JP2002176722A - ケーブル取付クランプ及びケーブル取付方法 - Google Patents

ケーブル取付クランプ及びケーブル取付方法

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JP2002176722A
JP2002176722A JP2001272007A JP2001272007A JP2002176722A JP 2002176722 A JP2002176722 A JP 2002176722A JP 2001272007 A JP2001272007 A JP 2001272007A JP 2001272007 A JP2001272007 A JP 2001272007A JP 2002176722 A JP2002176722 A JP 2002176722A
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バリー・オー・ペイジ
Kevin J Nelson
ケヴィン・ジェイ・ネルソン
Victor D Potter
ヴィクター・ディー・ポッター
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    • F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/12—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing comprising a member substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/123—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing comprising a member substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing and extending along the attachment surface
    • F16L3/1233—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing comprising a member substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing and extending along the attachment surface the member being of metal, with or without an other layer of other material
    • H—ELECTRICITY
    • H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
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    • H02G3/32—Installations of cables or lines on walls, floors or ceilings using mounting clamps
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  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 束状のケーブルを所定の経路に沿って、離脱
しにくく容易に取り付けることができるクランプを提供
する。 【解決手段】 クランプ１０は、長尺部材を結束する結
束部２０と、第１端から延伸して第１挿入口２５を有す
る第１挿入部２４と、第２端から延伸して第１挿入口に
整合する第２挿入口２７を有する第２挿入部２６と、第
２挿入部から直交方向に延伸して取付面の開口に挿入保
持させて第２挿入部を取付表面と同一面上に位置させ
て、第２挿入口２７に整合する開口をもったリベット部
２８と、弾性変形可能な抵抗部４２を有する保持部３２
とを備える。クランプ１０は、その保持部３２が第１挿
入口と第２開口とリベット開口とが整合された開口を挿
通することによって取付表面に沿って取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の背景】今日では、壁やパネル等の取付面に、ケ
