられ、前記モータ出力を連続
的に増減調節することが可能なモータ出力調節体と、前
記モータ出力調節体の近傍のリール本体に押圧操作可能
に取付けられ、モータの駆動状態を切換制御する切換ス
イッチとを具備することを特徴とする。
【0008】上記構成において、モータ出力調節体は、
モータ出力をゼロから最大値まで連続的に増減調節する
よう構成されていても良いし、モータの最大出力よりも
小さい、いわゆる常用範囲内でモータ出力を連続的に増
減調節するように構成されていても良い。また、モータ
の駆動状態を切換制御する切換スイッチは、モータの駆
動状態をON/OFFに切換えるように構成されていて
も良いし、常用範囲を超えるモータ出力となるようにモ
ータの駆動状態を切換えるように構成されていても良
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る魚釣用電動リールについて、添付図面を参照して説明
する。
【0010】図1に示すように、図中向かって右側にハ
ンドル2が取り付けられたリール本体4の左右フレーム
(図示しない)の間には、スプール軸6が軸受によって
回転可能に支持されており、このスプール軸6を囲繞す
るようにスプール8が配置されている。
【0011】スプール軸6のハンドル2側には、魚釣時
にハンドル2を手動で回転操作した際に、釣糸に対して
所望の制動力を与えつつ且つ所望の回転力でスプール8
を釣糸巻取方向に回転させるための釣糸巻取用駆動機構
が配置されている。
【0012】具体的には、釣糸巻取用駆動機構におい
て、スプール軸6と同軸上に駆動力伝達軸10が軸受を
介して回転可能に配置されており、駆動力伝達軸10に
は、クラッチ機構によって軸方向にスライド自在に構成
され且つスプール軸6に対して係合又は非係合させるこ
とが可能なピニオン12が取り付けられている。
【0013】クラッチ機構は、ピニオン12に形成され
た円周溝12aに常時係合しているクラッチプレート1
4と、このクラッチプレート14を軸方向にスライドさ
せるクラッチレバー16とを備えており、クラッチレバ
ー16を切換操作してクラッチプレート14を軸方向に
スライドさせることによって、ピニオン12をスプール
軸6に対して係合又は非係合させることができるように
構成されている。
【0014】ピニオン12には、ハンドル軸18に取り
付けられたドライブギヤ20が歯合しており、このドラ
イブギヤ20とハンドル軸18との間には、魚釣時にス
プール8の釣糸繰出方向への回転に所望の制動力を与え
ることが可能な周知のドラグ機構22が配置されてい
る。
【0015】また、左右フレームの間には、釣糸巻取時
にスプール8を回転駆動させるスプール駆動モータ24
(以下、モータと言う)が保持されており、このモータ
24には、左フレーム方向(反ハンドル側)に延出した
左側駆動軸26、及び、右フレーム方向(ハンドル側)
に延出した右側駆動軸28が設けられている。
【0016】左側駆動軸26には、モータ24の回転運
動(モータ出力)を減速する第1の減速機構30が設け
られており、一方、右側駆動軸28には、一方向クラッ
チ32が設けられている。また、スプール軸6には、第
2の減速機構(図示しない)が設けられており、この第
2の減速機構は、反ハンドル側に配置された連動歯車機
構36を介して第1の減速機構30に機械的に連結され
ている。なお、本実施の形態では、第1及び第2の減速
機構を変速装置として規定している。
【0017】この構成によれば、モータ24の回転運動
は、第1の減速機構30を介して所定量だけ減速された
後、連動歯車機構36から第2の減速機構及びスプール
軸6を介してスプール8に伝達され、スプール8を釣糸
巻取方向に回転させる。
【0018】次に、上述したように構成された魚釣用電
動リールを用いて魚釣を行う場合の動作を説明する。
【0019】まず、モータ24の電源を切った状態にお
いて、クラッチレバー16を介してクラッチ機構を操作
して、ピニオン12をスプール軸6に対して非係合状態
とする。このとき、スプール8は、フリー回転可能な状
態となり、釣糸は、仕掛け等の重量により繰り出され
る。
【0020】そして、魚の当たりがあった際、電動で釣
糸を巻き取る場合、モータ24の電源を入れると、モー
タ24の回転運動(モータ出力)は、第1の減速機構3
0を介して所定量だけ減速された後、連動歯車機構36
から第2の減速機構及びスプール軸6を介してスプール
8に伝達され、スプール8を釣糸巻取方向に回転させ
る。このとき、釣糸は、図示しない釣糸案内機構を介し
てスプール8に均一に巻き取られる。
【0021】一方、ハンドル2の手動操作によって釣糸
を巻き取る場合、釣糸が所定量繰り出されたときに、ク
