JP2002175950A - 電気二重層キャパシタ用電極体の製造方法 - Google Patents
電気二重層キャパシタ用電極体の製造方法Info
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Abstract
重層キャパシタを得るために、高密度、低抵抗の電極層
が集電体上に形成された電極体を提供する。 【解決手段】炭素質材料と結合材とを含むシート状成形
体を、導電性接着剤が塗工され当該接着剤中の溶剤の少
なくとも一部が除去された金属集電体の上に載置して積
層体を形成し、当該積層体をロール圧延してシート状成
形体の厚さを5〜60%減少させる。
Description
タ用の電極体の製造方法に関する。
気二重層を利用した電気二重層キャパシタ、特にコイン
型形状のものは、メモリバックアップ電源として近年急
速に需要が伸びている。一方、例えば電気自動車用電源
等の大容量を必要とされる用途に対しても、単位体積あ
たりの容量(以下、容量密度という。)が大きく内部抵
抗が低い高エネルギ密度かつ高出力密度の電気二重層キ
ャパシタの開発が望まれている。また、メモリバックア
ップ向けの電気二重層キャパシタについても内部抵抗の
低減が望まれている。
材料に低抵抗の材料を使用するとともに、効率良く集電
することが必要である。そのため、通常、導電材を含有
させたシート状電極を低抵抗の集電体箔の表面に接合し
て使用しているが、シート状電極の厚さが厚いと抵抗を
充分に低くできないため、薄膜のシート状電極を得る必
要がある。また、容量密度は、電気二重層形成の主体と
なる電極材料(高比表面積の炭素質材料等)の、電極の
単位体積あたりに存在する量が多いほど高い。したがっ
て、シート状電極の密度を高めることが必要である。
性炭粉末を硫酸等の電解液の溶媒を用いてスラリ状に混
練し、加圧プレスにより成形して得られる(米国特許3
288641)。しかし、この方法で得られる電極は剛
性の多孔性構造を有し、亀裂や破壊が生じやすく長期の
使用に耐えない。これに対し、活性炭粉末と電解液の混
合物に必要に応じてポリテトラフルオロエチレン(以下
PTFEという)のバインダを加えた粘稠物よりなるカ
ーボンペースト電極が提案されている(特公昭53−7
025、特公昭55−41015)。この電極は、可撓
性であり耐亀裂性や耐破壊性は有するが、形状保持性が
不充分であり、使用するには強度を補うための特別な構
造のセルが必要である。
性に優れた電極を得るために、炭素質材料とPTFE等
のバインダと液状潤滑剤からなる混練物を予備成形した
後、延伸又は圧延してシート状に成形された電極を得る
方法が提案されている(特開昭63−107011、特
開平2−235320)。しかし、この方法では、混練
することによりPTFEはランダムに繊維化し、また繊
維化部分と非繊維化部分が生じる。繊維化部分と非繊維
化部分では硬さが異なるため、シート電極が例えば0.
2mm以下の厚さの薄膜シートとなるように成形しよう
とすると、表面が凹凸になりやすく、穴が空きやすい問
題がある。したがって、電気二重層キャパシタの容量密
度を大きくできず、また内部抵抗も大きい問題がある。
PTFEと液状潤滑剤との混合物をペースト押出し成形
又はスクリュー押出し成形した後、圧延してシート状に
成形された電極を得る方法が提案されている(特開20
00−235938、特開平11−283887)。こ
れらの方法によれば高強度の薄膜シートは得られるが、
圧延によりシート状電極はスムーズに薄膜化されるた
め、シート状電極の密度を高められない。そのため、容
量密度を充分に高められない問題がある。
ースト化し、集電体に塗工し乾燥した後、PTFEの融
点以上に加熱し、プレス成形して電極を薄膜化し、密度
を上げる方法も提案されている(特開平9−3600
5)。しかし、この方法では製造工程が複雑で連続化が
困難であり、また、PTFEが一部融解するため内部抵
抗が高い問題がある。
の問題点を解決すべくなされたものであり、高密度かつ
