JP2002176045A - 熱処理装置及びローディング室の冷却方法 - Google Patents

熱処理装置及びローディング室の冷却方法

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JP2002176045A
JP2002176045A JP2000372099A JP2000372099A JP2002176045A JP 2002176045 A JP2002176045 A JP 2002176045A JP 2000372099 A JP2000372099 A JP 2000372099A JP 2000372099 A JP2000372099 A JP 2000372099A JP 2002176045 A JP2002176045 A JP 2002176045A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦型熱処理装置のローディングエリアにおい
て、パーティクルによる汚損を抑えた上で優れた冷却効
果を発揮させる。 【解決手段】 ガス循環冷却機構61を備える縦型熱処
理装置1を提供する。このガス循環冷却機構61は、加
熱処理後のウエハWが搬出される炉口62の近傍へ窒素
ガスを送風するFFU65と、炉口62の近傍の昇温し
た窒素ガスの熱を除去する上部ラジエータ66と、炉口
62の近傍の窒素ガスを熱交換器越しに吸気する吸気フ
ァン67、68とを主に備えることで、熱処理炉18内
で高温に加熱されたウエハWが例えば搬出される場合、
この炉口62近傍の昇温した窒素ガスを吸気ファン6
7、68により上部ラジエータ66側に積極的に引き込
み、この熱を除去し熱処理炉18の炉口62の近傍を冷
却することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイス等
の製造工程において用いられる熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体の製造プロセスにおいて、例えば
半導体ウエハ(以下、「ウエハ」と言う)等の被処理体
に対して熱処理を行う装置の一つにバッチ処理を行う縦
型熱処理装置がある。この装置は、複数のウエハをウエ
ハボート等の保持具で多段に保持し、この保持具を縦型
の熱処理炉の中に搬入し拡散処理、酸化処理又はCVD
(Chemical Vapor Deposition)処理等の各種熱処理を
行うものである。近年、このような縦型熱処理装置で
は、熱処理炉へウエハを搬入出するためのローディング
エリアと呼ばれる領域において、エリア内のパーティク
ルによる汚染やウエハへの自然酸化膜の発生等をより確
実に阻止するために、このローディングエリアを外気か
ら遮断した気密領域として区画し例えば窒素ガス等の不
活性ガス雰囲気を形成してウエハの搬入出を行うように
したクローズドタイプの装置等も実用されている。とこ
ろで、前述したローディングエリアは、熱処理炉から熱
処理後の加熱されたウエハが搬出され高温になるため、
冷却機構を設ける場合がある。この冷却機構は、主にエ
リア内を浄化するフィルタ等を熱から保護するためのも
のであり、したがって、エリア内でのパーティクル飛散
の抑制を考慮して配置された吸気穴の近傍、すなわち当
該ローディングエリアの比較的下方に設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の冷却機構では次のような課題があった。すなわ
ち、近年では、半導体デバイスのさらなる生産性向上を
図るために、処理対象のウエハは、サイズが直径8イン
チ(約200mm)のものから、直径12インチ(約3
00mm)といった比較的大きいサイズのものへと移り
変わりつつある。この大サイズのウエハが、これを熱処
理した大口径の熱処理炉から搬出される場合、炉口から
多量の熱が放出されることは勿論、大径のウエハ及びウ
エハボートから同様に放出される多量の輻射熱等によ
り、ローディングエリアの温度が急激に上昇し、このエ
リア内に設けられた電装部品等を含む各種制御部品を破
損させてしまうという課題があった。さらに、ローディ
ングエリア内が急激に高温になるこの現象は、エリア内
で不活性ガスを循環させるクローズドタイプ(不活性ガ
