JP2016146484A - 電気二重層コンデンサの高電圧電極及びその製造方法 - Google Patents

電気二重層コンデンサの高電圧電極及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アルミニウムシートと活物質シートとの間の接触面積を増大させ、アルミニウムシート全面に金属酸化層を形成する電気二重層コンデンサの高電圧電極を提供すること。
【解決手段】多数の貫通ホールが形成される貫通型アルミニウムシート10と、前記貫通ホールと連通されるように貫通型アルミニウムシートから延びて貫通型アルミニウムシートの一方の側に突出するように形成される多数の第1の中空状突出部材11と、他方の側に突出するように形成される多数の第2の中空状突出部材12と、貫通型アルミニウムシートと、第1の中空状突出部材及び第2の中空状突出部材に塗布される金属酸化層13と、金属酸化層に貼着される第1の活物質シート20と、第1の活物質シートとつながるように貫通型アルミニウムシートの他方の面に位置するように金属酸化層に貼着される第2の活物質シート30と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気二重層コンデンサの高電圧電極及びその製造方法に係り、特に、電気二重層コンデンサの電極に用いられるアルミニウムシートに多数の貫通ホールを形成するに当たって、アルミニウムシートの表面積の損失を防いでアルミニウムシートと活物質シートとの間の接触面積を増大させ、アルミニウムシートの全面に金属酸化層を形成することにより高電圧電極が実現される電気二重層コンデンサの高電圧電極及びその製造方法に関する。
電気二重層コンデンサ(EDLC:Electric Double Layer Capacitor)は、可逆性のある物理吸着現象により電気エネルギーを貯蔵することから、充放電を繰り返し行っても寿命に及ぼす影響が少なく、スマートフォン、ハイブリッド自動車、電気自動車や太陽光発電に適用されるエネルギー貯蔵装置の分野に適用されている。この種の電気二重層コンデンサは、パワー密度は良好であるとはいえ、エネルギー密度が低いため、これを改善するための電極材料の開発が求められる。
フォトリソグラフィを用いた立体パターン構造を有するアルミニウム集電体の製造方法が提案されている(例えば、下記の特許文献1参照)。特許文献1に開示されているアルミニウム集電体の製造方法は、まず、アルミニウム箔集電体を洗浄した後に窒素雰囲気下で乾燥させる。乾燥が終わると、乾燥されたアルミニウム箔集電体表面の上に感光液を塗布した後に乾燥させ、感光液が選択的に露光されるように硬化させる。
硬化が終わると、現像液を露光されたアルミニウム集電体に振り撒いて露光されていない感光液を選択的に除去した後に、残留した感光液を完全に硬化させてアルミニウム集電体の上にパターンを形成する。パターンが形成され終わると、2枚の炭素板をそれぞれの対向電極とし、パターンが形成されたアルミニウム箔集電体を2枚の炭素板の間に配設して交流電源を印加し、電解液においてアルミニウム集電体を1次的にエッチングする。
1次エッチングが終わると、エッチングされたアルミニウム集電体を乾燥させる。アルミニウム集電体の乾燥が終わると、2枚の炭素板を対向電極とし、1次エッチング後に乾燥されたアルミニウム集電体を両対向電極の間に配設して2次エッチングを行う。2次エッチングが終わると、2次エッチング済みアルミニウム箔を洗浄した後に乾燥させる。
特許文献1に示すように、従来の電気二重層コンデンサの電極は、フォトリソグラフィ工程を用いてアルミニウム集電体にパターン、すなわち、多数の貫通孔を形成してアルミニウム集電体と活物質との間の接触面積を増大させることにより、エネルギー密度を改善している。
特許文献1に示すように、従来の電気二重層コンデンサの電極に用いられるアルミニウム集電体に多数の貫通孔を形成する場合、アルミニウム集電体の全体の面積のうち貫通孔が占める面積に見合う分だけアルミニウム集電体の表面積の損失が生じるという問題がある。
大韓民国登録特許第1166148号(登録日:2012年07月10日)
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、電気二重層コンデンサの電極に用いられるアルミニウムシートに多数の貫通ホールを形成するに当たって、アルミニウムシートの表面積の損失を防いでアルミニウムシートと活物質シートとの間の接触面積を増大させ、アルミニウムシートの全面に金属酸化層を形成することにより、高電圧電極が実現される電気二重層コンデンサの高電圧電極及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による電気二重層コンデンサの高電圧電極は、互いに離隔するように多数の貫通ホールが形成される貫通型アルミニウムシートと、前記貫通ホールと連通されるように貫通型アルミニウムシートから延びて貫通型アルミニウムシートの一方の側に突出するように形成される多数の第1の中空状突出部材と、前記多数の第1の中空状突出部材とそれぞれ離隔するように形成され、前記貫通ホールと連通されるように貫通型アルミニウムシートから延びて貫通型アルミニウムシートの他方の側に突出するように形成される多数の第2の中空状突出部材と、前記貫通型アルミニウムシートと、前記多数の第1の中空状突出部材及び前記多数の第2の中空状突出部材にそれぞれ塗布される金属酸化層と、前記多数の第1の中空状突出部材が埋め込まれるように貫通型アルミニウムシートの一方の面に位置するように金属酸化層に貼着される第1の活物質シートと、前記多数の第2の中空状突出部材が埋め込まれ、多数の第1の中空状突出部材及び多数の第2の中空状突出部材を介して第1の活物質シートとつながるように貫通型アルミニウムシートの他方の面に位置するように金属酸化層に貼着される第2の活物質シートと、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法は、一方の面及び他方の面にそれぞれ多数の第1の中空状突出部材及び多数の第2の中空状突出部材が形成され、全面に金属保護層が形成された貫通型アルミニウムシートを第1のローラに巻き取って準備するステップと、第1の活物質シートを第2のローラに巻き取って準備するステップと、第2の活物質シートを第3のローラに巻き取って準備するステップと、前記貫通型アルミニウムシートの一方の面の上側に前記第1の活物質シートが位置するようにし、他方の面の下側に前記第2の活物質シートが位置するようにして貫通型アルミニウムシートと、第1の活物質シート及び第2の活物質シートをそれぞれプレス部に搬送するステップと、第1の活物質シート及び第2の活物質シートをそれぞれ貫通型アルミニウムシートの一方の面及び他方の面に位置させて金属酸化層に貼着し、多数の第1の中空状突出部材及び多数の第2の中空状突出部材を介して互いにつながるように第1の活物質シート及び第2の活物質シートを同時にプレス部を用いて押し付けるステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の一態様による電気二重層コンデンサの高電圧電極及びその製造方法は、電気二重層コンデンサの電極に用いられるアルミニウムシートに多数の貫通ホールを形成するに当たって、アルミニウムシートの表面積の損失を防いでアルミニウムシートと活物質シートとの間の接触面積を増大させ、アルミニウムシートの全面に金属酸化層を形成することにより、高電圧電極が実現されるというメリットがある。
本発明の電気二重層コンデンサに適用される高電圧電極の断面図である。 図1に示す貫通型アルミニウムシートに活物質シートを貼着する前の状態を示す断面図である。 図2に示す貫通型アルミニウムシートを他方の面から眺めた背面図である。 図2に示す第1の中空状突出部材の様々な実施形態を示す表である。 本発明の電気二重層コンデンサに適用される高電圧電極の製造方法を示す工程フローチャートである。 本発明の電気二重層コンデンサに適用される高電圧電極の製造に用いられる活性炭の特性を示す表である。 本発明の電気二重層コンデンサに適用される高電圧電極を製造するための装置の構成を概略的に示す図である。
以下、添付図面に基づき、本発明の電気二重層コンデンサの高電圧電極及びその製造方法の実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の電気二重層コンデンサの高電圧電極は、貫通型アルミニウムシート10と、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30を備える。
貫通型アルミニウムシート10には、互いに離隔するように多数の貫通ホール11a、12aが形成され、多数の第1の中空状突出部材11と、多数の第2の中空状突出部材12及び金属酸化層13が配設される。多数の第1の中空状突出部材11は、それぞれ多数の貫通ホール11aと連通されるように貫通型アルミニウムシート10から延びて貫通型アルミニウムシート10の一方の側に突出するように形成され、多数の第2の中空状突出部材12は、それぞれ多数の第1の中空状突出部材11とそれぞれ離隔するように形成され、貫通ホール12aと連通されるように貫通型アルミニウムシート10から延びて貫通型アルミニウムシート10の他方の側に突出するように形成される。金属酸化層13は、貫通型アルミニウムシート10と、多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12にそれぞれ塗布される。第1の活物質シート20は、多数の第1の中空状突出部材11が埋め込まれるように貫通型アルミニウムシート10の一方の面10aに位置するように金属酸化層13が貼着され、第2の活物質シート30は、多数の第2の中空状突出部材12が埋め込まれ、多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12を介して第1の活物質シート20とつながるように貫通型アルミニウムシート10の他方の面10bに位置するように金属酸化層13が貼着される。
このような構成を有する本発明の電気二重層コンデンサの高電圧電極の構成について詳細に説明すると、下記の通りである。
貫通型アルミニウムシート10には、図1乃至図3に示すように、互いに離隔するように多数の貫通ホール11a、12aが形成され、それぞれ貫通型アルミニウムシート10の一方の面10a及び他方の面10bが貫通されるように形成される。これらの多数の貫通ホール11a、12aの直径D1、D3は、50〜100μmである。多数の貫通ホール11a、12aが形成される貫通型アルミニウムシート10の厚さT1は10〜50μmであり、純度が99.20〜99.99%のものを用いて比抵抗特性を改善して本発明の電気二重層コンデンサに適用される高電圧電極の電気的な特性を改善する。ここで、図1は、図7に示す「Aa」部分を拡大して示す断面図であり、図2は、貫通型アルミニウムシート10を図3に示す「A−A」線に沿って切り取って示す断面図である。
多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12は、それぞれ図2及び図3に示すように、針や錐などの先端の尖った円筒柱部材(図示せず)と、楕円柱部材(図示せず)及び四角柱部材(図示せず)のうちのいずれか一つを用いて貫通型アルミニウムシート10を一方の面10aや他方の面10bから押し付けて突き抜くことにより、貫通型アルミニウムシート10に多数の貫通ホール11a、12aを形成するとともに、多数の貫通ホール11a、12aとそれぞれ連通されるように貫通型アルミニウムシート10から延びて突出するように形成される。多数の貫通ホール11a、12aは、それぞれ図4に示すように、円筒柱部材と、楕円柱部材及び四角柱部材のうちのいずれか一つにより円筒状と、楕円状及び四角形のうちのいずれか一つの形状に形成される。ここで、図4は、第1の中空状突出部材11の様々な実施形態を示す表であり、第2の中空状突出部材12は、図4に示す第1の中空状突出部材11と同様に適用されるため、第2の中空状突出部材12の様々な実施形態の図示及び説明を省略した。
例えば、多数の第1の中空状突出部材11は、先端の尖った円筒柱部材と、楕円柱部材及び四角柱部材のうちのいずれか一つを貫通型アルミニウムシート10の一方の面10aに向かって押し付けて突き抜くことにより、貫通型アルミニウムシート10に多数の貫通ホール11aを形成するとともに、貫通型アルミニウムシート10の軟性により貫通ホール11aから延びてアルミニウムシート10の一方の側に突出するように形成される。ここで、多数の貫通ホール11aは、円筒柱部材と、楕円柱部材及び四角柱部材に応じて、図4に示すように、円筒状と、楕円状及び四角形のうちのいずれか一つの形状に形成される。