低抵抗の電極層が集電体上に形成された電極体の製造方
法を提供することにより、容量密度が大きくかつ内部抵
抗の小さい電気二重層キャパシタ、特に大容量、高出力
が必要とされる用途向けの電気二重層キャパシタを提供
することを目的とする。
の少なくとも片面に炭素質材料と第1の結合材とを含む
電極層が形成された電気二重層キャパシタ用電極体の製
造方法であって、下記工程A〜Dを含むことを特徴とす
る電気二重層キャパシタ用電極体の製造方法を提供す
る。 工程A:金属集電体箔の少なくとも片面に、導電性粉末
と第2の結合材と溶剤とを含む導電性接着剤を塗工する
工程。 工程B:前記導電性接着剤が塗工された金属集電体箔を
乾燥し、前記溶剤の少なくとも一部を除去し、導電性接
着層を形成する工程。 工程C:前記炭素質材料と前記第1の結合材とを含むシ
ート状成形体を作製する工程。 工程D:前記シート状成形体を前記導電性接着層の上に
載置して前記金属集電体箔と前記シート状成形体との積
層体を形成し、該積層体を圧延することにより、前記シ
ート状成形体の厚さを5〜60%減少させ、前記シート
状成形体からなる電極層を形成する工程。
の片面又は両面に電極層が形成され、金属集電体箔と電
極層が一体化したものを電極体という。当該電極体を正
極側に使用する場合は正極体、負極側に使用する場合は
負極体という。
液との界面に電気二重層を形成し、該電気二重層に電荷
を蓄えることを原理としている。本発明では電極材料と
して炭素質材料を使用するが、当該炭素質材料として
は、活性炭、ポリアセン、カーボンブラック等の粉末が
好ましく、カーボンファイバ、カーボンウィスカ、グラ
ファイト等の繊維又は粉末も好ましく使用できる。活性
炭としてはフェノール系、レーヨン系、アクリル系、ピ
ッチ系又はヤシガラ系等が使用できる。
2cm3/gかつ比表面積900〜2300m2/gで
あることが好ましい。比表面積は特に1500〜230
0m 2/gであることが好ましく、さらに細孔容積0.
75〜1.1cm3/gかつ比表面積1700〜210
0m2/gであるとより好ましい。細孔容積や比表面積
が小さいと、炭素質材料自体の単位体積あたりの質量容
量が小さいため、電気二重層キャパシタの容量密度を高
められない。一方、細孔容積や比表面積が大きすぎる
と、シート状電極の密度を高めにくくなり電気二重層キ
ャパシタの容量密度を高めにくい。
え、カーボンブラック等の導電性の高い炭素質材料を、
導電材として他の炭素質材料と混合して使用してもよ
い。導電材の比表面積としては200〜1500m2/
g、特には500〜1200m2/gが好ましく、導電
材は電極中に2〜20%含まれることが好ましい。導電
材が多すぎると相対的に高比表面積の炭素質材料が少な
くなるため容量が小さくなり、導電材が少なすぎると電
極の内部抵抗を低減する効果がほとんど現れない。導電
材が上記含有率で含まれる、上記高比表面積の炭素質材
料と上記導電材と第1の結合材とからなる電極は、内部
抵抗が低くかつ容量も高く維持できるので好ましい。
しては、導電性粉末と第2の結合材と溶剤とからなる接
着剤が使用される。導電性粉末としては、カーボンブラ
ック、黒鉛等炭素系の導電性粉末が好ましい。第2の結
合材としては、耐熱性が高く、耐薬品性、機械的性質、
寸法安定性等に優れる樹脂又はその前駆体であることが
好ましい。特に、電気二重層キャパシタの電解液として
非水系電解液を使用する場合は、水の分解電圧より高い
電圧を印加して作動させるので製造工程においてセル内
の水分を充分に除去する必要があり、そのために電極体
の加熱処理等が必要である。
は、上記樹脂は耐熱温度が200℃以上であることが好
ましい。なお、ここで樹脂の前駆体とは、加熱等により
反応して当該樹脂となるものをいう。上記樹脂として
は、具体的にはポリイミド、ポリアミドイミド、ポリフ
ッ化ビニリデン、セルロース、ポリビニルアルコール
等、又はこれらの前駆体が好ましい。特に非水系電解液
を使用する場合はポリイミド、ポリアミドイミド、ポリ
