JP2002174864A - 写真プリント形成方法 - Google Patents

写真プリント形成方法

Info

Publication number
JP2002174864A
JP2002174864A JP2000373805A JP2000373805A JP2002174864A JP 2002174864 A JP2002174864 A JP 2002174864A JP 2000373805 A JP2000373805 A JP 2000373805A JP 2000373805 A JP2000373805 A JP 2000373805A JP 2002174864 A JP2002174864 A JP 2002174864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
date
character
written
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000373805A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3678142B2 (ja
Inventor
Takeyoshi Iguchi
竹喜 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2000373805A priority Critical patent/JP3678142B2/ja
Priority to EP01129030A priority patent/EP1213604B1/en
Priority to DE60132544T priority patent/DE60132544T2/de
Priority to US10/011,627 priority patent/US6473153B2/en
Publication of JP2002174864A publication Critical patent/JP2002174864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3678142B2 publication Critical patent/JP3678142B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】日付や文字などのキャラクターを適切に付与し
た写真プリントを得ることができる写真プリント作成方
法を提供する。 【解決手段】銀塩カメラのデート機構を用いて、日付が
露光されたネガフィルムにおける特定の画像で被写体と
日付とがかぶってしまったような場合に、その日付の位
置を変更したいとき、顧客は、かかる画像が形成された
ガイドプリントP3に所定のマーク(三角マークと数
字)を書き込み、ラボ側の作業者に手渡すだけで、ラボ
側の作業者又は装置は、顧客が、かかる画像については
日付の形成位置を変更することを希望していることが判
り、又日付の新たな形成位置も自動的に判るので、顧客
の希望に添った写真プリントを容易に得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真プリント作成
方法に関し、特にキャラクター情報を任意に付与した写
真プリントを得ることができる写真プリント作成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトカメラなどにおいては、一般
的に、画像の所定の位置に日付情報を露光するデート機
構が設けられている。かかるデート機構を用いて日付を
写し込むことにより、撮影された写真を見れば撮影日が
一目でわかるようになり、写真の整理を容易にしたり、
イベントの良い記念としたりできるので便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンパクト
カメラなどのデート機構は、日付を直接ネガフィルムに
露光するものである場合、オレンジ色の日付が画像の一
部に重合する形で画像と共にプリントされてしまい、完
成した写真プリントを見て、初めて日付が邪魔であるこ
とがわかったりする。一方、デート機構には通常、日付
を入力しないモードが備えられているので、かかるモー
ドを用いることにより、日付をネガフィルムに露光させ
ないこともできる。しかしながら、それでは写真プリン
トの整理が不便になったり、後々イベントの日付が判ら
ないなどの不都合が生じる。
【0004】更に、顧客の希望により、写真プリントに
文字などの情報を写し込む技術は知られている。しかし
ながら、文字などの情報を写し込むにしても、顧客から
の注文は、口頭などで作業者に伝えられることが多いの
で、完成した写真プリントを見て、初めて文字が不適切
な位置にある、或いは不適切な色であることがわかった
りする。一方、顧客が自ら画像処理によって、文字の追
