JP2002174489A - 穀物汎用乾燥機における乾燥制御方法および穀物汎用乾燥機 - Google Patents

穀物汎用乾燥機における乾燥制御方法および穀物汎用乾燥機

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】籾・麦の乾燥を行う構成にした通常の穀物乾燥
機を、その基本的な構成は変更せずに、そば・大豆等の
各穀物の乾燥に適応する乾燥条件が作り出せるようにす
る。 【解決手段】機体内の穀槽部aに張り込んだ穀粒を循環
流動させ、熱風を送風して乾燥させる穀物乾燥機1にお
いて、循環系の穀物搬送手段2,3,4,5および送風
機9の駆動を交流モータM1、M2、M3、M4および
M5により行わせる構成とし、モータの駆動回路にイン
バータ(周波数変換器)を接続し、周波数変更制御を行
う。これにより、穀粒搬送手段の作動速度の遅速制御
と、送風量の変更制御を同時に行い、籾・麦、そば、大
豆等、穀粒種別の乾燥に適応する熱風温度・量と搬送速
度を適切な条件に切り替えて設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、(籾・麦・そば・
大豆等の)穀物を、機体内の穀槽部に張り込み、その穀
物を昇降機・上コンベア・下コンベア等の穀物搬送手段
により乾燥部を経て再び穀槽部に戻るよう循環させ、こ
れに、乾燥部において、熱風生成装置により生成した熱
風を、送風機の作動により浴びせて乾燥させる穀物乾燥
機のうちで、機体内に籾・麦・そば・大豆等の種々の穀
粒を張り込んで汎用の形態として用いる穀物汎用乾燥機
において、乾燥作動時の各部の作動の制御手段について
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】機体内の穀槽部に穀粒を張り込んで、そ
れを循環流動させながら、バーナー装置等の熱風生成装
置で生成した熱風を送風機により供給して乾燥させる穀
物乾燥機は、通常、乾燥の対象とする穀粒が籾粒であ
り、籾乾燥機として作られているが、籾だけでなく、麦
・そば・大豆等の各種の穀物に用いることも可能な構造
になっている。例えば、麦粒を機体内の穀槽部に張り込
んで機体の各部を作動させることで、そのまま麦粒の乾
燥が行なえ、また、機体内の穀槽部に、そばの種子粒ま
たは大豆粒を張り込んで機体の各部を作動させること
で、その、そば・大豆の乾燥が行なえる構造のものに作
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この穀物乾燥
機は、籾にかえて、麦を機体内の穀槽部に張り込んで、
機体の各部を制御作動させ、乾燥作業を行なうことで籾
と同様に乾燥できるが、、大豆粒を穀物乾燥機の機体内
の穀槽部に張り込んで、籾の乾燥作業の場合と同様に機
体の各部を作動させて乾燥を行なったときには、大豆の
表面に裂皮や皺が発生してきたり、表皮に損傷が生じて
くる場合があり、乾し上げた大豆のの品質・等級を低下
させるようになる問題がでてくる。
【0004】また、そばを穀槽部に投入して、そのそば
の乾燥を行なうときには、そばの風味が損なわれるよう
になる問題がでてくる。
【0005】これらは、穀物乾燥機の各部の作動制御に
より設定されている乾燥条件が籾の乾燥に適応する条件
となっていて、大豆、または、そばの乾燥には適応しな
いことと、乾燥作業中における穀物の循環流動を行なわ
すための穀物搬送手段が、大豆の表皮に損傷を与えるよ
うになることによる。
【0006】このことから、穀物乾燥機を、籾・麦・そ
ば・大豆等の各種の穀物の乾燥が行なえる汎用機とする
には、それら各種の穀物の乾燥が、それらに適応する乾
燥条件で行なえるようにしておく必要がある。
【0007】このためには、穀物乾燥機を、それに、上
述の各態様の乾燥条件が設定できるように構成しておか
なければならないが、そのように、穀物乾燥機を構成す
るには、各態様の乾燥条件を作り出すよう機能する機能
部を装備させ、また、それら機能部を切り換えて作動さ
せるように設計しなければならず、穀物乾燥機の構造を