スパージボックス型)の装置の場合、より深刻な問題と
なる。
【0004】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るためになされたもので、被処理体の熱処理炉への搬入
出領域において優れた冷却効果を発揮する熱処理装置を
提供するものである。また、本発明の目的は、上記搬入
出領域においてパーティクルによる汚染を抑えた上で優
れた冷却効果を発揮する熱処理装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る熱処理装置は、被処理体に熱処理を施
すための熱処理炉と、前記熱処理炉に設けられ前記被処
理体の搬入又は搬出が行われる炉口と、前記炉口の近傍
を冷却する冷却機構とを具備することを特徴とする。こ
の発明に係る熱処理装置は、熱処理炉の炉口近傍を冷却
するので、熱処理炉内で高温に加熱された被処理体が例
えば搬出される場合、熱処理炉の炉口から放出される熱
を除去できるとともに、加熱されている被処理体を冷却
することができる。これにより、被処理体の熱処理炉へ
の搬入出領域の温度が急激に上昇するおそれがなくな
り、この搬入出領域に設けられた制御部品等の熱による
破損を阻止することができる。
【0006】また、本発明に係る熱処理装置は、前記冷
却機構が、前記炉口の近傍へ向けて冷却流体を送風する
ための送風口を備えた送風ユニットと、前記炉口の近傍
で前記送風口と対向するように配置された熱交換器とを
具備することを特徴とする。この発明に係る熱処理装置
は、加熱状態で搬出される被処理体へ冷却流体を送風す
る送風ユニットと、炉口の近傍の昇温した冷却流体の熱
を除去する例えばラジエータ等の熱交換器とにより、熱
処理炉の炉口から放出される熱を効果的に除去できると
ともに、加熱されている被処理体等を冷却することがで
きる。
【0007】さらに、本発明に係る熱処理装置は、前記
冷却機構が、前記炉口近傍の冷却流体を前記熱交換器越
しに吸気する吸気ファンをさらに具備することを特徴と
する。この発明に係る熱処理装置は、炉口近傍の昇温し
た冷却流体を吸気ファンにより熱交換器側に積極的に引
き込み、この熱を効果的に除去することができる。さら
に、この発明の熱処理装置は、冷却流体の流れにおける
熱交換器の下流側に吸気ファンが配置されることになる
ので、熱交換器を通過し冷却された冷却流体が吸気ファ
ンによって吸気される。これにより、この吸気ファンが
熱により破損すること等を抑制することができる。
【0008】さらに、本発明に係る熱処理装置は、前記
冷却機構が、前記吸気ファンによって吸気された前記冷
却流体が前記送風ユニットに戻されるように、前記吸気
ファンと前記送風ユニットとの間に前記冷却流体の循環
経路を形成するダクトと、前記ダクト内又は前記送風ユ
ニット内に設けられ、前記送風ユニットにより送風する
冷却流体を浄化するためのフィルタと、前記送風ユニッ
トによって送風された冷却流体が前記吸気ファンによる
吸気位置と異なる位置で吸気されるように、前記フィル
タの少なくとも上流側の前記ダクト上に形成された吸気
口とをさらに具備することを特徴とする。この発明に係
る熱処理装置は、炉口近傍を冷却する冷却流体を浄化し
つつ循環させて用いることができるので、被処理体の熱
処理炉への搬入出領域と外気とを遮断しこの領域内で冷
却流体を循環させるクローズド型の装置として適用する
ことができる。また、この発明に係る熱処理装置は、吸
気ファンによる吸気位置と異なる位置で吸気を行う吸気
口を、ダクト上におけるフィルタの上流側の位置で適宜
選択することで、前記搬入出領域内でのパーティクルの
飛散を抑制しつつ優れた冷却効果を発揮することが可能
となる。
【0009】また、本発明に係る熱処理装置は、前記冷
却機構が、前記吸気ファン及び前記吸気口から前記ダク
ト内へそれぞれ引き込まれて合流する冷却流体が冷却さ
れるように、前記吸気口と前記フィルタとの間の前記ダ
クト内に配置された第2の熱交換器をさらに具備するこ
とを特徴とする。この発明の熱処理装置によれば、冷却
流体の流れにおける第2の熱交換器の下流側にフィルタ
が配置されることになるので、第2の熱交換器を通過し
冷却された冷却流体がフィルタをさらに通過することに