加消去を行うことは理論上は可能だが、特殊技術が必要
とされるため、全ての顧客が画像処理を適切に行えると
は限らない。
【0005】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、日付や文字などのキャラクター
を適切に付与した写真プリントを得ることができる写真
プリント作成方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の写真プリ
ント作成方法は、少なくとも日付が含まれた画像から得
られた画像データに基づいて、画像を記録した画像の媒
体を作成する工程と、所定の指示情報が書き込まれた前
記画像の媒体をセットすることで、前記指示情報に関す
る情報を自動的に読み取る工程と、前記指示情報が書き
込まれた画像に対応する画像データを画像処理すること
によって、前記指示情報が書き込まれた位置に基づいて
前記日付の形成位置を変更した画像を含む写真プリント
を作成する工程と、を有することを特徴とする。
【0007】第2の本発明の写真プリント作成方法は、
日付データを取得する工程と、日付を含まない画像から
得られた画像データに基づいて、画像を記録した画像の
媒体を作成する工程と、所定の指示情報が書き込まれた
前記画像の媒体をセットすることで、前記指示情報に関
する情報を自動的に読み取る工程と、前記指示情報が書
き込まれた画像に対応する画像データと、前記日付デー
タとをを画像処理することにより、前記指示情報が書き
込まれた位置に基づいて決定される所定の位置に前記日
付を形成した画像を含む写真プリントを作成する工程
と、を有することを特徴とする。
【0008】第3の本発明の写真プリント作成方法は、
画像データに基づいて、画像を記録した画像の媒体を作
成する工程と、キャラクターが書き込まれた前記画像の
媒体をセットすることで、前記キャラクターの付与位置
とその内容とに関する情報を自動的に読み取る工程と、
読み取られた前記付与位置に関する情報に基づいて決定
される位置に、読み取られた内容に関する情報に基づい
てその内容を形成した画像を含む写真プリントを作成す
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】第1の本発明の写真プリント作成方法は、少な
くとも日付が含まれた画像から得られた画像データに基
づいて、画像を記録した画像の媒体を作成する工程と、
所定の指示情報が書き込まれた前記画像の媒体をセット
することで、前記指示情報に関する情報を自動的に読み
取る工程と、前記指示情報が書き込まれた画像に対応す
る画像データを画像処理することによって、前記指示情
報が書き込まれた位置に基づいて前記日付の形成位置を
変更した画像を含む写真プリントを作成する工程と、を
有するので、例えば銀塩カメラ(いわゆるAPSカメラ
以外)のデート機構を用いて、日付が露光されたネガフ
ィルムにおける特定の画像で、日付の写し込み位置を変
更したいような場合、顧客が、かかる画像が形成された
前記画像の媒体に所定の指示情報を書き込み、ラボ側の
作業者に手渡すだけで、ラボ側の作業者又は装置は、顧
客が、かかる画像については日付の形成位置を変更する
ことを希望していることを認識できると共に、日付の新
たな形成位置も自動的に認識でき、それにより顧客の希
望に添った写真プリントを容易に得ることができる。
尚、「画像データ」としては、ネガフィルムに露光した
画像などをスキャナ等で読み取ることによって得られた
画像データの他、デジタルスチルカメラなどにより被写
体像を直接光電変換することによって得られた画像デー
タを含む。又、「指示情報」としては、三角や丸印など
のマークが考えられるが、バーコードのようなものであ
っても良い。更に、「画像の媒体」としては、写真プリ
ントの他、FD、CDなどのデータ記録媒体も含む。
【0010】第2の本発明の写真プリント作成方法は、
日付データを取得する工程と、日付を含まない画像から
得られた画像データに基づいて、画像を記録した画像の
媒体を作成する工程と、所定の指示情報が書き込まれた
前記画像の媒体をセットすることで、前記指示情報に関
する情報を自動的に読み取る工程と、前記指示情報が書
き込まれた画像に対応する画像データと、前記日付デー
タとをを画像処理することにより、前記指示情報が書き
込まれた位置に基づいて決定される所定の位置に前記日
付を形成した画像を含む写真プリントを作成する工程
と、を有するので、日付を磁気情報として記憶できるい
わゆるAPSフィルムに露光された特定の画像につい
て、顧客が、所望の位置に日付を挿入したい場合、かか
る画像が形成された前記画像の媒体に所定の指示情報を
書き込み、ラボ側の作業者に手渡すだけで、ラボ側の作
業者又は装置は、顧客が所望する日付の挿入位置を自動
的に認識できるので、顧客の希望に添った写真プリント
を容易に得ることができる。