複雑にし製作を面倒にする別の問題がでてくる。
【0008】本発明は、これらの問題を解消せしめるた
めになされたものであって、籾・麦を対象としてそれの
乾燥作業を行なわすように構成してある通常の穀物乾燥
機を、それの基本的な構成に変更を加えずに、それに装
備されている各作動部の制御により、そば・大豆等の各
穀物の乾燥に適応する乾燥条件が作り出せ、かつ、各作
動部の制御により各乾燥条件の切り換え変更が行なえる
ようにする新たな手段を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】しかして、上述の目的を
達成するための本発明手段は、通常の穀物乾燥機の各作
動部の機能および各種穀物のそれぞれに要求される乾燥
条件について検討を加えて得られた知見に基づいてなさ
れたものである。
【0010】即ち、籾・麦にあっては、比較的高温の熱
風を供給しても品質の劣化をきたすことが殆どないこと
と、穀粒が丈夫な殻により覆われていて、循環系の送穀
手段との接触により受ける損傷が少ないことから、高温
の熱風を供給して、循環系を早い速度で作動させること
で、効率的な乾燥が行なえる乾燥条件が得られ、また、
そばにあっては、丈夫な殻で覆われていることで循環系
の送穀手段との接触による受ける損傷が殆どないこと
と、供給する熱風の温度を低くして品温の上昇を抑える
ことで風味が損なわれるのを防止し得ることから、低温
で大風量の熱風を送給して循環系を早い速度で作動させ
ることによりそばを効率的に乾燥させ得る乾燥条件が得
られ、また、大豆にあっては、低温の熱風の供給で低温
で乾燥処理すれば表皮に皺や裂皮が生ずるのを防止で
き、かつ、循環系の搬送手段との接触の機会を少なくす
ることで表皮に生ずる損傷も抑えられることから、低温
で大風量の熱風を供給して循環系を遅い速度で作動させ
ることで、大豆を皺や裂皮を生ぜしめず、かつ、損傷粒
を少なくして効率的に乾燥させる乾燥条件が得られるこ
とが判ってきた。
【0011】そして、また、これらの各穀物に適応する
乾燥条件を作り出すための、高温の熱風および低温の熱
風ならびに循環系の作動速度の遅速は、熱風にあって
は、バーナー装置で生成した熱気を穀物に送給させる送
風機の駆動用のモータの回路に、インバータ(周波数変
換器)を設けて、それの切換制御により送風機の送風能
力を低下させて小風量にすれば高温の熱風が簡単に得ら
れ、また、送風能力を増大させて大風量にすれば、熱気
が大量の外気で稀釈されて低温大風量の熱風が簡単に得
られることが判り、また、循環系の搬送手段の作動速度
にあっても、それを駆動するモータの回路にインバータ
を設けておいて、それの切換制御により作動速度の変更
制御が簡単に得られることが判ってきたことによる。
【0012】そして、このことから本発明手段において
は、上述の目的を達成するための手段として、機体内の
穀槽部に張り込んだ穀粒を循環系の穀粒搬送手段の作動
により循環させ、その穀物に対しバーナー装置により生
成した熱風を送風機の作動により送給して乾燥させる穀
物乾燥機において、それの循環系の穀粒搬送手段の駆動
および送風機の駆動を交流モータにより行なわせるとと
もに、それらモータの駆動回路にインバータ(周波数変
換器)を接続しておいて、そのインバータの切り換え作
動による周波数の変更制御により、送風機の送風量を変
更して外気の取入量を変更することにより小風量で高温
の熱風を生成する状態と大風量で低温の熱風を生成する
状態とに切り換え、かつ、循環系の穀粒搬送手段の作動
速度の遅速の制御を行なわすようにして、籾・麦の乾燥
に適応する高温小風量の熱風を供給して循環系の穀粒搬
送手段の作動速度を速くする乾燥条件と、そばの乾燥に
適応する低温大風量の熱風を供給して循環系の穀粒搬送
手段の作動速度を速くする乾燥条件と、大豆の乾燥に適
応する低温大風量の熱風を供給して循環系の穀粒搬送手
段の作動速度を遅くする乾燥条件とを、切り換えて設定
することを特徴とする穀物汎用乾燥機における乾燥制御
方法を提起し、また、機体内の穀槽部に張り込んだ穀粒
を循環系の穀粒搬送手段の作動により循環させ、その穀
