JP2002174707A - 光拡散フィルムの製造方法 - Google Patents

光拡散フィルムの製造方法

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JP2002174707A
JP2002174707A JP2000372024A JP2000372024A JP2002174707A JP 2002174707 A JP2002174707 A JP 2002174707A JP 2000372024 A JP2000372024 A JP 2000372024A JP 2000372024 A JP2000372024 A JP 2000372024A JP 2002174707 A JP2002174707 A JP 2002174707A
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Kenichi Nakagawa
謙一 中川
Takashi Takayanagi
丘 高柳
Yasunari Kawabata
耕也 川畑
Keisuke Koseki
圭介 小関
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透過効率が高く、視野角特性に優れ、濃度ム
ラの少ない光拡散フィルムを効率良く製造する方法の提
供。 【解決手段】 透明基材表面に、めっき核及び親水性樹
脂を含有する透明層用塗布液を塗布して透明層を形成
し、該透明層に透明ビーズを埋設した後、該透明層をめ
っき処理し、その露出表面に金属微粒子を析出させて光
吸収層を形成することを特徴とする光拡散フィルムの製
造方法である。めっき核が、パラジウム、金及び白金か
ら選択される少なくとも1種である態様、親水性樹脂が
水溶性ポリアミドである態様、金属微粒子が、黒色の銅
である態様、めっき処理が透明層を無電解めっき浴に浸
漬することにより行れる態様、無電解めっき浴に収容さ
れる無電解めっき液が還元剤を含有する態様、透明層が
架橋された態様、などが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背面投射型表示装
置の透過型スクリーンや液晶表示装置に用いられる光拡
散フィルムの効率的な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、階調・色度等の視野角特性を格段
に向上させる技術として公知の液晶表示装置は、図1に
液晶表示装置100で示すように、液晶パネル2と、平
行光線束(コリメート光)を液晶パネル2に入射させる
バックライト部4と、液晶パネル2で空間偏調された画
像光を拡散する光拡散フィルム6と、を有する。
【0003】光拡散フィルム6は、図2に概略的に示す
ように、光透過性基材(透明基材)10上に、光透過性
の微小球体透明ビーズ(以下、「透明ビーズ」と称する
ことがある。)14が、光吸収層20によって固定され
てなる。透明ビーズ14は、一部が透明基材10に接触
して、光吸収層20に埋設されている。
【0004】液晶パネル2に入射した平行光線束(コリ
メート光)は、一点鎖線で示すように、光拡散フィルム
6において、透明ビーズ14によって屈折し、透明ビー
ズ14と透明基材10との接触部を通過して拡散され
る。光吸収層20は、光吸収性を有するため、透明ビー
ズ14と透明基材10との接触部以外はブラックマスク
となり、観察者側からの外光が光拡散フィルム6によっ
て反射・散乱されることがなく、コントラストの低下も
ないため、広い視野角に亘って良好なコントラスト比が
得られる。
【0005】前記光拡散フィルムの製造方法として、特
開平9−318801号公報において、下記〜で示
す、入射光量に優れた光拡散フィルムの製造方法が開示
されている。 透明基材10を準備し(図3(a))、その上に、
バインダとして、透明層12、光吸収層20を順次形成
する(図3(b))。 光吸収層20の上に透明ビーズ14を分散配置する
(図3(c))。 透明ビーズ14が分散配置された光吸収層20及び
透明基材10を上下から押圧し(図3(d))、透明ビ
ーズ14の一部が、光吸収層20を貫通して透明層12
に埋設され、固着されて光拡散フィルム6が製造される
(図3(e))。
【0006】前記製造方法により得られた光拡散フィル
