JP2002172672A - 竪型射出成形機における安全装置 - Google Patents

竪型射出成形機における安全装置

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JP2002172672A
JP2002172672A JP2000374783A JP2000374783A JP2002172672A JP 2002172672 A JP2002172672 A JP 2002172672A JP 2000374783 A JP2000374783 A JP 2000374783A JP 2000374783 A JP2000374783 A JP 2000374783A JP 2002172672 A JP2002172672 A JP 2002172672A
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movable
belt
screw shaft
pulley
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JP2000374783A
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Toshiyuki Sato
敏幸 佐藤
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Niigata Engineering Co Ltd
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Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定部に対して可動部を上下動させる直線移
動機構に回転駆動装置から動力を伝達する伝動機構のベ
ルトの異常を確実に検出でき、かつ、可動部の落下を確
実に防止して、安全を確保する。 【解決手段】 型締装置Aの可動盤5を上下動させるト
グル機構(型締機構)8のクロスヘッド17に固定され
たボールナット(ナット)18には、固定盤(固定部)
3とマシンボディ2に支持したボールねじ軸(ねじ軸)
19が螺合され、ねじ軸19がプーリ20、22間に巻
き掛けた2本のタイミングベルト(ベルト)23a,2
3bを介して電動サーボモータ(回転駆動装置)21で
回転されてトグル機構8が伸縮する。ベルトセンサーS
1により各タイミングベルト23a,23bの破断が検
出されると共に、1本のベルトが破断しても残りの1本
で駆動力がねじ軸19に伝達され射出装置Bを含む可動
部の落下が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出装置と型締装
置が縦方向に配置された竪型射出成形機における安全装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、型締装置とその可動盤上に設けた
射出装置とを縦方向に配置した竪型射出成形機におい
て、サーボモータにより1つの駆動プーリと1本の伝達
ベルトと1つの従動プーリとからなる伝動機構を介して
1つのボールねじ軸を回転させ、該ボールねじ軸にねじ
合わせたボールナットを移動させてトグル機構を上下に
伸縮させ、このトグル機構の伸縮運動によりタイバーを
介して該タイバーの上端に固定された可動盤を、該可動
盤の下方に位置してマシンボディに固定された固定盤に
対して上下動させ、固定盤に固定された固定金型と可動
盤に固定された可動金型との型開閉、型締めを行うよう
にした型締装置に対し、前記伝達ベルトの近傍に伝達ベ
ルトの有無を検出するベルトセンサーを設けると共に、
前記従動プーリの近傍に従動プーリの回転を検出する回
転センサーを設けて、前記ベルトセンサーで伝達ベルト
が検出されなくなったり、回転センサーで従動プーリの
回転が検出されなくなったりしたことにより、前記伝達
ベルトに異常が発生したことを検出することができるよ
うにした安全装置を備えたものが知られている(特開2
000−6222号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記安
全装置では1本の伝達ベルトでサーボモータの駆動力を
1本のねじ軸に伝達するものであるから、1本の伝達ベ
ルトが完全に破断した場合には可動盤や射出装置の重量