フッ化ビニリデン等が好ましい。
とバインダの合量)は、導電性接着剤全質量の10〜4
0%、特に20〜35%であることが好ましい。濃度が
低すぎると除去する溶剤の量が多くなり工程上の効率が
悪い。一方、濃度が高すぎると粘度が高く塗工が困難と
なったり必要以上に導電性接着層が厚くなる。また、得
られる導電性接着層中の導電性粉末の割合は、30〜9
0%であることが、接着層の導電性と接合強度の両方の
観点から好ましい。
は特に限定されず、滴下、刷毛塗り、スプレー法、ドク
ターブレード法等各種の方法が使用できる。金属集電体
箔にリード部の役割も担わせる場合は、導電性接着剤は
リード部となる金属集電体箔の部分には塗工せず、シー
ト状成形体を接合する部分のみに塗工すればよい。
に塗工後、工程Bに移り、乾燥して導電性接着剤中の溶
剤の少なくとも一部を除去、好ましくは溶剤が導電性接
着層全質量の20%以下となるまで、より好ましくは1
0%以下、さらに好ましくは5%以下となるまで溶剤を
除去する。導電性接着層中に溶剤が大量に存在する状態
で別途工程Cで作製するシート状成形体を載置し、得ら
れた積層体を圧延すると、導電性接着層中の溶剤がシー
ト状成形体の空隙部に侵入し、炭素質材料の細孔にまで
侵入するおそれがある。
液の組み合わせにもよるが、導電性接着層中の溶剤がシ
ート状成形体中に残存すると、電圧を印加したときに当
該溶剤と炭素質材料又は電解液との間で何らかの反応が
起こり、電気二重層キャパシタの出力が低下したり長期
に使用すると性能が劣化したりすることがある。そのた
め、溶剤はシート状成形体中に残存しないように加熱等
により充分に除去する必要があるが、炭素質材料の細孔
にまで侵入した溶剤は加熱等では充分には除去しきれな
いことがある。
の少なくとも一部を除去してからシート状成形体をその
上に載置しているので、当該溶剤がシート状成形体中に
侵入するのを防止でき、電気二重層キャパシタの性能劣
化を防止できる。特に溶剤が導電性接着層全質量の20
%以下となるまで溶剤を除去すればその効果が高くな
る。
除去した後、工程Dに移り、シート状成形体を導電性接
着層の上に載置し、金属集電体箔とシート状成形体との
積層体を作製する。金属集電体箔の両面にシート状成形
体を接合する場合は、工程Bにおいて金属集電体箔の両
面に導電性接着層を形成しておき、2枚のシート状成形
体で金属集電体箔を挟めばよい。なお、シート状成形体
は、工程Cにより別途作製しておくものであり、工程A
と工程C、及び工程Bと工程Cはそれぞれどちらを先に
行ってもよい。工程Cについては、後述する。
を通して圧延する。このとき、シート状成形体の厚さ
が、圧延前の厚さより5〜60%減少するように圧延す
る(以下、この数値を圧下率という)。固定せずにシー
ト状成形体のみを圧延する場合は、シート状成形体の厚
さは薄くなるが面積が拡大するため、シート状成形体の
密度はほとんど高まらない。一方、本発明ではシート状
成形体を金属集電体箔に導電性接着層を介して積層し、
シート状成形体を金属集電体箔上に固定して圧延してい
るため、シート状成形体の面積の広がりは金属集電体箔
の伸びの範囲に依存することとなる。そのため圧延によ
りシート状成形体の厚さが薄くなるものの面積はあまり
拡大せず、シート状成形体の密度が高まることになる。
延では、充分にシート状成形体の密度が高まらず、ま
た、金属集電体箔とシート状成形体との充分な密着も得
られない。一方、圧下率が60%を超えるような圧延を
すると、金属集電体箔が追従しきれず、金属集電体箔が
切れたり、クラックが発生するおそれがある。圧下率
は、特に5〜50%であることが好ましく、さらには2
0〜50%であることが好ましい。
金属集電体箔の伸び率は、1〜40%、特に5〜25%
であることが好ましい。この伸び率が高すぎると、シー
ト状成形体の密度が充分に高くならない。伸び率が低す
ぎる場合は、シート状成形体にクラックが発生しやす
い。
成形体は密度が2〜50%、特には5〜30%増加する
ように圧延することが好ましい。工程Dの操作はシート
