JP2003169276A - 撮影データプリント装置 - Google Patents
撮影データプリント装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 写真プリントで撮影付属データの内容を確認
できる撮影データプリント装置を提供すること。 【解決手段】 デジタルカメラ２から画像データを含む
撮影データを取得するデータ取得手段１０と、撮影デー
タに撮影年月日等の撮影付属データが含まれるか否かを
解析するデータ解析手段１１と、撮影付属データが含ま
れている場合に、撮影付属データを画像データと共にイ
ンデックスプリントとして出力したり、プリントの裏面
に出力する露光エンジン１６及び裏面印字機１８とを備
えた。
できる撮影データプリント装置を提供すること。 【解決手段】 デジタルカメラ２から画像データを含む
撮影データを取得するデータ取得手段１０と、撮影デー
タに撮影年月日等の撮影付属データが含まれるか否かを
解析するデータ解析手段１１と、撮影付属データが含ま
れている場合に、撮影付属データを画像データと共にイ
ンデックスプリントとして出力したり、プリントの裏面
に出力する露光エンジン１６及び裏面印字機１８とを備
えた。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラで
画像を撮影することにより得られる撮影データをプリン
トすることのできる撮影データプリント装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】デジタルカメラで撮影された画像は、ペ
ーパー等の写真感光材料にプリントすることが可能であ
る。写真感光材料にプリントすることで、従来のネガフ
ィルムを用いるカメラの場合と同様に、写真を楽しむこ
とができる。 【０００３】一方、デジタルカメラには、撮影データと
して画像データのみならず撮影付属データが撮影データ
のヘッダ部分に記録されていることがある。撮影付属デ
ータとは、撮影日時、カメラの機種名、フラッシュ使用
の有無、シャッタースピード、絞り値等の撮影時のデー
タのことをいう。これら撮影付属データは、専用のソフ
トウェアを使用して、パソコン画面上で見ることができ
る。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真感
光材料に画像をプリントする装置あるいはシステムで
は、撮影付属データを取り扱う機構を備えていないの
で、作成されたプリントが、どのような条件で撮影され
たのかをプリントから知ることはできない。この場合
は、パソコンを使用して、改めて撮影付属データの内容
を調べるしか方法がなく、ユーザーにとっては写真画像
の管理が面倒であった。さらに、パソコンを持っていな
いユーザーにとっては、撮影付属データの内容を取り出
すことすらできない状態であった。 【０００５】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、写真プリントで撮影付属データの内
容を確認できる撮影データプリント装置を提供すること
である。 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る撮影データプリント装置は、デジタルカメ
ラから画像データを含む撮影データを取得するデータ取
得手段と、前記撮影データに撮影付属データが含まれる
か否かを解析するデータ解析手段と、前記撮影付属デー
タが含まれている場合に、前記撮影付属データを前記画
像データと共にプリントとして出力するプリント作成手
段とを備えたことを特徴とするものである。 【０００６】この構成による撮影データプリント装置
は、まず、デジタルカメラから画像データを含む撮影デ
ータを取得する。この撮影データに撮影付属データが含
まれているか否かを解析する。撮影付属データが含まれ
ておれば、この撮影付属データを画像データと共にプリ
ントとして出力する。よって、プリントにおいて画像デ
ータだけでなく、この画像データに付属している撮影付
属データも知ることができる。よって、パソコンを持っ
ていないデジタルカメラのユーザーであっても、撮影付
属データの内容を確認することができる。また、撮影付
属データが画像データと共にプリントされるので、写真
画像の管理も容易になる。その結果、写真プリントで撮
影付属データの内容を確認できる撮影データプリント装
置を提供することができる。 【０００７】本発明の好適な実施形態として、撮影付属
データは、インデックスプリントの一部として出力する
ことができる。インデックスプリントは、多数のサムネ
イル画像により構成されているので、各画像と撮影付属
データとの関係を一目で認識することができる。 【０００８】本発明の別の好適な実施形態として、撮影
付属データは、プリントの裏面に出力することができ
る。プリントの裏面には、印字装置を用いて、撮影コマ
番号や色・濃度の補正データが印字されることがある。