ーブルや概ね長尺の部材の束を固定するのに用いられる
種々のファスナーやマウントがある。このようなマウン
トに取り付けられるケーブル等の束が、取付面の一方の
側面だけに利用されるのは、めずらしくないので、取付
面に予め形成されているか開けられている穴に挿入する
ことによって、取付面の利用面に完全に取り付けること
ができるマウントを用いる方が好ましい。このようなマ
ウントは、取付面の一方の面だけに典型的に取り付けら
れ、そして、ケーブルの束は、重くなりあるいは引っ張
り力に影響を受けるので、このように引き起こった破断
力に抵抗に対して取付面が十分に強度であることは重要
である。特に、一方の面だけの力がこのクランプの許容
レベルを超えると、取付面が剥がれて、ケーブルが落下
あるいは好ましくない状態で揺れ動き、潜在的に危険な
状況をつくってしまう。
【０００２】例えば、米国特許第３７５８０６０号に知
られているように、Ｐ型タイプの取付クランプは、生産
業において知られている。一般的に、このようなクラン
プは、ケーブルあるいは他の長尺部材を束ねるためのス
トラップあるいは他の保持手段と、取付面に予め形成さ
れているか開けられている穴に挿入するためのストラッ
プの一端にある支持部と、支持部に挿入されかつ保持さ
れるためのストラップの他端にある挿入部とを有してい
る。支持部が十分に貫通すると、支持部に保持する挿入
部に設けられた係止部のような種々の保持構造が典型的
にある。このように、ストラップの両端を互いに持って
きた状態で、ストラップによってループが形成され、こ
のループは、ケーブルを保持しかつ束ねるのに用いられ
る。このループは、他のクランプ構造と結合し、Ｐ型を
形成する。
【０００３】種々の荷重や圧力状況でのストリップの破
断に対するマウントの抵抗や、生産コストや、マウント
の利用の容易は、Ｐ型構造にとって重要である。特に、
従来の多くの構造は、大きい荷重状況でのマウントのス
トリップに対する保護が不十分である。そのようなもの
において、強度なマウントを有するクランプを構成する
と同時に、利用の複雑さや多数の取付構造部分に関する
生産コストを避けることが必要である。
【０００４】
【発明の概要】従来からある上述P型クランプの構成の
問題点等を解決するために、開口が形成された取付面上
に束状のケーブルを所定の経路に沿って取り付ける新規
なクランプを提供する。本発明のクランプは、ケーブル
を結束する結束部と、第１挿入口を有する第１挿入部
と、第２挿入口を有する第２挿入部とを備える。第１挿
入口と第２挿入口とは整合可能である。クランプは、第
２挿入部が取付面と概ね同一面上となるように、取付面
の開口に挿入され且つ保持されるように構成されたリベ
ット部を更に備える。リベット部は、第２挿入口と整合
されたリベット開口を有する。又、クランプは、弾性変
形可能な抵抗部材を有する保持部を備える。第１挿入口
と第２挿入口とリベット開口とが全て整合された開口に
弾性変形可能な抵抗部材の一部を挿入し、弾性変形可能
な抵抗部材が、リベット開口を出るときに弾性的に拡開
する前に、整合された開口を挿通するときに圧縮変形す
ることによって、クランプは取付面に沿って取り付ける
ことができる。斯かる構成とすることにより、新規なク
ランプは、取付面から離脱するのを効果的に阻止し、し
かも、安価に製造が可能で、多くの場合取り付けも容易
である。
【０００５】
【好適な実施の形態の説明】本発明は広義には束状のケ
ーブル等を所定の経路に沿って取り付けるためクランプ
に関し、詳細には、破断に対する抵抗を高めた押込式リ
ベットを備えたＰ型クランプに関するものである。
【０００６】本発明の一実施形態によるケーブル取付用
クランプ１０を図１及び図２に斜視図で示す。クランプ
は図２では完全に取り外された状態に、又、図１では完
全に取り付けられた状態にある。図１に示すように、ケ
ーブル取付用クランプ１０は、複数のケーブル１２等の
概ね長尺の部材を保持し且つ結束すると共に、結束した
ケーブルを壁やパネル等の取付面１４に取り付ける。取
付面は必ずしも両面からアクセスできるとは限らないの
で、アクセスできる側の面１６を取付面とする。取付面
の裏面１８にはクランプを取り付ける者が直接アクセス
できなくともよい。クランプを取付面に保持するため
に、取付面１４には予め穴を穿設又は穿孔するのが好ま
しい。クランプ１０は、結束部２０と、第１挿入部２４
及び第２挿入部２６と、リベット部２８と、保持部３２