ム6において、透明ビーズ14は、透明層12にその一
部が埋設され、光吸収層20に囲まれており、光入射側
において光吸収層20から露出した構成であるため、入
射光は、多数配列された密な透明ビーズ14に効率良く
入射され、入射した光束は透明ビーズ14のレンズ作用
によって一旦収束されて拡散され、視野角が向上する。
また、光拡散フィルム6への入射光のうち、透明ビーズ
14に入射されなかった光、即ち、透明ビーズ14によ
りレンズ作用を受けなかった光は、光吸収層20に吸収
され、前方への透過が阻止される。更に、光拡散フィル
ム6の前方(即ち、光出射側)から入射する外光も、殆
んど光吸収層20に吸収されるため、迷光となって前方
から観察されることが無く、コントラストが向上する。
【0007】しかし、前記製造方法においては、図3
(f)に示すように、透明ビーズ14の大きさが揃って
いない場合、即ち、標準的な大きさの透明ビーズ14の
ほか、小さめの透明ビーズ142、大きめの透明ビーズ
143等が混在している場合、総ての透明ビーズ14、
142、143等が透明基材10に、均等に接触して埋
設されるとは限らないという問題があった。即ち、小さ
めの透明ビーズ142に関しては、透明基材10に接触
せず、光吸収層20の中に浮いた状態で配置され、入射
光量が低減するという問題があった。また、大きめの透
明ビーズ143に関しては、押圧時の押圧力により破損
し、光抜け等の画状欠陥が生じるという問題があった。
【0008】前記問題を解決する技術として、特開平1
1−102025号公報において、透明層の溶融粘度を
nとし光吸収層の溶融粘度をn’としたとき、n>
n’、の関係、即ち、透明層の溶融粘度nを光吸収層の
溶融粘度n’より高くすることにより、入射光の透過効
率を高めた発明が開示されている。この発明によれば、
透明ビーズを熱プレスにより埋設させる際、光吸収層
が、透明層よりも先に変形するため、透明ビーズの光出
射部分が透明層に露出し易く、入射光量の透過効率が高
い。
【0009】しかし、熱プレス時の押圧力が低圧・不均
一である場合、依然として光の出射部分の面積が不充分
となり、透明層に接触していない透明ビーズが存在する
等の問題があった。特に、透明ビーズのサイズが大きく
分布している場合にこの問題は顕著であり、依然とし
て、入射光の透過効率向上には不充分であるという問題
があった。また、押圧時の圧力が高いと、透明ビーズが
破損し、光抜けの面状欠陥が生じるという問題も、依然
として残っていた。
【0010】したがって、透過効率が高く、視野角特性
に優れ、濃度ムラの少ない光拡散フィルムを効率的に製
造し得る方法は、以前として提供されていないのが現状
である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来におけ
る前記諸問題を解決し、以下の課題を達成することを目
的とする。即ち、本発明は、透過効率が高く、視野角特
性に優れ、濃度ムラの少ない光拡散フィルムを効率良く
製造することができる方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段としては、以下の通りである。即ち、 <1> 透明基材表面に、めっき核を含有する透明層用
塗布液を塗布して透明層を形成し、該透明層に透明ビー
ズを埋設した後、該透明層をめっき処理し、その露出表
面に金属微粒子を析出させて光吸収層を形成することを
特徴とする光拡散フィルムの製造方法である。 <2> めっき核が、パラジウム、金及び白金から選択
される少なくとも1種である前記<1>に記載の光拡散
フィルムの製造方法である。 <3> 親水性樹脂が、水溶性ポリアミドである前記<
1>又は<2>に記載の光拡散フィルムの製造方法であ
る。 <4> 金属微粒子が、黒色の銅である前記<1>から
<3>のいずれかに記載の光拡散フィルムの製造方法で
ある。 <5> めっき処理が、透明層を無電解めっき浴に浸漬
することにより行れる前記<1>から<4>のいずれか
に記載の光拡散フィルムの製造方法である。 <6> 無電解めっき浴に収容される無電解めっき液
が、還元剤を含有する前記<5>に記載の光拡散フィル
ムの製造方法である。 <7> 透明層が、架橋された前記<1>から<6>の
いずれかに記載の光拡散フィルムの製造方法である。 <8> 透明ビーズの体積平均粒径(D50)が、0.5