よって、かかる印字装置を用いてプリント裏面に撮影付
属データを印字するようにすれば、専用の印字装置を設
けなくてもすみ、コストメリットを有する。 【０００９】本発明の更に別の好適な実施形態として、
インデックスプリントの一部に撮影付属データを出力す
る第１モードと、プリントの裏面に撮影付属データを出
力する第２モードとを選択するモード選択手段を備えて
いる。 【００１０】この構成によると、写真プリントを依頼す
る顧客の要望に応じて、好みの撮影付属データの出力を
選択することができる。 【００１１】 【発明の実施の形態】本発明に係る撮影データプリント
装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図１
は、撮影データプリント装置として機能する写真処理シ
ステムの構成を示す模式図である。 【００１２】＜写真処理システムの構成＞この写真処理
システム１は、画像データに基づいて写真プリントを作
成することができる。写真処理システム１は、デジタル
カメラ２により撮影された撮影データを取得することが
できる。デジタルカメラ２に使用される各種の記録媒体
３から撮影データを取りこむことができる。ここで、撮
影データは、画像データと撮影付属データとを含んでい
る。画像データは、文字どうり撮影された画像の内容を
表わすデータである。画像データは、ＪＰＥＧ、ビット
マップ等の適宜のファイル形式により構成される。撮影
付属データは、撮影日時、カメラの機種名、フラッシュ
使用の有無、シャッタースピード、絞り値、解像度、デ
ータサイズ等の撮影時のデータであり、例えば、Ｅｘｉ
ｆのようなファイル形式で構成される。この撮影付属デ
ータは、撮影データのヘッダ部分あるいはフッター部分
に記録される。撮影付属データは、一般的にはテキスト
情報であるが、シャッタースピードのように数値情報の
場合もある。撮影付帯データは、特定の形式のデータに
限定されるものではない。 【００１３】データ取得手段１０は、デジタルカメラ２
の記録媒体３を装着可能なドライブ装置により構成され
る。データ解析手段１１は、データ取得手段１０を介し
て取得された撮影データに撮影付属データが含まれてい
るか否かを解析する。データ解析手段１１は、解析用の
プログラムにより構成することができる。画像データ記
憶部１２は、撮影データに含まれる画像データを記憶す
る。画像データ記憶部１２は、ハードディスクやメモリ
等のハードウェアにより構成される。 【００１４】撮影付属データ記憶部１３には、データ解
析手段１１により抽出された撮影付属データのうち、付
属データ選択部１７により選択された項目のデータを記
憶する。付属データ選択部は、写真プリントを依頼する
顧客の指示に基づいて項目を選択するために設けられ
る。例えば、撮影日時のみが選択された場合は、撮影日
時の撮影付属データのみが記憶される。 【００１５】インデックス画像データ作成部１４は、イ
ンデックスプリントを作成するためのデータを作成す
る。インデックスプリントとは、所定のフォーマットに
従い、画像を縮小処理したサムネイル画像を並べて配置
したプリントのことであり、オーダー内容を一目で確認
できるという利点がある。本実施形態では、撮影付属デ
ータをインデックスプリントの中に印字することがで
き、この場合はインデックス画像データと撮影付属デー
タとを画像合成する。インデックス画像画像データ作成
部１４は、あらかじめ用意した複数のテンプレートのう
ちの１つを選択し、そのテンプレートにサムネイル画像
データと撮影付属データを嵌め込むことで最終的なイン
デックス画像データを作成する。 【００１６】作成されたインデックス画像画像データ
と、各画像データは、出力バッファ１５を介して露光エ
ンジン１６ (プリント作成手段に相当する) に転送され
る。露光エンジン１６は、転送されてきた画像データに
基づいて、ペーパーに画像を焼付露光する。画像の焼付
露光は、露光光を主走査方向及び副走査方向に走査する
ことにより行われる。露光エンジン１６としては、レー
ザーエンジン、ＣＲＴエンジン、ＰＬＺＴエンジン等の
適宜の方式のデジタルエンジンを用いることができる。 【００１７】また、裏面印字機１８が設けられており、
撮影付属データをプリントの裏面に印字させることもで
きる。この裏面印字機１８は、プリントコマ番号や色・
濃度の補正データの印字も行うことができる。裏面印字
機１８としては、ドットインパクト式、インクリボン
式、熱転写式等の適宜の方式の印字装置を用いることが
できる。撮影付属データをインデックスプリントとして
出力するか、プリント裏面に印字出力するかの指定は、
付属データ選択部１７を介して選択することができる。
つまり、インデックスプリントに撮影付属データを出力
する第１モードと、プリントの裏面に撮影付属データを
出力する第２モードのいずれか又は両方を選択すること
ができる。よって、付属データ選択部１７は、モード選
択手段として機能する。また、裏面にプリントする場合