多数の貫通ホール11aは、円筒柱部材と、楕円柱部材及び四角柱部材に応じて、図4に示すように、円筒状と、楕円状及び四角形のうちのいずれか一つの形状に形成される。例えば、円筒柱部材を用いる場合、多数の貫通ホール11aは、Y1行でのように、円筒状に形成され、楕円柱部材を用いる場合、多数の貫通ホール11aは、Y3行でのように、楕円状に形成される。四角柱部材を用いて形成する場合、多数の貫通ホール11aは、Y2行でのように、四角形に形成される。なお、図4において、X3列にそれぞれ記載の図面は、X2列にそれぞれ記載の図面の斜視図を示す。
多数の第2の中空状突出部材12は、先端の尖った円筒柱部材と、楕円柱部材及び四角柱部材のうちのいずれか一つを用いて貫通型アルミニウムシート10の他方の面10bに向かって押し付けて突き抜くことにより、貫通型アルミニウムシート10に多数の貫通ホール12aを形成するとともに、貫通型アルミニウムシート10の軟性により貫通ホール12aから延びて貫通型アルミニウムシート10の他方の側に突出するように形成される。ここで、多数の貫通ホール12aは、図4に示す貫通ホール11aと同様に、円筒柱部材と、楕円柱部材及び四角柱部材に応じて、図4に示すように、円筒状と、楕円状及び四角形のうちのいずれか一つの形状に形成される。
これらの多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12は、それぞれ先端の尖った円筒柱部材と、楕円柱部材及び四角柱部材のうちのいずれか一つにより一つ以上の突出バリ部材11b、11c、11d、12b、12c、12dとして形成される。例えば、第1の中空状突出部材11及び第2の中空状突出部材12は、それぞれ図3に示すように、一つの突出バリ部材11b、12bとして形成されるか、或いは、2以上の突出バリ部材11b、11c、11d、12b、12c、12dとして形成される。すなわち、1枚の貫通型アルミニウムシート10は、一つの突出バリ部材11b、12bとして形成されるか、或いは、2以上の突出バリ部材11b、11c、11d、12b、12c、12dとして形成される第1の中空状突出部材11及び第2の中空状突出部材12が混在されて形成される。第1の中空状突出部材11は、図4に示す第1の中空状突出部材11と同様に、貫通ホール11aが、Y2及びY3行でのように、四角形や楕円状に形成される場合、4つの突出バリ部材11b、11c、11d、11eとして形成され、第2の中空状突出部材12もまた、第1の中空状突出部材11と同様に適用される。ここで、図4に示す表において、X1列は、第1の中空状突出部材11に2つの突出バリ部材11b、11cが形成された実施形態を示し、X2列は、第1の中空状突出部材11に3つや4つの突出バリ部材11b、11c、11d、11eが形成された実施形態を示し、X3列は、X1列に示す第1の中空状突出部材11の斜視図を示す。なお、図1は、図4のX1列とY1行に示す2つの突出バリ部材11b、11c、12b、12cを有する第1の中空状突出部材11及び第2の中空状突出部材12が形成された本発明の電気二重層コンデンサの高電圧電極の断面図を示す。
一つ以上の突出バリ部材11b、11c、11d、12b、12c、12dは、それぞれ貫通ホール11a、12aから延びるように貫通型アルミニウムシート10に互いに離隔して一体に形成され、それぞれの高さT2、T3は、2〜70μmになるように形成される。例えば、図2及び図4に示すように、突出バリ部材11b、12bの高さT2、T3は、貫通型アルミニウムシート10の一方の面10aや他方の面10bを基準として最大の高さであり、多数の突出バリ部材11b、11c、11d、12b、12c、12dは、それぞれ貫通型アルミニウムシート10の一方の面10aや他方の面10bを基準として互いに分離された状態で高さが2μm以上になるように形成されることを示す。このように多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12は、一つ以上の突出バリ部材11b、11c、11d、12b、12c、12dを有するように形成されることにより、貫通型アルミニウムシート10の表面積をなお一層増大させる。例えば、第1の中空状突出部材11及び第2の中空状突出部材12は、円筒状柱部材を用いて形成するとき、直径D1、D3が互いに均一な円筒状貫通ホール11a、12aを形成するとともに、第1の中空状突出部材11及び第2の中空状突出部材12の一方の側や他方の側の内径D2、D4が直径D1、D3に等しいかそれよりも小さくなるように形成される突出バリ部材11b、12bとして形成されることにより、貫通型アルミニウムシート10の表面積をなお一層増大させる。
金属酸化層13は、貫通型アルミニウムシート10と、多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12のそれぞれの表面に塗布されて貫通型アルミニウムシート10を囲繞するように形成される。すなわち、金属酸化層13は、貫通型アルミニウムシート10の表面と、多数の第1の中空状突出部材11の外周面と内周面及び多数の第2の中空状突出部材12の外周面と内周面を備えるように形成されて本発明の電極が適用された電気二重層コンデンサに高電圧を持たせる。ここで、金属酸化層13の材質としては、Alが用いられ、陽極酸化方法により多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12を備える貫通型アルミニウムシート10の全面に形成される。
第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30は、それぞれ図1及び図2に示すように、ロールプレス方法を2回以上繰り返し行って多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12を介して互いにつながるように貫通型アルミニウムシート10の一方の面10a及び他方の面10bに同時に押し付けられて金属酸化層13に貼着され、ロールプレス方法を2回以上繰り返し行うとき、最後に行われるロールプレス方法により押し付けられた第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30の厚さT4、T5は、最初に行われるロールプレス方法により押し付けられた厚さ(図7におけるT6,T7)よりも2〜30%薄くなるように形成される。