状成形体の密度を高めることを目的として行っており、
用いるシート状成形体の圧延前の密度にもよるが、密度
の増加率が圧延前に比べて2%未満では、工程Dを行う
メリットが少なく、電気二重層キャパシタの容量密度を
充分には高められない。一方、密度を50%超増加させ
ようとすると、シート状成形体に負荷がかかりクラック
が発生するおそれがある。
とからアルミニウム又はアルミニウム合金からなること
が好ましい。また、金属集電体箔は、あらかじめ化学的
方法又は機械的方法により表面処理されていて、表面処
理されている面に導電性接着剤が塗工されてシート状成
形体と接合されることが好ましい。化学的方法として
は、交流エッチング、直流エッチング、化学エッチング
等の方法が挙げられ、機械的方法としてはサンドブラス
ト、やすりがけ、模様が形成されたロールにて圧延する
ことによる凹凸の転写等の方法が挙げられる。サンドブ
ラストとしては粒子が媒体に分散したスラリを用いるウ
ェットブラスト法、粒子を圧縮空気等を用いて吹き付け
るドライブラスト法のいずれも使用できる。
使用することにより、電気二重層キャパシタは長期間使
用したときの性能劣化が少なくなり、長期信頼性が高ま
る。この理由は必ずしも明確ではないが、以下の2つの
いずれかの現象が起こっていると考えられる。(1)表
面処理により金属集電体箔の表面が粗面化されて、シー
ト状成形体との導電性接着層を介しての接触面積が大き
くなるため接合強度が高まった。(2)表面処理により
金属集電体箔の表面官能基の状態が変わり、結果として
金属集電体箔が化学的に安定した。
箔としては、厚さが10〜100μm、特に20〜50
μmであることが好ましく、引張強さが10〜250N
/mm2、特に50〜100N/mm2であることが好
ましく、破断伸びが1.5〜25%、特に2〜6%であ
ることが好ましい。厚さが薄すぎると金属集電体箔は強
度が弱く、製造工程において取扱いにくい。一方、厚す
ぎると電気二重層キャパシタ単位セル中に金属集電体箔
が占める割合が大きくなり、キャパシタの容量密度が低
くなる。
り、破断伸びが高すぎると、シート状成形体を積層して
圧延する際に、シート状成形体の密度が高まりにくい。
一方、引張強さが高すぎたり、破断伸びが低すぎると、
上記圧延時にシート状成形体にクラックが入りやすい。
なお、ここで引張強さと破断伸びは、JIS−Z224
1に規定される方法に準じて室温で測定した値をいう。
また、金属集電体箔がアルミニウムのような比較的低融
点の金属からなる場合、例えば導電性接着層を乾燥処理
するなどの目的で比較的低温(〜300℃)で熱処理し
ても焼き鈍し効果が生じ、引張り強さや破断伸び等の物
性値が変化する。したがって、本発明においては、これ
らの物性値は、工程Dに入る直前における金属集電体箔
の物性値とする。
下記工程E〜Gを含む工程であることが好ましい。 工程E:前記炭素質材料と、前記第1の結合材としての
PTFEと、加工助剤と、を含む混合物を押出し成形す
る工程。 工程F:工程Eにおいて得られた押出し成形物を、圧延
ロールでシート状に成形する工程。 工程G:工程Fで得られたシート状物から、前記加工助
剤の少なくとも一部を除去し、前記シート状成形体を得
る工程。
あることが好ましく、工程E〜Gを含む工程でシート状
成形体を作製する場合は、PTFEを使用する。工程
E、Fにおいて、押出し方向と圧延する方向とを調整す
ることにより、縦横に網目状にPTFEを繊維化させる
ことができ、高強度のシート状成形体が得られる。特に
押出し成形法としてスクリュー押出し成形法を用いる場
合は、PTFEはスクリュー押出し成形により押出し方
向と垂直に繊維化し、圧延では圧延ロールを通す方向に
繊維化するので、長尺状のシートであって、押出し成形
方向と圧延方向を同じにする場合でも縦横に網目状に繊
維化でき好ましい。
チレンの単独重合体だけでなく、テトラフルオロエチレ
ンに対して他の単量体を0.5モル%以下加えて共重合
させて得られる共重合体も含まれる。他の単量体が0.
