JP2002174203A - 空気圧装置 - Google Patents

空気圧装置

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JP2002174203A JP2000367896A JP2000367896A JP2002174203A JP 2002174203 A JP2002174203 A JP 2002174203A JP 2000367896 A JP2000367896 A JP 2000367896A JP 2000367896 A JP2000367896 A JP 2000367896A JP 2002174203 A JP2002174203 A JP 2002174203A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マニホールド内にポンプが内設されて、従来
の主圧力配管を不要とすることを第1課題とし、空気圧
アクチュエータの駆動に使用した空気を再利用してエネ
ルギー利用効率を向上させることを第2課題とする。 【解決手段】 ポンプ21の吸込ポート29がチェック弁27
を介して大気中に連通され、ポンプ21の吐出ポート30が
マニホールド給気側配管17に連通されている。マニホー
ルド排気側配管19は2ポート弁26を介して大気中に連通
されるとともに空気帰還配管49を介してポンプ21の吸込
ポート29に連通されており、空気圧アクチュエータ16の
駆動で使用された空気がポンプに吸い込まれ、空気が循
環して使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気圧アクチュエ
ータ駆動用の圧縮空気を供給する空気圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の空気圧アクチュエータ駆動
用の空気圧システムを示す。空気圧源10からの空気は主
圧力配管11を通って各マニホールド12に供給され、空気
圧アクチュエータ16の駆動に使用された空気のすべて
は、マニホールド12から排気配管13及びサイレンサ14を
通って大気中に排出される。マニホールド12内にはマニ
ホールド給気側配管17及びマニホールド排気側配管19が
内設され、主圧力配管11がマニホールド給気側配管17に
接続されるとともに排気配管13がマニホールド排気側配
管19に接続されている。マニホールド12の上面には複数
個の電磁切換弁18が配置され、各電磁切換弁18の入口側
ポートはマニホールド給気側配管17に接続され、各電磁
切換弁18の排気側ポートはマニホールド排気側配管19に
接続されている。各電磁切換弁18のアクチュエータ側ポ
ートA,Bはそれぞれ配管を介して空気圧アクチュエー
タ16に連通されている。
【0003】従来の空気圧システムでは、空気圧源10と
多数のマニホールド12とを長い主圧力配管11(分岐配管
を含む)により連通させているので、主圧力配管11の配
設が面倒である。また、空気圧アクチュエータの駆動に
使用された空気は、すべて大気中に排出されいるが、排
出される空気にはまだ十分な圧力が残っており、圧縮空
気のエネルギーが十分には利用されていなかった。圧力
が残っている空気を大気中に排出するときは、排気騒音
が激しいという問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、マニホール
ド内にポンプが内設されて、従来の主圧力配管を不要と
することを第1課題とし、空気圧アクチュエータの駆動
に使用した空気を再利用してエネルギー利用効率を向上
させることを第2課題とし、排気騒音の発生回数を減少
させることを第3課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポンプの吸込
ポートがチェック弁を介して大気中に連通され、ポンプ
の吐出ポートがマニホールド給気側配管に連通され、マ
ニホールド排気側配管が2ポート弁を介して大気中に連
通され、またマニホールド排気側配管が空気帰還配管を
介してポンプの吸込ポートに連通され、空気圧アクチュ
エータの駆動で使用された空気がポンプに吸い込まれ、
空気が循環して使用される空気圧装置を第1構成とす
る。本発明は、ポンプの吸込ポートがチェック弁を介し
て大気中に連通され、ポンプの吐出ポートがマニホール
ド給気側配管に連通され、マニホールド排気側配管が電
空比例弁を介して大気中に連通され、またマニホールド
排気側配管が空気帰還配管を介してポンプの吸込ポート
に連通され、空気圧アクチュエータの駆動で使用された
空気がポンプに吸い込まれ、空気が循環して使用される
空気圧装置を第2構成とする。本発明は、ポンプの吸込
