JP2002176207A - 圧電トランス素子収納用ケース - Google Patents

圧電トランス素子収納用ケース

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JP2002176207A
JP2002176207A JP2000369744A JP2000369744A JP2002176207A JP 2002176207 A JP2002176207 A JP 2002176207A JP 2000369744 A JP2000369744 A JP 2000369744A JP 2000369744 A JP2000369744 A JP 2000369744A JP 2002176207 A JP2002176207 A JP 2002176207A
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case
transformer element
elastic body
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JP2000369744A
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Shunji Kamata
俊二 鎌田
Takeshi Fujimura
健 藤村
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Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電トランスからの異音・騒音の発生を抑制
することが可能であり、また、リード線の断線を防止す
ることが可能な圧電トランス素子収納用ケースを提供す
る。 【解決手段】 所定位置に弾性体32a・32bが取り
付けられた圧電トランス素子30を収納するためのケー
ス(箱体)10には、内壁に尖塔状の突起部(固定部)
13a・13bが形成されており、固定部13a・13
bの少なくとも一部が、圧電トランス素子30を箱体1
0に収納したときに弾性体32bに埋没することで、圧
電トランス素子30を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷陰極管の点灯駆
動用の電源等に好適に用いられる圧電トランス素子の収
納用ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータのディス
プレイとして、液晶表示パネルが広く用いられるように
なっている。この液晶表示パネルの内部には、一般に、
液晶表示パネルを背照するバックライトとして冷陰極管
が備えられており、冷陰極管を点灯させるためには、略
1kV以上の高電圧が必要とされ、また、発光を維持す
るためには数百Vの電圧を印加することが必要である。
このような冷陰極管の点灯駆動は昇圧モジュールを用い
て行われる。
【0003】ここで、液晶表示パネルは、ブラウン管を
用いたディスプレイよりも薄型であるという特徴を有す
る。また、携帯型のパーソナルコンピュータにおいて
は、その大きさ(形状)が制限されていることから、装
着される充電バッテリーの容量に限界がある。そこで、
液晶表示パネルに用いられる昇圧モジュールに対して
は、小型化(薄型化)および省電力化の要請が高く、こ
のような要請に応えるべく、昇圧モジュールの内部には
薄型で高い昇圧能力を有するという特徴を有する圧電ト
ランス素子が用いられるようになってきている。
【0004】圧電トランス素子の駆動方法としては、例
えば、バースト調光と呼ばれる制御方法が広く用いられ
ており、このバースト調光によればバックライトの明る
さを調整する調光が可能である。バースト調光は、数十
kHzから数百kHz程度の共振周波数を有する圧電ト
ランス素子の駆動電圧を、その共振周波数より低い数百
Hz程度の周波数で適宜オン・オフすることにより、バ
ックライトの見かけの明るさを調節するとともに、オフ
動作によって消費電力を低減させる駆動方法である。
【0005】このようなバースト調光に限らず、圧電ト
ランス素子を駆動した際には、圧電トランス素子の二次
側には冷陰極管を点灯し、また発光を維持する高電圧が
発生していることから、安全性に配慮して、圧電トラン
ス素子はケースに収納されて周囲の電装部品とは隔離さ
れて実装されるが、圧電トランス素子をケースに収納す
るに際しては、圧電トランス素子の駆動には共振周波数
を用いるために圧電トランス素子の駆動時には圧電トラ
ンス素子自体が振動することを考慮し、圧電トランス素
子の振動を妨げることなく、しかも圧電トランス素子が
