JP2002174881A - 内視鏡用カメラ及び内視鏡撮影システム - Google Patents

内視鏡用カメラ及び内視鏡撮影システム

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JP2002174881A
JP2002174881A JP2000371683A JP2000371683A JP2002174881A JP 2002174881 A JP2002174881 A JP 2002174881A JP 2000371683 A JP2000371683 A JP 2000371683A JP 2000371683 A JP2000371683 A JP 2000371683A JP 2002174881 A JP2002174881 A JP 2002174881A
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秀幸 正治
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至峰 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い精度で識別可能にしたり、多くのフィル
ム情報の項目数等に対応できる内視鏡用カメラ及び内視
鏡撮影システムを提供する。 【解決手段】 フィルムカセット2には抵抗値Rの値に
より、そのフィルム情報を識別させる抵抗膜14と、カ
メラ3の発光器21及び受光器22との間に配置される
係合部に設けた凹部によりフィルム情報部16が形成さ
れ、抵抗膜14の抵抗値Rは電源34の電圧Eを固定抵
抗33で分圧した値により検出され、またフィルム情報
部16は凹部を通して受光器22で受光する光線の回数
で検出され、これらの検出出力はCPU36に入力さ
れ、それぞれ対応するフィルム情報が識別され、種類が
異なる識別手段で識別されたフィルム情報が一致する場
合のみ撮影条件の設定を行うようにして高い精度での識
別を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡画像を撮影す
る内視鏡用フィルムカセットに対応した内視鏡用カメラ
及び内視鏡用カメラを用いて内視鏡画像の撮影を行う内
視鏡撮影システムに関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡を用いて内視鏡検査、内視鏡診断
をする内視鏡システムでは、内視鏡用モニタ画像撮影装
置を用いて内視鏡画像を撮影することが広く用いられ
る。この内視鏡用モニタ画像撮影装置は電子内視鏡装置
の出力する内視鏡画像のビデオ信号を写真撮影する為の
装置である。
【0003】従来、複数の種類の内視鏡用フィルムカセ
ットを使い分ける方法として、出願人は、「特許登録2
647926号」に於いて、フィルムカセットに固定抵
抗を付加し、この固定抵抗の抵抗値を検出してその抵抗
値の違いによりフィルム情報を判別する方法(抵抗値識
別)や、「特願平9−360734」に於いて、フィル
ム巻き上げ係合部を所定量回転させた時の光線の透過す
る回数をカウントする事によりフィルム情報を判別する
方法(光識別)が考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡用フィルムカセットを使い分ける方法の抵抗値識
別と光識別に関し、それぞれの識別方法単独であると、
極めて希ではあるが、抵抗値識別と光識別のどちらの場
合に於いても、製造工程のバラツキや、使用環境におけ
る埃の堆積などにより、どちらか片方の識別方法だけで
あると、正確な識別が行なえなくなる可能性があった。
【0005】また、出願人が特願平10−237506
で示した導電膜抵抗の粘着テープによる抵抗値識別で
は、導電膜抵抗は固定抵抗と異なり、木目細かな抵抗値
の設定を行なう事が困難な為、数種類のフィルム識別し
か出来ない事と、出願人が「特願平9−360734」
で示したフィルムの係合軸に設けた透過部による光識別
では、木目細かに透過部の種類設ける事が困難な為、同
じく、数種類のフィルム識別しか出来ない事を勘案する
と、どちらか片方の識別方法だけであると、フィルム情
報として設定できる種類や項目の数が少なくなってしま
う問題点があった。
【0006】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、高い精度で識別可能にしたり、多
くのフィルム情報の項目数等に対応できる内視鏡用カメ
ラ及び内視鏡撮影システムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】露光前のフィルムを収納
する為のフィルム供給部と、露光後のフィルムを収納す
る為のフィルム巻き取り部と、これらフィルム供給部と
フィルム巻き取り部を連結するブリッジ部を有する内視
鏡用フィルムカセットが装填可能な内視鏡用カメラにお
いて、内視鏡用フィルムカセットに設けられたフィルム
感度、フィルム駒数、色温度タイプ、フィルムメーカ等
の少なくとも1つのフィルム情報を識別させるための種
類が異なる複数の被識別手段に対する複数の識別手段を
有し、前記複数の識別手段でそれぞれ識別したフィルム
情報が一致した場合にのみ所定の動作を行う制御手段を
設けたことにより、一方の被識別手段を識別した場合よ
りも精度が高い識別を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1から図13は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた内
視鏡撮影システムの構成を示し、図2及び図3は内視鏡
用フィルムカセットの構成を示し、図4は図2の内視鏡
用フィルムカセットの係合部に設けたフィルム情報部の
構成を示し、図5は図2のフィルム情報部と内視鏡用カ
メラとの関係を示し、図6は図2のフィルム巻き上げ部
を構成する凹部と発光器及び受光器との関係を示し、図
7は図2の内視鏡用フィルムカセットが装填される内視
鏡用カメラの電気系の構成を示し、図8は図5の係合部
と巻き上げ係合爪との係合を示し、図9は内視鏡用カメ
ラの動作をフローチャートで示し、図10から図12は
係合部と巻き上げ係合爪との係合状態を上方から見たフ
ィルム情報部の作用を示すもので、図10は未受光状態
の1例を示し、図11は図10の状態から少し巻き上げ
動作が行われた状態での未受光状態の他の1例を示し、
図12は受光状態を示し、図13は透過した光線を受光
した時のタイミング図である。
【0009】図1に示すように内視鏡撮影システム1