は、露光エンジン１６と裏面印字機１８がプリント作成
手段として機能する。 【００１８】＜プリント作成の手順＞次に、写真プリン
トを作成するまでの手順を図２に示すフローチャートに
基づいて説明する。なお、フローチャートの各ステップ
は、写真処理システム１の各機能 (図１参照) により実
行されるものである。また、このフローチャートでは、
インデックスプリントに撮影付属データを出力する例を
説明する。 【００１９】まず、デジタルカメラにより撮影した画像
を用いて写真プリントを作成したい顧客は、デジタルカ
メラの記録媒体を写真店に持ち込む。顧客は、写真店の
プリント注文受け付け時において、撮影付属データのプ
リント処理を依頼する場合は、どの撮影付属データをプ
リントするかを指定する。図３は、プリント注文におけ
る注文内容を指示する注文書を示す図である。プリント
サイズの指定のほか、撮影付属データをプリントの裏面
に印字するか、インデックスプリントに出力するかの指
定、また、撮影付属データのうちどの項目を出力するか
の指定を行う。 【００２０】写真店のオペレータは、顧客から預かった
デジタルカメラの記録媒体を用いて撮影データを取得す
る（＃１）。一方、注文書に記載された指定項目の入力
も行う。撮影データが取得されると、撮影データの解析
が行われる（＃２）。撮影データの中に撮影付属データ
が含まれているか否か（撮影付属データを認識できるか
否か) を判断し、撮影付属データを認識できなければ、
ステップ＃６へ移行し、通常の写真プリント作成処理が
行われる。 【００２１】撮影付属データを認識できた場合は、設定
項目のデータを一時的に記憶する（＃４）。この記憶さ
れるデータは、注文書で指定されたデータに限られる。
次に、インデックス画像データの作成が行われる（＃
５）。インデックス画像データには、撮影付属データ
(テキストデータ）が所定の箇所に嵌め込まれる。イン
デックス画像データが作成されると、通常の画像データ
と共に、露光エンジンへと出力される（＃６）。露光エ
ンジンは、受け取った画像データに基づいて写真プリン
トを作成する（＃７）。 【００２２】図４は、作成されたインデックスプリント
の作成例を示す。個々のサムネイル画像の右隣に撮影付
属データがプリントされている。この例では、撮影付属
データとして、撮影日時、シャッタースピード、絞り
値、デジタルカメラ機種名がプリント出力されている。
なお、図４において、右下の画像については、デジタル
カメラ機種名のデータの読み取りに失敗しており、「−
−−、−−−−」の出力になっている。 【００２３】図５は、プリント裏面に出力した例を示
す。このように、撮影時の詳細な情報をプリントするこ
とで、デジタルカメラの新たな魅力を引き出すことがで
きる。また、新しい形態の写真プリントを出力できるよ
うにすることで、写真店にとっては写真プリントの付加
価値を高めることができる。 【００２４】＜別実施形態＞写真処理システムの構成と
しては、特定の構造のものに限定されない。例えば、写
真感光材料を焼付露光し現像処理する機能を有するプリ
ンタプロセッサーと、各種の記録媒体から画像データを
取得するイメージプロセッサーとは別個の装置とし、こ
れらを通信ケーブルにより接続しても良いし、上記のプ
リンタプロセッサーとイメージプロセッサーとが一体的
に構成された装置でもよい。
画像を撮影することにより得られる撮影データをプリン
トすることのできる撮影データプリント装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】デジタルカメラで撮影された画像は、ペ
ーパー等の写真感光材料にプリントすることが可能であ
る。写真感光材料にプリントすることで、従来のネガフ
ィルムを用いるカメラの場合と同様に、写真を楽しむこ
とができる。 【０００３】一方、デジタルカメラには、撮影データと
して画像データのみならず撮影付属データが撮影データ
のヘッダ部分に記録されていることがある。撮影付属デ
ータとは、撮影日時、カメラの機種名、フラッシュ使用
の有無、シャッタースピード、絞り値等の撮影時のデー
タのことをいう。これら撮影付属データは、専用のソフ
トウェアを使用して、パソコン画面上で見ることができ
る。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真感
光材料に画像をプリントする装置あるいはシステムで
は、撮影付属データを取り扱う機構を備えていないの
で、作成されたプリントが、どのような条件で撮影され
たのかをプリントから知ることはできない。この場合
は、パソコンを使用して、改めて撮影付属データの内容
を調べるしか方法がなく、ユーザーにとっては写真画像
の管理が面倒であった。さらに、パソコンを持っていな
いユーザーにとっては、撮影付属データの内容を取り出
すことすらできない状態であった。 【０００５】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、写真プリントで撮影付属データの内
