JP2002176738A - サーボモータおよびサーボモータの製造方法 - Google Patents

サーボモータおよびサーボモータの製造方法

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JP2002176738A
JP2002176738A JP2000373774A JP2000373774A JP2002176738A JP 2002176738 A JP2002176738 A JP 2002176738A JP 2000373774 A JP2000373774 A JP 2000373774A JP 2000373774 A JP2000373774 A JP 2000373774A JP 2002176738 A JP2002176738 A JP 2002176738A
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JP
Japan
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cores
winding
ring
motor case
discrete cores
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JP2000373774A
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Mitsuo Uzuka
光男 宇塚
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SOFUTORONIKUSU KK
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SOFUTORONIKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線33の占積率が高く、しかも組み立てを
容易としたサーボモータおよびサーボモータの製造方法
を提供する。 【解決手段】 スロット32を有した複数のコア単体で
あって、リング状ステータコアを複数に分割した形状に
形成された複数の単コア31の、前記各スロット32に
巻線33を巻回し、前記複数の単コア31をリング状に
配設したときのリング外径と略同一の内径を有したモー
タケース40内に、該モータケース40の軸線に沿った
方向で、前記巻線33を巻回した複数の単コア31を挿
入して、リング状に配設する。複数の単コア31は太鼓
橋の原理によって中心軸側に脱落することなく配設され
る。したがって、単コア31の挿入動作だけで容易に組
み立て固定することができ、溶接等の手段で固定する必
要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータケース内に
ロータおよびステータが収納されるサーボモータ、例え
ばDCブラシレスモータに係り、特に巻線の占積率が高
くしかも組み立てを容易としたサーボモータおよびサー
ボモータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】サーボモータ、例えば突極構造のスロッ
ト形ステータを備えたDCブラシレスモータにおいて
は、ステータコアのスロット内にいかに多くの巻線を巻
回できるかが、モータの特性の良否を決定する。
【0003】前記巻線の巻回方法は、従来、例えば図3
のように、リング状に一体化されたステータコア1の各
スロット2,2…内に巻回用ノズル3を挿入し、該ノズ
ル3を回転させて巻線4を巻回していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記図3の巻回方法
は、巻回用ノズル3を各スロット2,2…内に挿入させ
るので、該ノズル3が動くためのスペースを確保しなけ
ればならず、また、ノズル3の動きも制約される。した
がって図3の巻回方法では巻線の占積率に限界がある。
【0005】そこで前記占積率を向上させるために、図
4、図5のようにコア単体で巻線を巻回したり、複数の
コア単体を直線状につなげた状態で巻回する方法があ
る。図4において、ステータコア11は、外リング部1
1aと、等間隔の突起部を有した内リング部11bとを
備え、嵌入孔を有した単コア11cのスロット(溝部)
に巻線12を巻回したものと、前記内リング部11bの
各突起部とを嵌め合い、それらの外周に外リング部11
aを配設してステータを完成させている。
【0006】この図4では、フリーなスペースで巻回で
きるため巻線の占積率は向上するが、外リング部11
a、内リング部11b、単コア11cおよび巻線12が
必要となり、部品点数が増加するとともに構造が複雑で
ある。また巻線12を単コア11cに巻回した後、内リ
ング部11bの突起部に嵌め入れ、さらにその後外リン
グ部11aを配設するなど、製造工程が非常に複雑であ
る。
【0007】また図5は、複数の単コア21を直線状に