ケース内で移動しないような収納形態を採らなければな
らない。
【0006】そこで、例えば、特開平6−342945
号公報には、圧電トランス素子を駆動したときに殆ど振
動しない部分、例えば、素子長Aの圧電トランス素子を
λモード(1波長モード)で駆動したときに、一次側お
よび二次側の振動の節となる端面からA/4の位置にゴ
ムバンド等の弾性体を取り付け、かつ、この弾性体を接
着剤を用いてケースに固定してなる圧電トランスが開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、弾性体
をケースに接着した場合には、圧電トランス素子の振動
がケースに伝わりやすくなり、ケースから異音が発生し
やすくなる。特に、バースト調光により圧電トランス素
子を駆動した場合には、駆動電圧をオン・オフする周波
数が人間の可聴範囲に含まれることから、このスイッチ
ングによって圧電トランス素子に生ずる駆動音および振
動が、ケースに伝達されて外部に漏れ、また、ケース自
体が箱鳴りする等して異音を発する畏れがある。このよ
うな異音は使用されるパーソナルコンピュータ等の商品
性を低下させる問題がある。
【0008】そこで、例えば、弾性体をケースに接着す
ることなくケース内に収納することができれば、接着工
程を省略して生産工程を簡略化することができ、また、
異音の発生も防止することが可能と考えられる。
【0009】このような方法として、例えば、図9の側
面図に示すように、圧電トランス素子81に取り付けら
れた弾性体82を収納することができる凹部83をケー
ス84の内壁に形成することで、圧電トランス素子81
のケース84内での移動を抑制する方法が考えられる。
しかし、この場合には、圧電トランスを搬送する際等に
圧電トランスに振動が与えられると、弾性体82が凹部
83から外れて圧電トランス素子81がケース84内で
移動する可能性が大きくなり、このときに圧電トランス
素子81の電極とケース84に設けられた端子とを接続
するように設けられたリード線85a〜85cのいずれ
かが断線し、圧電トランスが動作不能となる危険性が高
くなる。
【0010】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、圧電トランスからの異音・騒
音の発生を抑制することが可能な圧電トランス素子収納
用ケースを提供することを目的とする。また本発明は、
接着剤を用いることなく、圧電トランス素子のケース内
での移動を抑制して、リード線の断線の発生を防止する
ことができる圧電トランス素子収納用ケースを提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、所定位置に弾性体が取り付けられた圧電トランス素
子を収納するためのケースであって、前記ケースの内壁
には尖塔状の突起部が形成され、前記圧電トランス素子
を前記ケースに収納したときに、前記突起部の少なくと
も一部が前記弾性体に埋没することで、前記圧電トラン
ス素子が保持されることを特徴とする圧電トランス素子
収納用ケース、が提供される。
【0012】ここで、尖塔状の突起部は、ケースに圧電
トランス素子を挿入するための挿入口側に頂点部が位置
し、ケースにおいて挿入口に対向する壁面側に底部が位
置するように配設されていることが好ましく、このよう
な構造とすることによって圧電トランス素子のケースへ
の挿入が容易となる。また、尖塔状の突起部は、三角錐
状または三角板状の形状を有していることが好ましく、
所定の角度を有するエッジ部分が弾性体に埋没すること
で、圧電トランス素子が確実に保持される。なお、この
ような尖塔状の突起部は互いに対向するように2箇所に
同時に設けられることが好ましい。また、弾性体は駆動
時に振動の節となる振動の少ない部分に取り付けること
が好ましく、尖塔状の突起部の頂点はケースの内壁に位
置するように形成されていることが好ましい。
【0013】このような圧電トランス素子収納用ケース
を用いた圧電トランスにおいては、圧電磁器に取り付け
られた弾性体に、尖塔状の突起部の一部が小面積で接触
しつつ埋没して圧電トランス素子を保持していることか
ら、圧電トランス素子の駆動による振動がケースに伝達
され難く、こうしてケースから騒音が発生することを効
果的に防止することが可能となる。また、圧電トランス
素子のケース内での移動が抑制されてリード線の断線が
起こり難くなり、信頼性が向上する。さらに、接着剤を
用いないことから生産工程が簡略化される利点がある。
【0014】また、本発明によれば、所定位置に弾性体
が取り付けられた圧電トランス素子を収納するためのケ
ースであって、前記ケースの内壁および前記ケースに形
成された前記圧電トランス素子の挿入口を閉塞する蓋体