なる。これにより、このフィルタが熱により破損するこ
と等を抑制することができる。
【0010】さらに、本発明に係る熱処理装置は、熱処
理炉の底部の炉口より被処理体を搬入又は搬出する機構
が設けられているとともに気密領域として区画されたロ
ーディング室を有する熱処理装置であって、前記熱処理
炉底部の炉口が前記ローディング室の上方に配置され、
さらに前記ローディング室には、前記炉口の近傍に送風
口を有しこの送風口より前記炉口近傍へ側方より冷却流
体を浄化しつつ送風するフィルタを備えた送風ユニット
と、前記炉口の近傍で前記送風口と対向するように配置
された第1の熱交換器と、前記炉口近傍の冷却流体を前
記第1の熱交換器越しに吸気する吸気ファンと、前記吸
気ファンによって吸気された前記冷却流体が前記送風ユ
ニットに戻されるように前記吸気ファンと前記送風ユニ
ットとの間に前記冷却流体の循環経路を形成するダクト
であって、前記ローディング室の下方に少なくとも一部
が配管された循環ダクトと、前記送風ユニットによって
送風された冷却流体の一部が前記ローディング室の下方
で吸気されるように、前記循環ダクト上の該ローディン
グ室下方に配管されている部位に形成された吸気口と、
前記吸気ファン及び前記吸気口から前記循環ダクト内へ
それぞれ引き込まれて合流する冷却流体が冷却されるよ
うに、前記吸気口と前記フィルタとの間の前記循環ダク
ト内に配置された第2の熱交換器とが設けられているこ
とを特徴とする。この発明に係る熱処理装置は、炉口近
傍を冷却する冷却流体を浄化しつつ循環させて用いるこ
とができるので、被処理体の熱処理炉への搬入出領域と
外気とを遮断しこの領域内で冷却流体を循環させるクロ
ーズド型の装置として適用することができる。また、こ
の発明に係る熱処理装置は、ローディング室の上方で
は、吸気ファン及びダクトにより冷却流体の流れが規制
されているとともに、冷却流体の他の吸気口がローディ
ング室の下方に設けられ冷却流体の流れが同様に規制さ
れるので、前記搬入出領域内でのパーティクルの飛散を
抑制しつつ優れた冷却効果を発揮することが可能とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明の実施形態に係る縦
型熱処理装置を示す斜視図、図2は、この縦型熱処理装
置を図1と異なる角度からみた斜視図である。これらの
図に示すように、この縦型熱処理装置1は、ウエハWに
対し、例えば拡散処理、酸化処理又はCVD処理等の各
種熱処理を施すことが可能な装置であって、外郭を形成
するケース10内が、隔壁12、13により、キャリア
搬送エリアSaとローディングエリア(ローディング
室)Sbと熱処理エリアScとにそれぞれ区画されてい
る。
【0012】ローディングエリアSbでは、ウエハWの
キャリア14内からウエハボート16への移載(移替
え)、熱処理炉18へのウエハボート16の搬入又は搬
出等が行われる。ここで、キャリア搬送エリアSaは、
フィルタ(図示せず)を介して清浄な空気が供給されて
いて大気雰囲気とされている。また、ローディングエリ
アSbは、気密領域として区画され、窒素ガス雰囲気
(不活性ガス雰囲気、非酸素雰囲気)が形成されてい
る。
【0013】キャリア14は、いわゆるクローズ型キャ
リアであり、複数枚のウエハWを収容すると共にFIM
S(Front-opening Interface Mechanical Standard)
ドア15で密閉されている。詳細には、キャリア14
は、所定口径例えば直径300mmのウエハWを水平状
態で上下方向に所定間隔で多段に複数枚、例えば13枚
若しくは25枚程度収容可能で且つ持ち運び可能なプラ
スチック製の容器からなる。さらに、キャリア14は、
その前面部にウエハWの取出口が形成されており、これ
を気密に塞ぐためのFIMSドア15を着脱可能に備え
ている。
【0014】ケース10の前面部には、オペレータある
いは搬送ロボットによりキャリア14を搬入又は搬出す
るためのキャリア搬入出口20が設けられている。キャ
リア搬入出口20には、キャリア搬送エリアSaにキャ
リア14を搬入又は搬出するためのロードポート22が
設けられている。このロードポート22上に設けられた
搬送機構24は、キャリア14をロードポート22上で