は、内視鏡用フィルムカセット(以下、フィルムカセッ
トと略記)2が装填される内視鏡用カメラ(或いはカセ
ットフィルム用カメラ以下、カメラと略記)3と、図示
しないCRTを内蔵するモニタ撮影装置本体4とからな
るモニタ画像撮影装置5と、このモニタ撮影装置本体4
が接続される電子内視鏡装置10とから構成される。
【0010】電子内視鏡装置10は患者の体腔内等に挿
入される細長の挿入部を有し、先端部に電荷結合素子等
の撮像素子を内蔵した電子内視鏡6と、この電子内視鏡
6に照明光を供給する光源装置7と、電子内視鏡6に内
蔵された撮像素子に対する信号処理を行い、映像信号を
生成するビデオプロセッサ8と、このビデオプロセッサ
8から出力される映像信号を表示するモニタ9とからな
る。
【0011】ビデオプロセッサ8はモニタ撮影装置本体
4にも映像信号を出力し、その表示手段のCRT画面に
撮像素子で撮像した内視鏡画像を表示する。また、例え
ば電子内視鏡6には撮影指示を行うレリーズスイッチ6
aが設けてあり、このレリーズスイッチ6aを操作した
場合のレリーズ信号はモニタ撮影装置本体4に送られ、
撮影に使用される。
【0012】具体的には、レリーズ信号が入力される
と、モニタ撮影装置本体4は図示しないCRTに表示す
る内視鏡画像をフリーズ状態(静止画表示状態)に設定
し、カメラ3側に写真撮影を行う制御信号を送り、カメ
ラ3は内視鏡画像を写真撮影する。
【0013】カメラ3には、フィルムカセット2の装填
の有無等の種々の状態或いは情報をユーザに知らせる告
知手段を形成するLED3aが設けてある。また、この
カメラ3には、モニタ画像撮影装置本体4から写真撮影
を行う際の、露光条件を設定する制御信号が送られる。
【0014】また、カメラ3からは、フィルムカセット
2から検知した後述するフィルム情報や、カメラ3の撮
影終了の動作等の情報が通信ケーブルを介してモニタ画
像撮影装置本体4に送られる。
【0015】図2及び図3に示すように本実施の形態に
使用されるフィルムカセット2は、フィルム種類、フィ
ルム感度、フィルム駒数、色温度タイプ、フィルムメー
カ等のフィルム情報が異なる(露光前の)フィルム2a
が装填されているフィルム供給部11と、露光(撮影)
済みのフィルム2aが巻き取られるフィルム巻き上げ部
12と、このフィルム巻き上げ部12とフィルム供給部
11とを連結するブリッジ部13とから構成される。こ
れらのフィルム供給部11、フィルム巻き上げ部12及
びブリッジ部13は遮光性の部材で形成されたり、或い
はその表面に遮光性塗料等が塗布されている。
【0016】また、このフィルムカセット2には、この
フィルムカセット2をカメラ3に装填した時、カメラ3
の本体と接する例えばフィルム供給部11側の側面の部
分には、フィルム種類、フィルム感度、フィルム駒数、
色温度タイプ、フィルムメーカ等のフィルム情報を表す
抵抗値(フィルム2aの種別に応じて異なる抵抗値)を
持つ透明導電性塗料を塗布した抵抗膜14が貼り付けら
れている。
【0017】更に、このフィルムカセット2のフィルム
巻き上げ部12には、カメラ3に設けられている(カメ
ラ側)巻き上げ係合爪15が係入するフィルム情報部1
6を備えた係合部17aを一方の端部(例えば先端部)
に設けた係合軸17が回転自在に配置されている。
【0018】なお、図3に示すようにカメラ3には押し
上げピン18が設けてあり、この押し上げピン18は前
記係合軸17の先端部に設けられている係合部17aを
巻き上げ係合爪15に係合させる為に、前記係合軸17
の後端面に当接して、この係合軸17を係合爪15側に
押圧移動させるためのものである。
【0019】図4に示すように、前記係合軸17の先端
部(上端部)に設けた係合部17aには、カメラ3に設
けた巻き上げ係合爪15が係入されると共に、フィルム
種類毎のフィルム感度等を表すフィルム情報部16を構
成する複数の凹部16aが形成されている。この凹部1
6aは、係合軸17の中心軸に直交するように一外周面
側から他外周面側に所定の幅寸法及び深さ寸法に形成し
たものであり、フィルム種類に応じて凹部16aの数を
変化させている。
【0020】つまり、図4(A)に示すように放射状に
等間隔に4本の凹部16aを形成したり、同図4(B)
に示すように放射状に等間隔に3本の凹部16aを形成
してその凹部16aの数によって光線の透過回数を計測
することで、フィルム種類の識別を行えるようになって
いる。つまり、フィルム情報を光学的な識別手段で光学
的に識別させる被識別手段として光通過部として機能す
る凹部16aを形成している。
【0021】図5に示すように、フィルムカセット2の
フィルム巻き上げ部12が装填されるカメラ3内には一
対の発光部となる発光器21と受光部となる受光器22
とが対向して設けられており、この発光器21から受光
器22に向かって出射される光線を遮る光軸上に係合爪
15が位置している。
【0022】また、前記押し上げピン18によって前記
係合軸17が巻き上げ係合爪15側に移動されて係合部
17aがフィルム巻き上げ部12から突出した時、図6
に示すように、前記係合部17aに形成したフィルム情
報部16が発光器21と受光器22との間に配置され
る。
【0023】具体的には、前記係合軸17の中心軸と発
光器21から受光器22に向かって出射される光線の光
軸とが直交している。このため、前記発光器21から前
記受光器22に向かって出射される光線の光軸上に凹部
16aが位置した場合、前記発光器21から出射された
光線が凹部16a内を通過して受光器22に到達する。
なお、本図においては巻き上げ係合爪15を省略してい
る。
【0024】次に図7により、カメラ3にフィルムカセ
ット2を装填した場合に、フィルム情報部16による情
報を(発光器21及び受光器22により)検出すると共
に、抵抗膜14による(フィルム)情報を検出する検出
系の構成を説明する。
【0025】図7に示すようにフィルムカセット2に設
けられた抵抗体、具体的には抵抗膜14(その抵抗値R
とする)の既定の2箇所は、カメラ3本体内部の2つの
接点31、32に接触するようになっている。
【0026】また、一方の接点31には、基準となる固
定抵抗33(その基準となる抵抗値Ro)を介して電源
34から所定の電圧Eが印加され、他方の接点32はグ
ランド(GND)に接続される。
【0027】そして、電源34からの所定の電圧Eを抵
抗膜14の抵抗値Rと固定抵抗33の抵抗値Roで分圧
し、この分圧した電圧をA/D変換器35でデジタル信
号に変換してCPU36に入力するようにしている。こ
のCPU36は入力されたデジタル信号の値(電圧値)
からフィルム情報を判別(識別)する。なお、CPU3