容を確認できる撮影データプリント装置を提供すること
である。 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る撮影データプリント装置は、デジタルカメ
ラから画像データを含む撮影データを取得するデータ取
得手段と、前記撮影データに撮影付属データが含まれる
か否かを解析するデータ解析手段と、前記撮影付属デー
タが含まれている場合に、前記撮影付属データを前記画
像データと共にプリントとして出力するプリント作成手
段とを備えたことを特徴とするものである。 【０００６】この構成による撮影データプリント装置
は、まず、デジタルカメラから画像データを含む撮影デ
ータを取得する。この撮影データに撮影付属データが含
まれているか否かを解析する。撮影付属データが含まれ
ておれば、この撮影付属データを画像データと共にプリ
ントとして出力する。よって、プリントにおいて画像デ
ータだけでなく、この画像データに付属している撮影付
属データも知ることができる。よって、パソコンを持っ
ていないデジタルカメラのユーザーであっても、撮影付
属データの内容を確認することができる。また、撮影付
属データが画像データと共にプリントされるので、写真
画像の管理も容易になる。その結果、写真プリントで撮
影付属データの内容を確認できる撮影データプリント装
置を提供することができる。 【０００７】本発明の好適な実施形態として、撮影付属
データは、インデックスプリントの一部として出力する
ことができる。インデックスプリントは、多数のサムネ
イル画像により構成されているので、各画像と撮影付属
データとの関係を一目で認識することができる。 【０００８】本発明の別の好適な実施形態として、撮影
付属データは、プリントの裏面に出力することができ
る。プリントの裏面には、印字装置を用いて、撮影コマ
番号や色・濃度の補正データが印字されることがある。
よって、かかる印字装置を用いてプリント裏面に撮影付
属データを印字するようにすれば、専用の印字装置を設
けなくてもすみ、コストメリットを有する。 【０００９】本発明の更に別の好適な実施形態として、
インデックスプリントの一部に撮影付属データを出力す
る第１モードと、プリントの裏面に撮影付属データを出
力する第２モードとを選択するモード選択手段を備えて
いる。 【００１０】この構成によると、写真プリントを依頼す
る顧客の要望に応じて、好みの撮影付属データの出力を
選択することができる。 【００１１】 【発明の実施の形態】本発明に係る撮影データプリント
装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図１
は、撮影データプリント装置として機能する写真処理シ
ステムの構成を示す模式図である。 【００１２】＜写真処理システムの構成＞この写真処理
システム１は、画像データに基づいて写真プリントを作
成することができる。写真処理システム１は、デジタル
カメラ２により撮影された撮影データを取得することが
できる。デジタルカメラ２に使用される各種の記録媒体
３から撮影データを取りこむことができる。ここで、撮
影データは、画像データと撮影付属データとを含んでい
る。画像データは、文字どうり撮影された画像の内容を
表わすデータである。画像データは、ＪＰＥＧ、ビット
マップ等の適宜のファイル形式により構成される。撮影
付属データは、撮影日時、カメラの機種名、フラッシュ
使用の有無、シャッタースピード、絞り値、解像度、デ
ータサイズ等の撮影時のデータであり、例えば、Ｅｘｉ
ｆのようなファイル形式で構成される。この撮影付属デ
ータは、撮影データのヘッダ部分あるいはフッター部分
に記録される。撮影付属データは、一般的にはテキスト
情報であるが、シャッタースピードのように数値情報の
場合もある。撮影付帯データは、特定の形式のデータに
限定されるものではない。 【００１３】データ取得手段１０は、デジタルカメラ２
の記録媒体３を装着可能なドライブ装置により構成され
る。データ解析手段１１は、データ取得手段１０を介し
て取得された撮影データに撮影付属データが含まれてい
るか否かを解析する。データ解析手段１１は、解析用の
プログラムにより構成することができる。画像データ記
憶部１２は、撮影データに含まれる画像データを記憶す
る。画像データ記憶部１２は、ハードディスクやメモリ
等のハードウェアにより構成される。 【００１４】撮影付属データ記憶部１３には、データ解
析手段１１により抽出された撮影付属データのうち、付
属データ選択部１７により選択された項目のデータを記
憶する。付属データ選択部は、写真プリントを依頼する
顧客の指示に基づいて項目を選択するために設けられ
る。例えば、撮影日時のみが選択された場合は、撮影日
時の撮影付属データのみが記憶される。 【００１５】インデックス画像データ作成部１４は、イ
ンデックスプリントを作成するためのデータを作成す