第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30は、それぞれロールプレス方法を2回以上繰り返し行って貫通型アルミニウムシート10に同時に押し付けられて貼着されることにより、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30を貼着するための押付力により多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12の外形が変形されたり、これにより貫通ホール11a、12aが閉塞されたりするなどの損傷を防ぐとともに、等価直列抵抗特性が低下することを防ぎ、高電圧を有する電極が実現される。
例えば、本発明の電気二重層コンデンサの高電圧電極は、図7に示すプレス部140を用いてロールプレス方法を2回繰り返し行って形成する。
最初に行われるロールプレス方法は、最後に行われるロールプレス方法よりも低い圧力で押し付けて貫通型アルミニウムシート10の一方の面10a及び他方の面10bにそれぞれ位置するように金属酸化層13に第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30を貼着する。すなわち、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30は、それぞれ低い圧力で貫通型アルミニウムシート10に貼着されることにより、圧力により多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12の外形が変形されることが防がれる。このように、最初に行われるロールプレス方法は、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30をそれぞれ第1の中空状突出部材11や第2の中空状突出部材12に部分的に充填し、これにより、最初に行われるロールプレス方法に用いられる圧力よりも高い圧力が加えられることにより生じる第1の中空状突出部材11や第2の中空状突出部材12の外形の変形が防がれる。
第二番目、すなわち、第二番目が最後である場合、最後に行われるロールプレス方法は、最初に行われるロールプレス方法よりも高い圧力で押し付けて貫通型アルミニウムシート10の一方の面10a及び他方の面10bにそれぞれ位置するように金属酸化層13に第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30を貼着する。最後に行われるロールプレス方法は、最初に行われるロールプレス方法よりも高い圧力で押し付けても、既にある程度第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30がそれぞれ第1の中空状突出部材11や第2の中空状突出部材12に部分的に充填されることにより、第1の中空状突出部材11や第2の中空状突出部材12の外形が変形されることが防がれる。最後に行われるロールプレス方法においては、最初に行われるロールプレス方法よりも高い圧力で第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30を同時に押し付けることにより、多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12に充填された状態で多数の貫通ホール11a、12aに充填されて互いにつながる。
最後に行われるロールプレス方法により、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30は、多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12に充填されてそれぞれの内周面や外周面に貼着された状態で多数の貫通ホール11a、12aに充填されることにより、貫通型アルミニウムシート10と接触される面積が増大されて等価直列抵抗特性の低下が防がれる。このような第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30は、それぞれ互いに同じ活物質材質からなり、厚さT4、T5が厚さT6、T7よりも約2〜30%薄くなるように押し付けて形成することにより、接触面積を増大させて等価直列抵抗特性を改善して高電圧を有する電極を製造することができ、それぞれの厚さT4、T5は、100〜500μmである。ここで、活物質材質としては活性炭が用いられ、活性炭の平均粒径は1〜10μmであり、比表面積は1200〜2200m/gである。
上述した構成を有する本発明の電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法を添付図面を参照して説明すれば、下記の通りである。
本発明の電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法は、図5及び図7に示すように、まず、一方の面10a及び他方の面10bにそれぞれ多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12が形成され、全面に金属酸化層13が形成された貫通型アルミニウムシート10を第1のローラ110に巻き取って準備する(S10)。第1のローラ110の準備とともに、第1の活物質シート20を第2のローラ120に巻き取って準備し(S20)、第2の活物質シート30を第3のローラ130に巻き取って準備する(S30)。第1のローラ110と、第2のローラ120及び第3のローラ130がそれぞれ準備されると、貫通型アルミニウムシート10の一方の面10aの上側に第1の活物質シート20が位置するようにし、他方の面10bの下側に第2の活物質シート30が位置するようにして貫通型アルミニウムシート10と、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30をそれぞれプレス部140に搬送する(S40)。貫通型アルミニウムシート10と、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30をそれぞれプレス部140に搬送されると、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30をそれぞれ貫通型アルミニウムシート10の一方の面10a及び他方の面10bにそれぞれ位置させて金属酸化層13に貼着し、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30がそれぞれ多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12を介して互いにつながるように第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30を同時にプレス部140を用いて押し付けた(S50)後に、公知の乾燥工程を用いて乾燥させて本発明の電気二重層コンデンサの高電圧電極を製造する。