6内には、予め異なる電圧値に対応付けてフィルム感度
等のフィルム情報を識別する情報を記憶している(識別
用情報の記憶部を有する)。
【0028】また、このCPU36はカメラ3のフィル
ム巻き上げ等の駆動を行うカメラ駆動部37の制御を行
う。またCPU36は識別結果により、カメラ3の外表
面に設けたLED3aの点灯動作を制御する。
【0029】また、カメラ3には、発光ダイオード21
aで構成した発光器21及びこの発光ダイオード21a
で発光した光を(フィルム情報部16を介して)受光す
るフォトトランジスタ22aで構成した受光器22とが
対向配置されており、フィルムカセット2のフィルム情
報部16を構成する凹部16aによる情報を検出するの
に使用される。なお、発光ダイオード21aは例えばC
PU36の制御下で電源34から抵抗rを介して発光の
電流が流れる。また、フォトトランジスタ22aはその
コレクタが電源電圧Vccに接続され、エミッタが抵抗
rを介してGNDに接続される。
【0030】このフォトトランジスタ22aのエミッタ
は識別回路38の入力端に接続され、この識別回路38
はフォトトランジスタ22aの出力信号から(凹部16
aによって表された)フィルム2aのフィルム情報を識
別する。この識別した識別結果はCPU36に伝送さ
れ、CPU36は識別回路38による識別結果からもフ
ィルム2aの種別を判別する。なお、CPU36内に
は、予め識別された回数に対応付けてフィルム感度等の
フィルム情報を識別する情報を記憶している。
【0031】つまり、CPU36はA/D変換されて検
出(入力)される電圧値から抵抗膜14(の抵抗値に)
に付与されたフィルム情報を識別する識別手段を形成す
ると共に、識別回路38によりフィルム情報部16の凹
部16aにより光の通過回数を検出したその通過回数の
情報が入力されることにより対応するフィルム情報を識
別する。このように、フィルムカセット2に設けた種類
の異なる2つの被識別手段に対し、カメラ3側の2つの
種類の識別手段により、2つの被識別手段をそれぞれ識
別した識別情報がCPU36に入力され、CPU36は
それらの識別情報からそれぞれに対応するフィルム情報
を識別する。
【0032】より具体的には、CPU36は各識別情報
からそれぞれ対応するフィルム情報を識別し、2つのフ
ィルム情報が一致する場合にのみ、適切な撮影に必要な
設定等を行う。例えば識別されたフィルム感度に応じ
て、その撮影に最適なシャッタ速度等、所定の設定動作
を行う。
【0033】一方、2つのフィルム情報が一致しない場
合には、フィルム情報が不一致であると、ユーザに告知
し、撮影のための設定動作を行わない。このようにし
て、本実施の形態では、1つの種類のみの被識別手段を
識別した場合よりも、高い精度でフィルム情報の識別を
行えるようにしている。
【0034】また、カメラ駆動部37には、フィルム2
aの巻き上げ動作が始まってからの時間を計測するタイ
マ回路39が接続され、このタイマ回路39で時間計測
した巻き上げ時間と予め設定している巻き上げ予想時間
を比較する。なお、カメラ駆動部37は識別回路38に
よる回数識別の動作を行う場合のタイミング信号を送
る。また、CPU36はモニタ画像撮影装置本体4と接
続され、CPU36は識別したフィルム情報等をモニタ
画像撮影装置本体4に送る等する。
【0035】なお、図8に示すように、押し上げピン1
8によって前記係合軸17が巻き上げ係合爪15側に移
動すると、この巻き上げ係合爪15が係合軸17の係合
部17aに形成されている複数の凹部16aにおける対
向する2つの凹部16aに係入して、前記係合軸17を
回転させることが可能な状態になる。
【0036】また、前記巻き上げ係合爪15の係合軸1
7側先端は、前記凹部16aの幅に係合可能な程度の厚
さを有すると共に、係合軸17側に開口した略コ字形状
の切り欠きを有する板状に形成されている。さらに、前
記切り欠きの幅は、前記巻き上げ係合爪15を凹部16
aに係合させたときに、巻き上げ係合爪15と係合され
ていない残る全ての凹部16aが、係合軸17の直径方
向に貫通することができる程度のものである。なお、係
合部17aは遮光部材で形成され、巻き上げ係合爪15
も遮光部材で形成されている。
【0037】このような構成の本実施の形態の作用を以
下に説明する。次に図9のフローチャートを参照して、
その動作を説明する。図9に示すように、最初のステッ
プSIでフィルムカセット2をカメラ3に装填する。
【0038】すると、押し上げピン18が係合軸17を
巻き上げ係合爪15側に移動させて、巻き上げ係合爪1
5と係合軸17の係合部17aとが図8及び例えば図1
0に示すように係合してフィルム巻き上げ可能な状態に
する。
【0039】次にステップS2に移行し、カメラ3本体
内部に於いて、抵抗膜14と固定抵抗33との各抵抗値
R,R0とで電源34の電圧E(V)を分圧し、分圧さ
れた電圧値はA/D変換器35でA/D変換され、CP
U36に入力される。
【0040】CPU36では、この分圧値に応じて、フ
ィルムカセット2のフィルム情報(以下、抵抗フィルム
情報)を検知してCPU36のレジスタ等に一次記憶す
ると共に、ステップS3に移行し、前述の抵抗値Rがフ
ィルムカセットの未装填(以降、nfと略記)の場合の
開放(抵抗値R=∞)かの判断を行う。
【0041】解放でない場合には次のステップS4に進
み、解放の場合には、A/D変換した値は、ほぼE
(V)を示すので、この値であると判断した場合には、
ステップS5に移り、カメラ3に設けられているLED
3aを点灯させて、ユーザに告知する。
【0042】解放でなく、フィルムカセット2が装填さ
れていると判断した場合は、ステップS4に示すように
CPU36は発光器21をオン状態にする。この為、発
光器21から受光器22の方向に向かって光線を出射す
るフィルム種類検出状態になる。
【0043】次にステップS6に移行してフィルム2a
の空巻き上げを動作行うため、CPU36はカメラ駆動
部37に制御信号を送り、カメラ駆動部37の図示しな
いモータを回転させて巻き上げ係合爪15を回転させ
る。この動作の際に、カメラ駆動部37は識別回路38
に対して識別を行わせるタイミング信号を送る。また、
タイマ回路39に対し時間計測を起動させる。
【0044】そして、次のステップS7に移行してこの
巻き上げ係合爪15に係合している係合部17aが回転
されて係合軸17が回転することになり、その際に、識
別回路38は光線通過の判断を行う。
【0045】具体的には、例えば図10に示すように発
光器21から出射されている光線が巻き上げ係合爪15
によって遮られて受光器22に到達しない状態から、係