5モル%以下であれば、PTFEに溶融流動性が付与さ
れず、テトラフルオロエチレン単独重合体同様に繊維化
して高強度かつ低抵抗のシート状成形体を作製できる。
他の単量体としては、ヘキサフルオロプロピレン、クロ
ロトリフルオロエチレン、パーフルオロ(アルキルビニ
ルエーテル)、トリフルオロエチレン、(パーフルオロ
アルキル)エチレン等が例示される。
又はゲル状となり繊維化しにくいので、標準比重から計
算される分子量が1×106以上の固体を50質量%以
上含んでいることが好ましい。また、PTFEは、乳化
重合により得られるものが繊維化しやすいので好まし
い。
FEが適度に繊維化及び塑性変形するように加えるもの
であり、PTFEに容易に湿潤しかつ成形されたシート
状電極から容易に除去できる液体であればいずれも使用
できる。具体的には、エチルアルコール、メチルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、灯油、ソルベントナフ
サ、ホワイトナフサ、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン等が
挙げられる。また、PTFE水性ディスパージョンも加
工助剤として使用でき、単独で使用しても他の加工助剤
と併用してもよい。
素質材料に対して1〜20質量%、さらには5〜10質
量%含まれることが好ましい。PTFEが1質量%未満
であると電極の強度が弱く、20質量%を超えると電極
の内部抵抗が増大しやすい。
剤は炭素質材料に対して20〜200質量%、特に40
〜100質量%含まれることが好ましい。加工助剤が2
0質量%未満であると押出し流動性が不足し、成形が困
難となる。200質量%を超えると押出し圧力が上がら
ず、PTFEが充分に繊維化されない。また、押出し中
に加工助剤の浸み出しが起こりやすい。加工助剤の添加
は、炭素質材料とPTFEとを混合した後でも混合する
と同時でもよい。混合時に、炭素質材料とPTFEと加
工助剤との混合物が造粒物となることもあるが、押出し
成形に影響することはない。
物は、あらかじめ予備成形された後、押出し機に入れて
押出し成形され、ロッド、シート、チューブ等の形状の
成形物となる。次いで工程Fに移り、押出し成形物をロ
ール圧延によってシート状に成形する。このとき、圧延
ロールの温度は20〜350℃、特には60〜120℃
であることが好ましい。圧延ロールの温度が20℃未満
ではPTFEが充分に繊維化されず脆いシートとなりや
すい。圧延ロールの温度が350℃を超えると加工助剤
の蒸発が激しいため、シート表面にヒビ割れ、剥離等が
生じやすい。また、同様の理由で、工程Dにおける圧延
時の圧延ロールの温度も上記と同じ範囲であることが好
ましい。
加工助剤の少なくとも一部を除去するために乾燥する。
乾燥温度は加工助剤の沸点以上で、PTFEの融点以下
の温度が好ましい。また、乾燥後又は加工助剤を一部除
去した半乾燥後のシート状成形体を、延伸処理したり、
再び圧延してもよい。加工助剤の少なくとも一部を除去
すると、加工助剤が締めていた空間が空隙となるため、
その後に圧延するとこの空隙が押し縮められ、シート状
成形体の密度が増大するので好ましい。
〜5.0倍が好ましく、延伸は一軸方向に行っても多軸
方向に行ってもよい。また、延伸処理は乾燥工程前に行
ってもよい。延伸処理することによりPTFEの繊維化
が促進され、高強度、低抵抗の薄膜シートが得られる
が、延伸処理するときの温度を30〜350℃、特に2
00〜320℃とすると、PTFEの繊維化がより促進
されるので好ましい。
は、PTFEが繊維化して三次元的網目構造を有してい
るため、PTFEが加わることによる電極層の抵抗の増
