JP2002175209A - 情報サーバー内データ自動更新方法及びそのシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の情報サーバー装置内のデータ更新にお
ける更新作業の簡略化，負担の軽減を図る。 【解決手段】 利用者から予約を受けたホテルの宿泊施
設担当者が、宿泊施設端末２０の業務システム２３によ
って予約の入力を行うと、予約データベース２２のデー
タが更新される。自動更新システム２１によって更新デ
ータが把握されると、更新データがインターネット１を
通じて宿泊予約サーバー装置１０に送られる。更新デー
タを受信すると、ＷＷＷサーバー１１は更新データを情
報更新部１２へ送る。情報更新部１２は、空室・予約情
報データベース１５の該当するデータを更新する。この
とき、宿泊予約サーバー装置１０が多数あるときは、必
要に応じて自動更新システム２１によってそれら全部に
更新データが送られ、同様のデータ更新処理が各サーバ
ー装置において自動的に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータネ
ットワーク上において宿泊状況などの各種の予約情報を
提供する情報サーバーシステムに関し、具体的には、情
報サーバー装置内におけるデータ更新手法の改良に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】インターネットは、情報を広く提供する
場合に好都合であるが、各情報提供者が個別にホームペ
ージを開いても、その数が膨大なためなかなかアクセス
数が増えない状況にある。このような観点から、最近
は、各種の情報をジャンルごとに分けて提供するサイト
が注目されている。利用者は、このような総合的に情報
を提供しているサイトのホームページを参照して必要な
情報を入手したり、あるいは、必要な情報を提供してい
るホームページにアクセスすることができ、結果的に多
くの利用者が集まるようになる。例えば、「ＹＡＨＯＯ
！」，「楽天市場」などが有名である。

【０００３】このような総合的に情報を提供するサイト
が使用する総合情報サーバー装置における各種データの
登録や更新は、情報提供者が自己の端末を使用して該サ
ーバー装置にアクセスし、順次行っている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、多くの利用
者がアクセスしてもらうためには、提供する情報が新鮮
なものでなければならない。従って、総合情報サーバー
装置のデータに対しては、頻繁に更新作業を行わなけれ
ばならない。しかしながら、従来の逐次サーバー装置に
アクセスしてデータを更新する手法では、相当の手数を
要するという不都合がある。特に、総合情報サーバー装
置が複数あるような場合には、各サーバー装置毎にデー
タを更新する必要があり、作業量が膨大になってしま
う。

【０００５】本発明は、以上の点に着目し、情報サーバ
ー装置のデータ更新における更新作業の簡略化及び負担
の軽減を図ることを、その目的とするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第１の発明は、２次情報提供者装置の２次データベ
ースに登録されてネットワークにより利用者端末に提供
される情報の更新を、１次情報提供者装置から行う情報
更新方法であって、前記１次情報提供者装置の１次デー
タベースでデータの更新があったときに、前記２次情報
提供者装置の更新書式に従った更新データを自動的に作
成するステップ１；作成した更新データを前記２次情報
提供者装置の更新手順に従った手順でネットワークを通
じて送るステップ２；を含むことを特徴とする。

【０００７】第２の発明は、前記ステップ２において、
情報の更新手順の方法として前記２次情報提供者装置内
の、ＷＷＷサーバーと連動し動作するプログラムを利用
する方法、ＷＷＷサーバー自体でスクリプトを直接動作
させるプログラムを利用する方法、ＦＴＰサーバーを利
用する方法、メールサーバーを利用する方法の少なくと
も一つの方法を利用することを特徴とする。

【０００８】第３の発明は、前記２次情報提供者装置に
利用者端末から申込みがあったときに更新される前記２
次情報提供者装置内の更新データを、前記１次情報提供
者装置の１次データベースに蓄積する情報更新方法であ
って、前記２次情報提供者装置内の更新データを受け取
るステップ３；この更新データを受け取ったときに前記
１次情報提供者装置の１次データベースを更新するステ
ップ４；を含むことを特徴とする。

【０００９】第４の発明は、前記ステップ３において、
前記１次情報提供者装置が前記２次情報提供者装置から
更新データを受け取る方法として前記２次情報提供者装
置内の、ＷＷＷサーバーと連動し動作するプログラムを
利用する方法、ＷＷＷサーバー自体でスクリプトを直接
動作させるプログラムを利用する方法、ＦＴＰサーバー
を利用する方法、メールサーバーを利用する方法の少な
くとも一つの方法を利用することを特徴とする。

【００１０】第５の発明は、前記情報が、予約に関する
情報であることを特徴とする。

【００１１】第６の発明は、２次情報提供者装置の２次
データベースに登録されてネットワークにより利用者端
末に提供される情報の更新を、１次情報提供者装置から
行う情報更新システムであって、前記１次情報提供者装
置の１次データベースでデータの更新があったときに、
前記２次情報提供者装置の更新書式に従った更新データ
を自動的に作成する手段１；作成した更新データを前記
２次情報提供者装置の更新手順に従った手順でネットワ
ークを通じて送る手段２；を含むことを特徴とする。

【００１２】第７の発明は、前記手段２において、情報
の更新手順の方法として前記２次情報提供者装置内の、
ＷＷＷサーバーと連動し動作するプログラムを利用する
手段、ＷＷＷサーバー自体でスクリプトを直接動作させ
るプログラムを利用する手段、ＦＴＰサーバーを利用す
る手段、メールサーバーを利用する手段の少なくとも一
つの手段を用いることを特徴とする。

【００１３】第８の発明は、前記２次情報提供者装置に
利用者端末から申込みがあったときに更新される前記２
次情報提供者装置内の更新データを、前記１次情報提供
者装置の１次データベースに蓄積する情報更新システム
であって、前記２次情報提供者装置内の更新データを受
け取る手段３；この更新データを受け取ったときに前記
１次情報提供者装置の１次データベースを更新する手段
４；を含むことを特徴とする。