前記構成のうち、貫通型アルミニウムシート10を第1のローラに巻き取って準備するステップ(S10)においては、まず、貫通型アルミニウムシート10の一方の面10a及び他方の面10bにそれぞれ多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12を形成する(S11)。すなわち、多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12は、それぞれ先端の尖った円筒柱部材(図示せず)と、楕円柱部材(図示せず)及び四角柱部材(図示せず)のうちのいずれか一つを用いて貫通型アルミニウムシート10を一方の面10aや他方の面10bから押し付けて突き抜くことにより、貫通型アルミニウムシート10に多数の貫通ホール11a、12aを形成するとともに、多数の貫通ホール11a、12aとそれぞれ連通されるように貫通型アルミニウムシート10から延びて突出するように多数の第1の中空状突出部材11や多数の第2の中空状突出部材12が一体に形成される。
貫通型アルミニウムシート10に形成される多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12は、それぞれ貫通型アルミニウムシート10の一方の側や他方の側、すなわち、第1の方向や第2の方向に突出するように形成され、第1の方向は、貫通型アルミニウムシート10の一方の面10aを向く方向であり、第2の方向は、第1の方向とは反対の方向に貫通型アルミニウムシート10の他方の面10bを向く方向である。
多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12が形成されると、多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12が形成された貫通型アルミニウムシート10を陽極酸化させて金属酸化層13を形成し、金属酸化層13が形成されると、貫通型アルミニウムシート10を第1のローラ110に巻き取って準備する(S12)。ここで、金属酸化層13は、陽極酸化方法を用いて形成し、陽極酸化方法により形成される金属酸化層の材質としては、Alが用いられる。
第1の活物質シート20を第2のローラ120に巻き取って準備するステップ(S20)及び第2の活物質シート30を第3のローラ130に巻き取って準備するステップ(S30)において、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30はそれぞれ互いに同じ活物質材質からなり、活物質材質は、電極材60〜80wt%及び粘度調節物20〜40wt%からなり、粘度を5,000〜10,000cp(centipoise)にする。第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30は、それぞれ上述した粘度を維持し、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30がある程度粘度を有した状態で搬送されて貫通型アルミニウムシート10に貼着されるため、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30の貼着力が改善される。ここで、電極材は、活性炭85〜95wt%と、導電剤3〜8wt%及びバインダー2〜7wt%からなり、粘度調節物は、アルコール30〜60wt%及び純水40〜70wt%からなる。ここで、活性炭は、水熱合成方法を用いて製造した炭素粒子粉末を活性化処理して製造する。活性化処理は、炭素粒子粉末と混合アルカリを重量比(wt%)が1:2〜3になるように混合して乾燥させた後に、窒素雰囲気の管状炉において600〜1000℃で熱処理して行い、混合アルカリは、NaOHとKOHを重量比(wt%)が1:9〜12になるように混合する。
活性炭の製造方法について詳細に説明すると、まず、公知の水熱合成方法を用いて製造した炭素粒子粉末を製造する。炭素粒子粉末としては、公知の原料が用いられ、原料としては、ピッチコークス、椰子殻やバイオ物質が用いられ、バイオ物質としては、ジャガイモ澱粉、チョウセンマツ(朝鮮松)の実またはトウモロコシなどが用いられる。炭素粒子粉末が製造されると、炭素粒子粉末を活性化処理する。活性化処理に際しては、まず、炭素粒子粉末を混合アルカリ溶液に30分間〜2時間真空含浸させた後、10〜15時間攪拌して炭素粒子粉末と混合アルカリを混合する。
炭素粒子粉末と混合アルカリが混合されると、公知のろ過機を用いてろ過した後に、100〜130℃で10〜15時間真空乾燥させる。乾燥が終わると、窒素雰囲気の管状炉において600〜1000℃で30分間〜1時間30分間熱処理して活性化させる。活性化が終わると、混合アルカリが混合された炭素粒子粉末を蒸留水で1〜10回繰り返し洗浄した後に乾燥させて活性炭を製造する。
活性炭の製造に際して、NaOH及びKOHからなる混合アルカリは、活性炭にNaOH及びKOHによる2種類の大きさの気孔を形成する。すなわち、Kイオン及びNaイオンは、互いに大きさが異なり、活性化動作の違いにより活性炭に互いに異なる大きさの気孔を形成する。例えば、Kイオンは、Naイオンの活性化により形成された気孔に比べて狭くて深い気孔を形成し、Naイオンは、Kイオンの活性化により形成された気孔に比べて広くて浅い気孔を形成する。