つなげた状態で、巻線22を各スロットに巻回した後、
それらをリング状に折り曲げて接合部を溶接することで
ステータを完成させている。
【0008】この図5では、図3の場合よりも広いスペ
ースで巻回できるため巻線の占積率は向上するが、巻線
巻回後に折り曲げる工程や接合部を溶接する工程が必要
となり、製造工程が複雑である。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、巻線の占積率が高く、しかも組み立てを容
易としたサーボモータおよびサーボモータの製造方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のサーボモータは、リング状のステータコアを
複数に分割した形状に形成され、巻線が各々巻回される
複数のコア単体と、前記複数のコア単体をリング状に配
設したときのリング外径と略同一の内径を有したモータ
ケースとを備えたことを特徴としている。
【0011】また、前記複数のコア単体の各端部であっ
て、前記リング状配設時に隣接するコア単体どうしが接
する部位に、結合部を設けたことを特徴としている。
【0012】また本発明のサーボモータの製造方法は、
スロットを有した複数のコア単体であって、リング状ス
テータコアを複数に分割した形状に形成された複数のコ
ア単体の、前記各スロットに巻線を巻回する工程と、前
記複数のコア単体をリング状に配設したときのリング外
径と略同一の内径を有したモータケース内に、該モータ
ケースの軸線に沿った方向で、前記巻線を巻回した複数
のコア単体を挿入して、リング状に配設する工程とを備
えたことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
一実施形態例を説明する。図1において、31はリング
状のステータコアを円周方向に複数に分割した形状の単
コアであり、コア材が多数積層されるとともにスロット
32を有している。
【0014】このスロット32に図1(b)のように巻
線33を巻回したものを複数個(6個)用意し、それら
を図1(c),(d)のようにモータケース40内に各
々収納してステータを完成させる。尚図1(c),
(d)は巻線33を図示省略している。
【0015】前記モータケース40の内径は、前記6個
の単コア31をリング状に配設したときのリング外径と
略同一であり、この実施形態例ではわずかに大きく形成
されている。このため単コア31を、図1(c)のよう
にモータケース40内に軸線に沿った方向に挿入すれ
ば、6個の単コア31は太鼓橋の原理によって中心軸側
に脱落することなく配設される。すなわち図1(d)の
ように、径方向に働く力F1と周方向に働く力F2,F3
が釣り合う。
【0016】このように組立後のリング状コア(6個の
単コア31)の外径と、それを組み込むモータケース4
0の内径との隙間が極めて小さいので、単コア31の挿
入動作だけで容易に組み立て固定することができ、溶接
等の手段で固定する必要がない。
【0017】また巻線33はモータケース40への挿入
前の図1(a)の状態でスロット32に巻回するので、
フリーなスペースが確保され、占積率を非常に高くとる
ことができる。
【0018】次に本発明の他の実施形態例を図2ととも
に説明する。図2は、前記図1の単コア31の端部であ
って、前記リング状配設時に隣接する単コアどうしが接
する部位に、結合部を設けた単コア51を示しており、
単コア51の一端には球状の凸部55が、他端には球状
の凹部56が各々設けられている。
【0019】この実施形態例においても、前記と同様に
形成されたスロット52に巻線(図示省略)を巻回した
ものを複数個(6個)用意し、それらを、該複数の単コ
ア51をリング状に配設したときのリング外径と略同
一、例えば僅かに大きい内径を有したモータケース(図
示省略)内に各々収納してステータを完成させる。
【0020】この際6個の単コア51を、互いに隣接す
る凸部55と凹部56とを嵌め合ってモータケース内の
軸線に沿った方向に挿入すれば、6個の単コア51は結
合部(凸部55および凹部56)によってリング状に結
合されるとともに前述した太鼓橋の原理によって中心軸
側に脱落することなく配設される。
【0021】図2の実施形態例においても、組立後のリ
ング状コア(6個の単コア51)の外径と、それを組み
込むモータケースの内径との隙間が極めて小さいので、
単コア51の挿入動作だけで容易に組み立て固定するこ
とができ、溶接等の手段で固定する必要がない。
【0022】また巻線はモータケースへの挿入前の図2
(a)の状態でスロット52に巻回するので、フリーな
スペースが確保され、占積率を非常に高くとることがで
きる。
【0023】尚前記凸部55および凹部56の形状は球
状に限らず他の形状に形成しても良い。
【0024】また強度を増すために、前記複数の単コア
(31,31…又は51,51…)の、リング状配設時
に隣接するコア単体どうしが接する部位に、接着剤を併