【００１４】第９の発明は、前記手段３において、前記
１次情報提供者装置が前記２次情報提供者装置から更新
データを受け取る手段として前記２次情報提供者装置内
の、ＷＷＷサーバーと連動し動作するプログラムを利用
する手段、ＷＷＷサーバー自体でスクリプトを直接動作
させるプログラムを利用する手段、ＦＴＰサーバーを利
用する手段、メールサーバーを利用する手段の少なくと
も一つの手段を用いることを特徴とする。

【００１５】第１０の発明は、前記情報が、予約に関す
る情報であることを特徴とする。本発明の前記目的，特
徴，利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭に
なろう。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。なお、本発明の適用対象としては、
どのような情報であってもよいが、以下の説明では、ホ
テルや旅館などの宿泊施設を対象とした宿泊予約サーバ
ー装置の場合を例として説明する。

【００１７】＜実施例１＞……最初に、図１及び図２を
参照しながら、本発明の実施例１について説明する。図
１及び図２には、実施例１のシステム構成が示されてい
る。これらの図に示すように、インターネット１，宿泊
予約を行う利用者端末２，旅行代理店などに設置される
宿泊予約サーバー装置１０（２次情報提供者），ホテル
や旅館などの宿泊施設に設置される宿泊施設端末２０
（１次情報提供者）によってシステムが構成される。な
お、図中では、宿泊予約サーバー装置１０と同様の宿泊
予約サーバー装置１０ａ〜１０ｃ、宿泊施設端末２０と
同様の宿泊施設端末２０ａ〜２０ｃ、利用者端末２と同
様の利用者端末２ａ〜２ｃが、通常多数インターネット
１に接続されていることを示している。以降の説明では
宿泊予約サーバー装置１０，宿泊施設端末２０，利用者
端末２をそれぞれの代表として説明する。

【００１８】これらのうち、まず利用者端末２は、イン
ターネット１に接続可能なＰＣ（パソコン），モデムや
ＴＡなどの通信装置などによって構成されており、
（１）インターネットのホームページを参照する機能，
（２）インターネットのホームページから宿泊予約ある
いは予約キャンセルの申込みを行う機能，を備えてい
る。

【００１９】宿泊予約サーバー装置１０は、例えば旅行
代理店の宿泊予約ホームぺージとしてネット上に情報提
供する。この宿泊予約サーバー装置１０は、利用者端末
２または宿泊施設端末２０との間でインターネット１を
介して情報の送受信を行うＷＷＷサーバー１１，該サー
バー装置１０で提供する情報が登録されている空室・予
約情報データベース１５（２次データベース）を含んで
いる。また、下記に説明するように、ＷＷＷサーバー１
１が空室・予約情報データベース１５を更新する機能を
保有しない場合、ＷＷＷサーバー１１と連動し登録情報
の更新を行う情報更新部１２をも含んでいる。

【００２０】これらのうち、ＷＷＷサーバー１１は、
（１）利用者端末２または宿泊施設端末２０からアクセ
スがあったときに、空室・予約情報データベース１５か
ら該当する空室・予約情報などを読み出して利用者端末
２または宿泊施設端末２０に提供する機能，（２）利用
者端末２から予約・キャンセル情報などを受信したとき
に、それを情報更新部１２に送る機能（図１）またはＷ
ＷＷ内スクリプト処理部１８により直接空室・予約情報
データベース１５を更新する機能（図２）の少なくとも
一つの機能，（３）宿泊施設端末２０から空室状況情報
などを受信したときに、それを情報更新部１２に送る機
能（図１）またはＷＷＷ内スクリプト処理部１８により
直接、空室・予約情報データベース１５を更新する機能
（図２）の少なくとも一つの機能，を有する。

【００２１】前記情報更新部１２の具体例としては、
「ＣＧＩ」を代表とする、ＷＷＷサーバー１１と連動し
動作するプログラムが挙げられる。前記ＷＷＷ内スクリ
プト処理部１８の具体例としては、「ＰＨＰ」や「ＡＳ
Ｐ」を代表とするＷＷＷサーバー１１自体でスクリプト
を直接動作させるプログラムが挙げられる。

【００２２】これら情報更新部１２またはＷＷＷ内スク
リプト処理部１８は、前記ＷＷＷサーバー１１から受け
取った利用者の予約・キャンセル情報または宿泊施設の
空室状況情報などに基づいて、空室・予約情報データベ
ース１５を更新する機能を備えている。なお、一般のサ
ーバーシステムと同様に、例えばメールサーバーやＦＴ
Ｐサーバーなどを備えていてよい。

【００２３】次に、宿泊施設端末２０は、例えばＰＣや
ワークステーションを中心としたコンピュータシステム
によって構成されており、コンピュータ，ディスプレ
イ，プリンタ，モデムやＴＡなどの通信装置、及びネッ
トワーク環境を利用できるソフトなどによって構成され
ている。そして、該システム内には、当該システムが設
置されたホテルや旅館などの宿泊施設における宿泊予約
業務を行うための業務システム２３が構築されている。

【００２４】この業務システム２３は、例えば、（１）
新規の予約やキャンセルのデータ入力を受け付ける受付
機能，（２）現時点における予約の状況，別言すれば空
き状況を表示する予約状況表示機能，を備えている。他
に、必要に応じて宿泊料金計算機能なども備えていてよ
い。予約データベース２２（１次データベース）は、宿
泊の予約データを集積したもので、必要に応じて顧客デ
ータや課金データなども集積される。

【００２５】更に、宿泊施設端末２０には、自動更新シ
ステム２１が構築されている。この自動更新システム２
１は、予約データベース２２を参照して空室状況情報な
どの更新があったときに、その更新データを宿泊予約サ
ーバー装置１０のＷＷＷサーバー１１にインターネット
１を通じて送る機能を備えている。