移動し、キャリア搬送エリアSa内に搬送する。
【0015】また、キャリア搬送エリアSa内には、ロ
ードポート22の上方及び隔壁12側の上方に、複数個
のキャリア14を保管しておくための棚状の保管部26
が設けられている。キャリア搬送エリアSa内の隔壁1
2側には、キャリア14を載置してウエハを移載するた
めのキャリア載置部(FIMSポート)27が設けられ
ている。キャリア搬送エリアSaには、ロードポート2
2、保管部26およびキャリア載置部27のそれぞれの
間でキャリア14を搬送するためにキャリア搬送機構2
8が設けられている。
【0016】キャリア搬送機構28は、キャリア搬送エ
リアSaの一側部に設けられた昇降機構28aと、昇降
機構28aにより昇降移動する昇降アーム28bと、こ
の昇降アーム28bに設けられたアーム28cと、アー
ム28cに設けられキャリア14の底部を支持して搬送
する搬送アーム28dとから構成されている。隔壁12
には、キャリア14のウエハ取出口と対応した形状に形
成された扉30が開閉可能に設けられている。扉30に
キャリア14を当接させた状態で扉30を開くことによ
り、キャリア14内のウエハWをローディングエリアS
b内に出し入れできる。また、熱処理エリアScには、
ウエハWを保持したウエハボート16を収容して所定の
熱処理を施すための熱処理炉18が設けられている。
【0017】ローディングエリアSbの奥部上方には、
蓋体32が昇降機構であるボートエレベータ34により
昇降可能に設けられている。蓋体32には多数枚例えば
100枚もしくは150枚程度のウエハWを上下方向に
所定間隔で多段に保持した例えば石英製のウエハボート
16を載置できる。蓋体32を昇降機構34により昇降
することで、ウエハWを保持したウエハボート16を熱
処理炉18の熱処理室内への搬入搬出を行える。熱処理
炉18の炉口近傍には、蓋体32が降下し熱処理後のボ
ート16が搬出された際に、炉口を遮蔽するためのシャ
ッター36が水平方向に開閉移動可能に設けられてい
る。
【0018】ローディングエリアSbの一側部には、ウ
エハWの移替え等のためにウエハボート16を載置して
おくためのボート載置部であるボートステージ38が設
けられている。また、ボートステージ38の後方には、
ウエハWを保持したウエハボート16を載置するための
スタンバイステージ40が設けられている。さらに、ロ
ーディングエリアSb内の下方には、キャリア載置部2
7とボートエレベータ34との間に配置された、ボート
ステージ38、スタンバイステージ40、及び蓋体32
間でウエハボート16を搬送するボート搬送機構42が
設けられている。
【0019】ボート搬送機構42は、水平旋回および昇
降可能な第1アーム42aと、この第1アーム42aの
先端部に水平旋回可能に軸支されボート16を垂直に支
持可能な平面略C字状の開口を有する支持アーム42b
とを備えている。ボート搬送機構42の上方には、キャ
リア載置部27上のキャリア14とボートステージ38
上のウエハボート16との間でウエハWの移替えを行う
移載機構44が設けられている。移載機構44は、昇降
機構44a、昇降機構44aに連結され水平回動可能な
第1アーム44b、第1アーム44bに連結され水平回
動可能な第2アーム44c、第2アーム44c上に設置
され進退可能な支持アーム44dから構成される。支持
アーム44dは、複数枚例えば2枚もしくは5枚の薄板
フォーク状であり、ウエハWを載置して移動する。
【0020】さらに、ここで、ローディングエリアSb
について詳述する。ケース10内において隔壁12、1
3により気密領域として区画されたローディングエリア
Sb内を装置のメンテナンスの際等において、陽圧の窒
素ガス雰囲気から大気雰囲気に置換するためにローディ
ングエリアSbを構成するケース10には、エアを導入
するために設けられたエアインティックバルブ51と、
窒素ガス排気管(図示せず)に接続された排気バルブ5
2とが設けられている。本実施形態では、このバルブ5
1、52をクローズし、窒素ガスを導入することによ
り、例えば酸素濃度が30ppm以下の窒素ガス雰囲気
が形成されている。この酸素濃度は、図3に示すよう
に、酸素濃度サンプリングポート54aから図示されな
い酸素濃度計にサンプリングされ検出される。