合軸17が矢印方向に回転して、図11に示すように係
合部17aの外周面によって遮られて発光器21から出
射された光線が受光器22まで到達しない状態、続いて
図12に示すように発光器21から出射した光線が凹部
16a内を通過し受光器22に到達する状態になって、
受光器22に到達したか否かが判断され、前記受光器2
2に発光器21からの光線が入射すると、次のステップ
S8において、発光器33に光線が入射した回数をカウ
ントする。
【0046】例えば、図4(A)に示したように係合部
17aに4本の凹部16aが形成されていれば、図13
(A)に示すように前記受光器22では1回転当たり6
回の光線が凹部16aを通過する。また、図4(B)に
示したように係合部17aに3本の凹部16aが形成さ
れていれば、図13(B)に示すように前記受光器22
に1回転当たり4回の光線が凹部16aを通過する。
【0047】次いで、ステップS9に移行し、受光器2
2に入射した回数であるカウント値nが1を越えている
か否かを判別する。この判別を行うことにより、フィル
ムカセット2が装填され、巻き上げ動作を行なっている
にも関わらず、図13(C)の如く、受光器22には、
凹部16aにより光線が透過し続けるか(ONしっぱな
し)、或いは遮られ続けるか(OFFしっぱなしか)を
判断する。
【0048】そして、透過し続けるか、遮られ続けるか
の場合には、カウント値が1を越えないので、ステップ
S10に示すようにフィルム巻き上げ異常(mf)の処
理を行う。この場合には、ステップS5におけるフィル
ムカセット未装填(nf)の場合と同様にLED3aを
点灯させて、フィルム巻き上げ異常であることをユーザ
に告知する。
【0049】ステップS9の判断で、巻き上げが正常に
動作している(n>1である)と判断した場合には、ス
テップS11に進み、タイマ回路39で計時された巻き
上げが開始されてからの時間がカウント規定時間内かの
判断を行う。つまり、巻き上げが開始されてから予め設
定されている巻き上げ装填時間の範囲内でか否かを判別
することにより、巻き上げ異常を判別する。
【0050】具体的には、フィルムカセット2が装填さ
れた時に、巻き上げ動作が正常に行われていると、発光
器21から出射された光線は、係合爪15によって遮ら
れながら、受光器22に到達しているので、ON/OF
F動作が行われる。
【0051】このON/OFF動作の間隔は、図4
(A)、(B)に示したようなフィルム情報を示す凹部
16aの形状と、フィルム2aの巻き上げ速度によっ
て、一義的に求まる。フィルムカセット2が正常に巻き
上げ動作されていない巻き上げ異常(mt)の場合に
は、図13(D)に示すように、所定時間t内を超えて
受光器22に1回転当たりの光線が凹部16aを通過す
る。
【0052】従って、フィルムカセット2が装填されて
いる時に巻き上げ動作が正常に行われない場合、前述の
ON/OFF間隔が所定時間tを超えている。この状態
を検知することにより、フィルムカセット2の巻き上げ
異常を判定する。
【0053】ステップS11の判断で、フィルムカセッ
ト2の巻き上げ動作が正常に行われている場合にはステ
ップS12に進み、逆に巻き上げ動作が正常に行われて
いない場合には、ステップS10に進み、ステップS5
におけるフィルムカセットが未装填(nf)の場合と同
様に巻き上げ異常(mt)であることをユーザに告知す
る。
【0054】ステップS12では、初期巻き上げ動作が
終了したか否かを判断する。このステップS12で初期
巻き上げ動作が継続していると判断した時にはステップ
S7に戻って識別回路38は受光器22に入射する発光
器21からの光線の回数を引き続きカウントする。
【0055】ステップS12の判断により初期巻き上げ
動作が終了したと判断した時は、ステップS13に移行
して発光器21から受光器22に到達した光線のカウン
ト回数を識別回路38はCPU36に出力した後、ステ
ップS14に移行してCPU36は発光器21の発光を
停止させ、識別回路38から出力された最後の回数値を
基にフィルム情報(以下、光フィルム情報)を得る。そ
して、その光フィルム情報をCPU36のレジスタ等に
記憶する。
【0056】次のステップS15にて、CPU36はレ
ジスタ等に保持(記憶)した光フィルム情報(図9では
スペースの便宜上、光情報)と、ステップS2で検知し
た抵抗フィルム情報(図9ではスペースの便宜上、抵抗
情報)とが一致(合致)しているか否かを判断し、一致
している場合は、ステップS16に移行して、撮影シス
テムにおける図示しない露光条件(撮影条件)等の設定
制御に用い、この一致したフィルム情報に応じて最適な
内視鏡撮影状態にする。
【0057】一方、一致していない場合には、撮影動作
を禁止し、ステップS5におけるフィルムカセット未装
填(nf)の場合と同様に、ステップS17で、フィル
ム情報異常であることをLED3aの点灯等でユーザに
告知する。
【0058】本実施の形態は以下の効果を有する。フィ
ルムカセット2の複数種類による被識別手段からそれぞ
れ識別した複数ののフィルム情報が合致した場合にだ
け、その識別したフィルム情報に基づいて適切な撮影状
態に切り替わり、不一致の際は、撮影動作を禁止してい
るので、単一種類によるフィルム情報検知の場合より
も、高い精度で最適な撮影状態に設定できる。
【0059】なお、上述の説明では、図10に示すよう
に凹部16aに巻き上げ係合爪15が係入した状態で
は、発光器21の光は受光器22には入射されないと説
明したが、これに限定されるものでなく、図10のよう
な状態においても、例えば巻き上げ係合爪15の下端に
空隙が形成されるような凹部16aの形状にし、その空
隙部分を通って発光器21の光が受光器22に入射され
るようにしても良い。
【0060】また、上述の説明では巻き上げ係合爪15
は遮光性の部材としているが、光を通す部材或いはその
一部が光を通すようにしても良い。また、図2に示すよ
うに(カメラ3側の巻き上げ係合爪15に係合し易いよ
うに)係合部17aにおける周方向に予め多数の係合用
凹部を放射状に形成したものにおいて、それらの係合用
凹部の下側にフィルム情報に対応した光の透過部を形成
するようにしても良い。例えば、光の透過部としては、
係合用凹部の下側に段差状で溝幅を狭くした凹部を形成
したり、係合用凹部の下側に貫通孔を形成したりしても
良い。
【0061】なお、上述の実施の形態では、高い精度で
フィルム情報の識別を行えるように種類が異なる2つの
被識別手段を識別して、識別した両者のフィルム情報が
一致する場合にのみ、撮影動作の設定に利用するものを
説明したが、その変形例として、2つの種類の被識別手