物に対しバーナー装置により生成した熱風を送風機の作
動により送給して乾燥させる穀物乾燥機において、それ
の循環系の穀粒搬送手段の駆動および送風機の駆動を交
流モータにより行なわせ、それらモータの駆動回路に周
波数変換器を接続しておき、その周波数変換器の切り換
え作動による周波数の変更制御で、送風機の送風量を変
更して外気の取入量を変更することにより小風量で高温
の熱風と大風量で低温の熱風とを生成するようにすると
ともに、循環系の穀粒搬送手段の作動速度の遅速の制御
を行なわすようにして、籾・麦の乾燥に適応する高温小
風量の熱風を供給して循環系の穀粒搬送手段の作動速度
を速くする乾燥条件と、そばの乾燥に適応する低温大風
量の熱風を供給して循環系の穀粒搬送手段の作動速度を
速くする乾燥条件と、大豆の乾燥に適応する低温大風量
の熱風を供給して循環系の穀粒搬送手段の作動速度を遅
くする乾燥条件とを、切り換えて設定し得るようにした
ことを特徴とする穀物汎用乾燥機を提起するものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明手段による汎用穀物乾燥機
は、それの基本的な構成については、図1〜図3にある
ように、箱状乃至塔状に組み立てた機体1の内部の上半
側に、乾燥すべき穀粒を張り込む穀槽部aを形成し、下
半側には、穀槽部aから穀粒を順次流下させる穀粒流下
路10と、そこを流下する穀粒に対し乾燥風として浴び
せる熱風を導く導風路11と、穀粒流下路10を流下す
る穀粒に対し供給された熱風の排風を導く排風路12と
を、通気性の隔壁13…により横方向に並列するように
配設して構成する乾燥部bを装設し、機体1内の底部に
は、前記乾燥部bの穀粒流下路10からの穀粒の繰出量
を制御するバルブシャッタまたはドラムシャッタ2と、
それにより繰り出される穀粒を機体1の前面側に搬出す
る下部スクリューコンベア3とを装架し、機体1の前面
側には、昇降機4を立設してそれの揚穀塔40の下部を
前記下部スクリューコンベア3の搬送方向の終端部と接
続連通し、その昇降機4の上部に形成せる放出筒部41
を、機体1の頂部に横設せる上部スクリューコンベア5
の搬送方向の始端側に、取出樋42と切換自在に接続さ
せて、これらドラムシャッタ2・下部スクリューコンベ
ア3・昇降機4・上部スクリューコンベア5等からなる
穀粒の循環系の搬送手段の作動の制御によって、機体1
内の穀槽部aへの穀物の張り込みと、そのり張込んだ穀
物の循環流動とが行なえるようにするが、これらは、そ
れらの駆動が、図3にあるように、なるべくは、各別の
モータM1・M2・M3・M4により行なわれるように
し、かつ、それらモータには交流モータを用いる。
【0014】そして、これらモータの駆動回路には、イ
ンバータ(周波数変換器)(図示省略)を接続してお
き、それを、例えば、機体1の外面側の適宜位置に装設
する制御盤6内に組み付けて、その制御盤6の制御パネ
ル60に設けるダイヤル7の操作により、周波数の変更
制御が行なえるようにし、それにより、モータM1・M
2・M3…の作動速度を変更制して、循環系の搬送手段
の作動速度が所望に設定されるようにする。
【0015】また、機体1の前面側には、乾燥部bの熱
風の導風路11に供給する熱風を生成するためのバーナ
ー装置8を装設して、それの熱風吐出路80を前記導風
路11の前端側に連通し、機体1の背面側には、乾燥部
bの排風路12の後端側に吸引側が連通する送風機9を
装架しておいて、この送風機9の作動により、バーナー
装置8の熱風の吐出路80に設けた外気の取入口81か
ら取り込まれる外気が、バーナー装置8で生成された熱
気に合流して所定温度の熱風となって導風路11に流入
し、それが、穀粒流下路10を横切り、排風路12を経
て送風機9により排風ダクト90で所定の場所に導かれ
るようにして、この熱風が穀粒流下路10を流下する穀
粒に対し供給されていくようにするが、この送風機9の
駆動も、交流モータM5で行なうようにし、かつ、それ
の駆動回路にはインバータ(周波数変換器)(図面省
略)を接続して設け、そのインバータによる周波数の変