【0011】更に、前記所定の指示情報に基づいて、前
記日付の色を設定する工程を含むと、顧客が希望する色
で日付を形成できるので好ましい。
【0012】第3の本発明の写真プリント作成方法は、
画像データに基づいて、画像を記録した画像の媒体を作
成する工程と、キャラクターが書き込まれた前記画像の
媒体をセットすることで、前記キャラクターの付与位置
とその内容とに関する情報を自動的に読み取る工程と、
読み取られた前記付与位置に関する情報に基づいて決定
される位置に、読み取られた内容に関する情報に基づい
てその内容を形成した画像を含む写真プリントを作成す
るので、例えば顧客がキャラクターの内容の一例として
「Merry X’mas」などの文字を画像に追加し
た写真プリントを所望する場合、文字を含まない元の画
像が形成された画像の媒体に、直接文字を書き込み、ラ
ボ側の作業者に手渡すだけで、ラボ側の作業者又は装置
は、かかる文字の付与位置と文字の内容とを自動的に読
み取って認識し、それにより顧客が希望する文字を画像
内の希望する位置に形成できるので、顧客の好みの写真
プリントを得ることができる。尚、キャラクターとは、
文字、数字、符号、記号など、電子的にコード化できる
全ての情報を含むものである。
【0013】更に、例えば顧客が、前記キャラクター
を、前記画像が形成された媒体の上に直接書き込むこと
ができれば好ましい。
【0014】又、前記画像の媒体上における前記キャラ
クターが書き込まれた位置に対応する前記写真プリント
上の位置もしくはその近傍に、前記キャラクターが形成
されると、キャラクターを前記画像の媒体に書き込むこ
とにより、顧客の希望した位置にキャラクターを配置し
た写真プリントを得ることができる。
【0015】更に、例えば文字認識機能などを用いて、
前記キャラクターを読み取って、その内容を電子コード
化する工程を有すると、電子コード化されたデータに基
づいて容易にキャラクターの内容が形成されるので好ま
しい。
【0016】又、前記画像の媒体に書き込まれた前記キ
ャラクターが所定の指示情報を含んでいる場合、前記所
定の指示情報により、前記キャラクターの内容の色及び
方向の少なくとも一方が決定されると、顧客が口頭又は
別紙で、その色や方向の注文を行わなくてよく便利であ
る。
【0017】更に、前記画像の媒体は、画像をプリント
したプリント部と、プリント部の上に前記画像に対して
位置決めされた透明材とを含み、前記キャラクターは、
前記透明材に直接書き込まれていると、黒い画像の真上
に、黒いペンでキャラクターを書き込んでも、前記プリ
ント部と前記透明材とを分離することで、前記透明材の
上に書き込まれたキャラクターを容易に読み取りことが
できるので便利である。
【0018】 〔発明の詳細な説明〕以下、本発明の実施の形態にかか
る写真プリント作成方法につき、図面を参照して説明す
る。図1は、本実施の形態に用いるプリンターの斜視図
である。図1において、プリンター20は、ラボなどに
設置され、印画紙に露光して現像し、プリントを作成す
るものが例示されているが、これに限らず、画像情報に
基づいてプリントを作成できるものであればよく、例え
ば、インクジェット方式、電子写真方式のプリンターで
あってもよいが、特にロール状の画像形成体を用いるも
のが好ましい。尚、プリンター20は、インターネット
Nを介してサーバー30に接続されていても良い。
【0019】本実施の形態に用いるプリンター20は、
本体202の左側面にマガジン装填部203を備えてい
る。本体202内には画像形成体であるロール状の感光
材料(写真印画紙)に露光する露光処理部204と、露
光された感光材料を現像処理して乾燥し、プリントを作
成し、所定の長さに切断するプリント作成部205が備
えられ、作成されたプリントは、本体202の右側面に
設けられたトレー206に排出される。さらに、本体2
02の内部には、露光処理部204の上方位置に制御部
207が備えられている。尚、異なる幅を有する複数の
感光材料を装填可能なマガジン装填部203は、装填さ
れるロール状の感光材料の種類(幅サイズなど)に応じ
て、対応する信号を制御部207に送信することができ
るようになっている。
【0020】また、本体202の上部には、CRT20
8が配置されている。このCRT208が、後述する色
調をガイドしたサンプル画像を、必要に応じて画面上に
表示するディスプレイとして機能する。CRT208の
図の左側に、透過原稿を読み込む画像読取部であるとこ
ろのフィルムスキャナ部209が配置され、右側に反射
原稿入力装置210が配置されている。
【0021】フィルムスキャナ部209や反射原稿入力
装置210から読み込まれる原稿として写真感光材料が
あり、この写真感光材料としては、カラーネガフィル
ム、カラーリバーサルフィルムが好ましいが、白黒ネガ
フィルム、白黒リバーサルフィルム等であっても良い。