段のそれぞれを識別して、識別できた(一方のみ或いは
両者の)識別情報で撮影条件の設定を行うようにしても
良い。また、識別した結果が異なる場合には、一方の識
別手段のものを優先するようにしても良い。
【0062】このようにすると、例えば一方の被識別情
報のみしか設けてないフィルムカセットの場合にも本実
施の形態のカメラ3で撮影ができるようになる。このよ
うな場合に対応可能とするために、図7において、例え
ばモニタ画像撮影装置本体4にフィルム情報検知モード
の切替スイッチ4aを設け、この切替スイッチ4aの切
替設定により、モニタ画像撮影装置本体4はCPU36
に選択された信号を送り、その切替設定に応じて第1の
実施の形態で動作するモードと、この変形例のように動
作するモードとを選択できるようにしても良い。
【0063】また、2つの識別手段で識別した光フィル
ム情報と抵抗フィルム情報における両者のフィルム種類
の違いがごく僅かで、撮影(露光)条件等を変える程で
もない場合、片方の情報で撮影条件を設定するようにし
ても良い。本実施の形態では、係合部17aが1回転す
る例を示したが、この部分はフィルム駒送りのギヤ比に
依存するものであるから、勿論、1回転に限る事なく例
えば1/4回転等でも良い。
【0064】(第2の実施の形態)次に図14から図1
6を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。図
14は第2の実施の形態におけるフィルムカセット2の
フィルム情報の検出系の構成を示し、図15はその動作
を示すフローチャートであり、図16は抵抗フィルム情
報と光フィルム情報の情報例を示す。
【0065】本実施の形態の構成は第1の実施の形態と
類似しているので、異なる部分のみ説明する。図14に
示すように本実施の形態では、フィルム情報テーブル4
0が設けてあり、A/D変換器35で検知した抵抗フィ
ルム情報(具体的にはデジタルの電圧値情報)と識別回
路38で検知した光フィルム情報(通過回数の情報)
は、このフィルム情報テーブル40を介して、CPU3
6に伝送される。
【0066】フィルム情報テーブル40はEEPROM
等で構成され、メモリ素子のアドレス(番地)に対応付
けてフィルム感度等のフィルム情報が予め書き込まれて
いる。従って、フィルム情報テーブル40のアドレス端
子に回数の信号を(アドレス信号として)印加すること
により、回数に対応したフィルム感度の情報を読み出す
ことができる。同様に抵抗フィルム情報もこのフィルム
情報テーブル40におけるアドレス端子に信号を印加し
て、対応するフィルム情報を読み出す。
【0067】また、本実施の形態ではフィルム情報テー
ブル40には抵抗フィルム情報と光フィルム情報により
読み出されて出力されるフィルム情報は、相互に異なる
フィルム情報としている。
【0068】例えば、図16に示した如く、抵抗フィル
ム情報はフィルム種類、ISO感度の項目のフィルム情
報に利用され、光フィルム情報はフィルム駒数、色温度
タイプなどを項目を識別するのに使用されている。CP
U36はフィルム情報テーブル40からフィルム情報が
入力されると、そのフィルム情報に対応した撮影条件に
設定する制御動作を行う。
【0069】次に本実施の形態の作用を図15を参照し
て説明する。図15のフローチャートでは、図9のステ
ップS15,S17の代わりにS19のテーブル参照に
よりフィルム情報の統合を行う処理に変更され、この後
にステップS16に移るようになっている。
【0070】つまり、ステップS1からステップS14
までは図9で説明したのとほぼ同様の動作を行う。但
し、例えばA/D変換器35でA/D変換されたデジタ
ルの電圧値はCPU36に入力されないで、フィルム情
報テーブル40に入力され、その入力値に対応するフィ
ルム情報が読み出されてCPU36に入力される。
【0071】また、ステップS13での識別回路38に
よる計数されたカウント値もフィルム情報テーブル40
に入力され、その入力値に対応するフィルム情報が読み
出されてCPU36に入力される。ステップS13の
後、ステップS14で発光器21をOFFにした後ステ
ップS19に進み、CPU36はテーブル参照による統
合化を行う。
【0072】つまり、検知された抵抗フィルム情報と光
フィルム情報によりフィルム情報テーブル40にて、各
々の情報に該当する項目のフィルムデータに置き換えら
れると共に、それぞれ相互に異なるフィルムデータがC
PU36によって統合される。そしてステップS16で
統合されたフィルム情報に応じて、撮影システムの撮影
条件を最適なものに設定する。
【0073】本実施の形態は以下の効果を有する。抵抗
フィルム情報と光フィルム情報のそれぞれのパラメータ
種類が少なくても、異なるフィルム情報を割振り、検知
後に統合するようにしたので、より多くの種類或いは項
目のフィルムに対しての適切な設定が可能となる。
【0074】(第3の実施の形態)次に図以下、図面を
参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。図17
は第3の実施の形態のカメラにフィルムカセットを装填
した状態を示し、図18は第3の実施の形態におけるフ
ィルムカセットを示し、図18(A)はフィルムカセッ
トの外観を示し、図18(B)はフィルム巻き上げ部の
平面図を示し、図18(C)はフィルム巻き上げ部の縦
断面図を示す。
【0075】第1の実施の形態では、フィルムカセット
2の係合軸17は、カメラ3の押し上げピン18に押さ
れて突出して、カメラ側係合爪15に係合する構造にな
っていたが、本実施の形態では後述するようにバネによ
る付勢力で係合軸が常時突出する構造にしている。そし
て、カメラ53への装填の際に一時的に係合軸が退避
し、装填完了の際に突出してカメラ側係合爪60aに係
合する構造にしている。
【0076】図17に示す第3の実施の形態のカメラ5
3には図18に示すフィルムカセット52が装填して使
用される。図18(A)に示すようにフィルムカセット
52は図2に示したフィルムカセット2と同様に、フィ
ルム供給部11と、フィルム巻き上げ部12と、ブリッ
ジ部13とを有する。
【0077】また、図18(C)に示すようにフィルム
巻き上げ部12は下部ケース54a及び上部ケース54
bの内側に内筒55を設けて、その間に遮光された空間
を形成し、フィルム巻き取り収納部を形成している。ま
た、内筒55の内周に係合軸(巻き上げ軸)56を嵌入
し、この係合軸56の上端には半球状の係合部57を設
けている。また、係合軸56の外周に嵌合する内筒55
はその内周面が上部側から段差状に切り欠かれて、その