【0021】また、本実施形態の縦型熱処理装置1に
は、装置のメンテナンスの際等において、ローディング
エリアSb内に窒素ガス雰囲気等が形成された状態、つ
まりエリアSb内の酸素濃度が低い状態で、オペレータ
が誤ってローディングエリアSb内に入ってしまうこと
を阻止するために、ローディングエリアSb内に設けた
2センサ54を利用した安全機構が設けられている。
すなわち、図4及び図5に示すように、この安全機構5
5は、熱処理装置1の背面に設けられたメンテナンスド
ア56(図2参照)の開閉(ロック/アンロック)を制
御するものである。この安全機構55は、装置本体のケ
ース10に組み込まれており、O2センサ54により検
出された酸素濃度に基づく制御信号が信号線57を通じ
て入力される電磁ロック機構である。この制御信号によ
り、メンテナンスドア56に形成された凹部60aと係
合可能なロックピン58の突出/非突出が制御される。
【0022】例えば、O2センサ54によりローディン
グエリアSb内の酸素濃度が19.5%以下であること
が検出されている場合には、ロックピン58がメンテナ
ンスドア56側に突出した状態(凹部60aとの係合状
態)となり、メンテナンスドア56はロック状態を維持
する。この場合、勿論ノブ59を回しても、ドア56は
開かない。一方、O2センサ54によりローディングエ
リアSb内の酸素濃度が19.5%以上であることが検
出された場合には、ロックピン58がメンテナンスドア
56側から退避した非突出した状態(凹部凹部60aと
の非係合状態)となり、メンテナンスドア56は開放可
能なアンロック状態となる。また、この安全機構55
は、フェイルセーフ機能を有するものであって、装置の
稼動を統括的に制御する主制御部(図示せず)と接続さ
れている。すなわち、主制御部によって装置自体が何ら
かの原因で正常に稼動していないことが検知された場合
には、エリアSb内の酸素濃度が19.5%以上である
ことが検出されたとしても、ロックピン58がロック状
態で維持される。また、この安全機構55には、信号線
57を通じて入力される酸素濃度に基づく制御信号の種
類に拘わらず、緊急時を想定して、強制的にロック状態
を解除するカギ部60等も設けられている。なお、熱処
理装置のケース側面等にもメンテナンスドアが設けらて
いる場合には、このドアに無論、このような安全機構を
付与してもよい。
【0023】次に、本実施形態に係る縦型熱処理装置1
のローディングエリアSb内に設けられたガス循環冷却
機構を図3、図6及び図7により説明する。なお、図3
は、ガス循環冷却機構61の構造を装置1の背面側から
みた斜視図、図6は、このガス循環冷却機構61を構成
する上部ラジエータ66及び下部ラジエータ70をFF
U(Filter Fan Unit)65との対向面側からみた断面
図、図7は、ガス循環冷却機構61による窒素ガスの流
れを概念的に示す図である。
【0024】これらの図に示すように、このガス循環冷
却機構61は、窒素ガス雰囲気で気密領域を形成したク
ローズド構造(N2パージボックス構造)を採るローデ
ィングエリアSb内に設けられている。すなわち、この
ガス循環冷却機構61は、ローディングエリアSbの上
方に配置される熱処理炉18底部の炉口62の近傍に送
風口63を有し、且つこの送風口63より炉口62の近
傍へ側方より窒素ガスを浄化しつつ送風するフィルタ6
4を備えたFFU65と、炉口62の近傍で送風口63
と対向するように配置された前記上部ラジエータ66
と、炉口62の近傍の窒素ガスを上部ラジエータ66越
しに吸気する吸気ファン67、68と、吸気ファン6
7、68によって吸気された窒素ガスが前記FFU65
に戻されるように吸気ファン67、68とFFU65と
の間に窒素ガスの循環経路を形成するダクトであって、
ローディングエリアSbの下方に一部配管された前述し
た循環ダクト53と、FFU65によって送風された窒
素ガスの一部がローディングエリアSbの下方で吸気さ
れるように、循環ダクト53のエリアSbの下方に配管
されている部位に形成された吸気口69と、吸気ファン
67、68及び吸気口69から循環ダクト53内へそれ
ぞれ引き込まれて合流する窒素ガスが冷却されるよう
に、吸気口69とフィルタ64との間の循環ダクト53