〜20μmである前記<1>から<7>のいずれかに記
載の光拡散フィルムの製造方法である。 <9> 透明ビーズの体積平均粒径(D50)が、0.5
〜50μmである前記<1>から<7>のいずれかに記
載の光拡散フィルムの製造方法である。 <10> 透明層上に透明ビーズを載せ、加熱すること
により該透明ビーズを該透明層に埋設させる前記<1>
から<9>のいずれかに記載の光拡散フィルムの製造方
法である。 <11> 透明ビーズ上に伝熱性可撓性物質を載せ加圧
する前記<10>に記載の光拡散フィルムの製造方法で
ある。 <12> 伝熱性可撓性物質が、シリコーンゴムである
前記<11>に記載の光拡散フィルムの製造方法であ
る。
【0013】本発明の光拡散フィルムの製造方法におい
ては、透明基材表面に、めっき核を含有する透明層用塗
布液が塗布されて透明層が形成される。該透明層に透明
ビーズが埋設された後、該透明層がめっき処理され、該
透明層の露出表面(該透明ビーズが埋設されていない該
透明層の表面)にのみ金属微粒子が選択的に析出されて
光吸収層が形成される。該光吸収層が、塗布形成される
のではなく、めっき処理によって簡便に所望の箇所に形
成されるので、高コントラストでしかも光透過率が良好
な光拡散フィルムが効率的に製造される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に説明す
る。本発明の光拡散フィルムの製造方法は、透明基材表
面に透明層を形成し、該透明層に透明ビーズを埋設する
埋設工程と、該透明層にめっき処理をして、その露出表
面に金属微粒子を析出させて光吸収層を形成する光吸収
層形成工程と、を有し、必要に応じて適宜選択したその
他の工程を有する。
【0015】[埋設工程]前記埋設工程においては、透
明基材表面に透明層を形成し、該透明層に透明ビーズを
埋設する。
【0016】−透明基材− 前記透明基材としては、特に制限はなく、その形状、構
造、大きさ等については特に制限はなく、また、その材
料としては、充分な光透過性を有し、かつ、用途に応じ
た充分な機械的強度を有すればよく、例えば、各種のガ
ラス、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポ
リエーテル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、
ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリスチレン、
ポリエステルアミド、ポリカーボネート、ポリフェニレ
ンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリメタクリル酸エステル、等の各種の樹脂材料が
好適に挙げられる。前記透明基材の厚みとしては、特に
制限はないが、50〜500μmが好ましい。
【0017】前記透明基材には、液晶表示装置における
観察性の向上を目的として、観察面(透明ビーズを埋設
するのとは逆の面)側に、ARコート等の公知の反射防
止処理を施すのが好ましい。
【0018】−透明層− 前記透明層は、透明層用塗布液を塗布して形成される。
前記透明層用塗布液としては、めっき核及び親水性樹脂
を含有し、更に必要に応じて適宜選択したその他の成分
を含有するのが好ましい。
【0019】前記めっき核としては、例えば、パラジウ
ム、金、銀、白金、銅等の塩化物、硝酸塩等の水溶性
塩、錯化合物、硫化ニッケル等の金属化合物、などが挙
げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2
種以上を併用してもよい。これらの中でも、パラジウ
ム、金及び白金から選択される少なくとも1種が好まし
く、安定な微粒子を形成することができる点でパラジウ
ムの塩化物が好ましく、酸性塩化パラジウムが特に好ま
しい。
【0020】前記めっき核の前記透明層(前記透明層用
塗布液)における含有量としては、0.01〜0.4重
量%程度が好ましく、0.05〜0.2重量%がより好
ましい。前記含有量が、0.01重量%未満であると、
めっき処理による金属微粒子の生成現像が不十分にな
り、前記光吸収層における該金属微粒子の濃度が得られ
なくなることがあり、0.4重量%を超えると、めっき
処理時にめっき核の凝集が生じ易くなり、前記透明層用