に、前記圧電トランス素子が前記ケース内で移動したと
きに前記弾性体に当接することで前記圧電トランス素子
の移動を抑制する突起部からなる移動抑止部が形成され
ており、前記突起部は前記弾性体に面している部分に傾
斜をもたせた柱状体であることを特徴とする圧電トラン
ス素子収納用ケース、が提供される。
【0015】このような圧電トランス素子収納用ケース
を用いた場合には、移動抑止部によって圧電トランス素
子のケース内の移動が所定の範囲に制限されることか
ら、圧電トランス素子がケース内で移動することでリー
ド線が断線するといった事故の発生が防止される。ま
た、移動抑止部における柱状の突起部に弾性体が接触し
ても、その接触面積が小さいために圧電トランス素子の
振動等が柱状の突起部を介してケースまたは蓋体に伝わ
りに難く、優れた静穏性を確保することができる。さら
に、移動抑止部は圧電トランス素子をケースに挿入する
際の誘導ガイドの役割をも果たし、圧電トランス素子の
ケース内への収納作業を容易とする。
【0016】このような移動抑止部は柱状の突起部を2
本1対としてその間に1つの弾性体が位置するように略
平行に形成することが好ましく、また、前述した尖塔状
の突起部を併設することも好ましく、この場合には、移
動抑止部を構成する柱状の突起部間において対向するよ
うに2箇所に尖塔状の突起部を形成することが、より好
ましい。さらに、圧電トランス素子の一次側と二次側の
所定位置にそれぞれ弾性体が取り付けられている場合に
は、それぞれの弾性体が柱状の突起部間に位置するよう
に複数箇所に移動抑止部を形成し、これら複数箇所の移
動抑止部のうちの1箇所の移動抑止部において尖塔状の
突起部を柱状の突起部間に形成して、この尖塔状の突起
部が形成された移動抑止部における柱状の突起部間の間
隔を他の移動抑止部における柱状の突起部間の間隔より
も狭く形成することが好ましい。こうして、弾性体の取
り付け位置の誤差によって圧電トランス素子を圧電トラ
ンス素子収納用ケースに収納できなくなるといった事態
を回避することが可能となる。
【0017】なお、柱状の突起部としては、例えば、三
角柱状の突起部が好適に形成される。また、二次側に形
成された弾性体に対する移動抑止部における柱状の突起
部間の間隔を、一次側に形成された弾性体に対する移動
抑止部における柱状の突起部間の間隔よりも狭く形成
し、前述した尖塔状の突起部を二次側の移動抑止部にお
ける柱状の突起部間に形成して弾性体を保持すると、圧
電トランス素子の保持状態の信頼性が高められ、より好
ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1(a)は圧電トラ
ンス素子の一実施形態を示す平面図、図1(b)はその
側面図である。また、図2(a)〜(d)は、図1に示
した圧電トランス素子30を収納する本発明の圧電トラ
ンス素子収納用ケース(以下、「ケース」という)に係
る箱体の一実施形態を示しており、図2(a)は箱体1
0の平面図、図2(b)は図2(a)中に示した線AA
における箱体10の断面図、図2(c)は図2(a)中
に示した線BBにおける箱体10の断面図、図2(d)
は箱体10の内壁に形成された固定部13a・13bの
斜視図である。なお、以下の説明においては、ケース
は、箱体10と後述する蓋体16より構成されるものと
する。
【0019】最初に、図1を参照しながら圧電トランス
素子30について説明する。圧電トランス素子30は素
子長Lの薄板状の圧電磁器31を用い、圧電磁器31を
長さ方向に2分割したときの一方(図1において左側半
分)の対向する上下面に一対の電極35a・35bが形
成されて、いわゆる一次側が構成されている。また、圧
電磁器31を長さ方向に2分割したときの他方(図1に
おいて右側半分)の端面には電極35cが形成されて、
いわゆる二次側が構成されている。
【0020】電極35a・35bに接続されたリード線
33a・33bを用いて電極35a・35bに所定の交
流電圧を印加すると、圧電磁器31には圧電定数やその
形状に応じた機械的振動が発生し、電極35cに接続さ
れたリード線33cを介して変換された交流高電圧を取
り出すことができる。圧電磁器31の組成は限定されな
い。
【0021】ここで、例えば、圧電トランス素子30を
λモードで駆動したとすると、圧電磁器31の端面から
L/4の位置は、圧電トランス素子30において振動の
節となり、殆ど振動しない部分となるため、圧電トラン
ス素子30においては、一次側の節となる部分に弾性体
32aが、二次側の節となる部分に弾性体32bがそれ
ぞれ取り付けられている。
【0022】弾性体32a・32bの取り付け位置は、
必ずしも駆動時において節となる部分に限定されるもの