【００２６】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
宿泊施設側で宿泊の予約があった場合を説明する。利用
者が直接宿泊したいホテルに電話して予約を行う場合が
これに該当する。予約を受けたホテルの宿泊施設担当者
は、宿泊施設端末２０の業務システム２３によって、受
け付けた予約の入力を行う。これにより、予約データベ
ース２２が更新される。

【００２７】この予約データベース２２の更新がある
と、自動更新システム２１は自動的，または業務システ
ム２３あるいは宿泊施設担当者から受ける簡単な指示，
によって予約データベース２２の空室状況情報などの更
新を把握するとともに、 （１）宿泊予約サーバー装置１０のＷＷＷサーバー１１
に対してデータ登録用フォームの要求を行う。 （２）データ登録用フォームを受け取ると、自動更新シ
ステム２１はデータ登録用フォームを解析し、その入力
欄に対応する空室状況情報などのデータを予約データベ
ース２２から参照する。 （３）そして、そのデータ登録用フォームに必要な空室
状況情報などのデータを設定後、宿泊予約サーバー装置
１０のＷＷＷサーバー１１に対して送信する。 （４）上記の（１）〜（３）のステップは、サーバー側
の情報更新完了まで繰り返される。なお、このデータ登
録用フォームとして、自動更新システム２１を保有して
いない宿泊施設担当者が手入力で行うための入力画面の
ものを利用してもよい。

【００２８】一方、空室状況情報などのデータがインタ
ーネット１を通じて送られる宿泊予約サーバー装置１０
側では、空室状況情報などのデータを受信すると、 （１）図１の場合、ＷＷＷサーバー１１は情報更新部１
２を起動し、空室状況情報などのデータを情報更新部１
２へ送る。情報更新部１２は、そのデータを基に空室・
予約情報データベース１５を更新する。 （２）図２の場合、ＷＷＷサーバー１１内のＷＷＷ内ス
クリプト処理部１８が、空室・予約情報データベース１
５を更新する。このとき必要に応じ、自動更新システム
２１によって宿泊予約サーバー装置１０ａ〜１０ｃにも
空室状況情報などのデータが送られ、同様のデータ更新
処理が各サーバー装置において自動的に行われる。

【００２９】次に、利用者端末２によって宿泊の予約も
しくはキャンセルの申込みがあった場合の動作を説明す
る。利用者の予約・キャンセル情報は、インターネット
１を通じて宿泊予約サーバー装置１０のＷＷＷサーバー
１１に送られる。宿泊予約サーバー装置１０側では予約
・キャンセル情報などのデータを受信すると、 （１）図１の場合、ＷＷＷサーバー１１は情報更新部１
２を起動し、予約・キャンセル情報などのデータを情報
更新部１２へ送る。情報更新部１２は、そのデータを基
に空室・予約情報データベース１５を更新する。 （２）図２の場合、ＷＷＷサーバー１１内のＷＷＷ内ス
クリプト処理部１８が、空室・予約情報データベース１
５を更新する。

【００３０】次に、宿泊予約サーバー装置１０の運用者
は、利用者端末２から受信した予約・キャンセル情報を
宿泊予約サーバー装置１０から取り出し、電話もしくは
ＦＡＸにて、該当する宿泊施設に送る。もちろん、宿泊
予約サーバー装置１０によって自動的にＦＡＸを送るよ
うにしてもよい。この電話もしくはＦＡＸにより受けた
予約・キャンセル情報は、ホテルの宿泊施設担当者によ
り、宿泊施設端末２０の業務システム２３を利用して受
け付けられ、予約・キャンセル情報の入力が行なわれ
る。この動作は、利用者が直接宿泊したいホテルに電話
して予約を行った場合と同様である。

【００３１】以上のように、本実施例によれば、次のよ
うな効果が得られる。 （１）各宿泊施設端末２０側で新規の予約やキャンセル
があって空室状況などが更新されたとき、普段の作業で
なれた業務システム２３の操作を行うだけで、自動的ま
たは簡単な操作により宿泊予約サーバー装置１０側にお
ける空室・予約情報データベース１５も更新されるた
め、空室・予約情報の更新に要する手数を大幅に低減す
ることができる。 （２）宿泊施設端末２０側の予約データベース２２を基
礎として空室・予約情報の更新を行うこととし、宿泊予
約サーバー装置１０側で予約やキャンセルがあっても、
宿泊施設端末２０側の予約データベース２２の更新を行
ってから宿泊予約サーバー装置１０側の空室・予約情報
の更新が行われるので、各宿泊予約サーバー装置間で空
室・予約情報がばらつくなどの恐れがなく、結果的にダ
ブルブッキングの解消，速やかなキャンセル待ち対応が
可能となり、更には空き室の低減を図ることができる。

【００３２】＜実施例２＞……次に、図３を参照しなが
ら、本発明の実施例２について説明する。なお、上述し
た実施例１と対応する構成部分には同一の符号を用いる
こととする（以下の実施例においても同様）。

【００３３】実施例２では、宿泊予約サーバー装置１０
において、前記実施例１の宿泊予約サーバー装置１０の
構成の他、ファイル転送を制御するＦＴＰサーバー１３
を含んでいる。このＦＴＰサーバー１３は、宿泊施設端
末２０から送信される空室状況情報などを受信し、空室
・予約情報データベース１５を更新する機能を備えてい
る。

【００３４】また、ＷＷＷサーバー１１は、実施例１の
図１及び図２で示した空室・予約情報データベース１５
の変更手段（情報更新部１２による方法及びＷＷＷ内ス
クリプト処理部１８による方法）のうち、少なくとも一
つを有するものとする。図３では、便宜上、実施例１の
図１及び図２で示した空室・予約情報データベース１５
の変更手段（情報更新部１２による方法及びＷＷＷ内ス
クリプト処理部１８による方法）をまとめて記載してい
る。