塗布液が不安定となるので実質的に製造に適さなくなる
ことがある。一方、前記含有量が前記数値範囲内にある
と、前記光吸収層の光学濃度を2超とすることができ、
前記問題がない点で好ましい。
【0021】前記親水性樹脂としては、例えば、ポリビ
ニルアルコール及びその誘導体、ゼラチン、カゼイン等
の天然水性樹脂、アクリル酸ポリアクリルアミド、水溶
性ポリアミド、ポリエチレンオキサイド、カルボキシメ
チルセルロース等のセルロース誘導体、あるいはこれら
の混合物、などが挙げられる。これらは、1種単独で使
用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの
中でも、適度な粘着性及び熱可塑性を有する点で、水溶
性ポリアミドが好ましく、水溶性ナイロンが特に好まし
い。
【0022】前記その他の成分としては、特に制限はな
く、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、
水、保護コロイド、還元剤、塗布性改良剤、粘度調整
剤、架橋剤などが挙げられる。
【0023】前記保護コロイドとしては、例えば、ポリ
ビニルピロリドン、ゼラチン、ポリビニルアルコール、
界面活性剤、などが好適に挙げられる。これらは、1種
単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、安定性の点でポリビニルピロリドンが
好ましい。
【0024】前記保護コロイドの前記透明層用塗布液に
おける含有量としては、還元前の塩化パラジウム等のめ
っき核に対し、重量比で0.1〜200であるのが好ま
しい。前記保護コロイドの含有量が、前記めっき核に対
し重量比で、0.1未満であると、還元反応で生じる金
属微粒子が凝集してしまうことがあり、200を超える
と、析出する金属微粒子の保護コロイド中の濃度が低く
なり、最終的にめっき処理後における光吸収層の濃度が
十分でなくなることがある。
【0025】前記還元剤としては、例えば、水素化ほう
素ナトリウム、次亜リン酸、次亜リン酸ナトリウム、N
−ジメチルアミンボラン、ボラジン誘導体、ヒドラジ
ン、ホルマリン、などが挙げられる。これらは、1種単
独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。こ
れらの中でも、異元素汚染がない点でホルマリンが好ま
しく、前記めっき核がパラジウムの場合には、該めっき
核の形成が容易な点で水素化ほう素ナトリウムが好まし
く、また、金属微粒子の析出速度が速い点で次亜リン酸
が好ましい。
【0026】前記塗布性改良剤としては、均一ではじき
のない塗布を可能にするものであれば特に制限はなく、
目的に応じて適宜選択することができ、例えば、界面活
性剤、メタノール等のアルコール類、などが挙げられ
る。前記粘度調整剤としては、例えば、シリカゾル、ア
ルミナゾル等の無機顔料、ベンゾグアナミン微粒子等の
有機顔料、などが挙げられる。
【0027】前記透明層用塗布液の調製としては、特に
制限はなく、公知の方法に従って行うことができるが、
例えば、前記めっき核が前記パラジウムである場合に
は、水に溶解した塩化パラジウム等のパラジウム化合物
をポリビニルピロリドン等の保護コロイドの存在下、水
素化ほう素ナトリウム等の還元剤で還元し、更にポリビ
ニルアルコール等の前記親水性樹脂を添加することによ
り、前記めっき核を含有する透明層用塗布液を調製する
ことができる。
【0028】調製した前記透明層用塗布液は、前記透明
基材上に塗布した後、乾燥することにより前記透明層が
形成される。前記塗布の方法としては、特に制限はな
く、公知の方法の中から適宜選択することができ、例え
ば、スピンコート法、ブレードコート法、バーコート
法、ニーダーコート法、カーテンコート法、ディップコ
ート法、などが挙げられる。
【0029】なお、前記透明層に対し、めっき処理の際
における耐水性乃至耐アルカリ性を付与する目的で、8
0〜200℃で加熱処理を行うのが好ましい。前記加熱
処理の温度が、80℃未満であると、十分な耐水性乃至
耐アルカリ性が得られないことがあり、200℃を超え
てもそれに見合う効果が得られない。前記加熱処理の時
間としては、5〜30分程度が好ましい。
【0030】前記透明層の厚みとしては、特に制限はな