銀塩カメラにより撮影された画像をフィルムスキャナ部
209のフィルムスキャナーでデジタル情報に変換し、
画像データとすることができる。また、写真感光材料が
カラーぺーパーの場合、反射原稿入力装置210のフラ
ットべットスキャナーで画像データにすることができ
る。
【0022】また、本体202の制御部207の位置に
は、画像転送部214が設けられている。画像転送部2
14には、上述したリムーバブルメディアM(PCカー
ド)の他、画像データを記憶しているICカード213
aやフロッピー(登録商標)ディスク213bなども差
し込み可能になっており、差し込まれた記憶媒体の画像
データ等が読み出される。
【0023】CRT208の前側に操作部211が配置
され、この操作部211に情報入力手段212が設けら
れ、情報入力手段212は、例えばタッチパネル等で構
成され、露光・現像の条件などもここから入力できる。
【0024】また、本体202には、記憶メディア書込
み部215が設けられ、画像データを有するリムーバブ
ルメディアM等から、画像データを出力しプリントを作
成する際に、記憶媒体中の画像データを磁気記憶メディ
ア216(図2)、光記憶メディア217(図2)等に
書き込む書込み手段K(図2)が設けられている。
【0025】画像データ記憶する記憶媒体として、具体
的には、マルチメディアカード、メモリーステック、M
D、CD−ROM等のリムーバブルメディアが挙げられ
るが、これらに限られない。
【0026】なお、操作部211、CRT208、フィ
ルムスキャナ部209、反射原稿入力装置210、画像
転送部214及び記憶メディア書込み部215は、本体
202に一体的に設けられて装置の構造となっている
が、いずれか1つ以上を別体として設けてもよい。
【0027】図2は、プリンター20の構成を示すブロ
ック図である。
【0028】プリンター20の制御部207は、情報入
力手段212からの指令情報に基づき、フィルムスキャ
ナ部209や反射原稿入力装置210からの原稿情報の
読み込みを行い、画像情報を得てCRT208に表示す
る。
【0029】また、プリンター20は、データ蓄積手段
271を有する。データ蓄積手段271に、リムーバブ
ルメディアMから読み込んだ画像データと、それに対応
するプリント注文情報(どの駒の画像から何枚プリント
を作成するかの情報、プリントサイズの情報等)とを記
憶し順次蓄積することができる。フィルムスキャナ部2
09からは、銀塩カメラにより撮像されたネガフィルム
を現像して得られる現像済のネガフィルムNからの駒画
像が入力され、反射原稿入力装置210からは駒画像を
印画紙に焼き付けて現像処理したガイドプリントPから
の駒画像などが入力される。
【0030】また、制御部207は、画像処理部270
を有し、この画像処理部270で画像情報を画像処理し
て露光用画像情報を形成し、露光処理部204に送る。
露光処理部204では、感光材料に画像の露光が行わ
れ、この感光材料をプリント作成部205に送り、プリ
ント作成部205で露光された感光材料を現像処理して
乾燥し写真プリントP1(同時プリント)、写真プリン
トP2(引き伸しプリント)、写真プリントP3(ガイ
ドプリント)を作成する。
【0031】このプリンター20の画像転送部214に
は、リムーバブルメディアM等の画像データ等を読み出
して転送する読取手段230と、サーバー30と通信可
能な通信手段240とが備えられている。読取手段23
0は、画像転送部214に差し込まれたリムーバブルメ
ディアMから、記憶された画像データを読み取り、マイ
クロコンピュータで構成される制御部207へ転送する
ことができる。一方、通信手段240は、ネットワーク
Nを介してサーバー30と通信し、画像データなどを入
力可能となっている。
【0032】次に、本実施の形態にかかるプリンター2
0を用いた写真プリント作成方法について説明する。ま
ず、顧客は現像済みのネガフィルム(未現像であっても
かまわない)をラボに持参し、同時プリントを所望した
とする。ここでラボの作業者は、未現像であれば不図示
の現像器でネガフィルムの現像を行った後、プリンター
20のフィルムスキャナ部209により、全ての画像を
読み取って画像データ化する。更に、ラボの作業者は、
プリンター20を用いて、読み取られた画像データを元
にして、いわゆるガイドプリントと呼ぶプリント(画像
の媒体)を形成する。図3は、ガイドプリントP3の一
例を示す図である。
【0033】ここで、顧客の撮影したネガフィルムに
は、銀塩カメラのデート機構を用いて日付が露光されて
いるものとする。従って、図3に示すガイドプリントP
3においては、各画像において日付も一緒に露光されて
いる。尚、図3に示すガイドプリントP3の左端には、
色と番号を対応づけたインフォメーションI1が形成さ
れている。尚、顧客の情報が判っている場合には、ガイ
ドプリントP3の右端に、顧客の氏名CNを記載し、顧