【００３５】更に、宿泊施設端末２０に構築されている
自動更新システム２１ａは、空室状況情報などのデータ
を実施例１の宿泊予約サーバー装置１０のＷＷＷサーバ
ー１１にインターネット１を通じて送る機能の代わり
に、予約データベース２２を参照して空室状況情報など
の更新があったときに、その空室状況情報などの更新デ
ータを宿泊予約サーバー装置１０のＦＴＰサーバー１３
にインターネット１を通じて送る機能を備えている。

【００３６】次に、本実施例２と前記実施例１の動作の
違いを説明する。実施例１では宿泊施設端末２０側で宿
泊の予約があった場合、自動更新システム２１によって
空室状況情報などの更新が把握されるとともに、空室状
況情報などの更新データがインターネット１を通じて宿
泊予約サーバー装置１０のＷＷＷサーバー１１に送られ
ることとなっている。しかし、実施例２では、宿泊施設
端末２０側で宿泊の予約があった場合、次のステップで
空室・予約情報データベース１５が更新される。

【００３７】すなわち、宿泊施設端末２０側で宿泊の予
約があった場合、自動更新システム２１ａは自動的，ま
たは業務システム２３あるいは宿泊施設担当者から受け
る簡単な指示，によって空室状況情報などの更新の有無
を把握するとともに、 （１）宿泊予約サーバー装置１０のＷＷＷサーバー１１
で指定されたデータ形式に従った空室状況情報などのデ
ータを作成するため、予約データベース２２を参照す
る。 （２）次に、前記（１）に従った空室状況情報などのデ
ータを作成する。 （３）次に、前記（２）で作成した空室状況情報などの
データを、インターネット１を通じて宿泊予約サーバー
装置１０のＦＴＰサーバー１３に対して送信するため、
ＦＴＰサーバー１３に対して接続要求を発行する。 （４）次に宿泊予約サーバー装置１０のＦＴＰサーバー
１３に対して接続が完了すると、自動更新システム２１
ａはインターネット１を通じて、作成した前記空室状況
情報などのデータを転送する。 （５）空室状況情報などのデータの送信が終了すると、
ＦＴＰサーバー１３に対して接続を切断する。 （６）宿泊予約サーバー装置１０側では、ＦＴＰサーバ
ー１３が空室状況情報などのデータを受信すると、受信
した空室状況情報などのデータに基づいて空室・予約情
報データベース１５を更新する。このとき必要に応じ、
自動更新システム２１ａによって宿泊予約サーバー装置
１０ａ〜１０ｃにも空室状況情報などのデータが送ら
れ、同様のデータ更新処理が各サーバー装置において自
動的に行われる。

【００３８】以上のように、実施例１と実施例２は、宿
泊予約サーバー装置１０の空室・予約情報データベース
１５を更新するための手順が相違する。実施例１は、宿
泊予約サーバー装置１０内でＷＷＷサーバー１１と連動
し動作する「ＣＧＩ」などのプログラムや、ＷＷＷサー
バー自体でスクリプトを直接動作させる「ＰＨＰ」もし
くは「ＡＳＰ」などのプログラムを利用して、空室・予
約情報データベース１５の該当するデータが更新され
る。これに対し、実施例２は、ＦＴＰサーバー１３のフ
ァイル転送機能を利用して、空室・予約情報データベー
ス１５の該当するデータが更新される。

【００３９】＜実施例３＞……次に、図４を参照しなが
ら、本発明の実施例３について説明する。実施例３で
は、宿泊予約サーバー装置１０において、前記実施例１
の宿泊予約サーバー装置１０の構成の他、電子メールを
制御するメールサーバー１４，メールで送られた空室状
況情報などのデータを常時監視し、空室・予約情報デー
タベース１５に変更登録するデータ変換処理部１７を含
んでいる。このうち、メールサーバー１４は、宿泊施設
端末２０から送信される空室状況情報などのメールを受
信し、そのデータをメールデータ１６として保存する機
能を備えている。

【００４０】データ変換処理部１７は、（１）空室状況
情報などがメールで送られたかを常時監視する機能，
（２）空室状況情報などがメールで届いた場合、空室・
予約情報データベース１５に空室状況情報などのデータ
を登録する機能，を有する。

【００４１】また、ＷＷＷサーバー１１は、実施例１の
図１及び図２で示した空室・予約情報データベース１５
の変更手段（情報更新部１２及びＷＷＷ内スクリプト処
理部１８）のうち、少なくとも一つを有するものとす
る。図４では、便宜上、実施例１の図１及び図２で示し
た空室・予約情報データベース１５の変更手段（情報更
新部１２及びＷＷＷ内スクリプト処理部１８）をまとめ
て記載している。

【００４２】更に、宿泊施設端末２０に構築されている
自動更新システム２１ｂは、空室状況情報などを実施例
１のように宿泊予約サーバー装置１０のＷＷＷサーバー
１１にインターネット１を通じて送る機能の代わりに、
予約データベース２２を参照して空室状況情報などの更
新があったときに、その空室状況情報などのデータを宿
泊予約サーバー装置１０のメールサーバー１４にインタ
ーネット１を通じて送る機能を備えている。

【００４３】次に、本実施例３と前記実施例１の動作の
違いを説明する。実施例１では、宿泊施設端末２０側で
宿泊の予約があった場合、自動更新システム２１によっ
て空室状況情報などの更新が把握されるとともに、空室
状況情報などのデータがインターネット１を通じて宿泊
予約サーバー装置１０のＷＷＷサーバー１１に送られる
こととなっている。しかし、実施例３では、宿泊施設端
末２０側で宿泊の予約があった場合、次のステップで空
室・予約情報データベース１５が更新される。