とから主に成る。以下、このケーブル取付用クランプ１
０を詳述する。
【０００７】図２及び図３〜図７により詳細に示すよう
に、ケーブル取付用クランプ１０は、ストラップ等の可
撓性の結束部２０を有する。結束部２０の内面側には幅
方向に延在する多数のリブ２２を形成してある。リブ２
２はストラップが捩れないように強度を付与すると共
に、結束部に束ねたケーブルの相対位置を維持する役目
をする。結束部２０の両端には、第１挿入口２５を形成
した第１挿入部２４と、第２挿入口２７を形成した第２
挿入部２６とを設けてある。図示した実施の形態では、
第１挿入口２５及び第２挿入口２７の断面を矩形にして
あるが、円形や他の断面形状でもよい。第１挿入部２４
及び第２挿入部２６は平坦にするのが好ましい。但し、
平坦でなくとも、クランプ１０を完全に取り付けて、少
なくとも互いの面どうしが重なった時に、第１挿入部２
４の内面４４と第２挿入部２６の内面４６とが概ね同一
平面となるようにする。又、傾斜状の支持部３６を取り
付けて、結束状態を高め且つ取り付けたクランプに破断
応力が作用してもその応力に抵抗できるようにするのが
好ましい。
【０００８】第２挿入部２６から概ね該挿入部と直交す
る方向にリベット部２８が突出している。図示実施の形
態において、リベット部２８は、対向するリベット突出
部３０を有する。リベット突出部３０は夫々が独立して
弾性変形可能で、その表面に鉤状のリベット係止部３１
を有する。この係止部３１はクランプ１０を取り付けた
時にクランプに作用する破断力に抵抗する力を発揮す
る。リベット部は、図示はしていないが、複数の夫々が
独立して変形する部材に代えて、概ね環状で変形可能な
１個のリベットでもよい。又、後述するが、肩部を備え
るリベットを設けて、破断に対する抵抗力を高めてもよ
い。リベット部２８の略々中心にリベット開口２９を形
成してある。この開口はリベットが環状の場合は管状
に、或いは、図示した形状のリベット部２８を用いる場
合や独立して弾性変形可能な突起の形態とする場合は開
口とすることができる。リベット部２８はその先端近傍
に凹部４８を備える。凹部４８はクランプの取り付け中
や使用時に保持部３２と協働する。各凹部４８は、図１
〜図１２に示す実施の形態では、変形させる機能を有す
る凹縁４９と、拘束する機能を有する凹縁５０とを設け
るのが好ましい。
【０００９】図２に更に示すように、第１挿入部２４か
ら長尺部３４が延伸する。長尺部３４は、その先端に保
持部３２を有する。図示実施の形態において、保持部３
２は、軸３８と、軸の一端に位置する背板と、軸の他端
に位置する鉤状の保持係止部である抵抗部４２とを含
む。図示した軸の断面を概ね矩形に形成して、取り付け
に際し、同じ形状の第１挿入口２５及び第２挿入口２７
を貫通できるようにしてあるが、挿入口の断面形状に関
係なく動作するような適宜の断面形状でよい。図示の保
持係止部４２は反対方向に傾斜した変形可能な両翼を有
する。両翼は押圧時には軸３８に近接する一方、軸から
反対方向に離れるように拡開することもできる。尚、保
持係止部に独立して変形可能な部材等の既知の構成を採
用してもよい。図示した背板４０は円形且つ概ね平坦
で、軸３８の軸心と略々直交する方向に取り付けられ、
クランプを手で取り付けるのを容易にする。
【００１０】図８〜図１１は、クランプ１０を取付面１
４に取り付ける方法を示す図である。特に図８に示すよ
うに、リベット部２８を取付面の開口１５に挿入する。
この挿入に際し、リベット部２８の通過時に先細形状の
リベット突出部３０を変形させてリベット開口２９に押
し込むだけの力が必要となる。リベット部２８の表面に
設けたリベット係止部３１が開口を完全に通過すると、
リベット部及び独立して変形可能な部材は弾性的に拡開
して係止位置に至る。この時、リベット係止部３１は取
付面の裏面１８に係止するので、リベット開口２９が再
度開いた状態となる。
【００１１】次に図９に示すように、クランプ１０を取
付面１４上に取り付けると、ケーブル１２等の長尺部材
は、第１挿入部２４と第２挿入部２６との間を介して結
束部２０内に滑入する。リブ２２は、束状のケーブルを
一体状態に維持する役目をするが、特に長尺部材の表面
にそれほど摩擦が発生しない場合に効果がある。ケーブ
ルを取り付けた後、第１挿入部２４と第２挿入部２６を
挟持して第１挿入口２５と第２挿入口２７とを同一面上
に合致且つ整合させる。この合致によりケーブルが結束