ポートがチェック弁を介して大気中に連通され、ポンプ
の吐出ポートがマニホールド給気側配管に連通され、マ
ニホールド排気側配管がリリーフ弁を介して大気中に連
通され、またマニホールド排気側配管が空気帰還配管を
介してポンプの吸込ポートに連通され、空気圧アクチュ
エータの駆動で使用された空気がポンプに吸い込まれ、
空気が循環して使用される空気圧装置を第3構成とす
る。本発明は、第1構成〜第3構成において、マニホー
ルド給気側配管にマニホールド給気側タンクが連通さ
れ、マニホールド排気側配管にマニホールド排気側タン
クが連通されたことを第4構成とする。本発明は、第1
構成〜第4構成において、マニホールド給気側配管又は
マニホールド給気側タンクの圧力が設定圧力を超えると
ポンプの作動が停止され、マニホールド排気側配管又は
マニホールド排気側タンクの圧力が設定圧力を超えると
2ポート弁が開放されて、マニホールド排気側配管内又
はマニホールド排気側タンク内の空気が大気中へ放出さ
れることを第5構成とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の空気圧装置の実
施の形態第1を示す。図1において、図7の従来例と同
一の部材には従来例と同一の符号を付す。マニホールド
15の上面には複数個の電磁切換弁18が配置され、各電磁
切換弁18の入口側ポートはマニホールド給気側配管17に
接続されるとともに各電磁切換弁18の排気側ポートはマ
ニホールド排気側配管19に接続されている。各電磁切換
弁18のアクチュエータ側ポートA,Bはそれぞれ配管を
介して空気圧アクチュエータ16に連通されている。
【0007】マニホールド15には、マニホールド給気側
配管17、マニホールド排気側配管19の他にポンプ21、電
動機22、コントローラ23、圧力センサ24・25、2ポート
弁26、チェック弁27等が内設されている。ポンプ21の吸
込側ポート29は吸込側配管50によってチェック弁27の出
口ポートに連通され、チェック弁27の入口ポートは配管
51によって大気中に連通されている。ポンプ21の吐出側
ポート30はマニホールド給気側配管17に接続され、マニ
ホールド給気側配管17に圧力センサ24が配設されてい
る。ポンプ21は電動機22により駆動され、電動機22はコ
ントローラ23により制御される。
【0008】マニホールド排気側配管19の端部は2ポー
ト弁26の入口ポートに接続され、2ポート弁26の出口ポ
ートは配管52によって、マニホールド15外のサイレンサ
14に連通されている。2ポート弁26は、マニホールド排
気側配管19内の圧力が設定圧以下のとき、閉鎖位置に位
置している。マニホールド排気側配管19に圧力センサ25
が配設され、マニホールド排気側配管19は空気帰還配管
49によって吸込側配管50に連通されている。電動機22は
電気配線によりマニホールド15外の電力源に接続されて
いる。
【0009】電動機22の回転によりポンプ21を作動させ
ると、マニホールド排気側配管19・空気帰還配管49等の
空気が、吸込側配管50、吸込側ポート29を通ってポンプ
21に吸い込まれる。マニホールド排気側配管19・空気帰
還配管49等に流入する空気量よりも流出する空気量が多
くなって、吸込側配管50中の圧力がチェック弁27の設定
圧より低下すると、大気中の空気が配管51、チェック弁
27、吸込側配管50、吸込側ポート29を通ってポンプ21に
吸い込まれる。ポンプ21で圧縮により昇圧された圧縮空
気は、吐出側ポート30、マニホールド給気側配管17、電
磁切換弁18を通って空気圧アクチュエータ16に送られ、
この圧縮空気により空気圧アクチュエータ16が駆動され
る。
【0010】空気圧アクチュエータの駆動で使用された
空気は、電磁切換弁18、マニホールド排気側配管19、空
気帰還配管49、吸込側配管50、吸込側ポート29を通っ
て、再びポンプ21に吸い込まれる。このように、空気が
循環して再利用される。マニホールド給気側配管17内の
圧力は圧力センサ24で検出され、検出された信号がコン
トローラ23に入力される。マニホールド給気側配管17内
の圧力が設定圧力に到達すると、コントローラ23からの
停止信号が電動機22の制御機構に入力されて電動機22の
回転が停止され、ポンプ21の駆動が停止する。この状態
で空気圧アクチュエータ16が駆動されると、マニホール
ド給気側配管17内の圧縮空気が消費されて圧力が低下す
る。マニホールド給気側配管17内の圧力が設定圧力以下
になると、コントローラ23からの信号が電動機22の制御
機構に入力されて電動機22が駆動され、ポンプ21が作動
を再開する。
【0011】マニホールド排気側配管19内の圧力は圧力
センサ25で検出され、検出された信号がコントローラ23