【００４４】すなわち、宿泊施設端末２０側で宿泊の予
約があった場合、自動更新システム２１ｂは自動的，ま
たは業務システム２３あるいは宿泊施設担当者から受け
る簡単な指示，によって空室状況情報の更新の有無を把
握するとともに、 （１）宿泊予約サーバー装置１０のデータ変換処理部１
７が、空室・予約情報データベース１５の変更のために
必要とするデータ形式に従った空室状況情報などの更新
データを作成するため、予約データベース２２を参照す
る。 （２）次に、前記（１）に従った空室状況情報などの更
新データを作成する。 （３）次に、自動更新システム２１ｂは、作成した空室
状況情報などの更新データの電子メールを、インターネ
ット１を通じて宿泊予約サーバー装置１０のメールサー
バー１４に送付する。 （４）次に、宿泊予約サーバー装置１０側では、データ
変換処理部１７は宿泊施設端末２０側から空室状況情報
などの更新データのメールが送られたかを常に監視す
る。 （５）データ変換処理部１７はメールサーバー１４内に
空室状況情報などの更新データのメールがあれば、その
更新データのメールを取り出し空室・予約情報データベ
ース１５に必要なデータを解析し、空室・予約情報デー
タベース１５に登録する。このとき必要に応じ、自動更
新システム２１ｂによって宿泊予約サーバー装置１０ａ
〜１０ｃにも更新データが送られ、同様のデータ更新処
理が各サーバー装置において自動的に行われる。

【００４５】このように、実施例１が「ＣＧＩ」，「Ｐ
ＨＰ」，「ＡＳＰ」などを利用したのに対し、実施例３
では、メール機能によって空室・予約情報データベース
１５の更新が行われる。

【００４６】＜実施例４＞……次に、図５及び図６を参
照しながら、本発明の実施例４について説明する。実施
例４では、宿泊予約サーバー装置１０のＷＷＷサーバー
１１において、前記実施例１の機能のほか、次の機能を
有する。

【００４７】宿泊施設端末２０から予約状況情報などの
問い合わせ要求を受信したときに、（１）情報更新部１
２を起動し、その問い合わせ要求を情報更新部１２に送
り空室・予約情報データベース１５から予約状況情報を
取得し宿泊施設端末２０へ通知する機能，（２）ＷＷＷ
内スクリプト処理部１８により直接空室・予約情報デー
タベース１５から予約状況情報を取得し宿泊施設端末２
０へ通知する機能，の少なくとも一つの機能を有する。

【００４８】更に、宿泊施設端末２０に構築されている
自動更新システム２１ｃは、実施例１で示す機能の他
に、（１）随時予約状況を確認するため、宿泊予約サー
バー装置１０のＷＷＷサーバー１１にインターネット１
を通じて予約状況の問い合わせ要求を送る機能，（２）
予約状況の問い合わせに対して、宿泊予約サーバー装置
１０のＷＷＷサーバー１１から送られる予約状況情報を
受信する機能，（３）受信した予約状況情報を基に予約
データベース２２を更新する機能，を備えている。

【００４９】次に、本実施例４と前記実施例１の動作の
違いを説明する。実施例１では、利用者端末２によって
宿泊の予約もしくはキャンセルの申込みがあった場合、
宿泊予約サーバー装置１０又はその運用者が、予約・キ
ャンセル情報を宿泊予約サーバー装置１０から取り出
し、電話もしくはＦＡＸにて、該当する宿泊施設へ送る
こととなっている。しかし、実施例４では、該当する宿
泊施設が、利用者端末２からの予約・キャンセル情報を
直接宿泊予約サーバー装置１０から得ることができる。
その動作を次に示す。

【００５０】利用者端末２によって宿泊の予約もしくは
キャンセルの申込みがあった場合の動作を説明する。利
用者端末２からの予約・キャンセル情報は、インターネ
ット１を通じて宿泊予約サーバー装置１０のＷＷＷサー
バー１１に送られる。宿泊予約サーバー装置１０側では
利用者端末２から予約・キャンセル情報を受信すると、 （１）図５の場合、ＷＷＷサーバー１１は情報更新部１
２を起動し、予約・キャンセル情報を情報更新部１２へ
送る。そして情報更新部１２は、空室・予約情報データ
ベース１５を更新する。 （２）図６の場合、ＷＷＷサーバー１１内のスクリプト
処理部１８は、空室・予約情報データベース１５を更新
する。

【００５１】次に宿泊施設端末２０に構築されている自
動更新システム２１ｃは、自動的，または業務システム
２３あるいは宿泊施設担当者から受ける簡単な指示，に
よって宿泊予約サーバー装置１０のＷＷＷサーバー１１
に対して予約状況を確認する要求を送信する。その要求
を受信した宿泊予約サーバー装置１０側では、 （１）図５の場合、ＷＷＷサーバー１１は情報更新部１
２を起動し、情報更新部１２に対して予約状況確認の要
求を送る。情報更新部１２はその後、空室・予約情報デ
ータベース１５の該当する予約状況情報を参照し、ＷＷ
Ｗサーバー１１を介し予約状況情報を宿泊施設端末２０
に送信する。 （２）図６の場合、ＷＷＷ内スクリプト処理部１８は、
空室・予約情報データベース１５を参照し予約状況情報
を宿泊施設端末２０に送信する。次に宿泊施設端末２０
に構築されている自動更新システム２１ｃは、ＷＷＷサ
ーバー１１から送られた予約状況情報を受信し、必要な
データを解析し、予約データベース２２を更新する。こ
のとき必要に応じ、前記実施例１〜３のような手段で、
自動更新システム２１ｃによって宿泊予約サーバー装置
１０ａ〜１０ｃに更新データが送られ、データ更新処理
が各サーバー装置において自動的に行われる。

【００５２】以上のように、本実施例によれば、宿泊予
約サーバー装置１０側で予約やキャンセルがあっても、
宿泊施設端末２０側では自動的または簡単な操作だけで
宿泊予約サーバー装置内に保存されている予約情報を取
得でき、予約データベース２２の更新を行ってから宿泊
予約サーバー装置１０側のデータ更新が行われるので、
各サーバー装置間でデータがばらつくなどの恐れがな
く、結果的にダブルブッキングの解消，速やかなキャン
セル待ち対応が可能となり、更には空き室の低減を図る
ことができる。