部から離脱しなくなり、又、第１挿入口２５と第２挿入
口２７を整合させることで、次の動作である保持部３２
の挿入が容易になる。第１挿入口２５と第２挿入口２７
とを整合させた後、背板４０を手で押しながら保持部３
２を曲回させて保持部３２の頭部である保持係止部４２
を第１挿入口２５に位置決めする。保持部の曲回動作は
変形自在な長尺部材３４によって可能となる。
【００１２】整合状態にある第１挿入口２５、第２挿入
口２７及び開口２９に適切に保持部を位置決めした後、
保持部を斯かる開口に押し込む。この時、保持係止部４
２が押圧されて軸側へ変形する。図１０は、取り付けの
中間位置にある保持部３２を示す図である。保持係止部
４２の先端がリベット凹部４８の凹縁４９に達し、リベ
ット開口２９が開くと、両翼がリベット凹部４８内で弾
性的に拡開して、通常の応力を受けていない状態である
傾斜状の位置をとる。両翼がリベット開口２９より広が
った時点で保持部はその位置に係止される。両翼の広が
りはリベット凹部４８を画成するリベット部２８の縁部
によって制限される。この位置が図１１及び図１２に一
部底面図で示されている。
【００１３】リベット凹部４８の目的の一つは、クラン
プが取付面から離脱したり、破断するのを阻止する一役
を担うことにある。従来のクランプにはリベット凹部が
設けられていなかったので、破断応力が過度に発生する
と保持係止部の両翼が弾性或いは塑性変形するまでリベ
ット部の表面に沿って外側に向けて滑り出すことがあっ
た。斯かる事態が発生すると、両翼は反転し、保持部を
整合状態の開口部に係止することができなくなる。而し
て、保持部は開口部から抜け、更に、堅締状態でなくな
った結束部からケーブルが抜け落ちるか、或いは、リベ
ット開口部に軸が存在しないことからリベット部が押圧
されて変形し、その結果、破断して取付面から離脱する
ことになる。これに対し、本発明のリベット凹部は取り
付けたクランプの取り付け強度を飛躍的に高める構成を
採用している。図１１に示すように、過度の破断応力が
発止すると、保持係止部４２の両翼がリベット凹部４８
の凹縁４９に沿って径方向に拡開する。この時、凹縁５
０が両翼の先端の外側に向けた拡開動作を制限して両翼
の好ましくない拡開を阻止する。従って、非常に強い破
断応力が発生しない限り本発明のクランプに不都合が生
じることはない。
【００１４】図１３〜図１５は本発明の別実施の形態に
よるクランプを示す図である。この実施の形態のクラン
プ６０は、先述のクランプ１０とは若干異なるリベット
部６２を有する。具体的には、リベット部６２は直角肩
部６４を一体的に備える。この肩部６４は、装着後に取
付面１４の裏面１８に当接して破断応力に抵抗する。
又、リベット部６２の凹部は直線部６６及び曲線部６８
により画成している。先の実施の形態における凹縁４９
と同様に、曲線部６８も抵抗部材４２の端部で保持係止
部に係合するが、破断応力を受けても保持係止部を末広
がり状態となるようには傾斜していない。否、直線部６
６は取り付け時に保持係止部に概ね当接して保持係止部
を末広がり状態にするような力に対抗する。先の実施の
形態では凹縁５０に当接する迄保持係止部は弾性的に末
広がり状態になっているが、図１３〜図１５に示す実施
の形態では、取り付け後直ちに保持係止部は略々最大限
末広がり状態となる。
【００１５】上記実施の形態は本発明の一例であり、本
発明のクランプは上記実施の形態に限定されない。別の
実施の形態も多く存在する。よって、本発明の範囲は特
許請求の範囲によって規定されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、完全に取り付けた状態にある本発明の
一実施の形態に係るケーブル取付クランプを示す斜視図
である。
【図２】図２は、取り外した状態にある、図１のクラン
プを示す斜視図である。
【図３】図３は、図１のクランプを示す正面図である。
【図４】図４は、図１のクランプを示す上面図である。
【図５】図５は、図１のクランプを示す右側面図であ
る。
【図６】図６は、取り外した状態にある、図１のクラン
プのリベット部と第２挿入部を示す部分底面図である。
【図７】図３の線７−７に沿った図１のクランプの断面
図である。
【図８】長尺部材を切り離した状態のクランプと、リベ
ット部が取付面に部分的に係合している状態を示す、図
７と同様の図１のクランプを示す断面図である。
【図９】リベット部が取付面に完全に係合し、結束部が