空間にコイル状のバネ58が収納されている。
【0078】そして、このバネ58により、図18
(C)等に示すように係合部57を上部ケース54bの
上面から上方に突出するように付勢している。この場
合、係合部57の周縁部は内筒55の上端より半径方向
内側に突出する上部ケース54bの突出部に当接して、
その状態より上部側に突出するのが規制されている。な
お、係合軸56と内筒55とは嵌合する部分に凹凸部が
形成されており、係合部57(係合軸56)が回転され
ると、内筒55も回転するようになっている。
【0079】この係合部57には、カメラ53側のフィ
ルム巻き上げ軸60(図17参照)の下端に設けた係合
爪60aが係入されると共に、フィルム情報に対応した
凹部59が形成されている。このフィルムカセット52
は図17に示すようにカメラ53の本体61の裏面の開
閉蓋62を空けて、その内部のカセット収納部63内に
装填することができる。
【0080】装填するためにフィルムカセット52をカ
セット収納部63内に挿入すると、フィルムカセット5
2の係合部57はカセット収納部63の内壁面63aに
より押し込められる。つまり、バネ58は圧縮されて、
係合部57は内筒55の内側に押し込まれる。
【0081】そして、さらにフィルムカセット52をカ
セット収納部63の深部側に挿入し、係合部57がフィ
ルム巻き上げ軸60に対向する位置に来ると、バネ58
の付勢力により、係合部57は突出し、その際係合部5
7に設けた凹部59にフィルム巻き上げ軸60の係合爪
60aが入り込む係合状態となる。
【0082】フィルムカセット52をカセット収納部6
3に挿入する時に係合部57が引っかかり挿入しにくい
場合は、フィルム巻き上げ部12を中心にフィルムカセ
ット52を少し回転させながら挿入する。
【0083】また、カセット収納部63の底面側の図示
しないバネで付勢されたピン64がフィルムカセット5
2の底部側の凹部に入り、ブレの少ない安定した巻き取
りを行えるようにしている。
【0084】なお、カセット収納部63における(フィ
ルム巻き上げ軸60の)係合爪60aの両側には発光器
21と受光器22とが設けてある。その他、フィルム情
報の検出系等の構成は第1の実施の形態或いは第2の実
施の形態とほぼ同様であり、第1或いは第2の実施の形
態とほぼ同様の効果を有する。
【0085】図19は第3の実施の形態の第1変形例の
フィルムカセットの構造を示す。図19(A)はフィル
ム巻き上げ部の平面図を示し、図19(B)はフィルム
巻き上げ部の縦断面図を示し、図19(C)はカセット
収納部に装填する際に係合部が没入された状態での縦断
面図を示す。このフィルムカセットは第3の実施の形態
とフィルム巻き上げ部12に形成した係合手段の構造が
異なる。
【0086】第3の実施の形態では、係合軸56の上端
に係合部57を一体的に形成していたが、この変形例で
は係合軸71の上端付近に周溝72を形成し、この周溝
72に係合部73の基端を係入した構造にしている。ま
た、係合部73には係合軸71の上端を係入する凹部が
形成されている。
【0087】この係合部73には図19(A)に示すよ
うにフィルム情報に対応した数の光の通路74が形成さ
れるようにしている。なお、第3の実施の形態では係合
部57の凹部でこの通路74に相当するものを形成して
いるが、この変形例では係合部73を設けていない部分
で、フィルム情報に対応した数の光の通路74を形成し
ている。なお、この通路は上述の各実施の形態の場合と
同様に、カメラ52側の巻き上げ爪60aが係入される
係入凹部の機能も持つ。
【0088】その他の構成は図19に示す第3の実施の
形態とほぼ同様である。そして、このフィルムカセット
をカメラ53のカセット収納部63に装填するために、
そのカセット収納部63内に挿入した際には、その内壁
面63aにより突出する係合部73が押圧されて図19
(C)のように没入する。そして、さらに深部側に挿入
すると、係合部73がバネ58により突出し、凹部74
にカメラ53側の巻き取り爪60aが入り込む。
【0089】図20は第3の実施の形態の第2変形例の
フィルムカセットの構造を示す。図20(A)はフィル
ム巻き上げ部の平面図を示し、図20(B)はフィルム
巻き上げ部の縦断面図を示し、図20(C)はカセット
収納部に装填する際に係合部が没入された状態での縦断
面図を示し、図20(D)は係合部を構成する係合片の
構造を斜視図で示す。
【0090】図20(A)に示すようにこのフィルムカ
セット52′は図18(A)と同様にフィルム供給部1
1と、フィルム巻き上げ部12と、ブリッジ13とを有
する。また、図20(C)に示すように巻き上げ部12
は、下部ケース54a及び上部ケース54bの内側の内
筒55の内側に係合軸81を配置している。この係合軸
81の下端側は段差状に細径にされ、内筒55と下部ケ
ース54aの折り返し部との間で上下方向に摺道可能な
スライド板82の中心の孔に係合軸81の下端側が貫通
している。
【0091】そして、係合軸81の周囲に配置した伸張
させたバネ83により、係合軸81の上端に設けたフラ
ンジ部とスライド板82とを引き寄せるように付勢して
いる(例えば、バネ83は引き伸ばした状態でその一端
がフランジ部に、他端がスライド板82に固定されてい
る)。
【0092】この係合軸81の上端面には、係合部84
を構成する係合片85が、その下端側が係合軸81の上
端面に当接するように配置され、さらにその上に円板状
の規制板86を配置して係合片85が脱落するのを規制
している。図20(B)等に示すように係合片85は略
4角錐形状であり、その下端には図20(D)に示すよ
うに軸86が取り付けてあり、この軸86の周りで回転
できるようにしている。
【0093】そして、図20(B)に示すように係合片
85部分を通す開口を設けた規制板87で各軸86をそ
の下方の内筒55の上面に設けた溝部から外れるのを規
制している。なお、係合部84における係合片85の
数、より具体的には係合片85により形成される光の通
路の数はフィルム情報に応じて設定される。
【0094】このような構造にして、このフィルムカセ
ット52′をカメラ53のカセット収納部63に装填す
るために、そのカセット収納部63内に挿入した際に
は、その内壁面63aにより突出する係合片85が押圧
されるとその押された係合片85がその下端の軸86の
周りで回転して係合軸81を下方に押し下げる。係合軸
81が下げられるとスライド板82も下方に移動する。
この場合、押圧されていない係合片85は押し下げられ
ない。
【0095】図21は第3の実施の形態の第3変形例の
フィルムカセットの構造を示す。図21(A)はフィル