に入力される。空気圧アクチュエータ16からの空気の排
気量がポンプ21の吸込量を超えて、マニホールド排気側
配管19内の圧力が設定圧力を超えると、コントローラ23
からの開放信号が2ポート弁26の制御機構に入力され、
2ポート弁26が開放位置に切り換えられる。マニホール
ド排気側配管19内の圧縮空気は2ポート弁26、配管52、
サイレンサ14を通って大気中に放出される。マニホール
ド排気側配管19内の圧力が設定圧力以下になると、2ポ
ート弁26が閉鎖位置に切り換えら、圧縮空気の大気中へ
の放出が停止される。
【0012】図2は、本発明の空気圧装置の実施の形態
第1の第1変形例を示す。実施の形態第1の第1変形例
は、実施の形態第1(図1)の2ポート弁26を電空比例
弁(比例電磁式圧力制御弁)38に代えたものである。マ
ニホールド排気側配管19の端部は電空比例弁38の入口ポ
ートに接続され、電空比例弁38の出口ポートは配管52に
よって、マニホールド15外のサイレンサ14に連通されて
いる。電空比例弁38は、マニホールド排気側配管19内の
圧力が設定圧以下のとき、閉鎖されている。実施の形態
第1の第1変形例のその他の構成は、実施の形態第1と
同様である。
【0013】空気圧アクチュエータ16からの空気の排気
量がポンプ21の吸込量を超えて、マニホールド排気側配
管19内の圧力が設定圧力を超えると、コントローラ23か
らの信号が電空比例弁38の制御機構に入力され、電空比
例弁38が入力信号に比例した量の空気を流す。マニホー
ルド排気側配管19内の圧縮空気は電空比例弁38、配管5
2、サイレンサ14を通って大気中に放出される。マニホ
ールド排気側配管19内の圧力が設定圧力以下になると、
電空比例弁38は閉鎖され、圧縮空気の大気中への放出が
停止される。
【0014】図3は、本発明の空気圧装置の実施の形態
第1の第2変形例を示す。実施の形態第1の第2変形例
は、実施の形態第1(図1)の2ポート弁26をリリーフ
弁39に代えたものである。マニホールド排気側配管19の
端部はリリーフ弁39の入口ポートに接続され、リリーフ
弁39の出口ポートは配管52によって、マニホールド15外
のサイレンサ14に連通されている。リリーフ弁39は、マ
ニホールド排気側配管19内の圧力を設定圧力に保持して
いる。実施の形態第1の第2変形例のその他の構成は、
実施の形態第1と同様である。
【0015】空気圧アクチュエータ16からの空気の排気
量がポンプ21の吸込量を超えて、マニホールド排気側配
管19内の圧力がリリーフ弁39の設定圧力を超えると、マ
ニホールド排気側配管19内の空気を逃がす。マニホール
ド排気側配管19内の圧縮空気はリリーフ弁39、配管52、
サイレンサ14を通って大気中に放出される。マニホール
ド排気側配管19内の圧力がリリーフ弁39の設定圧力以下
になると、リリーフ弁39は閉鎖され、圧縮空気の大気中
への放出が停止される。
【0016】図4は、本発明の空気圧装置の実施の形態
第2を示す。図4において、図1の従来例と同一の部材
には、図一と同一の符号を付す。実施の形態第2は、実
施の形態第1の「マニホールド給気側配管17」及び「マ
ニホールド排気側配管19」を「マニホールド給気側配管
17A、マニホールド給気側タンク33、マニホールド給気
側配管17B」及び「マニホールド排気側配管19A、マニ
ホールド排気側タンク34、マニホールド排気側配管19
B」にそれぞれ置き換えたものである。ポンプ21の吐出
側ポート30はマニホールド給気側配管17Aによってマニ
ホールド給気側タンク33に連通され、マニホールド給気
側タンク33はマニホールド給気側配管17Bによって電磁
切換弁18の入口側ポートに連通されている。電磁切換弁
18の排気側ポートはマニホールド排気側配管19Aによっ
てマニホールド排気側タンク34に連通され、マニホール
ド排気側タンク34はマニホールド排気側配管19Bによっ
て2ポート弁26の入口ポート及び空気帰還配管49に連通
されている。実施の形態第2のその他の構成は、実施の
形態第1の構成と同様である。
【0017】電動機22によりポンプ21を作動させると、
マニホールド排気側タンク34・マニホールド排気側配管
19B・空気帰還配管49等の空気が、吸込側配管50、吸込
側ポート29を通ってポンプ21に吸い込まれる。マニホー
ルド排気側タンク34・マニホールド排気側配管19B・空
気帰還配管49等に流入する空気量よりも流出する空気量
が多くなって、マニホールド排気側タンク34・空気帰還
配管49・吸込側配管50中の圧力が大気圧力以下に低下す
ると、大気中の空気が配管51、チェック弁27、吸込側配
管50、吸込側ポート29を通ってポンプ21に吸い込まれ