【００５３】＜実施例５＞……次に、図７及び図８を参
照しながら、本発明の実施例５について説明する。実施
例５では、宿泊予約サーバー装置１０において、前記実
施例１の構成のほか、電子メールを制御するメールサー
バー１４を有する。また、ＷＷＷサーバー１１におい
て、実施例１の機能のほか、（１）図７の場合、ＷＷＷ
サーバー１１が情報更新部１２を起動し、情報更新部１
２が宿泊施設端末２０へ予約情報をメールで通知するた
め、メールサーバー１４にメール送信の指示を行う機
能，（２）図８の場合、ＷＷＷサーバー１１のＷＷＷ内
スクリプト処理部１８が宿泊施設端末２０へ予約情報を
メールで通知するため、メールサーバー１４にメール送
信の指示を行う機能，の少なくとも一つの機能，を有す
る。

【００５４】更に、宿泊施設端末２０に構築されている
自動更新システム２１ｄは、随時予約状況を確認するた
め、宿泊予約サーバー装置１０のメールサーバー１４が
予約情報を電子メールにて送付した任意のサーバー装置
３０に対して予約情報を含む電子メールを取得する機能
を備えている。

【００５５】また、任意のサーバー装置３０は、予約情
報を宿泊予約サーバー装置１０から電子メールで受信す
るメールサーバー３１，メールサーバー３１が受信した
電子メールを保存しておくメールデータ３２を含んでい
る。この任意のサーバー装置３０は、宿泊施設が契約し
ているプロバイダのサーバー装置であっても、現在流行
の無料メールサーバーであっても、もちろん宿泊予約サ
ーバー装置１０のサーバーであってもよい。要するに、
メールのデータが保存され、宿泊施設がメールを受信で
きる環境を備えたサーバー装置であればよい。

【００５６】次に、本実施例５と前記実施例１の動作の
違いを説明する。実施例１では、利用者端末２によって
宿泊の予約もしくはキャンセルの申込みがあった場合、
宿泊予約サーバー装置１０または宿泊予約サーバー装置
１０の運用者が予約・キャンセル情報を宿泊予約サーバ
ー装置１０から取り出し、電話もしくはＦＡＸにて、該
当する宿泊施設へ送ることとなっている。しかし、実施
例５では、該当する宿泊施設が、利用者端末２からの予
約・キャンセル情報を直接宿泊予約サーバー装置１０か
ら得ることができる。その動作を次に示す。

【００５７】利用者端末２によって宿泊の予約もしくは
キャンセルの申込みがあった場合の動作を説明する。利
用者端末２からの予約・キャンセル情報は、インターネ
ット１を通じて宿泊予約サーバー装置１０のＷＷＷサー
バー１１に送られる。宿泊予約サーバー装置１０側では
利用者端末２から予約・キャンセル情報を受信すると、 （１）図７の場合、ＷＷＷサーバー１１は情報更新部１
２を起動し、予約・キャンセル情報を情報更新部１２へ
送る。情報更新部１２は空室・予約情報データベース１
５を更新するとともに、予約・キャンセル情報を宿泊施
設端末２０に対してメールで通知するため、任意のサー
バー装置３０のメールサーバー３１へメール送信をすべ
く、メールサーバー１４に対してメール送信の指示を行
う。 （２）図８の場合、ＷＷＷサーバー１１内のＷＷＷスク
リプト処理部１８は空室・予約情報データベース１５を
更新するとともに、予約・キャンセル情報を宿泊施設端
末２０に対してメールで通知するため、任意のサーバー
装置３０のメールサーバー３１へメール送信をすべく、
メールサーバー１４に対してメール送信の指示を行う。

【００５８】次に、宿泊施設端末２０に構築されている
自動更新システム２１ｄは、自動的，または業務システ
ム２３あるいは宿泊施設担当者から受ける簡単な指示，
によって宿泊予約サーバー装置１０から電子メールで送
られた予約状況を確認するために、 （１）まず宿泊予約サーバー装置１０から送られた電子
メールが存在する任意のサーバー装置３０のメールサー
バー３１に接続する。 （２）次にそのメールサーバー３１に予約状況データの
メールがあるか確認し、もし、予約状況データのメール
があれば、（３）以降のステップの処理を行う。予約状
況データのメールがない場合、任意のサーバー装置３０
のメールサーバー３１との接続を切断し、作業を終了す
る。 （３）メールサーバー３１に格納されている電子メール
のうち、予約状況データのメールを受信，及び解析を行
う。 （４）続いて、必要なデータを抽出し、予約データベー
ス２２を更新する。 （５）続いて、必要に応じ、実施例１〜３のような手段
で、自動更新システム２１ｄによって宿泊予約サーバー
装置１０ａ〜１０ｃに更新データが送られ、データ更新
処理が各サーバー装置において自動的に行われる。

【００５９】以上のように、本実施例によれば、宿泊予
約サーバー装置側で予約やキャンセルがあっても、宿泊
施設端末側では自動的または簡単な操作だけで宿泊予約
サーバー装置内に保存されている予約情報を取得でき、
予約データベースの更新を行ってから宿泊予約サーバー
装置側のデータ更新が行われるので、各サーバー装置間
でデータがばらつくなどの恐れがなく、結果的にダブル
ブッキングの解消，速やかなキャンセル待ち対応が可能
となり、更には空き室の低減を図ることができる。