ラッチレバー16を介してクラッチ機構を操作して、ピ
ニオン12をスプール軸6に係合させる。なお、クラッ
チ機構の係合動作は、ハンドル2を手動で回転操作した
ときに連動させて行うこともできる。
【0022】この状態において、ハンドル2を手動回転
すると、その回転運動は、ハンドル軸18からドラグ機
構22を介してドライブギヤ20に伝達された後、ピニ
オン12からスプール軸6を介してスプール8に伝達さ
れ、このスプール8を釣糸巻取方向に回転させる。な
お、この場合も図示しない釣糸案内機構が作動して、釣
糸はスプール8に均一に巻き取られる。
【0023】また、本実施の形態の魚釣用電動リールに
は、図1及び図2に示すように、リール本体4に手動操
作可能に設けられ且つモータ24のモータ出力(回転運
動)を連続的に増減調節することが可能なモータ出力調
節体40と、このモータ出力調節体40に手動操作可能
に設けられ且つモータ24をON/OFF切換制御する
ことが可能な切換スイッチ42とが設けられており、モ
ータ出力調節体40及び切換スイッチ42は、釣り人が
リール本体4を握持した状態で、(例えば、指で)選択
的に且つ個別に手動操作可能に構成されている。
【0024】前記モータ出力調節体40は、例えば特開
平6−7060号に開示されているように、その操作量
に応じて抵抗値を可変させるポテンショメータ(図示せ
ず)と接続されており、その抵抗変化に応じたパルス信
号のデューティ比としてモータ24への駆動電流通電時
間率を可変制御してモータ出力を制御するようになって
いる。この場合、本実施の形態では、モータ出力は、モ
ータ出力調節体40によってゼロから最大値まで連続的
に増減調節されるように構成されている。
【0025】また、モータ出力調節体40は、リール本
体4のハンドル側で且つ前方側(釣糸繰出方向側)上部
に回転可能に取り付けられており、このモータ出力調節
体40を所定角度範囲内で回転操作することによって、
モータ出力をゼロから最大値まで増減調節できるように
なっている。
【0026】具体的には、モータ出力調節体40には、
操作部40aが突設されており、釣り人がリール本体4
を握持した状態で、操作部40aを(例えば、指で)手
動操作することによって、モータ出力調節体40を矢印
R方向(図3(b)参照)に回転操作できるようになっ
ている。そして、このようにモータ出力調節体40を回
転操作すると、その回転方向及び回転量に応じてモータ
出力を増減調節することが可能となる。
【0027】切換スイッチ42は、モータ出力調節体4
0(具体的には、操作部40a)の頂部に設けられてお
り、この切換スイッチ42を押圧操作することによっ
て、モータ24をON/OFF切換制御(通電/非通電
切換制御)することができるようになっている。
【0028】具体的には、釣り人がリール本体4を握持
した状態で、(例えば、指で)切換スイッチ42を矢印
F方向(図4(a)参照)に押圧操作することによっ
て、モータ24を連続的且つ瞬時にON/OFF切換制
御することができるようになっている。例えば現状にお
いてモータ24が通電されていないOFF状態にあると
すると、切換スイッチ42を矢印F方向に押圧操作する
ことによって、瞬時にOFFからONにモータ24を切
り換えることができ、その状態(ON状態)においてモ
ータ出力調節体40を回転操作した後(或いは、回転操
作中)、再び切換スイッチ42を矢印F方向に押圧操作
するれば、瞬時にONからOFFにモータ24を切り換
えることができる。そして、このように切換スイッチ4
2を押圧操作すると、それに連動して接点44と基板4
6との接触(モータON)又は非接触(モータOFF)
が連続的且つ瞬時に繰り返され、その結果、モータ24
を連続的且つ瞬時にON/OFF切換制御することが可
能となる。
【0029】ここで、モータ出力調節体40と切換スイ
ッチ42の操作プロセスについて簡単に説明する。
【0030】モータOFF状態において、切換スイッチ
42を押圧操作すると、瞬時にモータON状態に切り換
えられ、その後、モータ出力調節体40を回転操作する
ことによって、モータ出力を増減調節することができ
る。そして、切換スイッチ42を再び押圧操作すると、
モータON状態からモータOFF状態に瞬時に切り換え
られ、その状態では、モータ出力調節体40を回転操作
しても、モータ24が誤動作することは無い。
【0031】このように本実施の形態によれば、モータ
出力の増減調節とモータ24のON/OFF切換制御と
を別々の操作プロセスを経て行うように構成したことに
よって、咄嗟の状況変化への対応や不用意な手の接触或
いは他の物との接触等によって、モータ出力調節体40