内に配置された前記下部ラジエータ70とから構成され
ている。
【0025】FFU65が備えるフィルタ64は、窒素
ガス中の微粒子状不純物をろ過捕集するパーティクル用
フィルタで構成されている。さらに、FFU65には、
フィルタ64を介して実質的に送風口63より窒素ガス
を送風するために、窒素ガスの流れにおけるフィルタ6
4の上流側、つまりローディングエリアSbの下方にブ
ロアファン71が設けられている。上部ラジエータ66
及び下部ラジエータ70は、図6に示すように、ステン
レス製であり、ウエハWへ不純物が付着し化学反応(ケ
ミカルコンタミネーション)が起こってしまうこと等を
抑制している。また、上部ラジエータ66は、水滴がウ
エハWへ付着してしまわうこと等がないように、実質的
に冷却効果のあるパイプ72の主要部分のみがローディ
ングエリアSb内においてケース10の内壁(側壁)よ
り露出している。
【0026】上部ラジエータ66のこのパイプ72と、
下部ラジエータ70に設けられたパイプ73とは、連結
管74によって互いが接続されており、これらパイプ7
2、73及び連結管74の管内には、昇温した窒素ガス
から熱を除去するための冷媒が流れている。熱交換量を
多くするためには、上部ラジエータ66と下部ラジエー
タ70に並列に冷媒を流すようにすることが望ましい。
さらに、パイプ72、73の表面には、プレート状に形
成された複数枚のフィン75、76が各パイプの軸方向
とそれぞれ直交するように接合されている。循環ダクト
53は、図5、図6に示すように、上部ラジエータ66
の前面より取り込まれた窒素ガスをラジエータ66の側
部より上方へと移送する管部53aと、この管部53a
より窒素ガスを吸気口69側、すなわち、ローディング
エリアSbの下方へと導く管部53bと、この管部53
bより移送された窒素ガス及び吸気口69より合流した
窒素ガスをFFU65へ供給するためにエリアSbの下
方に配管された管部53cとから主に構成されている。
【0027】すなわち、このように構成されたガス循環
冷却機構62では、図3及び図7に示すように、FFU
65の送風口63より矢印A方向、すなわち炉口62近
傍へ送風された窒素ガスは、上部ラジエータ66越し
に、吸気ファン67、68によって上部ラジエータ66
の下流側から矢印C方向へ吸気される。さらにこの窒素
ガスは、管部53a、管部53b内を通過することによ
り、矢印C、D、E、Fの順に移送されることになる。
一方で、FFU65によって矢印A方向へ送風された窒
素ガスの一部がローディングエリアSbの下方に直接向
かい、矢印B1、C1方向へと移送され吸気口69より
引き込まれる。さらに、吸気口69の下流側、すなわち
管部53cで合流した窒素ガスは、矢印G方向へと流れ
て下部ラジエータ70を通過し、さらに矢印H方向へと
流れFFU65へと戻される。
【0028】上述したように、本実施形態に係る縦型熱
処理装置1が備えるガス循環冷却機構61は、加熱処理
後のウエハWが搬出される炉口62の近傍へ窒素ガスを
送風するFFU65と、炉口62の近傍の昇温した窒素
ガスの熱を除去する上部ラジエータ66と、炉口62の
近傍の窒素ガスを熱交換器越しに吸気する吸気ファン6
7、68とを主に備えることで、熱処理炉18内で高温
に加熱されたウエハWが例えば搬出される場合、この炉
口62近傍の昇温した窒素ガスを吸気ファン67、68
により上部ラジエータ66側に積極的に引き込み、この
熱を除去し熱処理炉18の炉口62の近傍を冷却するこ
とができる。したがって、熱処理炉16の炉口62から
放出される熱を効果的に除去できるとともに、加熱され
ているウエハWを冷却することができる。これにより、
ローディングエリアSbの温度が急激に上昇するおそれ
がなくなり、このローディングエリアSbに設けられた
例えばローディング機構を構成する制御部品等の熱によ
る破損を阻止することができる。
【0029】また、このガス循環冷却機構61は、窒素
ガスの流れにおける上部ラジエータ66の下流側に吸気
ファン67、68が配置されているので、上部ラジエー
タ66を通過し冷却された窒素ガスが吸気ファン67、
68によって吸気される。これにより、この吸気ファン
67、68は熱により破損すること等が抑制されてい