を支えることができなくなるので、他に機械的なストッ
パを設けなければならず、また、ベルトセンサーや回転
センサーは、電源がONになっていないと動作せず、各
センサー自体が故障した場合には伝達ベルトの異常が検
出できないという問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、固定部に対して可動部を上下動させる直線移
動機構に回転駆動装置から動力を伝達する伝動機構のベ
ルトの異常を容易に検出でき、かつ、可動部の落下を確
実に防止して安全を確保することができる竪型射出成形
機における安全装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明の他の目的は、構造が簡単で、実施が容易な
竪型射出成形機における安全装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、以下の点を特徴としている。すなわち、
請求項1に係る竪型射出成形機の安全装置は、固定盤に
対し可動盤を型締機構を介して上下動させて金型の開
閉、型締を行う型締装置と、該型締装置の可動盤に支持
されフィード機構により可動盤に対して上下動される射
出装置とを備え、前記型締機構とフィード機構のうちの
少なくとも一方が、回転駆動装置からプーリとベルトに
より伝達された回転運動を直線運動に変換して可動部を
固定部に対して移動させる直線移動機構を有する竪型射
出成形機における安全装置において、前記直線移動機構
に設けられたプーリと回転駆動装置に設けられたプーリ
との間には複数本のベルトが巻き掛けられていると共
に、各ベルトの破断を検出するベルトセンサーが設けら
れていることを特徴とする。
【0006】上記竪型射出成形機における安全装置にお
いては、回転駆動装置の回転がプーリと複数本のベルト
を介して直線移動機構に伝達され、該直線移動機構によ
り直線運動に変換され、この直線運動によって前記型締
装置の型締機構または射出装置のフィード機構が作動さ
れて型開閉、型締が行われ、または、射出ノズルのノズ
ルタッチとその解除が行われる。前記型開閉の動作時も
しくは型開状態での停止時に、または、前記ノズルタッ
チ時もしくはその解除が行われて射出装置が停止してい
る時に、前記ベルトの少なくとも1本を残して他のベル
トが不意に破断するといった故障が発生した場合には、
該ベルトの破断がベルトセンサーにより直ちに検出され
てベルト異常が検知されると共に、破断しないベルトに
より回転駆動装置の駆動力が直線移動機構に伝達され
て、可動部に作用する荷重を支えるので、前記ベルトの
一部本数の破断により前記可動部が不用意に落下すると
いった事態が確実に防止され、装置の破損が避けられる
と共に、安全が確保される。また、直線移動機構のプー
リの回転を検出する回転センサーを必要としないので、
センサーの個数が少なくて済み、構成が簡単となり、故
障の発生する確率も低くなり、信頼性が向上される。
【0007】請求項2に係る竪型射出成形機における安
全装置は、請求項1に記載の装置において、直線移動機
構は、固定部と可動部のうちの一方に回転自在に支持さ
れたねじ軸と、固定部と可動部のうちの他方に固定され
前記ねじ軸にねじ合わされているナットとを備え、前記
各ねじ軸にプーリが固定されていることを特徴とする。
【0008】請求項3に係る竪型射出成形機における安
全装置は、請求項1に記載の装置において、直線移動機
構が、固定部と可動部のうちの一方に回転自在に支持さ
れたナットと、固定部と可動部のうちの他方に固定され
前記ナットにねじ合わされているねじ軸とを備え、前記
各ナットにプーリが固定されていることを特徴とする。
請求項2、3に係る竪型射出成形機における安全装置に
おいては、固定部や可動部にまたはそれらの周辺に付設
される装置の設置状態に応じて直線移動機構の態様を適
宜に選択して構成し得る。
【0009】請求項4に係る竪型射出成形機における安
全装置は、請求項2または3に記載の装置において、固
定部が型締装置の可動盤であり、可動部が可動盤の上方
に位置され該可動盤の上面に立設されたガイドロッドに
案内されて上下動する射出装置の加熱筒保持プレートで
あることを特徴とする。この竪型射出成形機における安
全装置においては、射出装置全体の重量がフィード機構
として作動する直線移動機構に付加荷重として作用する
が、該直線移動機構へのプーリとベルトによる駆動力の