更切り換えが、前述したように例えば機体1の外面に設
ける制御盤6に組み付けておく操作ダイヤル7の操作に
より行なえるようにし、これによりこのモータM5の回
転数を変更制御して送風機9の送風能力を変更して送風
料が所望に設定し得るようにしておく。
【0016】そしてまた、この送風量を所望に変更設定
するための操作は、例えば、操作ダイヤル7の回動操作
で行なうようにした場合に、それの回動角度の選択によ
り、籾・麦の乾燥作業を行なうとき、また、大豆の乾燥
作業を行なうとき、また、そばの乾燥作業を行なうとき
の、それぞれの乾燥作業に適応する熱風温度を生成する
送風量が設定されるように、それの回動角度量を、籾・
麦・そば・大豆のそれぞれの乾燥作業に要求される熱風
温度を生成する送風量とする周波数に対応するようにし
ておいて、この操作ダイヤル7の回動操作で自動的に各
乾燥作業に適応する熱風温度が設定されるようにしてお
く。
【0017】そして、このとき、同時に、ドラムシャッ
タ2・下部スクリューコンベア3・昇降機4・上部スク
リューコンベア5等の循環系の搬送手段の作動速度も、
それの駆動用の交流モータM1・M2…の駆動電流の周
波数の変更制御により各穀物の乾燥作業に適応する速度
に設定されるようにしておく。
【0018】また、この循環系の搬送手段の作動速度お
よび送風機9の送風量を変更させることで行なう熱風温
度の変更制御は、別の手段として例えば制御盤6にメモ
リーカードcの差込口61を形成しておいて、ここに差
し込むメモリーカードc…を、籾・麦・そば・大豆等の
乾燥しようとする各穀物に対応させて用意しておき、こ
れらメモリーカードc…にそれの差込口61への差し込
みにより循環系の搬送手段の作動速度および送風機9の
回転速度をそれぞれの穀物の乾燥に適応する乾燥条件と
するように制御する信号を、メモリーに記憶させておく
ようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明手段は、機体
内の穀槽部に張り込んだ穀粒を循環系の穀粒搬送手段の
作動により循環させ、その穀物に対しバーナー装置によ
り生成した熱風を送風機の作動により送給して乾燥させ
る穀物乾燥機において、それの循環系の穀粒搬送手段の
駆動および送風機の駆動を交流モータにより行なわせ、
それらモータの駆動回路にインバータ(周波数変換器)
を接続しておき、そのインバータの切り換え作動による
周波数の変更制御で、送風機の送風量を変更して外気の
取入量の変更により小風量で高温の熱風と大風量で低温
の熱風とを生成するようにし、また、循環系の穀粒搬送
手段の作動速度の遅速の制御を行なわすようにすること
で、籾・麦の乾燥に適応する高温小風量の熱風を供給し
て循環系の穀粒搬送手段の作動速度を速くする乾燥条件
と、そばの乾燥に適応する低温大風量の熱風を供給して
循環系の穀粒搬送手段の作動速度を速くする乾燥条件
と、大豆の乾燥に適応する低温大風量の熱風を供給して
循環系の穀粒搬送手段の作動速度を遅くする乾燥条件と
を、切り換えて設定し得るようにしているのだから、籾
・麦・そば・大豆等の穀物をそれぞれの乾燥に適応する
関す条件に簡単に切り換えて乾燥し得る汎用穀物乾燥機
が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明手段を実施せる穀物汎用乾燥機の全体の
斜視図である。
【図2】同上の縦断正面図である。
【図3】同上の縦断側面図である。
【図4】同上の制御盤の正面図である。
【符号の説明】
a…穀槽部、b…乾燥部、c…メモリーカード、M1・
M2・M3・M4・M5…モータ、1…機体、10…穀
粒流下路、11…導風路、12…排風路、13…隔壁、
2…バルブシャッタ(ドラムシャッタ)、3…下部スク
リューコンベア、4…昇降機、40…揚穀塔、41…放
出筒部、42…取出樋、5…上部スクリューコンベア、
6…制御盤、60…制御パネル、61…差込口、7…操
作ダイヤル、8…バーナー装置、80…熱風吐出口、8