活性炭の比表面積は、図6に示すように、NaOH及びKOHの重量比(wt%)を1:9に固定した状態で炭化物及び混合アルカリの重量比を1:2、1:2.3、1:2.6及び1:3に変えながら実験するときに増大される。このような実験の実施形態でのように、混合アルカリにおけるKOHの重量比(wt%)が増加される場合、活性炭の比表面積は、図6に示すように、1200m/gから2200m/gに増大されるため、平均粒径1〜10μmの活性炭が使用可能になる。すなわち、活性炭は、平均粒径が小さいにも拘わらず、比表面積が増大されるので、活性炭の体積当たりの容量を増加させ、これにより活性炭と金属酸化層13との間の接触面積を増大させて低い等価直列抵抗特性を有する第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30を製造することができる。
活性炭に残存する金属不純物は、図6に示すように、NaOH及びKOHの重量比(wt%)を1:9に固定した状態で炭化物及び混合アルカリの重量比(wt%)を1:3、1:2.6、1:2.3及び1:2に変えながら実験するときに減少される。例えば、Naイオンにより形成された気孔を用いて活性炭を洗浄するとき、図6に示すように、金属不純物の除去効果が改善される。ここで、活性炭の洗浄後に残存する金属不純物としては、NiやKなどが挙げられる。
このように、活性炭は、炭化物及び混合アルカリの割合に応じて、比表面積の増加と金属不純物の減少が互いに相反する状態を示しているが、活性炭の使用目的に応じて最適な炭化物及び混合アルカリの割合を選択する場合、体積当たりの容量を増加させながらも金属不純物の残存量を減少させることができる。
第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30を同時にプレス部140を用いて押し付けるステップ(S50)は、図7に示すように、まず、第1の活物質シート20と、第2の活物質シート30及び貫通型アルミニウムシート10が一対の第1のプレスローラ141に搬送されると、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30がそれぞれ貫通型アルミニウムシート10の一方の面10a及び他方の面10bに位置して金属酸化層13により貼着されるように一対の第1のプレスローラ141を用いて第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30を同時に第1の圧力で1次的に押し付ける(S51)。
第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30の1次押し付けが終わった貫通型アルミニウムシート10が一対の第2のプレスローラ142に搬送されると、1次的に押し付けられた第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30がそれぞれ多数の第1の中空状突出部材11及び多数の第2の中空状突出部材12を介して互いにつながるように、一対の第2のプレスローラ142を用いて第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30を同時に第1の圧力よりも高い第2の圧力で2次的に押し付ける(S52)。ここで、第2の圧力は、貫通型アルミニウムシート10の一方の面10a及び他方の面10bに貼着された第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30の厚さT4、T5が、第1の圧力により押し付けられて貫通型アルミニウムシート10の一方の面10a及び他方の面10bに貼着された第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30の厚さ(図7におけるT6、T7)よりも2〜30%薄く形成されるように設定される。
上述した第1の圧力は、図7に示すように、一対の第1のプレスローラ141との離隔距離である間隔M1により設定され、第2の圧力は、図7に示すように、一対の第2のプレスローラ142との離隔距離である間隔M2により設定される。すなわち、一対の第1のプレスローラ141は、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30にそれぞれ第1の圧力が加えられるように間隔M1を隔てて隔設されて第1の活物質シート20を厚さT6に形成するとともに、第2の活物質シート30を厚さT7に形成する。一対の第2のプレスローラ142は、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30にそれぞれ第2の圧力が加えられるように間隔M2を隔てて隔設されて第1の活物質シート20を厚さT4に形成するとともに、第2の活物質シート30を厚さT5に形成して、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30の厚さT4、T5が厚さT6、T7よりも2〜30%薄くなるように形成する。ここで、厚さT6、T7は互いに同じ厚さを有し、厚さT4、T5もまた互いに同じ厚さを有する。
1次的に押し付けた第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30の厚さT6、T7よりも2〜30%薄くなるように2次的に押し付けた第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30の厚さT4、T5は、一対の第1のプレスローラ141間の間隔M1と、一対の第2のプレスローラ142間の間隔M2との間の間隔差(M3+M4)により生じる。すなわち、第1の圧力及び第2の圧力は、プレス部140に配設される一対の第1のプレスローラ141の離隔距離M1及び一対の第2のプレスローラ142の離隔距離M2により設定され、第1の圧力と第2の圧力との間の差分は、一対の第1のプレスローラ141の離隔距離M1と、一対の第2のプレスローラ142の離隔距離M2との間の差分(M3+M4)により生じる。例えば、離隔距離M1は、間隔(M2+M3+M4)に等しくなるように設定されることにより、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30の厚さT4、T5は、厚さT6、T7よりも2〜30%薄くなるように形成して高電圧を有する電極が実現され易い。ここで、離隔距離M1、M2は、それぞれ一対の第1のプレスローラ141や一対の第2のプレスローラ142の配置間隔を示す。