伝達が常時確実に行われるので、射出装置が不用意に落
下して射出ノズルやその他の部分が破損する等の事態が
防止され、安全が確保される。
【0010】請求項5に係る竪型射出成形機における安
全装置は、請求項2または3に記載の装置において、前
記固定部はマシンボディに固定された固定盤であり、前
記可動部は型締装置の可動盤を固定盤に対して移動させ
るトグル機構のクロスヘッドであることを特徴とする。
この竪型射出成形機における安全装置においては、型締
装置や射出装置の全体重量がトグル機構を介してそのク
ロスヘッドを作動する直線移動機構に付加荷重として作
用するが、該直線移動機構へのプーリとベルトによる駆
動力の伝達が常時確実に行われるので、型締装置の可動
盤や射出装置が不用意に落下してそれらが破損する等の
事態が防止され、安全が確保される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る竪型射出成形
機における安全装置の一実施の形態を添付図面を参照し
て説明する。図1において、1は型締装置Aとその上の
射出装置Bとを縦方向に配置した竪型射出成形機であ
る。前記型締装置Bは、マシンボディ2の上面に固定さ
れた固定盤(固定部)3と、該固定盤3とマシンボディ
2を貫通して上下方向に延長された3本(図1では2本
のみ図示)のタイバー4の上端に固定され、前記固定盤
3の上方に位置して設けられた可動盤5と、前記タイバ
ー4の下端に固定されて固定盤3の下方に位置されてい
るエンドプレート6と、該エンドプレート6と前記固定
盤3との間に設けられた上下に伸縮自在のトグル機構
(型締機構)8と、マシンボディ2に取り付けられ前記
トグル機構8を伸縮作動させて前記エンドプレート6と
前記タイバー4と介して前記可動盤5を上下方向に移動
させる駆動装置7とを備えている。
【0012】前記トグル機構8は、固定盤3の下面にピ
ン9で上下に回動自在に連結されたトグルリンク10,
10と、一端をエンドプレート6の上面にピン11で上
下に回動自在に連結され他端をピン12で前記トグルリ
ンク10に連結されたトグルリンク13と、一端をピン
14で前記トグルリンク10に上下に回動自在に連結さ
れたトグルピース15の他端にピン16で連結されたク
ロスヘッド(可動部)17とを備えている。該クロスヘ
ッド17には1つのボールナット(ナット)18が固定
されており、該ボールナット18には、上端を前記固定
盤3に、下端を前記マシンボディ2にそれぞれ回転自在
に支持されたボールねじ軸(ねじ軸)19がねじ合わさ
れている。前記ボールナット18とボールねじ軸19は
前記駆動装置7における第1の直線移動機構C1を構成
し、後述の第1の伝動機構D1からの回転を直線運動に
変換してクロスヘッド17を上下動させるようになって
いる。なお、前記ナット18とねじ軸19のねじ部は、
ボールねじに限らず、台形ねじ、角ねじ等であってもよ
い。
【0013】前記ボールねじ軸19の下端に固定された
プーリ20と、マシンボディ2に取り付けられた1つの
電動サーボモータ(回転駆動装置)21に固定したプー
リ22とには、上下に並列して設けた2本のタイミング
ベルト(ベルト)23a,23bが巻き掛けられてお
り、前記電動サーボモータ21が回転すると、ボールね
じ軸19が回転されてボールナット18が上下動し、こ
れによりクロスヘッド17が上下動して前記トグル機構
8が伸縮されるようになっている。そして、該トグル機
構8の伸縮によりタイバー4を介して可動盤5が上下動
して、可動盤5に固定した可動金型K1と固定盤3に固
定した固定金型K2とが型開閉、型締めが行われるよう
になっている。前記プーリ20,22、タイミングベル
ト23a,23bは前記駆動装置7における第1の伝動
機構D1を構成している。
【0014】前記タイミングベルト23a,23bの一
方の走行路には、各ベルトの破断を検出する光電管等か
らなるベルトセンサーS1が、支持片を介してマシンボ
ディ2に設置され制御器Gに電気的に接続されており、
ベルト破断の検出信号が制御器Gに入力されたとき、前
記減速機付電動機21が停止され、必要に応じて警報ラ
ンプやブザー等の警報器が作動されるように構成されて
いる(図2参照)。なお、前記クロスヘッド17は、上
下端部を前記固定盤3とマシンボディ2とに固定した一
対のガイドロッド24に案内されて円滑に上下動するよ
うになっている。