る。インデックスプリントとは、所定のフォーマットに
従い、画像を縮小処理したサムネイル画像を並べて配置
したプリントのことであり、オーダー内容を一目で確認
できるという利点がある。本実施形態では、撮影付属デ
ータをインデックスプリントの中に印字することがで
き、この場合はインデックス画像データと撮影付属デー
タとを画像合成する。インデックス画像画像データ作成
部１４は、あらかじめ用意した複数のテンプレートのう
ちの１つを選択し、そのテンプレートにサムネイル画像
データと撮影付属データを嵌め込むことで最終的なイン
デックス画像データを作成する。 【００１６】作成されたインデックス画像画像データ
と、各画像データは、出力バッファ１５を介して露光エ
ンジン１６ (プリント作成手段に相当する) に転送され
る。露光エンジン１６は、転送されてきた画像データに
基づいて、ペーパーに画像を焼付露光する。画像の焼付
露光は、露光光を主走査方向及び副走査方向に走査する
ことにより行われる。露光エンジン１６としては、レー
ザーエンジン、ＣＲＴエンジン、ＰＬＺＴエンジン等の
適宜の方式のデジタルエンジンを用いることができる。 【００１７】また、裏面印字機１８が設けられており、
撮影付属データをプリントの裏面に印字させることもで
きる。この裏面印字機１８は、プリントコマ番号や色・
濃度の補正データの印字も行うことができる。裏面印字
機１８としては、ドットインパクト式、インクリボン
式、熱転写式等の適宜の方式の印字装置を用いることが
できる。撮影付属データをインデックスプリントとして
出力するか、プリント裏面に印字出力するかの指定は、
付属データ選択部１７を介して選択することができる。
つまり、インデックスプリントに撮影付属データを出力
する第１モードと、プリントの裏面に撮影付属データを
出力する第２モードのいずれか又は両方を選択すること
ができる。よって、付属データ選択部１７は、モード選
択手段として機能する。また、裏面にプリントする場合
は、露光エンジン１６と裏面印字機１８がプリント作成
手段として機能する。 【００１８】＜プリント作成の手順＞次に、写真プリン
トを作成するまでの手順を図２に示すフローチャートに
基づいて説明する。なお、フローチャートの各ステップ
は、写真処理システム１の各機能 (図１参照) により実
行されるものである。また、このフローチャートでは、
インデックスプリントに撮影付属データを出力する例を
説明する。 【００１９】まず、デジタルカメラにより撮影した画像
を用いて写真プリントを作成したい顧客は、デジタルカ
メラの記録媒体を写真店に持ち込む。顧客は、写真店の
プリント注文受け付け時において、撮影付属データのプ
リント処理を依頼する場合は、どの撮影付属データをプ
リントするかを指定する。図３は、プリント注文におけ
る注文内容を指示する注文書を示す図である。プリント
サイズの指定のほか、撮影付属データをプリントの裏面
に印字するか、インデックスプリントに出力するかの指
定、また、撮影付属データのうちどの項目を出力するか
の指定を行う。 【００２０】写真店のオペレータは、顧客から預かった
デジタルカメラの記録媒体を用いて撮影データを取得す
る（＃１）。一方、注文書に記載された指定項目の入力
も行う。撮影データが取得されると、撮影データの解析
が行われる（＃２）。撮影データの中に撮影付属データ
が含まれているか否か（撮影付属データを認識できるか
否か) を判断し、撮影付属データを認識できなければ、
ステップ＃６へ移行し、通常の写真プリント作成処理が
行われる。 【００２１】撮影付属データを認識できた場合は、設定
項目のデータを一時的に記憶する（＃４）。この記憶さ
れるデータは、注文書で指定されたデータに限られる。
次に、インデックス画像データの作成が行われる（＃
５）。インデックス画像データには、撮影付属データ
(テキストデータ）が所定の箇所に嵌め込まれる。イン
デックス画像データが作成されると、通常の画像データ
と共に、露光エンジンへと出力される（＃６）。露光エ
ンジンは、受け取った画像データに基づいて写真プリン
トを作成する（＃７）。 【００２２】図４は、作成されたインデックスプリント
の作成例を示す。個々のサムネイル画像の右隣に撮影付
属データがプリントされている。この例では、撮影付属
データとして、撮影日時、シャッタースピード、絞り
値、デジタルカメラ機種名がプリント出力されている。
なお、図４において、右下の画像については、デジタル
カメラ機種名のデータの読み取りに失敗しており、「−
−−、−−−−」の出力になっている。 【００２３】図５は、プリント裏面に出力した例を示
す。このように、撮影時の詳細な情報をプリントするこ
とで、デジタルカメラの新たな魅力を引き出すことがで
きる。また、新しい形態の写真プリントを出力できるよ
うにすることで、写真店にとっては写真プリントの付加
価値を高めることができる。 【００２４】＜別実施形態＞写真処理システムの構成と