る。さらに、このガス循環冷却機構62は、ローディン
グエリアSbの上方では、吸気ファン67、68及びダ
クト53により窒素ガスの流れが規制されているととも
に、窒素ガスの他の吸気部分である吸気口69がローデ
ィングエリアSbの下方に設けられており窒素ガスの流
れが同様に規制されるので、エリアSb内でのパーティ
クルの飛散を抑制した上で優れた冷却効果を発揮するこ
とが可能となる。以上、本発明を実施の形態により具体
的に説明したが、本発明は前記実施形態にのみ限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能である。例えば、被処理体としては、ウエハ以外に
例えばガラス基板やLCD基板等が適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る熱処
理装置は、加熱処理後の被処理体が搬出される炉口近傍
へ不活性ガスを送風する送風ユニットと、炉口の近傍の
昇温した冷却流体の熱を除去する熱交換器と、炉口近傍
の冷却流体を熱交換器越しに吸気する吸気ファンとを主
に備えることで、熱処理炉内で高温に加熱された被処理
体が例えば搬出される場合、被処理体に対し冷却流体を
送風すると共にこの炉口近傍の昇温した冷却流体を吸気
ファンにより熱交換器側に積極的に引き込み、この熱を
除去し冷却流体と被処理体及び熱処理炉の炉口近傍を冷
却することができる。したがって、本発明に係る熱処理
装置によれば、熱処理炉の炉口から放出される熱を効果
的に除去できるとともに、加熱されている被処理体を冷
却することができるので、被処理体の熱処理炉への搬入
出領域の温度が急激に上昇するおそれがなくなり、この
搬入出領域に設けられた制御部品等の熱による破損を阻
止すると共に、被処理体の移載時間を短縮しスループッ
トの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る縦型熱処理装置を示す
斜視図である。
【図2】図1の縦型熱処理装置を異なる角度からみた斜
視図である。
【図3】図1の縦型熱処理装置が備えるガス循環冷却機
構の構造を装置本体の背面側からみた斜視図である。
【図4】図1の縦型熱処理装置を背面からみた図であ
る。
【図5】図1の縦型熱処理装置が備える安全機構を示す
図である。
【図6】図3のガス循環冷却機構を構成する上部及び下
部ラジエータをFFUとの対向面側からみた断面図であ
る。
【図7】図3のガス循環冷却機構による窒素ガスの流れ
を概念的に示す図である。
【符号の説明】
1…縦型熱処理装置、18…熱処理炉、53…循環ダク
ト、61…ガス循環冷却機構、62…炉口、63…送風
口、64…フィルタ、65…FFU(Filter Fan Uni
t)、66…上部ラジエータ、67・68…吸気ファ
ン、69…吸気口、70…下部ラジエータ、71…ブロ
アファン、72・73…パイプ、74…連結管、75・
76…フィン、53a・53b・53c…管部、Sb…
ローディングエリア、W…ウエハ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 伸吾 神奈川県津久井郡城山町町屋1丁目2番41 号 東京エレクトロン東北株式会社相模事 業所内 Fターム(参考) 5F045 AA03 AA06 AA20 DP19 DQ05 EJ01 EK06 EN05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体に熱処理を施すための熱処理炉
    と、 前記熱処理炉に設けられ前記被処理体の搬入又は搬出が
    行われる炉口と、 前記炉口の近傍を冷却する冷却機構とを具備することを
    特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の熱処理装置において、 前記冷却機構が、 前記炉口の近傍へ向けて冷却流体を送風するための送風
    口を備えた送風ユニットと、 前記炉口の近傍で前記送風口と対向するように配置され
    た熱交換器とを具備することを特徴とする熱処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の熱処理装置において、 前記冷却機構が、前記炉口近傍の冷却流体を前記熱交換