【0015】また、前記射出装置Bは、加熱筒25を固
定した加熱筒保持プレート(可動部)26を備えてい
る。該加熱筒保持プレート26は、前記可動盤(射出装
置Bに対して固定部)5の上面に立設された左右各2本
(合計4本)のガイドロッド27に上下動自在に案内支
持されている。なお、射出装置Bには前記加熱筒25内
に挿入されている射出スクリュ29を回転させると共に
軸方向に前後進させる駆動装置Eが設けられ、該駆動装
置Eはガイドロッド27の上端部に案内されて加熱筒保
持プレート26と一緒に上下動する移動プレートHに支
持されている。
【0016】前記可動盤5の上面には、図3〜図5に示
すように、前記左右各2本のガイドロッド27,27の
間に位置して一対の軸受筒28a,28bが軸受カバー
29を介してボルト29aにより固定されており、該ガ
イドロッド27,27の間にそれらと平行にして上下に
延長した1対のねじ軸30a,30bが、下端を前記軸
受筒28a,28bに固定した軸受31に支持されて軸
回りに回転自在に設けられている。各ねじ軸30a,3
0bの上端部は、前記加熱筒保持プレート26に上下に
貫通してあけられた穴26a、26bに挿通され、加熱
筒保持プレート26の上方において各ガイドロッド2
7,27に固定取付された軸受サポート32a,32b
に、軸受33a,33bで周方向に回転自在に支持され
ている。
【0017】また、各ねじ軸30a,30bの下端部に
おける軸受筒28a,28bの上方近くには、それぞ
れ、プーリ34a,34bがキーと軸受ナット35で固
定されている。各プーリ34a,34bと、可動盤5の
後面側(図4で上方側、図5で右側)に固定されたブラ
ケット36に取り付けた1つの減速機付電動機(回転駆
動装置)37の出力軸に固定したプーリ38とには、上
下に並列して設けた2本のタイミングベルト(ベルト)
39a,39bがそれぞれ共通に巻き掛けられている。
各タイミングベルト39a,39bは、それぞれ、1本
でも加熱筒保持プレート26から上方の射出装置Bの重
量を支えるに必要な駆動力を伝達するだけの強度を有し
ている。
【0018】各タイミングベルト39a,39bは、そ
の内側走行部39cの中間においてベルト外面がアイド
ラプーリ40に接触して内側に凹状に屈曲されて、ベル
トの内側走行部39cが可動盤5の中心穴5a部から遠
くに離間して走行するようになっている。前記アイドラ
プーリ40は、前記ブラケット36の上面にボルトで取
り付けたプレート42に固定された支軸41によって回
転自在に支持されており、プレート42のブラケット3
6に対する取付位置を移動調節することにより、タイミ
ングベルト39a,39bの内側走行部39cの屈曲部
において前記プーリ38に接近、離間する方向に移動調
節され、各タイミングベルト39a,39bの張力を調
整できるようになっている。
【0019】前記移動調節を行うための調整ボルト43
が、アイドラプーリ40を間にしてタイミングベルト3
9a,39bの反対側に位置して、前記ブラケット36
に固定した支持板44にねじ合わされている。前記プー
リ34a,34b,38、タイミングベルト39a,3
9b、アイドラプーリ40等が減速機付電動機37の回
転を各ねじ軸30a,30bに伝達する第2の伝動機構
D2を構成している。前記タイミングベルト39a,3
9bの外側走行部39dの走行路には、前記タイミング
ベルト23a,23bの場合と同様に、各ベルトの破断
を検出する光電管等からなるベルトセンサーS2が、支
持片を介して可動盤5に設置され前記制御器Gに電気的
に接続されており、ベルト破断の検出信号が制御器Gに
入力されたとき、前記減速機付電動機37が停止され、
必要に応じて警報ランプやブザー等の警報器が作動され
るように構成されている。
【0020】前記ねじ軸30a,30bの上部の台形ね
じ、各ねじ、ボールねじ等からなるねじ部30c,30
dには、それぞれ、台形ねじ、角ねじ、ボールねじ等か
らなるナット45a,45bがねじ合わされており、該
ナット45a,45bは、その円筒部をナット支持板4
6a,46bの中央穴に下から挿通して下端フランジを
介してボルト47でナット支持板46a,46bに固定
されている。各ナット支持板46a,46bは、それら
の前後端側(図5で左右端側)にあけた一対の軸穴4
8,48に下から挿通されて前記加熱筒保持プレート2
6に固定した一対のばねガイド49,49に沿って上下