いが、透明ビーズを均一に固定でき、該透明ビーズが埋
没しない程度の厚みが好ましい。用いる透明ビーズの粒
径等にもよるため一概には言えないが、透明ビーズの体
積平均粒子径(D50)の10分の1程度が好ましい。
【0031】−透明ビーズ− 前記透明ビーズの形状としては、球状が特に好ましい。
前記透明ビーズの粒径(大きさ)としては、観察者が、
画面のざらつき等を感じないサイズであれば特に制限は
ないが、光拡散フィルムの用途等によっても好適なサイ
ズが異なり、例えば、卓上表示装置等に用いる場合(観
察者から表示装置までの距離が300mm程度の場合)
には、体積平均粒径(D50)で50μm以下が好まし
く、30μm以下がより好ましく、0.5〜20μmが
更に好ましく、また、家庭用テレビ等に用いる場合(観
察者からテレビまでの距離が2m程度の場合)には、体
積平均粒径(D50)で300μm以下が好ましく、20
0μm以下がより好ましく、0.5〜50μmが更に好
ましい。
【0032】前記透明ビーズの材料としては、特に制限
はなく、透明であれは各種の材料が挙げられ、例えは、
前記透明基材の材料等が挙げられ、特に、光学特性が良
好である等の点で、(メタ)アクリル系の樹脂やガラス
等が好適に挙げられる。
【0033】−埋設− 前記埋設工程においては、前記透明ビーズが、前記透明
層に埋設される。従来のように、光吸収層形成後、該光
吸収層の上から埋設するのではないため、埋設が多少不
均一であったとしても、容易に、光の出射に充分な深さ
に透明ビーズが埋設され、透過効率、視野角特性の高い
光拡散フィルムが得られる。
【0034】前記埋設工程においては、透明ビーズが、
透明層に、均一に埋設されるのが好ましい。該透明ビー
ズが均一に埋設されることにより、光出射部の均一性が
高く、透過効率の高い光拡散フィルムが得られる。前記
埋設工程においては、透明ビーズは、前記透明層に、密
に並べて埋設されるのが好ましい。透明ビーズが、密に
埋設されることにより、透過効率の高い光拡散フィルム
が得られる。透明ビーズを、透明層に密に並べて埋設す
る方法としては、例えば、粒径の異なる透明ビーズを並
べて埋設する、等が挙げられる。
【0035】前記埋設工程においては、前記透明ビーズ
は、その体積の半分以上が透明層から露出する程度で埋
設されるのが特に好ましい。このように埋設することに
より、透過効率の高い光拡散フィルムが得られる。
【0036】前記埋設工程の際には、適宜加熱してもよ
く、該加熱の温度としては、100〜150℃程度が好
ましい。前記加熱により、軟化した前記透明層に前記透
明ビーズが容易にかつ十分に埋設される。
【0037】前記加熱の際には、前記透明ビーズ上に伝
熱性可撓性物質を載せ加圧するのが好ましい。加圧によ
り、前記透明ビーズの埋設の均一性がより高くなる。前
記伝熱性可撓性物質としては、特に制限はないが、伝熱
性、可撓性に優れ、入手し易い点で、シリコーンゴム等
が好ましい。前記加圧の圧力としては、特に制限はない
が、0.1〜3kg重・cm-2程度が好ましい。
【0038】本発明においては、前記光吸収層形成工程
の前に、前記透明層を架橋するのが好ましい。この場
合、該透明層が耐久性に優れ、前記めっき処理等の際、
めっき浴中のめっき液等に対し耐久性を示し、該めっき
液等が前記透明基材を変質等させるのを効果的に防止す
ることができる点で好ましい。
【0039】前記架橋の方法としては、特に制限はな
く、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、加
熱による架橋、架橋剤による架橋、などが挙げられる。
【0040】前記架橋剤としては、例えば、前記親水性
樹脂がゼラチンの場合、2、4−ジクロロ−6−オキシ
sトリアジン等が挙げられ、前記親水性樹脂がポリビニ
ルアルコールあるいはその誘導体の場合、ほう酸、ほう
砂、アルデヒド、アルデヒド誘導体、グリオキザール等
が挙げられる。
【0041】[光吸収層形成工程]前記光吸収層形成工
程においては、前記埋設工程の後、前記透明層にめっき
処理をして、その露出表面に金属微粒子を析出させて光
吸収層を形成する。
【0042】−めっき処理− 前記めっき処理としては、特に制限はなく、公知の方法
の中から目的に応じて適宜選択することができるが、例
えば、簡便さの点で、前記透明層(該透明層が形成され