ム巻き上げ部の平面図を示し、図21(B)はフィルム
巻き上げ部の縦断面図を示し、図21(C)はカセット
収納部に装填する際に係合部が没入された状態での縦断
面図を示し、図21(D)は係合部を構成する係合片の
構造を斜視図で示す。
【0096】この第3変形例のフィルムカセット52″
は第2変形例における係合片85の幅を小さくして図2
1(D)に示すように略扇形の板状にしたものである。
この場合にも、係合片85の下端には軸86が取り付け
てある。また、図21では8個の係合片85で係合部8
4を構成している。なお、図21(B)では簡単化のた
め、1つの軸86のみを示している。その他は第2変形
例と同様の構造であるのでその説明を省略する。
【0097】なお、上述における2つの種類の被識別手
段における抵抗形成体(具体的には抵抗膜14)の代わ
りにコンデンサの静電容量値によりフィルム情報を識別
させるコンデンサ膜を用いても良い。
【0098】この場合の構成を例えば第2の実施の形態
に適用した場合、第2の実施の形態の変形例のフィルム
情報検出系の構成を図22に示す。
【0099】この場合にはフィルムカセット2には抵抗
膜14の代わりにコンデンサを形成したテープ状等のコ
ンデンサ膜14′(その容量値C)が抵抗膜14を取り
付けた位置に設けてある。そして、カメラ3に装填した
場合、そのコンデンサは接点31、32と導通するよう
になっている。
【0100】また、本変形例では直流の電圧Eを発生す
る電源34の代わりに、交流電圧E′を発生する例えば
発振器34′が採用され、また、固定抵抗33と接続さ
れた接点31の交流電圧は検波回路41で検波されて直
流電圧に変換された後、A/D変換器35に入力され
る。その他は図14と同様の構成である。本変形例によ
っても第2の実施の形態における抵抗値Rを直流電圧を
分圧する直流の電圧値の検出を行う代わりに、発振器3
4′による交流電圧E′を交流的に分圧した電圧値を検
波回路41で直流電圧に変換してそれを同様に処理する
ようにしている。その他の作用は第2の実施の形態とほ
ぼ同様であり、また、その効果もほぼ同様である。な
お、図22に示す構成の場合には、コンデンサを形成し
たものに限らず、抵抗体の場合に対してもその抵抗体に
対する交流のインピーダンスの値で同様に識別を行うこ
とができる。
【0101】なお、フィルムカセット2に抵抗体(抵抗
膜14)とコンデンサを形成したコンデンサ形成体(コ
ンデンサ膜14′)とを被識別手段として設け、直流の
電源34を用いて抵抗体の抵抗値Rを検出して対応する
フィルム情報を識別し、また交流の電源(発振器3
4′)を用いてコンデンサ形成体のコンデンサの値Cを
検出してそれに対応するフィルム情報を識別するように
しても良い。
【0102】このようにすると、類似した簡単な構成の
フィルム情報の検出系で精度の高いフィルム識別や多数
の項目のフィルム情報の識別が行える。なお、上述した
各実施の形態等を部分的等で組み合わせて構成される実
施の形態等も本発明に属する。
【0103】[付記] 1.露光前のフィルムを収納する為のフィルム供給部
と、露光後のフィルムを収納する為のフィルム巻き取り
部と、これらフィルム供給部とフィルム巻き取り部を連
結するブリッジ部を有する内視鏡用フィルムカセットが
装填可能な内視鏡用カメラにおいて、内視鏡用フィルム
カセットに設けられたフィルム感度、フィルム駒数、色
温度タイプ、フィルムメーカ等の少なくとも1つのフィ
ルム情報を識別させるための第1の被識別手段と、前記
第1の被識別手段とは種類が異なる第2の被識別手段と
のいずれに対しても識別可能な識別手段を設けたことを
特徴とする内視鏡用カメラ。
【0104】2.露光前のフィルムを収納する為のフィ
ルム供給部と、露光後のフィルムを収納する為のフィル
ム巻き取り部と、これらフィルム供給部とフィルム巻き
取り部を連結するブリッジ部を有する内視鏡用フィルム
カセットが装填可能な内視鏡用カメラにおいて、内視鏡
用フィルムカセットに設けられたフィルム感度、フィル
ム駒数、色温度タイプ、フィルムメーカ等の少なくとも
1つのフィルム情報を識別させるための種類が異なる複
数の被識別手段に対する複数種類の識別手段を有し、前
記複数種類の識別手段で識別したフィルム情報で撮影の
設定を行う制御手段を設けたことを特徴とする内視鏡用
カメラ。
【0105】3.前記複数の被識別手段はフィルム情報
に応じてそのインピーダンスの値が異なるインピーダン
ス形成体と、フィルム情報に応じて光の通過(透過)/
遮光の形状が異なる光の透過部形成体である付記2の内
視鏡用カメラ。 4.前記インピーダンス形成体は、抵抗値が異なる抵抗
体か容量値が異なるコンデンサ形成体である付記3の内
視鏡用カメラ。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、露
光前のフィルムを収納する為のフィルム供給部と、露光
後のフィルムを収納する為のフィルム巻き取り部と、こ
れらフィルム供給部とフィルム巻き取り部を連結するブ
リッジ部を有する内視鏡用フィルムカセットが装填可能
な内視鏡用カメラにおいて、内視鏡用フィルムカセット
に設けられたフィルム感度、フィルム駒数、色温度タイ
プ、フィルムメーカ等の少なくとも1つのフィルム情報
を識別させるための種類が異なる複数の被識別手段に対
する複数の識別手段を有し、前記複数の識別手段でそれ
ぞれ識別したフィルム情報が一致した場合にのみ所定の
動作を行う制御手段を設けているので、一方の被識別手
段を識別した場合よりも精度が高い識別を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を備えた内視鏡撮影システム
の構成を示すブロック図。
【図2】内視鏡用フィルムカセットの構成を示す平面
図。
【図3】内視鏡用フィルムカセットの構成を一部を切り
欠いて示す背面図。
【図4】図2のフィルムカセットの係合部に設けたフィ
ルム情報部の構成を示す斜視図。
【図5】図2のフィルム情報部と内視鏡用カメラとの関
係を示す断面図。
【図6】図2のフィルム巻き上げ部を構成する凹部と発
光器及び受光器との関係を示す斜視図。
【図7】図2のフィルムカセットが装填される内視鏡用
カメラのフィルム情報検出系の構成を示すブロック図。
【図8】図5の係合部と巻き上げ係合爪との係合を示す
断面図。
【図9】内視鏡用カメラの動作内容を示すフローチャー
ト図。
【図10】係合部と巻き上げ係合爪とが係合した状態で
のフィルム情報部に対する作用の説明図。
【図11】図10の状態から少し巻き上げられた状態で
の作用の説明図。
【図12】図11の状態からさらに巻き上げられて受光