ではなく、例えば、節からずれた位置に形成される場合
もあるが、振動の節の部分に弾性体32a・32bを取
り付けた場合には、弾性体32a・32bが圧電磁器3
1の振動を抑制して変換効率を低減させることを回避で
き、また、バースト調光時には圧電トランス素子30か
らの異音の発生も低減できる。
【0023】弾性体32a・32bとしては、振動の吸
収率が大きく、しかも適度な硬度を有するシリコンゴム
やブタジエンゴム等の各種ゴム材料を用いることがで
き、その固定方法としては、リング状に形成された弾性
体32a・32bをシリコン接着剤等の接着剤を用いて
圧電磁器31に貼り付ける方法や、適切な粘度を有する
ゲル状体等を圧電磁器31にリング状に塗布して、硬化
させると同時に圧電磁器31に貼着させる方法等が好適
に用いられる。
【0024】次に、圧電トランス素子収納用ケースの箱
体10の構造について説明する。図2(a)の平面図に
示されるように、箱体10の側壁10aには、側壁10
aを貫通し、箱体10の内側および外側に突出するよう
に、ターミナル11a・11bが設けられている。ター
ミナル11a・11bの箱体10の内側に突出した部分
にはリード線33a・33bがそれぞれ取り付けられ、
箱体10の外側に突出した部分から入力が行われる。ま
た、箱体10の側壁10bにもターミナル11cが設け
られており、ターミナル11cの箱体10の内側に突出
した部分にはリード線33cが接続され、箱体10の外
側に突出した部分から出力されるようになっている。
【0025】圧電トランス素子30は、箱体10の底板
10eに電極35a・35bのいずれか一方が対面する
ようにして箱体10内に収納され、箱体10の開口部
は、後述するように蓋体を用いて閉塞され、密閉され
る。ターミナル11a〜11cを箱体10を密閉する蓋
体を取り付ける面側に設けた場合には、例えば、ケース
を基板に実装する際には、この蓋体により閉塞された箱
体10の面を基板への取り付け面とすることができる。
【0026】このようにして圧電トランス素子30を箱
体10内に収納したときに、圧電トランス素子30の二
次側に取り付けられた弾性体32bは、側壁10c・1
0dにそれぞれ形成された図2(d)に示す三角錐状の
突起部(以下、「固定部」という)13a・13bによ
り保持される。つまり、固定部13a・13bの少なく
とも一部が弾性体32bにそれぞれ埋没することで、圧
電トランス素子30が箱体10内で保持される。
【0027】図3(a)・(b)は、固定部13a・1
3bが弾性体32bを保持した状態を示す説明図であ
り、図3(a)は圧電トランス素子30の長手方向から
見た説明図であり、図3(b)は箱体10の開口部から
見た説明図である。
【0028】図3(a)・(b)に示されるように、固
定部13a・13bは、斜辺および斜面の一部のみが弾
性体32bに埋没しており、固定部13a・13bが弾
性体32bに埋没している斜辺は、直接には圧電磁器3
1とは接触していない。これは、固定部13a・13b
が直接に圧電磁器31に接触すると、圧電磁器31に発
生する振動が直接に固定部13a・13bを介して箱体
10の側壁10c・10dに伝わり、異音が発生し易く
なることから、このような状態となることを回避するた
めである。
【0029】従って、固定部13a・13bの斜辺の長
さや斜辺が底板10eとなす角度といった圧電トランス
素子30を箱体10内に保持するため条件は、弾性体3
2bの厚みや箱体10の内壁と圧電磁器31との間の距
離等によって変化し、適宜、好適に設定される。
【0030】さて、固定部13a・13bの一部が弾性
体32bに埋没するということは、換言すれば、固定部
13a・13bと接する弾性体32bの一部が固定部1
3a・13bから力を受けて変形していることを示すも
のであるから、弾性体32bにおいて変形した部分には
元の形状に戻ろうとする復元力が発生する。この復元力
は、三角錐の斜辺を含む角部で最も大きく、その結果、
圧電トランス素子30は、箱体10の長手方向と短手方
向のいずれの方向にも移動できなくなる。また、この復
元力は圧電トランス素子30の厚み方向には強くは働か
ないために、圧電トランス素子30が箱体10外に押し
戻されることもない。
【0031】さらに、固定部13a・13bを三角錐状
に形成することにより、固定部13a・13bが弾性体
32bと接触する面積を小さくすることができ、これに
よって、圧電トランス素子30の振動が固定部13a・
13bを介して箱体10の側壁10c・10dに伝達さ
れることが抑制され、箱体10からの異音の発生が抑制
される利点がある。
【0032】なお、固定部13a・13bは、箱体10