た透明基材)を無電解めっき浴に浸漬することにより行
う処理が好ましい。
【0043】前記無電解めっき浴に収容される無電解め
っき液の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて
適宜選択することができ、例えば、還元剤、被還元性重
金属塩、pH調整剤、緩衝剤、その他の成分などが挙げ
られる。
【0044】前記還元剤としては、例えば、次亜リン
酸、次亜リン酸ナトリウム、水素化ほう素ナトリウム、
N−ジメチルアミンボラン、ボラジン誘導体、ヒドラジ
ン、ホルマリン、などが挙げられる。これらは、1種単
独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。こ
れらの中でも、異元素汚染がない点でホルマリンが好ま
しく、前記めっき核がパラジウムの場合には、該めっき
核の形成が容易な点で水素化ほう素ナトリウムが好まし
く、また、金属微粒子の析出速度が速い点で次亜リン酸
が好ましい。
【0045】前記被還元性重金属塩としては、例えば、
ニッケル、コバルト、鉄、銅、クロム、などが挙げられ
る。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上
を併用してもよい。これらの被還元性重金属塩は、前記
めっき処理の後、前記透明層における露出表面上に析出
して前記金属微粒子となる。
【0046】前記塩基性化合物としては、例えば、メッ
キ速度、還元効率等を向上させるカセイソーダ、水酸化
アンモニウム、などが挙げられる。前記pH調整剤とし
ては、例えば、無機酸、有機酸、などが挙げられる。前
記緩衝剤としては、例えば、クエン酸ナトリウム、酢酸
ナトリウム等のオキシカルボン酸、ホウ酸、炭酸、有機
酸、無機酸のアルカリ塩、などが挙げられる。前記その
他の成分としては、例えば、重金属イオンの安定性を目
的とした錯化剤、反応促進剤、安定剤、界面活性剤、な
どが挙げられる。
【0047】なお、本発明においては、2種以上の前記
無電解めっき液を併用することができ、例えば、まず、
前記めっき核(例えばパラジウムの核)を作り易い水素
化ホウ素ナトリウムのようなホウ素系の前記還元剤を含
む無電解めっき液を用い、次に、金属微粒子の析出速度
が速い次亜リン酸系の前記還元剤を含む無電解めっき液
を用いることができる。
【0048】前記めっき処理の結果、前記透明層におけ
る露出表面(即ち、前記透明ビースが埋設されていない
部分の露出表面)に金属微粒子が析出し、該金属微粒子
による光吸収層が形成される。
【0049】−金属微粒子− 前記金属微粒子としては、特に制限はなく、目的に応じ
て適宜選択することができるが、例えば、安価である点
で、黒色の銅、などが好ましい。
【0050】−光吸収層− 以上により形成された前記光吸収層の厚みとしては、透
明ビーズの大きさ等により適宜調整する必要があり、一
概に規定することはできないが、例えば、前記透明ビー
ズの体積平均粒径(D50)が0.5〜20μmの場合、
0.5〜5μm程度が好ましく、0.5〜50μmの場
合、2〜15μm程度が好ましい。前記厚みが、前記数
値範囲内であると、前記光吸収層が前記透明ビーズの頭
が被らない程度の厚みとなり、十分な入射光量を容易に
確保することができる点で好ましい。なお、該厚みとし
ては、前記金属微粒子の生成量を適宜制御することによ
り調整することができる。
【0051】[その他の工程]なお、本発明において
は、前記光吸収層形成工程におけるめっき処理の後、前
記その他の工程として、適宜、前記透明層(該透明層が
形成された透明基材)を水洗し、乾燥等を行うことがで
きる。前記乾燥後に、前記透明層の前記透明基材との密
着性を向上させる目的で、該透明層が形成された透明基
材を加熱処理することができる。
【0052】<光拡散フィルム>以上説明した本発明の
光拡散フィルムの製造方法によって得られる光拡散フィ
ルムは、剛性を有する板状であっても、可撓性を有する
シー卜状あるいはフィルム状であってもよく、要求され
る機械的強度や用途により、透明基材の材料、厚さ、等
が適宜選択される。
【0053】前記光拡散フィルムは、前述のように、液
晶パネルと、バックライト部と、光拡散フィルムと、を
有する各種の液晶表示装置等に好適に用いられる。前記
液晶表示装置において、液晶パネルとしては、TNモー