1…取入口、9…送風機、90…排風ダクト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA07 AB04 AC04 AC40 AC45 AC46 AC53 AC62 AC63 AC67 AC74 BA03 CA08 CB03 CB22 CB24 CB33 CB34 DA07 DA30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体内の穀槽部に張り込んだ穀粒を循環
    系の穀粒搬送手段の作動により循環させ、その穀物に対
    しバーナー装置により生成した熱風を送風機の作動によ
    り送給して乾燥させる穀物乾燥機において、それの循環
    系の穀粒搬送手段の駆動および送風機の駆動を交流モー
    タにより行なわせるとともに、それらモータの駆動回路
    にインバータ(周波数変換器)を接続しておいて、その
    インバータの切り換え作動による周波数の変更制御によ
    り、送風機の送風量を変更して外気の取入量を変更する
    ことにより小風量で高温の熱風を生成する状態と大風量
    で低温の熱風を生成する状態とに切り換え、かつ、循環
    系の穀粒搬送手段の作動速度の遅速の制御を行なわすよ
    うにして、籾・麦の乾燥に適応する高温小風量の熱風を
    供給して循環系の穀粒搬送手段の作動速度を速くする乾
    燥条件と、そばの乾燥に適応する低温大風量の熱風を供
    給して循環系の穀粒搬送手段の作動速度を速くする乾燥
    条件と、大豆の乾燥に適応する低温大風量の熱風を供給
    して循環系の穀粒搬送手段の作動速度を遅くする乾燥条
    件とを、切り換えて設定することを特徴とする穀物汎用
    乾燥機における乾燥制御方法。
  2. 【請求項2】 機体内の穀槽部に張り込んだ穀粒を循環
    系の穀粒搬送手段の作動により循環させ、その穀物に対
    しバーナー装置により生成した熱風を送風機の作動によ
    り送給して乾燥させる穀物乾燥機において、それの循環
    系の穀粒搬送手段の駆動および送風機の駆動を交流モー
    タにより行なわせ、それらモータの駆動回路に周波数変
    換器を接続しておき、その周波数変換器の切り換え作動
    による周波数の変更制御で、送風機の送風量を変更して
    外気の取入量を変更することにより小風量で高温の熱風
    と大風量で低温の熱風とを生成するようにするととも
    に、循環系の穀粒搬送手段の作動速度の遅速の制御を行
    なわすようにして、籾・麦の乾燥に適応する高温小風量
    の熱風を供給して循環系の穀粒搬送手段の作動速度を速
    くする乾燥条件と、そばの乾燥に適応する低温大風量の
    熱風を供給して循環系の穀粒搬送手段の作動速度を速く
    する乾燥条件と、大豆の乾燥に適応する低温大風量の熱
    風を供給して循環系の穀粒搬送手段の作動速度を遅くす
    る乾燥条件とを、切り換えて設定し得るようにしたこと
    を特徴とする穀物汎用乾燥機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008304122A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Iseki & Co Ltd 循環式穀粒乾燥機
JP2014234937A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 井関農機株式会社 穀物乾燥機の制御装置
JP2016118306A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 井関農機株式会社 穀物乾燥機

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JP2014234937A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 井関農機株式会社 穀物乾燥機の制御装置
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