ケーブルを保持しかつ束ね、更に挿入部が第１挿入口に
係合する初期状態にある、図８と同様の図１のクランプ
を示す断面図である。
【図１０】挿入部が押圧されてリベット開口内で変形し
た状態を示す、図９と同様の図１のクランプの断面図で
ある。
【図１１】挿入部が完全に係合して、クランプが完全に
取り付けられた状態を示す、図１０と同様の図１のクラ
ンプを示す断面図である。
【図１２】完全に取り付けた状態にある図１のクランプ
のリベット部と挿入部を示す部分底面図である。
【図１３】本発明の一実施の形態に係るケーブル取付ク
ランプを示す斜視図である。
【図１４】挿入部が完全に係合し、クランプが完全に取
り付けられた状態にある図１３のクランプを示す正面図
である。
【図１５】クランプを完全に取り付けた時の挿入部とリ
ベット部の構成を詳細に示す図１３のクランプの部分正
面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０２Ｇ 1/06 ５０１ Ｈ０２Ｇ 3/26 Ｈ (72)発明者 ケヴィン・ジェイ・ネルソン アメリカ合衆国ジョージア州30040，カミ ング，サヴァンナ・ドライブ 6040 (72)発明者 ヴィクター・ディー・ポッター アメリカ合衆国ジョージア州30041，カミ ング，ブルックウッド・ウェイ 7445 Ｆターム(参考） 3E052 AA07 BA08 HA17 JA02 LA19 3J022 DA12 EA15 EA42 EB02 EB14 EC14 EC22 FB03 FB05 FB12 FB16 GA03 GB43 GB45 GB72 3J036 AA05 BA01 DA05 DA12 DB06 5G363 AA16 BA01 DA13 DA16 DC08

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 開口が形成された取付面に沿って束状の
    長尺部材を取り付けるケーブル取付クランプであって、 前記長尺部材を結束すると共に、第１端と第２端とを有
    する結束部と、 前記結束部の前記第１端から延伸すると共に、第１挿入
    口を有する第１挿入部と、 前記結束部の前記第２端から延伸すると共に、前記第１
    挿入口に整合する第２挿入口を有する第２挿入部と、 前記第２挿入部から概ね直交する方向に延伸すると共に
    前記取付面の前記開口に挿入且つ保持されて前記第２挿
    入部を前記取付面と略々同一面上に位置させ、更に、前
    記第２挿入口に整合するリベット開口を有するリベット
    部と、 弾性変形可能な抵抗部材を有する保持部とを備え、前記
    保持部が整合状態にある前記第１挿入口、前記第２挿入
    口及び前記リベット開口を挿通した時に前記ケーブル取
    付クランプが前記取付面に取り付けられ、前記弾性変形
    可能な抵抗部材は、前記リベット開口を通過して弾性的
    に拡開する前に、前記第１挿入口、前記第２挿入口及び
    前記リベット開口の通過時に押圧されて変形することを
    特徴とするケーブル取付クランプ。
  2. 【請求項２】 前記リベット部は凹部を有し、前記弾性
    変形可能な抵抗部材は、前記リベット開口を通過すると
    前記リベット凹部で拡開する請求項１に記載のケーブル
    取付クランプ。
  3. 【請求項３】 前記リベット部は、前記リベット部を前
    記取付面に保持するための肩部を有する請求項１に記載
    のケーブル取付クランプ。
  4. 【請求項４】 前記リベット部は、非常に大きい負荷が
    前記クランプに作用した時に前記弾性変形可能な抵抗部
    材が拡開する凹部を有する請求項１に記載のケーブル取
    付クランプ。
  5. 【請求項５】 前記弾性変形可能な抵抗部材の拡開動作
    は、非常に大きい負荷が前記クランプに作用した時に前
    記凹部によって制限される請求項４に記載のケーブル取
    付クランプ。
  6. 【請求項６】 前記リベット凹部は、前記弾性変形可能
    な抵抗部材の弾性的な拡開動作を制限する請求項１に記
    載のケーブル取付クランプ。
  7. 【請求項７】 前記第１挿入部から前記保持部まで延伸
    し、前記保持部を前記整合された状態にある前記第１挿
    入口、前記第２挿入口及び前記リベット開口に挿入する
    ために変形する、変形可能な長尺部を更に有する請求項