【００６０】＜実施例６＞……次に、図９及び図１０を
参照しながら、本発明の実施例６について説明する。実
施例６では、実施例１の構成の他、宿泊予約情報更新代
行サーバー装置４０を含んでいる。この宿泊予約情報更
新代行サーバー装置４０は、次の機能を有する。宿泊施
設端末２０αから予約状況情報などの登録要求を受信し
たときに、（１）情報更新部４２を起動し、その登録要
求を情報更新部４２に送り空室・予約情報データベース
４５を更新するとともに、その登録要求の情報及び宿泊
施設端末２０αから受け空室・予約情報データベース４
５に登録した情報を基に他の宿泊予約サーバー装置１０
〜１０ｃに対して空室情報を代行更新する機能，（２）
ＷＷＷ内スクリプト処理部４８により直接空室・予約情
報データベース４５を更新するとともに、その登録要求
の情報及び宿泊施設端末２０αから受け空室・予約情報
データベース４５に登録した情報を基に他の宿泊予約サ
ーバー装置１０〜１０ｃに対して空室情報を代行更新す
る機能，の少なくとも一つの機能を有する。

【００６１】もちろん、この宿泊予約情報更新代行サー
バー装置４０が、宿泊予約サーバー装置１０と同様に利
用者に対して空室状況情報提供や予約受付を行う機能を
保有してもよい。また、宿泊施設端末２０αにおいて、
自動更新システム２１や業務システム２３、予約データ
ベース２２はなくても構わない。要するに、インターネ
ット１に接続し、ホームページを参照できる機能を保有
していればよい。このときの空室情報の更新は宿泊施設
担当者が手作業で行うこととなる。図９及び図１０で
は、便宜上、実施例１の図１及び図２で示した宿泊予約
サーバー装置１０の空室・予約情報データベース１５の
変更手段（情報更新部１２による方法及びＷＷＷ内スク
リプト処理部１８による方法）をまとめて記載してい
る。

【００６２】次に、本実施例６と前記実施例１の動作の
違いを説明する。実施例１では宿泊施設端末２０側で宿
泊の予約があった場合、自動更新システム２１によって
空室状況情報などの更新が把握されるとともに、空室状
況情報などの更新データがインターネット１を通じて他
の宿泊予約サーバー装置１０ａ〜１０ｃへ送られること
となっている。しかし、実施例６では、宿泊施設端末２
０α側で空室状況情報の登録を宿泊予約情報更新代行サ
ーバー装置４０にすると、次のステップで他の宿泊予約
サーバー装置１０ａ〜１０ｃのデータベースが更新され
る。 （１）宿泊予約情報更新代行サーバー装置４０のＷＷＷ
サーバー４１が宿泊施設端末２０α側から空室情報など
の更新をする要求を受信すると、空室情報などを更新す
る為のデータ登録用フォームを宿泊施設端末２０αに送
信する。 （２）データ登録用フォームを受信した宿泊施設端末２
０α側は、実施例１の自動更新システム２１や手作業に
よって空室状況情報などをデータ登録用フォームに埋め
込み宿泊予約情報更新代行サーバー装置４０のＷＷＷサ
ーバー４１に対して送信を行う。 （３ａ）図９の場合、ＷＷＷサーバー４１は情報更新部
４２を起動し、空室状況情報などのデータを情報更新部
４２へ送る。情報更新部４２は、そのデータを基に空室
・予約情報データベース４５を更新する。 （３ｂ）図１０の場合、ＷＷＷサーバー４１内のＷＷＷ
内スクリプト処理部４８が、空室・予約情報データベー
ス４５を更新する。

【００６３】宿泊予約情報更新代行サーバー装置４０側
では、次に以下の動作を行う。 （４）宿泊予約サーバー装置１０のＷＷＷサーバー１１
に対してデータ登録用フォームの要求を行う。 （５）データ登録用フォームを受け取ると、ＷＷＷサー
バー４１の情報更新部４２もしくはＷＷＷ内スクリプト
処理部４８はデータ登録用フォームを解析し、その入力
欄に対応する空室状況情報などのデータを空室・予約情
報データベース４５から参照する。 （６）そして、そのデータ登録用フォームに必要な空室
状況情報などのデータを設定後、宿泊予約サーバー装置
１０のＷＷＷサーバー１１に対して送信する。 （７）上記の（４）〜（６）のステップは、宿泊予約サ
ーバー装置１０側の情報更新完了まで繰り返される。

【００６４】なお、このデータ登録用フォームとして、
宿泊施設担当者が手入力で行うための入力画面のものを
利用してもよい。上記の説明では、宿泊予約サーバー装
置１０を対象にして説明したが、必要に応じて、他の宿
泊予約サーバー装置１０ａ〜１０ｃに対して同様のステ
ップにより、情報更新をしてもよい。

【００６５】以上のように、実施例１と実施例６は、宿
泊予約サーバー装置１０〜１０ｃの空室・予約情報デー
タベース１５を更新するための手順が相違する。実施例
１は、それぞれの宿泊施設端末の自動更新システムを利
用して、空室・予約情報データベース１５の該当するデ
ータが更新される。これに対し、実施例６は、宿泊施設
端末が自動更新システムを保有していなくても、宿泊予
約サーバー装置１０〜１０ｃに対して、空室情報などの
登録を代行する宿泊予約情報更新代行サーバー装置４０
に１度だけ手入力するだけで、他の宿泊予約サーバー装
置１０〜１０ｃに対して空室情報などを更新設定でき
る。つまり、宿泊予約サーバー装置群に対して、一括し
て情報登録を行う代行サーバーと考えることができる。

【００６６】前記実施例は、いずれも宿泊予約を例に説
明したが、本発明には数多くの実施形態があり、以上の
開示に基づいて多様に改変することが可能である。例え
ば、次のようなものも含まれる。 （１）前記形態では宿泊予約を例にしたが、ゴルフ場予
約，飲食店予約，医院予約，チケット予約，航空券予約
など、多様なサーバーシステムの情報更新に適用可能で
ある。 （２）前記形態に示したシステム構成も、同様の作用を
奏するように設計変更可能である。特に、インターネッ
ト以外の各種のネットワークに適用可能である。

【００６７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
元となる一次データベースの更新があったときに、対応
する二次データベースのデータ更新を自動的に行うこと
としたので、更新作業の簡略化，負担の軽減を図ること
ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１の第１の例を示すシステム構
成図である。