金属酸化層13と、第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30の接着力をなお一層改善するために導電性接着剤が用いられる。導電性接着剤としては、公知の材質が用いられ、貫通型アルミニウムシート10の一方の面10aや他方の面10bにそれぞれ位置するように金属酸化層13に振り撒かれた状態で塗布される。金属酸化層13に導電性接着剤が塗布されると、プレス部140を用いて第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30を同時に押し付けて第1の活物質シート20及び第2の活物質シート30が導電性接着剤により金属酸化層13に貫通型アルミニウムシート10になお一層強固に貼着されるようにして本発明の電気二重層コンデンサの高電圧電極を製造する。
上述したように、本発明の電気二重層コンデンサの高電圧電極及びその製造方法によれば、電気二重層コンデンサの電極に用いられるアルミニウムシートに多数の貫通ホールを形成するに当たって、アルミニウムシートの表面積の損失を防いでアルミニウムシートと活物質シートとの間の接触面積を増大させ、アルミニウムシートの全面に金属酸化層を形成することにより、高電圧電極が実現される。
本発明の電気二重層コンデンサの高電圧電極及びその製造方法は、電気二重層コンデンサの製造産業分野に適用可能である。
10:貫通型アルミニウムシート
11:第1の中空状突出部材
12:第2の中空状突出部材
13:金属酸化層
20:第1の活物質シート
30:第2の活物質シート
110:第1のローラ
120:第2のローラ
130:第3のローラ
140:プレス部
141:第1のプレスローラ
142:第2のプレスローラ

Claims (18)

  1. 互いに離隔するように多数の貫通ホールが形成される貫通型アルミニウムシートと、
    前記貫通ホールと連通されるように貫通型アルミニウムシートから延びて貫通型アルミニウムシートの一方の側に突出するように形成される多数の第1の中空状突出部材と、
    前記多数の第1の中空状突出部材とそれぞれ離隔するように形成され、前記貫通ホールと連通されるように貫通型アルミニウムシートから延びて貫通型アルミニウムシートの他方の側に突出するように形成される多数の第2の中空状突出部材と、
    前記貫通型アルミニウムシートと、前記多数の第1の中空状突出部材及び前記多数の第2の中空状突出部材にそれぞれ塗布される金属酸化層と、
    前記多数の第1の中空状突出部材が埋め込まれるように貫通型アルミニウムシートの一方の面に位置するように金属酸化層に貼着される第1の活物質シートと、
    前記多数の第2の中空状突出部材が埋め込まれ、多数の第1の中空状突出部材及び多数の第2の中空状突出部材を介して第1の活物質シートとつながるように貫通型アルミニウムシートの他方の面に位置するように金属酸化層に貼着される第2の活物質シートと、
    を備えることを特徴とする電気二重層コンデンサの高電圧電極。
  2. 前記貫通型アルミニウムシートには、互いに離隔するように多数の貫通ホールが形成され、前記多数の貫通ホールは、それぞれアルミニウムシートの一方の面及び他方の面が貫通されるように形成され、それぞれの直径は50〜100μmであることを特徴とする請求項1に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極。
  3. 前記貫通型アルミニウムシートの厚さは、10〜50μmであることを特徴とする請求項1に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極。
  4. 前記多数の第1の中空状突出部材及び前記多数の第2の中空状突出部材は、それぞれ先端の尖った円筒柱部材と、楕円柱部材及び四角柱部材のうちのいずれか一つを用いて貫通型アルミニウムシートを一方の面や他方の面から押し付けて突き抜くことにより、貫通型アルミニウムシートに多数の貫通ホールを形成するとともに、多数の貫通ホールとそれぞれ連通されるように貫通型アルミニウムシートから延びて突出するように形成され、前記貫通ホールは、円筒柱部材と、楕円柱部材及び四角柱部材のうちのいずれか一つにより円筒状と、楕円状及び四角形のうちのいずれか一つの形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極。
  5. 前記多数の第1の中空状突出部材及び前記多数の第2の中空状突出部材は、それぞれ先端の尖った円筒柱部材と、楕円柱部材及び四角柱部材のうちのいずれか一つにより一つ以上の突出バリ部材として形成されることを特徴とする請求項1に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極。
  6. 前記一つ以上の突出バリ部材は、それぞれ貫通ホールから延びるように貫通型アルミニウムシートに互いに離隔して一体に形成され、それぞれの高さは、2〜70μmであることを特徴とする請求項5に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極。
  7. 前記第1の活物質シート及び前記第2の活物質シートは、それぞれロールプレス方法を2回以上繰り返し行って多数の第1の中空状突出部材及び多数の第2の中空状突出部材を介して互いにつながるように貫通型アルミニウムシートの一方の面及び他方の面に位置するように 同時に押し付けられて金属酸化層に貼着され、ロールプレス方法を2回以上繰り返し行う際に、最後に行われるロールプレス方法により押し付けられた第1の活物質シートの厚さ及び第2の活物質シートの厚さは、それぞれ最初に行われるロールプレス方法により押し付けられた厚さよりも2〜30%薄くなるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極。
  8. 前記第1の活物質シート及び前記第2の活物質シートは、それぞれ互いに同じ活物質材質からなり、厚さは、100〜500μmであり、前記活物質材質としては、活性炭が用いられ、前記活性炭は、平均粒径が1〜10μmであり、比表面積は、1200〜2200m/gであることを特徴とする請求項1に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極。
  9. 一方の面及び他方の面にそれぞれ多数の第1の中空状突出部材及び多数の第2の中空状突出部材が形成され、全面に金属酸化層が形成された貫通型アルミニウムシートを第1のローラに巻き取って準備するステップと、