る。ポンプ21で圧縮により昇圧された圧縮空気は、吐出
側ポート30、マニホールド給気側配管17Aを通ってマニ
ホールド給気側タンク33に充填される。使用可能な圧力
に達したマニホールド給気側タンク33の圧縮空気は、マ
ニホールド給気側配管17B、電磁切換弁18を通って空気
圧アクチュエータ16に送られ、この圧縮空気により空気
圧アクチュエータ16が駆動される。
【0018】空気圧アクチュエータの駆動で使用された
空気は、電磁切換弁18、マニホールド排気側配管19Aを
通ってマニホールド排気側タンク34に流入される。マニ
ホールド排気側タンク34に流入した空気は、マニホール
ド排気側配管19B、空気帰還配管49、吸込側配管50、吸
込側ポート29を通って、再びポンプ21に吸い込まれる。
このように、空気が循環して再利用される。マニホール
ド給気側タンク33の圧力は圧力センサ24で検出され、検
出された信号がコントローラ23に入力される。マニホー
ルド給気側タンク34の圧力が設定圧力に到達すると、コ
ントローラ23からの停止信号が電動機22の制御機構に入
力されて電動機22の回転が停止され、ポンプ21の作動が
停止する。この状態で空気圧アクチュエータ16が駆動さ
れると、マニホールド給気側タンク33の圧縮空気が消費
されて圧力が低下する。マニホールド給気側タンク33の
圧力が設定圧力以下になると、コントローラ23からの作
動信号が電動機22の制御機構に入力されて電動機22が駆
動され、ポンプ21が作動を再開する。
【0019】マニホールド排気側タンク34の圧力は圧力
センサ25で検出され、検出された信号がコントローラ23
に入力される。空気圧アクチュエータ16からの空気の排
気量がポンプ21の吸込量を超えて、マニホールド排気側
タンク34の圧力が設定圧力を超えると、コントローラ23
からの開放信号が2ポート弁26の制御機構に入力され、
2ポート弁26が開放位置に切り換えられる。マニホール
ド排気側タンク34の圧縮空気は、マニホールド排気側配
管19B、2ポート弁26、配管52、サイレンサ14を通って
大気中に放出される。マニホールド排気側タンク34の圧
力が設定圧力以下になると、2ポート弁26が閉鎖位置に
切り換えられ、圧縮空気の大気中への放出が停止され
る。
【0020】実施の形態第2のマニホールド給気側タン
ク33及びマニホールド排気側タンク34の容量は相当大き
い。そのため、電磁切換弁18等で漏洩した空気量に相当
する空気を、大気中から吸い込むことはあっても、マニ
ホールド排気側タンク34の空気が大気中へ放出されるこ
とは殆ど起こらない。従って、排気騒音が発生する回数
はきわめて少ない。
【0021】図5は、本発明の空気圧装置の実施の形態
第2の第1変形例を示す。実施の形態第2の第1変形例
は、実施の形態第2(図4)の2ポート弁26を電空比例
弁(比例電磁式圧力制御弁)41に代えたものである。マ
ニホールド排気側配管19Bの端部は電空比例弁41の入口
ポートに接続され、電空比例弁41の出口ポートは配管52
によって、マニホールド15外のサイレンサ14に連通され
ている。電空比例弁41は、マニホールド排気側配管19内
の圧力が設定圧以下のとき、閉鎖されている。実施の形
態第2の第1変形例のその他の構成は、実施の形態第2
と同様である。
【0022】空気圧アクチュエータ16からの空気の排気
量がポンプ21の吸込量を超えて、マニホールド排気側タ
ンク34の圧力が設定圧力を超えると、コントローラ23か
らの信号が電空比例弁41の制御機構に入力され、電空比
例弁41が入力信号に比例した量の空気を流す。マニホー
ルド排気側タンク34の圧縮空気は、マニホールド排気側
配管19B、電空比例弁38、配管52、サイレンサ14を通っ
て大気中に放出される。マニホールド排気側タンク34の
圧力が設定圧力以下になると、電空比例弁38は閉鎖さ
れ、圧縮空気の大気中への放出が停止される。
【0023】図6は、本発明の空気圧装置の実施の形態
第2の第2変形例を示す。実施の形態第2の第2変形例
は、実施の形態第2(図4)の2ポート弁26をリリーフ
弁42に代えたものである。マニホールド排気側配管19B
の端部はリリーフ弁42の入口ポートに接続され、リリー
フ弁42の出口ポートは配管52によって、マニホールド15
外のサイレンサ14に連通されている。リリーフ弁42は、
マニホールド排気側配管19内の圧力を設定圧力に保持し
ている。実施の形態第2の第2変形例のその他の構成
は、実施の形態第2と同様である。
【0024】空気圧アクチュエータ16からの空気の排気
量がポンプ21の吸込量を超えて、マニホールド排気側配
管19Bの圧力がリリーフ弁42の設定圧力を超えると、マ
ニホールド排気側配管19Bの空気を逃がす。マニホール