【図２】本発明の実施例１の第２の例を示すシステム構
成図である。

【図３】本発明の実施例２のシステム構成図である。

【図４】本発明の実施例３のシステム構成図である。

【図５】本発明の実施例４の第１の例を示すシステム構
成図である。

【図６】本発明の実施例４の第２の例を示すシステム構
成図である。

【図７】本発明の実施例５の第１の例を示すシステム構
成図である。

【図８】本発明の実施例５の第２の例を示すシステム構
成図である。

【図９】本発明の実施例６の第１の例を示すシステム構
成図である。

【図１０】本発明の実施例６の第２の例を示すシステム
構成図である。

【符号の説明】

１…インターネット ２，２ａ，２ｂ，２ｃ…利用者端末 １０，１０ａ，１０ｂ，１０ｃ…宿泊予約サーバー装置 １１…ＷＷＷサーバー １２…情報更新部 １３…ＦＴＰサーバー １４…メールサーバー １５…空室・予約情報データベース １６…メールデータ １７…データ変換処理部 １８…ＷＷＷ内スクリプト処理部 ２０，２０ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０α…宿泊施設端末 ２１，２１ａ，２１ｂ，２１ｃ，２１ｄ…自動更新シス
テム ２２…予約データベース ２３…業務システム ３０…任意のサーバー装置 ３１…メールサーバー ３２…メールデータ ４０…宿泊予約情報更新代行サーバー装置 ４１…ＷＷＷサーバー ４２…情報更新部 ４５…空室・予約情報データベース ４８…ＷＷＷ内スクリプト処理部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ３２２ Ｇ０６Ｆ 17/60 ３２２

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ２次情報提供者装置の２次データベース
   に登録されてネットワークにより利用者端末に提供され
   る情報の更新を、１次情報提供者装置から行う情報更新
   方法であって、 前記１次情報提供者装置の１次データベースでデータの
   更新があったときに、前記２次情報提供者装置の更新書
   式に従った更新データを自動的に作成するステップ１；
   作成した更新データを前記２次情報提供者装置の更新手
   順に従った手順でネットワークを通じて送るステップ
   ２；を含むことを特徴とする情報更新方法。
2. 【請求項２】 前記ステップ２において、情報の更新手
   順の方法として前記２次情報提供者装置内の、ＷＷＷサ
   ーバーと連動し動作するプログラムを利用する方法、Ｗ
   ＷＷサーバー自体でスクリプトを直接動作させるプログ
   ラムを利用する方法、ＦＴＰサーバーを利用する方法、
   メールサーバーを利用する方法の少なくとも一つの方法
   を利用することを特徴とする請求項１記載の情報更新方
   法。
3. 【請求項３】 前記２次情報提供者装置に利用者端末か
   ら申込みがあったときに更新される前記２次情報提供者
   装置内の更新データを、前記１次情報提供者装置の１次
   データベースに蓄積する情報更新方法であって、 前記２次情報提供者装置内の更新データを受け取るステ
   ップ３；この更新データを受け取ったときに前記１次情
   報提供者装置の１次データベースを更新するステップ
   ４；を含むことを特徴とする情報更新方法。
4. 【請求項４】 前記ステップ３において、前記１次情報
   提供者装置が前記２次情報提供者装置から更新データを
   受け取る方法として前記２次情報提供者装置内の、ＷＷ
   Ｗサーバーと連動し動作するプログラムを利用する方
   法、ＷＷＷサーバー自体でスクリプトを直接動作させる
   プログラムを利用する方法、ＦＴＰサーバーを利用する
   方法、メールサーバーを利用する方法の少なくとも一つ
   の方法を利用することを特徴とする請求項３記載の情報
   更新方法。
5. 【請求項５】 前記情報が、予約に関する情報であるこ
   とを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の情報更
   新方法。
6. 【請求項６】 ２次情報提供者装置の２次データベース
   に登録されてネットワークにより利用者端末に提供され
   る情報の更新を、１次情報提供者装置から行う情報更新
   システムであって、 前記１次情報提供者装置の１次データベースでデータの
   更新があったときに、前記２次情報提供者装置の更新書
   式に従った更新データを自動的に作成する手段１；作成
   した更新データを前記２次情報提供者装置の更新手順に
   従った手順でネットワークを通じて送る手段２；を含む
   ことを特徴とする情報更新システム。
7. 【請求項７】 前記手段２において、情報の更新手順の
   方法として前記２次情報提供者装置内の、ＷＷＷサーバ
   ーと連動し動作するプログラムを利用する手段、ＷＷＷ
   サーバー自体でスクリプトを直接動作させるプログラム
   を利用する手段、ＦＴＰサーバーを利用する手段、メー
   ルサーバーを利用する手段の少なくとも一つの手段を用
   いることを特徴とする請求項６記載の情報更新システ
   ム。
8. 【請求項８】 前記２次情報提供者装置に利用者端末か
   ら申込みがあったときに更新される前記２次情報提供者
   装置内の更新データを、前記１次情報提供者装置の１次
   データベースに蓄積する情報更新システムであって、 前記２次情報提供者装置内の更新データを受け取る手段
   ３；この更新データを受け取ったときに前記１次情報提
   供者装置の１次データベースを更新する手段４；を含む
   ことを特徴とする情報更新システム。
9. 【請求項９】 前記手段３において、前記１次情報提供
   者装置が前記２次情報提供者装置から更新データを受け
   取る手段として前記２次情報提供者装置内の、ＷＷＷサ
   ーバーと連動し動作するプログラムを利用する手段、Ｗ
   ＷＷサーバー自体でスクリプトを直接動作させるプログ
   ラムを利用する手段、ＦＴＰサーバーを利用する手段、
   メールサーバーを利用する手段の少なくとも一つの手段
   を用いることを特徴とする請求項８記載の情報更新シス
   テム。
10. 【請求項１０】 前記情報が、予約に関する情報である
    ことを特徴とする請求項６〜９のいずれかに記載の情報
    更新システム。