客の情報(住所、氏名、電話番号、Eメールアドレス)
をバーコードBCの形で形成しても良い。
【0034】このようなガイドプリントP3をラボ側よ
り渡された顧客は、日付の位置が被写体像にかぶってい
たりする不適切な画像について、修正を求めることがで
きる。かかる修正の注文態様について説明すると、顧客
は、ガイドプリントP3のうち日付の修正を希望する画
像G1において、日付を入れたい位置(ここでは画像の
右下)に、中に数字6を加入した三角マーク(指示情
報)を書き込む。又、顧客は、ガイドプリントP3のう
ち日付の修正を希望する画像G2において、日付を入れ
たい位置(ここでは画像の左上)に、中に数字1を加入
した三角マークを書き込む。ここで、三角マークは、画
像から日付を消して、新たな位置に同日付を形成するこ
とを意味するものとする。又、数字は日付の色(1:
白、2:黒、3;赤、4:青、5:緑、6:黄)を示す
ものとする。
【0035】図2に示すように、顧客がマークを書き込
んだガイドプリントP3をラボ側の作業者に手渡すと、
ラボ側の作業者は、かかるガイドプリントP3を、プリ
ンター20の反射原稿入力装置210にセットして、そ
の画像を自動的に読み取らせる(このときバーコードB
Cを一緒に読み取っても良い)。反射原稿入力装置21
0から出力される画像データを画像処理することによ
り、三角マークが書き込まれた画像と、書き込まれた位
置(例えば三角形の頂点の位置)と、その中の数字を判
別することができる。尚、以上の情報の取得はラボ側の
作業者が目視で行っても良い。
【0036】これらの情報を元に、プリンター20は、
画像G1について画像処理を施し、元の日付を読み取っ
て電子コード化した後消去した上で、画像の右下に黄色
で、その電子コードに基づき日付D1を新たに形成し
(図4参照)、一方、画像G2についても、同様に画像
処理を施し、元の日付を読み取って電子コード化した上
で、画像の左下に黒色で、その電子コードに基づき日付
D2を形成した写真プリントを作成することができる
(図5参照)。尚、画像処理技術については良く知られ
ているので、詳細に説明しない。
【0037】次に、第2の実施の形態について説明す
る。いわゆるAPSフィルムを用いて撮影を行った場
合、日付が磁気情報としてネガフィルムに含まれてお
り、画像には日付が露光されていない。かかる場合、顧
客は任意の位置に任意の色で、日付の挿入を所望する場
合、ラボ側より提供される画像の媒体としてのガイドプ
リントP3(図3)を用いて挿入注文を行うことができ
る。
【0038】かかる挿入の注文態様は、上述した実施の
形態と同様であり、顧客は、ガイドプリントP3のうち
日付の挿入を希望する画像G1において、日付を入れた
い位置(ここでは画像の右下)に、中に数字6を加入し
た三角マークを書き込む。又、顧客は、ガイドプリント
P3のうち日付の挿入を希望する画像G2において、日
付を入れたい位置(ここでは画像の左上)に、中に数字
1を加入した三角マークを書き込む。これをラボ側に手
渡すと、上述と同様にしてプリンター20が、三角マー
クが書き込まれた画像と、書き込まれた位置(例えば三
角形の頂点の位置)と、その中の数字を判別することが
できる。
【0039】これらの情報を元に、プリンター20は、
画像G1について画像処理を施し、画像の右下に黄色
で、APSネガフィルムより予め取得してある日付デー
タに基づく日付D1を合成して追加形成し(図4参
照)、一方、画像G2についても、同様に画像処理を施
し、画像の左下に黒色で、APSネガフィルムより予め
取得してある日付データに基づく日付D2を合成して追
加形成した写真プリントを作成することができる(図5
参照)。
【0040】更に、第3の実施の形態について説明す
る。顧客は、特定の画像に説明などの文字を付与した写
真プリントを作成したい場合もある。しかしながら、一
般的な銀塩カメラにおいては、任意の文字などのキャラ
クターを画像に露光できる構成を有していない。本実施
の形態によれば、任意のキャラクターを画像内に挿入し
た写真プリントを得ることができる。
【0041】まず、上述した実施の形態と同様に、顧客
は現像済みのネガフィルム(未現像であってもかまわな
い)をラボに持参し、同時プリントを所望したとする。
ここでラボの作業者は、未現像であれば不図示の現像器
でネガフィルムの現像を行った後、プリンター20のフ
ィルムスキャナ部209により、全ての画像を読み取っ
て画像データ化する。更に、ラボの作業者は、プリンタ
ー20を用いて、読み取られた画像データを元にして、
ガイドプリントP3(画像の媒体)を形成する。
【0042】図6は、ガイドプリントP3の一例を示す
図である。図6に示すガイドプリントP3の左端には、
色と番号を対応づけたインフォメーションI2が形成さ
れている。
【0043】このようなガイドプリントP3をラボ側よ
り渡された顧客は、所望の画像についてキャラクターの