    器越しに吸気する吸気ファンをさらに具備することを特
    徴とする熱処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の熱処理装置において、 前記冷却機構が、 前記吸気ファンによって吸気された前記冷却流体が前記
    送風ユニットに戻されるように、前記吸気ファンと前記
    送風ユニットとの間に前記冷却流体の循環経路を形成す
    るダクトと、 前記ダクト内又は前記送風ユニット内に設けられ、前記
    送風ユニットにより送風する冷却流体を浄化するための
    フィルタと、 前記送風ユニットによって送風された冷却流体が前記吸
    気ファンによる吸気位置と異なる位置で吸気されるよう
    に、前記フィルタの少なくとも上流側の前記ダクト上に
    形成された吸気口とをさらに具備することを特徴とする
    熱処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の熱処理装置において、 前記冷却機構が、前記吸気ファン及び前記吸気口から前
    記ダクト内へそれぞれ引き込まれて合流する冷却流体が
    冷却されるように、前記吸気口と前記フィルタとの間の
    前記ダクト内に配置された第2の熱交換器をさらに具備
    することを特徴とする熱処理装置。
  6. 【請求項6】 熱処理炉の底部の炉口より被処理体を搬
    入又は搬出する機構が設けられているとともに気密領域
    として区画されたローディング室を有する熱処理装置で
    あって、 前記熱処理炉底部の炉口が前記ローディング室の上方に
    配置され、 さらに前記ローディング室には、 前記炉口の近傍に送風口を有しこの送風口より前記炉口
    近傍へ側方より冷却流体を浄化しつつ送風するフィルタ
    を備えた送風ユニットと、 前記炉口の近傍で前記送風口と対向するように配置され
    た第1の熱交換器と、 前記炉口近傍の冷却流体を前記第1の熱交換器越しに吸
    気する吸気ファンと、 前記吸気ファンによって吸気された前記冷却流体が前記
    送風ユニットに戻されるように前記吸気ファンと前記送
    風ユニットとの間に前記冷却流体の循環経路を形成する
    ダクトであって、前記ローディング室の下方に少なくと
    も一部が配管された循環ダクトと、 前記送風ユニットによって送風された冷却流体の一部が
    前記ローディング室の下方で吸気されるように、前記循
    環ダクト上の該ローディング室下方に配管されている部
    位に形成された吸気口と、 前記吸気ファン及び前記吸気口から前記循環ダクト内へ
    それぞれ引き込まれて合流する冷却流体が冷却されるよ
    うに、前記吸気口と前記フィルタとの間の前記循環ダク
    ト内に配置された第2の熱交換器とが設けられているこ
    とを特徴とする熱処理装置。
  7. 【請求項7】 熱処理装置内において熱処理炉の炉口よ
    り被処理体を搬入又は搬出する機構が設けられていると
    ともに気密領域として区画されたローディング室の冷却
    方法であって、 前記熱処理炉の前記炉口近傍に前記冷却流体を浄化しつ
    つ送風する工程と、 前記炉口近傍に送風された前記冷却流体を当該炉口近傍
    に配置した熱交換器越しに吸気ファンにより吸気を行
    い、この冷却流体を前記送風ユニットへ戻すための循環
    経路として形成されたダクト内に引込む工程と、 前記送風ユニットによって送風された冷却流体が前記吸
    気ファンによる吸気位置と異なる位置で吸気されるよう
    に前記ダクト上に形成された吸気口より吸気を行う工程
    と、 前記吸気ファン及び前記吸気口から前記ダクト内へそれ
    ぞれ引き込まれて合流する冷却流体を、前記吸気口の下
    流側の前記ダクト内に配置された第2の熱交換器により
    冷却し前記送風ユニットに戻す工程とをさらに有し、 上記各工程を前記被処理体の少なくとも前記熱処理炉の
    炉口からの搬出過程で、連続的に実施することを特徴と
    するローディング室の冷却方法。
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