に圧電トランス素子30を挿入するための挿入口側に頂
点部が位置し、箱体10において挿入口に対向する壁
面、つまり底板10e側に底部が位置するように配設さ
れているので、圧電トランス素子30を箱体10内に挿
入する際には、最初に固定部13a・13bの頂点側が
弾性体32bに埋没し、徐々に固定部13a・13bの
底部側が弾性体32bに埋没するように挿入されるの
で、弾性体32bは固定部13a・13bに引っ掛かる
こと等なく、容易に箱体10内に収納することが可能で
ある。
【0033】また、固定部13a・13bは、三角錐状
の形状に限定されるものではなく、例えば、図4に示す
固定部13cのように、三角板状の形状を有していても
構わず、この場合にも、固定部13cと弾性体32bと
の接触面積が少なく、弾性体32bの復元しようとする
力が局部的に発生するので、好ましい。さらに、固定部
13a・13bを円錐形状や多角柱形状とすることも可
能ではあるが、この場合には三角錐状とした場合と比較
すると、弾性体32bと接触する面積が大きくなり、局
所的に復元しようとする力が弱くなって、圧電トランス
素子30の保持能力は低いものとなる。
【0034】ところで、箱体10においては、圧電トラ
ンス素子30の二次側に取り付けられた弾性体32bの
みを保持するように固定部13a・13bを配設し、一
次側の弾性体32aについてはフリーな状態としてあ
る。これは、圧電トランス素子30を駆動したときには
同じように振動し難い節の位置であっても、二次側の節
の部分の方が振動が小さく、箱体10内での保持に適し
ているためであり、また、圧電トランス素子30を弾性
体32a・32bの2箇所で保持した場合には、圧電ト
ランス素子30の振動が阻害されて、昇圧特性が低下す
る可能性があることを回避するためである。
【0035】次に、箱体10に設けられた圧電トランス
素子30の移動抑止部について説明する。箱体10の側
壁10c・10dおよび底板10eの内側には、間隔d
1で平行に形成された三角柱状の突起部(以下、「リ
ブ」という)14a・14bからなる一次側移動抑止部
15aと、間隔d2で平行に形成されたリブ14c・1
4dからなる二次側移動抑止部15bが形成されてい
る。
【0036】なお、リブ14a・14b間およびリブ1
4c・14c間は、底板10eの厚みが薄くなるように
溝部17a・17bが形成されているが、このような溝
部17a・17bは、例えば、回路基板への実装にあた
って箱体10(ケース)の大きさが変更できない場合に
おいて、弾性体32a・32bの厚みを厚く形成したい
ときに好適に形成され、常に、溝部17a・17bが形
成されていなければならないわけではない。
【0037】圧電トランス素子30を箱体10内に収納
したときには、弾性体32aはリブ14a・14bの間
に、弾性体32bはリブ14c・14dの間にそれぞれ
配置されるが、リブ14a・14b間の間隔d1は弾性
体32aに接しないように弾性体32aの幅よりも広く
設定され、同様に、リブ14c・14d間の間隔d2は
弾性体32bに接しないように弾性体32bの幅よりも
広く設定されている。従って、一次側・二次側移動抑止
部15a・15bにおけるリブ(14a・14b)・
(14c・14d)は、それぞれ弾性体32a・32b
を挟持することはなく、通常の状態ではリブ14a〜1
4dが同時に弾性体32a・32bとは接していない状
態となる。
【0038】こうして、圧電トランス素子30は固定部
13a・13bによって保持されているにもかかわら
ず、箱体10に加えられた外的衝撃等が大きかったため
に、この衝撃等を受けて圧電トランス素子30が箱体1
0内で移動したときであっても、弾性体32a・32b
がリブ14a〜14dのいずれかに当接することで圧電
トランス素子30の箱体10内での移動が抑制され、リ
ード線33a〜33cの断線等の事故が防止される。
【0039】そして、仮に、弾性体32a・32bがリ
ブ14a〜14dに接触したとしても、弾性体32a・
32bはリブ14a〜14dの斜面に略線接触する形態
で接触することから接触面積が大きくならず、これによ
り、圧電トランス素子30の振動がリブ14a〜14d
を介して箱体10の側壁10c・10dおよび底板10
eに伝達されることを抑制することが可能であり、異音
の発生を防止することができる。
【0040】ところで、圧電磁器31への弾性体32a
・32bの取り付けには、製造工程において多少の位置
ずれが生ずる可能性がある。そこで、弾性体32bの位
置を基準として圧電トランス素子30を箱体10内に挿
入したときに、リブ14a・14bの間隔d1がリブ1
4c・14d間の間隔d2と同じであると、弾性体32
aがリブ14a・14bのいずれか一方に常に接触した