挿入を求めることができる。その注文態様について説明
すると、顧客は、ガイドプリントP3のうち対応する画
像G3の右上に、中に数字1を加入したサークルマーク
M3とMt.FUJIという挿入希望文字C1を書き込
む。ここで、サークルマーク(指示情報)は、それに続
く挿入希望文字C1(ここではMt.FUJIの文字)
を画像に追加合成することを意味するものとする。又、
数字はキャラクターの色(1:白、2:黒、3;赤、
4:青、5:緑、6:黄)を示すものとする。尚、本実
施の形態では、サークルマークM3と挿入希望文字C1
とでキャラクターを構成しており、キャラクターの内容
は、ここでは挿入希望文字C1の「Mt.FUJI」が
相当するが、英文字に限らず、漢字、カタカナ、ひらが
な、数字、記号、符号などでもよい。
【0044】顧客が、サークルマークM3と挿入希望文
字C1を書き込んだガイドプリントP3をラボ側の作業
者に手渡すと、ラボ側の作業者は、かかるガイドプリン
トP3を、プリンター20の反射原稿入力装置210に
セットし、画像を自動的に読み取らせる。反射原稿入力
装置210から出力される画像データを画像処理するこ
とにより、サークルマークM3が書き込まれた画像と、
それに続く挿入希望文字C1が書き込まれた位置と、キ
ャラクターの内容(ここではMt.FUJI)と、サー
クルマークM3中の数字を判別することができる。尚、
以上の情報の取得はラボ側の作業者が目視で行っても良
い。
【0045】これらの情報を元に、プリンター20は、
画像G3について画像処理を施し、顧客が希望する画像
の位置(ここでは右上)に、白色でMt.FUJIの文
字を形成付与した写真プリントを作成することができ
る。
【0046】尚、サークルマークM3は、キャラクター
の一部ではあるが、キャラクターの内容には含まれない
ことを意味するものであり、必ずしもキャラクターの先
頭に書き込む必要はなく、キャラクターの後端であって
も良く、その間でも良い。更に、例えば図6の画像G4
に示すように、サークルマークでなく矢印マーク(指示
情報)M4を用いた場合、それに続いて書き込まれた文
字などの並び方向を矢印の向きと一致させるようにした
写真プリントを得ることも可能である。
【0047】図7は、本実施の形態の変形例を示す画像
の媒体の例である。プリント部であるガイドプリントP
3の上には、右端を固定された状態即ち位置決めされた
状態で、透明材であるシートTSが配置されている。顧
客がラボ側に提出したネガフィルムにより、ガイドプリ
ントP3が形成され、その後シートTSが固定され、画
像の媒体となる。かかる画像の媒体を手渡された顧客
は、上述したような日付を含むキャラクターの挿入を所
望する場合、透明なシートTS上にキャラクターC2を
書き込めばよい。
【0048】一方、顧客よりキャラクターC3が書き込
まれた画像の媒体を手渡されたラボ側の作業者は、ガイ
ドプリントP3とシートTSとを分離し、シートTSの
みをプリンター20の反射原稿入力装置210にセット
する。このようにすれば、黒い画像の上に黒いペンで書
いたような場合でも、反射原稿入力装置210は、明確
にキャラクターC2を読み取ることができる。又、黒色
以外の色ペンでキャラクターを書き込んだ場合には、そ
の色をも読み取ることができるので、色についての情報
を数字で書き込む必要がないという利点がある。
【0049】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。例えば、ガイドプリントと同じように
画像が記録されたFD(画像の媒体)などがラボ側から
顧客に提供された場合、顧客は自分のパソコンもしくは
ラボのパソコンを用いて、任意のキャラクターを、記録
された画像内に書き込むこともでき、書き込んだFDを
ラボに持参することで、プリンター20は顧客が所望す
る写真プリントを作成することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、日付や文字などのキャ
ラクターを適切に付与した写真プリントを得ることがで
きる写真プリント作成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に用いるプリンターの斜視図であ
る。
【図2】プリンター20の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ガイドプリントの一例を示す図である。
【図4】写真プリントの例である。
【図5】写真プリントの例である。
【図6】ガイドプリントの別な例を示す図である。
【図7】ガイドプリントと透明シートからなる画像の媒
体を示す図である。
【符号の説明】
20 プリンター

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも日付が含まれた画像から得ら