ドをはじめ、公知の種々のモードの液晶ディスプレイが
好適に用いられる。バックライ卜部としては、画像の観
察に十分な光量の直進平行光線束を射出可能であれば、
公知の各種の光源装置が総て利用可能である。
【0054】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0055】(実施例1) −埋設工程− 塩化パラジウム(和光純薬工業(株)製)0.2g及び
市販の塩酸0.2gを、22.6gの純水中で約40℃
に加熱攪拌し、塩化パラジウムを溶解させて、塩化パラ
ジウム水溶液を調製した。次に、ポリビニルピロリドン
(東京化成工業(株)製、K90)0.05gを、純水
26.4gに溶解した保護コロイド水溶液に、30℃に
て前記塩化パラジウム水溶液と、水素化ほう素ナトリウ
ム0.03gを25gの純水に溶解した還元剤溶液と
を、30分かけて添加した。1時間室温攪拌後、親水性
樹脂(水溶性ナイロン:P−70、東レ(株)製)10
重量部を添加した。更に、メタノール0.5gを添加し
て、めっき核を含有する透明層用塗布液を調製した。こ
の透明層用塗布液を、ポリエチレンテレフタレート(透
明基材)の一方の表面にワイヤーバーを用いて塗布する
ことにより、透明層を形成した(乾燥後の厚み:7μ
m)。そして、前記透明層に、透明ビーズ(ガラス製、
体積平均粒径(D50):30μm)を密に配置し、12
0℃で9分間保持した後、常温まで冷却して、該透明層
に該透明ビーズを埋設した。
【0056】−光吸収層形成工程− 次に、前記透明層が形成された前記透明基材を、ホウ素
系還元剤を含む30℃の銅メッキ液に4分間浸漬させ、
水洗した後、乾燥することにより、該透明層の露出表面
(前記透明ビーズが埋設されていない露出表面)に金属
微粒子(黒色の銅微粒子)を析出(生成)させた後、洗
浄、乾燥することにより、黒色の光吸収層を形成した
(厚み:約2μm)。
【0057】<測定・評価>下記測定方法により、得ら
れた光拡散フィルムの濃度ムラ(面状故障)について
は、透過効率、視野角特性を測定することにより評価し
た。 −濃度ムラ(面状故障)の測定・評価− 濃度ムラ(面状故障)は、目視で評価した。 −透過効率の測定・評価− 透過効率は、JISK 7361−1に準じ、ヘイズメ
ーター(HR100:(株)村上色彩技術研究所製)を
用いて目視にて測定した。 −視野角特性の測定・評価− 視野角特性は、拡がり角5°以下の平行光線を拡散フィ
ルムに対し、垂直に入射し、透過光をシリコンフォトダ
イオードをセンサーとする放射光強度の角度分布測定装
置を用いて測定した。
【0058】(実施例2)「実施例1」の「埋設工程」
において、透明ビーズの体積平均粒径(D50)を8μm
に代え、「光吸収層形成工程」において、光吸収層用塗
布液(水溶液)の塗布厚みを8μmに代えた以外は、
「実施例1」と同様にして光拡散フィルムを得、実施例
1と同様にして、「濃度ムラ(面状故障)」、「透過効
率」、「視野角特性」を測定・評価した。
【0059】(実施例3)「実施例1」の「埋設工程」
の際、透明ビーズ上にシリコーンゴム(厚み:1mm、
300×210mm)を載せて加熱(120℃)・加圧
(0.01kg重cm-2)したほかは、「実施例1」と
同様にして光拡散フィルムを得、実施例1と同様にし
て、「濃度ムラ(面状故障)」、「透過効率」、「視野
角特性」を測定・評価した。
【0060】実施例1では、得られた光拡散フィルムを
用いた液晶表示装置の観察により、該光拡散フィルム
は、家庭用テレビ等、観察者が2m程度距離を置いて観
察する液晶表示装置などに特に好適であった。実施例2
では、得られた光拡散フィルムを用いた液晶表示装置の
観察により、該光拡散フィルムは、卓上表示装置等、観
察者が300mm程度の近距離で観察する液晶表示装置
などに特に好適であり、近距離であっても、観察者にと
って滑らかな画像が視認された。実施例3では、透明ビ
ーズ上にシリコーンゴムを載せて加熱・加圧しているた
め、透明ビーズが充分、かつ、均一に透明層に埋設さ
れ、特に透過効率が高かった。
【0061】
【発明の効果】本発明によると、透過効率が高く、視野
角特性に優れ、濃度ムラの少ない光拡散フィルムを効率
良く製造することができる方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来公知の液晶表示装置の概略図であ
る。
【図2】図2は、液晶パネル及び光拡散フィルムに平行
光線束が入射した状態を説明する図である。
【図3】図3は、従来の光拡散フィルムの製造方法を説
明する図である。
【符号の説明】
2 液晶パネル 4 バックライト部 6 光拡散フィルム 10 透明基材 12 透明層 14 透明ビーズ 142 透明ビーズ 143 透明ビーズ 20 光吸収層 100 液晶表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川畑 耕也 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 小関 圭介 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H021 BA27 BA29 2H042 BA02 BA04 BA12 BA15 BA19 BA20 2H091 FA31X FA34Y FA37X FA41Z FC06 LA17 LA19 MA07 4F100 AB01A AB01B AB17B AB24A AB25A AG00C AK01A AK46A BA03 BA07 BA10A BA10C CC00A DE01B DE04C EH46A EH71B GB90 JB05A JB09A JL02 JN01A

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基材表面に、めっき核及び親水性樹
    脂を含有する透明層用塗布液を塗布して透明層を形成
    し、該透明層に透明ビーズを埋設した後、該透明層をめ
    っき処理し、その露出表面に金属微粒子を析出させて光
    吸収層を形成することを特徴とする光拡散フィルムの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 めっき核が、パラジウム、金及び白金か
    ら選択される少なくとも1種である請求項1に記載の光
    拡散フィルムの製造方法。
  3. 【請求項3】 親水性樹脂が、水溶性ポリアミドである
    請求項1又は2に記載の光拡散フィルムの製造方法。
  4. 【請求項4】 金属微粒子が、黒色の銅である請求項1
    から3のいずれかに記載の光拡散フィルムの製造方法。
  5. 【請求項5】 めっき処理が、透明層を無電解めっき浴
    に浸漬することにより行れる請求項1から4のいずれか
    に記載の光拡散フィルムの製造方法。
  6. 【請求項6】 無電解めっき浴に収容される無電解めっ
    き液が、還元剤を含有する請求項5に記載の光拡散フィ
    ルムの製造方法。
  7. 【請求項7】 透明層が、架橋された請求項1から6の
    いずれかに記載の光拡散フィルムの製造方法。
  8. 【請求項8】 透明ビーズの体積平均粒径(D50)が、
    0.5〜20μmである請求項1から7のいずれかに記
    載の光拡散フィルムの製造方法。
  9. 【請求項9】 透明ビーズの体積平均粒径(D50)が、
    0.5〜50μmである請求項1から7のいずれかに記
    載の光拡散フィルムの製造方法。
  10. 【請求項10】 透明層上に透明ビーズを載せ、加熱す
    ることにより該透明ビーズを該透明層に埋設させる請求
    項1から9のいずれかに記載の光拡散フィルムの製造方
    法。
  11. 【請求項11】 透明ビーズ上に伝熱性可撓性物質を載
    せ加圧する請求項10に記載の光拡散フィルムの製造方
    法。
  12. 【請求項12】 伝熱性可撓性物質が、シリコーンゴム
    である請求項11に記載の光拡散フィルムの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006088151A1 (ja) * 2005-02-18 2006-08-24 Fujifilm Corporation 光拡散光学部材
KR100624307B1 (ko) 2005-02-23 2006-09-19 제일모직주식회사 표시장치용 저반사율의 휘도 향상 다층 광학필름 및 이를이용한 유기발광다이오드 표시장치

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