状態となることも予想される。そこで、リブ14a・1
4bの間隔d1はリブ14c・14d間の間隔d2より
も広く設定しておくことが好ましい。
【0041】リブ14a〜14dは、箱体10に形成さ
れた位置に合わせて、箱体10を閉塞する蓋体にも形成
することが好ましく、こうして、より確実に圧電トラン
ス素子30のケース内での移動を抑制することが可能と
なる。図5(a)は、このように、リブ14a〜14d
を形成した蓋体16の平面図を、図5(b)は蓋体16
の側面図を、図5(c)は箱体10を蓋体16で閉塞し
てなるケースの断面図をそれぞれ示しており、図6
(a)・(b)はともに、図5(c)のケースに圧電ト
ランス素子30を収納した状態をそれぞれ示している。
【0042】図5(c)および前掲した図1(a)〜
(c)に示すように、側壁10a〜10dの端面には内
側が低くなるような段差が形成されており、蓋体16は
この内側の低い段差部分に嵌合されて、接着剤等を用い
て、または機械的に嵌め込まれて固定される。この場
合、蓋体16を固定する際の位置決めが容易であるとい
う利点がある。
【0043】また、圧電トランス素子30がケース内に
収納された状態では、リブ14a〜14dが圧電磁器3
1に接することがないように、リブ14a〜14dの高
さと溝部17a・17bの深さの合計が、弾性体32a
・32bの厚みよりも小さくなるように設定されてい
る。こうして、圧電トランス素子30の駆動時に圧電磁
器31に生ずる振動がケース(箱体10および蓋体1
6)に直接に伝わらないようになっており、ケースから
の異音の発生が防止されている。
【0044】さて、本発明に係るケースを構成する箱体
10および蓋体16には、上述した通り、固定部13a
・13bやリブ14a〜14dといった突起部が形成さ
れている。従って、箱体10および蓋体16の成形にあ
たっては、各種の樹脂、例えば液晶ポリマー樹脂等を用
いて、射出成形法により一体的に製造することが好まし
い。但し、固定部13a・13bやリブ14a〜14d
といった突起部を、個別に部品として製造して、別途製
造された箱体や蓋体に取り付けることも可能である。
【0045】上述したように、箱体10に固定部13a
・13bを設け、箱体10および蓋体16に一次側・二
次側移動抑止部15a・15bを設けて、圧電トランス
素子30を箱体10に収納し、蓋体16を用いて内部を
密閉してなる本発明に係る圧電トランスを用いて、振動
サイクル10〜55Hz、振幅1.5mm、xyz方向
各2時間の振動試験を行ったところ、リード線33a〜
33cの断線は生じなかった。一方、固定部13a・1
3bおよびリブ14a〜14dを設けずに、圧電トラン
ス素子30をケースに収納してなる圧電トランスでは、
同じ試験においてリード線の断線が確認された。
【0046】また、前記本発明に係る圧電トランスを用
いて、液晶表示パネルのバックライトの点灯・調光試験
を行った結果、圧電トランスから発生する異音は極めて
小さなものであり、携帯型パーソナルコンピュータ等に
搭載した場合にも、商品性を害するものではないことが
確認された。
【0047】ところで、特開平6−342945号公報
には、圧電磁器に取り付けられた弾性体とケースを接着
するための位置決めのために、ケースに一対のリブを設
けることによって溝部を形成することが提案されてい
る。しかしながら、本発明においては、弾性体32a・
32bを箱体10に接着剤を用いて固定することはな
く、また、リブ14・14b間の距離d1およびリブ1
4c・14d間の距離d2は、それぞれ弾性体32a・
32bの幅よりも広く設定されているので、圧電トラン
ス素子30を箱体10内に挿入する際の位置決めの役割
を果たさない。
【0048】さらに、特開平6−342945号公報に
開示されたリブは、壁面に対して垂直に形成されている
ことから、弾性体とリブとは面接触して接触面積が大き
くなり、圧電トランス素子の振動がリブを介してケース
に伝わり易くなっていることから、ケースから異音が発
生し易いと考えられるが、本発明においては、前述した
ように、ケース(箱体10および蓋体16)に形成され
るリブ14a〜14dは、通常の状態では弾性体32a
・32bに接することはなく、また、接触した場合でも
ケースの内面に対して所定の角度で傾斜した斜面と接す
るために、その接触面積は小さく、これにより圧電トラ
ンス素子30の振動がリブ14a〜14dを介してケー
スに伝わり難い構造となっている。
【0049】このように、特開平6−342945号公
報に開示されたリブと、本発明のケースに形成されたリ
ブ14a〜14dは、全く異なる機能を有し、異なる効
果を奏するものである。