    １に記載のケーブル取付クランプ。
  8. 【請求項８】 前記結束部と、前記第１挿入部と、前記
    第２挿入部と、前記リベット部と、前記保持部と、前記
    長尺部とは、一体的に型成形された単一のクランプであ
    る請求項７に記載のケーブル取付クランプ。
  9. 【請求項９】 前記保持部は複数の変形可能な抵抗部材
    を有し、前記リベット部は複数の凹部を有し、前記抵抗
    部材の各々は、対応する前記凹部内に弾性的に拡開可能
    である請求項１に記載のケーブル取付クランプ。
  10. 【請求項１０】 前記結束部は、幅方向に延在するリブ
    を有し、該リブは前記長尺部材の結束状態を安定化させ
    る請求項１に記載のケーブル取付クランプ。
  11. 【請求項１１】 前記弾性変形可能な抵抗部材は、整合
    された状態にある前記第１挿入口、前記第２挿入口及び
    前記リベット開口を一方向にのみ挿通させる、反対方向
    に傾斜した一対の係止部を有する請求項１に記載のケー
    ブル取付クランプ。
  12. 【請求項１２】 前記保持部は、手によって加えられる
    圧力を容易に伝達する背板を有する請求項１に記載のケ
    ーブル取付クランプ。
  13. 【請求項１３】 前記結束部と、前記第１挿入部と、前
    記第２挿入部と、前記リベット部と、前記保持部とは、
    一体的に型成形された単一のクランプである請求項１に
    記載のケーブル取付クランプ。
  14. 【請求項１４】 前記リベット部は、独立して弾性変形
    可能な複数のリベット突出部を有する請求項１に記載の
    ケーブル取付クランプ。
  15. 【請求項１５】 前記各リベット突出部は、前記リベッ
    ト開口の通過時に前記保持部の拡開動作を許容する凹部
    を有する請求項１４に記載のケーブル取付クランプ。
  16. 【請求項１６】 前記リベット突出部は各々、前記リベ
    ット部を前記取付面の前記開口に保持する係止部を有す
    る請求項１４に記載のケーブル取付クランプ。
  17. 【請求項１７】 前記各リベット突出部は、前記リベッ
    ト部を前記取付面に保持する肩部を有する請求項１４に
    記載のケーブル取付クランプ。
  18. 【請求項１８】 少なくとも一つの長尺部材を結束する
    結束部と、整合可能な第１挿入口と第２挿入口を有する
    と共に前記結束部の両端に設けられた第１及び第２挿入
    部と、前記第２挿入部から延伸すると共に取付面の開口
    に挿入可能で且つ前記第２挿入口に整合するリベット開
    口を有するリベット部と、弾性変形可能な抵抗部材を有
    する保持部とを備えるケーブル取付クランプを用いて、
    開口が形成された取付面に沿って少なくとも一つの長尺
    部材を取り付けるケーブル取付方法であって、 前記クランプの前記リベット部を前記取付面の開口に挿
    入して前記クランプを前記取付面に係合させ、 前記第１挿入部と前記第２挿入部を相対的に拡開させて
    前記第１挿入部と前記第２挿入部との間に長尺部材を送
    入し、 前記少なくとも一つの長尺部材を前記第１挿入部と前記
    第２挿入部との間を通過させると共に前記結束部の内面
    に当接配置し、 前記第１挿入口を前記第２挿入口に整合させ、 前記保持部を前記第１挿入口に配置し、 前記保持部を前記第１挿入口、前記第２挿入口及び前記
    リベット挿入口に挿入することを特徴とするケーブル取
    付方法。
  19. 【請求項１９】 前記保持部は、独立して弾性変形可能
    な複数のリベット突出部を有し、前記リベット部を前記
    取付面の開口に挿入する際に、前記複数のリベット突出
    部の少なくとも一つを外側に向けて変形して前記クラン
    プがはずれないようになる地点まで該リベット突出部が
    前記開口を貫通する迄、該リベット突出部を前記取付面
    の開口の中心軸から内側に変形させる請求項１８に記載
    のケーブル取付方法。
  20. 【請求項２０】 前記クランプは、前記第１挿入部から
    前記保持部まで延伸する変形可能な長尺部を有し、前記
    保持部を前記第１挿入口に配置する際に前記長尺部を曲
    回する請求項１８に記載のケーブル取付方法。
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