方向にのみ移動可能に支持されている。そして、ばねガ
イド49,49の下端にはボルト50でばね受プレート
51が固定されており、該ばね受プレート51の上面と
各ナット支持板46a,46bの下面との間には、各ば
ねガイド49,49に装着された圧縮ばね52が設けら
れ、常時、該圧縮ばね52によってナット支持板46
a,46bが上方に付勢されている。
【0021】これにより、各ナット45a,45bは、
各ナット支持板46a,46bの下面が前記ばねガイド
49,49の中間部における段部49a,49aに当接
する位置まで、上下方向にのみ一定の範囲だけ相対移動
が可能なように加熱筒保持プレート26に支持されてい
る。前記各ねじ軸30a,30b、各ナット45a,4
5b、各ナット支持板36a,36b等が第2の伝動機
構D2からの回転を直線運動に変換して前記加熱筒保持
プレート26を上下動させる第2の直線移動機構C2を
構成している。
【0022】前記減速機付電動機37と、第2の伝動機
構D2と、第2の直線移動機構C2とで射出装置Bのフ
ィード機構Fを構成し、減速機付電動機37が回転して
各ねじ軸30a,30bが回転すると、加熱筒保持プレ
ート26が各ナット45a,45bを介してねじ軸30
a,30bの軸方向に上下動して、射出装置Bに前進、
後退移動が与えられ、その加熱筒25における射出ノズ
ルの可動金型K1に対するノズルタッチが前記圧縮ばね
52の弾力を介して弾性的に行われ、また、そのノズル
タッチの解除が行われるようになっている。
【0023】次に、前記のように構成された竪型射出成
形機における安全装置の作用について説明する。成形に
際して、電動サーボモータ21が正回転しプーリ22,
タイミングベルト23a,23b、プーリ20を介して
ボールねじ軸19が回転すると、ボールナット18を介
してクロスヘッド17が下方に移動してトグル機構8が
伸長されるので、前記エンドプレート7が下降する。こ
れにより、前記可動盤5が下降して固定盤3に固定され
た固定金型K2と可動盤5に固定された可動金型K1と
が型閉じされた後型締めされる。この型締めが完了され
ると、減速機付電動機37が作動され、プーリ38、タ
イミングベルト39a,39b、プーリ34a,34b
を介して各ねじ軸30a,30bが一緒に回転し、各ね
じ軸30a,30bにねじ合わされているナット45
a,45bを介して前記加熱筒保持プレート26が下降
する。
【0024】加熱筒保持プレート26が所定ストローク
だけ下降すると、射出装置Bの加熱筒25の射出ノズル
25aが可動金型K1に当接してノズルタッチが行われ
る。このノズルタッチ時に、各ねじ軸30a,30bが
慣性で回転して各ナット45a,45bを下降させて
も、該ナット45a,45bは圧縮ばね52の弾力に抗
して下降するだけで前記加熱筒保持プレート26を下降
させることはないので、射出ノズル25aは前記圧縮ば
ね52により緩衝されて可動金型K1に当接して、その
圧縮力にもとづくノズルタッチが維持されると共に、前
記ナット45a,45bの駆動系に無理な力が作用する
ことがない。
【0025】前記ノズルタッチが終了すると、予め加熱
筒25内の前端側(下端側)に計量されていた溶融樹脂
が、射出スクリュの前進移動(下降)により射出ノズル
25aを通して金型K(K1,K2)のキャビティ内に
射出される。該金型Kに成形された成型品が冷却されて
固化すると、前記減速機付電動機37が逆転することに
より、第2の伝動機構D2を介してねじ軸30a,30
bが逆転してナット45a,45bが上方に移動し、こ
れにより、ナット支持板46a,46bを介して加熱筒
保持プレート26が上昇されて加熱筒25の射出ノズル
25aが可動金型K1から離れてノズルタッチが解除さ
れ、射出装置Bは所定の上昇端位置(後退端位置)まで
移動される。
【0026】また、電動サーボモータ21が逆転するこ
とにより、第1の伝動機構D1を介してボールねじ軸1
9が逆転してボールナット18が上方に移動し、これに
より、クロスヘッド17が上昇してトグル機構8が収縮
しエンドプレート6が上昇するので、タイバー4,4を
介して可動盤5が上昇して固定盤3から離れ、金型Kの
型開きが行われると共に、図示しないエジェクタ装置に
より成型品が金型外へ突き出される。
【0027】前記型締装置Aにおいて可動盤5が上下動
して金型Kが開閉する際には、電動サーボモータ(回転
駆動装置)21の回転が2本のタイミングベルト23
a,23bによってボールねじ軸19に伝達されて、ボ
ールナット18と一体のクロスヘッド(可動部)17が
上下動されると共に、前記ベルトセンサーS1で各タイ
ミングベルト23a,23bの破断の有無を監視される
ように構成されているので、長期間の使用による劣化等
によって、万一、いずれか一方のタイミングベルト23
a(23b)が突然に破断した場合は、破断していない
他方のタイミングベルト23b(39a)によって電動
サーボモータ21の駆動力がボールねじ軸19に伝達さ
れ、これにより、可動盤5と可動金型K1および射出装
置B等の重量が支持されると共に、ベルトセンサーS1
でタイミングベルト23a(23b)の破断が検出され
ることにより電動サーボモータ21の作動が停止され、
必要に応じて警報が発せられてタイミングベルトの破断
が報知される。
【0028】また、前記射出装置Bが下降、上昇してノ
ズルタッチとその解除が行われる際には、減速機付電動
機(回転駆動装置)37の出力軸に固定したプーリ38
と、2つのねじ軸30a,30bに固定されたプーリ3
4a,34bとに共通に巻き掛けた2つのタイミングベ
ルト39a,39bによって、各ねじ軸30a,30b
が一緒に回転されて加熱筒保持プレート(可動部)26
が昇降するようになっているので、型締装置Aのタイミ
ングベルト23a,23bの場合と同様に、一方のタイ
ミングベルト39a(39b)が突然に破断された場合
は、破断していない他方のタイミングベルト39b(3
9a)によって減速機付電動機37の駆動力が各ねじ軸
30a,30bに伝達され、これにより、加熱筒保持プ
レート26とその上方にある射出装置Bの重量が支持さ
れると共に、前記ベルトセンサーS2からの信号により
減速機付電動機37の作動が停止され、必要に応じて警
報が発せられてタイミングベルトの破断が報知される。
【0029】したがって、前記実施の形態によれば、第
1の伝動機構D1におけるタイミングベルト23a,2
3bのうちの1本が破断しても、電動サーボモータ21
からクロスヘッド(可動部)17を移動させる直線移動
機構C2への駆動力が完全に断たれることが防止され、
また、第2の伝動機構D2におけるタイミングベルト3
9a,39bのうちの1本が破断しても、減速機付電動
機37から加熱筒保持プレート(可動部)26を移動さ
せる直線移動機構C2への駆動力が完全に断たれること
が防止されるので、型開状態にある金型K1が不用意に
落下して型閉するといった事態や、射出装置Bが不用意
に落下して射出ノズル5aを可動金型K1に当接してし
まうといった事態が発生するおそれが無くなり、安全が
確保される。
【0030】2本のタイミングベルト23a,23b、
または2本のタイミングベルト39a,39bが同時に
破断する確率は極めて低いので、2本のタイミングベル
トにより直線移動機構C1,C2へ回転駆動装置21、
37の駆動力を伝達する構成により安全が良好に確保さ
れる。しかも、タイミングベルトの一部破断等の異常を
検出するための回転センサーをプーリ等の回転部に設け
なくて済むので、高価なセンサーを多数使用しなくて済
み、安価であると共に保守も容易に行える。
【0031】なお、前記実施の形態においては、型締装
置Aにおいて、クロスヘッド(可動部)17にナット1
8を固定し、これにねじ合わせたねじ軸19を固定盤
(固定部)3とマシンボディ(固定部)2に回転自在に
支持して、該ねじ軸19を第1の伝動機構D1を介して
回転駆動装置21で回転させて可動部17を上下動させ
る構成としたが、これに代えて、ねじ軸19を可動部1
7に固定し、ナット18を固定盤3もしくはマシンボデ
ィ2に、またはエンドプレート(クロスヘッド17に対
して固定部)6に回転自在に支持して、該ナット18を
回転駆動装置21で回転させて可動部17を上下動させ
るようにしてもよい。
【0032】また、前記射出装置Bにおいて、ねじ軸3
0a,30bを可動盤(固定部)5に回転自在に支持
し、ナット45a,45bを加熱筒保持プレート(可動
部)26に回転不可に支持して、固定部5に設けた回転
駆動装置37で第2の伝動機構D2を介して前記ねじ軸
30a,30bを回転させて可動部26を上下動するよ
うにしたが、これに代えて、固定部5にナット45a,
45bを回転不可に支持し、ねじ軸30a,30bを可
動部26に回転自在に支持して、それらを可動部26に
設けた回転駆動装置37で回転させるようにしてもよ
い。また、固定部5にねじ軸30a,30bを固定し、
可動部26にナット45a,45bを回転自在に支持し
て、それらを可動部26に設けた回転駆動装置37で回
転させるようにしてもよい。さらに、可動部26にねじ
軸30a,30bを固定し、固定部5にナット45a,
45bを回転自在に支持して、それらを固定部5に設け
た回転駆動装置37で回転させるようにしてもよい。
【0033】また、前記実施の形態においては、本発明
に係る安全装置を、前記射出装置Bを上下動してその加
熱筒25の射出ノズル25aを金型Kにノズルタッチを
行わせるフィード機構Fと型締装置Aのトグル機構(型
締機構)8の両方に適用したが、これに限らず、フィー
ド機構Fと型締機構8のいずれか一方にのみ適用しても
良い。この場合、型締機構8は、金型K、可動盤5、エ
ンドプレート6,タイバー4、射出装置B等の全体重量
を支持して作動するので、それらの大きな重量物の落下
を防止して安全を確保するために、少なくとも型締機構
8に適用することが望ましい。
【0034】また、前記実施の形態においては、第1、
第2の直線移動機構C1、C2に回転駆動装置21、3
7の回転を伝達する第1、第2の伝動機構D1,D2
に、それぞれ、2本のタイミングベルト(ベルト)23
a,23b、39a,39bを設けた構成になっている
ので、ベルト破断による第1、第2の直線移動機構C
1、C2への駆動力の伝達が不能になる異常状態の発生
する確率を減らして安全を保持することができるが、ベ
ルトの本数は2本に限らず、3本以上の複数本にして一
層安全を確実なものとしてもよい。
【0035】また、前記実施の形態においては、第1、
第2の直線移動機構C1,C2をねじ軸19、30a,
30bにナット18、45a,45bをねじ合わせてね
じ軸19、30a,30bの回転でナット18、45
a,45bに取り付けたクロスヘッド(可動部)17、
加熱筒保持プレート(可動部)26を移動させる構成の
ものとしたが、これに変えて、クランク軸に連接棒を連
結して、クランク軸をプーリにベルトを巻き掛けた伝動
機構を介して回転駆動装置で回転させて、連接棒により
可動部を往復動させる構成とすることもできる。
【0036】さらに、前記実施の形態においては、前記
トグル機構8のクロスヘッド17を可動部とし、直線移
動機構C1によりトグル機構8を介して間接的にエンド
プレート6を駆動して可動盤5を上下動させているが、
前記トグル機構8を省略し、エンドプレート6を可動部
としてこれにナット18を固定し、該ナット18にねじ
軸19をねじ合わせた直線移動機構によりエンドプレー
ト6を直接に駆動するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の優れた効果を奏する。請求項1に係る竪型射出成形
機における安全装置によれば、固定部に対して可動部を
上下移動させる直線移動機構に回転駆動装置の回転を伝
達する伝動機構のベルトの少なくとも1本を残して他の
ベルトが不意に破断するといった故障が発生した場合で
も、該ベルトの破断がベルトセンサーにより直ちに検出
されてベルト異常が検知されると共に、破断しないベル
トにより回転駆動装置の駆動力が直線移動機構に伝達さ
れて、可動部に作用する荷重を支えることができるの
で、前記ベルトの一部本数の破断により前記可動部が不
用意に落下するといった事態を確実に防止することがで
き、装置の破損を避けることができると共に、安全を確
保することができる。しかも、ベルトセンサーの他に直
線移動機構のプーリの回転を検出する回転センサーを必
要としないので、センサーの個数が少なくて済み、構成
が簡単で実施が容易となると共に、故障の発生する確率
が低くなり、信頼性を向上させることができる。
【0038】請求項2、3に係る竪型射出成形機におけ
る安全装置においては、固定部や可動部にまたはそれら
の周辺に付設される装置の設置状態に応じて直線移動機
構を適宜に選択した態様によって容易に構成することが
できる。請求項4に係る竪型射出成形機における安全装
置においては、射出装置全体の重量がフィード機構とし
て作動する直線移動機構に付加荷重として作用しても、
該直線移動機構へのプーリとベルトによる駆動力の伝達
が常時確実に行われるので、射出装置が不用意に落下し
て射出ノズルやその他の部分が破損する等の事態を未然