【0050】以上、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明してきたが、本発明は上記実施の形態
に限定されるものではない。例えば、圧電トランス素子
30は単板の圧電磁器31を用いたものであったが、積
層型の圧電磁器を用いることが、勿論、可能である。
【0051】また、圧電磁器に弾性体を取り付ける位置
は圧電トランス素子の駆動モード(λモードや3/2・
λモード等)によって変化することから、弾性体は用い
る駆動モードに応じて振動の節となる部分に取り付ける
ことが好ましく、二次側に複数箇所の振動の節が出現す
る場合には、そのうちの1箇所の節に弾性体を取り付け
てその弾性体を固定部により保持し、さらに移動抑止部
により圧電トランス素子の移動を抑制するように構成す
ることが好ましい。
【0052】このとき、二次側に出現する複数箇所の振
動の節の全てに弾性体を取り付け、これらの弾性体を固
定部で保持することは、圧電トランス素子の振動を阻害
して昇圧特性を低下させる畏れがある。一次側について
は、出現する複数の節のうち1箇所に弾性体を設けて、
この弾性体が一対のリブ間に位置するように移動抑止部
を設ければよく、二次側の弾性体が固定部により保持さ
れている場合には、前記実施の形態と同様に、一次側の
弾性体は固定部により保持しないことが好ましい。
【0053】さらに、上記実施の形態に示したように、
固定部は圧電トランス素子の二次側において圧電トラン
ス素子に設けられた弾性体を保持することが好ましい
が、このことは、圧電トランス素子の一次側において圧
電トランス素子に設けられた弾性体を固定部により保持
することを禁止するものではない。つまり、圧電トラン
ス素子の一次側の所定位置に形成された弾性体を固定部
により保持することは可能であり、この場合には、圧電
トランス素子のケースへの収納を考慮して、一次側の弾
性体に対して設けられた移動抑止部におけるリブ間の間
隔を、二次側の弾性体に対して設けられた移動抑止部に
おけるリブ間の間隔よりも狭く設定することが好まし
い。
【0054】さらにまた、リブについては三角柱状のも
のを示したが、このような形状に限定されるものではな
く、リブは弾性体に面している部分に傾斜をもたせた柱
状体であればよい。例えば、図7(a)〜(c)は、先
に示した図6(a)と同様に、圧電トランス素子30を
箱体10に収納した状態を示した断面図であるが、これ
らの断面図に示したリブ18a〜18cのように、断面
における頂点部が平坦となっているもの(リブ18
a)、断面にける頂点部が曲率を有するもの(リブ18
b)、弾性体32a(または32b)に接しない面をケ
ースの内壁面に対してほぼ直角に形成したもの(リブ1
8c)を用いることもできる。
【0055】なお、リブは各弾性体に対して2本1対と
して形成しなくてはらないものでもない。例えば、図8
の断面図に示すように、圧電トランス素子30に形成さ
れた2箇所の弾性体32a・32bに対して、その外側
にあたる位置にのみリブ19a・19bを設けることに
よっても、圧電トランス素子30のケース内での移動を
抑制することができることはいうまでもなく、この場合
において、弾性体32a・32bを保持するように固定
部を設けることもできる。
【0056】
【発明の効果】上述の通り、本発明の圧電トランス素子
収納用ケースを用いて圧電トランスを構成した場合に
は、圧電磁器に配設された弾性体に尖塔形状の突起部た
る固定部の一部が小面積で接触しつつ埋没していること
から、圧電トランス素子の駆動による振動がケースに伝
達され難く、こうしてケースから騒音や異音が発生する
ことが効果的に防止され、静粛動作性が向上するという
顕著な効果が得られる。また、圧電トランス素子をケー
ス内で固定することによってリード線の断線が防止され
る。
【0057】また、リブからなる移動抑止部を設けるこ
とで、固定部によって圧電トランス素子を保持できなく
なった場合でも、圧電トランス素子のケース内の移動は
所定範囲に限定されることから、これによってもリード
線の断線や圧電トランス素子の損傷等を防止することが
可能となり、信頼性がより高められる。しかも、リブと
弾性体が接触した場合でも、その接触面積が小さいこと
から、圧電トランス素子の振動がリブを介してケースの
壁面に伝わり難く、騒音や異音の発生が抑制されるとい
う効果も得られる。
【0058】さらに、弾性体が変形して固定部が埋没す
ることで圧電トランス素子が保持されており、弾性体を
接着剤を用いて箱体に接着する必要がないことから、製
造工程を短縮することができ、これにより製造コストを
削減することができる効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧電トランスに用いられる圧電トラン