に誤って触れた場合でも、切換スイッチ42によりモー
タOFF状態に切り換えられている状態では、モータ2
4が誤動作することは無い。
【0032】更に、モータ出力調節体40とは別に切換
スイッチ42を設けたことにより、モータ24を瞬時に
ON/OFF切換制御することができる。このため、従
来技術のようなONからOFFに切り換える際のOFF
部での遊びが無くなり、その結果、モータON時のモー
タ始動を迅速に行うことができる。
【0033】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されることは無く、以下のように種々変更することが
可能である。
【0034】第1の変形例として、例えば図5に示すよ
うに、切換スイッチ42をモータ出力調節体40(操作
部40a)の側部(具体的には、ハンドル側の側部)に
設けても同様の作用効果を実現することができる。
【0035】第2の変形例として、例えば図6に示すよ
うに、切換スイッチ42をモータ出力調節体40近傍の
リール本体4の上部側に設けても良い。この例におい
て、切換スイッチ42の押圧操作方向Fは、リール本体
4の上部側から下部側へ向う方向に設定されている。
【0036】第3の変形例として、例えば図7に示すよ
うに、切換スイッチ42をモータ出力調節体40近傍の
リール本体4の上部側に設けると共に、その切換スイッ
チ42の押圧操作方向Fをリール本体4の側部方向(例
えば、スプール軸6に平行する方向)に設定しても良
い。
【0037】第4の変形例として、例えば図8に示すよ
うに、切換スイッチ42をモータ出力調節体40近傍の
リール本体4の側部に設けても良い。この例において、
切換スイッチ42の押圧操作方向Fは、リール本体4の
側部方向(例えば、スプール軸6に平行する方向)に設
定されている。
【0038】第5の変形例として、例えば図9に示すよ
うに、切換スイッチ42を別途設ける変わりに、切換ス
イッチ42の電気的構成をモータ出力調節体40に組み
込んで、そのモータ出力調節体40自体を矢印F方向に
押圧操作することによって、モータ24をON/OFF
切換制御するように構成しても良い。
【0039】上述した実施の形態並びに第1乃至第5の
変形例では、モータ出力調節体40をリール本体4のハ
ンドル側で且つ前方側(釣糸繰出方向側)上部に回転可
能に取り付けた場合を想定しているが、これに限定され
ることは無く、第6の変形例として、例えば図10に示
すように、モータ出力調節体40をリール本体4のハン
ドル側で且つ後方側(釣糸巻取方向側)上部に回転可能
に取り付けても同様の作用効果を実現することができ
る。
【0040】また、上述した実施の形態並びに第1乃至
第6の変形例では、切換スイッチ42(第5の変形例で
は、モータ出力調節体40自体)を機械的に手動操作す
ることによってモータ24のON/OFF切換制御する
ようになっているが、これに限定されることは無く、例
えばモータ出力調節体40全体を静電式のタッチセンサ
(モータ出力調節体40を手で触ると電気が手に流れ、
モータ出力調節体40に接続された電気回路が静電量を
感知する静電容量センサ)としても良い。
【0041】この構成では、モータ出力調節体40に触
れた瞬間にモータONになり、その状態で、モータ出力
調節体40を手動操作してモータ出力の増減調節を行
う。そして、モータOFFにする際には、モータ出力調
節体40を出力ゼロに戻した後に手を離せば、その瞬間
にモータOFFになる。
【0042】また、本発明は、上述した実施の形態や変
形例以外にも、以下のように構成することが可能であ
る。
【0043】上述した実施の形態では、モータ出力調節
体40は、そのモータ出力をゼロから最大値まで連続的
に増減調節するように構成されていたが、常用範囲内
(例えばゼロから70%)で連続的に増減調節するよう
に構成しても良い。すなわち、口切れしやすい対象魚が
掛かった場合、上述した構成では、モータ出力調節体4
0を最大出力位置まで回動操作すると、口切れ等によっ
て掛かった魚をバラしてしまうことが有り得る。従っ
て、モータ出力調節体40を、モータ出力を所定範囲内
(上記のような常用範囲内)で連続的に増減調節できる
ように構成しておけば、口切れしやすい対象魚が掛かっ
た際、モータ出力調節体40を最大出力位置まで回動操
作しても、口切れ等によって掛かった魚をバラすような
ことがなくなり、操作性の向上が図れる。もちろん、上
記した常用範囲は任意に設定することが可能である。
【0044】そして、このように構成した場合、上述し
た切換スイッチ42は、上記実施の形態と同様、モータ
24をON/OFF切換制御するように構成しても良い
が、上記の常用範囲を超えたモータ出力(例えば最大