大が少ない。また、導電材としてカーボンブラックを加
えている場合は、押出し成形、ロール圧延の両工程にお
いてカーボンブラックが強圧で加圧されるので、少量の
カーボンブラックでも電気的に接続して電極層は低抵抗
となる。
は、工程A及びBを経た金属集電体箔と積層され、工程
Dが行われる。ここで、シート状成形体は、金属集電体
箔に積層する前に必要に応じて焼成しておいてもよい。
この場合、PTFEの融点以上の温度における完全焼成
であっても、PTFEの融点未満の温度における不完全
焼成であってもよい。
厚さが100〜400μm、特に150〜250μmで
あることが好ましく、密度が0.4〜0.7g/c
m3、特に0.5〜0.7g/cm3であることが好ま
しい。金属集電体とともに圧延する前の厚さが薄すぎる
と工程Dにおいてシート状成形体が切れやすくなり、厚
すぎると得られる電極層の厚さが厚くなって電極層の抵
抗が高くなる。また、密度が低すぎると、工程Dの操作
を行っても充分に電極層の密度を高められず、一方工程
E〜Gの操作によりシート状成形体を得る場合は密度を
0.70g/cm3超とするのは困難である。
ート状成形体を用いて工程Dを行うことにより、電極層
を薄膜かつ高密度にすることができる。電気二重層キャ
パシタは、出力密度を高めるためには電極の抵抗が低い
ことが好ましく、電極層の厚さは薄いことが好ましい。
しかし、薄すぎると、電気二重層キャパシタセル内にお
いて電極層が占める体積割合が低くなり、その結果電気
二重層キャパシタの容量密度が低くなるので好ましくな
い。したがって、工程Dの終了後得られる電極層の厚さ
は80〜300μm、特に100〜200μmであるこ
とが好ましい。
/cm3、特に0.6〜0.85g/cm3とすること
が好ましい。電極層の密度が低いと電気二重層キャパシ
タの容量密度を充分には高められない。一方、密度が高
すぎると電極層中の空隙部が少なくなり、電解液が電極
層内部まで充分に浸透せず逆に容量密度が低くなるおそ
れがある。
気二重層キャパシタの正極側にも負極側にも使用でき
る。本発明による電気二重層キャパシタは、上記電極体
を正極体及び負極体とし、該正極体と該負極体とを間に
セパレータを介して対向させて素子を形成し、該素子に
電解液を含浸させケースに収容することにより得られ
る。単位セルで高容量を得るためには、例えば正極体と
負極体とは複数交互に積層して電解液とともにケースに
収容してもよいし、長尺状の正極体と負極体とをセパレ
ータを介して対向させた後巻回して素子を形成し、該素
子を電解液とともに円筒型のケースに収容してもよい。
度、特に50〜100μmであることが好ましく、多孔
質のシート状のもの、例えばセルロース、ガラス繊維等
からなるシートが好ましく使用できる。電解液としては
水系の電解液も非水系の電解液も使用できるが、エネル
ギが電圧の2乗に比例することから、耐電圧の高い非水
系の電解液を使用することが好ましい。具体的には、プ
ロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、エチル
メチルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチル
カーボネート、アセトニトリル、スルホラン等の溶媒
と、4級アンモニウム塩、4級ホスホニウム塩等の電解
質とからなる電解液が好ましい。
積0.8cm3/gの高純度活性炭粉末とケッチェンブ
ラックとPTFE粉末とを質量比で8:1:1の割合で
混合した混合物に、プロピレングリコールを活性炭粉末
に対して66質量%加え混合した。この混合物をバレル
内径40mmの一軸押出し機にてスクリュー圧縮比1.