ド排気側タンク34の圧縮空気は、マニホールド排気側配
管19B、リリーフ弁42、配管52、サイレンサ14を通って
大気中に放出される。マニホールド排気側配管19Bの圧
力がリリーフ弁42の設定圧力以下になると、リリーフ弁
42は閉鎖され、圧縮空気の大気中への放出が停止され
る。
【0025】
【発明の効果】本発明の空気圧装置では、マニホールド
内にポンプが内設され、空気圧アクチュエータの駆動で
使用された空気がポンプに吸い込まれ、空気が循環して
使用される。従って、空気圧装置には電気配線を通して
電力のみを供給すればよく、空気圧源とマニホールドを
連通する従来の主圧力配管は不要であり、また空気圧ア
クチュエータの駆動に使用した空気を再利用するのでエ
ネルギー利用効率が向上する。また、マニホールド排気
側タンクの圧力が設定圧力を超えた場合にのみ、2ポー
ト弁が開放されて、空気が大気中へ放出されるので、排
気騒音の発生回数が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気圧装置の実施の形態第1の回路図
である。
【図2】本発明の空気圧装置の実施の形態第1の第1変
形例の回路図である。
【図3】本発明の空気圧装置の実施の形態第1の第2変
形例の回路図である。
【図4】本発明の空気圧装置の実施の形態第2の回路図
である。
【図5】本発明の空気圧装置の実施の形態第2の第1変
形例の回路図である。
【図6】本発明の空気圧装置の実施の形態第2の第2変
形例の回路図である。
【図7】従来の空気圧システムの回路図である。
【符号の説明】
17 マニホールド給気側配管 19 マニホールド排気側配管 21 ポンプ 27 チェック弁 29 吸込側ポート 30 吐出側ポート 33 マニホールド給気側タンク 34 マニホールド排気側タンク 49 空気帰還配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小根山 尚武 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社筑波技術センター内 Fターム(参考) 3H089 BB04 BB26 BB27 CC01 CC12 DA02 DB03 DB44 DC09 EE36 FF13 GG03 HH01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプの吸込ポートがチェック弁を介し
    て大気中に連通され、ポンプの吐出ポートがマニホール
    ド給気側配管に連通され、マニホールド排気側配管が2
    ポート弁を介して大気中に連通され、またマニホールド
    排気側配管が空気帰還配管を介してポンプの吸込ポート
    に連通され、空気圧アクチュエータの駆動で使用された
    空気がポンプに吸い込まれ、空気が循環して使用される
    空気圧装置。
  2. 【請求項2】 ポンプの吸込ポートがチェック弁を介し
    て大気中に連通され、ポンプの吐出ポートがマニホール
    ド給気側配管に連通され、マニホールド排気側配管が電
    空比例弁を介して大気中に連通され、またマニホールド
    排気側配管が空気帰還配管を介してポンプの吸込ポート
    に連通され、空気圧アクチュエータの駆動で使用された
    空気がポンプに吸い込まれ、空気が循環して使用される
    空気圧装置。
  3. 【請求項3】 ポンプの吸込ポートがチェック弁を介し
    て大気中に連通され、ポンプの吐出ポートがマニホール
    ド給気側配管に連通され、マニホールド排気側配管がリ
    リーフ弁を介して大気中に連通され、またマニホールド
    排気側配管が空気帰還配管を介してポンプの吸込ポート
    に連通され、空気圧アクチュエータの駆動で使用された
    空気がポンプに吸い込まれ、空気が循環して使用される
    空気圧装置。
  4. 【請求項4】 マニホールド給気側配管にマニホールド
    給気側タンクが連通され、マニホールド排気側配管にマ
    ニホールド排気側タンクが連通された請求項1,2又は
    3記載の空気圧装置。
  5. 【請求項5】 マニホールド給気側配管又はマニホール
    ド給気側タンクの圧力が設定圧力を超えるとポンプの作
    動が停止され、マニホールド排気側配管又はマニホール
    ド排気側タンクの圧力が設定圧力を超えると2ポート弁
    が開放されて、マニホールド排気側配管内又はマニホー
    ルド排気側タンク内の空気が大気中へ放出される請求項
    1〜4のいずれか一つに記載の空気圧装置。
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