    れた画像データに基づいて、画像を記録した画像の媒体
    を作成する工程と、 所定の指示情報が書き込まれた前記画像の媒体をセット
    することで、前記指示情報に関する情報を自動的に読み
    取る工程と、 前記指示情報が書き込まれた画像に対応する画像データ
    を画像処理することによって、前記指示情報が書き込ま
    れた位置に基づいて前記日付の形成位置を変更した画像
    を含む写真プリントを作成する工程と、を有することを
    特徴とする写真プリント作成方法。
  2. 【請求項2】 日付データを取得する工程と、 日付を含まない画像から得られた画像データに基づい
    て、画像を記録した画像の媒体を作成する工程と、 所定の指示情報が書き込まれた前記画像の媒体をセット
    することで、前記指示情報に関する情報を自動的に読み
    取る工程と、 前記指示情報が書き込まれた画像に対応する画像データ
    と、前記日付データとをを画像処理することにより、前
    記指示情報が書き込まれた位置に基づいて決定される所
    定の位置に前記日付を形成した画像を含む写真プリント
    を作成する工程と、を有することを特徴とする写真プリ
    ント作成方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の指示情報に基づいて、前記日
    付の色を設定する工程を含むことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の写真プリント作成方法。
  4. 【請求項4】 画像データに基づいて、画像を記録した
    画像の媒体を作成する工程と、 キャラクターが書き込まれた前記画像の媒体をセットす
    ることで、前記キャラクターの付与位置とその内容とに
    関する情報を自動的に読み取る工程と、 読み取られた前記付与位置に関する情報に基づいて決定
    される位置に、読み取られた内容に関する情報に基づい
    てその内容を形成した画像を含む写真プリントを作成す
    ることを特徴とする写真プリント形成方法。
  5. 【請求項5】 前記キャラクターは、前記画像が形成さ
    れた媒体の上に直接書き込まれていることを特徴とする
    請求項4に記載の写真プリント作成方法。
  6. 【請求項6】 前記画像の媒体上における前記キャラク
    ターが書き込まれた位置に対応する前記写真プリント上
    の位置もしくはその近傍に、前記キャラクターの内容が
    形成されることを特徴とする請求項5に記載の写真プリ
    ント作成方法。
  7. 【請求項7】 前記キャラクターを読み取って、その内
    容を電子コード化する工程を有することを特徴とする請
    求項5又は6に記載の写真プリント作成方法。
  8. 【請求項8】 前記画像の媒体に書き込まれた前記キャ
    ラクターが所定の指示情報を含んでいる場合、前記所定
    の指示情報により、前記キャラクターの内容の色及び方
    向の少なくとも一方が決定されることを特徴とする請求
    項4に記載の写真プリント作成方法。
  9. 【請求項9】 前記画像の媒体は、画像をプリントした
    プリント部と、プリント部の上に前記画像に対して位置
    決めされた透明材とを含み、前記キャラクターは、前記
    透明材に直接書き込まれていることを特徴とする請求項
    4に記載の写真プリント作成方法。
JP2000373805A 2000-12-08 2000-12-08 写真プリント形成方法 Expired - Fee Related JP3678142B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000373805A JP3678142B2 (ja) 2000-12-08 2000-12-08 写真プリント形成方法
EP01129030A EP1213604B1 (en) 2000-12-08 2001-12-06 Photographic processing and printing method
DE60132544T DE60132544T2 (de) 2000-12-08 2001-12-06 Fotografisches Bearbeitungs- und Druckverfahren
US10/011,627 US6473153B2 (en) 2000-12-08 2001-12-07 Photographic image print guide and print producing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000373805A JP3678142B2 (ja) 2000-12-08 2000-12-08 写真プリント形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002174864A true JP2002174864A (ja) 2002-06-21