値)となるように、モータの駆動状態を切換制御するよ
うに構成するのが好ましい。このような構成によれば、
魚が掛かっていない状態では、切換スイッチ42を操作
してモータ出力を最大値にすることで仕掛けを高速回収
することができる等、より操作性の向上が図れるように
なる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、モータ誤動作の発生を
防止すると共に、モータ駆動に関して操作性に優れた魚
釣用電動リールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る魚釣用電動リール
の全体の構成を示す図。
【図2】図1の魚釣用電動リールをハンドル側から見た
側面図。
【図3】図1の魚釣用電動リールに設けられたモータ出
力調節体及び切換スイッチの配置構成を示す図であっ
て、(a)は、正面図、(b)は、側面図。
【図4】(a)は、図1の魚釣用電動リールに設けられ
た切換スイッチの電気回路構成を示す図、(b)は、モ
ータ出力調節体及び切換スイッチの側面図。
【図5】本発明の第1の変形例に適用したモータ出力調
節体及び切換スイッチの配置構成を示す図であって、
(a)は、正面図、(b)は、側面図。
【図6】本発明の第2の変形例に適用したモータ出力調
節体及び切換スイッチの配置構成を示す図であって、
(a)は、正面図、(b)は、側面図。
【図7】本発明の第3の変形例に適用したモータ出力調
節体及び切換スイッチの配置構成を示す図であって、
(a)は、正面図、(b)は、側面図。
【図8】本発明の第4の変形例に適用したモータ出力調
節体及び切換スイッチの配置構成を示す図であって、
(a)は、正面図、(b)は、側面図。
【図9】(a)は、本発明の第5の変形例に適用したモ
ータ出力調節体の構成を示す図であって、(b)は、モ
ータ出力調節体自体を押圧操作している状態を示す図。
【図10】本発明の第6の変形例に係る魚釣用リールの
全体図。
【符号の説明】
4 リール本体 8 スプール 24 スプール駆動モータ 40 モータ出力調節体 42 切換スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に回転可能に支持されたスプ
    ールと、 前記スプールを駆動するためのスプール駆動モータと、 前記スプール駆動モータのモータ出力を増減変更するた
    めの変速装置と、 前記リール本体に回転可能に取付けられ、前記モータ出
    力を連続的に増減調節することが可能なモータ出力調節
    体と、 前記モータ出力調節体の近傍のリール本体に押圧操作可
    能に取付けられ、モータの駆動状態を切換制御する切換
    スイッチと、 を具備することを特徴とする魚釣用電動リール。
  2. 【請求項2】 前記切換スイッチは、スプール駆動モー
    タの駆動状態をON/OFFに切換制御する切換スイッ
    チであることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用電動
    リール。
  3. 【請求項3】 前記モータ出力調節体は、モータの最大
    出力よりも小さい常用範囲内でモータ出力を連続的に増
    減調節し、 前記切換スイッチは、前記常用範囲を超えたモータ出力
    となるようにモータの駆動状態を切換制御する切換スイ
    ッチであることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用電
    動リール。
  4. 【請求項4】 前記切換スイッチは、リール本体の上部
    側に設けられるとともに、上下方向に押圧操作されるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載の魚釣用電動リール。
  5. 【請求項5】 前記モータ出力調節体が前記切換スイッ
    チを兼ねていることを特徴とする請求項1ないし請求項
    3のいずれか1項に記載の魚釣用電動リール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100652085B1 (ko) 2004-04-14 2006-12-01 다이와 세이꼬 가부시끼가이샤 전동 낚시 릴

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100652085B1 (ko) 2004-04-14 2006-12-01 다이와 세이꼬 가부시끼가이샤 전동 낚시 릴

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