しては、特定の構造のものに限定されない。例えば、写
真感光材料を焼付露光し現像処理する機能を有するプリ
ンタプロセッサーと、各種の記録媒体から画像データを
取得するイメージプロセッサーとは別個の装置とし、こ
れらを通信ケーブルにより接続しても良いし、上記のプ
リンタプロセッサーとイメージプロセッサーとが一体的
に構成された装置でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】写真処理システムの構成を示す模式図
【図２】プリント作成の手順を示すフローチャート
【図３】注文内容を指定する注文書を示す図
【図４】インデックスプリントの作成例を示す図
【図５】プリント裏面への出力例を示す図
【符号の説明】
１ 写真処理システム
２ デジタルカメラ
３ 記録媒体
１０ データ取得手段
１１ データ解析手段
１２ 画像データ記憶部
１３ 撮影付属データ記憶部
１４ インデックス画像データ作成部
１５ 出力バッファ
１６ 露光エンジン
１７ 付属データ選択部
１８ 裏面印字機
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
// Ｈ０４Ｎ 101:00 Ｈ０４Ｎ 5/91 Ｊ
Ｆターム(参考） 2C187 AD07 CC09 CD07
5C022 AA13
5C052 AC02 FA02 FA03 FB05 FC06
FD06
5C053 FA04 FA08 HA22 JA30 LA03
5C076 AA16 AA19 AA22 AA40 BA03
BA05
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 デジタルカメラから画像データを含む撮
影データを取得するデータ取得手段と、 前記撮影データに撮影付属データが含まれるか否かを解
析するデータ解析手段と、 前記撮影付属データが含まれている場合に、前記撮影付
属データを前記画像データと共にプリントとして出力す
るプリント作成手段とを備えたことを特徴とする撮影デ
ータプリント装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001364852A JP2003169276A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 撮影データプリント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001364852A JP2003169276A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 撮影データプリント装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003169276A true JP2003169276A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19174979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001364852A Withdrawn JP2003169276A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 撮影データプリント装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003169276A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007080247A (ja) * | 2005-08-15 | 2007-03-29 | Canon Inc | 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム及び記憶媒体 |
| WO2008143165A1 (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 画像プリントシステム及び画像プリント装置 |
-
2001
- 2001-11-29 JP JP2001364852A patent/JP2003169276A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007080247A (ja) * | 2005-08-15 | 2007-03-29 | Canon Inc | 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム及び記憶媒体 |
| WO2008143165A1 (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | 画像プリントシステム及び画像プリント装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |