JPH0842502A - 油タンク - Google Patents

油タンク

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Publication number
JPH0842502A
JPH0842502A JP6195937A JP19593794A JPH0842502A JP H0842502 A JPH0842502 A JP H0842502A JP 6195937 A JP6195937 A JP 6195937A JP 19593794 A JP19593794 A JP 19593794A JP H0842502 A JPH0842502 A JP H0842502A
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JP
Japan
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oil tank
preload
switching valve
electromagnetic switching
set pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP6195937A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Uchida
▲英▼明 内田
Kiyoshi Takahashi
高橋  清
Takashi Yamamoto
剛史 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyooki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toyooki Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0842502A publication Critical patent/JPH0842502A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塵埃が多い環境下に設置して良好に使用で
き、かつ貯蔵作動油量の急激な変動にかかわりなく油タ
ンク内部を常時一定の圧力範囲内に維持し得る。 【構成】 油タンク1内部を密閉して設け、密閉した内
部を流路8に流通する圧縮空気で常時予圧して設け、流
路8には第1電磁切換弁13と第2電磁切換弁15とを
直列に配設し、制御器18は圧力検出センサ17で検出
した油タンク1内部の予圧が設定圧力の下限より低い場
合には第1電磁切換弁13を第1位置Xから第2位置Y
に切換作動し、予圧が設定圧力の上限より高い場合には
第2電磁切換弁15を第1位置Xから第2位置Yに切換
作動し、予圧が設定圧力の範囲内にある場合には各電磁
切換弁13、15は非通電でともに第1位置Xに位置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に作動油を貯蔵
し、この貯蔵した作動油量が変動する油タンクに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の油タンクとして実公昭6
1−3797号公報に示されるものがある。このもの
は、内部に貯蔵した作動油を油圧ポンプで吸入吐出して
外部負荷に供給したり、外部負荷より排出された作動油
が内部に還流したりして内部に貯蔵する作動油量が変動
し、この作動油量の変動に伴い内部が著しく負圧になっ
たり高圧になったりしないようエアブリーザを介して大
気に連通して設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる構成
の油タンクを、空気中の塵埃が多い鋳物工場等の環境下
に設置すると、空気中の塵埃がエアブリーザではろ過さ
れず油タンク内部に入り込み貯蔵作動油に混入し易く、
作動油の汚れが早くメンテナンスを短期間に実施しなけ
ればならなかった。このため、油タンク内部を密閉して
設け、密閉した内部にアキュムレータを連通して内部に
貯蔵した作動油量の変動に対処することを試みたが、か
かる構成では、外部負荷の頻繁な作動による貯蔵作動油
量の急激な変動に対してアキュムレータの応答遅れが生
じ、油タンク内部が負圧状態になることがあり、油圧ポ
ンプの吸入吐出に伴い異常作動音が発生する問題点あっ
た。本発明は、かかる問題点を解決するもので、塵埃が
多い環境下に設置して良好に使用し得るよう作動油を貯
蔵する内部を密閉し、この密閉した内部を貯蔵作動油量
の急激な変動にかかわりなく常時一定の圧力範囲内に維
持し得るようにした油タンクを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、請求
項1に記載のものでは、密閉した内部に圧縮空気が流通
する流路を連通して内部を常時圧縮空気により予圧を付
与して設け、内部の予圧を一定範囲の設定圧力と比較し
て設け、圧縮空気が流通する流路には、予圧が設定圧力
の下限より高い場合には流路を閉じる第1位置と予圧が
設定圧力の下限より低い場合には流路を開く第2位置と
を有する2位置2ポートの第1電磁切換弁と、予圧が設
定圧力の上限より低い場合には流路を開いて大気に解放
する排気側を遮断する第1位置と予圧が設定圧力の上限
より高い場合には流路を閉じて油タンク内部を排気側に
連通する第2位置とを有する2位置3ポートの第2電磁
切換弁とを直列に配設して成る。
【0005】また、請求項2に記載のものでは、密閉し
た内部に圧縮空気が流通する流路及び大気に解放する流
路を接続して内部を常時圧縮空気により予圧を付与して
設け、内部の予圧を一定範囲の設定圧力と比較して設
け、圧縮空気が流通する流路には予圧が設定圧力の下限
より高い場合には流路を閉じる第1位置と予圧が設定圧
力の下限より低い場合には流路を開く第2位置とを有す
る2位置2ポートの第1電磁切換弁を配設し、大気に解
放する流路には予圧が設定圧力の上限より低い場合には
流路を閉じる第1位置と予圧が設定圧力の上限より高い
場合には流路を開く第2位置とを有する2位置2ポート
の第2電磁切換弁を配設して成る。
【0006】
【作用】かかる本発明の請求項1の構成において、設定
圧力の上限を維持したい一定の圧力範囲の上限より低く
設定すると共に、設定圧力の下限を維持したい一定の圧
力範囲の下限より高く設定し、作動油を貯蔵する内部は
密閉されているので、塵埃が入り込まず、圧縮空気によ
り付与した予圧が設定圧力の範囲内にある場合には第1
電磁切換弁、第2電磁切換弁がともに第1位置に位置し
て第2電磁切換弁が流路を開いて排気側を遮断し第1電
磁切換弁が第2電磁切換弁で開いている流路を閉じて油
タンク内部を遮断する。そして、内部に貯蔵した作動油
が油圧ポンプにより吸入吐出され貯蔵作動油量が減少し
て内部の予圧が設定圧力の下限より低くなると、第1電
磁切換弁は第1位置より第2位置に切換作動して流路を
開き、第2電磁切換弁は第1位置に位置したままであ
り、流路を流通する圧縮空気が第1電磁切換弁、第2電
磁切換弁を経て油タンク内部に供給され、圧縮空気の供
給で内部の予圧が設定圧力の下限まで上昇すると、第1
電磁切換弁が第1位置に復帰作動して内部を遮断する。
また、外部負荷より作動油が内部に還流され貯蔵作動油
量が増加して内部の予圧が設定圧力の上限より高くなる
と、第2電磁切換弁は第1位置より第2位置に切換作動
して流路を閉じて油タンク内部を排気側に連通し、第1
電磁切換弁は第1位置に位置したままであり、油タンク
内部の圧縮空気が第2電磁切換弁より排気され、圧縮空
気の排気で内部の予圧が設定圧力の上限まで下降する
と、第2電磁切換弁が第1位置に復帰作動して第1電磁
切換弁で内部を遮断する。
【0007】また、請求項2の構成において、前述の請
求項1と同様に設定圧力を設定し、油タンク内部の予圧
が設定圧力の範囲内にある場合には、第1電磁切換弁、
第2電磁切換弁がともに第1位置に位置して圧縮空気が
流通する流路、大気に解放する流路をともに閉じて油タ
ンク内部を遮断する。そして、内部の予圧が設定圧力の
下限より低くなると、第1電磁切換弁は第1位置より第
2位置に切換作動して圧縮空気が流通する流路を開くと
共に、第2電磁切換弁は第1位置に位置したままで大気
に解放する流路を閉じており、圧縮空気が第1電磁切換
弁より油タンク内部に供給され、圧縮空気の供給で内部
の予圧が設定圧力の下限まで上昇すると、第1電磁切換
弁が第1位置に復帰作動して内部を遮断する。また、内
部の予圧が設定圧力の上限より高くなると、第2電磁切
換弁は第1位置より第2位置に切換作動して大気に解放
する流路を開くと共に、第1電磁切換弁は第1位置に位
置したままであり、油タンク内部の圧縮空気が第2電磁
切換弁より排気され、圧縮空気の排気で内部の予圧が設
定圧力の上限まで下降すると、第2電磁切換弁が第1位
置に復帰作動して内部を遮断する。
【0008】このため、請求項1及び請求項2のもの
は、ともに、第1電磁切換弁と第2電磁切換弁の第1位
置と第2位置間の切換作動で、油タンク内部に圧縮空気
を供給したり、内部の圧縮空気を排気したり、内部を遮
断したりして、内部の予圧を応答性良く設定できるか
ら、油タンクを塵埃が多い環境下に設置して良好に使用
でき、かつ油タンクの内部を貯蔵作動油量の急激な変動
にかかわりなく常時一定の圧力範囲内に維持することが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、1は油タンクで、内部に作動油
を貯蔵して油面Lの上方を空間Cに設け、この内部を密
閉して設けている。2は油圧ポンプで、電動機3により
回転駆動されて油タンク1内部に貯蔵の作動油を一端に
ストレーナ4を有した吸入流路5を介して吸入し吐出流
路6へ吐出して図示しない外部負荷に供給するよう設け
ている。7は戻り流路で、外部負荷から排出された作動
油を油タンク1内部に還流するよう設けている。8は圧
縮空気が流通する流路で、油タンク1内部の空間Cに接
続して常時圧縮空気により予圧を付与して設けている。
9は流路8の一端に接続した圧縮空気源である。10は
流路8に配設したストツプ弁、11は流路8に圧縮空気
源9側から見てストツプ弁10の後側に配設したドレン
排出器付きエアフィルタ、12は流路8にドレン排出器
付きエアフィルタ11の後側に配設した空気タンクであ
る。13は流路8に空気タンク12の後側に配設したパ
イロツト操作で2位置2ポートの第1電磁切換弁で、流
路8を閉じる第1位置Xと流路8を開く第2位置Yとを
有し、非通電ではばね13A力により第1位置Xに位置
すると共に、通電により第2位置Yに切換作動するよう
設けている。
【0010】14は流路8に第1電磁切換弁13の後側
に配設したリリーフ付き減圧弁で、二次側圧力を0.0
5MPa(メガパスカル)に減圧制御するよう設定圧力
を設定して設けている。尚、リリーフ付き減圧弁14は
流路8に第1電磁切換弁13の前側に配設しても良い。
15はリリーフ付き減圧弁14の後側に配設したパイロ
ツト操作で2位置3ポートの第2電磁切換弁で、流路8
を開いて大気に解放する排気側としての排気ポートEを
遮断する第1位置Xと流路8を閉じて油タンク1内部の
空間Cを排気ポートEに連通する第2位置Yとを有し、
非通電でばね15A力により第1位置Xに位置すると共
に、通電により第2位置Yに切換作動するようするよう
設けている。16は第2電磁切換弁15のパイロツト流
路で、第1電磁切換弁13の前側の流路8に接続し、リ
リーフ付き減圧弁14で減圧制御される前の高圧の圧縮
空気の一部をパイロツト圧縮空気に用いるよう設けてい
る。
【0011】17は油タンク1に接続した圧力検出セン
サで、油タンク1内部の予圧を検出して設けている。1
8は第1電磁切換弁13、第2電磁切換弁15及び圧力
検出センサ17と電気接続した制御器で、設定圧力を
0.0004MPaから0.001MPaの範囲に設定
し、圧力検出センサ17で検出した油タンク1内部の予
圧を上記範囲の設定圧力と比較して設けている。そし
て、制御器18は油タンク1内部の予圧が設定圧力の下
限より低い場合には第1電磁切換弁13を通電する通電
信号を出力すると共に、油タンク1内部の予圧が設定圧
力の上限より高い場合には第2電磁切換弁15を通電す
る通電信号を出力し、油タンク1内部の予圧が設定圧力
の範囲内にある場合には各電磁切換弁13、15への通
電信号を出力しないよう設けている。19は油タンク1
に接続した安全弁で、その設定圧力を制御器18の設定
圧力より高い0.005MPaに設定して設けている。
【0012】次にかかる構成の作動を説明する。図1の
状態で、電動機3により油圧ポンプ2を回転駆動する
と、油圧ポンプ2は油タンク1内部に貯蔵の作動油を吸
入流路5を介して吸入し吐出流路6へ吐出して外部負荷
に供給する。この外部負荷への作動油の供給により、油
タンク1の貯蔵作動油量が減少する。また、外部負荷か
ら排出された作動油が戻り管7を流通して油タンク1内
部に還流する。この作動油の還流により、油タンク1の
貯蔵作動油量が増加する。
【0013】かかる作動で、貯蔵作動油量が変動する油
タンク1の内部は密閉しているので塵埃が入り込まず、
常時圧縮空気により予圧を付与している。そして、前述
の如き貯蔵作動油量の減少で、油タンク1内部の予圧が
制御器18で設定した設定圧力の下限(0.0004M
Pa)より低くなると、制御器18は第1電磁切換弁1
3を通電により第1位置Xから第2位置Yに切換作動
し、圧縮空気源9より流路8を流通して開いたストツプ
弁10を経てドレン排出器付きエアフイルタ11で塵埃
を除去され空気タンク12に入った圧縮空気は、第1電
磁切換弁13を経てリリーフ付き減圧弁14で減圧制御
されて第1位置Xに位置する第2電磁切換弁15を経て
油タンク1内部に供給され、圧縮空気の供給で油タンク
1内部の予圧が設定圧力の下限まで上昇すると、制御器
18から第1電磁切換弁13に通電信号が出力されなく
なり、第1電磁切換弁13は非通電になってばね13A
力で第1位置Xに復帰作動し、油タンク1内部を遮断す
る。また、前述の如き貯蔵作動油量の増加で、油タンク
1内部の予圧が制御器18で設定した設定圧力の上限
(0.001MPa)より高くなると、制御器18は第
2電磁切換弁15を通電する通電信号を出力し、第2電
磁切換弁15は通電により第1位置Xより第2位置Yに
切換作動し、油タンク1内部の圧縮空気を排気し、圧縮
空気の排気で油タンク1内部の予圧が設定圧力の上限ま
で下降すると、制御器18から第2電磁切換弁15に通
電信号が出力されなくなり、第2電磁切換弁15は非通
電になってばね15A力で第1位置Xに復帰作動し、第
1位置Xに位置する第1電磁切換弁13で油タンク1内
部を遮断する。このため、第1電磁切換弁13と第2電
磁切換弁15の第1位置Xと第2位置Y間の切換作動
で、油タンク1内部に圧縮空気を供給したり、油タンク
1内部の圧縮空気を排気したり、油タンク1内部を遮断
したりして、油タンク1内部の予圧を応答性良く設定で
きるから、油タンク1内部を貯蔵作動油量の急激な変動
にかかわりなく、設定圧力の上限(0.001MPa)
及び下限(0.0004MPa)に各電磁切換弁13、
15の応答時間を付加した0.0003MPaから0.
002MPaの一定の圧力範囲内に常時維持することが
できて、油タンク1を塵埃が多い環境下に設置して良好
に使用できる。また、油タンク1内部を常時予圧する圧
力は0.0003MPaから0.002MPaの間であ
って非常に低くて良く、油タンク1を格別に耐圧構造に
することなくできる。さらにまた、格別な耐圧構造を必
要としないことにより、既設の油タンクにエアブリーザ
の個所を閉塞したりして容易に実施することができる。
さらにまた、第1電磁切換弁13の後側にリリーフ付き
減圧弁14を配設したため、第1電磁切換弁13が第1
位置Xに位置して流路8を閉じた状態でリリーフ付き減
圧弁14は自己の設定圧力より二次側となる油タンク1
内部の予圧の方が低く開状態を維持でき、第1電磁切換
弁13を第1位置Xから第2位置Yに切換作動した場合
に、流路8を流通する圧縮空気を開状態のリリーフ付き
減圧弁14を経て油タンク1内部に瞬時に供給すること
ができて、油タンク1内部の予圧を設定する応答性をよ
り向上することができる。
【0014】図2は本発明の他実施例を示し、一実施例
と同一個所には同符号を付して説明を省略し、異なる個
所についてのみ説明する。圧縮空気が流通して油タンク
1内部の空間Cに接続する流路20には、大気に解放す
る流路21を分岐接続し、流路21は流路20を介して
油タンク1内部に接続することになる。尚、流路21を
直接油タンク1内部に接続しても良い。流路20にはリ
リーフ付き減圧弁14の後側でかつ流路21の接続個所
の前側に第1電磁切換弁13を配設している。尚、リリ
ーフ付き減圧弁14と第1電磁切換弁13とは前後を逆
にして配設しても良い。流路21にはパイロツト操作で
2位置2ポートの第2電磁切換弁22を配設し、第2電
磁切換弁22は流路21を閉じる第1位置Xと流路21
を開く第2位置Yとを有し、非通電ではばね22A力に
より第1位置Xに位置すると共に、通電により第2位置
Yに切換作動するよう設けている。23は流路21の大
気への解放端に接続したサイレンサである。制御器18
は油タンク1内部の予圧が設定圧力の下限より低い場合
には第1電磁切換弁13を通電する通電信号を出力する
と共に、油タンク1内部の予圧が設定圧力の上限より高
い場合には第2電磁切換弁22を通電する通電信号を出
力し、油タンク1内部の予圧が設定圧力の範囲内にある
場合には各電磁切換弁13、22への通電信号を出力し
ないよう設けている。24は第1電磁切換弁13及び第
2電磁切換弁22のパイロツト流路で、リリーフ付き減
圧弁14の前側の流路20に接続している。
【0015】作動は、一実施例と同様に、油圧ポンプ2
により油タンク1の貯蔵作動油を吸入吐出して外部負荷
に供給したり、外部負荷から排出された作動油が油タン
ク1内部に還流したりして、油タンク1の貯蔵作動油量
が増減する。かかる作動で、貯蔵作動油量の減少で、油
タンク1内部の予圧が制御器18で設定した設定圧力の
下限より低くなると、第1電磁切換弁13が制御器18
からの通電信号により通電されて第1位置Xより第2位
置Yに切換作動し、流路20を流通する圧縮空気が油タ
ンク1内部に供給され、圧縮空気の供給で油タンク1内
部の予圧が設定圧力の下限まで上昇すると、第1電磁切
換弁13は制御器18からの通電信号が出力されなくな
って非通電になりばね13A力で第1位置Xに復帰作動
し、油タンク1内部を遮断する。また、貯蔵作動油量の
増加で、油タンク1内部の予圧が制御器18で設定した
設定圧力の上限より高くなると、第2電磁切換弁22が
制御器18からの通電信号により通電されて第1位置X
より第2位置Yに切換作動し、油タンク1内部の圧縮空
気を流路21より排気し、圧縮空気の排気で油タンク1
内部の予圧が設定圧力の上限まで下降すると、第2電磁
切換弁22は制御器18からの通電信号が出力されなく
なって非通電になりばね22A力で第1位置Xに復帰作
動し、油タンク1内部を遮断する。このため、一実施例
と同様に、油タンク1内部を貯蔵作動油量の急激な変動
にかかわりなく常時一定の圧力範囲内に維持することが
できて、油タンク1を塵埃が多い環境下に設置して良好
に使用できる。また、油タンク1内部を常時予圧する圧
力は非常に低くて良く、油タンク1を格別に耐圧構造に
することなくできる。さらにまた、既設の油タンクにエ
アブリーザの個所を閉塞したりして容易に実施すること
ができる。さらにまた、第2電磁切換弁22は2位置2
ポートであるため、2位置3ポートの第2電磁切換弁1
5を用いた一実施例のものより、コストダウンを図るこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】このように本発明によれば、請求項1の
ものでは、密閉した内部に圧縮空気が流通する流路を連
通して内部を常時圧縮空気により予圧を付与して設け、
内部の予圧を一定範囲の設定圧力と比較して設け、圧縮
空気が流通する流路には、予圧が設定圧力の下限より高
い場合には流路を閉じる第1位置と予圧が設定圧力の下
限より低い場合には流路を開く第2位置とを有する2位
置2ポートの第1電磁切換弁と、予圧が設定圧力の上限
より低い場合には流路を開いて大気に解放する排気側を
遮断する第1位置と予圧が設定圧力の上限より高い場合
には流路を閉じて油タンク内部を排気側に連通する第2
位置とを有する2位置3ポートの第2電磁切換弁とを直
列に配設して成り、また請求項2のものでは、密閉した
内部に圧縮空気が流通する流路及び大気に解放する流路
を接続して内部を常時圧縮空気により予圧を付与して設
け、内部の予圧を一定範囲の設定圧力と比較して設け、
圧縮空気が流通する流路には予圧が設定圧力の下限より
高い場合には流路を閉じる第1位置と予圧が設定圧力の
下限より低い場合には流路を開く第2位置とを有する2
位置2ポートの第1電磁切換弁を配設し、大気に解放す
る流路には予圧が設定圧力の上限より低い場合には流路
を閉じる第1位置と予圧が設定圧力の上限より高い場合
には流路を開く第2位置とを有する2位置2ポートの第
2電磁切換弁を配設したことにより、両請求項のもの
は、ともに内部を貯蔵作動油量の急激な変動にかかわり
なく常時一定の圧力範囲内に維持することができて、油
タンクを塵埃が多い環境下に設置して良好に使用でき
る。 また、油タンク内部を常時予圧する圧力は非常に
低くて良く、油タンクを格別に耐圧構造にすることなく
できる。さらにまた、格別な耐圧構造を必要としないこ
とにより、既設の油タンクにエアブリーザの個所を閉塞
したりして容易に実施することができる。
【0017】さらにまた、請求項2のものでは、第2電
磁切換弁が2位置2ポートであるため、2位置3ポート
の第2電磁切換弁を用いた請求項1のものより、コスト
ダウンを図ることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す油タンクの回路図であ
る。
【図2】本発明の他実施例を示す油タンクの回路図であ
る。
【符号の説明】
1油タンク 2油圧ポンプ 8、20、21流路 13第1電磁切換弁 15、22第2電磁切換弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に貯蔵した作動油を油圧ポンプで吸
    入吐出して外部負荷に供給したり外部負荷より作動油が
    還流したりして内部に貯蔵する作動油量が変動する油タ
    ンクにおいて、作動油を貯蔵する内部を密閉して設け、
    密閉した内部に圧縮空気が流通する流路を連通して内部
    を常時圧縮空気により予圧を付与して設け、内部の予圧
    を一定範囲の設定圧力と比較して設け、圧縮空気が流通
    する流路には、予圧が設定圧力の下限より高い場合には
    流路を閉じる第1位置と予圧が設定圧力の下限より低い
    場合には流路を開く第2位置とを有する2位置2ポート
    の第1電磁切換弁と、予圧が設定圧力の上限より低い場
    合には流路を開いて大気に解放する排気側を遮断する第
    1位置と予圧が設定圧力の上限より高い場合には流路を
    閉じて油タンク内部を排気側に連通する第2位置とを有
    する2位置3ポートの第2電磁切換弁とを直列に配設し
    て成る油タンク。
  2. 【請求項2】 内部に貯蔵した作動油を油圧ポンプで吸
    入吐出して外部負荷に供給したり外部負荷より作動油が
    還流したりして内部に貯蔵する作動油量が変動する油タ
    ンクにおいて、作動油を貯蔵する内部を密閉して設け、
    密閉した内部に圧縮空気が流通する流路及び大気に解放
    する流路を接続して内部を常時圧縮空気により予圧を付
    与して設け、内部の予圧を一定範囲の設定圧力と比較し
    て設け、圧縮空気が流通する流路には予圧が設定圧力の
    下限より高い場合には流路を閉じる第1位置と予圧が設
    定圧力の下限より低い場合には流路を開く第2位置とを
    有する2位置2ポートの第1電磁切換弁を配設し、大気
    に解放する流路には予圧が設定圧力の上限より低い場合
    には流路を閉じる第1位置と予圧が設定圧力の上限より
    高い場合には流路を開く第2位置とを有する2位置2ポ
    ートの第2電磁切換弁を配設して成る油タンク。
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