用するように構成しても良い。すなわち例えば、前記複
数の単コア(31,31…又は51,51…)をモータ
ケース内に挿入した後、リング状配設時に隣接するコア
単体どうしが接する部位に接着剤を流し込んで固定す
る。
【0025】また前記モータケースは、前記複数の単コ
ア(31,31…又は51,51)をリング状に配設し
たときのリング外径よりも僅かに大きい内径に限らず、
前記リング外径と同一か又はリング外径よりも僅かに小
さい内径に構成し、前記複数の単コアをモータケース内
に圧入により挿入するようにしても良い。このように構
成した場合も前記と同様の作用、効果を奏する。
【0026】また本発明は、DCブラシレスモータに限
らずスロットを有したステータを備える他のモータにも
適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1、2に係る本発明
によれば、巻線の占積率が高く、構成が簡単で、しかも
溶接等で固定しなくても容易に組み立てが行えるサーボ
モータを得ることができる。
【0028】また請求項3に係る本発明によれば、巻線
の占積率を高くとることができるとともに、巻線巻回後
に折り曲げる工程や接合部を溶接する工程等が不要とな
り、製造工程がきわめて簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を表し、(a)は単コア
の斜視図、(b)は巻線が巻回された単コアの斜視図、
(c)はモータケース内に複数の単コアを挿入してリン
グ状に配設する工程を説明する要部斜視図、(d)は完
成されたステータを示す説明図。
【図2】本発明の他の実施形態例を表し、(a)は単コ
アの斜視図、(b)は完成されたステータを示す説明
図。
【図3】従来のステータの構造および巻線方法の一例を
示す説明図。
【図4】従来のステータの構造および巻線方法の他の例
を示す説明図。
【図5】従来のステータの構造および巻線方法の他の例
を示す説明図。
【符号の説明】
31,51…単コア 32,52…スロット 33…巻線 40…モータケース 55…凸部 56…凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 21/14 H02K 21/14 M 29/00 29/00 Z Fターム(参考) 5H002 AA07 AB05 AC04 AC06 AC09 5H019 AA10 CC03 DD01 EE01 EE14 GG05 5H603 AA09 BB01 BB10 CA01 CA05 CB01 CC11 CC17 CD21 5H615 AA01 BB01 BB07 BB14 PP01 PP06 PP12 QQ19 SS05 SS11 SS18 SS19 5H621 GA01 GA04 JK03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状のステータコアを複数に分割し
    た形状に形成され、巻線が各々巻回される複数のコア単
    体と、 前記複数のコア単体をリング状に配設したときのリング
    外径と略同一の内径を有したモータケースとを備えたこ
    とを特徴とするサーボモータ。
  2. 【請求項2】 前記複数のコア単体の各端部であって、
    前記リング状配設時に隣接するコア単体どうしが接する
    部位に、結合部を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のサーボモータ。
  3. 【請求項3】 スロットを有した複数のコア単体であっ
    て、リング状ステータコアを複数に分割した形状に形成
    された複数のコア単体の、前記各スロットに巻線を巻回
    する工程と、 前記複数のコア単体をリング状に配設したときのリング
    外径と略同一の内径を有したモータケース内に、該モー
    タケースの軸線に沿った方向で、前記巻線を巻回した複
    数のコア単体を挿入して、リング状に配設する工程とを
    備えたことを特徴とするサーボモータの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100647835B1 (ko) 2005-07-21 2006-11-23 삼성전기주식회사 브러쉬리스 직류모터용 스테이터 코어
KR100669955B1 (ko) 2005-10-10 2007-01-16 삼성전기주식회사 브러쉬리스 모터용 스테이터 코어 권선방법
JP2007143283A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Mitsui High Tec Inc 積層鉄心及びその製造方法
US7372184B2 (en) * 2004-08-25 2008-05-13 Lg Electronics Inc. Stator of motor

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