6のフルフライトスクリューと、押出し物形状が筒状
(外径102mm、内径86mm)となるようにされた
ノズルを用い、バレル温度80℃、ノズル温度90℃に
てスクリュー押出し成形を行った。
(押出し方向)に切り、開いて平らにした後、ロール温
度80℃で押出し方向と同じ方向にロール圧延し、25
0℃で60分間乾燥してプロピレングリコールを除去し
て厚さ200μm、密度0.5g/cm3のシートを得
た。このシートから4cm×6cmのシート状成形体を
切り抜いた。
m、厚さ30μmの矩形の純度99.9%のアルミニウ
ム箔の片面に、導電性接着剤を塗工した。この導電性接
着剤は、カーボンブラックとポリアミドイミド樹脂の前
駆体とを質量比で2:1の割合で含み、溶剤がN−メチ
ル−2−ピロリドンからなり、固形分濃度が20質量%
である。
ム箔を260℃で30分乾燥し、導電性接着層を形成し
た。なお、この導電性接着層の厚さは5μmであり、導
電性接着層中の溶剤の含有量は0.1質量%であった。
また、ここで使用したアルミニウム箔と同じアルミニウ
ム箔に対し、導電性接着剤を塗工せずに上記と同じ条件
(260℃で30分)熱処理し、熱処理後の機械的性質
をJIS−Z2241に規定される方法に準じて引張試
験機にて測定したところ、引張強さが80N/mm2で
あり、破断伸びが2.5%であった。
着層の上に載置し、アルミニウム箔と積層した。得られ
た積層体を、ロール温度150℃でロール圧延した後、
電極層が形成された部分が4cm×6cmの面積となり
リード部が残るように切り抜いて電極体を得た。この電
極体の電極層の厚さは145μmであり、電極層の密度
は0.7g/cm3であり、電極体全体の厚さは178
μmであった。すなわち、シート状成形体の圧下率は2
8%、伸び率は18%、密度の増加率は40%であっ
た。
電極層の面を対向させ、40μmの厚さのセルロース繊
維製セパレータを挟んで厚さ2mm、幅5cm、高さ7
cmの2枚のガラス製挟持板で挟持し、素子とした。2
枚の電極体とセパレータとの合計の厚さは0.4mmで
あった。
1.5モル/Lのトリエチルモノメチルアンモニウムテ
トラフルオロボレートを溶解した溶液を用いた。上記素
子を200℃で3時間真空加熱することにより素子の不
純分を除去し、電解液を真空含浸させてポリプロピレン
製の角型有底筒状容器に収容し、電気二重層キャパシタ
を作製した。電流密度20mA/cm2で直流抵抗と容
量を測定し、単位体積あたりの容量(容量密度)と単位
体積あたりの抵抗を算出した。結果を、電極層の密度と
ともに表1に示す。
%、伸び率を6%、密度の増加率を30%に変更した以
外は例1と同様にして、厚さ180μm、密度0.65
g/cm3の電極層を有する厚さ214μmの電極体を
得た。この電極体を用いた以外は例1と同様にして電気
二重層キャパシタを作製し、例1と同様の評価を行っ
た。結果を表1に示す。
率を1%、伸び率を0%、密度の増加率を1%に変更し
た以外は例1と同様にして、厚さ198μm、密度0.
51g/cm3の電極層を有する厚さ233μmの電極
体を得た。電極体を得た。この電極体を用いた以外は例
1と同様にして電気二重層キャパシタを作製し、例1と
同様の評価を行った。結果を表1に示す。
シート状成形体をさらに圧延し、厚さ145μm、密度
0.58g/cm3のシート状成形体を得た。厚さ30
μmのアルミニウム箔に、例1で用いた導電性接着剤を
塗工し、その上に上記シート状成形体を載置して260
℃で30時間加熱し、これを電極体とした。電極体の厚
さは180μmであった。この電極体を用いた以外は例
1と同様にして電気二重層キャパシタを作製し、例1と
同様の評価を行った。結果を表1に示す。
は、例1と同様にスクリュー押出し成形及び圧延を行
い、厚さ250μm、密度0.5g/cm3のシートを
得た。このシートから4cm×6cmのシート状成形体
を切り抜いた。リード端子を有する幅4cm、高さ6c
m、厚さ30μmの矩形の純度99.9%のアルミニウ
ム箔の片面に、例1と同様にして導電性接着剤を塗工し
た。
ム箔を200℃で40時間乾燥し、導電性接着層を形成
した。導電性接着層の厚さは5μmであり、導電性接着
層中の溶剤の含有量は0.01質量%であった。また、
ここで使用したアルミニウム箔と同じアルミニウム箔に
対し、導電性接着剤を塗工せずに上記と同じ条件(20
0℃で40時間)熱処理し、熱処理後の機械的性質を例
1と同様に測定したところ、引張強さが60N/mm2