JP3678142B2 JP3678142B2 (ja) 2005-08-03

Family

ID=18843113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000373805A Expired - Fee Related JP3678142B2 (ja) 2000-12-08 2000-12-08 写真プリント形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3678142B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100458643B1 (ko) * 2002-11-22 2004-12-03 삼성테크윈 주식회사 디지털 카메라에서 일시(日時) 스템프를 추가하고삭제하는 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100458643B1 (ko) * 2002-11-22 2004-12-03 삼성테크윈 주식회사 디지털 카메라에서 일시(日時) 스템프를 추가하고삭제하는 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3678142B2 (ja) 2005-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6519046B1 (en) Printing method and system for making a print from a photo picture frame and a graphic image written by a user
US6819449B2 (en) Image printing and filing system
US20020054346A1 (en) System and method for selecting photographic images using index prints
US7304754B1 (en) Image inputting and outputting apparatus which judges quality of an image
JP2009507419A (ja) ボーダー・プリントを形成するためのシステムおよび方法
EP1213604B1 (en) Photographic processing and printing method
JP3678142B2 (ja) 写真プリント形成方法
JP2001298607A (ja) 画像合成方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び注文受付器
JP2002019195A (ja) 画像処理装置及びこれを用いたカストマイズプリントシステム
JP2005219302A (ja) 写真プリント装置
JP2001325601A (ja) 画像編集システム及び画像編集装置
JP3973651B2 (ja) 画像ファイル装置
US7639376B2 (en) Image processing apparatus and method of controlling same
JP2006227740A (ja) 画像処理装置における標識表示方法、プログラム及び画像処理装置
JP2004312124A (ja) 画像記録装置及びインデックスプリントの作成方法並びに該方法で作成されたインデックスプリント
JP2004312293A (ja) 画像記録装置及びインデックスプリントの作成方法並びに該方法で作成されたインデックスプリント
JP2005223527A (ja) 写真プリント装置
JP3766428B2 (ja) 画像ファイル装置
JPH11119348A (ja) プリント発注方法及びdp袋
JP3766427B2 (ja) 画像ファイル装置
JP2005096453A (ja) 画像印刷装置
JP2003169276A (ja) 撮影データプリント装置
JP2000356818A (ja) プリント作成方法及びプリント作成システム並びにプリント作成装置
JP2006058962A (ja) 写真プリント装置
JP2000098509A (ja) プリント作成装置及びプリント作成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080520

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090520

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees