JP2002174674A - 半導体試験装置及びその予防保守方法 - Google Patents

半導体試験装置及びその予防保守方法

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JP2002174674A
JP2002174674A JP2000374692A JP2000374692A JP2002174674A JP 2002174674 A JP2002174674 A JP 2002174674A JP 2000374692 A JP2000374692 A JP 2000374692A JP 2000374692 A JP2000374692 A JP 2000374692A JP 2002174674 A JP2002174674 A JP 2002174674A
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Kimihide Sato
公英 佐藤
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2884Testing of integrated circuits [IC] using dedicated test connectors, test elements or test circuits on the IC under test

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、不具合が発生する前に保守ができ
る半導体試験装置の予防保守方法と、その予防保守機能
を有する半導体試験装置を提供する。 【解決手段】 自己診断プログラムにより動作の自己診
断をおこなう半導体試験装置の予防保守方法において、
前記自己診断により取得したデータに予防リミット値を
設定するステップと、前記半導体試験装置の設置時にお
ける基準となる第1の自己診断データを取得するステッ
プと、前記半導体試験装置の稼働後における第2の自己
診断データを取得するステップと、前記第2の自己診断
データと、前記第1の自己診断データとを前記予防リミ
ット値内かどうか比較判定するステップとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体試験装置の
予防保守方法、及びその予防保守方法の手段を設けた半
導体試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例について、図5〜図8を参
照して構成例と動作例について説明する。最初に、半導
体試験装置の全体構成例の概要について説明する。図5
に示すように、半導体試験装置は、ワークステーション
10と、メインフレーム20と、テストヘッド30と、
パフォーマンスボード80と、ICソケット90とで構
成している。
【0003】ワークステーション10は、半導体試験装
置と人と、また半導体試験装置と電気通信回線とのイン
タフェースとなる入出力手段である。
【0004】メインフレーム20は、半導体試験装置の
電源部と、電源ユニットと、コンピュータと、試験信号
の生成部と、論理比較器等の各種ユニットを内蔵してい
る。
【0005】テストヘッド30は、ピンエレクトロニク
ス31の基板を試験チャンネル数に対応して多数内蔵し
ている。
【0006】パフォーマンスボード80は、DUT(被
試験デバイス)試験ボードであり、ピンエレクトロニク
ス31の電子回路に電気接続されるICソケット90を
搭載している。
【0007】ICソケット90は、被試験デバイスであ
るDUTを搭載するソケットである。
【0008】次に、半導体試験装置の論理試験例の概要
について、図6のブロック図を参照して説明する。但
し、図を簡明とするため、DUT90の各ピンに対応し
て多数あるドライバDRとコンパレータCPとは、それ
ぞれ1つを示している。
【0009】パターン発生器5において、タイミング発
生器4から出力された基本クロック信号に同期して論理
データを発生する。
【0010】波形整形器6において、パターン発生器5
からの論理データと、タイミング発生器4からのクロッ
ク信号とで試験パターンを生成する。
【0011】ピンエレクトロニクス31において、試験
パターンはドライバDRにより所望の論理電圧(VI
H、VIL)に設定され、DUT91の入力ピンに出力
する。
【0012】DUT91の出力ピンからの出力信号は、
ピンエレクトロニクス31のコンパレータCPの比較電
圧(VOH、VOL)により電圧比較した後、論理信号
として論理比較器7へ出力する。
【0013】論理比較器7において、タイミング発生器
4からのストローブ信号のタイミングで、コンパレータ
CPの論理出力信号と、パターン発生器5からの期待値
とを、論理比較してパス/フェイル判定をおこなう。
【0014】次に、半導体試験装置の試験精度を確保す
るためのキャリブレーションと、各ユニットの動作を半
導体試験装置自体で試験する自己診断について説明す
る。キャリブレーションは、電圧等のキャリブレーショ
ンとタイミングのキャリブレーションとがある。
【0015】電圧等のキャリブレーションは、電圧以外
に、電流や抵抗についてのキャリブレーションもある
が、電圧の場合と同様に行えるので電圧のキャリブレー
ションの例について以下説明する。タイミングのキャリ
ブレーションは、例えば、図6に示すクロックやストロ
ーブの出力タイミングのキャリブレーションがある。
【0016】電圧のキャリブレーションが必要なものと
しては、例えば、図6に示すドライバDR、及びコンパ
レータCPにおける設定電圧(VIH、VIL、VO
H、VOL)等がある。図に示してはいないが、設定電
圧のキャリブレーションは、基準グランドを被測定デバ
イスの近傍に設けて、基準グランド電位と設定電圧生成
部のグランド電位とのオフセット(誤差)を補正するこ
とにより行っている。例えば、設定電圧のキャリブレー
ションを行う補正回路の一例について説明する。図7に
示すように、補正回路は、設定データをアナログ電圧に
変換するD/A変換器21と、補正データをアナログ電
圧に変換する補正用のD/A変換器22との出力電圧と
を加算回路23で加算し、基準グランド電位からのオフ
セットを補正した試験電圧を出力している。
【0017】次に、従来の半導体試験装置における自己
診断例について、図8のフローチャートを参照して以下
箇条書きで説明する。
【0018】(1)半導体試験装置のキャリブレーショ
ンを実行して電圧精度とタイミング精度とを確保した上
で、装置の各ユニットの動作を自己診断プログラムによ
り試験する(ステップ100)。
【0019】(2)自己診断プログラムを実行して取得
した自己診断データが診断リミット値内の結果であれば
パス(PASS)となり自己診断を終了(エンド)し、
診断リミット値外の結果であればフェイル(FAIL)
となりステップ120へすすむ(ステップ110)。
【0020】(3)自己診断によりフェイルしたユニッ
トを交換して保守をおこない、ステップ100へ戻る
(ステップ120)。
【0021】従来の半導体試験装置は、試験精度の確保
はキャリブレーションにより、また各ユニットの動作の
試験は自己診断により行うことができた。しかし、半導
体試験装置の各ユニット等の不良が発生したあとでなけ
れば保守作業を行えず、MTBF(Mean Time Between
Failuers)、MTTR(Mean Timeto Repair)の低下要因
となっていた。また、不具合が発生したあとで保守作業
を行うと、交換ユニットの手配をしてから入手するまで
の期間が長くなったり、ユニット交換のためダウンタイ
ムが長くなったりする不都合がある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、従
来の半導体試験装置は、試験精度の確保はキャリブレー
ションにより、また各ユニットの動作の試験は自己診断
により行うことができたが、不具合が発生したあとでな
ければ保守作業を行えずMTBF、MTTRが低下する
等の実用上の問題があった。そこで、本発明は、こうし
た問題に鑑みなされたもので、その目的は、自己診断に
よる不具合が発生する前に保守ができる半導体試験装置
の予防保守方法と、その予防保守手段を設けた半導体試
験装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るためになされた本発明の第1は、自己診断プログラム
により動作の自己診断をおこなう半導体試験装置の予防
保守方法において、自己診断により取得するデータに予
防リミット値を設定するステップと、自己診断の実行に
より基準データを取得するステップと、前記自己診断の
基準データの取得後における自己診断の実行により比較
データを取得するステップと、前記比較データと、前記
基準データとの差が、前記予防リミット値内かどうか比
較判定するステップと、を設けた半導体試験装置の予防
保守方法を要旨としている。
【0024】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第2は、キャリブレーションによりオフセット
の補正をおこなう半導体試験装置の予防保守方法におい
て、前記キャリブレーションにより取得するオフセット
の補正データに予防リミット値を設定するステップと、
キャリブレーションの実行によりオフセットの基準補正
データを取得するステップと、基準となる補正データ取
得後におけるキャリブレーションの実行による比較補正
データを取得するステップと、前記比較補正データと、
前記基準補正データとを比較するステップと、を設けた
半導体試験装置の予防保守方法を要旨としている。
【0025】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第3は、前記予防リミット値内かどうか比較判
定した結果を表示手段に表示するステップを設けた本発
明第1又は2記載の半導体試験装置の予防保守方法を要
旨としている。
【0026】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第4は、本発明第1、2又は3記載の前記基準
データが、半導体試験装置の設置、移設又は保守を行っ
たときに取得更新する診断データである半導体試験装置
の予防保守方法を要旨としている。
【0027】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第5は、前記比較判定結果をファイルとして電
気通信回線により転送する本発明第1、2、3又は4記
載の半導体試験装置の予防保守方法を要旨としている。
【0028】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第6は、自己診断プログラムにより動作の自己
診断をおこなう半導体試験装置において、自己診断によ
り取得するデータに予防リミット値を設定する手段と、
自己診断の実行により基準データを取得する手段と、前
記自己診断の基準データの取得後における自己診断の実
行により比較データを取得する手段と、前記比較データ
と、前記基準データとの差が、前記予防リミット値内か
どうか比較判定する手段と、を設けた半導体試験装置を
要旨としている。
【0029】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第7は、キャリブレーションによりオフセット
データの補正をおこなう半導体試験装置において、前記
キャリブレーションにより取得するオフセットデータに
予防リミット値を設定する手段と、キャリブレーション
の実行により基準オフセットデータを取得する手段と、
基準となるオフセットデータ取得後におけるキャリブレ
ーションの実行による比較オフセットデータを取得する
手段と、前記比較オフセットデータと、前記基準オフセ
ットデータとを比較する手段と、比較結果が前記予防リ
ミット値内かどうか比較判定する手段と、を設けた半導
体試験装置を要旨としている。
【0030】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第8は、前記予防リミット値内かどうか比較判
定した結果を表示手段に表示する手段を設けた本発明第
5、6又は7記載の半導体試験装置を要旨としている。
【0031】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第9は、本発明第5、6、7又は8記載の前記
基準データは、半導体試験装置の設置、移設又は保守を
行ったときに取得更新する半導体試験装置を要旨として
いる。
【0032】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第10は、前記比較判定結果をファイルとして
電気通信回線により転送する本発明第5、6、7、8又
は9記載の半導体試験装置を要旨としている。 〔発明の詳細な説明〕
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、下記の実
施例において説明する。
【0034】
【実施例】(実施例1)本発明の実施例について、図1
〜図7を参照して説明する。半導体試験装置の全体構成
例の概要と、半導体試験装置の論理試験例の概要と、従
来技術と同様であり、従来技術において説明したので説
明を省略する。
【0035】そして、半導体試験装置の試験精度を確保
するためのキャリブレーションと、各ユニットの動作を
半導体試験装置自体で試験する自己診断についても従来
と同様であり従来技術において説明したので説明を省略
する。
【0036】また、電圧のキャリブレーションを行う補
正回路も図7において示したように、設定データをアナ
ログ電圧に変換するD/A変換器21と、補正データを
アナログ電圧に変換する補正用のD/A変換器22との
出力電圧を加算回路23で加算して、設定電圧を補正し
た試験電圧を出力している。
【0037】本発明の半導体試験装置における予防保守
の方法について、図1のフローチャートを参照して以下
箇条書きで説明する。
【0038】(1)予防リミット値を設定する(ステッ
プ200)。
【0039】(2)半導体試験装置のキャリブレーショ
ンを実行して電圧精度とタイミング精度とを確保した上
で、装置の各ユニットの動作を自己診断プログラムを実
行することにより自己診断データを取得する(ステップ
210)。
【0040】(3)自己診断プログラムを実行した自己
診断データが診断リミット値内の結果であればパス(P
ASS)となりステップ230へすすみ、診断リミット
値外の結果であればフェイル(FAIL)となりステッ
プ221へすすむ(ステップ220)。
【0041】(4)自己診断によりフェイルしたユニッ
トを交換して保守をおこない、ステップ210へ戻る
(ステップ221)。
【0042】(5)半導体試験装置を設置または保守を
おこなった場合は、ステップ240へすすみ、そうでな
ければステップ270へすすむ(ステップ230)。
【0043】(6)半導体試験装置を設置または保守を
おこなった後のパスした自己診断データを基準データと
して設定する(ステップ240)。
【0044】(7)半導体試験装置のキャリブレーショ
ンを実行して電圧とタイミング精度を確保した上で、各
ユニットの動作を自己診断プログラムを実行することに
より自己診断データを取得する(ステップ250)。
【0045】(8)自己診断プログラムを実行した自己
診断データが診断リミット値内の結果であればパス(P
ASS)となりステップ270へすすみ、診断リミット
値外の結果であればフェイル(FAIL)となりステッ
プ221へすすむ(ステップ260)。
【0046】(9)ステップ240の基準データと、ス
テップ210またはステップ250で取得した自己診断
データの比較データとを比較して差のデータを求める
(ステップ270)。
【0047】(10)比較した差のデータがステップ2
00で設定した予防リミット値内であれば終了(エン
ド)し、予防リミット値外であればステップ290へす
すむ(ステップ280)。
【0048】(11)ステップ280での比較結果のデ
ータが予防リミット値外であれば、表示手段に警告表示
をさせる(290)。
【0049】(12)警告表示により予防保守するなら
ばステップ221へすすみ、予防保守しないならば終了
(エンド)する(300)。
【0050】以上のステップの方法により、時系列での
変化の大きいデータをとらえて故障予測して対策するこ
とができるので半導体試験装置の予防保守ができる。次
に、予防保守をおこなうための取得データの具体例につ
いて説明する。例えば、ステップ240で設定した自己
診断による基準データは、図2(a)に示すように、ド
ライバの出力電圧が−3V、自己診断の上限値(ULM
T)が−2.952V、下限値(LLMT)が−3.0
48Vとしたとき、各ピン番号1、2、3、4・・・に
対応して得られる。
【0051】また、ステップ250で取得する自己診断
による比較データは、図2(b)に示すように、ステッ
プ210に対応するドライバの出力電圧が−3V、自己
診断の上限値(ULMT)が−2.952V、下限値
(LLMT)が−3.048Vのとき、各ピン番号1、
2、3、4・・・に対応して得られる。
【0052】また、ステップ270では、図3に示すよ
うに、各ピン番号1、2、3、4・・・に対応して基準
データと比較データとの差のデータが得られる。図3の
例では、予防リミット値を±30mVとしたとき、ピン
番号4のデータ34mVが予防リミット値を越えている
ので、ピン番号4の信号系に関して保守するかどうか決
める。
【0053】ここで、自己診断の上限値と下限値の範囲
を単に狭くすることにより予防リミット値を定めていな
いのは、各ピンの実際の測定データは自己診断の中心値
とはなっていないし、各ピンの時系列での変化の傾向を
とらえるには、実際に測定した値を基準値とする必要が
あるからである。
【0054】例えば、自己診断の上限値と下限値の範囲
を単に狭くして、予防リミットをドライバDR出力3V
を中心に±30mVとすれば、上限値は−2.970
V、下限値は−3.030Vとなる。この場合、図2の
(b)の例ではピン番号3のみが予防リミット値を越え
ていることになる。しかし、半導体試験装置を設置した
ときからの時系列的なデータ差でみた場合、図3に示す
ようにピン番号3は5mVにすぎないが、予防リミット
値の範囲内にあるピン番号4は34mVもある。従っ
て、単に自己診断の上限値と下限値の範囲を単に狭くす
ることにより予防リミット値を定めることは、電気部品
等の時系列的な劣化による故障モードの検出方法として
適していない。
【0055】また、本実施例では、テストプログラム設
定値に対して取得した自己診断データを基準データとし
て説明したが、テストプログラムに依存しない半導体試
験装置固有のオフセット誤差を補正するキャリブレーシ
ョンにより得られる補正データを使用することもでき
る。そして、補正データを基準データとしたときは、予
防リミット値も補正データに対して設け、比較データも
補正データとすれば同様に予防保守が実現できる。例え
ば、図7に示す補正用のD/A変換器22の補正データ
の予防リミット値を#20(16進数)とした場合、半
導体試験装置を設置後のあるピンの基準データが#03
85(16進数)で、その後取得したそのピンの比較デ
ータが#03A9(16進数)としたとき、その差のデ
ータは#0024(16進数)となるので、そのピンの
系に関して予防保守をおこなう。
【0056】ところで、本実施例の半導体試験装置で試
験するDUTは、ロジックIC、メモリIC、ASI
C、アナログ・デジタル混在IC、システムLSI等何
ら制限はなく同様に実現できる。また、本実施例では、
基準データの取得を、半導体試験装置の設置または保守
をおこなった場合で説明したが、半導体試験装置の状況
に変化がある移設などの場合も同様に適用できる。
【0057】また、本実施例では電圧のキャリブレーシ
ョンの場合で説明したが、タイミングのキャリブレーシ
ョンの場合でも、タイミングのキャリブレーションを遅
延時間の可変により行う場合、電圧制御の遅延手段等を
使用して同様に実現できる。例えば、図7に示すよう
に、D/A変換器21によりデータ設定し、補正用のD
/A変換器22によりデータ補正し、加算回路23で加
算した試験電圧を遅延手段の制御電圧とすることで同様
にタイミングのキャリブレーションを行える。
【0058】(実施例2)本発明の実施例2について、
図4を参照して説明する。予防保守のリミット値は、ユ
ーザ側のデータに基づき自己診断プログラムに設定して
おくことも出来るが、多数のユーザが使用している保守
情報を取得しているメーカ側からリミット値をフィード
バックすることでより的確に設定できる。
【0059】そこで、図4に示すように、例えばユーザ
側の半導体試験装置51のワークステーション、半導体
試験装置52のワークステーションを通信回線60に接
続する。
【0060】そして、通信回線60を介してデータの転
送がユーザ側とメーカ側と相互にできる。例えば、通信
回線60として電気通信回線のインターネットを利用し
て、プロバイダのサーバ61を介してユーザ側とメーカ
側と相互にデータ転送してもよい。また、メーカ側にお
いて、例えば通信回線60に接続されたサーバ70と、
そのサーバ70とLAN接続されたコンピュータ71と
がある。
【0061】そして、ユーザ側の自己診断データを通信
回線60により所定アドレスのメーカのコンピュータ7
1にサーバ70を介して転送し、またその自己診断デー
タを統計処理してユーザ側の半導体試験装置51のワー
クステーション、半導体試験装置52のワークステーシ
ョンに予防保守のリミット値をフィードバックする。
【0062】上記実施例1及び2は、本発明の一例にす
ぎず、例示の内容で本発明を限定するものではない。
【0063】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
本発明の半導体試験装置は、不具合の発生する前に予防
としての保守作業を行えるので、予め保守に必要なボー
ド類の部品を手配しておいて故障にそなえておくことで
ダウンタイムが少なくでき、またMTBF、MTTRが
向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体試験装置の予防保守のフローチ
ャートである。
【図2】本発明の半導体試験装置の予防保守の基準デー
タ(a)と比較データ(b)の取得例の図である。
【図3】本発明の半導体試験装置の予防保守の基準デー
タと比較データとの比較結果例の図である。
【図4】本発明の電気通信回線によるデータ転送のブロ
ック図である。
【図5】半導体試験装置の構成を示す外観図である。
【図6】半導体試験装置のブロック図である。
【図7】半導体試験装置の補正回路のブロック図であ
る。
【図8】従来の半導体試験装置の保守のフローチャート
である。
【符号の説明】
4 タイミング発生器 5 パターン発生器 6 波形整形器 7 論理比較器 10 ワークステーション 20 メインフレーム 21、22 D/A変換器 23 加算回路 30 テストヘッド 31 ピンエレクトロニクス 51、52 ユーザ側半導体試験装置 60 通信回線 61、70 サーバ 71 コンピュータ 80 パフォーマンスボード 90 ICソケット 91 DUT

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己診断プログラムにより動作の自己診
    断をおこなう半導体試験装置の予防保守方法において、 自己診断により取得するデータに予防リミット値を設定
    するステップと、 自己診断の実行により基準データを取得するステップ
    と、 前記自己診断の基準データの取得後における自己診断の
    実行により比較データを取得するステップと、 前記比較データと、前記基準データとの差が、前記予防
    リミット値内かどうか比較判定するステップと、 を設けた半導体試験装置の予防保守方法。
  2. 【請求項2】 キャリブレーションによりオフセットの
    補正をおこなう半導体試験装置の予防保守方法におい
    て、 前記キャリブレーションにより取得するオフセットの補
    正データに予防リミット値を設定するステップと、 キャリブレーションの実行によりオフセットの基準補正
    データを取得するステップと、 基準となる補正データ取得後におけるキャリブレーショ
    ンの実行による比較補正データを取得するステップと、 前記比較補正データと、前記基準補正データとを比較す
    るステップと、 を設けた半導体試験装置の予防保守方法。
  3. 【請求項3】 前記予防リミット値内かどうか比較判定
    した結果を表示手段に表示するステップを設けた請求項
    1又は2記載の半導体試験装置の予防保守方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の前記基準デー
    タが、半導体試験装置の設置、移設又は保守を行ったと
    きに取得更新する自己診断データである半導体試験装置
    の予防保守方法。
  5. 【請求項5】 前記比較判定結果をファイルとして電気
    通信回線により転送する請求項1、2、3又は4記載の
    半導体試験装置の予防保守方法。
  6. 【請求項6】 自己診断プログラムにより動作の自己診
    断をおこなう半導体試験装置において、 自己診断により取得するデータに予防リミット値を設定
    する手段と、 自己診断の実行により基準データを取得する手段と、 前記自己診断の基準データの取得後における自己診断の
    実行により比較データを取得する手段と、 前記比較データと、前記基準データとの差が、前記予防
    リミット値内かどうか比較判定する手段と、 を設けた半導体試験装置。
  7. 【請求項7】 キャリブレーションによりオフセットデ
    ータの補正をおこなう半導体試験装置において、 前記キャリブレーションにより取得するオフセットデー
    タに予防リミット値を設定する手段と、 キャリブレーションの実行により基準オフセットデータ
    を取得する手段と、 基準となるオフセットデータ取得後におけるキャリブレ
    ーションの実行による比較オフセットデータを取得する
    手段と、 前記比較オフセットデータと、前記基準オフセットデー
    タとを比較する手段と、 比較結果が前記予防リミット値内かどうか比較判定する
    手段と、 を設けた半導体試験装置。
  8. 【請求項8】 前記予防リミット値内かどうか比較判定
    した結果を表示手段に表示する手段を設けた請求項5、
    6又は7記載の半導体試験装置。
  9. 【請求項9】 請求項5、6、7又は8記載の前記基準
    データは、半導体試験装置の設置、移設又は保守を行っ
    たときに取得更新する半導体試験装置。
  10. 【請求項10】 前記比較判定結果をファイルとして電
    気通信回線により転送する請求項5、6、7、8又は9
    記載の半導体試験装置。
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