であり、破断伸びが4.8%であった。
着層の上に載置し、例1と同様にして電極体を得た。こ
の電極体の電極層の厚さは138μmであり、電極層の
密度は0.67g/cm3であり、電極体全体の厚さは
166μmであった。すなわち、シート状成形体の圧下
率は45%、伸び率は23%、密度の増加率は34%で
あった。
て電気二重層キャパシタを作製し、例1と同様の評価を
行った。結果を表1に示す。
低抵抗の薄い電極層が集電体上に形成された電極体が得
られるので、当該電極体を用いた電気二重層キャパシタ
は、内部抵抗を低く保って、容量密度を高められる。特
に、第1の結合材としてPTFEを用い、炭素質材料と
PTFEと加工助剤との混合物を押出し成形した後に圧
延してシート状成形体を得る場合は、当該シート状成形
体はPTFEが繊維化して三次元的網目構造を有するた
め強度が高く、耐破壊性、形状保持性に優れ、抵抗が低
い。
と、金属集電体箔とシート状成形体とを接合する操作と
を工程Dにより同時に行っており、電気二重層キャパシ
タの生産性を高めることができる。
Claims (10)
- 【請求項1】金属集電体箔の少なくとも片面に炭素質材
料と第1の結合材とを含む電極層が形成された電気二重
層キャパシタ用電極体の製造方法であって、下記工程A
〜Dを含むことを特徴とする電気二重層キャパシタ用電
極体の製造方法。 工程A:金属集電体箔の少なくとも片面に、導電性粉末
と第2の結合材と溶剤とを含む導電性接着剤を塗工する
工程。 工程B:前記導電性接着剤が塗工された金属集電体箔を
乾燥し、前記溶剤の少なくとも一部を除去し、導電性接
着層を形成する工程。 工程C:前記炭素質材料と前記第1の結合材とを含むシ
ート状成形体を作製する工程。 工程D:前記シート状成形体を前記導電性接着層の上に
載置して前記金属集電体箔と前記シート状成形体との積
層体を形成し、該積層体を圧延することにより、前記シ
ート状成形体の厚さを5〜60%減少させ、前記シート
状成形体からなる電極層を形成する工程。 - 【請求項2】前記工程Bにおいて、前記導電性接着層全
質量に対する前記溶剤含有量が20質量%以下となるま
で前記溶剤を乾燥除去する請求項1に記載の電極体の製
造方法。 - 【請求項3】前記工程Dにおいて前記積層体を圧延する
ことにより、前記シート状成形体は密度が2〜50%増
加する請求項1又は2に記載の電極体の製造方法。 - 【請求項4】前記工程Cは、下記工程E〜Gを含む工程
である請求項1、2又は3に記載の電極体の製造方法。 工程E:前記炭素質材料と、前記第1の結合材としての
ポリテトラフルオロエチレンと、加工助剤と、を含む混
合物を押出し成形する工程。 工程F:工程Eにおいて得られた押出し成形物を、圧延
ロールでシート状に成形する工程。 工程G:工程Fで得られたシート状物から、前記加工助
剤の少なくとも一部を除去し、前記シート状成形体を得
る工程。 - 【請求項5】前記工程Gにおいて、前記加工助剤の少な
くとも一部を除去した後、圧延ロールで圧延して前記シ
ート状成形体を得る請求項4に記載の電極体の製造方
法。 - 【請求項6】前記炭素質材料は細孔容積が0.7〜1.
2cm3/gかつ比表面積が900〜2300m2/g
であり、前記混合物中に前記第1の結合材は前記炭素質
材料に対して1〜20質量%、前記加工助剤は前記炭素
質材料に対して20〜200質量%含まれる請求項4又
は5に記載の電極体の製造方法。 - 【請求項7】前記工程Dにおいて、温度20〜350℃
に保持された圧延ロールにより前記積層体を圧延する請
求項4、5又は6に記載の電極体の製造方法。 - 【請求項8】前記金属集電体箔は、アルミニウム又はア
ルミニウム合金からなる請求項1〜7のいずれかに記載
の電極体の製造方法。 - 【請求項9】前記金属集電体箔を、化学的方法及び/又
は機械的方法により表面処理した後に、表面処理された
面に前記導電性接着剤を塗工する請求項1〜8のいずれ
かに記載の電極体の製造方法。 - 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載の方法に
より得られた電極体を正極体及び負極体とし、該正極体
と該負極体とをセパレータを介して対向させて素子を形
成し、該素子に電解液を含浸させることを特徴とする電
気二重層キャパシタの製造方法。
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