に防止することができて、安全を確保することができ
る。
【0039】請求項5に係る竪型射出成形機の安全装置
においては、型締装置や射出装置の全体重量がトグル機
構を介してそのクロスヘッドを作動する直線移動機構に
付加荷重として作用しても、該直線移動機構へのプーリ
とベルトによる駆動力の伝達が常時確実に行われるの
で、型締装置の可動盤や射出装置等の重量物が不用意に
落下してそれらが破損する等の事態を未然に防止するこ
とができて、安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る竪型射出成形機
の正面図である。
【図2】 図1のイ矢視図である。
【図3】 本発明の一実施の形態に係る竪型射出成形機
における射出装置のフィード機構の正面図である。
【図4】 図3のロ−ロ断面図である。
【図5】 図3のハ矢視図である。
【符号の説明】
1 竪型射出成形機 2 マシンボディ 3 固定盤(固定部) 4 タイバー 5 可動盤(固定部) 6 エンドプレー
ト 8 トグル機構(型締機構) 17 クロスヘッ
ド(可動部) 18 ボールナット(ナット) 19 ボールねじ
軸(ねじ軸) 21 電動サーボモータ(回転駆動装置) 20,22,34a,34b,38 プーリ 23a,23b,39a,39b タイミングベルト
(ベルト) 25 加熱筒 26 加熱筒保持
プレート(可動部) 27 ガイドロッド 28 軸受筒 30a,30b ねじ軸 37 減速機付電
動機(回転駆動装置) 45a,45b ナット 46a,46b
ナット支持板 A 型締装置 B 射出装置 C1,C2 直線移動機構 D1,D2 伝動
機構 F フィード機構 G 制御器 S1,S2 ベルトセンサー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定盤に対し可動盤を型締機構を介して
    上下動させて金型の開閉、型締を行う型締装置と、該型
    締装置の可動盤に支持されフィード機構により可動盤に
    対して上下動される射出装置とを備え、前記型締機構と
    フィード機構のうちの少なくとも一方が、回転駆動装置
    からプーリとベルトにより伝達された回転運動を直線運
    動に変換して可動部を固定部に対して移動させる直線移
    動機構を有する竪型射出成形機における安全装置におい
    て、 前記直線移動機構に設けられたプーリと回転駆動装置に
    設けられたプーリとの間には複数本のベルトが巻き掛け
    られていると共に、各ベルトの破断を検出するベルトセ
    ンサーが設けられていることを特徴とする竪型射出成形
    機における安全装置。
  2. 【請求項2】 前記直線移動機構は、固定部と可動部の
    うちの一方に回転自在に支持されたねじ軸と、固定部と
    可動部のうちの他方に固定され前記ねじ軸にねじ合わさ
    れているナットとを備え、前記各ねじ軸に前記プーリが
    固定されていることを特徴とする請求項1に記載の竪型
    射出成形機における安全装置。
  3. 【請求項3】 前記直線移動機構は、固定部と可動部の
    うちの一方に回転自在に支持されたナットと、固定部と
    可動部のうちの他方に固定され前記ナットにねじ合わさ
    れているねじ軸とを備え、前記各ナットに前記プーリが
    固定されていることを特徴とする請求項1に記載の竪型
    射出成形機における安全装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部は型締装置の可動盤であり、
    前記可動部は可動盤の上方に位置され該可動盤の上面に
    立設されたガイドロッドに案内されて上下動する射出装
    置の加熱筒保持プレートであることを特徴とする請求項
    2または3に記載の竪型射出成形機における安全装置。
  5. 【請求項5】 前記固定部はマシンボディに固定された
    固定盤であり、前記可動部は型締装置の可動盤を固定盤
    に対して移動させるトグル機構のクロスヘッドであるこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載の竪型射出成形
    機における安全装置。
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