状態となった場合の作用の説明図。
【図13】係合軸を1回転して光線を受光した時のタイ
ミング図。
【図14】本発明の第2の実施の形態におけるフィルム
情報識別系の構成を示すブロック図。
【図15】第2の実施の形態の動作内容を示すフローチ
ャート図。
【図16】抵抗フィルム情報と光フィルム情報の1例を
示す図。
【図17】本発明の第3の実施の形態の内視鏡用カメラ
のフィルム収納部の構成を一部を切り欠いて示す側面
図。
【図18】内視鏡用フィルムカセット及びそのフィルム
巻き上げ部の構造を示す図。
【図19】内視鏡用フィルムカセットの第1変形例にお
けるフィルム巻き上げ部の構造を示す図。
【図20】内視鏡用フィルムカセットの第2変形例及び
そのフィルム巻き上げ部等の構造を示す図。
【図21】内視鏡用フィルムカセットの第3変形例及び
そのフィルム巻き上げ部等の構造を示す図。
【図22】本発明の第2の実施の形態における変形例の
フィルム情報検出系の構成を示すブロック図。
【符号の説明】 1…内視鏡撮影システム 2…(内視鏡用)フィルムカセット 3…(内視鏡用)カメラ 4…モニタ画像撮影装置本体 5…モニタ画像撮影装置 6…電子内視鏡 7…光源装置 8…ビデオプロセッサ 9…モニタ 10…電子内視鏡装置 3a…LED 11…フィルム供給部 12…フィルム巻き上げ部 13…ブリッジ部 14…抵抗膜 15…(カメラ側巻き上げ)係合爪 16…フィルム情報部 16a…凹部 17…係合軸 17a…係合部 18…押し上げピン 21…発光器 22…受光器 33…固定抵抗 34…電源 35…A/D変換器 36…CPU 37…カメラ駆動部 38…識別回路 39…タイマ回路 40…フィルム情報テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 3/00 572 G03C 3/00 572Z A61B 1/04 360 A61B 1/04 360D G02B 23/24 G02B 23/24 B (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 FA02 FA04 FA13 GA02 GA11 4C061 BB10 GG17 HH28 JJ18 YY05 YY14 YY18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光前のフィルムを収納する為のフィル
    ム供給部と、露光後のフィルムを収納する為のフィルム
    巻き取り部と、これらフィルム供給部とフィルム巻き取
    り部を連結するブリッジ部を有する内視鏡用フィルムカ
    セットが装填可能な内視鏡用カメラにおいて、 内視鏡用フィルムカセットに設けられたフィルム感度、
    フィルム駒数、色温度タイプ、フィルムメーカ等の少な
    くとも1つのフィルム情報を識別させるための種類が異
    なる複数の被識別手段に対する複数の識別手段を有し、
    前記複数の識別手段でそれぞれ識別したフィルム情報が
    一致した場合にのみ所定の動作を行う制御手段を設けた
    ことを特徴とする内視鏡用カメラ。
  2. 【請求項2】 露光前のフィルムを収納する為のフィル
    ム供給部と、露光後のフィルムを収納する為のフィルム
    巻き取り部と、これらフィルム供給部とフィルム巻き取
    り部を連結するブリッジ部を有する内視鏡用フィルムカ
    セットを装填して撮影する内視鏡撮影システムに於い
    て、 前記内視鏡用フィルムカセットに設けられたフィルム感
    度、フィルム駒数、色温度タイプ、フィルムメーカ等の
    少なくとも1つのフィルム情報を識別させるための種類
    が異なる複数の被識別手段と、 前記複数の被識別手段に対して識別を行う複数の識別手
    段と、 前記複数の識別手段でそれぞれ識別したフィルム情報が
    一致した場合にのみ所定の動作を行う制御手段と、 を設けたことを特徴とする内視鏡撮影システム。
  3. 【請求項3】 さらに設定切り替え手段を有し、前記設
    定切り替え手段による指示により前記制御手段は前記複
    数の識別手段それぞれで識別したフィルム情報が一致し
    た場合のみと、1つの識別手段で識別できた場合とで所
    定の動作を行うように切り替え設定可能にしたことを特
    徴とする請求項2記載の内視鏡撮影システム。
  4. 【請求項4】 露光前のフィルムを収納する為のフィル
    ム供給部と、露光後のフィルムを収納する為のフィルム
    巻き取り部と、これらフィルム供給部とフィルム巻き取
    り部を連結するブリッジ部を有する内視鏡用フィルムカ
    セットが装填可能な内視鏡用カメラにおいて、 内視鏡用フィルムカセットに設けられたフィルム感度、
    フィルム駒数、色温度タイプ、フィルムメーカ等の少な
    くとも1つのフィルム情報を識別させるための種類が異
    なる複数の被識別手段に対する複数の識別手段を有し、
    前記複数の識別手段の識別情報に基づいて対応するフィ
    ルム情報を予め格納したフィルム情報テーブルから相互
    に項目が異なる1つ以上のフィルム情報を得る手段を設
    けたことを特徴とする内視鏡用カメラ。
  5. 【請求項5】 露光前のフィルムを収納する為のフィル
    ム供給部と、露光後のフィルムを収納する為のフィルム
    巻き取り部と、これらフィルム供給部とフィルム巻き取
    り部を連結するブリッジ部を有する内視鏡用フィルムカ
    セットを装填して撮影する内視鏡撮影システムに於い
    て、 前記内視鏡用フィルムカセットに設けられたフィルム感
    度、フィルム駒数、色温度タイプ、フィルムメーカ等の
    少なくとも1つのフィルム情報を識別させるための種類
    が異なる複数の被識別手段と、 前記複数の被識別手段に対して識別を行う複数の識別手
    段と、 前記複数の識別手段でそれぞれ識別した識別情報から対
    応するフィルム情報を予め格納したフィルム情報テーブ
    ルから対応するフィルム情報を読み出し、所定の動作を
    行う制御手段と、 を設けたことを特徴とする内視鏡撮影システム。
  6. 【請求項6】 前記種類が異なる複数の被識別手段は電
    気的インピーダンスの差で識別を行わせるインピーダン
    ス形成体と、光線を透過する回数で識別を行わせるフィ
    ルム係合部に設けた透過部の形成体とを有する請求項2
    記載の内視鏡撮影システム。
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