    第1の活物質シートを第2のローラに巻き取って準備するステップと、
    第2の活物質シートを第3のローラに巻き取って準備するステップと、
    前記貫通型アルミニウムシートの一方の面の上側に前記第1の活物質シートが位置するようにし、他方の面の下側に前記第2の活物質シートが位置するようにして貫通型アルミニウムシートと、第1の活物質シート及び第2の活物質シートをそれぞれプレス部に搬送するステップと、
    第1の活物質シート及び第2の活物質シートをそれぞれ貫通型アルミニウムシートの一方の面及び他方の面に位置させて金属酸化層に貼着し、多数の第1の中空状突出部材及び多数の第2の中空状突出部材を介して互いにつながるように第1の活物質シート及び第2の活物質シートを同時にプレス部を用いて押し付けるステップと、
    を含むことを特徴とする電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法。
  10. 前記貫通型アルミニウムシートを第1のローラに巻き取って準備するステップは、
    貫通型アルミニウムシートの一方の面及び他方の面にそれぞれ多数の第1の中空状突出部材及び多数の第2の中空状突出部材を形成するステップと、
    前記多数の第1の中空状突出部材及び前記多数の第2の中空状突出部材が形成された貫通型アルミニウムシートを陽極酸化させて金属酸化層を形成し、金属酸化層が形成されると、貫通型アルミニウムシートを第1のローラに巻き取って準備するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法。
  11. 前記多数の第1の中空状突出部材及び前記多数の第2の中空状突出部材を形成するステップにおいて、多数の第1の中空状突出部材及び多数の第2の中空状突出部材は、それぞれ先端の尖った円筒柱部材と、楕円柱部材及び四角柱部材のうちのいずれか一つを用いて貫通型アルミニウムシートを一方の面や他方の面から押し付けて突き抜くことにより、貫通型アルミニウムシートに多数の貫通ホールを形成するとともに、多数の貫通ホールとそれぞれ連通されるように貫通型アルミニウムシートから延びて突出するように多数の第1の中空状突出部材や多数の第2の中空状突出部材が一体に形成されることを特徴とする請求項10に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法。
  12. 前記多数の第1の中空状突出部材及び前記多数の第2の中空状突出部材は、それぞれ貫通型アルミニウムシートの一方の側や他方の側に突出するように形成されることを特徴とする請求項11に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法。
  13. 前記貫通型アルミニウムシートを第1のローラに巻き取って準備するステップにおいて、前記金属酸化層は、陽極酸化方法を用いて形成し、前記陽極酸化方法により形成される金属酸化層の材質としては、Alが用いられることを特徴とする請求項10に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法。
  14. 前記第1の活物質シートを第2のローラに巻き取って準備するステップ及び前記第2の活物質シートを第3のローラに巻き取って準備するステップにおいて、前記第1の活物質シート及び前記第2の活物質シートは、それぞれ互いに同じ活物質材質からなり、前記活物質材質は、電極材60〜80wt%及び粘度調節物20〜40wt%からなり、粘度は、5,000〜10,000cp(センチポイズ)であることを特徴とする請求項9に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法。
  15. 前記電極材は、活性炭85〜95wt%と、導電剤3〜8wt%及びバインダー2〜7wt%からなり、前記活性炭は、水熱合成方法により製造された炭素粒子粉末を活性化処理して製造し、前記活性化処理は、炭素粒子粉末と混合アルカリを重量比(wt%)が1:2〜3になるように混合して乾燥させた後に、窒素雰囲気の管状炉において600〜1000℃で熱処理して行い、前記混合アルカリは、NaOH及びKOHの重量比(wt%)が1:9〜12になるように混合されることを特徴とする請求項14に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法。
  16. 前記粘度調節物は、アルコール30〜60wt%及び純水40〜70wt%からなることを特徴とする請求項14に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法。
  17. 前記第1の活物質シート及び第2の活物質シートを同時にプレス部を用いて押し付けるステップは、第1の活物質シート及び第2の活物質シートがそれぞれ貫通型アルミニウムシートの一方の面及び他方の面に位置して金属酸化層に貼着されるように一対の第1のプレスローラを用いて第1の活物質シート及び第2の活物質シートを同時に第1の圧力で1次的に押し付けるステップと、
    前記1次的に押し付けられた第1の活物質シート及び第2の活物質シートがそれぞれ多数の第1の中空状突出部材及び多数の第2の中空状突出部材を介して互いにつながるように一対の第2のプレスローラを用いて第1の活物質シート及び第2の活物質シートを同時に第1の圧力よりも高い第2の圧力で2次的に押し付けるステップと、
    を含み、
    前記第1の圧力は、一対の第1のプレスローラの離隔距離により設定され、前記第2の圧力は、一対の第2のプレスローラの離隔距離により設定されることを特徴とする請求項9に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法。
  18. 前記2次的に押し付けるステップにおいて、第2の圧力は、貫通型アルミニウムシートの一方の面及び他方の面に貼着された第1の活物質シート及び第2の活物質シートの厚さが、第1の圧力により押し付けられて貫通型アルミニウムシートの一方の面及び他方の面に貼着された第1の活物質シート及び第2の活物質シートの厚さよりも2〜30%薄く形成されるように設定されることを特徴とする請求項17に記載の電気二重層コンデンサの高電圧電極の製造方法。
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