ス素子の一実施形態を示す平面図(a)および側面図
(b)。
【図2】本発明の圧電トランス素子収納用ケースにおけ
る箱体の一実施形態を示す平面図(a)と断面図(b)
・(c)および箱体に形成された固定部を示す斜視図
(d)。
【図3】図2に示した固定部が図1記載の圧電トランス
素子の弾性体を保持した状態を示す説明図(a)・
(b)。
【図4】図1に示した固定部の別の実施形態を示す斜視
図。
【図5】図2記載の圧電トランス素子収納用ケースの箱
体に嵌合する蓋体の一実施形態を示す平面図(a)と側
面図(b)、および箱体に蓋体を嵌合した状態を示す断
面図(c)。
【図6】図5記載の圧電トランス素子収納用ケースに圧
電トランス素子を収納した状態を示す断面図。
【図7】リブの別の形状を示した説明図。
【図8】リブの形成状態の別の実施の形態を示した断面
図。
【図9】従来の圧電トランスの構造を示す側面図。
【符号の説明】
10;箱体 11a〜11c;ターミナル 13a・13b;固定部 14a〜14d;リブ 15a;一次側移動抑止部 15b;二次側移動抑止部 16;蓋体 17a・17b;溝部 30;圧電トランス素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定位置に弾性体が取り付けられた圧電
    トランス素子を収納するためのケースであって、 前記ケースの内壁には尖塔状の突起部が形成され、 前記圧電トランス素子を前記ケースに収納したときに、
    前記突起部の少なくとも一部が前記弾性体に埋没するこ
    とで、前記圧電トランス素子が保持されることを特徴と
    する圧電トランス素子収納用ケース。
  2. 【請求項2】 前記突起部は、前記ケースに前記圧電ト
    ランス素子を挿入するための挿入口側に頂点部が位置
    し、前記ケースにおいて前記挿入口に対向する壁面側に
    底部が位置するように配設されていることを特徴とする
    請求項1に記載の圧電トランス素子収納用ケース。
  3. 【請求項3】 前記突起部は三角錐状または三角板状の
    形状を有し、互いに対向するように2箇所に形成されて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    圧電トランス素子収納用ケース。
  4. 【請求項4】 所定位置に弾性体が取り付けられた圧電
    トランス素子を収納するためのケースであって、 前記ケースの内壁および前記ケースに形成された前記圧
    電トランス素子の挿入口を閉塞する蓋体に、前記圧電ト
    ランス素子が前記ケース内で移動したときに前記弾性体
    に当接することで前記圧電トランス素子の移動を抑制す
    る突起部からなる移動抑止部が形成されており、前記突
    起部は前記弾性体に面している部分に傾斜をもたせた柱
    状体であることを特徴とする圧電トランス素子収納用ケ
    ース。
  5. 【請求項5】 前記移動抑止部は、前記柱状の突起部を
    2本1対としてその間に1つの前記弾性体が位置するよ
    うに略平行に形成されていることを特徴とする請求項4
    に記載の圧電トランス素子収納用ケース。
  6. 【請求項6】 前記弾性体に埋没することで前記圧電ト
    ランス素子を保持する尖塔状の突起部が前記ケースの内
    壁に形成されていることを特徴とする請求項4または請
    求項5に記載の圧電トランス素子収納用ケース。
  7. 【請求項7】 圧電トランス素子の一次側と二次側の所
    定位置に取り付けられた弾性体が前記柱状の突起部間に
    位置するように複数箇所に設けられた前記移動抑止部
    と、 前記複数箇所の移動抑止部のうちの1箇所の移動抑止部
    における前記柱状の突起部間において、対向するように
    前記ケースの内壁の2箇所に形成され、前記弾性体に埋
    没することで前記圧電トランス素子を保持する尖塔状の
    突起部と、を具備し、 前記尖塔状の突起部が形成された移動抑止部における柱
    状の突起部間の間隔が、他の移動抑止部における柱状の
    突起部間の間隔よりも狭いことを特徴とする請求項5ま
    たは請求項6に記載の圧電トランス素子収納用ケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014135345A (ja) * 2013-01-09 2014-07-24 Tamura Seisakusho Co Ltd 圧電トランス

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